JPH10197651A - 自動ドア用障害物検出装置 - Google Patents

自動ドア用障害物検出装置

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JPH10197651A
JPH10197651A JP9004597A JP459797A JPH10197651A JP H10197651 A JPH10197651 A JP H10197651A JP 9004597 A JP9004597 A JP 9004597A JP 459797 A JP459797 A JP 459797A JP H10197651 A JPH10197651 A JP H10197651A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射器の設置角度に高精度を要することな
く、簡単な構成で、検知エリア内の障害物の存在を検知
することができる自動ドア用障害物検出装置を提供す
る。 【解決手段】 自動ドア6bの一方のドア開閉面に所定
間隔で配置された投光器1および受光器2と、他方の開
閉面に配置され、投光器1から投光された光を反射させ
るための反射手段4、およびその反射光を反射させるこ
とにより、その光を受光器2に導く反射手段5とを備え
た検出装置であって、反射手段4および反射手段5のう
ち少なくとも一方が、凸面鏡によって構成されている
か、あるいは、その少なくとも一方の反射手段の前段も
しくは後段に凹レンズを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動ドア用の障害
物検出装置に関し、更に詳しくは反射手段を備えた自動
ドア用障害物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動ドアの開閉時に物や人がドアに挟ま
れることないよう、自動ドアの安全走行を確保するため
に、検知エリアにおける障害物の存在を確実に検知する
必要がある。こうした技術として、従来においては、特
開平6−138253号公報に記載の技術が知られてい
る。
【0003】この技術では、自動扉の開閉面に発光装置
及びその発光装置からの光線を受光する受光装置を設
け、さらに光線を反射させるための反射器を開閉面の両
側に設置した構成が開示されている。ここで用いられて
いる反射器は、複数個が組み合わされて構成されてお
り、自動扉の開閉間において、反射される前の光線と、
反射後の光線とは平行、かつ、ずれた位置で進行するよ
うに各反射器の角度が調整された構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、反
射鏡を備えた構成の検出装置においては、この反射鏡の
設置角度に高精度が求められており、ドアの間隔が開い
たときで、左右方向の要求精度はプラスマイナス0.4
度になる。こうした観点から言うならば、上記の従来技
術の構造であれば、これ以上の精度を必要とし、事実上
ドアの製造精度からは実現不可能に近い精度となる。さ
らに、ドアの框は板金によって製造されることからも、
上記の精度を実現することは困難である。また、従来技
術では、ドアの移動時に生じる走行中の揺れや、反射鏡
の取付誤差などが原因で、投光した光が受光部に届かな
い事態が発生することも考えられる。
【0005】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたもので、反射器の設置角度に高精度を要するこ
となく、簡単な構成で、検知エリア内の障害物の存在を
検知することができる自動ドア用障害物検出装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明の自動ドア用障害物検出装置は、自動ド
アの一方のドア開閉面に所定間隔で配置された投光器お
よび受光器と、他方の開閉面に配置され、上記投光器か
ら投光された光を反射させるための第1の反射手段、お
よびその反射光を反射させることにより、その光を上記
受光器に導く第2の反射手段とを備えた検出装置におい
て、上記第1の反射手段および第2の反射手段のうち少
なくとも一方が、凸面鏡によって構成されているか、あ
るいは、その少なくとも一方の反射手段の前段もしくは
後段に凹レンズを備えた構成であることによって特徴付
けられる。
【0007】なお、凸面鏡としては、球面、放物面、楕
円面、シリンドリカル面とすることが好ましいが、これ
らのうちシリンドリカル面とすることが最も好ましい。
これは、この検出装置においては、光の反射後の角度は
上下方向には充分余裕があることから、左右方向の余裕
を拡大する構成とすることで充分であることによる。つ
まり、シリンドリカル面とすれば、反射光は左右方向の
みに拡がるので最適である。
【0008】以上のように、第1の反射手段および第2
の反射手段のうち少なくとも一方が、凸面鏡によって構
成されているか、あるいは、その少なくとも一方の反射
手段の前段もしくは後段に凹レンズを備えた構成とする
ことにより、光の反射前もしくは反射後、あるいは反射
前後において、光を拡大させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施の形態の全体構
成を示す図で、図2は図1に適用される反射部材の構成
例を示す図で、図4はその作用を説明するための図であ
る。また、図5は、投光器と受光器を同じドアに取り付
ける場合、その距離と反射光の影響を説明するための図
である。これらの図面を参照しながら、以下に本発明実
施の形態を説明する。
【0010】本実施の形態では、両開きの自動ドアに適
用した場合を示し、自動ドア6a,6bは、それぞれ開
閉面60a,60bを有し、この開閉面を介して互いに
接近密着・離反する。この自動ドア6bの開閉面60b
には、開閉面60aに向かって投光ビームを投射する投
光器1と、その投光器1から投光された光を受光する受
光器2が、投光器1と所定距離をおいて配置されてい
る。
【0011】なお、このように投光器1と受光器2を同
じドアに配置する場合、この投光器1と受光器2の間の
距離を適切に設定しなければならない。例えば、その距
離が近接した場合、検出すべき対象物が投光器1および
受光器2と反射ミラー4、5の間にありながら、投光器
1および受光器2の近くにあると、対象物に当たった光
がこの対象物によって反射し、その反射光が受光器2に
入射することにより、光を遮っていながら検出できない
ことが発生してしまう。つまり、こうした影響が無くな
る程度に投光器1と受光器2を離間させる必要がある。
【0012】この点について、図5を参照しながら説明
する。この図は投光角θ1 をもつ投光器Pに対し、この
投光器Pから距離aの位置に配置された受光角θ2 を持
つ受光器R1 、投光器Pから距離bの位置に配置された
受光角θ3 をもつ受光器R2を想定し、投光器Pおよび
受光器R1 ,R2 が設置された自動ドアの開閉面50か
らd1 の距離にある対象物O1 とドア開閉面からd
2 (ただし、d1 <d2 )の距離にある対象物O2 の反
射光の作用がそれぞれ示されている。この図からも明ら
かなように、対象物が投光器P側に近接した場合(ドア
開閉面からd1 の距離の場合)には、対象物からの反射
光は受光器R1 には入射するが、受光器R2には入射し
ない。一方、対象物がさらに投光器Pから離れた位置に
ある場合は、反射光は受光器R1 、受光器R2 にともに
入射するが、入射する反射光は投光器Pからの距離の4
乗分の1となるため、直接反射の影響は殆どない。以上
のことから、投光器Pと受光器の距離を可能な限り大き
くすることが好ましいといえる。
【0013】また、もう一方の自動ドア6aの開閉面6
0aには、投光器1から投光された光を反射させるため
の平面ミラー4と、この平面ミラー4によって反射した
反射光を左右方向に拡大させて、受光器2に導く凸面鏡
5が備えられている。この平面ミラー4および凸面鏡5
による光の作用を、図4(a)に図1におけるA方向か
らみた場合を、また、図4(b)に図1におけるB方向
からみた場合を示す。いずれの方向からも、反射ミラー
4に対する余裕角度θP1(上下方向), θP2(左右方
向)の投光角で、投射器1から投射された光は反射ミラ
ー4によって反射された後、余裕角度θR1(上下方
向), θR2(左右方向)のミラー角度をもつ凸面鏡5に
より反射されて、受光器2に入射する。このように凸面
鏡5の構成によって、反射光に拡がりをもたせることが
でき、反射ミラーの設置角度を高精度とする必要がな
く、設置が容易である。
【0014】以上の構成は、一方の反射手段として凸面
鏡5を用いた構成としたが、これに限ることなく、図3
に示すように、反射ミラー7の後段に凹レンズ8を設け
る構造としてもよいし、また、図示しないが、例えば、
図2に示す平面ミラー4に代えて凸面鏡5あるいは、そ
の前段もしくは後段に凹レンズを設けた構造としてもよ
く、請求の範囲を逸脱しない限り、種々の構造が可能で
ある。
【0015】
【実施例】第1および第2の反射手段をともに反射ミラ
ー(ミラー30mm角)とし、ドアの開き間隔を1.8
mとした場合、ミラー余裕角度はプラスマイナス0.4
〜0.5度である。これに対し本実施例では、第1の反
射手段を45°傾けて設置した反射ミラーとし、第2の
反射手段を45°傾けて設置した反射ミラーおよびその
後段に焦点距離1340mmの凹レンズを配置した構造
とした場合、このミラー余裕角度は1度拡大された。こ
の結果、ドアの框に取り付けられるミラーの角度調整を
行う必要がなくなる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動ドア
用障害物検出装置によれば、第1の反射手段および第2
の反射手段のうち少なくとも一方が、凸面鏡によって構
成されているか、あるいは、その少なくとも一方の反射
手段の前段もしくは後段に凹レンズを備えた構成とした
ので、光の反射後の角度はその余裕角度を拡大すること
ができる。したがって、ドア走行中の揺れによる影響を
受けることもなく、また、反射手段の設置角度に高精度
を要することなく、簡単な構成で、検知エリア内の障害
物の存在を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体の構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態における反射手段の構成例
を示す要部斜視図
【図3】本発明の実施の形態における反射手段のもう1
つの構成例を示す要部斜視図
【図4】本発明の実施の形態の作用説明図
【図5】投受光器の間隔と反射光の影響を説明する図
【符号の説明】
1‥‥投光器 2‥‥受光器 4‥‥第1の反射手段 5‥‥第2の反射手段 6a,6b‥‥自動ドア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ドアの一方のドア開閉面に所定間隔
    で配置された投光器および受光器と、他方の開閉面に配
    置され、上記投光器から投光された光を反射させるため
    の第1の反射手段、およびその反射光を反射させること
    により、その光を上記受光器に導く第2の反射手段とを
    備えた検出装置において、上記第1の反射手段および第
    2の反射手段のうち少なくとも一方が、凸面鏡によって
    構成されているか、あるいは、その少なくとも一方の反
    射手段の前段もしくは後段に凹レンズを備えた構成であ
    ることを特徴とする自動ドア用障害物検出装置。
JP00459797A 1997-01-14 1997-01-14 自動ドア用障害物検出装置 Expired - Fee Related JP3421699B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131070A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 西日本旅客鉄道株式会社 ホームドア装置
JP2020024134A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 オムロン株式会社 多光軸光電センサユニット

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JP2018131070A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 西日本旅客鉄道株式会社 ホームドア装置
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