JPH10199216A - ビデオカセットテープ処理装置 - Google Patents

ビデオカセットテープ処理装置

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JPH10199216A
JPH10199216A JP8351655A JP35165596A JPH10199216A JP H10199216 A JPH10199216 A JP H10199216A JP 8351655 A JP8351655 A JP 8351655A JP 35165596 A JP35165596 A JP 35165596A JP H10199216 A JPH10199216 A JP H10199216A
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JP
Japan
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video cassette
cassette tape
video
tape
antenna
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Application number
JP8351655A
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English (en)
Inventor
Masateru Tanaka
誠輝 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着するビデオカセットテープのサイズにより
背面の位置、すなわちアンテナの位置が移動するため
に、適切に通信が行えなくなる。 【解決手段】Sサイズのビデオカセットテープ2S、L
サイズのビデオカセットテープ2Lが装着された場合に
アンテナ30がくる位置に、各々装置側アンテナ90S
および90Lを別個にもうける。装置側アンテナ90
S,90Lはリード/ライトモジュール91に接続され
ており、リード/ライトモジュール91はこの装置側ア
ンテナ90S、90Lを介して、ビデオカセットテープ
2に貼着されたカセットラベル1のIC20に対する電
力の供給、および、制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録したビデオデ
ータに関する情報などを背面に設けられたアンテナを介
して非接触方式により記録することのできるビデオカセ
ットテープであって、サイズの異なる複数種類のビデオ
カセットテープに対して、たとえばビデオデータの記録
や再生などの処理を行うことができるビデオカセットテ
ープ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラなどの撮像装置により撮影
され、ビデオテープに記録されるビデオデータについて
は、その内容等の情報を容易に確認できるような状態で
記録したい、また保存したいという要望がある。特に、
テレビジョン放送局において取材業務で使用する場合な
どにおいては、ビデオカムコーダなどにより撮影した多
数のカット(連続して撮影された映像、あるいは、その
ビデオデータ)の中から必要なカットを高速に選択して
編集する必要がある。
【0003】これまで通常は、そのような記録したビデ
オデータの情報は、撮影時に別途紙面などにメモをして
おき、再生時や編集時には、そのメモを見ながら所望の
ビデオデータを高速に選択するような方法が用いられて
いる。また、カセットライブラリなどの大量のビデオカ
セットを自動的に取り扱うシステムにおいては、バーコ
ードが印刷されたカセットラベルを用いて、ビデオカセ
ットテープの管理を行っている。
【0004】また近年、1/4インチデジタルビデオカ
セットテープなどにおいては、ビデオテープを収容する
カセットにフラッシュメモリなどの半導体メモリ素子を
組み込み、記録時間・記録内容・タイトルなどの情報を
記録できるようにしているものもある。そのようなビデ
オカセットテープに組み込まれた半導体メモリ素子に対
するデータの記録および再生は、たとえばカセットケー
スの背面部の誤消去防止用ツメの近傍に設けられ、たと
えば接地、電源、クロック、データの4本からなる電極
を介して接触方式により行うものである。
【0005】しかしながら、そのようなこれまでの方法
においては、種々の不便な点がある。たとえば、紙面に
メモをとる方法では、その紙を紛失する場合が生じた
り、そのメモに基づいた処理を自動化できない。バーコ
ードをラベルに印刷する方法においては、記録できる情
報量に限りがあり十分ではない。また、半導体メモリを
用いる方法においては、電極を適切に接触させなければ
ならず、その位置決めを精度よく行わなければいけない
という問題や、埃の付着などにより接触不良になるとい
う問題があった。また、既にビデオデータが記録されて
いる、たとえばテレビジョン放送局などの数十万本とい
うような膨大な量のビデオテープカセットに対して、そ
の記録されているビデオデータの情報を電子化して保持
するためには、それらの方法は適切ではないという問題
もある。
【0006】そこで、本願発明者らは、既に特願平8−
300449号により出願しているような、半導体メモ
リなどの集積回路を収容し、非接触方式により外部とデ
ータの転送が可能なカセットラベルを提案している。こ
のカセットラベルにより、記録したビデオデータの付加
的な情報を管理するようにすれば、前述したような種々
の問題は解決される。さらに、既にビデオデータの記録
されているビデオカセットテープに対しても容易に適用
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオカセ
ットテープには種々のサイズやフォーマットのものがあ
り、主として業務用として放送局などで用いられている
ビデオカセットレコーダ(VTR)装置においては、複
数のサイズのビデオカセットテープに対して処理を行う
ことができるものがある。一台の装置でそのような複数
種類のビデオカセットテープを再生または記録できれ
ば、非常に便利で有効である。そのようなサイズの異な
る複数種類のビデオカセットテープに対して処理を行う
ことができるVTR装置においては、通常、ビデオテー
プを引き出すリッドの位置、すなわちビデオカセットテ
ープの前面の位置を固定し、異なるビデオカセットテー
プに対しても同じ形式でテープローディングが行えるよ
うにしている。
【0008】しかしながら、そのようなVTR装置に対
して、前述したような、半導体メモリなどの集積回路を
収容し、非接触方式により外部とデータの転送が可能な
カセットラベルを貼着したビデオカセットテープを使用
しようとすると、装着するビデオカセットテープのサイ
ズによりビデオカセットテープの背面の位置が変化す
る、すなわちアンテナの位置が不定となるために、適切
に通信が行えなくなるという問題がある。
【0009】したがって、本発明の目的は、各々ビデオ
テープを収容し、信号処理部と該信号処理部と非接触で
信号の転送を行うためのアンテナ手段を有し、該アンテ
ナ手段が背面に設けられているようなビデオカセットテ
ープであって、各々大きさの異なる複数種類のビデオカ
セットテープに対して、特にそのアンテナを介して適切
に信号の転送が行えるようなビデオカセットテープ処理
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、サイズの異なるビデオカセットテープ各々に対応し
て、そのビデオカセットテープが装置に装着された際に
その背面が来る位置に信号転送用の装置側アンテナ手段
を複数設け、サイズの異なるビデオカセットテープに対
してもいずれかの装置側アンテナ手段で通信が行えるよ
うにした。
【0011】したがって、本発明のビデオカセットテー
プ処理装置は、ビデオテープを収容したビデオカセット
テープに対して、たとえばビデオデータの記録および再
生を行うような装置であって、特に、大きさの異なる複
数種類のビデオカセットテープであって、信号処理部と
その信号処理部と非接触で信号の転送を行うためのアン
テナ手段を有し、そのアンテナ手段がカセットの背面に
設けられているビデオカセットテープ各々が装着される
ビデオカセットテープ処理装置であって、その複数種類
のビデオカセットテープが各々装着された際の当該ビデ
オカセットテープの背面の位置の近傍各々に、当該ビデ
オカセットテープの背面に設けられた前記アンテナ手段
と通信を行うための装置側アンテナ手段を各々有するビ
デオカセットテープ処理装置である。
【0012】特定的には、前記各装置側アンテナ手段
は、前記装着される複数種類のビデオカセットテープ各
々の前記背面を包含する面とほぼ等しい当該面と平行な
面の、前記アンテナ手段の近傍に設けられたループアン
テナである。また特定的には、前記各装置側アンテナ手
段は、前記装着される複数種類のビデオカセットテープ
各々の前記背面を包含する面と垂直な面の、前記アンテ
ナ手段の近傍に設けられたループアンテナである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
〜図3を参照して説明する。ビデオカセットテープの構成 まず、本発明に係わるビデオカセットテープ処理装置に
装着されるビデオカセットテープについて図1を参照し
て説明する。図1は、そのビデオカセットテープを説明
するための図であり、(A)はカセットラベル1を示す
図であり、(B)は、そのカセットラベルを装着するビ
デオカセットテープ2を示す図である。カセットラベル
1は、ビデオカセットテープ2の背面に貼着され、たと
えば記録されているビデオデータのタイトルなどを記載
することができる縦長で紙状のラベルである。
【0014】まず、カセットラベル1の構成について説
明する。カセットラベル1は、ラベル基体10の中に、
IC20と、アンテナ30が埋設されて形成されてい
る。IC20は、図1(A)に示すように、ラベル基体
11の長手方向の端部であってさらに幅方向の中心から
ずれ、長手方向の辺部より微小な距離eだけ離れた位置
に配置されている。これにより、後述するビデオカセッ
トテープ2の上ハーフ51と下ハーフ52の間の継ぎ目
53の段差上にIC20が配置されるのを避けている。
また、アンテナ30はラベル基体11の中央部に配置さ
れている。
【0015】ラベル基体10は、ラベル本体11と両面
接着剤17とから構成されており、さらに、ラベル本体
11は、上部シート、中間緩衝材および下部シートから
構成されている。この上部シートと下部シートとの間に
IC20およびアンテナ30が挟まれて設けられてお
り、その隙間が中間緩衝材で埋めて接着されている。そ
して、ラベル基体11の下面は両面接着剤17が全面に
付けられており、これによりカセットラベル1がビデオ
カセットテープ2に張り付けられるようになっている。
なお、図1(A)に示したカセットラベル1において
は、その長手方向の長さaは約140[mm]、幅bは18
[mm]、ラベル本体11の厚さcは0.3[mm]、両面接着
剤17の厚さdは0.1[mm]である。
【0016】上部シートの表面、すなわちカセットラベ
ル1の表面は、任意の文字・絵などの図形を記載可能に
なっており、通常はビデオテープに記録したビデオデー
タのタイトル、記録日時、記録場所などの情報が記載さ
れる。なお、記載する道具は、鉛筆、ペンなどの筆記具
でもよいし、携帯型の印字装置などでもよく任意の記載
具を用いて文字・図形等を記載することができる。
【0017】IC20は、記憶保持可能なメモリ部と信
号処理部を有する集積回路である。本実施の形態のカセ
ットラベル1においては、IC20は8Kバイトの記憶
容量のメモリを有する。また、IC20に具わる信号処
理部は、13MHzのクロックで動作するプロセッサ部
であり、メモリに対するデータのリード/ライトは、後
述するアンテナ30および装置側アンテナを介して外部
リード/ライトモジュールとのデータの転送などの処理
を行う。アンテナ30は、カセットラベル1と外部リー
ド/ライトモジュールとの間で接点を持たずに電力の供
給および、信号の転送を行うためのアンテナである。
【0018】次に、ビデオカセットテープ2の構成につ
いて説明する。ビデオカセットテープ2は、カセットケ
ース内に図示せぬビデオテープか2個のリールに巻かれ
た状態で収容され構成される。カセットケースは上ハー
フ51、下ハーフ52およびリッド55より形成され
る。ビデオカセットテープ2のリッド55とは反対側と
なる背面には、前述したカセットラベル1を貼着するた
めの凹部54が形成されている。この凹部54には、上
ハーフ51と下ハーフ52との継ぎ目53があり段差を
生じている場合があるが、前述したようにカセットラベ
ル1のIC20は、その継ぎ目53を避けるような位置
に配置されているので、これによりIC20が破損する
ことはない。
【0019】ビデオカセットテープ2の基本的な構成は
このようなものであるが、ビデオカセットテープにはこ
のような同一の構成を有し、そのサイズのみが異なるよ
うなものが数種類ある。後述する本実施の形態のVTR
装置の説明においては、次のような2種類のビデオカセ
ットテープ2を用いて説明する。第1に、以降Sサイズ
のビデオカセットテープ2Sと称するビデオカセットテ
ープであって、その外形は横幅aが155[mm]、縦長さ
bが95[mm]、高さcが25[mm]のビデオカセットテー
プである。また、第2のビデオカセットテープは、以降
Lサイズのビデオカセットテープ2Lと称するビデオカ
セットテープであって、その外形は横幅aが253[m
m]、縦長さbが144[mm]、高さcが25[mm]である。
高さはSサイズのビデオカセットテープ2SおよびLサ
イズのビデオカセットテープ2Lとも25[mm]で同じで
あるが、横および縦がLサイズのビデオカセットテープ
2Lはビデオカセットテープ2の約1.5倍程度となっ
ている。
【0020】第1の実施の形態 次に、本発明のビデオカセットテープ処理装置の第1の
実施の形態について図2を参照して説明する。図2は、
第1の実施の形態のVTR装置の本発明に係わる部位を
示すとともに、そのVTR装置にSサイズのビデオカセ
ットテープ2S、および、Lサイズのビデオカセットテ
ープ2Lを装着した他の状態を示す図であり、(A)は
上面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
【0021】なお、図2においては、VTR装置の本発
明に係わる主要な構成部のみを示す。また、図中におい
て、Sサイズのビデオカセットテープ2Sは実線で、L
サイズのビデオカセットテープ2Lは2点鎖線で示して
いるが、これらは同時に装着されるものではなく、いず
れか一方が装着されることを示す。
【0022】図示のごとく、ビデオカセットテープ2は
VTR装置に投入されると、ビデオカセットテープ2内
の前述した2つのリールがリール台82にセットされV
TR装置に装着される。このリール台82は、リールモ
ータ83と実質的に連結されており、さらにこれを介し
てメカデッキ80に設けられている。また、ビデオカセ
ットテープ2がVTR装置に装着されると、リッド55
が開けられて、ビデオカセットテープ2内に収容されて
いた図示せぬビデオテープが引き出され、VTR装置の
図示せぬヘッドに当接される。
【0023】そして図示するように、Sサイズのビデオ
カセットテープ2S、および、Lサイズのビデオカセッ
トテープ2Lが装着された場合にその背面のアンテナ3
0が配置される位置の近傍には、各々装置側アンテナ9
0Sおよび90Lが設けられている。この装置側アンテ
ナ90Sおよび90Lは、ビデオカセットテープ2のア
ンテナ30のループ面と同じ面内であって、ビデオカセ
ットテープ2に対してはメカデッキ80の側、すなわち
ビデオカセットテープ2の下面から、ビデオカセットテ
ープ2に対して垂直な位置関係となるように設けられて
いる。
【0024】これら装置側アンテナ90S,90Lはリ
ード/ライトモジュール91に接続されており、リード
/ライトモジュール91はこの装置側アンテナ90S、
90Lを介して、ビデオカセットテープ2に貼着された
カセットラベル1のIC20に対する電力の供給、およ
び、制御を行う。すなわち、IC20内の信号処理部が
メモリよりデータを読み出し、アンテナ30およびアン
テナ90を介してリード/ライトモジュール91へ転送
を行ったり、あるいは、リード/ライトモジュール91
からIC20に対してデータを転送して、IC20内の
信号処理部がそのデータをメモリに記録する動作を行
う。なお、リード/ライトモジュール91はさらにVT
R装置側の信号処理部(CPU)に接続され、VTR装
置側からコントロールされるようになっている。
【0025】また、このような動作によりIC20に
は、ビデオテープに記録する各ビデオデータの、カット
ごとの記録位置、記録時刻、記録場所、記録時間などの
データや、その記録内容を示すタイトルなどの情報、そ
のカットから得られたインデックスピクチャ、または、
撮影者が撮影時に入力したたとえばグッドショットマー
クなどの情報、などが記録される。また、ビデオテープ
に記録されたビデオデータ全体の記録時刻、記録時間、
記録場所、記録条件、記録内容を示す情報、撮影者、編
集者、編集回数、テープの使用回数、および、ショット
のテイクナンバーなどの情報も記録される。
【0026】このように、本実施の形態のVTR装置
は、ビデオカセットテープのサイズに対応して複数の装
置側アンテナを有する構成なので、装着可能な各サイズ
のビデオカセットテープ内ではそのサイズにかかわら
ず、装着されたビデオカセットテープ内のIC20に対
して適切にアクセスを行うことができる。また、装置側
アンテナ90S,90Lは、可動部などがなく簡単な構
成なので、信頼性も高い。また、このIC20に対する
データの転送は、カセットラベル1内のアンテナ30と
装置側アンテナ90Sまたは90Lとの間で非接触方式
により行われるため、接点の位置不良や、埃や消耗など
による接触不良などの問題が皆無となり、適切な付加情
報の記録が可能になる。
【0027】第2の実施の形態 次に、本発明のビデオカセットテープ処理装置の第2の
実施の形態について図3を参照して説明する。図3は、
第2の実施の形態のVTR装置の本発明に係わる部位を
示すとともに、そのVTR装置にSサイズのビデオカセ
ットテープ2S、および、Lサイズのビデオカセットテ
ープ2Lを装着した他の状態を示す図であり、(A)は
上面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。図3
においても、VTR装置の本発明に係わる主要な構成部
のみを示す。
【0028】第2の実施の形態のVTR装置において
は、装置側アンテナの構成が第1の実施の形態とは異な
る。第2の実施の形態においては、装置側アンテナ92
Sおよび92Lは、ビデオカセットテープ2のアンテナ
30のループ面と垂直でビデオカセットテープ2の下面
と平行な面内のアンテナ30の近傍に、ビデオカセット
テープ2に対して平行な位置関係となるように設けられ
ている。また、アンテナ自体は、装着されるビデオカセ
ットテープに対応して各々別個に設けられているが、そ
れらの複数のアンテナは、1つの基板上に構成されてい
る。その他の動作などは第1の実施の形態と同一であ
る。
【0029】このように、第2の実施の形態のVTR装
置においても、ビデオカセットテープのサイズに対応し
て複数の装置側アンテナを有する構成なので、装着可能
な各サイズのビデオカセットテープ内ではそのサイズに
かかわらず、装着されたビデオカセットテープ内のIC
20に対して適切にアクセスを行うことができる。そし
て、このような構成にすれば、図示のごとく複数の複数
のアンテナを1枚の基板上にパタン書きすればよいの
で、一層構成が簡単になる。
【0030】なお、本発明は、前述した第1および第2
の実施の形態に限れるものではなく、種々の改変が可能
である。たとえば、本発明のビデオカセットテープ処理
装置は、ビデオデータの記録/再生を行うVTR装置に
限られるものではなく、たとえば編集装置や、単に巻き
戻しなどを行う装置でもよい。
【0031】また、ビデオカセットテープの構成も、非
接触方式による通信回路を有するカセットラベルを貼着
したビデオカセットに限られるものではない。たとえ
ば、最初から、そのような回路がカセットケースに実装
されているようなビデオカセットテープでもよい。非接
触方式による通信回路を有し、少なくともそのアンテナ
が背面に設けられているビデオカセットテープであれ
ば、その他の構成などは任意である。
【0032】また、ビデオカセットテープのサイズも、
前述した実施の形態で示した例に限られるれるものでは
なく、任意のサイズのビデオカセットテープに対して対
応できるようにしてよい。また、対応可能なビデオカセ
ットテープの数も、2種類に限られるものではなく、3
種類以上であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各々ビデオテープを収容し、信号処理部と該信号処理部
と非接触で信号の転送を行うためのアンテナ手段を有
し、該アンテナ手段が背面に設けられているようなビデ
オカセットテープであって、各々大きさの異なる複数種
類のビデオカセットテープに対して、特にそのアンテナ
を介して適切に信号の転送が行えるようなビデオカセッ
トテープ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるビデオカセットテープを説明す
るための図であり、(A)はそのカセットラベルを示す
図であり、(B)は、そのカセットラベルを装着するビ
デオカセットテープを示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のVTR装置の本発
明に係わる部位を示すとともに、そのVTR装置にSサ
イズのビデオカセットテープ、および、Lサイズのビデ
オカセットテープを装着した他の状態を示す図であり、
(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は側面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態のVTR装置の本発
明に係わる部位を示すとともに、そのVTR装置にSサ
イズのビデオカセットテープ、および、Lサイズのビデ
オカセットテープを装着した他の状態を示す図であり、
(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は側面図であ
る。
【符号の説明】
1…カセットラベル、2…ビデオカセットテープ、10
…ラベル基体、11…ラベル本体、17…両面接着剤、
20…IC、30…アンテナ、51…上ハーフ、52…
下ハーフ、53…継ぎ目、54…凹部、80…メカデッ
キ、82…リール台、83…リールモータ、90,92
…アンテナ、91…リード/ライトモジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/781 H04N 5/782 Z 5/7826 G11B 27/10 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大きさの異なる複数種類のビデオカセット
    テープであって、各々ビデオテープを収容し、信号処理
    部と該信号処理部と非接触で信号の転送を行うためのア
    ンテナ手段を有し、該アンテナ手段が背面に設けられて
    いるビデオカセットテープ各々が装着されるビデオカセ
    ットテープ処理装置であって、 前記複数種類の前記ビデオカセットテープが各々装着さ
    れた際の当該ビデオカセットテープの背面の位置の近傍
    各々に、当該ビデオカセットテープの背面に設けられた
    前記アンテナ手段と通信を行うための装置側アンテナ手
    段を各々有するビデオカセットテープ処理装置。
  2. 【請求項2】前記各装置側アンテナ手段は、前記装着さ
    れる複数種類のビデオカセットテープ各々の前記背面を
    包含する面とほぼ等しい当該面と平行な面の、前記アン
    テナ手段の近傍に設けられたループアンテナである請求
    項1記載のビデオカセットテープ処理装置。
  3. 【請求項3】前記各装置側アンテナ手段は、前記装着さ
    れる複数種類のビデオカセットテープ各々の前記背面を
    包含する面と垂直な面の、前記アンテナ手段の近傍に設
    けられたループアンテナである請求項1記載のビデオカ
    セットテープ処理装置。
JP8351655A 1996-12-27 1996-12-27 ビデオカセットテープ処理装置 Pending JPH10199216A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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