JPH10200148A - フォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

フォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH10200148A
JPH10200148A JP9000981A JP98197A JPH10200148A JP H10200148 A JPH10200148 A JP H10200148A JP 9000981 A JP9000981 A JP 9000981A JP 98197 A JP98197 A JP 98197A JP H10200148 A JPH10200148 A JP H10200148A
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JP9000981A
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Kazuto Tsuchida
一人 土田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストーク対策を行うとともに、隣接する
フォト・ダイオード素子間隔をプロセスが許容する最小
間隔とし、入力光を効率よく電流に変換できるフォト・
ダイオード素子を有する半導体集積回路装置を得る。 【解決手段】 P型半導体基板1に堆層したN型のエピ
タキシャル層2と、このエピタキシャル層の表面上に形
成された複数のP型の拡散層領域4,5との夫々の接合
部をダイオード領域となすフォト・ダイオード素子を有
し、これらのフォト・ダイオード素子が上記エピタキシ
ャル層の表面から上記半導体基板の内部に達するまでの
P型の分離層領域により他の半導体素子と分離されて形
成される半導体集積回路装置であって、上記複数のフォ
ト・ダイオード素子の隣接するフォト・ダイオード素子
の間隙の直下に、クロストークの要因となる正孔の吸収
帯をなすP型埋込み層領域26を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一チップ上に、
複数の隣接するフォト・ダイオード素子と、他の半導体
素子もしくは半導体回路とを有する半導体集積回路装置
の上記隣接するフォト・ダイオード素子の一方に照射さ
れた光により、他方のフォト・ダイオード素子に僅かの
出力を生ずるクロストークの対策を行うとともに、隣接
するフォト・ダイオード素子の間隔をプロセスが許容す
る最小間隔まで近づけて、入力光を効率よく電流に変換
することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフォト・ダイオード素子
を有する半導体集積回路装置として、例えば、図6,図
7に示す半導体集積回路装置の構成が知られている。図
6は従来のフォト・ダイオード素子を有する半導体集積
回路装置の縦構造を示す要部断面図である。図7は図6
の半導体集積回路装置の平面構造を示す要部平面図であ
る。図6,図7において、1はP型半導体基板(P−s
ub)、2はこの半導体基板上に堆積したN型のエピタ
キシャル層(N−epi)で、上記N型のエピタキシャ
ル層2の表面から上記半導体基板1の表面までP型の分
離層領域18,19によりフォト・ダイオード素子の形
成領域と、他の半導体素子もしくは半導体回路の形成領
域とが分離されている。
【0003】4,5は上記N型のエピタキシャル層2の
表面のフォト・ダイオード素子の形成領域に形成された
P型の拡散層領域で上記N型のエピタキシャル層との接
合部でそれぞれフォト・ダイオード素子のダイオード領
域が形成されている。ここでは、上記フォト・ダイオー
ド素子の形成領域に形成された隣接するフォト・ダイオ
ード素子の一方のフォト・ダイオード素子に照射光(例
えばレーザ光)20が照射された状態が示されている。
3は上記N型のエピタキシャル層2の表面に形成された
高濃度のN型領域でフォト・ダイオード素子共通のカソ
ード電極取り出し領域、6は上記N型のエピタキシャル
層2の表面の隣接するフォト・ダイオード素子間に形成
されたP型の拡散層領域で、クロストークの要因となる
正孔の吸収帯をなす。7は上記カソード電極取り出し領
域3にオーミック接触されたアルミ電極、8,9は上記
N型のエピタキシャル層2とそれぞれの接合部でフォト
・ダイオード素子のダイオード領域を形成するP型の拡
散層領域4,5の電位をとるためのアルミ電極、10は
上記N型のエピタキシャル層2のフォト・ダイオード素
子の形成領域と、他の半導体素子もしくは半導体回路の
形成領域とのP型の分離層領域を最低電位に接続するア
ルミ電極である。
【0004】図6,7に示すフォト・ダイオード素子を
有する半導体集積回路装置のフォト・ダイオード素子に
期待される動作は、フォト・ダイオード素子の形成領域
に形成された隣接するフォト・ダイオード素子の一方へ
の照射光20によって、P型の拡散層領域4及びその直
下のN型のエピタキシャル層で励起された正孔が全て経
路16,17を経て、アルミ電極8に至る光電流になる
ことである。
【0005】ところが、実際の動作は、図6に示すよう
に照射光20によって励起された正孔は以下のように様
々な経路を移動する。経路12を経て、上記P型半導体
基板1内で励起された正孔がこの半導体集積回路装置の
最低電位箇所へ向かう。経路13を経て、上記N型のエ
ピタキシャル層2内で励起された正孔が拡散によってN
型のエピタキシャル層2とP型半導体基板1の接合部ま
で移動し、その接合部の電界によってP型半導体基板1
へ向かう。経路14を経て、上記N型のエピタキシャル
層2内で励起された正孔が拡散によって、隣接するフォ
ト・ダイオード素子を形成するP型の拡散層領域5とN
型のエピタキシャル層2の接合部まで移動し、その接合
部の電界によってP型の拡散層領域5へ向かう。
【0006】経路15を経て、上記N型のエピタキシャ
ル層2内で励起された正孔が拡散によって、隣接するフ
ォト・ダイオード素子の間にあるクロストークの要因と
なる正孔の吸収帯をなすP型の拡散層領域6とN型のエ
ピタキシャル層2の接合部まで移動し、その接合部の電
界によってP型の拡散層領域6へ向かう。ここで注目す
べきことは、いま、この正孔の吸収帯をなすP型の拡散
層領域6をもたないとすると、この正孔は上記P型の拡
散層領域4または5のいずれかへ移動する。経路16を
経て、上記N型のエピタキシャル層2内で励起する正孔
が拡散によって、P型の拡散層領域4とN型のエピタキ
シャル層2の接合部まで移動し、その接合部の電界によ
ってP型の拡散層領域4へ向かう。経路17を経て、上
記P型の拡散層領域4内で励起する正孔が拡散によって
上記アルミ電極8へ移動する。
【0007】図6では、隣接するフォト・ダイオード素
子の一方のフォト・ダイオード素子への照射光により、
他方のフォト・ダイオード素子に僅かな出力が現れるク
ロストークは正孔の経路14が要因となることを示して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォト・ダイオ
ード素子を有する半導体集積回路装置は、クロストーク
対策として、以上のようにN型のエピタキシャル層の表
面に形成された隣接する複数のP型の拡散層領域(それ
ぞれが上記N型のエピタキシャル層との接合部でフォト
・ダイオード素子のダイオード領域を形成している)の
間のN型のエピタキシャル層の表面に、クロストークの
要因となる正孔の吸収帯をなすP型の拡散層領域を形成
して、隣接する一方のフォト・ダイオード素子を形成す
るP型の拡散層領域に入力光が照射されたとき、それに
よって励起された正孔が他方の光が照射されていないフ
ォト・ダイオード素子を形成するP型の拡散層領域への
正孔の移動を抑える工夫はなされていた。
【0009】しかし、従来のフォト・ダイオード素子を
有する半導体集積回路装置では、以上のように、P型半
導体基板上に堆積されたN型のエピタキシャル層の表面
に、正孔の吸収帯をなすP型の拡散層領域が、隣接する
P型の拡散層領域の間に設けられているため、隣接する
P型の拡散層領域の間隙を小さくして接近させることが
できず、入力光を効率よく電流に変換することができな
いという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、クロストーク対策を行うととも
に、隣接するフォト・ダイオード素子の間隔をプロセス
が許容する最小間隔まで近づけて、光入力を効率よく電
流に変換できるフォト・ダイオード素子を有する半導体
集積回路装置とその製造方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる発明のフォト・ダイオード素子
を有する半導体集積回路装置は、P型半導体基板に堆層
したN型のエピタキシャル層と、このエピタキシャル層
の表面上に形成された複数のP型の拡散層領域とのそれ
ぞれの接合部をダイオード領域となすフォト・ダイオー
ド素子を有し、これらのフォト・ダイオード素子が上記
エピタキシャル層の表面から上記半導体基板の内部に達
するまでのP型の分離層領域により他の半導体素子もし
くは半導体回路から分離されて形成される半導体集積回
路装置であって、上記複数のフォト・ダイオード素子の
隣接するフォト・ダイオード素子の間隙の直下に、クロ
ストークの要因となる正孔の吸収帯をなすP型の埋め込
み層領域を形成することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係わる発明の請求項1記
載のフォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装
置の製造方法は、以下の工程を備えたことを特徴とす
る。 (1)P型半導体基板上に、P型不純物を注入し、フォ
ト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体素子もしく
は半導体回路の形成領域とを分離するP型の埋め込み層
領域(下面分離層領域)とともに、上記フォト・ダイオ
ード素子の形成領域に形成される複数のフォト・ダイオ
ード素子の隣接するフォト・ダイオード素子の間隙の直
下に、クロストークの要因となる正孔の吸収帯をなすP
型の埋め込み層領域を形成する工程、(2)上記P型半
導体基板上にN型のエピタキシャル層を堆積した後アニ
ールすることにより、先に形成したP型の埋め込み層領
域を上記N型のエピタキシャル層側へ成長させる工程、
(3)上記N型のエピタキシャル層の表面上の、上記下
面分離層領域の上部位置にP型不純物を注入して熱拡散
し、P型の拡散層領域(上面分離層領域)を形成して、
先に形成したP型の埋め込み層領域(下面分離層領域)
と結合して、上記N型のエピタキシャル層の表面から上
記P型半導体基板の内部に達するまでフォト・ダイオー
ド素子の形成領域と他の半導体素子もしくは半導体回路
の形成領域とを分離するP型の分離層領域を形成する工
程、(4)上記N型のエピタキシャル層上のフォト・ダ
イオード素子の形成領域に、上記N型のエピタキシャル
層との接合部にフォト・ダイオード素子のダイオード領
域を形成する複数のP型の拡散層領域を形成する工程、
(5)上記N型のエピタキシャル層上のフォト・ダイオ
ード素子の形成領域に、N型不純物を選択的に注入し
て、上記エピタキシャル層の電位を引出すN型の拡散層
領域を形成する工程。
【0013】また、請求項3に係わる発明のフォト・ダ
イオード素子を有する半導体集積回路装置の製造方法
は、以下の工程を備えたことを特徴とする。 (1)P型半導体基板上に、P型不純物を注入し、フォ
ト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体素子として
P型拡散抵抗素子の形成領域とを分離するP型の埋め込
み層領域(下面分離層領域)とともに、上記フォト・ダ
イオード素子の形成領域に形成される複数のフォト・ダ
イオード素子の隣接するフォト・ダイオード素子の間隙
の直下に、クロストークの要因となる正孔の吸収帯をな
すP型の埋め込み層領域を形成する工程、(2)上記P
型半導体基板上のP型拡散抵抗素子の形成領域に、N型
不純物を注入し、後記のN型のエピタキシャル層の電位
をとるためのN型の埋め込み層領域を形成する工程、
(3)上記P型半導体基板上にN型のエピタキシャル層
を堆積した後アニールすることにより、先に形成したP
型の埋め込み層領域及びN型の埋め込み層領域をを上記
N型のエピタキシャル層側へ成長させる工程、(4)上
記N型のエピタキシャル層の表面上の、上記下面分離層
領域の上部位置にP型不純物を注入して熱拡散し、P型
の拡散層領域(上面分離層領域)を形成して、先に形成
したP型の埋め込み層領域(下面分離層領域)と結合し
て、上記N型のエピタキシャル層の表面から上記P型半
導体基板の内部に達するまでフォト・ダイオード素子の
形成領域と他の半導体素子としてP型拡散抵抗素子の形
成領域とを分離するP型の分離層領域を形成する工程、
(5)上記N型のエピタキシャル層の表面上の、上記フ
ォト・ダイオード素子の形成領域にP型不純物を選択的
に注入し熱拡散して、上記N型のエピタキシャル層との
接合部にフォト・ダイオード素子のダイオード領域を形
成する複数のP型の拡散層領域を、及び上記P型拡散抵
抗素子の形成領域にP型不純物を選択的に注入し熱拡散
して、抵抗を形成するP型の拡散層領域を形成する工
程、(6)上記N型のエピタキシャル層の表面上の、上
記フォト・ダイオード素子の形成領域、及び上記P型拡
散抵抗素子の形成領域にそれぞれN型不純物を選択的に
注入して、N型のエピタキシャル層の電位を引出すN型
の拡散層領域を形成する工程。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態1について図1,
2を参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態
1を示すフォト・ダイオード素子を有する半導体集積回
路装置の縦構造を示す要部構成図である。図2は、図1
のフォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装置
の平面構造を示す要部構成図である。図1,2におい
て、1はP型半導体基板(P−sub)、2はこの半導
体基板1上に形成されたN型のエピタキシャル層(N−
epi)、4,5は上記N型のエピタキシャル層2の表
面のフォト・ダイオード素子の形成領域に形成されたP
型の拡散層領域で、上記N型のエピタキシャル層との接
合部でそれぞれフォト・ダイオード素子のダイオード領
域が形成される。3は上記N型のエピタキシャル層2の
表面に形成された高濃度のN型領域でフォト・ダイオー
ド素子共通のカソード電極取り出し領域である。
【0015】7は上記カソード電極取り出し領域3にオ
ーミック接触されたアルミ電極、8,9は上記N型のエ
ピタキシャル層2とそれぞれの接合部でフォト・ダイオ
ード素子のダイオード領域を形成するたP型の拡散層領
域4,5の電位をとるためのアルミ電極、10は上記N
型のエピタキシャル層2のフォト・ダイオード素子の形
成領域と、他の半導体素子もしくは半導体回路の形成領
域とのP型の分離層領域を最低電位に接続するアルミ電
極である。
【0016】以下に、図1を参照して、P型の拡散層領
域4とN型のエピタキシャル層2との接合部で形成され
るフォト・ダイオード素子のダイオード領域に対して、
照射光20(P型の拡散層領域4のみに光が照射されて
いる)が照射されている場合に、励起されるキャリアの
うち、正孔の経路について説明する。図1において、励
起され正孔は経路12,13,16,17,27,28
を移動する。(ここで注目すべき点は、フォト・ダイオ
ード素子は通常逆方向にバイアスして使用し、正孔は常
に上記N型のエピタキシャル層より低い電位へ移動する
点である。) このうちフォト・ダイオード素子の光電流に寄与するも
のは、P型の拡散層領域4とN型のエピタキシャル層2
の間の接合部を通過する経路16,17を移動する正孔
のみである。
【0017】図1において、12,13,27,28の
経路で移動する正孔の動作について説明する。12の経
路で移動する正孔は、励起する位置がP型半導体基板1
の中であるため、平均寿命時間の拡散を経て、再結合し
て消滅する。13の経路で移動する正孔は、N型のエピ
タキシャル層の中で励起されるが、N型のエピタキシャ
ル層に印加される電界はその大部分がN型のエピタキシ
ャル層2とP型半導体基板1の接合部に集中してかか
り、N型のエピタキシャル層2の中には電位の傾きは存
在しないため、拡散によって移動する。P型半導体基板
1の方向に拡散した正孔は、空乏層まで到達すると電界
によって加速されP型半導体基板を移動する。その後は
12の経路で移動する正孔と同様、平均寿命時間の拡散
を経て、再結合して消滅する。この正孔については、N
型のエピタキシャル層からP型半導体基板に対して流れ
る光電流に寄与する。(フォト・ダイオード素子の光電
流には寄与していないことに注意)
【0018】27,28の経路で移動する正孔は、N型
のエピタキシャル層2の中で励起されるが、13の経路
で移動する正孔と同様の理由で、拡散によって移動す
る。下面分離層領域と同じ工程で作り込まれた正孔の吸
収帯はP型の埋め込み層であるため、P型半導体基板と
電気的に接続されている。26のP型の埋め込み層領域
(下面分離層領域)方向に拡散した正孔は、空乏層まで
到達すると電界によって加速され、P型の埋め込み層領
域26に移動し、その後は12の経路で移動する正孔と
同様、平均寿命時間の拡散を経て、再結合して消滅す
る。この正孔はN型のエピタキシャル層からP型半導体
基板に対して流れる光電流に寄与するがフォト・ダイオ
ード素子の光電流には寄与していない。
【0019】以上のように、フォト・ダイオード素子の
形成領域とその他の半導体素子もしくは半導体回路とを
分離する分離層領域が、P型の拡散層領域を用いた上面
分離層領域と、P型の埋め込み層領域を用いた下面分離
層領域とによって形成されるプロセスにより、隣接する
フォト・ダイオード素子間の距離をプロセスが許容する
最小に設計しても、上記隣接するフォト・ダイオード素
子の間隙の直下に下面分離層領域を設けることにより、
クロストークの要因となる正孔を抑えることができる。
【0020】図3は、図1のフォト・ダイオード素子間
隔をプロセスが許容する最小値とすることの効果を説明
する模式図である。従来のフォト・ダイオード素子を有
する半導体集積回路装置の場合を示す図3(b)と、こ
の発明のフォト・ダイオード素子を有する半導体集積回
路装置を示す図3(a)とを比較して、所定の光照射範
囲に対して、従来のフォト・ダイオード素子を有する半
導体集積回路装置の場合には、正孔の吸収帯をなすP型
の拡散層領域が、互いに隣接するP型の拡散層領域間に
設けられているため、隣接するP型の拡散層領域の間隙
を小さくすることができず、図3(a)に図示するよう
に、所定の光照射範囲内にP型の拡散層領域が形成でき
ず無駄になる光があり、入力光を電流に変換する効率が
上がらないう課題を解決することができる。
【0021】実施の形態2.この発明の実施の形態2
は、図1に示したフォト・ダイオード素子と他の半導体
回路としてIV変換アンプを有する半導体集積回路装置
に関するものである。図4はこの発明の実施の形態2を
示すフォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装
置の回路図である。り図4において、フォト・ダイオー
ド素子30,34は、図1に示す2つのP型の拡散層領
域4,5それぞれがN型のエピタキシャル層2との接合
部でフォト・ダイオード素子のダイオード領域を形成し
ている隣接しているフォト・ダイオード素子である。3
1,35はそれぞれフォト・ダイオード素子30,34
に対応するIV変換アンプ、32,36はそれぞれフォ
ト・ダイオード素子30,34に光が照射されたとき発
生する光電流を電圧に変換する変換抵抗、33,37は
それぞれIV変換アンプ31,35の出力端子、38は
上記IV変換アンプ31,35にリファレンス電圧を供
給する電源、である。
【0022】図4の動作について説明する。ここで、隣
接する2つのフォト・ダイオード素子のいずれにも光が
照射されていない状態では、それぞれのIV変換アンプ
31,35のそれぞれの出力端子33,37はリファレ
ンス電源38の電位となる。いま、フォト・ダイオード
素子30に光が照射されると、フォト・ダイオード素子
30が発生する光電流を変換抵抗32が電圧に変換し、
発生した電位差がリファレンス電位に加えられてIV変
換アンプの出力端子33に出力される。一方、フォト・
ダイオード素子34に光が照射されると、フォト・ダイ
オード素子34が発生する光電流を変換抵抗36が電圧
に変換し、発生した電位差がリファレンス電位に加えら
れてIV変換アンプの出力端子37に出力される。
【0023】このフォト・ダイオード素子を有する半導
体集積回路装置の理想的な動作としては、フォト・ダイ
オード素子30に光を照射した時はIV変換アンプの出
力端子33にのみ出力電圧が発生し、他方のIV変換ア
ンプの出力端子37はリファレンス電源の電位から変化
しないことが望ましい。逆に、フォト・ダイオード素子
34に光を照射した時はIV変換アンプの出力端子37
にのみ出力電圧が発生し、他方のIV変換アンプの出力
端子33はリファレンス電源の電位から変化しないこと
が望ましい。
【0024】この発明の実施の形態2を示すフォト・ダ
イオード素子を有する半導体集積回路装置の、フォト・
ダイオード素子の構成は実施の形態1を示す図1,2の
構成を備えていて、クロストーク対策がとられるととも
に、図1,2のフォト・ダイオード素子間隔をプロセス
が許容する最小間隔まで近づけ、最小化することができ
光入力を効率よく電流に変換することができる。
【0025】実施の形態3.この発明の実施の形態3
は、図1に示したフォト・ダイオード素子を有する半導
体集積回路装置の製造方法に関するものである。図5に
示す製造工程図を参照して説明する。ここで説明するス
テップ(工程)の順は図5の左側に記したステップ(工
程)順による。
【0026】先ず、P型半導体基板上に、P型不純物を
注入し、フォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導
体素子もしくは半導体回路の形成領域とを分離するP型
の埋め込み層領域(下面分離層領域)とともに、上記フ
ォト・ダイオード素子の形成領域に形成される複数のフ
ォト・ダイオード素子の隣接するフォト・ダイオード素
子の間隙の直下に、クロストークの要因となる正孔の吸
収帯をなすP型の埋め込み層領域を形成する(ST
1)、
【0027】次いで、上記P型半導体基板上にN型のエ
ピタキシャル層を堆積した後アニールすることにより、
先に形成したP型の埋め込み層領域を上記N型のエピタ
キシャル層側へ成長させる(ST2)、
【0028】次いで、上記N型のエピタキシャル層の表
面上の、上記下面分離層領域の上部位置にP型不純物を
注入して熱拡散し、P型の拡散層領域(上面分離層領
域)を形成して、先に形成したP型の埋め込み層領域
(下面分離層領域)と結合して、上記N型のエピタキシ
ャル層の表面から上記P型半導体基板の内部に達するま
でフォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体素子
もしくは半導体回路の形成領域とを分離するP型の分離
層領域を形成する(ST3)、
【0029】次いで、上記N型のエピタキシャル層上の
フォト・ダイオード素子の形成領域に、上記N型のエピ
タキシャル層との接合部にフォト・ダイオード素子のダ
イオード領域を形成する複数のP型の拡散層領域を形成
する(ST4)、
【0030】次いで、上記N型のエピタキシャル層上の
フォト・ダイオード素子の形成領域に、N型不純物を選
択的に注入して、上記エピタキシャル層の電位を引出す
N型の拡散層領域を形成する(ST5)、
【0031】この発明の実施の形態3を示すフォト・ダ
イオード素子を有する半導体集積回路装置の製造方法に
よれば、実施の形態1を示す図1,2の構成のフォト・
ダイオード素子を有する半導体集積回路装置としてクロ
ストーク対策がとられるとともに、図1,2のフォト・
ダイオード素子間隔をプロセスが許容する最小間隔まで
近づけ、最小化することができ光入力を効率よく電流に
変換することができる。
【0032】実施の形態4.この発明の実施の形態4
は、例えば図1に示したフォト・ダイオード素子と他の
半導体素子としてP型拡散抵抗素子を有する半導体集積
回路装置の製造方法に関するものである。図5に示す製
造工程図を参照して説明する。ここで説明するステップ
(工程)順は図5の右側に記したステップ(工程)順に
よる。
【0033】先ず、P型半導体基板上に、P型不純物を
注入し、フォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導
体素子としてP型拡散抵抗素子の形成領域とを分離する
P型の埋め込み層領域(下面分離層領域)とともに、上
記フォト・ダイオード素子の形成領域に形成される複数
のフォト・ダイオード素子の隣接するフォト・ダイオー
ド素子の間隙の直下に、クロストークの要因となる正孔
の吸収帯をなすP型の埋め込み層領域を形成する工程
(ST11)、
【0034】次いで、上記P型半導体基板上のP型拡散
抵抗素子の形成領域に、N型不純物を注入し、後記のN
型のエピタキシャル層の電位をとるためのN型の埋め込
み層領域を形成する工程(ST12)、
【0035】次いで、上記P型半導体基板上にN型のエ
ピタキシャル層を堆積した後アニールすることにより、
先に形成したP型の埋め込み層領域及びN型の埋め込み
層領域をを上記N型のエピタキシャル層側へ成長させる
工程(ST13)、
【0036】次いで、上記N型のエピタキシャル層の表
面上の、上記下面分離層領域の上部位置にP型不純物を
注入して熱拡散し、P型の拡散層領域(上面分離層領
域)を形成して、先に形成したP型の埋め込み層領域
(下面分離層領域)と結合して、上記N型のエピタキシ
ャル層の表面から上記P型半導体基板の内部に達するま
でフォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体素子
としてP型拡散抵抗素子の形成領域とを分離するP型の
分離層領域を形成する工程(ST14)、
【0037】次いで、上記N型のエピタキシャル層の表
面上の、上記フォト・ダイオード素子の形成領域にP型
不純物を選択的に注入し熱拡散して、上記N型のエピタ
キシャル層との接合部にフォト・ダイオード素子のダイ
オード領域を形成する複数のP型の拡散層領域を、及び
上記P型拡散抵抗素子の形成領域にP型不純物を選択的
に注入し熱拡散して、抵抗を形成するP型の拡散層領域
を形成する工程(ST15)、
【0038】次いで、上記N型のエピタキシャル層の表
面上の、上記フォト・ダイオード素子の形成領域、及び
上記P型拡散抵抗素子の形成領域にそれぞれN型不純物
を選択的に注入して、N型のエピタキシャル層の電位を
引出すN型の拡散層領域を形成する工程(ST16)。
【0039】この発明の実施の形態4を示すフォト・ダ
イオード素子を有する半導体集積回路装置の製造方法に
よれば、フォト・ダイオード素子として例えば実施の形
態1を示す図1,2の構成のものとし、他の半導体素子
としてP型拡散抵抗素子を有する半導体集積回路装置の
クロストーク対策がとられるとともに、フォト・ダイオ
ード素子間隔をプロセスが許容する最小間隔まで近づ
け、最小化することができ光入力を効率よく電流に変換
することができる。また、この様な構成のフォト・ダイ
オード素子を有する半導体集積回路装置の製造工程は、
図5に示すP型拡散抵抗素子の製造工程の中に組入れて
一体化することが容易に可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係わる発明の
フォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装置に
よれば、クロストークを抑えるとともに、フォト・ダイ
オード素子間隔をプロセスが許容する最小間隔まで小さ
くすることができ光入力を効率よく電流に変換すること
が可能なフォト・ダイオード素子を有する半導体集積回
路装置を得ることができる。
【0041】また、請求項2に係わる発明のフォト・ダ
イオード素子を有する半導体集積回路装置の製造方法に
よれば、クロストークを抑えるとともに、フォト・ダイ
オード素子間隔をプロセスが許容する最小間隔まで小さ
くすることができ光入力を効率よく電流に変換すること
が可能な請求項1記載のフォト・ダイオード素子を有す
る半導体集積回路装置の製造方法を得ることができる。
【0042】また、請求項3に係わる発明のフォト・ダ
イオード素子を有する半導体集積回路装置の製造方法に
よれば、請求クロストークを抑えるとともに、フォト・
ダイオード素子間隔をプロセスが許容する最小間隔まで
小さくすることができ光入力を効率よく電流に変換する
ことが可能な、且つ同一チップに形成されるフォト・ダ
イオード素子の他の半導体素子の製造工程に容易に組入
れることが可能なフォト・ダイオード素子を有する半導
体集積回路装置の製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すフォト・ダイ
オード素子を有する半導体集積回路装置の縦構造を示す
要部断面図である。
【図2】 図1の半導体集積回路装置の平面構造を示す
要部平面図である。
【図3】 図1のフォト・ダイオード素子間隔をプロセ
スが許容する最小値とすることの効果を説明する模式図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示すフォト・ダイ
オード素子を有する半導体集積回路装置の回路図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3を示すフォト・ダイ
オード素子を有する半導体集積回路装置の製造工程図で
ある。
【図6】 従来のフォト・ダイオード素子を有する半導
体集積回路装置の縦構造を示す要部断面図である。
【図7】 図6の半導体集積回路装置の平面構造を示す
要部平面図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板、 2 N型のエピタキシャル層、 3 高濃度N層からなるカソード電極引出し領域、 4,5 N型のエピタキシャル層との接合部でフォト・
ダイオード素子のダイオード領域を形成するP型の拡散
層領域、 7 N型のエピタキシャル層の電位をとるアルミ電極、 8,9 P型の拡散層領域4,5の電位をとるアルミ電
極、 10 フォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体
素子もしくは半導体回路の形成領域とを分離するP型の
分離層領域を最低電位に接続する電極、 11 電子の経路、 12,13,14,15,16,17 正孔の経路、 20 P型の拡散層領域4とN型のエピタキシャル層2
の接合部をフォト・ダイオード素子のダイオード領域と
なすフォト・ダイオード素子の照射光(例えばレーザ
光)、 21 フォト・ダイオード素子と同一チップ上に形成さ
れる他の半導体素子もしくは半導体回路とを分離するP
型の分離層領域、 22,23 N型のエピタキシャル層の上面分離層領
域、 24,25 N型のエピタキシャル層の下面分離層領
域、 26 クロストークの要因となる正孔の吸収帯をなすP
型の埋め込み層領域、 27,28 正孔の経路、 29 フォト・ダイオード素子と同一チップ上に形成さ
れる他の半導体素子もしくは半導体回路とを分離するP
型の分離層領域、 30は図1のP型の拡散層領域を用いたフォト・ダイオ
ード素子、 31はフォト・ダイオード素子30と同一チップ上に形
成されたIV変換アンプ、 32はフォト・ダイオード素子30に光を照射して発生
する光電流を電圧に変換する変換抵抗、 33はIV変換アンプ31の出力端子、 34は図1のP型拡散層領域5を用いたフォト・ダイオ
ード素子、 35はフォト・ダイオード素子34と同一チップ上に形
成されたIV変換アンプ、 36はフォト・ダイオード素子34に光を照射して発生
する光電流を電圧に変換する変換抵抗、 37はIV変換アンプ35の出力端子、 38はIV変換アンプ31,35にリファレンス電圧を
供給する電源、 40はP型埋め込み領域、 41はN型埋め込み領域、 42はP型上面分離領域、 43はP型拡散層領域、 44はN型拡散層領域である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型半導体基板に堆層したN型のエピタ
    キシャル層と、このエピタキシャル層の表面上に形成さ
    れた複数のP型の拡散層領域とのそれぞれの接合部をダ
    イオード領域となすフォト・ダイオード素子を有し、 これらのフォト・ダイオード素子が上記エピタキシャル
    層の表面から上記半導体基板の内部に達するまでのP型
    の分離層領域により他の半導体素子もしくは半導体回路
    から分離されて形成される半導体集積回路装置であっ
    て、 上記複数のフォト・ダイオード素子の隣接するフォト・
    ダイオード素子の間隙の直下に、クロストークの要因と
    なる正孔の吸収帯をなすP型の埋め込み層領域を形成す
    ることを特徴とするフォト・ダイオード素子を有する半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 以下の工程を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のフォト・ダイオード素子を有する半導体集
    積回路装置の製造方法、(1)P型半導体基板上に、P
    型不純物を注入し、フォト・ダイオード素子の形成領域
    と他の半導体素子もしくは半導体回路の形成領域とを分
    離するP型の埋め込み層領域(下面分離層領域)ととも
    に、上記フォト・ダイオード素子の形成領域に形成され
    る複数のフォト・ダイオード素子の隣接するフォト・ダ
    イオード素子の間隙の直下に、クロストークの要因とな
    る正孔の吸収帯をなすP型の埋め込み層領域を形成する
    工程、(2)上記P型半導体基板上にN型のエピタキシ
    ャル層を堆積した後アニールすることにより、先に形成
    したP型の埋め込み層領域を上記N型のエピタキシャル
    層側へ成長させる工程、(3)上記N型のエピタキシャ
    ル層の表面上の、上記下面分離層領域の上部位置にP型
    不純物を注入して熱拡散し、P型の拡散層領域(上面分
    離層領域)を形成して、先に形成したP型の埋め込み層
    領域(下面分離層領域)と結合して、上記N型のエピタ
    キシャル層の表面から上記P型半導体基板の内部に達す
    るまでフォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体
    素子もしくは半導体回路の形成領域とを分離するP型の
    分離層領域を形成する工程、(4)上記N型のエピタキ
    シャル層上のフォト・ダイオード素子の形成領域に、上
    記N型のエピタキシャル層との接合部にフォト・ダイオ
    ード素子のダイオード領域を形成する複数のP型の拡散
    層領域を形成する工程、(5)上記N型のエピタキシャ
    ル層上のフォト・ダイオード素子の形成領域に、N型不
    純物を選択的に注入して、上記エピタキシャル層の電位
    を引出すN型の拡散層領域を形成する工程。
  3. 【請求項3】 以下の工程を備えたことを特徴とするフ
    ォト・ダイオード素子を有する半導体集積回路装置の製
    造方法、(1)P型半導体基板上に、P型不純物を注入
    し、フォト・ダイオード素子の形成領域と他の半導体素
    子としてP型拡散抵抗素子の形成領域とを分離するP型
    の埋め込み層領域(下面分離層領域)とともに、上記フ
    ォト・ダイオード素子の形成領域に形成される複数のフ
    ォト・ダイオード素子の隣接するフォト・ダイオード素
    子の間隙の直下に、クロストークの要因となる正孔の吸
    収帯をなすP型の埋め込み層領域を形成する工程、
    (2)上記P型半導体基板上のP型拡散抵抗素子の形成
    領域に、N型不純物を注入し、後記のN型のエピタキシ
    ャル層の電位をとるためのN型の埋め込み層領域を形成
    する工程、(3)上記P型半導体基板上にN型のエピタ
    キシャル層を堆積した後アニールすることにより、先に
    形成したP型の埋め込み層領域及びN型の埋め込み層領
    域をを上記N型のエピタキシャル層側へ成長させる工
    程、(4)上記N型のエピタキシャル層の表面上の、上
    記下面分離層領域の上部位置にP型不純物を注入して熱
    拡散し、P型の拡散層領域(上面分離層領域)を形成し
    て、先に形成したP型の埋め込み層領域(下面分離層領
    域)と結合して、上記N型のエピタキシャル層の表面か
    ら上記P型半導体基板の内部に達するまでフォト・ダイ
    オード素子の形成領域と他の半導体素子としてP型拡散
    抵抗素子の形成領域とを分離するP型の分離層領域を形
    成する工程、(5)上記N型のエピタキシャル層の表面
    上の、上記フォト・ダイオード素子の形成領域にP型不
    純物を選択的に注入し熱拡散して、上記N型のエピタキ
    シャル層との接合部にフォト・ダイオード素子のダイオ
    ード領域を形成する複数のP型の拡散層領域を、及び上
    記P型拡散抵抗素子の形成領域にP型不純物を選択的に
    注入し熱拡散して、抵抗を形成するP型の拡散層領域を
    形成する工程、(6)上記N型のエピタキシャル層の表
    面上の、上記フォト・ダイオード素子の形成領域、及び
    上記P型拡散抵抗素子の形成領域にそれぞれN型不純物
    を選択的に注入して、N型のエピタキシャル層の電位を
    引出すN型の拡散層領域を形成する工程。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206173A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Hamamatsu Photonics Kk 半導体光検出装置
JP2009206171A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Hamamatsu Photonics Kk フォトダイオードアレイ
JP2009206175A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Hamamatsu Photonics Kk 半導体受光素子

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