JPH10199275A - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置

Info

Publication number
JPH10199275A
JPH10199275A JP35166096A JP35166096A JPH10199275A JP H10199275 A JPH10199275 A JP H10199275A JP 35166096 A JP35166096 A JP 35166096A JP 35166096 A JP35166096 A JP 35166096A JP H10199275 A JPH10199275 A JP H10199275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
level
circuit
signal
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35166096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Nobukata
浩美 信方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35166096A priority Critical patent/JPH10199275A/ja
Publication of JPH10199275A publication Critical patent/JPH10199275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワード線のドライブ系回路の動作速度を速くで
き、かつ回路面積を小さくできる半導体不揮発性記憶装
置を提供する。 【解決手段】動作起動信号を受けて動作モードに応じた
レベルの信号を出力する低電圧系回路110,120 と、低電
圧系回路の出力信号ADECをラッチした後、その出力信号
が読み出しモードを示す場合には信号レベルを電源電圧
CCレベルにシフトしてワード線WLに印加し、消去、
書き込みモードを示す場合には信号レベルを正または負
の高電圧PV1,MV1 にシフトしてワード線WLに印加する
高電圧系回路180,170aと、転送ゲート190 と、読み出し
モード時には転送ゲート190 を導通状態に制御し、消
去、書き込み時には、高電圧系回路が低電圧系回路の出
力信号をラッチするまで導通状態に制御し、高電圧系回
路がレベルシフトしてワード線に第2の電圧を印加する
期間は非導通状態に制御する制御回路200 とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書き換え
可能な半導体不揮発性記憶装置に係り、特にそのデコー
ダ系回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え可能な半導体不揮発性
記憶装置、たとえばフラッシュメモリとしては、チャネ
ルホットエレクトロン(CHE)注入によりフローティ
ングゲートに電子を注入してデータのプログラムを行う
NOR型のものや、FN(Fowler-Nordheim) トンネル現
象を利用してフローティングゲートから電子を引き抜く
データのプログラムを行うDINOR(DIvided NOR) 型
のものが知られている。
【0003】これらのうちたとえば負電圧消去型のNO
R型フラッシュメモリ、およびDINOR型やNAND
型等のフラッシュメモリは消去/書き込み時に正と負の
高電圧を用いる。具体的には、たとえばDINOR型フ
ラッシュメモリの場合、書き込み(Write)時に
は、図8(a)に示すように、コントロールゲートC
G、すなわちワード線に負の高電圧−10V、ドレイン
に6Vを印加し、ソースをオープン状態に保持する。ま
た、消去(Erase)時には、図8(b)に示すよう
に、コントロールゲートCG(ワード線)に正の高電圧
10V、ソースに6Vを印加し、ドレインをオープン状
態に保持する。このように、正負の高電圧をドライブす
る必要があるため、2段階のレベルシフトが必要であ
る。
【0004】図9は、正負の高電圧をワード線に供給す
るDINOR型フラッシュメモリのロウデコーダ回路の
構成例を示す回路図である。このロウデコーダ回路10
は、2入力NANDゲート110、書き込み論理反転回
路120、転送ゲートとしてのNMOSトランジスタ1
30およびPMOSトランジスタ140、第1のレベル
シフト回路150、第2のレベルシフト160、および
出力回路170により構成されている。
【0005】NANDゲート110の第1入力端子はロ
ウ系アドレスのデコード信号ADEC1の入力ラインに
接続され、第2入力端子は同じくロウ系アドレスのデコ
ード信号ADEC2の入力ラインに接続されている。N
ANDゲート110の出力端子は書き込み論理反転回路
120の入力に接続されている。これらの信号ADEC
1,ADEC2は、各動作モードで選択時にはハイレベ
ルで供給される。
【0006】書き込み論理反転回路120は、読み出
し、消去時は選択されたワード線がハイレベルとなる
が、書き込み時は選択されたワード線がローレベルとな
るため、書き込み時に、NANDゲート110の出力信
号レベルを反転させる。書き込み論理反転回路120の
出力端子は直接およびNMOSトランジスタ130を介
して第1のレベルシフト回路150に接続されている。
【0007】第1のレベルシフト回路150は、PMO
Sトランジスタ151,152、およびNMOSトラン
ジスタ153,154により構成されている。PMOS
トランジスタ151,152のソースは正の高電圧PV
の供給ラインに接続され、NMOSトランジスタ15
3,154のソースは接地ラインGNDに接続されてい
る。PMOSトランジスタ151およびNMOSトラン
ジスタ153のドレイン同士が接続され、その接続点は
PMOSトランジスタ152のゲート、並びにNMOS
トランジスタ130を介して書き込み論理反転回路12
0の出力端子に接続されている。PMOSトランジスタ
152およびNMOSトランジスタ154のドレイン同
士が接続され、その接続点はPMOSトランジスタ15
1,NMOSトランジスタ153のゲートに接続されて
いるとともに、直接およびPMOSトランジスタ140
を介して第2のレベルシフト回路160に接続されてい
る。また、NMOSトランジスタ154のゲートは書き
込み論理反転回路120の出力端子に接続されている。
【0008】第2のレベルシフト回路160は、PMO
Sトランジスタ161,162、およびNMOSトラン
ジスタ163,164により構成されている。PMOS
トランジスタ161,162のソースは正の高電圧PV
の供給ラインに接続され、NMOSトランジスタ16
3,164のソースは負の高電圧MVの供給ラインに接
続されている。PMOSトランジスタ161およびNM
OSトランジスタ163のドレイン同士が接続され、そ
の接続点はNMOSトランジスタ164のゲート、並び
にPMOSトランジスタ140を介して第1のレベルシ
フト回路150のPMOSトランジスタ152およびN
MOSトランジスタ154のドレイン同士の接続点に接
続されている。PMOSトランジスタ162およびNM
OSトランジスタ164のドレイン同士が接続され、そ
の接続点はPMOSトランジスタ161,NMOSトラ
ンジスタ163のゲートおよび出力回路170に接続さ
れている。そして、PMOSトランジスタ162のゲー
トが第1のレベルシフト回路150のPMOSトランジ
スタ152およびNMOSトランジスタ154のドレイ
ン同士の接続点に接続されている。
【0009】出力回路170は、PMOSトランジスタ
171およびNMOSトランジスタ171により構成さ
れている。PMOSトランジスタのソースは正の高電圧
VTHの供給ラインに接続され、NMOSトランジスタ
172のソースは負の高電圧MVの供給ラインに接続さ
れて PMOSトランジスタ171およびNMOSトラ
ンジスタ172のゲートが第2のレベルシフト回路16
0のPMOSトランジスタ162およびNMOSトラン
ジスタ164のドレイン同士の接続点に接続されてい
る。そして、PMOSトランジスタ171のドレインお
よびNMOSトランジスタ172のドレインが接続さ
れ、その接続点により消去/書き込み/ベリファイ用ワ
ード線ドライブ電圧の出力ノードND10が構成され、
この出力ノードDN10がワード線WLの他端に接続さ
れている。なお、転送ゲートとしてのNMOSトランジ
ス130のゲートは電源電圧VCCの供給ラインに接続さ
れている。また、転送ゲートとしてのPMOSトランジ
スタ140の基板は正の高電圧PVの供給ラインに接続
され、ゲートは接地されている。
【0010】なお、正の高電圧PVは、読み出し(Re
ad)モード時および書き込み(Write)モード時
には電源電圧VCC、書き込みベリファイ(W Veri
fy)モード時には電源電圧VCC、および消去(Era
se)モード時には10Vに設定される。正の高電圧V
THは読み出し(Read)モード時および書き込み
(Write)モード時には電源電圧VCC、書き込みベ
リファイ(W Verify)モード時には判定電圧V
th、および消去(Erase)モード時には10Vに
設定される。負の高電圧MVは、書き込み(Writ
e)モード時には−10V、読み出しおよび書き込みベ
リファイ(W Verify)モード時には接地電圧G
ND、および消去(Erase)モード時には接地電圧
GNDに設定される。
【0011】このような構成において、たとえば読み出
しモード時には、選択されているデコーダにハイレベル
のデコード信号ADEC1,ADEC2がNANDゲー
ト110に入力される。その結果、NANDゲート11
0に出力信号はローレベルで書き込み論理反転回路12
0に入力される。このローレベルの信号は、書き込み論
理反転回路120でそのままのローレベルで、第1のレ
ベルシフト回路150のPMOSトランジスタ152お
よびNMOSトランジスタ154のゲートに供給され
る。これにより、PMOSトランジスタ152が導通状
態に保持され、NMOSトランジスタ154が非導通状
態に保持される。その結果、PMOSトランジスタ15
2のドレインが電源電圧VCCレベルに引き上げられ、N
MOSトランジスタ153および164が導通状態に保
持され、PMOSトランジスタ151,162が非導通
状態に保持される。
【0012】NMOSトランジスタ153が導通状態に
なったことに伴い、PMOSトランジスタ152のゲー
ト電位は接地レベルGNDレベルに保持され、PMOS
トランジスタ152が安定に導通状態に保持される。ま
た、第2のレベルシフト回路160では、NMOSトラ
ンジスタ164が導通状態になったことに伴い、PMO
Sトランジスタ161,171のゲートおよびNMOS
トランジスタ163,172のゲート電位が接地電圧G
NDレベルに保持される。その結果、PMOSトランジ
スタ161,171が導通状態に保持され、NMOSト
ランジスタ163,172が非導通状態に保持される。
【0013】PMOSトランジスタ161が導通状態に
なったことに伴い、NMOSトランジスタ164のゲー
ト電位が電源電圧VCCレベルに保持され、NMOSトラ
ンジスタ164が安定に導通状態に保持される。そし
て、出力回路170において、PMOSトランジスタ1
71が導通状態になっとことに伴い、出力ノードND1
0が電源電圧VCCレベルに引き上げられ、ワード線WL
の一端側に、電源電圧VCCが印加され、読み出しが行わ
れる。
【0014】書き込みモード時には、ハイレベルのデコ
ード信号ADEC1,ADEC2がNANDゲート11
0に入力される。その結果、NANDゲート110の出
力信号はローレベルで書き込み論理反転回路120に入
力される。このローレベルの信号は、書き込み論理反転
回路120で反転されてハイレベルで、第1のレベルシ
フト回路150のPMOSトランジスタ152およびN
MOSトランジスタ154のゲートに供給される。これ
により、NMOSトランジスタ154が導通状態に保持
され、PMOSトランジスタ152が非導通状態に保持
される。その結果、NMOSトランジスタ154のドレ
インが接地電圧GNDに引き下げられ、PMOSトラン
ジスタ151および162が導通状態に保持され、NM
OSトランジスタ153,164が非導通状態に保持さ
れる。
【0015】PMOSトランジスタ151が導通状態に
なったことに伴い、PMOSトランジスタ152のゲー
ト電位は正の高電圧PVレベルに保持され、PMOSト
ランジスタ152が安定に非導通状態に保持される。ま
た、第2のレベルシフト回路160では、PMOSトラ
ンジスタ162が導通状態になったことに伴い、PMO
Sトランジスタ161,171のゲートおよびNMOS
トランジスタ163,172のゲート電位が正の高電圧
PVレベルに保持される。その結果、PMOSトランジ
スタ161,171が非導通状態に保持され、NMOS
トランジスタ163,172が導通状態に保持される。
【0016】NMOSトランジスタ163が導通状態に
なったことに伴い、NMOSトランジスタ164のゲー
ト電位が負の高電圧MVレベルに保持され、NMOSト
ランジスタ164が安定に非導通状態に保持される。そ
して、出力回路170において、NMOSトランジスタ
172が導通状態になっとことに伴い、出力ノードND
10が負の高電圧MVに引き下げられ、ワード線WLの
一端側に、−10Vが印加され、書き込みが行われる。
【0017】また、消去時には、ハイレベルのデコード
信号ADEC1,ADEC2がNANDゲート110に
入力される。その結果、NANDゲート110に出力信
号はローレベルで書き込み論理反転回路120に入力さ
れる。このローレベルの信号は、書き込み論理反転回路
120でそのままのローレベルで、第1のレベルシフト
回路150のPMOSトランジスタ152およびNMO
Sトランジスタ154のゲートに供給される。これによ
り、PMOSトランジスタ152が導通状態に保持さ
れ、NMOSトランジスタ154が非導通状態に保持さ
れる。その結果、PMOSトランジスタ152のドレイ
ンが正の高電圧PVレベルに引き上げられ、NMOSト
ランジスタ153および164が導通状態に保持され、
PMOSトランジスタ151,162が非導通状態に保
持される。
【0018】NMOSトランジスタ153が導通状態に
なったことに伴い、PMOSトランジスタ152のゲー
ト電位は接地レベルGNDレベルに保持され、PMOS
トランジスタ152が安定に導通状態に保持される。ま
た、第2のレベルシフト回路160では、NMOSトラ
ンジスタ164が導通状態になったことに伴い、PMO
Sトランジスタ161,171のゲートおよびNMOS
トランジスタ163,172のゲート電位が負の高電圧
MVレベルに保持される。その結果、PMOSトランジ
スタ161,171が導通状態に保持され、NMOSト
ランジスタ163,172が非導通状態に保持される。
【0019】PMOSトランジスタ161が導通状態に
なったことに伴い、NMOSトランジスタ164のゲー
ト電位が正の高電圧PVレベルに保持され、NMOSト
ランジスタ164が安定に導通状態に保持される。そし
て、出力回路170において、PMOSトランジスタ1
71が導通状態になったことに伴い、出力ノードND1
0が正の高電圧MVに引き上げられ、ワード線WLの一
端側に、+10Vが印加され、消去が行われる。
【0020】このように、ロウデコーダ回路10では、
電源電圧VCCまたは接地電圧GNDレベルの信号が第1
のレベルシフト回路150で接地電圧GNDまたは正の
高電圧PVレベル(VCCレベル)にシフトされ、さらに
第2のレベルシフト回路160で負の高電圧MVまたは
正の高電圧PVレベルにシフトされ、出力回路170を
介してワード線WLに動作モードに応じた負の高電圧M
Vまたは正の高電圧VTHが供給される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のロウデコーダ回路10では、2段階のレベルシ
フト回路150,160を設ける必要があることから、
回路の動作速度が遅くなり、また回路面積の増大を招く
という不利益がある。
【0022】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ワード線のドライブ系回路の動
作速度を速くでき、かつ回路面積を小さくできる半導体
不揮発性記憶装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、動作モードに応じてメモリセルが接続さ
れたワード線のドライブ電圧が異なる半導体不揮発性記
憶装置であって、動作起動信号を受けて動作モードに応
じたレベルの信号を出力する低電圧系回路と、上記低電
圧系回路の出力信号をラッチした後、その出力信号が第
1の動作モードを示す場合には信号レベルを第1の電圧
レベルにシフトして上記ワード線に印加し、第2の動作
モードを示す場合には信号レベルを第2の電圧レベルに
シフトして上記ワード線に印加する高電圧系回路と、上
記低電圧系回路と上記高電圧系回路との間の信号転送ラ
インに接続された転送ゲートと、上記第1の動作モード
時には上記転送ゲートを導通状態に制御し、上記第2の
動作モード時には、上記高電圧系回路が低電圧系回路の
出力信号をラッチするまで導通状態に制御し、上記高電
圧系回路がレベルシフトしてワード線に第2の電圧を印
加する期間は非導通状態に制御する転送ゲート制御回路
とを有する。
【0024】また、本発明では、上記第1の動作は読み
出し動作であり、上記第1の電圧レベルは上記低電圧系
回路の電源電圧レベルである。
【0025】また、本発明では、上記第2の動作は消去
または書き込み動作であり、上記第2の電圧レベルは上
記低電圧系回路の電源電圧を昇圧した正の高電圧または
負の高電圧である。
【0026】また、本発明では、上記第1の動作は読み
出し動作であり、上記第1の電圧レベルは上記低電圧系
回路の電源電圧を昇圧し高電圧であり、かつ、上記転送
ゲート制御回路は、第1の動作モード時には、上記転送
ゲートに対して上記低電圧系回路から上記高電圧系回路
への信号の転送を許容し、上記高電圧系回路から低電圧
系回路への電圧の供給を遮断するように制御する。
【0027】本発明によれば、第1の動作モード時に
は、転送ゲート制御回路により転送ゲートが導通状態に
保持される。この状態で低電圧系回路から第1の動作モ
ードを示す信号が高電圧系回路に転送されラッチされ
る。そして、ラッチ信号が第1のレベルにシフトされて
ワード線に印加される。このとき、第1の電圧が昇圧レ
ベルの場合には、転送ゲートが低電圧系回路から高電圧
系回路への信号の転送を許容し、高電圧系回路から低電
圧系回路への電圧の供給を遮断するように制御され、逆
流が防止される。
【0028】また、第2の動作モード時には、転送ゲー
ト制御回路により転送ゲートが導通状態に保持される。
この状態で低電圧系回路から第2の動作モードを示す信
号が高電圧系回路に転送されラッチされる。そしてラッ
チしてから、転送ゲートが非導通状態に制御され、高電
圧系回路において信号レベルが第2の電圧レベルにシフ
トされ、ワード線に印加される。
【0029】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明に係るフラッシュメモリのロウデコーダ
回路の第1の実施形態を示す回路図であって、従来例を
示す図9と同一構成部分は同一符号をもって表す。
【0030】すなわち、図1に示すように、このロウデ
コーダ回路10aは、2入力NANDゲート110、書
き込み論理反転回路120、出力回路170、レベルシ
フト回路180、転送ゲート190、および転送ゲート
制御回路200により構成されている。
【0031】ロウデコーダ回路10aは、読み出しモー
ド時には、電源電圧VCCたとえば3Vに設定した電圧V
THをワード線WLに印加し、消去モード時は高電圧P
V、たとえば10Vをワード線WLに印加し、書き込み
モード時は負の高電圧MVをワード線WLに印加する。
【0032】NANDゲート110の第1入力端子はロ
ウ系アドレスのデコード信号ADEC1の入力ラインに
接続され、第2入力端子は同じくロウ系アドレスのデコ
ード信号ADEC2の入力ラインに接続されている。こ
れらの信号ADEC1,ADEC2は、各動作モードに
は選択時にハイレベルで供給される。
【0033】書き込み論理反転回路120は、PMOS
トランジスタとNMOSトランジスタのソース・ドレイ
ン同士を接続してなる転送ゲート121,122、およ
びインバータ123〜126により構成されている。
【0034】この書き込み論理反転回路120では、N
ANDゲート110の出力が転送ゲート121の一方の
入出力端子aに接続されているとともに、インバータ1
23を介して転送ゲート122の一方の入出力端子aに
接続されている。また、インバータ124の入力端子は
書き込み信号WRTの入力ラインに接続され、出力端子
は転送ゲート121のNMOSトランジスタのゲート、
転送ゲート122のPMOSトランジスタのゲート、並
びにインバータ125の入力端子に接続されている。そ
して、インバータ125の出力端子が転送ゲート121
のPMOSトランジスタのゲートおよび転送ゲート12
2のNMOSトランジスタのゲートに接続されている。
転送ゲート121および122の他方の入出力端子bは
インバータ126の入力端子に共通に接続されている。
インバータ126の出力端子は転送ゲート190の一方
の入出力端子に接続されている。
【0035】NANDゲート110および書き込み論理
反転回路120によりVCC系回路が構成されており、V
CC系回路の出力信号はADECとして転送ゲート190
を介してレベルシフト回路180に転送される。
【0036】出力回路170aはPMOSトランジスタ
171およびNMOSトランジスタ172により構成さ
れている。PMOSトランジスタ171のソースは電圧
VTHの供給ラインに接続され、NMOSトランジスタ
172のソースは負の高電圧MV1の供給ラインに接続
されている。そして、NMOSトランジスタ171のド
レインおよびNMOSトランジスタ172のドレイン同
士およびゲート同士が接続され、ドレイン同士の接続点
により読み出し/消去/書き込み/ベリファイ用ワード
線ドライブ電圧の出力ノードND10が構成され、この
出力ノードDN10がワード線WLの一端に接続されて
いる。
【0037】レベルシフト回路180はPMOSトラン
ジスタ181,182およびNMOSトランジスタ18
3,184により構成されている。PMOSトランジス
タ181,182のソースは正の高電圧PV1の供給ラ
インに接続され、NMOSトランジスタ183,184
のソースは負の高電圧MV1の供給ラインに接続されて
いる。PMOSトランジスタ181およびNMOSトラ
ンジスタ183のドレイン同士が接続され、その接続点
が転送ゲート190の他方の入出力端子b、並びにPM
OSトランジスタ182およびNMOSトランジスタ1
84のゲートに接続されている。また、PMOSトラン
ジスタ182およびNMOSトランジスタ184のドレ
イン同士が接続され、その接続点がPMOSトランジス
タ181およびNMOSトランジスタ183のゲート、
並びに出力回路170aのPMOSトランジスタ171
およびNMOSトランジスタ172のゲート同士の接続
点に接続されている。
【0038】転送ゲート190はPMOSトランジスタ
191およびNMOSトランジスタ192のソース・ド
レイン同士を接続して構成されているおり、書き込み論
理反転回路120とレベルシフト回路180との間に接
続されている。すなわち、一方の入出力端子aが書き込
み論理反転回路120の信号ADECの出力ラインに接
続され、他方の入出力端子bがレベルシフト回路180
の入力端子としてのPMOSトランジスタ182および
NMOSトランジスタ184のゲートに接続されてい
る。
【0039】転送ゲート制御回路200は、読み出しモ
ードおよびベリファイモード時には、導通制御信号TR
NSPを接地電圧レベル(ローレベル)で転送ゲート1
90のPMOSトランジスタ191のゲートに供給する
とともに、導通制御信号TRNSNを電源電圧VCCレベ
ル(ハイレベル)で転送ゲート190のNMOSトラン
ジスタ192のゲートに供給する。書き込みモード時に
は、導通制御信号TRNSPを正の高電圧PVレベル
(VCC、ハイレベル)で転送ゲート190のPMOSト
ランジスタ1911のゲートに供給するとともに、導通
制御信号TRNSNを負の高電圧MVレベル(−10
V,ローレベル)で転送ゲート190のNMOSトラン
ジスタ192のゲートに供給する。消去モード時には、
導通制御信号TRNSPを正の高電圧PVレベル(10
V、ハイレベル)で転送ゲート190のPMOSトラン
ジスタ191のゲートに供給するとともに、導通制御信
号TRNSNを負の高電圧MVレベル(接地電圧GN
D,ローレベル)で転送ゲート190のNMOSトラン
ジスタ192のゲートに供給する。
【0040】この転送ゲート制御回路200は、インバ
ータ201〜203、2入力NANDゲート204、転
送ゲートとしてのNMOSトランジスタ205およびP
MOSトランジスタ206、並びにレベルシフト回路を
構成するPMOSトランジスタ207〜209およびN
MOSトランジスタ210〜212により構成されてい
る。
【0041】インバータ201の入力端子は書き込みモ
ード時にハイレベルとなる信号WCPUMPの入力ライ
ンに接続され、出力端子はNANDゲート204の第1
入力端子に接続されている。インバータ202の入力端
子は消去モード時にハイレベルとなる信号ECPUMP
の入力ラインに接続され、出力端子はNADNゲート2
04の第2入力端子に接続されている。NANDゲート
204の出力端子はインバータ203の入力端子に接続
されているとともに、PMOSトランジスタ206を介
してPMOSトランジスタ209のゲートおよびNMO
Sトランジスタ212のゲート、並びにNMOSトラン
ジスタ211のドレインに接続されている。インバータ
203の出力端子はNMOSトランジスタ205を介し
てPMOSトランジスタ208のゲートおよびNMOS
トランジスタ210のゲート、並びにPMOSトランジ
スタ207のドレインに接続されている。PMOSトラ
ンジスタ207および208のソースは正の高電圧PV
2の供給ラインに接続され、NMOSトランジスタ21
0のソースは接地されている。そして、PMOSトラン
ジスタ208とNMOSトランジスタ210のドレイン
同士の接続により導通制御信号TRNSPの出力ノード
NDPが構成され、この出力ノードNDPはPMOSト
ランジスタ207のゲートに接続されている。また、P
MOSトランジスタ209とNMOSトランジスタ21
2のドレイン同士の接続により導通制御信号TRNSN
の出力ノードNDNが構成され、この出力ノードNDN
はNMOSトランジスタ211のゲートに接続されてい
る。
【0042】なお、電圧VTH、PV1,PV2、MV
1,MV2は動作モードに応じて図2に示すような値に
設定される。すなわち、電圧VTHは、読み出し(Re
ad)モード時には電源電圧VCC、書き込み(Writ
e)モード時には接地電圧GND、書き込みベリファイ
(WVerify)モード時にはしきい値電圧Vth、
および消去(Erase)モード時には10Vに設定さ
れる。正の高電圧PV1,PV2は、読み出し(Rea
d)モード時には電源電圧VCC、書き込み(Writ
e)モード時には電源電圧VCC、書き込みベリファイ
(W Verify)モード時には電源電圧VCC、およ
び消去(Erase)モード時には10Vに設定され
る。負の高電圧MV1,MV2は、読み出し(Rea
d)モード時には接地電圧GND、書き込み(Writ
e)モード時には−10V、書き込みベリファイ(WV
erify)モード時には接地電圧GND、および消去
(Erase)モード時には接地電圧GNDに設定され
る。
【0043】図3に、正の高電圧PV1,PV2および
負の高電圧MV1,MV2を生成する昇圧回路300の
構成例を示す。この昇圧回路300は、昇圧用クロック
信号CLKを生成する発振回路400、正の高電圧生成
回路500、および負の高電圧生成回路600により構
成されている。
【0044】発振回路400は、2入力NORゲート4
01、402、NORゲート402の出力端子に対して
直列に接続されたインバータ403〜407、電源電圧
CCの供給ラインとNORゲート402、インバータ4
03〜405の出力端子との間にそれぞれ接続されたP
MOSトランジスタのソース・ドレインを接続してなる
容量素子408〜411、および接地ラインGNDとN
ORゲート402、インバータ403〜405の出力端
子との間にそれぞれ接続されたNMOSトランジスタの
ソース・ドレインを接続してなる容量素子412〜41
5により構成されている。そして、NORゲート401
の出力端子がNORゲート402の第1の入力端子に接
続され、NORゲート402の第2の入力端子にインバ
ータ406の出力端子が接続されており、書き込み信号
WRTまたは消去信号ERSがハイレベルで入力された
ときに発振しインバータ407からクロック信号CLK
が出力される。
【0045】正の高電圧生成回路500は、2入力NA
NDゲート501、インバータ502〜504、電源電
圧VCCの供給ラインと出力端子TPVとの間にダイオード
接続されて直列接続された複数のNMOSトランジスタ
N501〜N50m、NMOSトランジスタのソース・
ドレインを接続してなる容量素子C501〜C50mに
より構成されている。NANDゲート501の第1の入
力端子が発振回路400のインバータ407の出力端子
に接続され、第2の入力端子に消去時にハイレベルに設
定される信号TRNSEの入力ラインに接続されてい
る。NANDゲート501の出力端子はインバータ50
2の入力端子、およびインバータ503の入力端子に接
続されている。また、インバータ503にはインバータ
504が直列に接続されている。そして、インバータ5
02の出力端子が奇数段のNMOSトランジスタN50
1,N503,…、のソース・ドレインに接続された容
量素子C501,C503に接続され、インバータ50
4の出力端子が偶数段のNMOSトランジスタN50
2,N504,…のソース・ドレインに接続された容量
素子C502,C504,…、に接続されている。奇数
段の容量素子C501,C503,…、および偶数段の
容量素子C502,C504,…、には逆相のクロック
信号が供給され、容量結合により順次に昇圧されて正の
高電圧PV1,PV2が生成される。
【0046】負の高電圧生成回路600は、2入力NA
NDゲート601、インバータ602〜604、接地電
圧GNDの供給ラインと出力端子TMVとの間にダイオー
ド接続されて直列接続された複数のPMOSトランジス
タP601〜P60m、NMOSトランジスタのソース
・ドレインを接続してなる容量素子C601〜C60m
により構成されている。NANDゲート601の第1の
入力端子が発振回路400のインバータ407の出力端
子に接続され、第2の入力端子に書き込み時にハイレベ
ルに設定される信号TRNSWの入力ラインに接続され
ている。NANDゲート601の出力端子はインバータ
602の入力端子、およびインバータ603の入力端子
に接続されている。また、インバータ603にはインバ
ータ604が直列に接続されている。そして、インバー
タ602の出力端子が奇数段のPMOSトランジスタP
601,P603,…、のソース・ドレインに接続され
た容量素子C601,C603に接続され、インバータ
604の出力端子が偶数段のPMOSトランジスタP6
02,P604,…のソース・ドレインに接続された容
量素子C602,C604,…、に接続されている。奇
数段の容量素子C601,C603,…、および偶数段
の容量素子C602,C604,…、には逆相のクロッ
ク信号が供給され、容量結合により順次に昇圧されて負
の高電圧MV1,MV2が生成される。
【0047】次に、上記構成による動作を説明する。な
お、書き込み動作は図4、消去動作は図5のタイミング
チャートを参照しながら説明する。読み出しモード時
は、信号WCPUMPおよびECPUMPがともに非ア
クティブのローレベルで転送ゲート制御回路200のイ
ンバータ201,202を介してハイレベルでNAND
ゲート204に入力される。その結果、NANDゲート
204の出力信号はローレベルとなり、インバータ20
3でレベル反転され、ハイレベルでNMOSトランジス
タ205を介してPMOSトランジスタ208およびN
MOSトランジスタ210のゲートに供給されるととも
に、ローレベルでPMOSトランジスタ206を介して
PMOSトランジスタ209およびNMOSトランジス
タ212のゲートに供給される。これにより、PMOS
トランジスタ208およびNMOSトランジスタ212
が非導通状態に保持され、NMOSトランジスタ210
およびPMOSトランジスタ209が導通状態に保持さ
れる。
【0048】その結果、出力ノードNDPは接地レベル
に引き込まれ、接地電圧GNDレベルの導通制御信号T
RNSPが転送ゲート190のPMOSトランジスタ1
91のゲートに出力される。一方、出力ノードNDNは
電源電圧VCCレベルに引き上げられ、電源電圧VCCレベ
ルの導通制御信号TRNSNが転送ゲート190のNM
OSトランジスタ192のゲートに出力される。これに
より、転送ゲート190は導通状態に保持される。
【0049】また、ロウデコーダ回路10aには、アド
レスで選択された時にハイレベルのデコード信号ADE
C1およびADEC2がNANDゲート110に入力さ
れる。その結果、NANDゲート110の出力信号は転
送ゲート121およびインバータ123を介してハイレ
ベルで転送ゲート122に入力される。このとき、書き
込み信号WRTはローレベルであるから、インバータ1
24の出力信号がハイレベルで、インバータ125の出
力信号がローレベルで転送ゲート121,122に供給
される。その結果、転送ゲート121が導通状態に保持
され、転送ゲート122が非導通状態に保持される。
【0050】したがって、ローレベルの信号がインバー
タ126に入力され、ここでレベル反転されてハイレベ
ルの信号が転送ゲート190を介してレベルシフト回路
180のPMOSトランジスタ182のゲートおよびN
MOSトランジスタ184のゲートに入力される。これ
により、PMOSトランジスタ182が非導通状態に保
持され、NMOSトランジスタ184が導通状態に保持
される。その結果、NMOSトランジスタ184のドレ
インが負の高電圧MV1(読み出し時は接地電圧GN
D)に引き下げられる。その結果、PMOSトランジス
タ181および171が導通状態に保持され、NMOS
トランジスタ183,172が非導通状態に保持され
る。
【0051】PMOSトランジスタ181が導通状態に
なったことに伴い、PMOSトランジスタ182および
NMOSトランジスタ184のゲート電位は正の高電圧
PV1(読み出し時は電源電圧VCC)に保持され、PM
OSトランジスタ182が非導通状態に、NMOSトラ
ンジスタ184が導通状態に安定に保持される。また、
出力回路170aのPMOSトランジスタ171が導通
状態になったことに伴い、出力ノードND10が電圧V
TH(読み出し時には電源電圧VCC)に引き上げられ、
ワード線WLの一端側に印加される。
【0052】以上の読み出し時において、レベルシフト
回路が1段であるため、ワード線の立ち上がりは従来回
路に比べて高速に行われる。
【0053】書き込みモード時は、ロウデコーダ回路1
0aには、アドレスが選択されている時、ハイレベルの
デコード信号ADEC1およびADEC2がNANDゲ
ート110に入力される。その結果、NANDゲート1
10の出力信号は転送ゲート121およびインバータ1
24を介してハイレベルで転送ゲート122に入力され
る。このとき、書き込み信号WRTはハイレベルである
から、インバータ124の出力信号がローレベルで、イ
ンバータ125の出力信号がハイレベルで転送ゲート1
21,122に供給される。その結果、転送ゲート12
1が非導通状態に保持され、転送ゲート122が導通状
態に保持される。
【0054】したがって、ハイレベルの信号がインバー
タ126に入力され、ここでレベル反転されてローレベ
ルの信号が、すなわち書き込み論理が反転されて転送ゲ
ート190に入力される。
【0055】この書き込みモード時には、図4(c)お
よび(f)に示すように、書き込み信号WRTがハイレ
ベルになってからしばらくの間は信号WCPUMPがロ
ーレベルであるから(ECPUMPはローレベル)、上
述した読み出しモード時と同様に、転送ゲート制御回路
200から導通制御信号TRNSPが接地レベル、導通
制御信号TRNSNが電源電圧VCCレベルに保持され、
転送ゲート190が導通状態に保持される。したがっ
て、書き込み論理反転回路120の出力信号ADECは
転送ゲート190を介してレベルシフト回路180に入
力される。すなわち、ローレベルの信号ADECがレベ
ルシフト回路180のPMOSトランジスタ182のゲ
ートおよびNMOSトランジスタ184のゲートに入力
される。これにより、PMOSトランジスタ182が導
通状態に保持され、NMOSトランジスタ184が非導
通状態に保持される。その結果、PMOSトランジスタ
182のドレインが正の高電圧PV1(電源電圧Vcc
に引き上げられる。その結果、PMOSトランジスタ1
81および171が非導通状態に保持され、NMOSト
ランジスタ183,172が導通状態に保持される。
【0056】NMOSトランジスタ183が導通状態に
なったことに伴い、PMOSトランジスタ182および
NMOSトランジスタ184のゲート電位は負の高電圧
MV1(この時点では接地電圧GND)に保持され、P
MOSトランジスタ182が導通状態に、NMOSトラ
ンジスタ184が非導通状態に安定に保持される。すな
わち、信号ADECがレベルシフト回路180にラッチ
される。
【0057】そして、図4(f)に示すように、信号W
CPUMPがハイレベルに切り換わる。その結果、転送
ゲート制御回路200のNANDゲート204の出力信
号はハイレベルとなり、インバータ203でレベル反転
され、ローレベルでNMOSトランジスタ205を介し
てPMOSトランジスタ208およびNMOSトランジ
スタ210のゲートに供給されるとともに、ハイレベル
でPMOSトランジスタ206を介してPMOSトラン
ジスタ209およびNMOSトランジスタ212のゲー
トに供給される。これにより、PMOSトランジスタ2
08およびNMOSトランジスタ212が導通状態に保
持され、NMOSトランジスタ210およびPMOSト
ランジスタ209が非導通状態に保持される。
【0058】その結果、出力ノードNDPは正の高電圧
PV2(このときは昇圧回路は駆動されておらず電源電
圧VCC)に引き上げられ、VCCレベルの導通制御信号T
RNSPが転送ゲート190のPMOSトランジスタ1
91のゲートに出力される。一方、出力ノードNDNは
接地電圧レベルに引き下げられ、接地レベルの導通制御
信号TRNSNが転送ゲート190のNMOSトランジ
スタ192のゲートに出力される。これにより、転送ゲ
ート190は非導通状態に切り換わり、VCC系回路と高
圧系のレベルシフト回路180とが切り離される。
【0059】また、信号WCPUMPがハイレベルに切
り換わったと略同じタイミングで昇圧回路用の信号TR
NSWがハイレベルで負の高電圧生成回路600に供給
される。また発振回路400にはすでにハイレベルの書
き込み信号WRTが供給されていることから、負の高電
圧生成回路600においてたとえば−10Vが生成さ
れ、レベルシフト回路180および転送ゲート制御回路
200に供給される。このとき、負の高電圧MV1およ
び導通制御信号TRNSNは−10Vにレベルシフトさ
れるが、レベルシフト回路180のラッチデータはその
ままで、ラッチデータと同じ論理の信号がVCC/−10
Vにレベルシフトされ、出力回路170aを介してワー
ド線WLに現れる。すなわち、選択されたワード線WL
に−10V、非選択のワード線WLに0Vが印加され
る。
【0060】この1回の書き込み動作が終了すると、図
4(f)に示すように、信号WCPUMPがローレベル
に切り換えられた後、信号TRNSWがローレベルに切
り換えられる。これにより、昇圧回路300の動作が停
止され、さらに導通制御信号TRNSPが接地レベル、
TRNSNが電源電圧VCCレベルに切り換わり転送ゲー
ト190が導通状態に切り換わる。また、これと並行し
て、図4(c)に示すように、書き込み信号WRTがロ
ーレベルに切り換えられ、VCC系回路の出力信号ADE
Cに信号ADEC1,ADEC2の論理積の結果が現
れ、転送ゲート190を介してレベルシフト回路180
にラッチされる。そして、出力回路170aへの供給電
圧VTHがベリファイ時のワード線電圧Vthに設定さ
れ、最終的に選択されたワード線WLにVth、非選択
のワード線WLに0Vが印加される。
【0061】消去モード時は、ロウデコーダ回路10a
には、アドレス選択時にハイレベルのデコード信号AD
EC1およびADEC2がNANDゲート110に入力
される。その結果、NANDゲート110の出力信号は
転送ゲート121およびインバータ124を介してハイ
レベルで転送ゲート122に入力される。このとき、書
き込み信号WRTはローレベルであるから、インバータ
124の出力信号がハイレベルで、インバータ125の
出力信号がローレベルで転送ゲート121,122に供
給される。その結果、転送ゲート121が導通状態に保
持され、転送ゲート122が非導通状態に保持される。
【0062】したがって、ローレベルの信号がインバー
タ126に入力され、ここでレベル反転されてハイレベ
ルの信号が転送ゲート190に入力される。
【0063】この消去モード時には、図5(g)に示す
ように、当初の期間信号ECPUMPがローレベルであ
るから(WCPUMPはローレベル)、上述した読み出
しモード時と同様に、転送ゲート制御回路200から導
通制御信号TRNSPが接地レベル、導通制御信号TR
NSNが電源電圧VCCレベルに保持され、転送ゲート1
90が導通状態に保持される。したがって、書き込み論
理反転回路120の出力信号ADECは転送ゲート19
0を介してレベルシフト回路180に入力される。すな
わち、ハイレベルの信号ADECがレベルシフト回路1
80のPMOSトランジスタ182のゲートおよびNM
OSトランジスタ184のゲートに入力される。これに
より、PMOSトランジスタ182が非導通状態に保持
され、NMOSトランジスタ184が導通状態に保持さ
れる。その結果、NMOSトランジスタ184のドレイ
ンが負の高電圧MV1(接地電圧GND)に引き下げら
れる。その結果、PMOSトランジスタ181および1
71が導通状態に保持され、NMOSトランジスタ18
3,172が非導通状態に保持される。
【0064】PMOSトランジスタ181が導通状態に
なったことに伴い、PMOSトランジスタ182および
NMOSトランジスタ184のゲート電位は正の高電圧
PV1(この時点では電源電圧VCC)に保持され、PM
OSトランジスタ182が非導通状態に、NMOSトラ
ンジスタ184が導通状態に安定に保持される。すなわ
ち、信号ADECがレベルシフト回路180にラッチさ
れる。
【0065】そして、図4(g)に示すように、信号E
CPUMPがハイレベルに切り換わる。その結果、転送
ゲート制御回路200のNANDゲート204の出力信
号はハイレベルとなり、インバータ203でレベル反転
され、ローレベルでNMOSトランジスタ205を介し
てPMOSトランジスタ208およびNMOSトランジ
スタ210のゲートに供給されるとともに、ハイレベル
でPMOSトランジスタ206を介してPMOSトラン
ジスタ209およびNMOSトランジスタ212のゲー
トに供給される。これにより、PMOSトランジスタ2
08およびNMOSトランジスタ212が導通状態に保
持され、NMOSトランジスタ210およびPMOSト
ランジスタ209が非導通状態に保持される。
【0066】その結果、出力ノードNDPは正の高電圧
PV2(このときは昇圧回路は駆動されておらず電源電
圧VCC)に引き上げられ、VCCレベルの導通制御信号T
RNSPが転送ゲート190のPMOSトランジスタ1
91のゲートに出力される。一方、出力ノードNDNは
接地電圧レベルに引き上げられ、接地レベルの導通制御
信号TRNSNが転送ゲート190のNMOSトランジ
スタ192のゲートに出力される。これにより、転送ゲ
ート190は非導通状態に切り換わり、VCC系回路と高
圧系のレベルシフト回路180とが切り離される。
【0067】また、信号WCPUMPがハイレベルに切
り換わったと同じタイミングで昇圧回路用の信号TRN
SEがハイレベルで正の高電圧生成回路500に供給さ
れる。また発振回路400にはハイレベルの消去信号E
RSが供給されていることから、昇圧動作が開始され、
正の高電圧生成回路500において10Vが生成され、
レベルシフト回路180および転送ゲート制御回路20
0に供給される。このとき、正の高電圧PV1,PV
2,電圧VTHおよび導通制御信号TRPSNは10V
にレベルシフトされる。これに伴い選択されたワード線
WLに10V、非選択のワード線WLに0Vが印加さ
れ、消去動作が行われる。
【0068】図4(g)に示すように、信号ECPUM
Pがローレベルに切り換えられ消去動作が終了すると昇
圧回路300の動作が停止され、さらに導通制御信号T
RNSPが接地レベル、TRNSNが電源電圧VCCレベ
ルに切り換わり転送ゲート190が導通状態に切り換わ
る。
【0069】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、読み出し時のデコード動作を高速化でき、また、レ
イアウト面積を従来回路に比べて大幅に縮小できる利点
がある。
【0070】第2実施形態 図6は、本発明に係るフラッシュメモリのロウデコーダ
回路の第2の実施形態を示す回路図である。
【0071】本第2の実施形態と上述した第1の実施形
態と異なる点は、第1の実施形態では読み出し時のワー
ド線電圧を電源電圧VCCに設定していたが、これを昇圧
電圧、たとえば4Vにしたことにある。
【0072】このワード線電圧を昇圧電圧とする場合に
は、昇圧電圧がVCC系回路に逆流してしまうことから、
これを防止するために転送ゲート190にVCC以上をカ
ットオフさせる必要がある。そのため、本第2の実施形
態では、転送ゲート制御回路200aにおいて、図1の
インバータ203の代わりに、2入力NORゲート21
3を設け、NORゲート213の第1の入力端子をNA
NDゲート204の出力端子に接続し、第2の入力端子
を読み出し制御信号MREADの入力ラインに接続して
いる。また、電源電圧VCC系回路では、論理反転回路1
20aにおいて、インバータ123を転送ゲート122
の前段の代わりに転送ゲート121の前段に配置してい
る。また、高圧系回路では、レベルシフト回路180a
の出力段に、高電圧PV1とMV1の供給ライン間にド
レイン同士、およびゲート同士が接続されたPMOSト
ランジスタ185およびNMOSトランジスタ186を
設け、そのドレイン同士の接続点を出力回路170aの
入力に接続している。
【0073】また、各動作モード時の設定電圧を図7に
示す。図7に示すように、読み出しモード時に導通制御
信号TRNSPが昇圧電圧4Vに設定され、導通制御信
号TRNSNが電源電圧VCCに設定される。
【0074】このような構成おいて、読み出しモード時
には、信号MREADがハイレベルで転送ゲート制御回
路200aのNORゲート213に入力される。また、
信号WCPUMPおよびECPUMPがともに非アクテ
ィブのローレベルで転送ゲート制御回路200のインバ
ータ201,202を介してハイレベルでNANDゲー
ト204に入力される。その結果、NORゲート213
の出力信号はローレベルとなりNMOSトランジスタ2
05を介してPMOSトランジスタ208およびNMO
Sトランジスタ210のゲートに供給されるとともに、
NANDゲート204の出力信号がローレベルでPMO
Sトランジスタ206を介してPMOSトランジスタ2
09およびNMOSトランジスタ212のゲートに供給
される。これにより、PMOSトランジスタ208およ
び209が導通状態に保持され、NMOSトランジスタ
210および212が非導通状態に保持される。
【0075】その結果、出力ノードNDPは昇圧電圧4
Vに引き上げられ、4Vレベルの導通制御信号TRNS
Pが転送ゲート190のPMOSトランジスタ191の
ゲートに出力される。一方、出力ノードNDNは電源電
圧VCCレベルに引き上げられ、電源電圧VCCレベルの導
通制御信号TRNSNが転送ゲート190のNMOSト
ランジスタ192のゲートに出力される。これにより、
転送ゲート190においてはNMOSトランジスタ19
2のみゲート電圧が電源電圧VCCの導通状態に保持さ
れ、PMOSトランジスタ191は非導通状態に保持さ
れる。
【0076】また、ロウデコーダ回路10bには、アド
レス選択時にハイレベルのデコード信号ADEC1およ
びADEC2がNANDゲート110に入力される。そ
の結果、NANDゲート110の出力信号は転送ゲート
122およびインバータ123を介してハイレベルで転
送ゲート121に入力される。このとき、書き込み信号
WRTはローレベルであるから、インバータ124の出
力信号がハイレベルで、インバータ125の出力信号が
ローレベルで転送ゲート121,122に供給される。
その結果、転送ゲート121が導通状態に保持され、転
送ゲート122が非導通状態に保持される。
【0077】したがって、ハイレベルの信号がインバー
タ126に入力され、ここでレベル反転されてローレベ
ルの信号が転送ゲート190を介してレベルシフト回路
180のPMOSトランジスタ182のゲートおよびN
MOSトランジスタ184のゲートに入力される。これ
により、PMOSトランジスタ182が導通状態に保持
され、NMOSトランジスタ184が非導通状態に保持
される。その結果、PMOSトランジスタ182のドレ
インが正の高電圧PV1(読み出し時は4V)に引き上
げられる。その結果、PMOSトランジスタ181およ
び185が非導通状態に保持され、NMOSトランジス
タ183,186が導通状態に保持される。これによ
り、PMOSトランジスタ171のゲートに負の高電圧
MV1(読み出し時は接地電圧GND)が印加されるこ
とから、PMOSトランジスタ171が導通状態に保持
され、出力ノードND10が電圧VTH(読み出し時に
は4V)に引き上げれ、ワード線WLの一端側に印加さ
れる。
【0078】一方アドレス非選択時にはデコード信号A
DEC1およびADEC2のうち、少なくとも一方はロ
ーレベルであるため、NANDゲート110の出力信号
はハイレベルであり、転送ゲート122およびインバー
タ123を介してローレベルで転送ゲート121に入力
される。このとき、書き込み信号WRTはローレベルで
あるから、インバータ124の出力信号がハイレベル
で、インバータ125の出力信号がローレベルで転送ゲ
ート121、122に供給される。その結果、転送ゲー
ト121が導通状態に保持され、転送ゲート122が非
導通状態に保持される。
【0079】したがって、ローレベルの信号がインバー
タ126に入力され、ここでレベル反転されてハイレベ
ルの信号(電源電圧VCC)が転送ゲート190に入力さ
れる。ここで、転送ゲート190は、転送ゲート制御信
号からの信号によりPMOSトランジスタ191は非導
通状態に保持され、NMOSトランジスタ192はゲー
ト電圧が電源電圧VCCの導通状態に保持されている。し
たがって、転送ゲート190を通った電源電圧VCCレベ
ルのハイレベルの信号はVth落ちして、VCC−V
thn (NMOSトランジスタ192のしきい値電圧)と
なってPMOSトランジスタ182とNMOSトランジ
スタ184のゲートに入力される。これによりPMOS
トランジスタ182及びNMOSトランジスタ184が
共に導通状態になるが、NMOSトランジスタ184の
方が強く導通状態となるため、PMOSトランジスタ1
82とNMOSトランジスタ184のドレイン同士の接
線点は接地電圧以上のローレベルとなる。このローレベ
ルがPMOSトランジスタ181とNMOSトランジス
タ183のゲートに加えられ、両トランジスタが導通状
態となるが、PMOSトランジスタ181の方が強く導
通状態となるため、PMOSトランジスタ181とNM
OSトランジスタ183のドレイン同士の接続点はPV
1(4V)以下ではあるが、転送ゲート190から転送
された電圧VCC−Vthn より高いハイレベルとなってP
MOSトランジスタ182とNMOSトランジスタ18
4のゲートに印加される。このラッチのフィードバック
により、最終的にPMOSトランジスタ181とNMO
Sトランジスタ183のドレイン同志の接続点はPV1
と同じ4Vとなる。このとき、転送ゲート190のPM
OSトランジスタ191は非導通状態でNMOSトラン
ジスタ192はゲート電圧が電源電圧VCCであるためV
CC−Vthn 以上の電圧はVCC系回路には伝わらずVCC
回路は保護される。
【0080】以上の読み出し時において、レベルシフト
回路が1段であるため、ワード線の立ち上がりは従来回
路に比べて高速に行われる。
【0081】本第2の実施形態によれば、読み出し時の
デコード動作を高速化でき、また、レイアウト面積は第
1の実施形態の場合よりは大きくなるが、従来回路に比
べて大幅に縮小できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読み出し時のデコード動作を高速化でき、また、レイア
ウト面積を従来回路に比べて大幅に縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラッシュメモリのロウデコーダ
回路の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】図1の回路における動作モードに応じた各設定
電圧を示す図である。
【図3】本発明に係る昇圧回路の構成例を示す回路図で
ある。
【図4】図1の回路における書き込み時のタイミングチ
ャートである。
【図5】図1の回路における消去時のタイミングチャー
トである。
【図6】本発明に係るフラッシュメモリのロウデコーダ
回路の第2の実施形態を示す回路図である。
【図7】図6の回路における動作モードに応じた各設定
電圧を示す図である。
【図8】フラッシュメモリの書き込み、消去時の印加電
圧を説明するための図である。
【図9】従来のフラッシュメモリのロウデコーダ回路の
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10a,10b…ロウデコーダ回路、110…NAND
ゲート、120,120a…書き込み論理反転回路、1
70a…出力回路、180,180b…レベルシフト回
路、190…転送ゲート、200,200a…転送ゲー
ト制御回路、300…昇圧回路、400…発振回路、5
00…正の高電圧生成回路、600…負の高電圧生成回
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作モードに応じてメモリセルが接続さ
    れたワード線のドライブ電圧が異なる半導体不揮発性記
    憶装置であって、 動作起動信号を受けて動作モードに応じたレベルの信号
    を出力する低電圧系回路と、 上記低電圧系回路の出力信号をラッチした後、その出力
    信号が第1の動作モードを示す場合には信号レベルを第
    1の電圧レベルにシフトして上記ワード線に印加し、第
    2の動作モードを示す場合には信号レベルを第2の電圧
    レベルにシフトして上記ワード線に印加する高電圧系回
    路と、 上記低電圧系回路と上記高電圧系回路との間の信号転送
    ラインに接続された転送ゲートと、 上記第1の動作モード時には上記転送ゲートを導通状態
    に制御し、上記第2の動作モード時には、上記高電圧系
    回路が低電圧系回路の出力信号をラッチするまで導通状
    態に制御し、上記高電圧系回路がレベルシフトしてワー
    ド線に第2の電圧を印加する期間は非導通状態に制御す
    る転送ゲート制御回路とを有する半導体不揮発性記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第1の動作は読み出し動作であり、
    上記第1の電圧レベルは上記低電圧系回路の電源電圧レ
    ベルである請求項1記載の半導体不揮発性記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の動作は消去または書き込み動
    作であり、上記第2の電圧レベルは上記低電圧系回路の
    電源電圧を昇圧した正の高電圧または負の高電圧である
    請求項1記載の半導体不揮発性記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の動作は読み出し動作であ
    り、上記第1の電圧レベルは上記低電圧系回路の電源電
    圧を昇圧し高電圧であり、 かつ、上記転送ゲート制御回路は、第1の動作モード時
    には、上記転送ゲートに対して上記低電圧系回路から上
    記高電圧系回路への信号の転送を許容し、上記高電圧系
    回路から低電圧系回路への電圧の供給を遮断するように
    制御する請求項1記載の半導体不揮発性記憶装置。
JP35166096A 1996-12-27 1996-12-27 半導体不揮発性記憶装置 Pending JPH10199275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35166096A JPH10199275A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 半導体不揮発性記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35166096A JPH10199275A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 半導体不揮発性記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10199275A true JPH10199275A (ja) 1998-07-31

Family

ID=18418764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35166096A Pending JPH10199275A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 半導体不揮発性記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10199275A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251096A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置と、制御信号発生回路およびそれを用いた半導体装置
CN111768807A (zh) * 2020-06-28 2020-10-13 上海磁宇信息科技有限公司 磁性随机存储单元的字线电源控制电路
WO2024077713A1 (zh) * 2022-10-12 2024-04-18 长鑫存储技术有限公司 电源控制电路及存储器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251096A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置と、制御信号発生回路およびそれを用いた半導体装置
CN111768807A (zh) * 2020-06-28 2020-10-13 上海磁宇信息科技有限公司 磁性随机存储单元的字线电源控制电路
WO2024077713A1 (zh) * 2022-10-12 2024-04-18 长鑫存储技术有限公司 电源控制电路及存储器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3821579B2 (ja) プレートセル構造の電気的に消去及びプログラムができるセルを具備したフラッシュメモリ装置及び不揮発性半導体メモリ装置及びそのプログラム方法
US5691941A (en) Nonvolatile semiconductor memory cell capable of saving overwritten cell and its saving method
JP2002197881A (ja) レベルシフタ及びレベルシフタを備えた半導体記憶装置
JP3863005B2 (ja) メモリセルデコーダ及びこれを備える半導体メモリ装置
US20020163836A1 (en) Semiconductor device
JP2001229684A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置のプログラム方法
JP2001160296A (ja) 電圧レベル変換回路及びこれを用いた半導体記憶装置
US7113442B2 (en) Non-volatile semiconductor memory, semiconductor device and charge pump circuit
KR100338548B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 부스팅 회로
KR100292832B1 (ko) 음의전압스위칭회로
JP3751781B2 (ja) フラッシュメモリ装置の消去方法及びリカバリ用基板電圧供給回路
JP3624098B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH10199275A (ja) 半導体不揮発性記憶装置
KR100211189B1 (ko) 양/음 고전압발생전원의 출력전위 리셋회로
JP5183677B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3836898B2 (ja) リセット回路
JP3775927B2 (ja) 電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置及びその電圧発生制御方法
JP3378478B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその動作方法
JPH04229655A (ja) 不揮発性半導体記憶装置における消去方式
JPH11224493A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3624100B2 (ja) 半導体記憶装置
JP4615297B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH0917189A (ja) 不揮発性半導体メモリ
KR100308120B1 (ko) 스테이틱번-인테스트회로를구비한반도체메모리장치
KR20070036045A (ko) 불휘발성 반도체 메모리, 반도체 장치 및 차지 펌프 회로