JPH10199490A - 装飾用電灯 - Google Patents

装飾用電灯

Info

Publication number
JPH10199490A
JPH10199490A JP9011692A JP1169297A JPH10199490A JP H10199490 A JPH10199490 A JP H10199490A JP 9011692 A JP9011692 A JP 9011692A JP 1169297 A JP1169297 A JP 1169297A JP H10199490 A JPH10199490 A JP H10199490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
hole
partition
mold
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9011692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuko Hongo
静子 本郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9011692A priority Critical patent/JPH10199490A/ja
Publication of JPH10199490A publication Critical patent/JPH10199490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型構造を簡単にして金型の製造コストを低
減する。 【解決手段】 装飾用電灯の電球3を支持する支持部2
は、円柱状の柱部12と、この柱部12から柱部12と
同軸に突出する角柱部13とから構成され、支持部2に
は、支持部2に支持された電球3のリード線15,15
を先端から突出させる貫通孔16が形成され、この貫通
孔16の先端開口16aには、先端開口16を2分する
隔壁17が形成され、隔壁17の開口端面17aが角柱
部13の先端面(先端開口16a)と面一に形成されて
いる。これにより、支持部2を成形する成形型の下型の
上面には貫通孔16を形成するための角柱状の突起が形
成され、これらの突起間の空間は前記隔壁17を形成す
るための部分である。前記下型の突起間の面は、隔壁1
7の開口端面17aに対応する平面となり、かつ下型の
他の面と同一面となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクリスマス
ツリー等の飾り付等に使用される装飾用電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装飾用電灯としては、電球を支持
する支持部の先端開口に先端開口を2分する隔壁が設け
られたものがあり、通常、隔壁の開口端面は支持部の先
端開口(先端面)から少し内側に退いており、当該部分
に段差が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装飾用電灯では、隔壁の開口端面と支持部の先端面との
間に段差が形成されているので、支持部を成形するため
の金型にも前記段差に対応した段差を設ける必要があ
り、これにより、金型構造が複雑になり、金型の製造コ
ストが嵩むといった問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、金型構造を簡単にして金型の製造コストを低減する
ことができる装飾用電灯を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾用電灯は、
電球と、当該電球を支持する支持部と、軸方向一端に前
記支持部を装着する解放部を有するソケット本体とを備
え、前記解放部の奥には前記電球のリード線に導通する
一対の端子板が組み付けられ、前記解放部はソケット本
体の軸方向一端側が筒状部に形成され、前記支持部は前
記筒部に嵌合する柱部と、この柱部から当該柱部と同軸
に突出する角柱部とを有する装飾用電灯において、前記
支持部には、当該支持部に支持された電球のリード線を
先端から突出させる貫通孔が形成され、この貫通孔の先
端開口には、先端開口を2分する隔壁が形成され、前記
隔壁の開口端面が前記角柱部の先端面と面一に形成され
ている。
【0006】本発明の作用としては、隔壁の開口端面と
角柱部の先端面とが面一とされているので、これらの面
と対応する金型の面も同一面で平坦となり、金型構造が
簡単となる。また、当該平坦部の加工も簡単であるの
で、金型の製造コストを低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の装飾用電灯について説明する。図中において、符号1
はソケット本体、2は支持部、3は電球であり、これら
1、2、3により本発明の装飾用電灯を構成する。
【0008】前記ソケット本体1は、図1に示すよう
に、中空柱状体の軸方向一端に解放部4が形成され、中
空柱状体の軸方向他端に解放部4に開口する貫通孔5が
形成され、該貫通孔5は隔壁6により2分されている。
前記解放部4はソケット本体1の軸方向一端側に円筒部
7が形成され、ソケット本体1の軸方向他端側は円筒部
7よりも断面面積の小さな角筒部8に形成され、該角筒
部8の横断面形状は前記貫通孔5の横断面形状と同一と
されている。この角筒部8内には貫通孔5の外から内部
に挿入された一対のリード線9の先端に接続された各端
子板10が各取付溝内に固定されるようになっている。
【0009】前記支持部2は、電球3を支持する部材で
あり、ソケット本体1の解放部4の円筒部7に嵌合され
る円柱部12と、該円柱部12の先端に突出し前記角筒
部8内に挿入される角柱部13とから構成されている。
また図3に示すように、前記円柱部12の上面には角柱
部13側へ延びて電球3の基端部を挿入する凹部14が
形成され、該凹部14の底部には前記角柱部13の先端
面に開口し電球3の一対のリード線15を挿通する貫通
孔16が形成されている。該貫通孔16の先端には貫通
孔16の先端開口16aを2分する隔壁17が設けられ
ている。これにより、貫通孔16の先端部を2分割し、
この2分割された部分にリード線15,15をそれぞれ
通す。また角柱部13の先端面の両端部にはそれぞれ面
取り部18が形成され、各面取り部18には、図1およ
び図3に示すように、貫通孔16を挿通して外に突出す
る電球3のリード線15,15を角柱部13の側面13
a,13a側に折り曲げて案内する案内溝18aが形成
され、角柱部13を解放部4内に挿入する時に前記各リ
ード線15を各案内溝18a内に拘束するようになって
いる。
【0010】図4に示すように、角柱部13の先端面は
平面となっており、前記隔壁17の開口端面17aは、
当該角柱部13の先端面(先端開口16a)と面一とな
っている。
【0011】なお、前記円柱部12の外面は先端にいく
に従い若干のテーパー度を有する先細り形状とされ、前
記角柱部13の両側面(電球3のリード線の先端が位置
する側)13a,13aは先端にいくに従い前記円柱部
12の外面よりも若干大きなテーパー度を有する先端先
細り形状とされ、解放部4に対する角柱部13の円滑な
挿入、及び円筒部7に対する円柱部12の円滑な挿入、
さらには角柱部13の側面13aのリード線15と各端
子板10の内面との良好な接触を可能としている。
【0012】かかる構成の装飾用電灯は、以下のように
組み立てられる。
【0013】ソケット本体1に対しては貫通孔16から
一対の端子板10およびリード線9を解放部4の奥に挿
入し、各端子板10を角筒部8の所定位置に平行に取り
付ける。また支持部2に対しては凹部14内に電球3を
装着し、電球3のリード線15,15を貫通孔16に挿
通して角柱部13の外部に突出させ、さらに、リード線
15を各案内溝18を通して両側面13a,13aに沿
うように折り曲げる。
【0014】続いて、支持部2の先端の角柱部13を前
記ソケット本体1の解放部4の円筒部7を通して角筒部
8内に挿入する。最初に角柱部13の面取り部18が角
筒部8内に平行に位置する端子板10,10間に案内さ
れて円滑に侵入し、各面取り部18から続くテーパー状
の両側面13a,13aが端子板10,10の内面に当
接して端子板10,10を角筒部8の内壁側に押圧しな
がら、角柱部13が端子板10,10間に深く侵入する
(図2参照)。
【0015】この時角柱部13の先端面から両側面13
aにかけて露出する各リード線15の各面取り部18の
案内溝18aにより後方に拘束された状態で各端子板1
0の内面に接触するから、各リード線15が角柱部13
の両側面13aから位置ずれを起こすことがなく各端子
板10の内面と安定して接触する。またリード線15の
うち従来角筒部8の内壁あるいは各端子板10の上端と
の間で摩擦抵抗を大きく受ける部分であった両側の屈曲
部は案内溝18a内に没し、面取り部18により保護さ
れ、まったく摩擦抵抗を受けずに圧迫されないため各端
子板10間に円滑に挿入され、これによっても各端子板
10の内面との接触を安定なものとし、リード線15が
傷つくこともない。
【0016】また前記角柱部13に続く円柱部12は円
筒部7内に円滑に侵入し円柱部12の外面のテーパ作用
により円筒部7に深く嵌合する。
【0017】図5に前記支持部2を成形する成形型の一
部を示す。図中20は下型である。下型20の上面には
前記貫通孔16を形成するための角柱状の突起21が形
成されている。これらの突起21間の空間は前記隔壁1
7を形成するための部分である。下型20と上型(図示
せず)とを合わせ、これらの間に形成されるキャビティ
内に樹脂を射出成形することにより、支持部2が形成さ
れる。
【0018】このように、下型20の突起21間の面2
1aは、隔壁17の開口端面17aと対応する平面とな
っており、かつ下型20の他の面21bと同一面となる
ので(従来、面21aと面21bとは同一面ではなく、
それらの間に段差が形成されていた)、面21a,21
bの切削加工を容易に行うことができ、金型の製作コス
トを低減することができる。さらに、金型構造が簡単と
なり、非常に多数の支持部を射出成形しても金型の摩耗
や損耗等が発生することがない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装飾用電
灯によれば、電球と、当該電球を支持する支持部と、軸
方向一端に前記支持部を装着する解放部を有するソケッ
ト本体とを備え、前記解放部の奥には前記電球のリード
線に導通する一対の端子板が組み付けられ、前記解放部
はソケット本体の軸方向一端側が筒状部に形成され、前
記支持部は前記筒部に嵌合する柱部と、この柱部から当
該柱部と同軸に突出する角柱部とを有する装飾用電灯に
おいて、前記支持部には、当該支持部に支持された電球
のリード線を先端から突出させる貫通孔が形成され、こ
の貫通孔の先端開口には、先端開口を2分する隔壁が形
成され、前記隔壁の開口端面が前記角柱部の先端面と面
一に形成されているので、金型構造を簡単にして金型の
製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態の装飾用電灯を示す分
解図である。
【図2】 図1の装飾用電灯の組立図である。
【図3】 図1の装飾用電灯の支持部の断面図である。
【図4】 図1の装飾用電灯の支持部の要部を示す斜視
図である。
【図5】 図1の支持部を成形するための成形型を示す
図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 支持部 3 電球 4 解放部 7 円筒部 8 角筒部 10 端子板 12 円柱部 13 角柱部 15 リード線 16 貫通孔 16a 先端開口 17 隔壁 17a 開口端面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球と、当該電球を支持する支持部と、
    軸方向一端に前記支持部を装着する解放部を有するソケ
    ット本体とを備え、前記解放部の奥には前記電球のリー
    ド線に導通する一対の端子板が組み付けられ、前記解放
    部はソケット本体の軸方向一端側が筒状部に形成され、
    前記支持部は前記筒状部に嵌合する柱部と、この柱部か
    ら当該柱部と同軸に突出する角柱部とを有する装飾用電
    灯において、 前記支持部には、当該支持部に支持された電球のリード
    線を先端から突出させる貫通孔が形成され、この貫通孔
    の先端開口には、先端開口を2分する隔壁が形成され、
    前記隔壁の開口端面が前記角柱部の先端面と面一に形成
    されていることを特徴とする装飾用電灯。
JP9011692A 1996-11-15 1997-01-24 装飾用電灯 Pending JPH10199490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011692A JPH10199490A (ja) 1996-11-15 1997-01-24 装飾用電灯

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-305382 1996-11-15
JP30538296 1996-11-15
JP9011692A JPH10199490A (ja) 1996-11-15 1997-01-24 装飾用電灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10199490A true JPH10199490A (ja) 1998-07-31

Family

ID=26347174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9011692A Pending JPH10199490A (ja) 1996-11-15 1997-01-24 装飾用電灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10199490A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07277072A (ja) バニティミラー用ランプボデイ及びその製造方法
JPH10199490A (ja) 装飾用電灯
JP2878224B2 (ja) 装飾用電灯
JPH0722133A (ja) ランプソケット
JPH0317976A (ja) フラットケーブル用コネクタ
JP2635236B2 (ja) 装飾用電灯
JP3299377B2 (ja) スイッチ
JP3193666B2 (ja) 装飾用電灯
JPS5827515Y2 (ja) けい光灯ソケツト
JPH0222936Y2 (ja)
JPH0779032B2 (ja) 装飾用電灯
JP2560840B2 (ja) ランプ用口金
JPH04259748A (ja) 装飾用電灯
JP3192103B2 (ja) 装飾用電灯
JP2911799B2 (ja) 装飾用電灯
JPS6110301Y2 (ja)
JP3023301B2 (ja) 装飾用電灯
JPH0316236Y2 (ja)
JPH0336063Y2 (ja)
JPS5844626Y2 (ja) 電気部品取付装置
JP2000058006A (ja) 装飾用電燈支持部材の構造
JPH0121443Y2 (ja)
JPS6238801B2 (ja)
JPH0310475U (ja)
JPH08130073A (ja) ランプソケット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990601