JPH10199374A - 複合操作型スイッチ - Google Patents

複合操作型スイッチ

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JPH10199374A
JPH10199374A JP9002997A JP299797A JPH10199374A JP H10199374 A JPH10199374 A JP H10199374A JP 9002997 A JP9002997 A JP 9002997A JP 299797 A JP299797 A JP 299797A JP H10199374 A JPH10199374 A JP H10199374A
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stem
cap
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rotary
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Tatsuaki Kawase
達章 川瀬
Hironori Oba
広紀 大場
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    • HELECTRICITY
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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロータの回転操作によるパルス信号と、ステ
ムの傾倒操作によるオン/オフの切換え信号、およびス
テムのプッシュ操作によるオン/オフの切換え信号をそ
れぞれ発生することができる複合操作型スイッチを提供
する。 【解決手段】 ロータ7の回転操作によってパルス信号
を発生するロータリスイッチ1の中央部に円形の開口9
を設け、ロータ7の軸部18に一体化した回転つまみ2
にも円形孔23を穿設し、端子17をプリント基板5の
ランドに半田付けする。多方向スイッチ3は、ハウジン
グ24と、傾倒可能に支持された第1のステム27と、
上下動可能に支持された第2のステム28と、第2のス
テム28の上端に固定されて円形孔23内に露出するキ
ャップ4とを具備し、このキャップ4を任意方向へ傾倒
操作することにより、周縁タクトばね26を押圧して計
8通りのオン/オフの切換え信号を出力し、キャップ4
を真下へ押し込むことにより、中央タクトばね25を押
圧してオン/オフの切換え信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作方法の違いに
より異種の切換え信号を出力する複合操作型スイッチに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、実開平5−43439号公報
に開示されているように、ロータリスイッチとプッシュ
スイッチを一体化した複合操作型スイッチが知られてい
る。同公報に記載された複合操作型スイッチは、ロータ
リスイッチの構成部品であるウエハの中央に貫通孔を穿
設し、この貫通孔の内底部にプッシュスイッチを固定す
ると共に、該貫通孔にプッシュスイッチの押圧操作用キ
ートップを上下動可能に嵌合するように構成されてい
る。
【0003】このように構成された複合操作型スイッチ
では、ロータを正逆いずれかの方向へ回転操作すると、
ロータリスイッチに内蔵された摺動子片がパターンと接
離を繰り返すことによってパルス信号が発生し、一方、
キートップを真下へ押圧操作すると、プッシュスイッチ
に内蔵された可動接点が固定接点に接触することによっ
てオン/オフの切換え信号が発生する。したがって、使
用者がロータとキートップのいずれかを選択することに
より、ロータリスイッチとプッシュスイッチという2種
類のスイッチを操作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の複合操作型スイッチは、ロータリスイッチの中央に
配置されたスイッチがプッシュスイッチであるため、ロ
ータの回転操作によるパルス信号と、キートップの押圧
操作によるオン/オフの切換え信号という2通りの信号
しか発生することができず、複合操作型スイッチである
にも拘らずその用途は狭いという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロータリスイ
ッチの中央部に開口を設け、この開口内にステムの傾倒
操作またはプッシュ操作によって切換え信号を出力する
多方向スイッチを配置することとする。このように構成
された複合操作型スイッチによれば、ロータの回転操作
によるパルス信号と、ステムの傾倒操作によるオン/オ
フの切換え信号、およびステムのプッシュ操作によるオ
ン/オフの切換え信号をそれぞれ発生することができる
ため、用途範囲が大幅に拡がる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の複合操作型スイッチで
は、ロータの回転操作によって順次オン・オフの切換え
信号を出力するロータリスイッチと、ステムの傾倒操作
による切換え信号およびプッシュ操作による切換え信号
をそれぞれ出力する多方向スイッチとを具備し、前記ロ
ータリスイッチの中央部に開口を設け、この開口内に前
記多方向スイッチを配置した。
【0007】前記ロータリスイッチと前記多方向スイッ
チは予め機械的に連結しておいても良いが、これらロー
タリスイッチと多方向スイッチのそれぞれの端子を同一
のプリント基板のランドに半田付けすると、該プリント
基板を介してロータリスイッチと多方向スイッチを一体
化することができる。
【0008】また、前記ステムに円錐状のテーパ面を有
するキャップを一体化し、前記ロータに一体化した回転
つまみの中央部に前記キャップの動きを許容する円形孔
を設けると共に、この円形孔の内周縁に前記キャップの
テーパ面に対向する円錐状のテーパ面を形成すると、キ
ャップと回転つまみ間に必要とされる隙間を最小限に抑
えることができる。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は複合操作型スイッチの分解斜視図、図2は該複合
操作型スイッチの平面図、図3は該複合操作型スイッチ
の断面図、図4は該複合操作型スイッチに備えられるロ
ータリスイッチの断面図、図5は該ロータリスイッチに
備えられるウエハの平面図、図6は該ロータリスイッチ
に備えられるロータをウエハ側から見た底面図、図7は
該複合操作型スイッチに備えられる多方向スイッチの断
面図、図8は該多方向スイッチの分解斜視図、図9は該
多方向スイッチに備えられるハウジングの平面図、図1
0は該多方向スイッチの傾倒操作を示す断面図、図11
は該多方向スイッチのプッシュ操作を示す断面図であ
る。
【0010】図1〜図3に示すように、本実施例に係る
複合操作型スイッチは、ロータリスイッチ1と、このロ
ータリスイッチ1を回転操作する回転つまみ2と、この
ロータリスイッチ1の中央に配置された多方向スイッチ
3と、この多方向スイッチ3を傾倒およびプッシュ操作
するキャップ4とで構成されており、これらロータリス
イッチ1と多方向スイッチ3は同一のプリント基板5上
に実装されている。
【0011】まず、図4〜図6に基づいてロータリスイ
ッチ1について説明すると、このロータリスイッチ1
は、合成樹脂製のウエハ6と、ウエハ6に回転自在に装
着された合成樹脂製のロータ7と、ウエハ6の上部に被
着された金属板製のカバー8とで構成されている。図5
に示すように、ウエハ6の中央部には円形の開口9が形
成されており、この開口9の周囲に筒体10が立設され
ている。この筒体10の下部にはクリック出し用の凹凸
部11が形成されており、この凹凸部11は筒体10の
周面に沿って連続的に延びている。また、ウエハ6の外
周縁には外輪壁12が立設されており、この外輪壁12
と前記筒体10とは平面視リング状の凹溝13を介して
対向している。この凹溝13の内底面にはコモンパター
ン14とA相パターン15およびB相パターン16が配
設されており、各パターン14,15,16はそれぞれ
端子17を介してウエハ6の外部に導出され、これら端
子17は前記プリント基板5の図示せぬランドに半田付
けされている。コモンパターン14は同一トラック上に
所定間隔を存して複数配列されており、このコモンパタ
ーン14の外側の同一トラック上にA相パターン15と
B相パターン16がそれぞれ約180度の範囲にわたっ
て配列されている。
【0012】前記ロータ7は、円筒状の軸部18と、こ
の軸部18の下端から径方向外側へ突出するリング状の
保持部19とを有し、軸部18の内周面が筒体10の上
部周面にガイドされることにより、ウエハ6に対して回
転自在に連結されている。図6に示すように、保持部1
9の下面には一対の係止突起19aと一対のガイド突起
19bがそれぞれ形成されており、中央に突部20aを
有するクリックばね20の両端がこれら係止突起19a
に係止されている。このクリックばね20は線ばねをフ
ォーミングしたものからなり、突部20aは両ガイド突
起19bに位置規制された状態で前記凹凸部11に弾接
している。また、保持部19の下面には一対の摺動子2
1,22がかしめ固定されており、これら摺動子21,
22は開口9を介して180度の対向位置にある。一方
の摺動子21は中央のかしめ部分から互いに反対方向へ
延びる腕部を有し、各腕部の先端にそれぞれ接点21
a,21bが形成されている。他方の摺動子22も同様
に構成されており、互いに反対方向へ延びる腕部の先端
にそれぞれ接点22a,22bが形成されている。これ
ら接点21a,21b,22a,22bは前記ウエハ6
の凹溝13の内底面に弾接しているが、図5に示すよう
に、摺動子21,22の接点21a,22aはコモンパ
ターン14が配列されたトラック上に弾接し、摺動子2
1,22の接点21b,22bはA相パターン15とB
相パターン16が配列されたトラック上に弾接してい
る。
【0013】前記軸部18の外周面の180度対向位置
には一対の係止溝18aが形成されており、また、軸部
18の上端の180度対向位置には一対の位置決め溝1
8bが形成されている。図3に示すように、前記回転つ
まみ2には一対のスナップ爪2aと一対の係合突起(図
示せず)とが形成されており、これらスナップ爪2aを
前記係止溝18aに係止すると共に、係合突起を前記係
止溝18aに嵌合することにより、回転つまみ2はロー
タ7の軸部18に一体化されている。この回転つまみ2
の天面中央部には円形孔23が穿設されており、この円
形孔23の内周縁には円錐状のテーパ面23aが形成さ
れている。
【0014】前記カバー8はウエハ6の外輪壁12の上
面に熱がしめや接着等を用いて固定されており、このカ
バー8は凹溝13の上端を被覆している。前記ロータ7
の保持部19はカバー8の下面に摺接しており、カバー
8によってロータ7の抜け止めがなされている。
【0015】次に、図7〜図9に基づいて多方向スイッ
チ3について説明すると、この多方向スイッチ3は、合
成樹脂製のハウジング24と、このハウジング24の内
部に配置された1つの中央タクトばね25および4つの
周縁タクトばね26と、各周縁タクトばね26を選択的
に駆動する第1のステム27と、中央タクトばね25を
駆動する第2のステム28と、ハウジング24の上部に
被着された金属板製の蓋体29とで構成されている。
【0016】図9に示すように、前記ハウジング24の
内底部には、円形の中央固定接点30と、該中央固定接
点30を囲むコモン接点31、および該コモン接点31
の周囲の前後左右4個所に位置する周縁固定接点32と
が露出させてあり、これら中央固定接点30とコモン接
点31および各周縁固定接点32は端子33としてハウ
ジング24の両側面から外部に導出され、各端子33は
前記プリント基板5の図示せぬランドに半田付けされて
いる(図3参照)。また、ハウジング24の内底部に
は、中央固定接点30を囲むように4本の突起24aが
立設されており、各突起24aに対向するハウジング2
4の四隅には位置決め部24bとボス24cがそれぞれ
形成されている。
【0017】前記中央タクトばね25と周縁タクトばね
26は、母材にリン青銅やSUS等の弾性に富む材料を
使用し、表面にAg処理が施されている。中央タクトば
ね25は全体的に円椀(ドーム)状にフォーミングされ
ており、この中央タクトばね25は中央固定接点30の
周囲のコモン接点31上に載置され、各突起24aの内
側によって位置決めされている。一方、周縁タクトばね
26は全体的に矩形状にフォーミングされており、その
中央に両持ち状の膨出部26aが一体形成されている。
この周縁タクトばね26は各周縁固定接点32の内方の
コモン接点31上に載置されており、ハウジング24の
内壁と各突起24aの外側とで位置決めされている。
【0018】前記第1のステム27は円柱部27aと該
円柱部27aから斜め下方へ拡がるスカート部27bと
を有し、スカート部27bの下面には4個の突部27c
が約90度の等間隔を保って一体形成され、これら突部
27cは各周縁タクトばね26の膨出部26aに接して
いる。円柱部27aの中央には上下方向に貫通するガイ
ド孔34が設けられており、また、スカート部27bの
下部周縁には4個の突片27dが一体形成されており、
これら突片27dは隣接する2個の突部27cの中間か
ら外方へ延び、ハウジング24の前述した位置決め部2
4bと係合している。この第1のステム27は各突部2
7cを対応する各周縁タクトばね26上に載置すること
により、ハウジング24に対して揺動可能に支承される
が、かかる組み込み時に、各突片27dが対応する位置
決め部24bに挿入されるため、組立時の位置合わせが
容易で組立後の回り止めもなされる。
【0019】前記第2のステム28は下端に鍔部28a
を有し、この鍔部28aの下面はハウジング24の各突
起24aの上面と所定間隔を保って対向している。第2
のステム28はガイド孔34内の下方から挿入されて第
1のステム27の上方へ突出し、鍔部28aによって抜
け止めがなされており、該第2のステム28の先端に前
記キャップ4が嵌合されている。このキャップ4は前記
回転つまみ2の円形孔23内に露出しており、該キャッ
プ4に形成された円錐状のテーパ面4aは前記回転つま
み2のテーパ面23aと所定間隔を保って対向してい
る。また、第2のステム28の下面中央には押圧突起2
8bが一体形成されており、この押圧突起28bの下端
は中央タクトばね25に接している。
【0020】前記蓋体29は中央に円形の中央孔29a
を、四隅に取付孔29bをそれぞれ有し、中央孔29a
の周縁には下方に向かって拡がるテーパが形成されてい
る。この蓋体29は、中央孔29aに第1のステム27
のスカート部27bを貫通させた状態で、各取付孔29
bに挿通したボス24cをかしめつけることにより、ハ
ウジング24の上部開口端に被着されている。
【0021】このように構成された複合操作型スイッチ
において、使用者が回転つまみ2を回転操作することに
よりロータリスイッチ1が動作され、キャップ4を傾倒
またはプッシュ操作するすることにより多方向スイッチ
3が動作される。例えば、回転つまみ2を正逆いずれか
の方向へ回転操作すると、つまみ2に連動してロータ7
の軸部18がウエハ6の筒体10をガイド面として回転
し、該軸部18と一体の保持部19が凹溝13内を同方
向に回動するため、保持部19の下面に固定された両摺
動子21,22の各接点21a,21b,22a,22
bが凹溝13の内底面上を摺動する。ここで、両摺動子
21,22は180度の対向位置にあるため、摺動子2
1の接点21bがA相パターン15上を摺動する時に摺
動子22の接点22bはB相パターン16上を摺動し、
その反対に、摺動子21の接点21bがB相パターン1
6上を摺動する時に摺動子22の接点22bはA相パタ
ーン15上を摺動する。したがって、例えば、摺動子2
1の一方の接点21bがA相パターン15上を摺動し、
他方の接点21aがコモンパターン14と接離を繰り返
すことにより、A相信号用のパルス波形が出力され、こ
の時、摺動子22の一方の接点22bがB相パターン1
6上を摺動し、他方の接点22aがコモンパターン14
と接離を繰り返すことにより、B相信号用のパルス波形
が出力される。そして、A相信号とB相信号の立ち上が
りパルスを判定することによってロータ7の回転方向が
検出され、パルス数をカウントすることによってロータ
7の回転量が検出される。
【0022】上記の如くロータ7が回転すると、保持部
19の下面に保持されたクリックばね20の突部20a
は筒体10の下部に形成された凹凸部11と係脱を繰り
返し、その際にクリック感触が生起される。凹凸部11
とコモンパターン14の数は対応しているため、接点2
1a,22aがコモンパターン14と接離を繰り返す度
にクリック感触が生起され、かかるクリック感触はロー
タ7と回転つまみ2を介して使用者に伝達される。な
お、突部20aは両ガイド突起19bによって周方向の
動き(横ぶれ)が防止されているため、凹凸部11とス
ムーズに係脱を繰り返し、確実なクリック動作が実現さ
れる。
【0023】一方、使用者が回転つまみ2の円形孔23
内に露出するキャップ4を各周縁固定接点32が配置さ
れた前後左右の4方向のいずれか1方向に向けて傾倒操
作すると、図10に示すように、キャップ4に連動して
第2のステム28が同方向に傾倒し、該第2のステム2
8によって第1のステム27も同方向に傾倒する。その
結果、傾倒方向に位置する突部27cがその下方に位置
する周縁タクトばね26を押圧し、周縁タクトばね26
が反転してクリック感が生起された時点で、該周縁タク
トばね26を介してその下方に位置する周縁固定接点3
2とコモン接点31とが導通するため、スイッチオン状
態が得られる。この時の傾倒角度は第2のステム28の
鍔部28aがハウジング24の突起24aに当接するこ
とによって規制され、鍔部28aの下面が突起24aに
当接した時点で第2のステム28がそれ以上傾倒しない
ため、中央タクトばね25が誤って反転動作して中央固
定接点30に接触することを確実に防止できる。また、
第2のステム28を隣合う2つの周縁固定接点32の中
間に向けて傾倒させると、傾倒方向に位置する2つの突
部27cがその下方に位置する周縁タクトばね26をそ
れぞれ押圧するため、これら周縁タクトばね26を介し
てその下方に位置する周縁固定接点32とコモン接点3
1とがそれぞれ導通し、スイッチオン状態が得られる。
なお、第2のステム28に対する傾倒方向への押圧力を
除去すると、反転した周縁タクトばね26の自己復帰力
によって第1のステム27が元位置に戻り、該第1のス
テム27と共に第2のステム28も元位置に戻るため、
図7に示すスイッチオフ状態に復帰する。その際、蓋体
29の中央孔29aの周縁にテーパが形成されているた
め、第1のステム27はスムーズに復帰することができ
る。
【0024】また、使用者がキャップ4を真下に押し込
むと、図11に示すように、第2のステム28が第1の
ステム27のガイド孔34に沿って下降し、押圧突起2
8bがその下方に位置する中央タクトばね25を押圧す
る。そして、中央タクトばね25が反転してクリック感
が生起された時点で、該中央タクトばね25を介してそ
の下方に位置する中央固定接点30とコモン接点31と
が導通するため、スイッチオン状態が得られる。この場
合、第1のステム27は4個の周縁タクトばね26によ
って中立状態に支持されており、第2のステム28の押
圧(プッシュ)操作を案内するガイド部材として機能す
る。なお、第2のステム28に対する真下への押圧力を
除去すると、反転した中央タクトばね25の自己復帰力
によって第2のステム28とキャップ4は元位置に戻
り、図7に示すスイッチオフ状態に復帰する。
【0025】このように、本実施例に係る複合操作型ス
イッチは、回転つまみ2の回転操作によってロータリス
イッチ1から連続的なパルス信号を発生することができ
るのみならず、キャップ4の傾倒方向を選択することに
より、多方向スイッチ3から所望の1つの周縁タクトば
ね26を周縁固定接点32に導通させる4種類のオン/
オフ切換え信号と、所望の2つの隣合う周縁タクトばね
26を周縁固定接点32に導通させる4種類のオン/オ
フ切換え信号の計8種類のオン/オフの切換え信号を発
生することができ、さらに、キャップ4のプッシュ操作
によって多方向スイッチ3からオン/オフの切換え信号
を発生することができる。このため、複合操作型スイッ
チの用途が著しく拡がり、例えば本実施例に係る複合操
作型スイッチをオーディオ装置に適用した場合、キャッ
プ4の傾倒操作によってLCD等の表示部に表示された
各種メニューの中から1つを選択した後、選択されたメ
ニューをキャップ4のプッシュ操作によって決定し、さ
らに、決定されたメニューの音量ゃ音質等を回転つまみ
2の回転操作によって調整することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】ロータの回転操作によって順次オン・オフ
の切換え信号を出力するロータリスイッチと、ステムの
傾倒操作による切換え信号およびプッシュ操作による切
換え信号をそれぞれ出力する多方向スイッチとを具備
し、前記ロータリスイッチの中央部に開口を設け、この
開口内に前記多方向スイッチを配置すると、ロータの回
転操作によるパルス信号と、ステムの傾倒操作によるオ
ン/オフの切換え信号、およびステムのプッシュ操作に
よるオン/オフの切換え信号をそれぞれ発生することが
でき、用途範囲が大幅に拡がる。
【0028】また、前記ロータリスイッチと前記多方向
スイッチのそれぞれの端子を同一のプリント基板のラン
ドに半田付けすると、該プリント基板を介してロータリ
スイッチと多方向スイッチを一体化することができる。
【0029】また、前記ステムに円錐状のテーパ面を有
するキャップを一体化し、前記ロータに一体化した回転
つまみの中央部に前記キャップの動きを許容する円形孔
を設けると共に、この円形孔の内周縁に前記キャップの
テーパ面に対向する円錐状のテーパ面を形成すると、キ
ャップと回転つまみ間に必要とされる隙間を最小限に抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る複合操作型スイッチの分
解斜視図である。
【図2】該複合操作型スイッチの平面図である。
【図3】該複合操作型スイッチの断面図である。
【図4】該複合操作型スイッチに備えられるロータリス
イッチの断面図である。
【図5】該ロータリスイッチに備えられるウエハの平面
図である。
【図6】該ロータリスイッチに備えられるロータをウエ
ハ側から見た底面図である。
【図7】該複合操作型スイッチに備えられる多方向スイ
ッチの断面図である。
【図8】該多方向スイッチの分解斜視図である。
【図9】該多方向スイッチに備えられるハウジングの平
面図である。
【図10】該多方向スイッチの傾倒操作を示す断面図で
ある。
【図11】該多方向スイッチのプッシュ操作を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ロータリスイッチ 2 回転つまみ 3 多方向スイッチ 4 キャップ 4a テーパ面 5 プリント基板 6 ウエハ 7 ロータ 9 開口 14 コモンパターン 15 A相パターン 16 B相パターン 17 端子 18 軸部 20 クリックばね 21,22 摺動子 23 円形孔 23a テーパ面 24 ハウジング 25 中央タクトばね 26 周縁タクトばね 27 第1のステム 28 第2のステム 30 中央固定接点 31 コモン接点 32 周縁固定接点 33 端子 34 ガイド孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの回転操作によって順次オン・オ
    フの切換え信号を出力するロータリスイッチと、ステム
    の傾倒操作による切換え信号およびプッシュ操作による
    切換え信号をそれぞれ出力する多方向スイッチとを具備
    し、 前記ロータリスイッチの中央部に開口を設け、この開口
    内に前記多方向スイッチを配置したことを特徴とする複
    合操作型スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ロータリ
    スイッチと前記多方向スイッチのそれぞれの端子を同一
    のプリント基板のランドに半田付けしたことを特徴とす
    る複合操作型スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
    ステムに円錐状のテーパ面を有するキャップを一体化
    し、前記ロータに一体化した回転つまみの中央部に前記
    キャップの動きを許容する円形孔を設けると共に、この
    円形孔の内周縁に前記キャップのテーパ面に対向する円
    錐状のテーパ面を形成したことを特徴とする複合操作型
    スイッチ。
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