JP3192104B2 - 装飾用電灯 - Google Patents

装飾用電灯

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JP3192104B2 JP2814497A JP2814497A JP3192104B2 JP 3192104 B2 JP3192104 B2 JP 3192104B2 JP 2814497 A JP2814497 A JP 2814497A JP 2814497 A JP2814497 A JP 2814497A JP 3192104 B2 JP3192104 B2 JP 3192104B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリスマスツリー
などの飾り付けなどに使用される装飾用電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の装飾用電灯は、例えば
特願平3−115547号明細書に開示されているよう
に、電球と、この電球を支持するための電球支持部と、
軸方向一端に前記電球支持部を装着する解放部を有する
ソケット本体とを備えている。
【0003】詳述すると、図6に示すように、ソケット
本体1の解放部4の奥には、電球3の一対のリード線1
6a,16bに導電するための一対の端子板10,10
が組み付けられ、端子板10,10には被覆外皮を有す
るコード線9,9がそれぞれ接続されている。解放部4
は、ソケット本体1の軸方向一端側に形成された円筒部
7と、この円筒部7に連通する角筒部8とから構成され
ている。電球支持部2は円筒部7に嵌合する円柱部13
と、この円柱部13から円柱部13と同軸に突出する角
柱部14とを有する。電球支持部2には、電球支持部2
に支持された電球3のリード線16a,16bを先端か
ら突出させる貫通孔17が形成されるとともに、貫通孔
17の先端開口17aを、各リード線16a,16bが
それぞれ挿通するような小孔11a,11b(図7参
照)に2分する隔壁18が形成されている。角柱部14
の先端面の両端部にはそれぞれ面取り部19,19が形
成され、各面取り部19,19には、貫通孔17から突
出して反対方向へ折り曲げられた前記リード線16a,
16bを角柱部14の平行な両外側面14a,14bに
向けて案内するための案内溝19a,19bがそれぞれ
形成されている。
【0004】上記構成の装飾用電灯を組み立てるには、
先ず、ソケット本体1に対して、一対の端子板10,1
0およびコード線9,9を取り付ける。また、電球支持
部2に対してはその凹部15内に電球3を装着して、電
球3のリード線16a,16bは貫通孔17および小孔
11a,11bに挿通させ、さらに、角柱部14外部に
突出する各リード線16a,16bを反対方向へ折り曲
げて各案内溝19a,19bに通して両外側面14a,
14aに沿うようにする。
【0005】続いて、電球支持部2の角柱部14を、ソ
ケット本体1の解放部4の円筒部7を通して角筒部8内
に挿入する。最初に角柱部14の面取り部19,19が
角筒部8内に平行に位置する端子板10,10間に案内
されて円滑に侵入し、各面取り部19,19から続くテ
ーパー状の両外側面14a,14aが端子板10,10
の内面に当接して端子板10,10を角筒部8の内壁面
へ押圧しながら、角柱部14が端子板10,10間に深
く侵入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のもの
は、電球支持部をソケット本体内に挿入する際に、リー
ド線は案内溝に拘束されて位置ずれしにくく、ソケット
本体内の端子板と接触するものの、狭い面取り部の中央
部に案内溝を正確に形成する加工は、困難であるばかり
か、加工コストも嵩むという問題点もある。
【0007】また、電球支持部をソケット本体内に挿入
する際に、特に電球支持部の軸線がソケット本体の軸線
に対して傾いている場合には、この傾いている側のリー
ド線と、ソケット本体の内面や端子板との摩擦抵抗が大
きくなって、リード線に荷重(リード線を電球から抜き
取る方向の引張荷重)が作用し、リード線特に電球への
植え付け部(電球とリード線との境界部分)が断線しや
すい。
【0008】ところで、電球の製作工程でフィラメント
をガラス球内に封入する際に、ガラスを高温に加熱して
溶融するので、この際に、フィラメントに接続されたリ
ード線が加熱されてリード線特にガラス球への植え付け
部のリード線が変質しており、ここに引張荷重が作用す
るとこの部分ですぐに断線してしまうのである。
【0009】また、この種の装飾用電灯は、一日に数万
個単位で製造(組み立て)されるので、上記のようなリ
ード線の断線を検査することは、生産性の低下をきたす
ばかりか、多大な手間や人件費を要するので、現実的で
はない。
【0010】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、電球支持部をソケット本体
内に挿入する際に、万が一、電球支持部の軸線がソケッ
ト本体の軸線に対して傾いている場合でも、リード線の
断線を防止し、リード線の断線検査が不要で生産性を著
しく向上させることができ、しかも、加工コストも低減
する装飾用電灯を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、電球と、前記電球を支持する電球支持部
と、軸方向一端に前記電球支持部を装着する解放部を有
するソケット本体とを備え、前記解放部の奥には前記電
球の一対のリード線に導電するための一対の端子板が組
み付けられ、前記解放部は前記ソケット本体の軸方向一
端側が筒状部に形成され、前記電球支持部は前記筒状部
に嵌合する円柱部と、前記円柱部からこの円柱部と同軸
に突出する角柱部とを有する装飾用電灯において、前記
電球支持部には、この電球支持部に支持された前記電球
の前記リード線を先端から突出させる貫通孔が形成され
るとともに、前記貫通孔の先端開口部を、各リード線が
それぞれ挿通するような小孔に2分する隔壁が形成さ
れ、前記角柱部の両外側面に、この両外側面に沿うよう
に折り曲げられた一対のリード線の折り曲げ基端部の位
置に凹部がそれぞれ形成されていることを特徴とするも
のである。
【0012】上記構成の本発明の作用としては、電球支
持部をソケット本体の解放部内に挿入すると、電球支持
部の先端面から両外側面にかけて露出する各リード線の
折り曲げ基端部は凹部に押付けられて拘束される。そし
て、電球支持部をソケット本体内に挿入する際に、万が
一、電球支持部の軸線がソケット本体の軸線に対して傾
いている場合でも、凹部が形成されていることによる薄
肉部のクッション作用により、傾いている側のリード線
の折り曲げ基端部と、ソケット本体の内面や端子板との
摩擦抵抗が小さくなって、このリード線に作用する引張
荷重が低減し、リード線の断線を防止できる。しかも、
リード線が凹部に拘束されるので、電球支持部の挿入途
中において各リード線がソケット本体の内壁に当接して
も、両者の摩擦抵抗により各リード線の位置ずれを起こ
すことがなく、電球支持部がさらに端子板内面と確実に
接触させられる。したがって、各リード線の折り曲げ先
端部は各端子板と常に接触し、両者が接触不良を起こす
心配もない。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係わる装飾
用電灯の一実施形態の電球支持部の要部斜視図、図2は
図1の概略平面図、図3は電球を図1に示した電球支持
部に組み付けた状態の概略断面図、図4は装飾用電灯の
一実施形態の組み立て後の断面図である。図1乃至図4
において、符号1はソケット本体、符号2は電球支持
部、符号3は電球であり、これらの部品により本発明の
装飾用電灯が構成されている。
【0014】先ず、図4に示すように、ソケット本体1
は、中空柱状体の軸方向一端に解放部4が形成され、中
空柱状体の軸方向他端に解放部4に開口する貫通孔5が
形成され、この貫通孔5は隔壁6により2分されてい
る。解放部4はソケット本体1の軸方向一端側が円筒部
7に形成され、ソケット本体1の軸方向他端側は円筒部
7よりも横断面積の小さい角筒部8に形成され、この角
筒部8の横断面形状は前記貫通孔5の横断面形状と同一
とされている。この角筒部8内には貫通孔5の外から内
部に挿入された一対のコード線9,9の先端に接続され
た各端子板10,10が各取付溝内に固定されるように
なっている。
【0015】次に、図1および図3に示すように、電球
支持部2は電球3を支持するための射出成形により一体
成形された部材であり、ソケット本体1の解放部4の円
筒部7に嵌合される円柱部13と、この円柱部13の先
端に突き出して前記角筒部8内に挿入される角柱部14
とから構成されている。円柱部13の外面は先端にいく
に従い若干のテーパー度を有する先細り形状とされ、角
柱部14の平行な両外側面(電球3のリード線16a,
16bの折り曲げ部が位置する側面)14a,14bは
先端にいくに従い前記円柱部13外面よりも若干大きな
テーパー度を有する先端先細り形状とされ、これによ
り、解放部4に対する角柱部14の円滑な挿入、および
円筒部7に対する円柱部13の円滑な挿入、さらには角
柱部14の側面14a,14bのリード線16a,16
bと各端子板10,10の内面との良好な接触を可能と
している。なお、角柱部14の先端面の両端部には面取
り部19,19がそれぞれ形成されており、この面取り
部に代えて丸み加工を施してもよい。
【0016】電球支持部2の奥面には、前記円柱部13
内に延びて電球3を支持する凹部15が穿孔され、この
凹部15の底面には、前記角柱部14の先端面に開口し
かつ電球3の一対のリード線16a,16bを挿通する
断面矩形の貫通孔17が穿孔されている。この貫通孔1
7の先端開口17aの中央には、該先端開口17aを2
分する縦板状の隔壁18が設けられている。なお、本実
施形態では、隔壁18の先端は角柱部14の先端開口1
7aと同一面になっており、また、隔壁18の両側面は
前記先端開口17aへ向かうに従い両側面相互の間隔が
広がるテーパ面とされている。
【0017】上記のように貫通孔17の先端部は隔壁1
8により矩形断面の2つの小孔11a,11bに2分さ
れ、各小孔11a,11bに各リード線16a,16b
が挿通する。図2に示すように、各小孔11a,11b
の遠い側のそれぞれの壁面に、傾斜面31,31を有す
る三角形状の突部12a,12bがそれぞれ形成されて
いる。これにより、各リード線16a,16bを互いに
遠ざかる方向(各小孔11a,11bの前記壁面の方
向)に折り曲げる際に、リード線16a,16bは各突
部12a,12bの一方の傾斜面31によりそれぞれ案
内されて確実に外側面14a,14b側に折り曲げら
れ、かつ2つの凹部30a,30bのいずれかに保持さ
れる。なお、突部12a,12bの長さは隔壁18の長
さとほぼ等しくなっているが、これに限らない。
【0018】さらに、角柱部14の両外側面14a,1
4bに、各リード線16a,16bの折り曲げ基端部の
位置に凹部20a,20bがそれぞれ形成されている。
なお、凹部20a,20bの長さX(図1参照)は、リ
ード線16a,16bの折り曲げ部の長さYのほぼ1/
3〜1/2程度になっているが、これに限らない。両外
側面14a,14bの凹部20a,20b以外の部位は
平坦になっている。
【0019】かかる構成の装飾用電灯は、以下のように
組み立てられる。ソケット本体1に対しては貫通孔5か
ら一対の端子板10,10およびコード線9,9を解放
部4奥に挿入し、各端子板10,10を角筒部8の所定
位置に平行に取り付ける。また、電球支持部2に対して
は電球3およびリード線16a,16bを装着する。
【0020】電球支持部2については、電球3の一対の
リード線16a,16bをある程度平行か先端側を若干
ハ字状に広げておき、かかる電球3の各リード線16
a,16bを電球支持部2の奥面の凹部15から貫通孔
17に挿入していくと、貫通孔17の凹部15側には何
等障害がないので、各リード線16a,16bの先端は
そのままあるいは内壁に沿って貫通孔17内に円滑に侵
入し先端開口17a側へ案内される。そして、各リード
線16a,16bの先端が貫通孔17の先端開口17a
付近に達したときに、各リード線16a,16bの先端
は中央の隔壁18の各側面に沿ってあるいは貫通孔17
の内壁に沿って2手に分かれ、さらに小孔11a,11
bに案内され先端開口17aからそれぞれ突出する。
【0021】後は、電球支持部2の凹部15内に電球3
を奥面まで挿入して支持し、先端開口17aから突出す
る各リード線16a,16bを両外側面14a,14b
側へそれぞれ反対方向へ折り曲げる(図3の状態を参
照)。
【0022】続いて、電球支持部2の角柱部14を、ソ
ケット本体1の解放部4の円筒部7を通して角筒部8内
に挿入し、さらに角柱部14を角筒部8内の両端子板1
0,10間に侵入し、これにより、角柱部14の両外側
面14a,14bの各リード線16a,16bの折り曲
げ先端部を各端子板10,10の内面に接触させ、角柱
部14に続く円柱部13を円筒部7内に嵌合し、ソケッ
ト本体1と電球支持部2の組み付けを終える。
【0023】以上のように本実施形態の装飾用電灯で
は、電球支持部2をソケット本体1の解放部4内に挿入
する際に、特に電球支持部2の軸線がソケット本体1の
軸線に対して傾いている場合でも、この傾いている側に
あるリード線16a(16b)の折り曲げ基端部は、凹
部20a(20b)に押付けられて拘束される。しか
も、前記傾いている側にある凹部20a(20b)が形
成されていることによる薄肉化のクッション作用(凹む
弾性変形)により、リード線16a(16b)の折り曲
げ基端部と、ソケット本体1の内面や端子板10(1
0)との摩擦抵抗が小さくなって、リード線16a(1
6b)に作用する引張荷重が低減して、リード線16a
(16b)の断線を防止できる。
【0024】また、本実施形態の装飾用電灯では、電球
支持部2の貫通孔17より突出するリード線16a,1
6bを互いに遠ざかる方向に折り曲げる際に、その方向
が多少ずれている場合でも、リード線16a,16b
は、各小孔11a,11bの各突部12a,12bの一
方の傾斜面31によりそれぞれ案内され、凹部30a,
30bのいずれかに保持される。これにより、各リード
線16a,16bは、所定の方向(角柱部14の両外側
面14a,14b側)に確実に折り曲げられるので、装
飾用電灯の組み立て後に、電球3のリード線16a,1
6bの折り曲げ先端部が端子板10,10に確実に接触
する。また、電球支持部2をソケット本体1内に挿入す
る際に、リード線16a,16bの折り曲げ部(リード
線16a,16bの外側面14a,14bに位置する部
分)の基端部と、ソケット本体1の内面や端子板10,
10との摩擦抵抗がさらに小さくなって、リード線16
a,16bに作用する引張荷重が低減し、リード線16
a,16bの断線を確実に防止できる。
【0025】しかも、リード線16a,16bが凹部2
0a,20bに拘束されるので、電球支持部2の挿入途
中で各リード線16a,16bがソケット本体1の内壁
に当接しても、両者の摩擦抵抗により各リード線16
a,16bの位置ずれを起こすことがなく、電球支持部
2がさらに端子板10,10の内面と確実に接触させら
れる。したがって、各リード線16a,16bは各端子
板10,10と常に接触し、両者が接触不良を起こす心
配もない。
【0026】なお、貫通孔17の小孔11a,11bに
形成する突部としては、図2に示したような三角形状に
限らず、例えば図5(a)に示すように、円弧傾斜面3
2を有する円弧状の突部21a,21bとしてもよく、
あるいは、図5(b)に示すように、それぞれ2個の三
角形状の突部22a,22bとしてもよい。図5(b)
の場合、各小孔11a,11bに突部22a,22bを
2個ずつ形成したので、凹部がそれぞれ3つずつ形成さ
れ、リード線が折り曲げられる際に、突部22a,22
bの周面に案内されて、確実に所定の方向に折り曲げら
れるとともに、いずれかの凹部に保持される。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりに構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。電球
支持部をソケット本体の解放部内に挿入する際に、万が
一、電球支持部の軸線がソケット本体の軸線に対して傾
いている場合でも、電球支持部の先端面から両外側面に
かけて露出する各リード線の折り曲げ基端部は凹部に拘
束され、また、凹部が形成されていることによる薄肉部
のクッション作用により、リード線の折り曲げ基端部
と、ソケット本体の内面や端子板との摩擦抵抗が小さく
なり、リード線に作用する荷重(リード線を電球から抜
き取る方向の引張荷重)も低減し、結果的に、リード線
特に電球への植え付け部(電球とリード線との境界部
分)の断線を防止できる。
【0028】ところで、電球の製作工程でフィラメント
をガラス球内に封入する際に、ガラスを高温に加熱して
溶融するので、この際にフィラメントに接続されたリー
ド線が加熱されてリード線特にガラス球への植え付け部
のリード線が変質しており、この部分の引張強度が著し
く低下しており、ソケット本体に挿入する際にリード線
に引張荷重が作用するとこの部分ですぐに断線してしま
う。したがって、本発明のようにリード線に引張荷重が
作用しないようにすることは、リード線の断線防止に極
めて大きな効果を奏するものである。
【0029】そして、通常、装飾用電灯は直列に多数
(例えば100〜200個)を接続して使用されるもの
で、1個の装飾用電灯のリード線に断線がある場合に
は、全ての装飾用電灯が使用できなくなり、かつ外観か
らでは多数ある装飾用電灯のどれに断線があるかが不明
である。したがって、断線により不良が発見された場合
には多数ある全ての装飾用電灯をソケット本体から外し
て検査しなければならず、この検査工数が莫大になって
しまう。しかも、装飾用電灯はクリスマスツリー等に使
用され、数万個単位で製造されるものであるため、上記
構成により断線が低減させられることは、従来品に比べ
て、非常に生産性を向上させることができる。
【0030】また、電球支持部をソケット本体の解放部
内に挿入する際に、電球支持部の先端面から両外側面に
かけて露出する各リード線は凹部に拘束される構造であ
るから、電球の各リード線がソケット本体の内壁に当接
しても両者の摩擦抵抗により位置ずれを起こすことがな
く、電球支持部がさらに端子板内面と確実に接触させら
れる。したがって、リード線が凹部に拘束されているか
ぎり端子板と常に接触し、両者が接触不良を起こす心配
もない。
【0031】さらに、本発明は電球支持部の外側面に凹
部を形成するものなので、従来にような狭い面取り部に
案内溝を形成するものと比較して、加工費が大幅に低減
し、装飾用電灯が数万個単位で製造されるものであるこ
とを考慮すれば、非常に生産性を向上させることとな
り、非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係わる装飾用電灯の一実施形
態の電球支持部の要部斜視図である。
【図2】 図1の概略平面図である。
【図3】 電球を図1に示した電球支持部に組み付けた
状態の概略断面図である。
【図4】 装飾用電灯の一実施形態の組み立て後の断面
図である。
【図5】 本発明に係わる装飾用電灯の電球支持部の変
形例を示す、図2と同様な概略平面図である。
【図6】 従来の装飾用電灯の組み立て前の断面図であ
る。
【図7】 従来の装飾用電灯の電球支持部の要部斜視図
である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 電球支持部 3 電球 4 解放部 5 貫通孔 6 隔壁 7 円筒部 8 角筒部 9 コード線 10 端子板 11a,11b 小孔 12a,12b 突部 13 円柱部 14 角柱部 15 凹部 16a,16b リード線 17 貫通孔 17a 先端開口 18 隔壁 19 面取り部 20a,20b 凹部 21a,21b 突部 22a,22b 突部 30a,30b 凹部 31 傾斜面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球と、前記電球を支持する電球支持部
    と、軸方向一端に前記電球支持部を装着する解放部を有
    するソケット本体とを備え、前記解放部の奥には前記電
    球の一対のリード線に導電するための一対の端子板が組
    み付けられ、前記解放部は前記ソケット本体の軸方向一
    端側が筒状部に形成され、前記電球支持部は前記筒状部
    に嵌合する円柱部と、前記円柱部からこの円柱部と同軸
    に突出する角柱部とを有する装飾用電灯において、前記
    電球支持部には、この電球支持部に支持された前記電球
    の前記リード線を先端から突出させる貫通孔が形成され
    るとともに、前記貫通孔の先端開口部を、各リード線が
    それぞれ挿通するような小孔に2分する隔壁が形成さ
    れ、前記角柱部の両外側面に、この両外側面に沿うよう
    に折り曲げられた一対のリード線の折り曲げ基端部の位
    置に凹部がそれぞれ形成されていることを特徴とする装
    飾用電灯。
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