JPH10208436A - カセットラベル、および、カセットテープ - Google Patents
カセットラベル、および、カセットテープInfo
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- JPH10208436A JPH10208436A JP1552697A JP1552697A JPH10208436A JP H10208436 A JPH10208436 A JP H10208436A JP 1552697 A JP1552697 A JP 1552697A JP 1552697 A JP1552697 A JP 1552697A JP H10208436 A JPH10208436 A JP H10208436A
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- Japan
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- cassette
- label
- tape
- antenna
- integrated circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ビデオテープに記録されているデータを管理す
る適切な管理手段が要望されている。 【解決手段】カセットケース50の上面のリッド56の
先端面から所定の距離離れた位置に凹部57を形成して
おき、この位置に、記憶部と信号処理部を有するIC
と、そのICに対して信号の転送を行うアンテナと、そ
れらを収容するラベル基体とを有するカセットラベルを
貼着する。このカセットラベルのICに対して非接触方
式により信号の転送を行い、記録データに関する情報な
どの通信を行う。Sサイズのビデオカセットテープ2S
とLサイズのビデオカセットテープ2Lのいずれにおい
てもリッド56の前面からカセットラベルのアンテナま
での距離は同じになるので、複数種類のビデオカセット
テープに対応したVTR装置においても1つのアンテナ
により通信が可能になる。
る適切な管理手段が要望されている。 【解決手段】カセットケース50の上面のリッド56の
先端面から所定の距離離れた位置に凹部57を形成して
おき、この位置に、記憶部と信号処理部を有するIC
と、そのICに対して信号の転送を行うアンテナと、そ
れらを収容するラベル基体とを有するカセットラベルを
貼着する。このカセットラベルのICに対して非接触方
式により信号の転送を行い、記録データに関する情報な
どの通信を行う。Sサイズのビデオカセットテープ2S
とLサイズのビデオカセットテープ2Lのいずれにおい
てもリッド56の前面からカセットラベルのアンテナま
での距離は同じになるので、複数種類のビデオカセット
テープに対応したVTR装置においても1つのアンテナ
により通信が可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットテープに
装着して用い、記録したデータに関する情報などを記録
することのできるカセットラベル、そのカセットラベル
を装着して用いるのに適したカセットテープ、および、
そのカセットラベルが装着されたカセットテープに関す
る。
装着して用い、記録したデータに関する情報などを記録
することのできるカセットラベル、そのカセットラベル
を装着して用いるのに適したカセットテープ、および、
そのカセットラベルが装着されたカセットテープに関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、テレビカメラなどの撮像装置
により撮影され、ビデオテープに記録されるビデオデー
タについては、その内容等の情報を容易に確認できるよ
うな状態で記録したい、また保存したいという要望があ
る。特に、テレビジョン放送局において取材業務で使用
する場合などにおいては、ビデオカムコーダなどにより
撮影した多数のカット(連続して撮影された映像、ある
いは、そのビデオデータ)の中から必要なカットを高速
に選択して編集する必要がある。
により撮影され、ビデオテープに記録されるビデオデー
タについては、その内容等の情報を容易に確認できるよ
うな状態で記録したい、また保存したいという要望があ
る。特に、テレビジョン放送局において取材業務で使用
する場合などにおいては、ビデオカムコーダなどにより
撮影した多数のカット(連続して撮影された映像、ある
いは、そのビデオデータ)の中から必要なカットを高速
に選択して編集する必要がある。
【0003】これまで通常は、そのような記録したビデ
オデータの情報は、撮影時に別途紙面などにメモをして
おき、再生時や編集時には、そのメモを見ながら所望の
ビデオデータを高速に選択するような方法が用いられて
いる。また近年、1/4インチデジタルビデオカセット
テープなどにおいては、ビデオテープを収容するカセッ
トにフラッシュメモリなどの半導体メモリ素子を組み込
み、記録時間・記録内容・タイトルなどの情報をの記録
できるようにしているものもある。
オデータの情報は、撮影時に別途紙面などにメモをして
おき、再生時や編集時には、そのメモを見ながら所望の
ビデオデータを高速に選択するような方法が用いられて
いる。また近年、1/4インチデジタルビデオカセット
テープなどにおいては、ビデオテープを収容するカセッ
トにフラッシュメモリなどの半導体メモリ素子を組み込
み、記録時間・記録内容・タイトルなどの情報をの記録
できるようにしているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモを
取るような方法では、そのメモを厳格に管理しなければ
ならないという問題があった。また、データを複写した
時などにはそのメモを書き移さなければならないなど、
その情報の利用性にも問題があった。また、ビデオカセ
ットテープに組み込まれた半導体メモリ素子を用いる方
法においては、ビデオカセットテープに設けられた電極
に対して装置側の電極を適切に接触させなければなら
ず、その位置決めを精度よく行わなければならず、この
処理が容易ではないという問題があった。また、埃の付
着などにより接触不良となり、適切にデータの記録/再
生が行えないという問題も生じた。
取るような方法では、そのメモを厳格に管理しなければ
ならないという問題があった。また、データを複写した
時などにはそのメモを書き移さなければならないなど、
その情報の利用性にも問題があった。また、ビデオカセ
ットテープに組み込まれた半導体メモリ素子を用いる方
法においては、ビデオカセットテープに設けられた電極
に対して装置側の電極を適切に接触させなければなら
ず、その位置決めを精度よく行わなければならず、この
処理が容易ではないという問題があった。また、埃の付
着などにより接触不良となり、適切にデータの記録/再
生が行えないという問題も生じた。
【0005】また、そのような記録情報の管理というこ
とに関しては、既にデータが記録されている膨大な数の
ビデオカセットテープに対しても適用できるような手段
が要望されている。また、既存の紙などで形成されるカ
セットラベルのように、表面に可視可能に文字などを記
載することができ、剥がしたり貼ったりできるなど、取
扱いの簡易な方法が望まれている。そして、そのような
簡易な方法が要望されつつも、信頼性が高く、情報を十
分記憶できるような比較的大容量のものが望まれてい
る。
とに関しては、既にデータが記録されている膨大な数の
ビデオカセットテープに対しても適用できるような手段
が要望されている。また、既存の紙などで形成されるカ
セットラベルのように、表面に可視可能に文字などを記
載することができ、剥がしたり貼ったりできるなど、取
扱いの簡易な方法が望まれている。そして、そのような
簡易な方法が要望されつつも、信頼性が高く、情報を十
分記憶できるような比較的大容量のものが望まれてい
る。
【0006】したがって、本発明の目的は、記録したデ
ータの内容などの確認をすることができ、既にデータの
記録されているカセットテープに対しても適用でき、取
扱いの簡単な、データ記録補助手段を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、そのようなデータ記録
補助手段を用いるのに好適なカセットテープを提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、そのようなデ
ータ記録補助手段が適用され、記録したデータの内容な
どの確認をすることができるカセットテープを提供する
ことにある。
ータの内容などの確認をすることができ、既にデータの
記録されているカセットテープに対しても適用でき、取
扱いの簡単な、データ記録補助手段を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、そのようなデータ記録
補助手段を用いるのに好適なカセットテープを提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、そのようなデ
ータ記録補助手段が適用され、記録したデータの内容な
どの確認をすることができるカセットテープを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、半導体メモリなどの集積回路を収容して、非接触方
式によりデータの転送が可能なカセットラベルをそのデ
ータ記録補助手段として発明した。そしてこのカセット
ラベルは、従来のカセットラベルと同様に文字などが記
載でき、カセットテープに対して容易に貼ったり剥がし
たりできるような形態にした。さらに、集積回路を端部
に配置し文字などを記載する際に破壊されるのを防止
し、またカセットケースの上面に貼着するようにして背
面の上ハーフと下ハーフとの継ぎ目の段差により集積回
路が破損するのを防止し、信頼性を高くした。
に、半導体メモリなどの集積回路を収容して、非接触方
式によりデータの転送が可能なカセットラベルをそのデ
ータ記録補助手段として発明した。そしてこのカセット
ラベルは、従来のカセットラベルと同様に文字などが記
載でき、カセットテープに対して容易に貼ったり剥がし
たりできるような形態にした。さらに、集積回路を端部
に配置し文字などを記載する際に破壊されるのを防止
し、またカセットケースの上面に貼着するようにして背
面の上ハーフと下ハーフとの継ぎ目の段差により集積回
路が破損するのを防止し、信頼性を高くした。
【0008】したがって、本発明のカセットラベルは、
カセットテープの上面に装着されるカセットラベルであ
って、記憶部と信号処理部を有する集積回路と、前記集
積回路に対して少なくとも信号の転送を行うアンテナ手
段と、前記集積回路と前記アンテナ手段を収容し、前記
集積回路は当該カセットラベルの隅部に配置し、前記ア
ンテナ手段は当該カセットラベルのほぼ中心付近に配置
されるように収容するラベル基体とを有する。カセット
テープの上面とは、カセットケースを構成する該6面の
中の最も広い面であって収容するテープのリールの回転
面と平行な面の、特に装置に着脱する際に視覚で認識し
易い方の面である。
カセットテープの上面に装着されるカセットラベルであ
って、記憶部と信号処理部を有する集積回路と、前記集
積回路に対して少なくとも信号の転送を行うアンテナ手
段と、前記集積回路と前記アンテナ手段を収容し、前記
集積回路は当該カセットラベルの隅部に配置し、前記ア
ンテナ手段は当該カセットラベルのほぼ中心付近に配置
されるように収容するラベル基体とを有する。カセット
テープの上面とは、カセットケースを構成する該6面の
中の最も広い面であって収容するテープのリールの回転
面と平行な面の、特に装置に着脱する際に視覚で認識し
易い方の面である。
【0009】特定的には、前記カセットラベルは、クレ
ジットカードサイズである。また特定的には、前記ラベ
ル基体は、任意の文字・図形等を記載することができる
ラベル表面を有する第1の部材と前記集積回路と前記ア
ンテナ手段が配置されている回路配置面を有する第2の
部材とが、前記ラベル表面とは反対側の面および前記回
路配置面を対抗させてその間に緩衝部材を介在させて貼
着され、さらに、前記第2の部材の前記回路配置面とは
反対側の面に、当該カセットラベルをカセットテープに
貼着させるための接着部材が設けられて形成されてい
る。
ジットカードサイズである。また特定的には、前記ラベ
ル基体は、任意の文字・図形等を記載することができる
ラベル表面を有する第1の部材と前記集積回路と前記ア
ンテナ手段が配置されている回路配置面を有する第2の
部材とが、前記ラベル表面とは反対側の面および前記回
路配置面を対抗させてその間に緩衝部材を介在させて貼
着され、さらに、前記第2の部材の前記回路配置面とは
反対側の面に、当該カセットラベルをカセットテープに
貼着させるための接着部材が設けられて形成されてい
る。
【0010】また、本発明のカセットテープは、たとえ
ばビデオテープなどのテープ状記録媒体がカセットケー
スに収容されており、カセットケースの上面のリッドの
先端面から所定の距離離れた位置に、カセットラベルを
貼着するための凹部が形成されているカセットテープで
ある。特定的には、前記凹部はクレジットカードサイズ
である。
ばビデオテープなどのテープ状記録媒体がカセットケー
スに収容されており、カセットケースの上面のリッドの
先端面から所定の距離離れた位置に、カセットラベルを
貼着するための凹部が形成されているカセットテープで
ある。特定的には、前記凹部はクレジットカードサイズ
である。
【0011】また、本発明のカセットテープは、ビデオ
テープなどのテープ状記録媒体と、前記テープ状記録媒
体を収容するカセットケースであって、当該カセットケ
ースの上面のリッドの先端面から所定の距離離れた位置
に、カセットラベルを貼着するための凹部が形成されて
いるカセットケースと、前記凹部に貼着されたカセット
ラベルであって、記憶部と信号処理部を有する集積回路
と、前記集積回路に対して少なくとも信号の転送を行う
アンテナ手段と、前記集積回路が当該カセットラベルの
隅部に、前記アンテナ手段が当該カセットラベルのほぼ
中心付近に各々配置されるように、前記集積回路と前記
アンテナ手段を収容するラベル基体とを有するカセット
ラベルとを有する。
テープなどのテープ状記録媒体と、前記テープ状記録媒
体を収容するカセットケースであって、当該カセットケ
ースの上面のリッドの先端面から所定の距離離れた位置
に、カセットラベルを貼着するための凹部が形成されて
いるカセットケースと、前記凹部に貼着されたカセット
ラベルであって、記憶部と信号処理部を有する集積回路
と、前記集積回路に対して少なくとも信号の転送を行う
アンテナ手段と、前記集積回路が当該カセットラベルの
隅部に、前記アンテナ手段が当該カセットラベルのほぼ
中心付近に各々配置されるように、前記集積回路と前記
アンテナ手段を収容するラベル基体とを有するカセット
ラベルとを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
〜図4を参照して説明する。図1は、本発明に係わるビ
デオカセットテープを示す図であり、(A)はSサイズ
のビデオカセットテープを、(B)はLサイズのビデオ
カセットテープを示す図である。まず、このビデオカセ
ットテープの構成について説明する。ビデオカセットテ
ープ2(Sサイズのビデオカセットテープ2SおよびL
サイズのビデオカセットテープ2Lを含む)は、カセッ
トケース50内に図示せぬビデオテープか収容され構成
される。カセットケース50は上ハーフ51、下ハーフ
52およびリッド56より形成される。また、ビデオテ
ープは、2個のリールに巻かれた状態でカセットケース
50内に収容される。
〜図4を参照して説明する。図1は、本発明に係わるビ
デオカセットテープを示す図であり、(A)はSサイズ
のビデオカセットテープを、(B)はLサイズのビデオ
カセットテープを示す図である。まず、このビデオカセ
ットテープの構成について説明する。ビデオカセットテ
ープ2(Sサイズのビデオカセットテープ2SおよびL
サイズのビデオカセットテープ2Lを含む)は、カセッ
トケース50内に図示せぬビデオテープか収容され構成
される。カセットケース50は上ハーフ51、下ハーフ
52およびリッド56より形成される。また、ビデオテ
ープは、2個のリールに巻かれた状態でカセットケース
50内に収容される。
【0013】図2(A)に示すSサイズのビデオカセッ
トテープ2Sと、図2(B)に示すLサイズのビデオカ
セットテープ2Lは、単にサイズが異なるだけで、各々
前述した構成を有する。具体的には、Sサイズのビデオ
カセットテープ2Sのカセットケース50は、横幅aが
155[mm]、縦長さbが95[mm]、高さcが25[mm]で
あり、Lサイズのビデオカセットテープ2Lのカセット
ケース50は、横幅aが253[mm]、縦長さbが144
[mm]、高さcが25[mm]である。高さはSサイズのビデ
オカセットテープ2SおよびLサイズのビデオカセット
テープ2Lとも25[mm]で同じであるが、横および縦が
Lサイズのビデオカセットテープ2Lはビデオカセット
テープ2の約1.5倍程度となっている。
トテープ2Sと、図2(B)に示すLサイズのビデオカ
セットテープ2Lは、単にサイズが異なるだけで、各々
前述した構成を有する。具体的には、Sサイズのビデオ
カセットテープ2Sのカセットケース50は、横幅aが
155[mm]、縦長さbが95[mm]、高さcが25[mm]で
あり、Lサイズのビデオカセットテープ2Lのカセット
ケース50は、横幅aが253[mm]、縦長さbが144
[mm]、高さcが25[mm]である。高さはSサイズのビデ
オカセットテープ2SおよびLサイズのビデオカセット
テープ2Lとも25[mm]で同じであるが、横および縦が
Lサイズのビデオカセットテープ2Lはビデオカセット
テープ2の約1.5倍程度となっている。
【0014】これら2つのビデオカセットテープ2S,
2Lにおいては、ともにその幅方向の中心であって、上
ハーフ51のリッド56の前面から所定の距離f離れた
地点に、カセットラベル貼着用の凹部57が形成されて
いる。この凹部57は、幅dが85[mm]、縦eが54[m
m]で、深さは約1[mm]である。この凹部57の大きさ、
および、凹部57のリッド56の前面からの距離fは、
Sサイズのビデオカセットテープ2SおよびLサイズの
ビデオカセットテープ2Lともに同じである。
2Lにおいては、ともにその幅方向の中心であって、上
ハーフ51のリッド56の前面から所定の距離f離れた
地点に、カセットラベル貼着用の凹部57が形成されて
いる。この凹部57は、幅dが85[mm]、縦eが54[m
m]で、深さは約1[mm]である。この凹部57の大きさ、
および、凹部57のリッド56の前面からの距離fは、
Sサイズのビデオカセットテープ2SおよびLサイズの
ビデオカセットテープ2Lともに同じである。
【0015】次に、前述したビデオカセットテープ2
S,2Lの凹部57に貼着される、本発明に係わるカセ
ットラベル1について図2および図3を参照して説明す
る。カセットラベル1は、たとえば記録されているビデ
オデータのタイトルなどを記載することができるクレジ
ットカードサイズの紙状のラベルである。図2は、本実
施の形態の本発明に係わるカセットラベルを説明するた
めの図である。図3は、ラベル基体10の具体的構造を
示す図である。図示のごとく、カセットラベル1は、ラ
ベル基体10の中に、IC20と、アンテナ30が埋設
されて形成されている。
S,2Lの凹部57に貼着される、本発明に係わるカセ
ットラベル1について図2および図3を参照して説明す
る。カセットラベル1は、たとえば記録されているビデ
オデータのタイトルなどを記載することができるクレジ
ットカードサイズの紙状のラベルである。図2は、本実
施の形態の本発明に係わるカセットラベルを説明するた
めの図である。図3は、ラベル基体10の具体的構造を
示す図である。図示のごとく、カセットラベル1は、ラ
ベル基体10の中に、IC20と、アンテナ30が埋設
されて形成されている。
【0016】ラベル基体10は、図3に示すように、ラ
ベル本体11と接着部17とから構成されている。さら
に、ラベル本体11は、図3に示すように、上部シート
61、中間緩衝材62、および、下部シート63を有す
る。この構成においては、上部シート61と下部シート
63とにIC20およびアンテナ30が挟まれて設けら
れており、その隙間を中間緩衝材62で埋めて接着され
ている。
ベル本体11と接着部17とから構成されている。さら
に、ラベル本体11は、図3に示すように、上部シート
61、中間緩衝材62、および、下部シート63を有す
る。この構成においては、上部シート61と下部シート
63とにIC20およびアンテナ30が挟まれて設けら
れており、その隙間を中間緩衝材62で埋めて接着され
ている。
【0017】上部シート61の表面は、任意の文字・絵
などの図形を記載可能になっており、通常はビデオテー
プに記録したビデオデータのタイトル、記録日時、記録
場所などの情報が記載される。なお、記載する道具は、
鉛筆、ペンなどの筆記具でもよいし、携帯型の印字装置
などでもよく任意の記載具を用いて文字・図形等を記載
することができる。また、下部シート63の下面には、
接着剤17が全面に付けられており、ビデオカセットテ
ープ2に張り付け可能になっている。また、IC20
は、図2に示すように、ラベル基体10の中心からずれ
た隅部に配置されており、アンテナ30はラベル基体1
0の中央部付近に配置されている。
などの図形を記載可能になっており、通常はビデオテー
プに記録したビデオデータのタイトル、記録日時、記録
場所などの情報が記載される。なお、記載する道具は、
鉛筆、ペンなどの筆記具でもよいし、携帯型の印字装置
などでもよく任意の記載具を用いて文字・図形等を記載
することができる。また、下部シート63の下面には、
接着剤17が全面に付けられており、ビデオカセットテ
ープ2に張り付け可能になっている。また、IC20
は、図2に示すように、ラベル基体10の中心からずれ
た隅部に配置されており、アンテナ30はラベル基体1
0の中央部付近に配置されている。
【0018】IC20は、記憶保持可能なメモリ部と信
号処理部を有する集積回路である。本実施の形態のカセ
ットラベル1においては、IC20は8Kバイトの記憶
容量のメモリを有する。また、IC20に具わる信号処
理部は、13MHzのクロックで動作するプロセッサ部
であり、メモリに対するデータのリード/ライト、後述
するアンテナ30を介して外部リード/ライトモジュー
ルとのデータの転送などの処理を行う。アンテナ30
は、カセットラベル1と外部リード/ライトモジュール
との間で接点を持たずに電力の供給および、信号の転送
を行うためのアンテナである。
号処理部を有する集積回路である。本実施の形態のカセ
ットラベル1においては、IC20は8Kバイトの記憶
容量のメモリを有する。また、IC20に具わる信号処
理部は、13MHzのクロックで動作するプロセッサ部
であり、メモリに対するデータのリード/ライト、後述
するアンテナ30を介して外部リード/ライトモジュー
ルとのデータの転送などの処理を行う。アンテナ30
は、カセットラベル1と外部リード/ライトモジュール
との間で接点を持たずに電力の供給および、信号の転送
を行うためのアンテナである。
【0019】次にカセットラベル1およびカセットラベ
ル1の貼着されたビデオカセットテープ2の使用形態、
適用形態について図4を参照して説明する。図2および
図3に示すようなカセットラベル1は、図1(A)また
は(B)に示すようなビデオカセットテープ2S,2L
の凹部57に貼着されて使用される。この時に、カセッ
トラベル1の向きは任意でよい。カセットラベル1のア
ンテナ30はカセットラベル1の中央付近に設けられて
いるので、カセットラベル1をどの様な向きに貼着して
もビデオカセットテープ2の凹部57の中央付近にアン
テナ30が配置されることになり、外部のリード/ライ
トモジュールはその位置の近傍に外部アンテナを配置し
て通信を行えばよいからである。
ル1の貼着されたビデオカセットテープ2の使用形態、
適用形態について図4を参照して説明する。図2および
図3に示すようなカセットラベル1は、図1(A)また
は(B)に示すようなビデオカセットテープ2S,2L
の凹部57に貼着されて使用される。この時に、カセッ
トラベル1の向きは任意でよい。カセットラベル1のア
ンテナ30はカセットラベル1の中央付近に設けられて
いるので、カセットラベル1をどの様な向きに貼着して
もビデオカセットテープ2の凹部57の中央付近にアン
テナ30が配置されることになり、外部のリード/ライ
トモジュールはその位置の近傍に外部アンテナを配置し
て通信を行えばよいからである。
【0020】またカセットラベル1の表面には、任意の
筆記用具により文字や絵などの任意の図形が可視可能に
記載される。この時、IC20はカセットラベル1の端
部に配置されているので、IC20の上に直接ペンなど
で文字・図形などが記載される可能性は少ない。このよ
うに、カセットラベル1は、従来のIC20やアンテナ
30を有しないカセットラベルとほぼ同様に使用され
る。
筆記用具により文字や絵などの任意の図形が可視可能に
記載される。この時、IC20はカセットラベル1の端
部に配置されているので、IC20の上に直接ペンなど
で文字・図形などが記載される可能性は少ない。このよ
うに、カセットラベル1は、従来のIC20やアンテナ
30を有しないカセットラベルとほぼ同様に使用され
る。
【0021】このようなカセットラベル1の装着された
ビデオカセットテープ2の使用形態を図4に示す。図4
は、このカセットラベルの装着されたビデオカセットテ
ープ2の使用形態を示す図であり、(A)はカセットラ
ベル1をビデオテープレコーダ(VTR)装置に装着
し、カセットラベル1内のIC20に対してデータの転
送が行われる状態を示す図であり、(B)は(A)の要
部の側面図である。図4に示すように、カセットラベル
の装着されたビデオカセットテープ2がVTR装置に装
着されると、リッド56が開けられて、ビデオカセット
テープ2内に収容されていた図示せぬビデオテープが引
き出され、ビデオデータ記録再生装置のヘッドに当接さ
れる。
ビデオカセットテープ2の使用形態を図4に示す。図4
は、このカセットラベルの装着されたビデオカセットテ
ープ2の使用形態を示す図であり、(A)はカセットラ
ベル1をビデオテープレコーダ(VTR)装置に装着
し、カセットラベル1内のIC20に対してデータの転
送が行われる状態を示す図であり、(B)は(A)の要
部の側面図である。図4に示すように、カセットラベル
の装着されたビデオカセットテープ2がVTR装置に装
着されると、リッド56が開けられて、ビデオカセット
テープ2内に収容されていた図示せぬビデオテープが引
き出され、ビデオデータ記録再生装置のヘッドに当接さ
れる。
【0022】一方で、ビデオカセットテープ2の上面部
にはその中央付近にVTR装置本体に設けられたラベル
リード/ライトモジュール91から出されたアンテナ9
0が配置される。そして、リード/ライトモジュール9
1はこのアンテナ90を介して、カセットラベル1のI
C20に対する電力の供給、および、制御を行う。すな
わち、IC20内の信号処理部がメモリよりデータを読
み出し、アンテナ30およびアンテナ90を介してリー
ド/ライトモジュール91へ転送を行ったり、あるい
は、リード/ライトモジュール91からIC20に対し
てデータを転送して、IC20内の信号処理部がそのデ
ータをメモリに記録する動作を行う。なお、リード/ラ
イトモジュール91はさらにVTR装置側の信号処理部
(CPU)に接続され、VTR装置本体側からコントロ
ールされるようになっている。
にはその中央付近にVTR装置本体に設けられたラベル
リード/ライトモジュール91から出されたアンテナ9
0が配置される。そして、リード/ライトモジュール9
1はこのアンテナ90を介して、カセットラベル1のI
C20に対する電力の供給、および、制御を行う。すな
わち、IC20内の信号処理部がメモリよりデータを読
み出し、アンテナ30およびアンテナ90を介してリー
ド/ライトモジュール91へ転送を行ったり、あるい
は、リード/ライトモジュール91からIC20に対し
てデータを転送して、IC20内の信号処理部がそのデ
ータをメモリに記録する動作を行う。なお、リード/ラ
イトモジュール91はさらにVTR装置側の信号処理部
(CPU)に接続され、VTR装置本体側からコントロ
ールされるようになっている。
【0023】なお、このような動作によりIC20に
は、ビデオテープに記録する各ビデオデータの、カット
ごとの記録位置、記録時刻、記録場所、記録時間などの
データや、その記録内容を示すタイトルなどの情報、そ
のカットから得られたインデックスピクチャ、または、
撮影者が撮影時に入力したたとえばグッドショットマー
クなどの情報、などが記録される。また、ビデオテープ
に記録されたビデオデータ全体の記録時刻、記録時間、
記録場所、記録条件、記録内容を示す情報、撮影者、編
集者、編集回数、テープの使用回数、および、ショット
のテイクナンバーなどの情報も記録される。
は、ビデオテープに記録する各ビデオデータの、カット
ごとの記録位置、記録時刻、記録場所、記録時間などの
データや、その記録内容を示すタイトルなどの情報、そ
のカットから得られたインデックスピクチャ、または、
撮影者が撮影時に入力したたとえばグッドショットマー
クなどの情報、などが記録される。また、ビデオテープ
に記録されたビデオデータ全体の記録時刻、記録時間、
記録場所、記録条件、記録内容を示す情報、撮影者、編
集者、編集回数、テープの使用回数、および、ショット
のテイクナンバーなどの情報も記録される。
【0024】なお、VTR装置は、Sサイズのビデオカ
セットテープ2S、Lサイズのビデオカセットテープ2
Lのそれぞれ専用のVTR装置であってもよいし、それ
ら両方に対して記録/再生を行うことができる兼用VT
R装置であってもよい。本実施の形態のカセットラベル
1とビデオカセットテープ2を用いれば、Sサイズのビ
デオカセットテープ2S、Lサイズのビデオカセットテ
ープ2Lのどちらにおいても、カセットラベル1のアン
テナ30のリッド56の前面からの位置は同じとなる。
したがって、いずれのビデオカセットテープ2S,2L
を装着したとしても、アンテナ30の位置はVTR装置
内の特定の位置に決定でき、2種類のビデオカセットテ
ープ2S,2Lに対しても1つの本体側アンテナ90で
対応可能である。
セットテープ2S、Lサイズのビデオカセットテープ2
Lのそれぞれ専用のVTR装置であってもよいし、それ
ら両方に対して記録/再生を行うことができる兼用VT
R装置であってもよい。本実施の形態のカセットラベル
1とビデオカセットテープ2を用いれば、Sサイズのビ
デオカセットテープ2S、Lサイズのビデオカセットテ
ープ2Lのどちらにおいても、カセットラベル1のアン
テナ30のリッド56の前面からの位置は同じとなる。
したがって、いずれのビデオカセットテープ2S,2L
を装着したとしても、アンテナ30の位置はVTR装置
内の特定の位置に決定でき、2種類のビデオカセットテ
ープ2S,2Lに対しても1つの本体側アンテナ90で
対応可能である。
【0025】このように、本実施の形態のカセットラベ
ル1は、内部のIC20を用いて、詳細な記録データの
管理などを行うことができる。そして、そのアクセスの
方法は、非接触で行うため、電極を精度よく接触させる
などの複雑な処理は必要ないし、また接点がないため耐
久性などにも優れている。すなわち、非常に信頼性高く
使用することができる。
ル1は、内部のIC20を用いて、詳細な記録データの
管理などを行うことができる。そして、そのアクセスの
方法は、非接触で行うため、電極を精度よく接触させる
などの複雑な処理は必要ないし、また接点がないため耐
久性などにも優れている。すなわち、非常に信頼性高く
使用することができる。
【0026】そして、カセットラベル1は、何らかの文
字・図形等を記載してビデオカセットテープ2に貼着し
そのビデオカセットテープの識別および内容把握を行う
という、従来の使用方法と全く同じように使用すること
ができる。さらにまた、記録されているビデオデータの
更新に合わせてカセットラベル1を剥がしたり貼った
り、また、既にビデオデータの記録されているビデオカ
セットテープに対して新たにビデオカセットテープ2を
貼ったりすることもできる。すなわち、非常に容易かつ
気軽に取り扱うことができる。またカセットラベル1に
おいては、アンテナ30がカセットラベル1の中央部付
近に配置されているので、カセットラベル1をどの向き
に貼着してもアンテナ30の位置は中央部となり、カセ
ットラベル1を貼着する向きを気にする必要がない。
字・図形等を記載してビデオカセットテープ2に貼着し
そのビデオカセットテープの識別および内容把握を行う
という、従来の使用方法と全く同じように使用すること
ができる。さらにまた、記録されているビデオデータの
更新に合わせてカセットラベル1を剥がしたり貼った
り、また、既にビデオデータの記録されているビデオカ
セットテープに対して新たにビデオカセットテープ2を
貼ったりすることもできる。すなわち、非常に容易かつ
気軽に取り扱うことができる。またカセットラベル1に
おいては、アンテナ30がカセットラベル1の中央部付
近に配置されているので、カセットラベル1をどの向き
に貼着してもアンテナ30の位置は中央部となり、カセ
ットラベル1を貼着する向きを気にする必要がない。
【0027】また、カセットラベル1はビデオカセット
テープ2の上面に貼着されるので、たとえばビデオカセ
ットテープ2の背面に貼着する場合に問題となる上ハー
フ51と下ハーフ52との継ぎ目の段差によるIC20
の破損などの問題が生じない。また、カセットラベル1
の面積も広くとれるので、表面に記載できる情報も多く
なる。またさらに、IC20がカセットラベル1の端部
にあるので、ペン先などにより直接押圧される可能性が
少なく、そのような圧力の集中によるIC20の破壊や
変形を防ぐことができる。
テープ2の上面に貼着されるので、たとえばビデオカセ
ットテープ2の背面に貼着する場合に問題となる上ハー
フ51と下ハーフ52との継ぎ目の段差によるIC20
の破損などの問題が生じない。また、カセットラベル1
の面積も広くとれるので、表面に記載できる情報も多く
なる。またさらに、IC20がカセットラベル1の端部
にあるので、ペン先などにより直接押圧される可能性が
少なく、そのような圧力の集中によるIC20の破壊や
変形を防ぐことができる。
【0028】さらに、このカセットラベル1はクレジッ
トカードサイズなので、既存の製造設備を用いて容易に
製造することができ、安価に大量に供給できる。
トカードサイズなので、既存の製造設備を用いて容易に
製造することができ、安価に大量に供給できる。
【0029】また、本実施の形態のビデオカセットテー
プ2においては、カセットラベル1を貼着するための凹
部57が設けられているので、カセットラベル1を好適
に用いることができる。またその凹部57のリッド56
の前面からの位置が所定の距離に規定されているので、
サイズの異なるビデオカセットテープ2をVTR装置な
どの装置に装着してもカセットラベル1のアンテナ30
の位置は固定することができ、種々のサイズに対応して
いるVTR装置などで用いるのに好適なビデオカセット
テープ2を提供することができる。
プ2においては、カセットラベル1を貼着するための凹
部57が設けられているので、カセットラベル1を好適
に用いることができる。またその凹部57のリッド56
の前面からの位置が所定の距離に規定されているので、
サイズの異なるビデオカセットテープ2をVTR装置な
どの装置に装着してもカセットラベル1のアンテナ30
の位置は固定することができ、種々のサイズに対応して
いるVTR装置などで用いるのに好適なビデオカセット
テープ2を提供することができる。
【0030】なお、本発明は、本実施の形態に限れるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、カセ
ットラベルの構造も、図3に示したような例に限られる
ものではなく、任意の構造でよい。また、カセットラベ
ルに実装される回路も、任意の回路を実装してよい。本
実施の形態においては、1個のICであるかのように説
明をしたが、周辺回路を含む回路や、2つのICで構成
される回路であってもよく、1個のICに限定されるも
のではない。その他、アンテナの形状、ラベル基体を形
成するコート紙、補強材、基板などの各部材の材質、そ
れらを接合する時に用いる接着剤、ビデオカセットテー
プの種類、そのサイズ、図4に示した外部アンテナの形
態、外部リード/ライトモジュールの構成、ICへ記録
する情報の種類などは、何ら本実施の形態の限定される
ものではなく、任意に改変してよい。
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、カセ
ットラベルの構造も、図3に示したような例に限られる
ものではなく、任意の構造でよい。また、カセットラベ
ルに実装される回路も、任意の回路を実装してよい。本
実施の形態においては、1個のICであるかのように説
明をしたが、周辺回路を含む回路や、2つのICで構成
される回路であってもよく、1個のICに限定されるも
のではない。その他、アンテナの形状、ラベル基体を形
成するコート紙、補強材、基板などの各部材の材質、そ
れらを接合する時に用いる接着剤、ビデオカセットテー
プの種類、そのサイズ、図4に示した外部アンテナの形
態、外部リード/ライトモジュールの構成、ICへ記録
する情報の種類などは、何ら本実施の形態の限定される
ものではなく、任意に改変してよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録したデータの内容などの確認をすることができ、既
にデータの記録されているカセットテープに対しても適
用でき、信頼性・耐久性が高く、取扱いの簡単なカセッ
トラベルを提供することができる。また、そのようなカ
セットラベルを用いるのに好適なカセットテープを提供
することができる。また、そのようなカセットラベルが
適用され、記録したデータの内容などの確認をすること
ができるカセットテープを提供することができる。
記録したデータの内容などの確認をすることができ、既
にデータの記録されているカセットテープに対しても適
用でき、信頼性・耐久性が高く、取扱いの簡単なカセッ
トラベルを提供することができる。また、そのようなカ
セットラベルを用いるのに好適なカセットテープを提供
することができる。また、そのようなカセットラベルが
適用され、記録したデータの内容などの確認をすること
ができるカセットテープを提供することができる。
【図1】本発明の一実施の形態のカセットテープを示す
図であり、(A)はSサイズのビデオカセットテープを
示す図であり、(B)はLサイズのビデオカセットテー
プを示す図である。
図であり、(A)はSサイズのビデオカセットテープを
示す図であり、(B)はLサイズのビデオカセットテー
プを示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態のカセットラベルを示す
図である。
図である。
【図3】図2に示したカセットラベルの構造を説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】図2に示したカセットラベルの装着された図1
に示したビデオカセットテープの使用形態を示す図であ
り、(A)はカセットラベルをVTR装置に装着し、カ
セットラベル内のICに対してデータの転送が行われる
状態を示す図であり、(B)は(A)の要部の側面図で
ある。
に示したビデオカセットテープの使用形態を示す図であ
り、(A)はカセットラベルをVTR装置に装着し、カ
セットラベル内のICに対してデータの転送が行われる
状態を示す図であり、(B)は(A)の要部の側面図で
ある。
1…カセットラベル、2…ビデオカセットテープ、10
…ラベル基体、11…ラベル本体、17…接着剤、20
…IC、30…アンテナ、51…上ハーフ、52…下ハ
ーフ、56…リッド、57…凹部、61…上部シート、
62…中間緩衝材、63…下部シート、90…アンテ
ナ、91…リード/ライトモジュール
…ラベル基体、11…ラベル本体、17…接着剤、20
…IC、30…アンテナ、51…上ハーフ、52…下ハ
ーフ、56…リッド、57…凹部、61…上部シート、
62…中間緩衝材、63…下部シート、90…アンテ
ナ、91…リード/ライトモジュール
Claims (6)
- 【請求項1】カセットテープの上面に装着されるカセッ
トラベルであって、 記憶部と信号処理部を有する集積回路と、 前記集積回路に対して少なくとも信号の転送を行うアン
テナ手段と、 前記集積回路と前記アンテナ手段を収容し、前記集積回
路は当該カセットラベルの隅部に配置し、前記アンテナ
手段は当該カセットラベルのほぼ中心付近に配置される
ように収容するラベル基体とを有するカセットラベル。 - 【請求項2】前記カセットラベルは、クレジットカード
サイズであることを特徴とする請求項1記載のカセット
ラベル。 - 【請求項3】前記ラベル基体は、任意の文字・図形等を
記載することができるラベル表面を有する第1の部材と
前記集積回路と前記アンテナ手段が配置されている回路
配置面を有する第2の部材とが、前記ラベル表面とは反
対側の面および前記回路配置面を対抗させてその間に緩
衝部材を介在させて貼着され、さらに、前記第2の部材
の前記回路配置面とは反対側の面に、当該カセットラベ
ルをカセットテープに貼着させるための接着部材が設け
られて形成されている請求項2記載のカセットラベル。 - 【請求項4】テープ状記録媒体がカセットケースに収容
されているカセットテープであって、 前記カセットケースの上面のリッドの先端面から所定の
距離離れた位置に、カセットラベルを貼着するための凹
部が形成されているカセットテープ。 - 【請求項5】前記凹部はクレジットカードサイズである
請求項4記載のカセットテープ。 - 【請求項6】テープ状記録媒体と、 前記テープ状記録媒体を収容するカセットケースであっ
て、当該カセットケースの上面のリッドの先端面から所
定の距離離れた位置に、カセットラベルを貼着するため
の凹部が形成されているカセットケースと、 前記凹部に貼着されたカセットラベルであって、記憶部
と信号処理部を有する集積回路と、前記集積回路に対し
て少なくとも信号の転送を行うアンテナ手段と、前記集
積回路が当該カセットラベルの隅部に、前記アンテナ手
段が当該カセットラベルのほぼ中心付近に各々配置され
るように、前記集積回路と前記アンテナ手段を収容する
ラベル基体とを有するカセットラベルとを有するカセッ
トテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1552697A JPH10208436A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | カセットラベル、および、カセットテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1552697A JPH10208436A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | カセットラベル、および、カセットテープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10208436A true JPH10208436A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11891263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1552697A Pending JPH10208436A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | カセットラベル、および、カセットテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10208436A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432539B1 (ko) * | 2000-05-11 | 2004-05-24 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지 |
JP2020146972A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP1552697A patent/JPH10208436A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432539B1 (ko) * | 2000-05-11 | 2004-05-24 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지 |
CN100390894C (zh) * | 2000-05-11 | 2008-05-28 | 富士胶片株式会社 | 存储媒体磁带盒 |
JP2020146972A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット |
CN111688371A (zh) * | 2019-03-15 | 2020-09-22 | 兄弟工业株式会社 | 带盒 |
CN111688371B (zh) * | 2019-03-15 | 2023-05-09 | 兄弟工业株式会社 | 带盒 |
US11760110B2 (en) | 2019-03-15 | 2023-09-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette including RFID tag positioned to overlap with tape roll accommodated in cassette case |
US11760109B2 (en) | 2019-03-15 | 2023-09-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette including RFID tag positioned to overlap with tape roll accommodated in cassette case |
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