JPH10201150A - ランデルコア型回転電機 - Google Patents

ランデルコア型回転電機

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JPH10201150A
JPH10201150A JP9005227A JP522797A JPH10201150A JP H10201150 A JPH10201150 A JP H10201150A JP 9005227 A JP9005227 A JP 9005227A JP 522797 A JP522797 A JP 522797A JP H10201150 A JPH10201150 A JP H10201150A
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    • H02K21/02Details
    • H02K21/04Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation
    • H02K21/042Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation with permanent magnets and field winding both rotating
    • H02K21/044Rotor of the claw pole type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/24Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors

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  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポールコアの爪部間に挿入された永久磁石へ
加わる部分的な応力の集中の緩和が可能な、あるいは永
久磁石の保持構造の製造が容易なランデルコア型回転電
機を提供すること。 【解決手段】 オルタネータのロータに含まれる磁石保
持器30は、ポールコアの各爪部間に挿入される永久磁
石を保持するためのものである。12個の収納部26の
それぞれは、側面が波形形状を有しており、ポールコア
の爪部から過大な応力が加わったときに、この波形部分
が応力を緩和する緩衝構造となっている。また、この磁
石保持器30は、12個の収納部26を帯状に配置し、
それらを連結部28によって連結した状態で製造され、
永久磁石32を圧入した後環状に変形されてロータへの
組付けが行われる。製造時には各収納部26の開口面が
同一方向を向いており、製造が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランデル型ポール
コアを用いた回転子を有するランデルコア型回転電機に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用交流発電機は、それぞれが複数の
爪部を有するランデル型ポールコアを用いた回転子を備
えており、この回転子を高速に回転させることにより発
電を行っている。特に最近では、車両の電気負荷の増加
に伴い、車両用交流発電機の高出力化が要求されてお
り、ポールコアの各爪部間に漏洩磁束を減じる方向に着
磁された永久磁石を挿入する手法が知られている。例え
ば、特開平7−312854号公報、特開平3−150
055号公報、特開昭61−85045号公報に開示さ
れた交流発電機の回転子は、ポールコアの各爪部間に漏
洩磁束を減じる方向に着磁された永久磁石が挿入されて
おり、発電機の高出力化が図られている。
【0003】また、上述した各公報に開示された交流発
電機の回転子は、ポールコアの各爪部間に複数個の分離
した永久磁石を別々に挿入しているため組付けが容易で
はなく、これを改善したものとして、特開平7−123
664号公報および特開平3−265450号公報が知
られている。
【0004】特開平7−123664号公報に開示され
た回転電機の回転子は、樹脂により蛇行周回して冠状に
形成された磁石保持器に16個の永久磁石を挟み込ん
で、これをポールコアの各爪部間に形成されたつば部を
利用して、あるいは磁石保持器の回転方向の断面を台形
形状にして係止しており、永久磁石を挟み込んだ磁石保
持器の状態で回転子の組み付けが行われる。また、特開
平3−265450号公報に開示された車両用交流発電
機の回転子は、ポールコアの各爪部間を埋めるようなほ
ぼ円筒形状の非磁性体リングの内周側に凹部を形成し、
この凹部に永久磁石を配設しており、非磁性体リングに
永久磁石を配設した状態で回転子の組付けが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平7−123664号公報に開示された回転子に含ま
れる磁石保持器や特開平3−265450号公報に開示
された車両用交流発電機の回転子に含まれる非磁性体リ
ングは、いずれも外周側形状をポールコアの各爪部裏側
および側面の形状に合わせている。このため、ポールコ
アや磁石の寸法誤差あるいはポールコアの組み付け誤差
が大きいと永久磁石に不必要な応力が加わって、最悪の
場合には永久磁石が割れたり欠けたりするおそれがあ
り、交流発電機の出力低下やステータ巻線等の破損を招
くことになる。
【0006】また、上述した磁石保持器や非磁性体リン
グは、複雑な形状を有しており、樹脂等の非磁性体材料
で形成しようとした場合に製造が容易ではない。例え
ば、特開平7−123664号公報の図5に示された磁
石保持器は、二方向型を用いて簡単に形成することはで
きず、製造コストの増大につながることになる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的はポールコアの寸法精度や組み
付け精度などに起因して永久磁石へ加わる部分的な応力
の集中を緩和することができるランデルコア型回転電機
を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、ポールコアの
各爪部間に挿入する永久磁石の保持構造の製造が容易な
ランデルコア型回転電機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のランデルコア型
回転電機の回転子は、緩衝構造が一体形成された磁石保
持器を備えており、ポールコアの加工精度や組み付け精
度等に起因して生じた過度の応力が緩和されるため、永
久磁石に加わる応力が低減され、割れや欠けを防止する
ことができる。上述した緩衝構造は、永久磁石や爪部に
部分的に当接して組み付け時に変形するものであり、具
体的には、箱形形状を有する収納部の側面に形成された
波形形状や部分的な凸形状あるいは切り起こし部などで
あって、いずれも磁石保持器の組み付け時に永久磁石に
割れや欠けが生じる前に変形し、永久磁石へ加わる応力
を低減することができる。
【0010】また、上述した磁石保持器は、各爪部間の
収納部が連結部によって連結されており、複数の収納部
をまとめて一つの部品として扱うことができるため、容
易に組み付けを行うことができる。このように、複数の
収納部を連結する場合には、環状に連結することが望ま
しく、さらには、最初から環状に配置して磁石保持器を
製造する場合の他、最初は帯状に配置して帯状体とし、
これを湾曲変形させて製造することもできる。本発明に
よると、型成形等によって各収納部が連結部を介して帯
状に配置された帯状体として磁石保持器を製造し、これ
を湾曲させて環状に配置した後、ポールコアの爪間への
組み付けが行われることで製造上の有利さが得られる。
各収納部が帯状に配置された磁石保持器は、平面上に置
いて作業ができ、しかも形状が単純であるため、例えば
二方向型を用いて容易に製造することができるなど、工
程の簡略化やコストダウンが可能となる。
【0011】また、上述したように各収納部が帯状に配
置された磁石保持器を湾曲変形させて環状に配置して組
み付けを行う際に、帯状の両端に形成された連結部同士
を機械的に接合させることにより環状の部品としてもよ
い。また、帯状の両端に位置する収納部に支持部を形成
しておけば、この支持部を持って上述した変形を行うこ
とができるため変形作業が容易となり、この変形作業を
自動化した場合に組み付け装置のアーム部分が収納部内
の永久磁石によって磁化されることを防止することがで
きる。
【0012】また、上述した箱形形状を有する収納部の
どの方向に開口面を形成するかによって、組付けのどの
タイミングで永久磁石を各収納部に挿入するかがきまっ
てくる。すなわち、環状に変形した際に内径側(回転軸
側)にくるように開口面を形成した場合には、回転子の
組み付けを行う前に、各収納部に永久磁石を挿入してお
く必要がある。各収納部が帯状に配置された磁石保持器
を環状に変形して用いる場合には、各収納部が帯状に配
置された状態で永久磁石の挿入が行えるため、永久磁石
の組み付け作業が容易となる。また、環状に変形した際
に回転軸に沿った方向にくるように開口面を形成した場
合には、回転子の組付けが終了した後に回転軸方向にポ
ールコアの各爪部間から各収納部に永久磁石を挿入する
こともできるため、工程の自由度が増す。
【0013】また、上述した各収納部をポールコアの各
爪部の外周面に形成したつば部に部分的に接触させて、
遠心方向の押さえを行うこともできる。各収納部を直方
体の箱形形状に形成しただけでは遠心方向に拘束するも
のがないため、遠心方向に何らかの拘束手段が必要であ
り、各爪部に形成したつば部と組み合わせて用いること
は特に有効な方法ということができる。
【0014】なお、上述した本発明の磁石保持器は各収
納部が緩衝構造を有するものであったが、この緩衝構造
がなく、単に各収納部を連結部を挟んで帯状に配置して
製造し、その後環状に変形するようにしてもよい。この
ような磁石保持器についても上述した工程の簡略化やコ
ストダウンなどの利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を適用した回転電機の一種
である車両用交流発電機(以後、「オルタネータ」と称
する)は、回転子であるロータの各爪部間に永久磁石が
挿入されており、この永久磁石を保持する磁石保持器
に、永久磁石に対する応力の集中を分散させる緩衝構造
を持たせたことに特徴がある。また、本発明を適用した
オルタネータは、永久磁石を保持する磁石保持器を、あ
らかじめ帯状に展開したような形状で製造しておいて、
ポールコアと組み合わせる前に湾曲させて環状になるよ
うに配置して、ロータの組み付けを行うことに特徴があ
る。以下、本発明を適用した一の実施形態のオルタネー
タについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0016】〔第1の実施形態〕図1は、本発明を適用
した一実施形態のオルタネータの部分的な構成を示す断
面図であり、ランデル型のロータとこれに組み合わされ
るステータを抜き出して示したものである。同図に示す
ロータ1は、同期発電機であるオルタネータの回転子で
あって、絶縁処理された銅線をボビン10に円筒状かつ
同心状に巻き回したフィールドコイル12と、それぞれ
が中心のコア部14、16に連続する外周部において回
転軸方向に折れ曲がった6極の爪部18、20を有する
一対のポールコア22、24と、隣接する爪部18、2
0間に挿入される12個の収納部26を後述する連結部
28によって回転方向に連結した帯状体を湾曲変形させ
てなる磁石保持器30と、各収納部26に挿入される1
2個の永久磁石32と、回転軸となるシャフト34とを
含んで構成されている。永久磁石32としては、例えば
フェライト磁石、ネオジ磁石、希土類磁石等が用いられ
る。
【0017】また、図1において、ロータ1の外周側に
配置されたステータ2は、オルタネータの固定子であっ
て、絶縁処理された3相のステータコイル90がステー
タコア92に巻き回されている。
【0018】図2は、図1に示した磁石保持器30の外
観斜視図であり、ロータ1の組み付け前に12個の収納
部26を環状に配置した状態が示されている。また、図
3は1つの収納部26を抜き出して示した図であり、各
収納部26とこれに挿入する永久磁石32との位置関係
が示されている。
【0019】これらの図に示すように、磁石保持器30
は、永久磁石32を保持する12個の収納部26と、隣
接する収納部26の側面同士を部分的に連結する変形可
能な連結部28を有しており、帯状体を形成している。
それぞれの収納部26は、直方体形状を有する永久磁石
32を挿入するための開口面を有する箱形形状(カップ
形状)を有しており、ロータ1に組み付けて回転したと
きにこの開口面が内径側となるように配置されている。
これら収納部26は、磁石保持器30が後述するような
帯状の状態でもその箱形形状の中に永久磁石32が圧入
保持されるよう形成されている。また、各連結部28
は、磁石保持器30をロータ1に組み付けたときに、各
爪部18、20の裏面側に隙間なく当接し、ロータ1の
回転時に磁石保持器30を径方向に拘束する機能を有し
ている。
【0020】また、連結部28が形成された側の収納部
26の対向する2つの側面は、波形形状に形成されてい
る。図3に示すように、永久磁石32を挿入したとき
に、この波形形状の側面26−1と26−2の一部が永
久磁石32に接触するようになっており、この接触部分
を押し開いて収納部26内に永久磁石32を挿入するこ
とにより、永久磁石32が保持される。
【0021】永久磁石32は、ポールコア22、24の
各爪部18、20間の漏洩磁束を少なくする方向に着磁
されており、この方向を維持するように磁石保持器30
のそれぞれの収納部26に挿入されている。また、各爪
部18、20間の漏洩磁束を少なくするために、磁石保
持器30を構成する各収納部26および連結部28は、
非磁性体材料によって形成されている。例えば、ナイロ
ンやPPS等の可とう性のある樹脂材料、あるいはステ
ンレスやアルミニウム等の金属材料が用いられており、
磁石保持器30を通って漏洩磁束が増加しないようにな
っている。
【0022】図4は、各収納部26を連結部28により
連結し帯状に配置した帯状体を平面上に展開した状態を
示す図であり、磁石保持器30を型成形等によって製造
した直後の状態が示されている。同図に示すように、磁
石保持器30は、まず12個の収納部26を帯状に配置
して、それらの間を連結部28によって連結した形状に
成形される。帯状に配置された各収納部26と連結部2
8は、永久磁石32の挿入部となる開口面が同一方向を
向いているため、二方向型を用いて容易に製造すること
ができる。
【0023】上述したように磁石保持器30の各収納部
26を帯状に配置した状態で製造した後、各収納部26
の開口面が内周側になるように湾曲させ、全体を環状に
変形する。図2等に示すように、各収納部26の間を連
結している連結部28は、変形しやすい平板状に形成さ
れており、帯状の両端に位置する収納部26を持って磁
石保持器30の全体を環状に丸め、両端の連結部28同
士を機械的に接合することにより、図2に示した環状の
磁石保持器30が一つの部品として形成される。
【0024】上述した両端の連結部28同士の接合は、
図4に示すように、一方端の連結部28に凸部80を形
成するとともに、他方端の連結部28に凹部82を形成
しておいて、この凹部82に凸部80を圧入することに
より行っている。但し、機械的な接合の方法については
これに限らず、例えば熱溶着による方法や接着剤を用い
る方法等、連結部28同士を機械的に連結可能な種々の
方法を用いることができる。
【0025】このように、本実施形態のオルタネータの
ロータ1に含まれる磁石保持器30は、12個の収納部
26を帯状に展開し、それらの間を平板状の連結部28
で連結した状態で製造され、永久磁石32の挿入後にこ
れを環状に変形した状態で組み付けに用いられる。した
がって、製造には安価な二方向型を用いることができ、
製造工程の簡略化およびこれに伴ってコスト低減が可能
となる。
【0026】また、磁石保持器30の各収納部26は、
ポールコア22、24の各爪部18、20に接触する側
の側面が波形形状になっており、ポールコア22、24
の加工精度や組み付け精度が悪い場合であっても、組み
付け時にこの波形部分が変形する緩衝構造となってお
り、永久磁石32に部分的に過大な応力が加わって永久
磁石32が割れたり部分的に欠けたりするといったこと
がない。
【0027】図5は、永久磁石を保持する磁石保持器の
変形例を示す図であり、各収納部の緩衝構造を変更した
磁石保持器の外観斜視図が示されている。また、図6は
図5に示した磁石保持器に含まれる各収納部を帯状に配
置した状態を示す図であり、磁石保持器を型成形等によ
り製造した直後の状態が示されている。なお、これらの
図に示す磁石保持器が組み付けられるロータの構造は、
図1に示したものと同じであり、磁石保持器以外の部品
については図1に示した各部品の符号を用いて説明を行
うものとする。
【0028】図5に示す磁石保持器40は、永久磁石3
2を保持する12個の収納部42と、隣接する収納部4
2の側面同士を部分的に連結する連結部44を有してい
る。磁石保持器40を構成する収納部42と連結部44
のそれぞれは、可とう性のある非磁性体の樹脂材料、例
えばナイロンやPPS等で形成されている。また、図2
に示した収納部26と同様に、それぞれの収納部42
は、永久磁石32を挿入するための開口面を有する箱形
形状を有しており、ロータに組み付けて回転させたとき
にこの開口面が内径側となるように配置されている。
【0029】連結部44が形成された側の収納部42の
2つの側面には、その内壁側に永久磁石32の挿入方向
に平行な複数本(例えば4本)の凸部46が形成されて
いる。各収納部42に対する永久磁石32の挿入は、相
対する2つの側面に形成された凸部46間に永久磁石3
2を圧入することにより行われ、永久磁石32が保持さ
れる。また、この凸部46は、ポールコア22、24の
加工精度や組み付け精度が悪い場合の緩衝構造としても
機能する。収納部42の横幅よりも隣接する爪部18、
20間の回転方向の間隔が狭い場合には、収納部42が
横方向から押されて凸部46に応力が集中するが、この
凸部分46は可とう性のある樹脂材料でできているため
変形しやすく、永久磁石32に加わる応力が緩和され
る。
【0030】また、上述した磁石保持器40は、図2に
示した磁石保持器30と同様に、各収納部42を連結部
44を挟んで帯状に配置して型成形等によって製造した
後、各収納部42の開口面から永久磁石32を圧入し、
さらに各収納部42の開口面が内径側になるように全体
を環状に変形する。そして、この環状に変形した状態で
ロータへの組み付けが行われる。
【0031】上述した磁石保持器40の製造は、図2に
示した磁石保持器30と同様に二方向型を用いて容易に
行うことができ、しかも組み付け時にポールコア22、
24の加工精度や組み付け精度に起因して磁石保持器4
0に過度の応力が加わっても、これを凸部46の変形に
よって吸収することができるため、永久磁石32が割れ
たり部分的に欠けたりすることはない。
【0032】図7は、磁石保持器を組み付け時に環状に
丸めるための支持部である取っ手を設けた変形例を示す
図である。上述した磁石保持器40自体は非磁性体材料
で形成されているが、環状に変形する前に各収納部42
に圧入される永久磁石32は磁性を帯びている。したが
って、図6の両端に位置する収納部42を組み付け装置
の鉄製のアームでつかむとこのアームが磁化されてしま
い、鉄等でできた異物がアームに吸引される不具合が生
じる。このような不具合を改善するために、図7に示す
磁石保持器40Aには、両端に位置する収納部42Aの
一部に回転軸方向に延びた取っ手48、50が一体的に
形成されている。組み付け装置のアームでこれらの取っ
手48、50をつかんで磁石保持器40Aの全体を環状
に変形させることができ、この場合であっても組み付け
装置のアームが収納部42A内の永久磁石32によって
磁化されることはない。
【0033】なお、上述した図7では図6に示した磁石
保持器40の両端の収納部42に取っ手を付けた場合を
例に取って説明したが、図4に示した磁石保持器30の
両端の収納部26に取っ手を付ける場合や後述する各種
の磁石保持器に取っ手を付けるようにしてもよい。
【0034】図8は、収納部の形状を変更した磁石保持
器の変形例を示す図であり、部分的な斜視構造が示され
ている。同図に示す磁石保持器52に含まれる収納部5
4は、側面が波形形状や凸部を有しない平面である箱形
形状を有しており、この側面の一部を外側に折り曲げた
切り起こし部56が形成されている。各収納部54およ
びこれらの隣接するもの同士を連結する連結部55は、
図2に示した磁石保持器30と同様に、非磁性体の樹脂
材料や金属材料で形成されている。また、収納部54の
回転方向の幅が、ポールコア22、24の各爪部18、
20の間隔よりも若干狭く設定されており、ロータに組
み付ける際は、上述した収納部54の側面に設けられた
切り起こし部56がポールコア22、24の各爪部1
8、20の側面に押し当てられるため、各爪部18、2
0の間に各収納部54が拘束される。
【0035】また、ポールコア22、24の加工精度や
組み付け精度が悪い場合であっても、それらの誤差分を
各収納部54の切り起こし部56で吸収することができ
るため、各収納部54に圧入された永久磁石に過度の応
力が加わることがない。
【0036】上述した各種の磁石保持器は、各収納部に
永久磁石を圧入するための開口面がロータの内径方向を
向いているため、12個の収納部が帯状に配置された状
態で各収納部に永久磁石を圧入し、この状態で全体を環
状に丸めてロータの組み付けを行ったが、各収納部の開
口面の位置を工夫することにより、環状に丸めてロータ
への組み付けを行った後に各収納部に永久磁石の圧入を
行うこともできる。
【0037】図9は、収納部の形状を変形した磁石保持
器の他の変形例を示す図であり、12個の収納部の中か
ら1個を抜き出してその外観形状を示したものである。
同図に示す磁石保持器58に含まれる収納部60は、永
久磁石の挿入口となる開口面がロータの回転軸に沿った
方向に形成された箱形形状を有しており、ポールコアの
各爪部に対向する2つの側面がロータの径方向に波打っ
た波形形状に形成されている。
【0038】磁石保持器58は、上述した磁石保持器3
0等と同様に、図4に示すように各収納部60を帯状に
配置した状態で型成形等により製造することができる。
この帯状に配置された状態で両端の収納部60をつかん
で丸めた後、永久磁石を圧入せずに、ロータの組付けが
行われる。その後、図10に示すように、シャフトに沿
った一方向から永久磁石32が各収納部60に圧入され
る。
【0039】なお、図9に示した磁石保持器58は、図
2に示した磁石保持器30の各収納部26の開口面の位
置を変更するとともに型を抜く方向に合わせて側面の波
打つ方向を変更したものであるが、それ以外の磁石保持
器についても同様の変更を行うことができる。例えば、
図5に示した磁石保持器40については、開口面を上部
に形成するとともに、側面の凸部46をシャフト34に
沿った方向に形成すればよい。
【0040】また、上述した各種の磁石保持器は、ステ
ータ2と対向する爪部18、20の外周面近傍につば部
を有しないポールコアと組み合わせて用いる場合を例に
とって説明したが、つば部を有するポールコアと組み合
わせるようにしてもよい。
【0041】図11は、つば部を有するポールコアと組
み合わせた場合の磁石保持器の組み付け状態を示す図で
あり、一例として図5に示した磁石保持器40と一方の
ポールコアを抜き出してその組み付け状態を示したもの
である。また、図12は図11に部分的な構造を示した
ロータの回転軸と垂直方向の断面図である。これらの図
に示すように、ポールコアの各爪部に形成されたつば部
84を利用して、永久磁石が圧入された磁石保持器40
等の遠心方向を押さえるようにしてもよい。
【0042】図13は、つば部を有するポールコアと組
み合わせて用いる磁石保持器の変形例を示す図であり、
図12に対応した断面構造が示されている。図13に示
すように、隣接する爪部間の隙間を埋めるように磁石保
持器の各収納部の外周面形状を変更することにより、ロ
ータの外周面の凹凸がなくなるため、ロータ回転時のフ
ァン音を低減することができる。
【0043】〔第2の実施形態〕上述した各種の磁石保
持器は、その側面を波形に形成したり、側面に凸部や切
り起こし部を形成して緩衝構造としたが、製造の容易化
のみを目的とした場合には、これらの緩衝構造を除いた
単純な形状にしてもよい。
【0044】図14は、各収納部から緩衝構造を取り除
いた磁石保持器の形状を示す図であり、型成形等によっ
て製造した直後の状態が示されている。同図に示す磁石
保持器70は、帯状に配置された12個の収納部72を
連結部74を介して連結したものである。それぞれの収
納部72は、図5に示した収納部42の側面に形成され
た凸部46を取り除いた箱形形状を有しており、単純な
二方向型によって形成することができる。上述した各収
納部72に永久磁石32を圧入した後、図15に示すよ
うに磁石保持器70の全体を環状に変形し、両端部に位
置する連結部74同士を機械的に接合することにより、
ロータの組み付けに用いられる環状の磁石保持器70と
なる。この変形は、図7に示す磁石保持器40Aと同様
に、両端に位置する収納部72に一体形成した取っ手を
設けることにより容易に行うことができる。
【0045】上述した磁石保持器70は、各収納部72
が連結部74を介して帯状に配置された形状で製造され
るため、単純な二方向型を用いて製造することができ、
製造に要する工数やコストを低減することができる。ま
た、各収納部72が帯状に配置された磁石保持器70の
全体を環状に変形してその両端の連結部74同士を接合
することにより、環状の1個の部品として扱うことがで
き、ロータへの組み付けを容易に行うことができる。な
お、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した第1の実施形態の磁石保持器は、最初
に帯状に形成した後に環状に変形したが、永久磁石の割
れ等の防止のみを目的とする場合には緩衝構造を有すれ
ば充分であり、この場合は最初から図2に示すように環
状に形成してもよい。また、図5に示した各収納部42
の凸部46は、対向する2つの側面の内側に形成した
が、一方の側面のみに形成したり、各側面の外側あるい
は裏表の両方に形成してもよい。また、収納部は、永久
磁石を保持することが重要であって、いわゆる箱状に限
らず、カゴ状あるいはクリップ状などの形態とすること
ができる。さらに、保持器により磁石をモールド成形し
てもよい。
【0046】また、上述した各実施形態の磁石保持器
は、すべての収納部と連結部とを一体的に形成したが、
収納部と連結部とを別々に形成しておいて組み付け前に
組み合わせるようにしてもよい。例えば、側面に貫通孔
を有する12個の箱状収納部を別々に形成しておいて、
永久磁石を各収納部に圧入した後、1本の連結部を各収
納部側面の貫通孔に通すことにより、全体として帯状の
磁石保持器が完成する。その後、上述した各磁石保持器
と同様に、環状に変形してロータへの組付けを行えばよ
い。
【0047】また、図16は上述した第2の実施形態の
変形例を示す図である。同図において、磁石収納部分7
2は磁石連結部74と別体で構成されている。磁石収納
部分72は、箱形形状の各単品として成形された後、永
久磁石が挿入され、磁石連結部74に設けられた固定部
741(図16では穴)へ磁石収納部分72に設けられ
た対応する固定部721を合わせて固定される。その
後、全体が各爪部のつば部に合わせて円環状になるよう
に変形され装着される。このようにすれば、永久磁石の
全面を覆うことが可能となり、欠けなどが発生しても、
外へ飛び出すことなく安全性も確保される。さらに、固
定の締め代を隙間ばめに設定すれば、組み付け時の爪部
の応力を磁石収納部分72の移動により吸収することが
可能となる。
【0048】また、すべての収納部を連結することな
く、4個の収納部を連結した連結体を製造し、これを3
体連結して各実施形態と同様の12個の収納部を持つ一
連の環状保持器を組み立ててもよい。さらに、磁石保持
器の成形にあたっては、爪部間隙間の数よりはるかに多
数の収納部を連結してなる帯状体を所要の数の収納部ご
とに切断して、その後環状の磁石保持器を組み立てても
よい。
【0049】また、上述した各実施形態では、ランデル
コア型回転電機の一例として車両に搭載されるオルタネ
ータを考えたが、当然ながら回転子にスリップリングを
有しないブラシレスタイプのオルタネータに適用するこ
とができるとともに、車両搭載以外の目的で使用される
発電機あるいはランデルコア型の回転子を有する電動機
に本発明を適用することができる。また、上述したラン
デルコア型といった場合には、ポールコアの各爪部が先
端に行くにしたがって幅が細くなる場合の他、同一幅の
爪部を有する場合も含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のオルタネータの
部分的な構成を示す断面図である。
【図2】図1に示した磁石保持器の外観斜視図である。
【図3】図2に示した磁石保持器から1つの収納部を抜
き出して示した図である。
【図4】各保持器を帯状に配置して製造した状態を示す
図である。
【図5】永久磁石を保持する磁石保持器の変形例を示す
図である。
【図6】図5に示した磁石保持器に含まれる各収納部を
帯状に配置して製造した状態を示す図である。
【図7】帯状の磁石保持器を組み付け時に環状に変形す
るための取っ手を設けた変形例を示す図である。
【図8】収納部の形状を変更した磁石保持器の変形例を
示す図である。
【図9】収納部の形状を変形した磁石保持器の他の変形
例を示す図である。
【図10】図9に示す磁石保持器をロータに組み付けた
後に永久磁石を圧入する場合の一例を示す図である。
【図11】つば部を有するポールコアと組み合わせた場
合の磁石保持器の組み付け状態を示す図である。
【図12】図11に部分的な構造を示したロータの回転
軸と垂直方向の断面図である。
【図13】図11に示した磁石保持器の変形例の断面形
状を示す図である。
【図14】収納部から緩衝構造を取り除いた磁石保持器
の形状を示す図である。
【図15】図14に示した磁石保持器の全体を環状に変
形した図である。
【図16】図14に示した磁石保持器の変形例を示す図
である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ステータ 18、20 爪部 22、24 ポールコア 26 収納部 28 連結部 30 磁石保持器 32 永久磁石

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに複数の爪部が形成された一対
    のポールコアと、前記爪部間に配置された複数の永久磁
    石とを含む回転子を有するランデルコア型回転電機にお
    いて、 前記永久磁石および前記爪部の少なくとも一方に部分的
    に当接するとともに組み付け時に変形して前記永久磁石
    に加わる応力を緩和する緩衝構造が一体形成された磁石
    保持器を備えることを特徴とするランデルコア型回転電
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記磁石保持器は、隣接する前記爪部間に挿入されて前
    記永久磁石を収納する箱形形状の複数の収納部を有して
    おり、前記永久磁石と前記爪部間に挟まれた前記収納部
    の側面の少なくとも一方の面に前記緩衝構造を形成した
    ことを特徴とするランデルコア型回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記緩衝構造は、前記収納部の側面を波形形状に形成し
    たものであることを特徴とするランデルコア型回転電
    機。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記緩衝構造は、前記収納部の側面に形成された部分的
    な凸形状であることを特徴とするランデルコア型回転電
    機。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記緩衝構造は、前記収納部の側面に形成された切り起
    こし部であることを特徴とするランデルコア型回転電
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記磁石保持器は、前記複数の収納部間を連結する連結
    部をさらに有することを特徴とするランデルコア型回転
    電機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記磁石保持器は、前記複数の収納部間を連結する連結
    部をさらに有しており、前記連結部により複数の前記収
    納部を連結して帯状に形成された帯状体を湾曲変形させ
    てなることを特徴とするランデルコア型回転電機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記磁石保持器は、前記帯状体の両端に位置する前記連
    結部を機械的に接合させてなることを特徴とするランデ
    ルコア型回転電機。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 前記帯状の両端に位置する前記収納部には一体的な支持
    部が形成されており、前記支持部を持って前記磁石保持
    器を湾曲させることを特徴とするランデルコア型回転電
    機。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれかにおいて、 前記複数の収納部は、前記永久磁石の挿入口となる前記
    箱形形状の開口面を前記回転子の内周側に有しており、
    前記永久磁石を前記収納部に組み付け前に挿入して組み
    付けを行うことを特徴とするランデルコア型回転電機。
  11. 【請求項11】 請求項6〜9のいずれかにおいて、 前記複数の収納部は、前記永久磁石の挿入口となる前記
    箱形形状の開口面を前記回転子の回転軸に沿った方向に
    有しており、前記爪部間に前記磁石保持器を組み付けた
    状態で前記永久磁石を前記収納部に挿入することを特徴
    とするランデルコア型回転電機。
  12. 【請求項12】 請求項6〜11のいずれかにおいて、 前記爪部には前記回転子の外周面に沿った位置につば部
    が形成されており、環状に配置された前記収納部の外周
    面を部分的に前記つば部に接触させることを特徴とする
    ランデルコア型回転電機。
  13. 【請求項13】 それぞれに複数の爪部が形成された一
    対のポールコアと、前記爪部間に配置された複数の永久
    磁石とを含む回転子を有するランデルコア型回転電機に
    おいて、 前記永久磁石を保持する複数の収納部と、前記収納部間
    を連結する連結部とを含み、前記連結部により複数の前
    記収納部を連結して帯状に形成された帯状体を湾曲変形
    させてなる磁石保持器を備えることを特徴とするランデ
    ルコア型回転電機。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記磁石保持器は、前記帯状体の両端に位置する前記連
    結部を機械的に接合させてなることを特徴とするランデ
    ルコア型回転電機。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、 前記帯状体の両端に位置する前記収納部には一体的な支
    持部が形成されており、前記支持部を持って前記磁石保
    持器を湾曲させることを特徴とするランデルコア型回転
    電機。
  16. 【請求項16】 請求項13〜15のいずれかにおい
    て、 前記永久磁石と前記爪部間に挟まれる前記収納部の側面
    の少なくとも一方の面に、前記永久磁石および前記爪部
    の少なくとも一方に部分的に当接して組み付け時に変形
    することにより、前記永久磁石に加わる応力を緩和する
    緩衝構造が一体形成されたことを特徴とするランデルコ
    ア型回転電機。
  17. 【請求項17】 請求項13〜16のいずれかにおい
    て、 前記爪部には前記回転子の外周面に沿った位置につば部
    が形成されており、環状に配置された前記収納部の外周
    面を部分的に前記つば部に接触させることを特徴とする
    ランデルコア型回転電機。
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