JPH10201215A - リニアモータの要素コイル構造 - Google Patents
リニアモータの要素コイル構造Info
- Publication number
- JPH10201215A JPH10201215A JP585497A JP585497A JPH10201215A JP H10201215 A JPH10201215 A JP H10201215A JP 585497 A JP585497 A JP 585497A JP 585497 A JP585497 A JP 585497A JP H10201215 A JPH10201215 A JP H10201215A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- substrate
- board
- linear motor
- main coil
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コイルの長さを容易に拡大、縮小させること
のできる要素コイル構造を提供する。 【解決手段】 移動子が永久磁石、固定子がコイルで構
成されているリニアモータにおいて、前記コイルの1極
分を構成する要素コイルを、両端に相補形状の連結部を
有するメインコイル用基板10と、このメインコイル用
基板10の1端に物理的及び電気的に連結されるコイル
エンド用基板20と、前記メインコイル用基板10の他
端に物理的及び電気的に連結されるリード配線用基板3
0の3種から構成し、かつ前記メインコイル用基板10
は、端部の連結部において複数個を連結可能としたリニ
アモータの要素コイル構造。各々の基板の位置決め用と
して基板上下周辺部に位置決め用基準穴16,23,3
3を設ける。
のできる要素コイル構造を提供する。 【解決手段】 移動子が永久磁石、固定子がコイルで構
成されているリニアモータにおいて、前記コイルの1極
分を構成する要素コイルを、両端に相補形状の連結部を
有するメインコイル用基板10と、このメインコイル用
基板10の1端に物理的及び電気的に連結されるコイル
エンド用基板20と、前記メインコイル用基板10の他
端に物理的及び電気的に連結されるリード配線用基板3
0の3種から構成し、かつ前記メインコイル用基板10
は、端部の連結部において複数個を連結可能としたリニ
アモータの要素コイル構造。各々の基板の位置決め用と
して基板上下周辺部に位置決め用基準穴16,23,3
3を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータ用固
定子の要素コイル構造に関する。
定子の要素コイル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】移動子側に永久磁石、固定子側にコイル
で構成されたリニアモータは、コイルの長さによって、
移動子の移動距離が変わってくる。現状、コイルは、銅
をノッチングし、パターンを形成する方法、巻線による
方法、プリント基板による方法等、様々な方式がとられ
ている。
で構成されたリニアモータは、コイルの長さによって、
移動子の移動距離が変わってくる。現状、コイルは、銅
をノッチングし、パターンを形成する方法、巻線による
方法、プリント基板による方法等、様々な方式がとられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、コイル部分の長さを可変するようには設計されてい
ないためリニアモータの移動範囲を拡大、縮小させるこ
とが容易にできないという問題があった。本発明は、コ
イルの長さを容易に拡大、縮小させることのできる要素
コイル構造を提供することを目的とする。
は、コイル部分の長さを可変するようには設計されてい
ないためリニアモータの移動範囲を拡大、縮小させるこ
とが容易にできないという問題があった。本発明は、コ
イルの長さを容易に拡大、縮小させることのできる要素
コイル構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のリニアモータの要素コイル構造は、移動子
が永久磁石、固定子がコイルで構成されているリニアモ
ータにおいて、前記コイルの1極分を構成する要素コイ
ルを、両端に相補形状の連結部を有するメインコイル用
基板と、このメインコイル用基板の1端に物理的及び電
気的に連結されるコイルエンド用基板と、前記メインコ
イル用基板の他端に物理的及び電気的に連結されるリー
ド配線用基板の3種から構成し、かつ前記メインコイル
用基板は、端部の連結部において複数個を連結可能とし
たものである。本発明において、メインコイル用基板の
枚数を増加させることにより、コイル全体の長さを延長
することができる。また、各々の基板の位置決め用とし
て基板上下周辺部に位置決め用基準穴を設けることによ
り、3種類の基板の位置決めを容易にすることができ
る。
め、本発明のリニアモータの要素コイル構造は、移動子
が永久磁石、固定子がコイルで構成されているリニアモ
ータにおいて、前記コイルの1極分を構成する要素コイ
ルを、両端に相補形状の連結部を有するメインコイル用
基板と、このメインコイル用基板の1端に物理的及び電
気的に連結されるコイルエンド用基板と、前記メインコ
イル用基板の他端に物理的及び電気的に連結されるリー
ド配線用基板の3種から構成し、かつ前記メインコイル
用基板は、端部の連結部において複数個を連結可能とし
たものである。本発明において、メインコイル用基板の
枚数を増加させることにより、コイル全体の長さを延長
することができる。また、各々の基板の位置決め用とし
て基板上下周辺部に位置決め用基準穴を設けることによ
り、3種類の基板の位置決めを容易にすることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明実施例の3種類の基板を示
すもので、(A)はメインコイル用基板10の正面図及
び平面図、(B)はコイルエンド用基板20の正面図及
び平面図、(C)はリード配線用基板30の正面図及び
平面図である。メインコイル用基板10は図1(A)の
ような段差構造をしており、その段差部分左側11にコ
イルエンド用基板20、右側12にリード配線用基板3
0が取り付けられる。各基板の接続は図2に示す接続ピ
ン40により上下面の導電部どうしが半田付けされる。
また、各基板の接続用スルーホール13、14、21、
31は図3((a)は断面図、(b)は平面図)のよう
な、大径孔と小径孔の2段孔構造をしており、大径孔側
に接続ピン40の軸部側がくるようにすることにより、
半田付け時の半田の盛り上がりをなくす構造となってい
る。また、すて基板15、22、32上の切り欠きに位
置決め用基準穴16、23、33を有しており、接続用
スルーホール13、14、21、31の位置決めを容易
にしている。
いて説明する。図1は本発明実施例の3種類の基板を示
すもので、(A)はメインコイル用基板10の正面図及
び平面図、(B)はコイルエンド用基板20の正面図及
び平面図、(C)はリード配線用基板30の正面図及び
平面図である。メインコイル用基板10は図1(A)の
ような段差構造をしており、その段差部分左側11にコ
イルエンド用基板20、右側12にリード配線用基板3
0が取り付けられる。各基板の接続は図2に示す接続ピ
ン40により上下面の導電部どうしが半田付けされる。
また、各基板の接続用スルーホール13、14、21、
31は図3((a)は断面図、(b)は平面図)のよう
な、大径孔と小径孔の2段孔構造をしており、大径孔側
に接続ピン40の軸部側がくるようにすることにより、
半田付け時の半田の盛り上がりをなくす構造となってい
る。また、すて基板15、22、32上の切り欠きに位
置決め用基準穴16、23、33を有しており、接続用
スルーホール13、14、21、31の位置決めを容易
にしている。
【0006】図4に基板組み合わせ詳細図を示す。各基
板の位置決めは位置決め用基準穴16、23、33によ
って行われ、各基板の接続は接続ピン40を半田付けす
ることにより行われる。図5にコイルを延長した場合の
略図を示す。ここでは、2枚のメインコイル用基板10
の右側12と左側11を接続用スルーホール13と14
及び接続ピン40により連結している。このようにメイ
ンコイル用基板10の数を増加させることにより、コイ
ルの長さを延長することができる。
板の位置決めは位置決め用基準穴16、23、33によ
って行われ、各基板の接続は接続ピン40を半田付けす
ることにより行われる。図5にコイルを延長した場合の
略図を示す。ここでは、2枚のメインコイル用基板10
の右側12と左側11を接続用スルーホール13と14
及び接続ピン40により連結している。このようにメイ
ンコイル用基板10の数を増加させることにより、コイ
ルの長さを延長することができる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、両
端に相補形状の連結部を有するメインコイル用基板と、
このメインコイル用基板の1端に物理的及び電気的に連
結されるコイルエンド用基板と、メインコイル用基板の
他端に物理的及び電気的に連結されるリード配線用基板
の3種から要素コイルを構成し、かつメインコイル用基
板は、端部の連結部において複数個を連結可能としたこ
とにより、容易にコイルを増減してリニアモータの移動
範囲を拡大、縮小することができる。
端に相補形状の連結部を有するメインコイル用基板と、
このメインコイル用基板の1端に物理的及び電気的に連
結されるコイルエンド用基板と、メインコイル用基板の
他端に物理的及び電気的に連結されるリード配線用基板
の3種から要素コイルを構成し、かつメインコイル用基
板は、端部の連結部において複数個を連結可能としたこ
とにより、容易にコイルを増減してリニアモータの移動
範囲を拡大、縮小することができる。
【図1】 本発明実施例の3種類の基板を示すもので、
(A)はメインコイル用基板10の正面図及び平面図、
(B)はコイルエンド用基板20の正面図及び平面図、
(C)はリード配線用基板30の正面図及び平面図であ
る。
(A)はメインコイル用基板10の正面図及び平面図、
(B)はコイルエンド用基板20の正面図及び平面図、
(C)はリード配線用基板30の正面図及び平面図であ
る。
【図2】 接続ピンの正面図である。
【図3】 接続用スルーホールの拡大図であり、(a)
は断面図、(b)は平面図である。
は断面図、(b)は平面図である。
【図4】 基板組み合わせ詳細図である。
【図5】 コイルを延長した場合の概略斜視図である。
【符号の説明】 10 メインコイル用基板、11 左側部分、12 右
側部分、13,14 接続用スルーホール、15 すて
基板、16 位置決め用基準穴、20 コイルエンド用
基板、21 接続用スルーホール、22 すて基板、2
3 位置決め用基準穴、30 リード配線用基板、31
接続用スルーホール、32 すて基板、33 位置決
め用基準穴、40 接続ピン
側部分、13,14 接続用スルーホール、15 すて
基板、16 位置決め用基準穴、20 コイルエンド用
基板、21 接続用スルーホール、22 すて基板、2
3 位置決め用基準穴、30 リード配線用基板、31
接続用スルーホール、32 すて基板、33 位置決
め用基準穴、40 接続ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 移動子が永久磁石、固定子がコイルで構
成されているリニアモータにおいて、前記コイルの1極
分を構成する要素コイルを、両端に相補形状の連結部を
有するメインコイル用基板と、このメインコイル用基板
の1端に物理的及び電気的に連結されるコイルエンド用
基板と、前記メインコイル用基板の他端に物理的及び電
気的に連結されるリード配線用基板の3種から構成し、
かつ前記メインコイル用基板は、端部の連結部において
複数個を連結可能としたことを特徴とするリニアモータ
の要素コイル構造。 - 【請求項2】 各々の基板の位置決め用として基板上下
周辺部に位置決め用基準穴を設けた請求項1記載のリニ
アモータの要素コイル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP585497A JPH10201215A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | リニアモータの要素コイル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP585497A JPH10201215A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | リニアモータの要素コイル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10201215A true JPH10201215A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11622580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP585497A Pending JPH10201215A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | リニアモータの要素コイル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10201215A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014502051A (ja) * | 2010-12-03 | 2014-01-23 | エスアールアイ インターナショナル | 浮上マイクロマニピュレーターシステム |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP585497A patent/JPH10201215A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014502051A (ja) * | 2010-12-03 | 2014-01-23 | エスアールアイ インターナショナル | 浮上マイクロマニピュレーターシステム |
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