JP2878224B2 - 装飾用電灯 - Google Patents

装飾用電灯

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JP2878224B2
JP2878224B2 JP9011693A JP1169397A JP2878224B2 JP 2878224 B2 JP2878224 B2 JP 2878224B2 JP 9011693 A JP9011693 A JP 9011693A JP 1169397 A JP1169397 A JP 1169397A JP 2878224 B2 JP2878224 B2 JP 2878224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクリスマス
ツリー等の飾りつけ等に使用される装飾用電灯に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる装飾用電灯としては、支持部に電
球を支持し、電球のリード線を支持部に形成された貫通
孔から突出させて支持部の側面に折り返し、ソケット本
体内に挿入するようにしたものがある。
【0003】図6は支持部の貫通孔を上からみた図であ
る。支持部は円筒部34と角筒部35とから構成され、
前記貫通孔は、円筒部34の断面円形の第1の孔部31
と、角筒部35の断面角状の第2の孔部32とから構成
され、前記第2の孔部32の、前記第1の孔部31に連
設される部分の断面形状Aは角状をなしており、前記第
1の孔部31と第2の孔部32との境界には段差面33
が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装飾用電灯では、第1の孔部31と第2の孔部32との
連設部に大きな段差面33が形成されているので、電球
のリード線を貫通孔内に挿入する場合に、リード線が段
差面33に衝突する等により円滑に挿入することができ
ない場合がある。装飾用電灯は非常に多量に生産される
ので、円滑に挿入することができないことは、生産性に
大きな悪影響を与える。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、電球のリード線を円滑に支持部の貫通孔に挿入する
ことができ、もって生産性を向上させることができる装
飾用電灯を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾用電灯は、
電球と、当該電球を支持する支持部と、軸方向一端に前
記支持部を装着する解放部を有するソケット本体とを備
え、前記解放部の奥には前記電球のリード線に導通する
一対の端子板が組み付けられ、前記解放部はソケット本
体の軸方向一端側が筒状部に形成され、前記支持部は前
記筒状部に嵌合する柱部と、この柱部から当該柱部と同
軸に突出する角柱部とを有する装飾用電灯において、前
記支持部には、当該支持部に支持された電球のリード線
を先端から突出させる貫通孔が形成され、当該貫通孔が
前記柱部に対応した第1の孔部と、前記角柱部に対応し
た断面角状の第2の孔部とから構成され、前記第2の孔
部の、前記第1の孔部との境界部分でかつ前記リード線
の並ぶ方向の両端形状を、前記第1の孔部の内面に沿っ
た形状としたことを特徴とするものである。
【0007】本発明の作用としては、前記第2の孔部
の、前記第1の孔部との境界部分でかつ前記リード線の
並ぶ方向の両端形状を、前記第1の孔部の内面に沿った
形状としたので、第1の孔部と第2の孔部との間に形成
される段差面が小さくなり、リード線を挿入した場合
に、リード線が段差面に衝突する確率が非常に小さくな
る。したがって、リード線を貫通孔に円滑に挿入するこ
とができ、生産性を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の装飾用電灯について説明する。図中において、符号1
はソケット本体、2は支持部、3は電球であり、これら
1、2、3により本発明の装飾用電灯を構成する。
【0009】前記ソケット本体1は、図1に示すよう
に、中空柱状体の軸方向一端に解放部4が形成され、中
空柱状体の軸方向他端に解放部4に開口する貫通孔5が
形成され、該貫通孔5は隔壁6により2分されている。
前記解放部4はソケット本体1の軸方向一端側に円筒部
7が形成され、ソケット本体1の軸方向他端側は円筒部
7よりも断面面積の小さな角筒部8に形成され、該角筒
部8の横断面形状は前記貫通孔5の横断面形状と同一と
されている。この角筒部8内には貫通孔5の外から内部
に挿入された一対のリード線9の先端に接続された各端
子板10が各取付溝内に固定されるようになっている。
【0010】前記支持部2は、電球3を支持する部材で
あり、ソケット本体1の解放部4の円筒部7に嵌合され
る円柱部12と、該円柱部12の先端に突出し前記角筒
部8内に挿入される角柱部13とから構成されている。
また図3に示すように、前記円柱部12の上面には角柱
部13側へ延びて電球3の基端部を挿入する凹部14が
形成され、該凹部14の底部には前記角柱部13の先端
面に開口し電球3の一対のリード線15を挿通する貫通
孔16が形成されている。該貫通孔16の先端には、貫
通孔16の先端開口16aを2分する隔壁17が設けら
れている。これにより、貫通孔16の先端部を2分割
し、この2分割された部分にリード線15,15をそれ
ぞれ通す。また角柱部13の先端面の両端部にはそれぞ
れ面取り部18が形成され、各面取り部18には、図1
および図3に示すように、貫通孔16を挿通して外に突
出する電球3のリード線15,15を角柱部13の側面
13a,13a側に折り曲げて案内する案内溝18aが
形成され、角柱部13を解放部4内に挿入する時に前記
各リード線15,15を各案内溝18a内に拘束するよ
うになっている。なお、本例では、隔壁17の開口端面
17aは前記先端開口16aと同一面になっているが、
これに限らない。
【0011】図4は、前記支持部2を上から見た図であ
り、貫通孔16は、前記円柱部12に対応した第1の孔
部21と、断面角状の第2の孔部22とから構成され、
この第2の孔部22の、第1の孔部21との境界部分で
かつリード線15,15(図3参照)の並ぶ方向(図4
中左右方向)の両端形状Bを、第1の孔部21の内面C
に沿った形状となっている。
【0012】なお、前記円柱部12の外面は先端にいく
に従い若干のテーパー度を有する先細り形状とされ、前
記角柱部13の両側面(電球3のリード線15の先端が
位置する側)13a,13aは先端にいくに従い前記円
柱部12の外面よりも若干大きなテーパー度を有する先
端先細り形状とされ、解放部4に対する角柱部13の円
滑な挿入、及び円筒部7に対する円柱部12の円滑な挿
入、さらには角柱部13の側面13aの各リード線1
5,15と各端子板10の内面との良好な接触を可能と
している。
【0013】かかる構成の装飾用電灯は、以下のように
組み立てられる。
【0014】ソケット本体1に対しては貫通孔16から
一対の端子板10およびリード線9を解放部4の奥に挿
入し、各端子板10を角筒部8の所定位置に平行に取り
付ける。また支持部2に対しては凹部14内に電球3を
装着し、電球3のリード線15,15を貫通孔16に挿
通して角柱部13の外部に突出させ、さらに各リード線
15,15を各案内溝18を通して両側面13a,13
aに沿うように折り曲げる。
【0015】貫通孔16は、前記円柱部12に対応した
断面円形の第1の孔部21と、前記角柱部13に対応し
た断面角状の第2の孔部22とから構成され、この第2
の孔部22の、第1の孔部21との境界部分でかつリー
ド線15,15(図3参照)の並ぶ方向(図4中左右方
向)の両端形状Bを、第1の孔部21の内面に沿った形
状Cとなっているので、第1の孔部21と第2の孔部2
2との段差面23が小さくなり、リード線15,15を
貫通孔16に挿通する際に、段差面23に衝突する確率
は極めて小さい。したがって、リード線15,15を貫
通孔16に挿通する際に、リード線15,15が折れ曲
がることがなく、円滑に挿通することができる。装飾用
電灯の製造の生産性を著しく高めることができる。
【0016】続いて、支持部2の先端の角柱部13を前
記ソケット本体1の解放部4の円筒部7を通して角筒部
8内に挿入する。最初に角柱部13の面取り部18が角
筒部8内に平行に位置する端子板10,10間に案内さ
れて円滑に侵入し、各面取り部18から続くテーパー状
の両側面13a,13aが端子板10,10の内面に当
接して端子板10,10を角筒部8の内壁側に押圧しな
がら、角柱部13が端子板10,10間に深く侵入する
(図2参照)。
【0017】この時角柱部13の先端面から両側面13
a,13aにかけて露出する各リード線15の各面取り
部18の案内溝18aにより後方に拘束された状態で各
端子板10の内面に接触するから、各リード線15が角
柱部13の両側面13aから位置ずれを起こすことがな
く各端子板10の内面と安定して接触する。またリード
線15のうち従来角筒部8の内壁あるいは各端子板10
の上端との間で摩擦抵抗を大きく受ける部分であった両
側の屈曲部は案内溝18a内に没し、面取り部18によ
り保護され、まったく摩擦抵抗を受けずに圧迫されない
ため各端子板10間に円滑に挿入され、これによっても
各端子板10の内面との接触を安定なものとし、リード
線15が傷つくこともない。
【0018】また前記角柱部13に続く円柱部12は円
筒部7内に円滑に侵入し円柱部12の外面のテーパ作用
により円筒部7に深く嵌合する。
【0019】図5に本発明の実施の他の形態に係る支持
部の平面図を示す。
【0020】このものは支持部25の端部は六角形とさ
れており、支持部25の内部に貫通孔26が形成されて
いる。この貫通孔26は、円筒状の第1の孔部27と、
この第1の孔部27に連設された第2の孔部28とから
なり、この第2の孔部28の、第1の孔部27との境界
部分でかつリード線15,15(図3参照)の並ぶ方向
(図5中左右方向)の両端形状Dを、第1の孔部27の
内面Eにほぼ沿った形状となっている。
【0021】このものでも、第1の孔部27と第2の孔
部28との間の段差面29が小さくなり、リード線1
5,15を貫通孔16内に円滑に挿入することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装飾用電
灯によれば、電球と、当該電球を支持する支持部と、軸
方向一端に前記支持部を装着する解放部を有するソケッ
ト本体とを備え、前記解放部の奥には前記電球のリード
線に導通する一対の端子板が組み付けられ、前記解放部
はソケット本体の軸方向一端側が筒状部に形成され、前
記支持部は前記筒状部に嵌合する柱部と、この柱部から
当該柱部と同軸に突出する角柱部とを有する装飾用電灯
において、前記支持部には、当該支持部に支持された電
球のリード線を先端から突出させる貫通孔が形成され、
当該貫通孔が前記柱部に対応した第1の孔部と、前記角
柱部に対応した断面角状の第2の孔部とから構成され、
前記第2の孔部の、前記第1の孔部との境界部分でかつ
前記リード線の並ぶ方向の両端形状を、前記第1の孔部
の内面に沿った形状としたことにより、電球のリード線
を円滑に支持部の貫通孔に挿入することができ、もって
生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態の装飾用電灯を示す分
解図である。
【図2】 図1の装飾用電灯の組立図である。
【図3】 図1の装飾用電灯の支持部の断面図である。
【図4】 図1の装飾用電灯の支持部を示す平面図であ
る。
【図5】 本発明の実施の他の形態を示す装飾用電灯の
支持部を示す平面図である。
【図6】 従来の装飾用電灯の支持部を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 支持部 3 電球 4 解放部 7 円筒部 8 角筒部 10 端子板 12 円柱部 13 角柱部 15 リード線 16 貫通孔 16a 先端開口 17 隔壁 21,27 第1の孔部 22,28 第2の孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01K 1/46 H01K 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球と、当該電球を支持する支持部と、
    軸方向一端に前記支持部を装着する解放部を有するソケ
    ット本体とを備え、前記解放部の奥には前記電球のリー
    ド線に導通する一対の端子板が組み付けられ、前記解放
    部はソケット本体の軸方向一端側が筒状部に形成され、
    前記支持部は前記筒状部に嵌合する柱部と、この柱部か
    ら当該柱部と同軸に突出する角柱部とを有する装飾用電
    灯において、 前記支持部には、当該支持部に支持された電球のリード
    線を先端から突出させる貫通孔が形成され、当該貫通孔
    が前記柱部に対応した第1の孔部と、前記角柱部に対応
    した断面角状の第2の孔部とから構成され、前記第2の
    孔部の、前記第1の孔部との境界部分でかつ前記リード
    線の並ぶ方向の両端形状を、前記第1の孔部の内面に沿
    った形状としたことを特徴とする装飾用電灯。
JP9011693A 1996-11-15 1997-01-24 装飾用電灯 Expired - Lifetime JP2878224B2 (ja)

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JP9011693A JP2878224B2 (ja) 1996-11-15 1997-01-24 装飾用電灯

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JP30538396 1996-11-15
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JPH10199491A JPH10199491A (ja) 1998-07-31
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