JP2911837B2 - 装飾用電灯 - Google Patents

装飾用電灯

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クリスマスツリ
ーなどの飾り付けなどに利用される、プッシュインタイ
プの装飾用電灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は、従来のプッシュインタ
イプの装飾用電灯の一例を示す図である。この電灯は、
縦長の電球10と、電球10を支持する支持部20と、
支持部20を挿入しかつ保持するソケット本体30と、
先端に端子板41,42を有する2本の導線43,44
とにより構成されている。
【0003】電球10の底部11には長く延びる2本の
リード線12,13が設けられ、支持部20には当該電
球10の底部11を装着する凹部21が形成されると共
に当該凹部21に連通してこれらリード線12,13を
貫通させる孔22,23が穿設されている。リード線1
2,13各々の先端部12a,13aは、それぞれ外方
に折り曲げられて支持部20の外表面に沿って上方に延
びている。ソケット本体30には、上端に支持部20を
嵌着することができる開口33が形成されると共に、そ
の内面の軸を挟んで互いに対向する位置各々に端子板4
1,42及び導線43,44を嵌合し挟持する係止溝3
4,35が形成され、さらにその下端に導線43,44
各々を挿通する挿通孔36,37が形成されている。
【0004】この電灯では、端子板41,42を含む導
線43,44を挿通孔36,37よりソケット本体30
内に挿入し、端子板41,42及び導線43,44を係
止溝34,35に嵌合し挟持させる。その後、電球10
と支持部20を一体化させたものを、ソケット本体30
の開口33に嵌着する。ここでは、リード線12,13
各々の先端部12a,13aが支持部20の外表面に沿
って上方に延びている状態で、支持部20が開口33に
嵌着されると共に、ソケット本体30により後面を保持
される端子板41,42とそれぞれ電気的に接続され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、支持部
20の孔22,23から露出しているリード線12,1
3は、各々の先端部12a,13aが支持部20の外表
面に沿って延びているだけで何等拘束されない構造であ
るために、当該支持部20をソケット本体30に組み付
けようとすると、リード線12,13とソケット本体3
0との摩擦等によりこれらリード線12,13が動いて
位置ずれを起こす虞があり、この位置ずれによりリード
線12,13が端子板41,42から離れて接触不良を
起こす虞があった。接触不良が生じた場合、支持部20
とソケット本体30との嵌着を再度やり直す必要があ
り、作業が二度手間になり、製造コストを押し上げるこ
とになる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電球のリード線とソケット本体との接触不良を起こ
すことなくソケット本体と支持部とを組み付けることが
でき、しかも、支持部に形成された貫通孔に前記リード
線を迅速にかつ円滑に挿入することができ、もしくは、
組み付け作業時に前記リード線の断線を防止することが
でき、したがって、支持部と電球との組立の生産性を著
しく向上させることができる装飾用電灯を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の装飾用電灯は、電球と、当該電球を支持する支持部と
を備えたものであり、該支持部は、ソケット本体の筒部
に嵌合され軸線方向に沿った外形形状が実質的に同一の
第1の柱部と、この第1の柱部から当該柱部と同軸に突
出する第2の柱部とを有するものであり、該第2の柱部
には、前記支持部に支持された電球の一対のリード線を
先端面からそれぞれ突出させる一対の貫通孔が形成さ
れ、前記第2の柱部の先端面の両端部にはそれぞれ面取
り部が形成され、各面取り部には前記一対の貫通孔から
突出する電球のリード線を第2の柱部の両側面側に折り
曲げて案内し収納する案内溝がそれぞれ形成されてお
り、さらに、前記一対の貫通孔の開口部は、その一部が
対応する前記面取り部に侵入しているものである。
【0008】また、この発明の請求項2記載の装飾用電
灯は、請求項1記載の装飾用電灯において、前記面取り
部に侵入している開口部の一部を、該開口部から前記面
取り部に向かって漸次縮小する楔型状とされているもの
である。
【0009】この装飾用電灯では、支持部の第2の柱部
の先端から電球のリード線を突出させ、各リード線は面
取り部の案内溝を通して支持部の両側面に折曲げてお
く。そして支持部の第1及び第2の柱部をソケット本体
の筒部内に挿入すると、第2の柱部の先端面から両側面
にかけて露出する各リード線は案内溝内に拘束され、第
2の柱部の挿入途中で各リード線がソケット本体の内壁
に当接しても両者の摩擦抵抗により位置ずれを起こすこ
とがなく、第2の柱部がさらに端子板内面と確実に接触
させられる。したがって、リード線が案内溝に拘束され
ている限り端子板と常に接触し、両者が接触不良を起こ
す心配もない。
【0010】また、面取り部には、前記電球のリード線
を案内し収納する案内溝が形成されていることにより、
支持部をソケット本体の筒部内に挿入した際に、ソケッ
ト本体の内面や端子板は、面取り部の案内溝の両側に位
置する面取り部と接触するのみで、面取り部に折曲げら
れたリード線とソケット本体の内面及び端子板とは接触
する虞がなくなる。したがって、支持部をソケット本体
内に挿入する際に、面取り部に位置するリード線に荷重
(リード線を電球から抜き取る方向の引張荷重)が加わ
る虞がなくなる。これにより、リード線、特に電球への
植え付け部(電球とリード線との境界部分)の断線が防
止される。
【0011】さらに、前記貫通孔の開口部は、その一部
が前記面取り部に侵入していることにより、当該開口部
の一部が薄肉化され、前記電球のリード線の案内及び収
納がし易くなる。また、後から当該開口部に案内溝を形
成する場合においては、この薄肉化された部分に案内溝
を形成すればよく、案内溝の形成作業が極めて容易にな
る。
【0012】ここで、前記面取り部に侵入している開口
部の一部を、該開口部から前記面取り部に向かって漸次
縮小する楔型状とすれば、前記電球のリード線の案内及
び収納が更にし易くなる。
【0013】ところで、電球の製作工程においては、フ
ィラメントをガラス球内に封入する際に、ガラスを高温
に加熱して溶融するために、溶融の際にフィラメントに
接続されるリード線が加熱されて特にガラス球への植え
付け部のリード線が変質してその引張強度が著しく低下
している。そこで、この電球をソケット本体に挿入する
際にリード線に引張荷重が加わると植え付け部ですぐに
断線してしまう虞がある。したがって、前記したように
面取り部に案内溝を設けてリード線に引張荷重が加わら
ないようにすることは、リード線の断線防止に極めて大
きな効果を奏するものである。
【0014】さらに、通常、装飾用電灯は直列に多数
(例えば100〜200個)接続して使用されるもので
あるから、1個の装飾用電灯のリード線に断線が生じた
場合、全部の装飾用電灯が使用できなくなり、しかも、
外観からでは多数ある装飾用電灯のうちのどの装飾用電
灯に断線があるのがを判断することは困難であり、実際
にはほとんど不可能である。したがって、断線不良が発
見された場合には、多数ある全ての装飾用電灯をソケッ
ト本体から外して検査しなければならず、この検査工数
が莫大になってしまう。しかも、装飾用電灯はクリスマ
スツリー等に使用され、数万個単位で製造されるもので
あるから、断線が低減させられることは、従来品に比べ
て、非常に生産性を向上させることができるものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 「第1の実施形態」図1ないし図5は本発明の第1の実
施形態を示すもので、これらの図において符号50はソ
ケット本体、符号60は支持部、符号10は電球であ
り、これらにより本発明の装飾用電灯が構成されてい
る。
【0016】前記ソケット本体50は、図1に示すよう
に、中空柱状体の軸方向一端に解放部51が形成され、
中空柱状体の軸方向他端に該解放部51に連通する貫通
孔52が形成され、該貫通孔52はその軸線方向に沿っ
て設けられた隔壁53により2分されている。前記解放
部51は、ソケット本体50の軸方向一端側が円筒部5
4とされると共に、ソケット本体50の軸方向他端側は
円筒部54よりも横断面積の小さい角筒部55とされ、
該角筒部55の横断面形状は前記貫通孔52の横断面形
状と同一とされている。この角筒部55内には、貫通孔
52の外方から内部に挿入された一対の導線43,44
各々の先端に接続された各端子板41,42が各取付溝
内に固定されるようになっている。
【0017】前記支持部60は、電球10を支持する筒
状の部材であり、ソケット本体50の解放部51の円筒
部54に嵌合される円柱部(第1の柱部)61と、該円
柱部61の下端に突出して設けられ前記角筒部55内に
挿入される角柱部(第2の柱部)62とから構成されて
いる。また図3及び図4に示すように、前記円柱部61
の上面には、角柱部62側へ延びて電球10の基端部1
1を装着する凹部63が穿孔され、該凹部63の底面に
は前記角柱部62の先端面に開口し電球10の一対のリ
ード線12,13をそれぞれ挿通する2つの貫通孔6
4,64が穿孔されている。
【0018】また、角柱部62の下端面の両側部には面
取り部65,65がそれぞれ形成され、各面取り部65
には前記貫通孔64を貫通して外方に突出する電球10
のリード線12,13を角柱部62の側面62a,62
a側に折り曲げて案内する案内溝65aが形成され、こ
れらの貫通孔64,64各々の開口部の外側の一部分は
面取り部65に侵入して楔型状に薄肉化されている。そ
して、円柱部61を解放部54内に挿入する時に前記リ
ード線12,13を各案内溝65a内に拘束するように
なっている。なお、この案内溝65aは、前記電球10
のリード線12,13の太さよりも深い深さを有し、か
つ、前記ソケット本体50に設けられた端子板41,4
2よりも幅が狭い幅寸法を有する。
【0019】なお、前記円柱部61の外周面は下端にい
くに従い若干テーパー状とされた先細り形状とされ、前
記角柱部62の両側面(電球10のリード線12,13
それぞれの先端部12a,13aが位置する側の側面)
62a、62aは先端にいくに従い前記円柱部61の外
周面よりも若干小さなテーパー状とされた先端先細り形
状とされ、角筒部55に対する角柱部62の円滑な挿
入、及び円筒部54に対する円柱部61の円滑な挿入、
さらには角柱部62の両側面62a,62aのリード線
12,13と各端子板41,42内面との良好な接触を
可能にしている。
【0020】かかる構成の装飾用電灯は、以下のように
組み立てられる。ソケット本体50に対しては貫通孔5
2から一対の端子板41,42および導線43,44を
解放部51の角筒部55内に挿入し、端子板41,42
を角筒部55の所定位置に平行に取り付ける。また、支
持部60に対しては凹部63内に電球10の基端部11
を装着し、電球10のリード線12,13を貫通孔6
4,64それぞれに挿通して角柱部62の外方に突出さ
せ、これらリード線12,13のそれぞれの先端部12
a,13aを案内溝65a,65a及び側面62a,6
2aに沿うように折り曲げる。
【0021】次いで、支持部60の下端の角柱部62を
上記ソケット本体50の解放部51の円筒部54を通し
て角筒部55内に挿入する。ここでは、最初に角柱部6
2の面取り部65,65が角筒部55内に位置する端子
板41,42間に案内されて円滑に侵入し、各面取り部
65から続くテーパー状の両側面62a,62aが端子
板41,42内面に当接して端子板41,42を角筒部
55の内壁側へ押圧しながら、端子板41,42間に深
く侵入する。
【0022】この時、角柱部62の下端面から両側面6
2a,62aにかけて露出しているリード線12,13
の先端部12a,13aは、各面取り部65の案内溝6
5aにより拘束された状態で端子板41,42各々の内
面に接触するので、リード線12,13が角柱部62の
両側面62a,62aから位置ずれを起こすことがな
く、端子板41,42各々の内面に安定した状態で接触
する。
【0023】また、リード線12,13各々の屈曲部分
は、従来角筒部55外壁あるいは各端子板41,42上
端との間で摩擦抵抗を大きく受ける部分であったが、本
実施形態では、案内溝65a,65aに没すると共に面
取り部65,65により保護され、摩擦抵抗を受けるこ
とがなく、圧迫されることもない。したがって、リード
線12,13は端子板41,42間に円滑に挿入され、
端子板41,42内面との接触が安定化され、しかも傷
つくおそれもない。なお、角柱部62に続く円柱部61
は円筒部54内に円滑に挿入され、円柱部61外面のテ
ーパ作用により円筒部54に嵌合する。
【0024】さらに、貫通孔64,64各々の下端の開
口部は、外側の一部分が面取り部65に侵入して楔型状
に先鋭化しているので、貫通孔64,64各々の開口部
の外側の一部分が薄肉化されることとなり、電球10の
リード線12,13の案内及び収納がし易くなる。ま
た、後から貫通孔64,64各々の開口部に案内溝を形
成する場合においては、この薄肉化された部分に案内溝
を形成すればよく、案内溝の形成作業が極めて容易にな
る。
【0025】本実施形態の装飾用電灯によれば、角柱部
62の下端面の面取り部65,65に案内溝65a,6
5aを形成し、リード線12,13のそれぞれの先端部
12a,13aを案内溝65a,65a及び側面62
a,62aに沿うように折り曲げたので、リード線1
2,13のそれぞれの先端部12a,13aを常に角柱
部62の両側面62a,62a側に拘束することがで
き、リード線12,13を端子板41,42内面に安定
的に接触させたまま角柱部62を端子板41,42間に
円滑に挿入することができる。
【0026】したがって、角筒部55、円筒部54への
角柱部62、円柱部61の円滑な挿入効果と合わせ、ソ
ケット本体50と支持部60の組み付けを容易に行うこ
とができ、しかも、組み付けの際に端子板41,42内
面とリード線12,13との接触不良を防止することが
できる。
【0027】また、貫通孔64,64各々の開口部の外
側の一部分を面取り部65に侵入させたので、これらの
部分を薄肉化することができ、電球10のリード線1
2,13の案内及び収納の作業性を向上させることがで
きる。また、後から貫通孔64,64各々の開口部に案
内溝を形成する場合においては、この薄肉化された部分
に案内溝を形成すればよいので、案内溝の形成作業を極
めて容易に行うことができる。
【0028】「第2の実施形態」図6及び図7は本発明
の第2の実施形態を示すもので、これらの図において符
号71は、貫通孔64,64各々の下端の開口部であ
り、その一部が面取り部65に向かって漸次縮小する概
略三角形状の楔型状とされている。なお、この開口部7
1以外の構成要素は、上述した第1の実施形態の装飾用
電灯と全く同様である。
【0029】本実施形態の装飾用電灯によれば、貫通孔
64,64各々の下端の開口部71,71の一部を、面
取り部65に向かって漸次縮小する概略三角形状の楔型
状としたので、リード線12,13の案内及び収納を更
にし易くさせることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
請求項1記載の装飾用電灯によれば、電球と、当該電球
を支持する支持部とを備え、該支持部は、ソケット本体
の筒部に嵌合され軸線方向に沿った外形形状が実質的に
同一の第1の柱部と、この第1の柱部から当該柱部と同
軸に突出する第2の柱部とを有するものであり、該第2
の柱部には、前記支持部に支持された電球の一対のリー
ド線を先端面からそれぞれ突出させる一対の貫通孔が形
成され、前記第2の柱部の先端面の両端部にはそれぞれ
面取り部が形成され、各面取り部には前記一対の貫通孔
から突出する電球のリード線を第2の柱部の両側面側に
折り曲げて案内し収納する案内溝がそれぞれ形成されて
いるので、支持部の第1及び第2柱部をソケット本体の
筒部内に挿入した場合に、第2の柱部の先端面から両側
面にかけて露出する各リード線が案内溝内に拘束され、
第2の柱部の挿入途中で各リード線がソケット本体の内
壁に当接した場合においても両者の摩擦抵抗による位置
ずれを防止することができ、もって、端子板とリード線
との接触不良を防止することができる。
【0031】また、支持部をソケット本体の筒部内に挿
入したときに、ソケット本体の内面や端子板とは面取り
部の案内溝の両側に位置する面取り部とが接触するのみ
で、面取り部に折曲げられたリード線とソケット本体の
内面及び端子板と接触することがなく、したがって、支
持部をソケット本体内に挿入する際に面取り部に位置す
るリード線に荷重(リード線を電球から抜き取る方向の
引張荷重)が加わるのを未然に防止することができ、こ
れによりリード線の断線、特に電球への植え付け部分の
断線を著しく低下させることができる。このことは、本
発明の装飾用電灯がクリスマスツリー等に使用され、数
万個単位で製造されるものであることを考慮すれば、非
常に生産性を向上させることができることになり、非常
に有益である。
【0032】また、貫通孔各々の開口部の一部を面取り
部に侵入させたので、これらの部分を薄肉化することが
でき、電球のリード線の案内及び収納の作業性を向上さ
せることができる。また、後から貫通孔各々の開口部に
案内溝を形成する場合においては、この薄肉化された部
分に案内溝を形成すればよいので、案内溝の形成作業を
極めて容易に行うことができる。
【0033】この発明の請求項2記載の装飾用電灯によ
れば、前記面取り部に侵入している開口部の一部を、該
開口部から前記面取り部に向かって漸次縮小する楔型状
としたので、リード線の案内及び収納を更にし易くさせ
ることができる。
【0034】以上により、前記リード線を容易に案内及
び収納させることにより、支持部に形成された貫通孔に
前記リード線を迅速にかつ円滑に挿入することができ、
したがって、支持部と電球との組立の生産性を著しく向
上させることができる装飾用電灯を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の装飾用電灯を示す
分解図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の装飾用電灯を示す
組立図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態の装飾用電灯の電球
と支持部の組み付け部分を示す断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態の装飾用電灯の支持
部を示す断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態の装飾用電灯の角柱
部を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態の装飾用電灯の角柱
部を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態の装飾用電灯の角柱
部を示す正面図である。
【図8】 従来の装飾用電灯を示す分解図である。
【図9】 従来の装飾用電灯を示す組立図である。
【符号の説明】
10 電球 11 基端部 12,13 リード線 12a,13a 先端部 41,42 端子板 43,44 導線 50 ソケット本体 51 解放部 52 貫通孔 53 隔壁 54 円筒部 55 角筒部 60 支持部 61 円柱部(第1の柱部) 62 角柱部(第2の柱部) 62a 側面 63 凹部 64 貫通孔 65 面取り部 65a 案内溝 71 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−124642(JP,A) 特開 平8−124542(JP,A) 特開 平8−124643(JP,A) 特開 平9−171865(JP,A) 特開 平9−171866(JP,A) 特開 平4−259748(JP,A) 特開 平4−230980(JP,A) 特開 平4−230981(JP,A) 特開 平4−230982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 33/18 H01R 33/05 H01R 33/06 H01R 33/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球と、当該電球を支持する支持部とを
    備え、 該支持部は、ソケット本体の筒部に嵌合され軸線方向に
    沿った外形形状が実質的に同一の第1の柱部と、この第
    1の柱部から当該柱部と同軸に突出する第2の柱部とを
    有し、 該第2の柱部には、前記支持部に支持された電球の一対
    のリード線を先端面からそれぞれ突出させる一対の貫通
    孔が形成され、前記第2の柱部の先端面の両端部にはそ
    れぞれ面取り部が形成され、各面取り部には前記一対の
    貫通孔から突出する電球のリード線を第2の柱部の両側
    面側に折り曲げて案内し収納する案内溝がそれぞれ形成
    され、 前記一対の貫通孔の開口部は、その一部が対応する前記
    面取り部に侵入していることを特徴とする装飾用電灯。
  2. 【請求項2】 前記面取り部に侵入している開口部の一
    部は、該開口部から前記面取り部に向かって漸次縮小す
    る楔型状とされていることを特徴とする請求項1記載の
    装飾用電灯。
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