JP2635236B2 - 装飾用電灯 - Google Patents

装飾用電灯

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JP2635236B2 JP3115545A JP11554591A JP2635236B2 JP 2635236 B2 JP2635236 B2 JP 2635236B2 JP 3115545 A JP3115545 A JP 3115545A JP 11554591 A JP11554591 A JP 11554591A JP 2635236 B2 JP2635236 B2 JP 2635236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クリスマスツリーな
どの飾り付けなどに利用される装飾用電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の装飾用電灯において
は、ソケット本体に対し端子板およびコード線が組み付
けられた構造とされている。たとえば、ソケット本体に
該ソケット本体の軸方向に貫通する貫通孔を形成し、こ
の貫通孔に対し前記ソケット本体の底部側から比較的大
径の被覆外皮を有するコード線が接続された端子板を差
し込んで、ソケット内壁の端子板取付溝内に一対の端子
板を固定させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらその後の
作業、すなわちソケット本体の天部側から電球を組み付
けた笠本体の基端をソケット本体内に挿入し、該笠本体
をソケット内壁に嵌合して組み付けようとすると、ソケ
ット内壁の端子板取付溝内に固定された端子板の上端に
笠本体の基端縁部が当たり笠本体の嵌合がスムーズにい
かない恐れがあった。また、笠本体の嵌合にばらつきが
あると各端子板と笠本体の基端から露出する電球のリー
ド線とが接触不良となるおそれもあった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ソケット本体と笠本体とを容易に組み付けることが
でき、両者の組み付け時における端子板と電球のリード
線との接触を良好とすることのできる装飾用電灯を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、電球
と、当該電球を組み立てる笠本体と、該笠本体を装着す
る開放部を軸方向一端に有するソケット本体とを具備
し、前記開放部の奥に前記電球のリード線を導電する一
対の端子板が組み付けられた装飾用電灯において、前記
開放部はソケット本体の軸方向一端側を円筒部に形成
し、前記笠本体は前記円筒部に嵌合する円柱部と、この
円柱部から当該円柱部と同軸方向に突出し、かつ横断面
形状が長方形をなす角柱部とを有する構成とし、前記円
柱部の外面は若干のテーパー度を有する先端先細り形状
とし、前記角柱部の対向する2側面のうち横断距離の短
い2側面は前記円柱部の外面よりも若干大きなテーパー
度を有する先端先細り形状とし、かつこれら2側面の先
端面には該2側面よりも大きなテーパー度を有する面取
り部を形成することとした。
【0006】
【作用】ソケット本体の開放部に笠本体の装着を開始す
ると、開放部の円筒部を通して笠本体の先端の角柱部が
開放部の奥に侵入し、開放部の奥に取り付けられた一対
の平行な端子板間に前記角柱部が先端面の面取り部に案
内されて円滑に侵入し、一対の端子板間に深く侵入した
角柱部は面取り部から連続して対向する2側面のテーパ
作用により各端子板を内側から開放部の内壁側へ押圧
し、角柱部の先端面から露出してこれら2側面側へ屈曲
する電球のリード線を各端子板の内面に完全に密着させ
る。また角柱部に続いて円筒部に侵入する支持部の円柱
部は外面の若干のテーパ作用により円筒部内に嵌合し円
柱部のがたつきが防止される。さらに、角柱部の横断面
形状が長方形をなしているため、笠本体を誤った向きで
ソケットに挿入することなく、電球のリード線と端子板
とを正しく接触させることができる。しかも、面取り部
が、角柱部の対向する2側面のうち横断距離の短い2側
面の先端面に形成されているため、面取りの距離が短く
て済む。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】図1ないし図4は本発明の第1実施例を示
すもので、これらの図において符号1はソケット本体、
符号2は笠本体、符号3は電球であり、これら符号1〜
符号3により本発明の装飾用電灯が構成されている。
【0009】前記ソケット本体1は、図1に示すよう
に、中空柱状体の軸方向一端に開放部4が形成され、中
空柱状体の軸方向他端に開放部4に開口し、かつ横断面
形状が長方形をなす貫通孔5が形成され、該貫通孔5は
隔壁6により2分されている。前記開放部4はソケット
本体1の軸方向一端側が円筒部7に形成され、ソケット
本体1の軸方向他端側は円筒部7よりも横断面積が小さ
い角筒部8に形成され、該角筒部8の横断面形状は前記
貫通孔5の横断面形状と同一とされている。この角筒部
8内には貫通孔5の外から内部に挿入された一対のリー
ド線9の先端に接続された各端子板10が各取付溝内に
固定されるようになっている。
【0010】前記笠本体2は、図1に示すように、電球
3を覆うラッパ状の笠部11の基端に前記ソケット本体
1の開放部4の円筒部7に嵌合される円柱部12が形成
され、該円柱部12の先端には前記角筒部8内に挿入さ
れる角柱部13が突出している。また前記笠部11の内
面には、図3に示すように、前記円柱部12内に延びて
電球の基端部に挿入する凹部14が穿孔され、該凹部1
4の底面には前記角柱部13の先端面に開口し電球3の
一対のリード線(図示せず)を挿通する貫通孔15が穿
孔されている。該貫通孔15の先端には貫通孔15の先
端開口を2分する隔壁16が設けられている。2分され
た貫通孔15を挿通して外に突出する電球3のリード線
角柱部13の対向する2対の側面のうち、横断距離
の短い側面13a、13aに折り曲げられるようにな
っている。
【0011】また前記円柱部12の外面は先端にいくに
従い若干のテーパー度を有する先細り形状とされ、前記
角柱部13の対向する2側面(電球3のリード線の先端
が位置する側)13a、13aは先端にいくに従い前記
円柱部12外面よりも若干大きなテーパー度を有する先
端先細り形状とされている。さらに角柱部13の両側面
13a、13aの各先端面には側面13aよりも大きな
テーパー度を有する面取り部13b、13bが形成され
ている。該面取り部13b、13bには図4に示すよう
に前記電球3のリード線を側面13a、13aに案内す
る案内溝13cがそれぞれ穿設されている。
【0012】かかる構成の装飾用電灯は、以下のように
組み立てられる。
【0013】ソケット本体1に対しては貫通孔15から
一対の端子板10およびリード線9をソケット本体1内
部に挿入し、各端子板10を角筒部8の所定位置に平行
に取り付ける。笠本体2に対しては凹部14内に電球3
を装着し、電球3のリード線は貫通孔15に挿通し、角
柱部13外部に突出するリード線は両側面13a、13a
に沿って折り曲げる(図1参照)。
【0014】続いて、笠本体2の先端の角柱部13を上
記ソケット本体1の解放部4の円筒部7を通して角筒部
8内に挿入する。最初に角柱部13の面取り部13bが
角筒部8内に平行に位置する端子板10、10間に案内
されて円滑に侵入し、各面取り部13bから続くテーパ
ー状の両側面13a、13aが端子板10、10内面に当
接して端子板10、10を角筒部8の内壁側へ押圧しな
がら、角柱部13が端子板10、10間に深く侵入す
る。また角柱部13に続く円柱部12が円筒部7内に円
滑に侵入し円柱部12外面のテーパ作用により円筒部7
に深く嵌合する。
【0015】角柱部13が端子板10、10間に深く侵
入した状態では、角柱部13の両側面13a、13aが対
面する端子板10、10を角筒部9の内壁側へ押圧する
から、角柱部13の両側面13a、13aに露出する電球
3のリード線が端子板10、10の内面に強く密着し、
両者の接触が良好となる。また、円筒部7内に嵌合した
円柱部12は円柱部12外面のテーパ作用によりがたつ
きが防止される。
【0016】本実施例の装飾用電灯によれば、円柱部1
2の外面を若干のテーパー度を有する先端先細り形状と
することにより円柱部12を円筒部7内へ円滑に挿入
し、両者をがたつかせることなく嵌合できる。また各柱
部13の対向する2側面13a、13aを円柱部12外
面よりも若干大きいテーパー度を有する先端先細り形状
とすることにより、角柱部13を円筒部7から角筒部8
内の端子板10、10間に円滑に挿入し、電球3のリー
ド線と端子板10、10との接触を良好にできる。さら
には角柱部13の対向する2側面13a、13aの先端
面に面取り部13bを形成することにより角柱部13を
端子板10、10間に案内してより円滑に挿入すること
ができる。したがって、これらの効果により、ソケット
本体と笠本体の組み付けを容易とし、かつ、組み付
けの際に端子板10、10と電球のリード線との接触
不良をなくすことができる。さらに、角柱部13の横断
面形状が長方形をなしているため、笠本体2を誤った向
きでソケット本体1に挿入することなく、電球3のリー
ド線と端子板10、10とを正しく接触させることがで
きる。しかも、面取り部13b、13bが角柱部13の
対向する2側面のうち横断距離の短い2側面13a、1
3aの先端面に形成されているため、面取りの距離が短
くて済む。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
電球と、当該電球を組み立てる笠本体と、該笠本体を装
着する開放部を軸方向一端に有するソケット本体とを具
備し、前記開放部の奥に前記電球のリード線を導電する
一対の端子板が組み付けられた装飾用電灯において、前
記開放部はソケット本体の軸方向一端側を円筒状に形成
し、前記笠本体は前記円筒部に嵌合する円柱部と、この
円柱部から当該円柱部と同軸方向に突出し、かつ横断面
形状が長方形をなす角柱部とを有する構成とし、前記円
柱部の外面は若干のテーパー度を有する先端先細り形状
とし、前記角柱部の対向する2側面のうち横断距離の短
い2側面は前記円柱部の外面よりも若干大きなテーパー
度を有する先端先細り形状とし、かつこれら2側面の先
端面には該2側面よりも大きなテーパー度を有する面取
り部を形成したものである。そのため、笠本体の角柱部
および円柱部をそれぞれ開放部の角筒部および円筒部に
円滑に挿入でき、ソケット本体と笠本体の組み付け
易とる。また、角柱部を角筒部に挿入する際に角柱部
対向する2側面が角筒部内の各端子板を開放部の内壁
側に押圧することにより、角柱部の対向する2側面側に
露出する電球のリード線と端子板との接触良好と
る。さらには円柱部外面のテーパ作用により組み付け状
態のソケット本体と笠本体とのがたつきを防止できる。
しかも、角柱部の横断面形状が長方形をなしているた
め、笠本体を誤った向きでソケットに挿入することな
く、電球のリード線と端子板とを正しく接触させること
ができる。加えて、面取り部が、角柱部の対向する2側
面のうち横断距離の短い2側面の先端面に形成されてい
るため、面取りの距離が短くて済み、笠本体の製造が容
易となる。また特に、角柱部の対向する2側面の先端面
これら2側面よりも大きなテーパー度を有する面取り
部を形成したので、角柱部を円筒部に挿入する際に、角
柱部の先端部をほぼ直角に形成した場合に比べ、電球の
リード線にかかる摩擦を低減でき、このリード線が切れ
るのを防止できる。このため、角柱部を円筒部に安全に
挿入することができ、ソケット本体と笠本体との組立作
業の能率を向上させることができる。したがって、装飾
用電灯を大量に生産することができ、装飾用電灯の生産
能率を向上させることができ、装飾用電灯の生産コスト
を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す装飾用電灯の分
解図である。
【図2】図2は装飾用電灯の組立図である。
【図3】図3は笠本体の断面図である。
【図4】図4は笠本体の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 笠本体 3 電球 4 解放部 7 円筒部 8 角筒部 10 端子板 12 円柱部 13 角柱部 13a 側面(2辺) 13b 面取り部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球と、当該電球を組み立てる笠本体
    と、該笠本体を装着する開放部を軸方向一端に有するソ
    ケット本体とを具備し、前記開放部の奥に前記電球のリ
    ード線を導電する一対の端子板が組み付けられた装飾用
    電灯において、前記開放部はソケット本体の軸方向一端
    側が円筒部に形成され、前記笠本体は前記円筒部に嵌合
    する円柱部と、この円柱部から当該円柱部と同軸方向に
    突出し、かつ横断面形状が長方形をなす角柱部とを有
    し、前記円柱部の外面は若干のテーパー度を有する先端
    先細り形状とされ、前記角柱部の対向する2側面のうち
    横断距離の短い2側面は前記円柱部の外面よりも若干大
    きなテーパー度を有する先端先細り形状とされるととも
    に、これら2側面の先端面には該2側面よりも大きなテ
    ーパー度を有する面取り部が形成されていることを特徴
    とする装飾用電灯。
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JP2786019B2 (ja) 1991-02-14 1998-08-13 冨岡 裕子 装飾用電灯

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JPS5646629Y2 (ja) * 1978-03-29 1981-10-30
JPS55161376U (ja) * 1979-05-09 1980-11-19

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JP2786019B2 (ja) 1991-02-14 1998-08-13 冨岡 裕子 装飾用電灯

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