JP2018131070A - ホームドア装置 - Google Patents

ホームドア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018131070A
JP2018131070A JP2017026465A JP2017026465A JP2018131070A JP 2018131070 A JP2018131070 A JP 2018131070A JP 2017026465 A JP2017026465 A JP 2017026465A JP 2017026465 A JP2017026465 A JP 2017026465A JP 2018131070 A JP2018131070 A JP 2018131070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
detection
sliding door
obstacle
platform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017026465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6833550B2 (ja
Inventor
雅紀 平野
Masaki Hirano
雅紀 平野
田中 昌樹
Masaki Tanaka
昌樹 田中
裕正 堤
Hiromasa Tsutsumi
裕正 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
West Japan Railway Co
West Japan Railway Techsia Co Ltd
Original Assignee
Nabtesco Corp
West Japan Railway Co
West Japan Railway Techsia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Corp, West Japan Railway Co, West Japan Railway Techsia Co Ltd filed Critical Nabtesco Corp
Priority to JP2017026465A priority Critical patent/JP6833550B2/ja
Publication of JP2018131070A publication Critical patent/JP2018131070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6833550B2 publication Critical patent/JP6833550B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

【課題】引戸が支障物に接触することを抑制することのできるホームドア装置を提供する。【解決手段】ホームドア装置10は、プラットホーム1に設置され、プラットホーム1の延伸方向に移動する引戸11と引戸11を駆動する駆動部31とを備えた。ホームドア装置10は、引戸11に設けられ、検知範囲を有する非接触方式の第1検知センサ14及び第3検知センサ21と、第1検知センサ14及び第3検知センサ21により検知範囲に存在する支障物が検知されたときに引戸11の動作が停止するように駆動部31を制御する制御部とを備える。検知範囲は、引戸11を閉じるときの進行方向における引戸11の前方を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、プラットホームに設置されるホームドア装置に関する。
プラットホームには、プラットホームと軌道とを区画するホームドア装置が設置されている(例えば、特許文献1参照)。ホームドア装置は、プラットホームに設けられた戸袋部に引戸が往復移動可能に収容されている。戸袋部内には、引戸を開閉駆動するための駆動部や制御部が収納されている。
特許文献1に記載のホームドア装置では、引戸を駆動させる駆動部の電流が予め設定された閾値を超えることに基づいて、引戸と人や荷物等の引戸の開閉に障害となる支障物との衝突を検知している。そして、こうした衝突が検知されたときに、引戸の開閉動作を停止している。
特開2007−210474号公報
ところで、上記特許文献1に記載のホームドア装置では、支障物との衝突を駆動部の電流が閾値を超えたことに基づいて検知している。このため、支障物と開閉中の引戸との接触そのものを回避することはできない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、引戸が支障物に接触することを抑制することのできるホームドア装置を提供することにある。
上記課題を解決するホームドア装置は、プラットホームに設置され、引戸を備えたホームドア装置であって、前記引戸に設けられ、支障物を検知する非接触方式の支障物検知装置と、前記支障物検知装置により支障物が検知されたときに前記引戸の動作が停止、又は減速、又は前記引戸が開く方向に移動するように前記引戸を制御する制御部と、を備え、前記支障物検知装置の検知範囲は、前記引戸を閉じるときにおける前記引戸の進行方向前方を含む。
上記構成によれば、引戸を閉じるときの引戸の進行方向の前方に人や荷物等の支障物(以下では単に「支障物」という)が存在しているときに、引戸が支障物に接触する前に当該支障物を検知することができるため、引戸が支障物に接触することを抑制することができる。
上記ホームドア装置において、前記引戸は、前記引戸の下部に設けられ、前記引戸を支持する支持部を備え、前記検知範囲は、前記引戸を閉じるときにおける前記支持部の進行方向前方を含むことが好ましい。
上記構成によれば、引戸が閉じるときにおいて、支持部の進行方向前方に位置する支障物を検知することができるため、引戸が閉じる動作中の支持部と支障物との接触を抑制することができる。
上記ホームドア装置において、前記引戸は、前記引戸の下部に設けられ、前記引戸を支持する支持部を備え、前記検知範囲は、前記引戸を開くときにおける前記支持部の進行方向前方を含むことが好ましい。
上記構成によれば、引戸が開くときにおいて、支持部の進行方向前方に位置する支障物を検知することができるため、引戸が開く動作中における支持部との接触を抑制することができる。
上記ホームドア装置において、前記支障物検知装置は、前記引戸を開くときにおける前記支持部の進行方向前方における検知範囲である支持部用検知範囲に存在する支障物を超音波を用いて検知する超音波式検知部と、前記支障物をレーザ光を用いて検知するレーザ光式検知部とを含み、前記超音波式検知部は、前記引戸を収容する戸袋部に設けられ、前記レーザ光式検知部は、前記戸袋部と前記支持部との間にレーザ光を照射するものであって、レーザ光が前記支障物に遮られたことに基づいて前記支障物を検知するものであり、前記支障物検知装置は、前記戸袋部と前記支持部との距離が所定距離以上である場合には、前記レーザ光式検知部の検知を停止する一方、前記超音波式検知部による検知を行い、前記戸袋部と前記支持部との距離が前記所定距離未満である場合には、前記超音波式検知部による検知を停止する一方、前記レーザ光式検知部による検知を行う。
超音波は放射状に拡散する性質を有しているため、超音波式検知部の支障物の検知範囲の幅等は比較的広い。一方で、レーザ光の光径は小さいため、超音波式検知部と比較すると、レーザ光式検知部の支障物の検知範囲の幅等は比較的狭い。
上記構成によれば、支持部と戸袋部との距離が所定距離未満である場合には、超音波式検知部による支障物の検知が停止される。このため、誤って戸袋部を支障物として検知してしまうことを抑制しながら、レーザ光式検知部によって支障物の検知を適切に行うことができる。一方、支持部と戸袋部との距離が所定距離以上である場合には、支持部周辺の比較的広い範囲に存在する支障物、換言すればレーザ光式検知部によっては検知しにくい支障物を超音波式検知部により適切に検知することができる。
上記ホームドア装置において、前記検知範囲は、前記引戸の前記プラットホーム側の範囲を含むことが好ましい。
上記構成によれば、例えばプラットホーム側から引戸に向かって走り込んでくる人など、引戸に向かって移動する支障物を、当該支障物が引戸のプラットホーム側の範囲に存在することに基づいて検知することができる。このため、こうした支障物を、引戸を閉じるときの進行方向における引戸の前方の範囲に存在することに基づいて検知するときよりも早く検知することができるようになり、当該支障物と引戸との接触を更に抑制することができる。
上記ホームドア装置において、前記引戸の戸先の軌道側に緩衝材が設けられ、前記支障物検知装置は、前記引戸の戸先のプラットホーム側寄りに設けられることが好ましい。
上記構成によれば、引戸の戸先の軌道側に設けられた緩衝材により、支障物や戸当たり等との接触時における衝撃を緩和することができる。また、緩衝材を支障物検知装置の検知範囲から外れるように引戸の戸先に設けることができる。
上記ホームドア装置において、前記引戸は、プラットホーム側と軌道側とを区画する戸板と、前記戸板を支持するように前記戸板の下部に設けられる支持部と、を備え、前記支障物検知装置は、前記戸板に設けられる第1支障物検知部と、前記支持部に設けられる第2支障物検知部と、を備えていることが好ましい。
上記構成によれば、第1支障物検知部によって戸板と支障物とが接触する前に検知したり、第2支障物検知部によって支持部と支障物とが接触する前に検知したりすることができる。
上記ホームドア装置において、前記第2支障物検知部は、前記引戸の前記プラットホーム側の範囲を含む検知範囲を有し、前記支持部の幅の中心よりもプラットホーム側に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、第2支障物検知部がプラットホーム側に位置するため、死角が少なくなり、プラットホーム側に位置する支障物を効果的に検知することができるようになる。
上記ホームドア装置において、前記検知範囲は、前記引戸の重量と速度と前記引戸を停止させるために必要な制動距離とによって定められていることが好ましい。
上記構成によれば、支障物との接触を効果的に抑制することができる。
上記ホームドア装置において、前記支障物検知装置は、複数の検知範囲を有しており、前記支障物検知装置は、前記引戸の進行方向における前記引戸の位置に基づいて前記複数の検知範囲の中から一つの検知範囲を選択することが好ましい。
上記構成によれば、引戸の位置に基づいて適切な検知範囲が選択できるので支障物との接触を効果的に抑制することができる。
本発明によれば、引戸が支障物に接触することを抑制することができる。
ホームドア装置の一実施形態の概略構成を示し、(a)は引戸が第1所定位置に位置している状態を示す正面図、(b)は引戸が第2所定位置に位置している状態を示す正面図、(c)は引戸が第3所定位置に位置している状態を示す正面図。 ホームドア装置の引戸の戸先側の構成を示す側面図。 ホームドア装置の引戸の構成を示す上面図。 ホームドア装置の引戸の構成を示す正面図。 ホームドア装置の引戸の構成を示す下面図。 ホームドア装置の構成を示すブロック図。 ホームドア装置の閉動作時の駆動制御を示すタイミングチャート。 ホームドア装置の開動作時の駆動制御を示すタイミングチャート。 ホームドア装置の閉動作時の制御を示すフローチャート。 ホームドア装置の開動作時の制御を示すフローチャート。 ホームドア装置の変形例の引戸の構成を示す正面図。 ホームドア装置の変形例の引戸の構成を示す正面図。 ホームドア装置の変形例の引戸の構成を示す上面図。
以下、図1〜図10を参照して、ホームドア装置の一実施形態について説明する。このホームドア装置は、鉄道等のプラットホームに設置される。
図1に示すように、ホームドア装置10は、プラットホーム1の軌道2側の縁部に沿って設置される。ホームドア装置10は、プラットホーム1に沿って延伸する板状の引戸11と、引戸11を収納する矩形状の戸袋部30と、引戸11が閉じたときに引戸11の先端部分である戸先16を受ける戸先受40とを備えている。ホームドア装置10は、引戸11と戸袋部30と戸先受40とによってプラットホーム1と軌道2とを区画する(図3参照)。
戸袋部30は、プラットホーム1の軌道2側の縁部に沿ってプラットホーム1に固定されている。戸袋部30は、戸袋部30から図中左側へ進出する引戸11を移動可能に支持している。戸袋部30には、引戸11を駆動する駆動部31が収納されている。引戸11は、戸袋部30に収納されることで、プラットホーム1と車両との乗降通路が開かれる。引戸11が全開位置POまで移動したときに、引戸11が戸袋部30の中にほぼ収納される。すなわち、引戸11の全長L1と戸袋部30の全長L2とがほぼ同じである(L1≒L2)。なお、図示しないが、ホームドア装置10は、プラットホーム1の軌道2側の縁部に沿って複数設置される。
引戸11は、板状の戸板12と、戸板12の下部に設けられて戸板12を支持する車輪13と、車輪13を保持する車輪保持部20とを備えている。車輪保持部20は、戸板12の下部の戸先16寄りに取り付けられている。なお、支持部は車輪13と車輪保持部20を含むものである。車輪13の代わりに、クローラやローラや摺動ブロックであっても良い。
戸板12のプラットホーム1側の面の戸先16寄りには、鉛直方向に延出する発光部18が取り付けられている。発光部18は、引戸11が移動する際に、点灯又は点滅することで注意喚起する。発光部18は、例えばLED(Light Emitting Diode)を備えた部材である。
戸先受40には、引戸11が全閉した際に戸先16が収納される収納部41が設けられている。ホームドア装置10は、引戸11が全閉した際に戸袋部30と戸先受40とによって引戸11を保持することによって引戸11の側面に対する耐荷重を満たしている。
図2及び図3に示すように、引戸11の戸先16の端面には、支障物等に接触した際に衝撃を緩和する緩衝材17が設けられている。緩衝材17は、戸先16の鉛直方向に延出し、戸先16の端面の軌道2側に設けられている。
ホームドア装置10は、引戸11を閉じるときにおける引戸11の進行方向前方(以下の説明では、単に「進行方向前方」と記載する。)に存在する支障物を検知する非接触方式の第1検知センサ14(第1検知センサ14の検知範囲を第1検知範囲A11とする。)と、引戸11の進行方向前方であってプラットホーム1側に存在する支障物を検知する第2検知センサ15(第2検知センサ15の検知範囲を第3検知範囲A31とする。)とを備えている。第1検知センサ14及び第2検知センサ15は、例えば、超音波を送信部から発信され、その反射された超音波を受波部で受信することにより支障物の有無を検出する超音波式検知部に相当する超音波センサである。第1検知センサ14及び第2検知センサ15は、検出距離範囲内に存在する支障物からの反射波の有無によって支障物を検知する。第1検知センサ14及び第2検知センサ15は、引戸11の戸先16の端面のプラットホーム1側に設けられている。第1検知センサ14は4個設けられ、第1検知センサ14の間に3個の第2検知センサ15が1つずつ設けられている。第1検知範囲A11と第3検知範囲A31とは、検知範囲の中心線が45°異なっている。第1検知センサ14は、戸先16と戸先受40との距離が第1所定距離W1になったら、検知を停止する。第1所定距離W1は、第1検知センサ14の第1検知範囲A11が戸先受40に届く手前の位置である第1所定位置P1に引戸11が位置しているときであって、第1検知センサ14は、第1所定位置P1と全開位置POとの間に引戸11が位置しているときは支障物を検知する(図1(a)参照)。言い換えれば、第1検知センサ14は、第1所定位置P1と全閉位置PCとの間に引戸11が位置するときには、第1検知センサ14による検知自体を停止してもよいし、第1検知センサ14による検知結果を採用しなくてもよい。第2検知センサ15は、戸先16と戸先受40との距離が第2所定距離W2になったら、検知を停止する。第2所定距離W2は、第3検知範囲A31が戸先受40に届く手前の位置である第2所定位置P2に引戸11が位置しているときであって、第2検知センサ15は、第2所定位置P2と全開位置POとの間に引戸11が位置しているときは支障物を検知する(図1(b)参照)。言い換えれば、第2検知センサ15は、第2所定位置P2と全閉位置PCとの間に引戸11が位置するときには、第2検知センサ15による検知自体を停止してもよいし、第2検知センサ15による検知結果を採用しなくてもよい。第1検知範囲A11の距離(第1検知センサ14で検知可能な範囲で最も遠い点までの距離をいう。)及び第3検知範囲A31の距離(第2検知センサ15で検知可能な範囲で最も遠い点までの距離をいう。)は、引戸11の重量と速度と引戸11を停止させるために必要な制動距離とによってそれぞれ定めている。なお、第1検知センサ14と第2検知センサ15とは、第1支障物検知部に相当し、支障物検知装置を構成する。
図4及び図5に示すように、ホームドア装置10は、引戸11を閉じるときの車輪13の進行方向前方に存在する支障物を検知する非接触方式の第3検知センサ21(第3検知センサ21の検知範囲を第1検知範囲A12とする。)と、引戸11の前記前方のプラットホーム1側に存在する支障物を検知する第4検知センサ22(第4検知センサ22の検知範囲を第3検知範囲A32とする。)とを備えている。第3検知センサ21及び第4検知センサ22は、例えば超音波式検知部に相当する超音波センサである。第3検知センサ21及び第4検知センサ22は、検出距離範囲内に存在する支障物からの反射波の有無によって支障物を検知する。第3検知センサ21及び第4検知センサ22は、車輪保持部20における引戸11の戸先側端面である前方側端面25であって、車輪13の幅の中心線WOよりもプラットホーム1側に設けられている。第3検知センサ21と第4検知センサ22とはそれぞれ1つずつ設けられている。第1検知範囲A12と第3検知範囲A32とは、検知範囲の中心線が45°異なっている。第1検知範囲A12の距離及び第3検知範囲A32の距離は、引戸11の重量と速度と引戸11を停止させるために必要な制動距離とによってそれぞれ定めている。なお、第3検知センサ21と第4検知センサ22とは、第2支障物検知部に相当し、支障物検知装置を構成する。
また、ホームドア装置10は、引戸11を開くときにおける車輪13の進行方向前方(以下の説明では、単に「進行方向前方」と記載する。)に存在する支障物を検知する非接触方式の第5検知センサ23(第5検知センサ23の検知範囲を第2検知範囲A22とする。)と、引戸11の進行方向前方のプラットホーム1側に存在する支障物を検知する第6検知センサ24(第6検知センサ24の検知範囲を第3検知範囲A33とする。)とを備えている。第5検知センサ23及び第6検知センサ24は、例えば超音波式検知部に相当する超音波センサである。第5検知センサ23及び第6検知センサ24は、検出距離範囲内に存在する支障物からの反射波の有無によって支障物を検知する。第5検知センサ23及び第6検知センサ24は、車輪保持部20における引戸11の戸尻側端面である後方側端面26であって、車輪13の幅の中心線WOよりもプラットホーム1側に設けられている。第5検知センサ23と第6検知センサ24とはそれぞれ1つずつ設けられている。第2検知範囲A22と第3検知範囲A33とは、検知範囲の中心線が45°異なっている。第5検知センサ23は、第5検知センサ23の第2検知範囲A22が戸袋部30に届く手前の位置である第3所定位置P3と全閉位置PCとの間に引戸11が位置するときに支障物を検知する(図1(c)参照)。言い換えれば、第5検知センサ23は、第3所定位置P3と全開位置POとの間に引戸11が位置するときには、第5検知センサ23による検知自体を停止してもよいし、第5検知センサ23による検知結果を採用しなくてもよい。第2検知範囲A22の距離(第5検知センサ23で検知可能な範囲で最も遠い点までの距離をいう。)及び第3検知範囲A33の距離(第6検知センサ24で検知可能な範囲で最も遠い点までの距離をいう。)は、引戸11の重量と速度と引戸11を停止させるために必要な制動距離とによってそれぞれ定めている。なお、第5検知センサ23と第6検知センサ24とは、第2支障物検知部に相当し、支障物検知装置を構成する。
図1に示すように、ホームドア装置10は、進行方向前方に存在する支障物を検知する第2検知範囲A23を有する非接触方式の第7検知センサ32を備えている。第7検知センサ32は、戸袋部30の引戸11が進出する側の端面の内部に設けられ、車輪保持部20と戸袋部30との間に存在する支障物を検知する。第7検知センサ32は、例えば、反射部に向けてレーザ光を照射する照射部と、反射部から反射されたレーザ光を受光する受光部とを有するレーザ光式検知部に相当する回帰反射型のレーザセンサである。車輪保持部20の後方側端面26には、反射板32aが設けられている。第7検知センサ32は、レーザ光が支障物によって遮られると受光量が減ることで支障物を検知する。車輪保持部20と戸袋部30との距離が第3所定距離W3以上である場合には、第7検知センサ32による検知を停止する一方、第5検知センサ23による検知を行う。車輪保持部20と戸袋部30との距離が第3所定距離W3未満である場合には、第5検知センサ23による検知を停止する一方、第7検知センサ32による検知を行う。第3所定距離W3は、第5検知センサ23の第2検知範囲A22が戸袋部30に届く手前の位置である第3所定位置P3に引戸11が位置するときの車輪保持部20と戸袋部30との距離である。第7検知センサ32は、第3所定位置P3と全開位置POとの間に引戸11が位置するときに支障物を検知する(図1(c)参照)。言い換えれば、第7検知センサ32は、第3所定位置P3と全閉位置PCとの間に引戸11が位置するときには、第7検知センサ32による検知自体を停止してもよいし、第7検知センサ32による検知結果を採用しなくてもよい。第2検知範囲A23の距離は、引戸11の重量と速度と引戸11を停止させるために必要な制動距離とによってそれぞれ定めている。なお、第7検知センサ32は、支障物検知装置を構成する。
また、ホームドア装置10は、引戸11を閉じるときに戸板12の側面において戸袋部30に指等が巻き込まれることを検知する第8検知センサ33を備えている。第8検知センサ33は、戸袋部30の引戸11が進出する側の端面のプラットホーム1側に設けられている。第8検知センサ33は、例えば、支障物が接触すると導通することで支障物を検知する接点式のセンサである。
また、ホームドア装置10は、引戸11を閉じるときに戸板12の上面において戸袋部30に手や荷物等が巻き込まれることを検知する第9検知センサ34を備えている。第9検知センサ34は、戸袋部30の引戸11が進出する側の端面の上面側に設けられている。第9検知センサ34は、例えば、光を出す投光部と光を受ける受光部からなる透過型の光電センサの組を複数有するエリアセンサである。第9検知センサ34は、光が支障物によって遮られると受光量が減ることで支障物を検知する。
ホームドア装置10は、戸先受40の収納部41に存在する支障物を検知する第4検知範囲A41を有する第10検知センサ42を備えている。第10検知センサ42は、戸先受40の収納部41の内壁の上面に設けられている。第10検知センサ42は、例えば超音波センサである。第10検知センサ42は、検出距離範囲内に存在する支障物からの反射波の有無によって支障物を検知する。第10検知センサ42は、引戸11が開いているときに収納部41に誤って入った子供等を検知したり、引戸11が閉まるときに引戸11が戸先受40内に進入したことを検知したりすることができる。第4検知範囲A41の距離は、収納部41の大きさによって定めている。
次に、図6を参照して、ホームドア装置10の電気的な構成について説明する。
ホームドア装置10は、引戸11の駆動を制御する制御部50を備えている。制御部50は、外部からの駆動指令によって引戸11を開閉するとともに、各検知センサの検知結果に応じて引戸の駆動を制御する。制御部50は、戸袋部30に設けられる駆動部31と電気的に接続され、駆動部31を制御することで引戸11の開閉を制御する。すなわち、図7に示すように、制御部50は、引戸11を閉めるときには駆動部31に対して引戸11の駆動速度を、まず第1速度V11まで加速させて第1速度V11で駆動させ、第1所定位置P1に近づいたら第2速度V12まで減速させて全閉位置PCまで駆動させる。また、図8に示すように、制御部50は、引戸11を開けるときには駆動部31に対して引戸11の駆動速度を、まず第1速度V21まで加速させて第1速度V21で駆動させ、第3所定位置P3に近づいたら第2速度V22まで減速させて全開位置POまで駆動させる。図6に示すように、制御部50は、発光部18と電気的に接続され、引戸11が開閉するときに発光部18が発光するように制御する。
制御部50は、第1検知センサ14、第2検知センサ15、第3検知センサ21、第4検知センサ22、第5検知センサ23、第6検知センサ24、第7検知センサ32、第8検知センサ33、第9検知センサ34、第10検知センサ42に電気的に接続され、各検知結果が入力される。
次に、図9及び図10を参照して、上記のように構成されたホームドア装置10の動作について説明する。ホームドア装置10の各検知センサ14,15,21,22,23,24,33,34は、特に記載しない限り、ホームドア装置10の電源が入っているときには支障物を検知している。
図9に示すように、ホームドア装置10の制御部50は、外部から閉駆動指令が入力すると、引戸11を閉駆動する(ステップS11)。
続いて、制御部50は、引戸11が全閉したか否かを判定する(ステップS12)。すなわち、制御部50は、駆動部31による駆動時間が全閉位置PCまでに必要な時間経過したときに全閉したと判定する。その結果、制御部50は、引戸11が全閉したと判定すると(ステップS12:YES)、処理を終了する。
一方、制御部50は、引戸11が全閉していないと判定すると(ステップS12:NO)、支障物を検知したか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、制御部50は、検知センサの少なくとも一個から支障物を検知した検知結果が入力されていることによって支障物を検知したと判定する。その結果、制御部50は、いずれの検知センサからも支障物を検知した検知結果が入力されていないことで支障物を検知していないと判定すると(ステップS13:NO)、引戸11が第1所定位置P1であるか否かを判定する(ステップS15)。すなわち、制御部50は、第1検知センサ14の第1検知範囲A11が戸先受40に届く手前の位置である第1所定位置P1に引戸11が位置しているか否かを駆動部31の駆動時間から判定する。その結果、制御部50は、引戸11が第1所定位置P1でないと判定すると(ステップS15:NO)、ステップS12に移行する。
一方、制御部50は、引戸11が第1所定位置P1であると判定すると(ステップS15:YES)、第1検知範囲を停止する(ステップS16)。すなわち、制御部50は、第1検知センサ14の第1検知範囲A11による支障物の検知を停止することで、戸先受40を誤って支障物として検知することを回避する。
続いて、制御部50は、引戸11が第2所定位置P2であるか否かを判定する(ステップS17)。すなわち、制御部50は、第2検知センサ15の第3検知範囲A31が戸先受40に届く手前の位置である第2所定位置P2に引戸11が位置しているか否かを駆動部31の駆動時間から判定する。その結果、制御部50は、引戸11が第2所定位置でないと判定すると(ステップS17:NO)、ステップS12に移行する。
一方、制御部50は、引戸11が第2所定位置P2であると判定すると(ステップS17:YES)、第2検知範囲を停止して(ステップS18)、ステップS12に移行する。すなわち、制御部50は、第2検知センサ15の第3検知範囲A31による支障物の検知を停止することで、戸先受40を支障物として誤って検知することを回避する。
一方、制御部50は、ステップS13において、少なくとも1個の検知センサからも支障物を検知した検知結果が入力されていることで支障物を検知すると(ステップS13:YES)、引戸11の駆動を停止して(ステップS14)、処理を終了する。
図10に示すように、ホームドア装置10の制御部50は、外部から開駆動指令が入力すると、引戸11を開駆動する(ステップS21)。制御部50は、第7検知センサ32による支障物の検知を停止する。
続いて、制御部50は、引戸11が全開したか否かを判定する(ステップS22)。すなわち、制御部50は、駆動部31による駆動時間が全開位置POまでに必要な時間経過したときに全開したと判定する。その結果、制御部50は、引戸11が全開したと判定すると(ステップS22:YES)、処理を終了する。
一方、制御部50は、引戸11が全開していないと判定すると(ステップS22:NO)、支障物を検知したか否かを判定する(ステップS23)。すなわち、制御部50は、検知センサの少なくとも一個から支障物を検知した検知結果が入力されていることによって支障物を検知したと判定する。その結果、制御部50は、いずれの検知センサからも支障物を検知した検知結果が入力されていないことで支障物を検知していないと判定すると(ステップS23:NO)、引戸11が第3所定位置P3であるか否かを判定する(ステップS25)。すなわち、制御部50は、第5検知センサ23の第2検知範囲A22が戸袋部30に届く手前の位置(戸袋部30が第2検知範囲A22の検知範囲外となっている位置)である第3所定位置P3に引戸11が位置しているか否かを駆動部31の駆動時間から判定する。その結果、制御部50は、引戸11が第3所定位置P3でないと判定すると(ステップS25:NO)、ステップS22に移行する。
一方、制御部50は、引戸11が第3所定位置P3であると判定すると(ステップS15:YES)、検知範囲を切り替えて(ステップS26)、ステップS12に移行する。すなわち、制御部50は、第5検知センサ23の第2検知範囲A22から第7検知センサ32の第2検知範囲A23による支障物の検知に切り替えることで、戸袋部30を誤って支障物として検知することを回避する。
一方、制御部50は、ステップS23において、少なくとも1個の検知センサからも支障物を検知した検知結果が入力されていることで支障物を検知すると(ステップS23:YES)、引戸11の駆動を停止して(ステップS24)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)引戸11を閉じるときにおける引戸11の進行方向前方に支障物が存在しているときに、引戸11が支障物に接触する前に当該支障物を検知することができるため、引戸11が支障物に接触することを抑制することができる。
(2)車輪13における引戸11の戸先側に位置する支障物を検知することができるため、引戸11が閉じる動作中の車輪13や車輪保持部20と支障物との接触を抑制することができる。
(3)車輪13における引戸11の戸尻側に位置する支障物を検知することができるため、引戸11が開く動作中の車輪13や車輪保持部20と支障物との接触を抑制することができる。
(4)プラットホーム1側から引戸11に向かって移動する支障物(例えば、引戸11に向かって走り込んでくる人など)を、当該支障物が引戸11のプラットホーム1側の範囲に存在することに基づいて検知することができる。このため、引戸11を閉じるときにおける引戸11の進行方向前方だけの範囲を検知するときよりも早くプラットホーム1側から引戸11に向かって移動する支障物を検知することができるようになり、当該支障物と引戸11との接触を更に抑制することができる。
(5)引戸11の戸先16の軌道2側に設けられた緩衝材17により、支障物や戸当たり等との接触時における衝撃を緩和することができる。また、緩衝材17を第1検知センサ14の第1検知範囲A11から外れるように緩衝材17を戸先16に設けることができる。
(6)第1検知センサ14及び第2検知センサ15によって戸板12と支障物とが接触する前に検知したり、第3検知センサ21、第4検知センサ22、第5検知センサ23、及び第6検知センサ24によって車輪13と支障物とが接触する前に検知したりすることができる。
(7)第3検知センサ21、第4検知センサ22、第5検知センサ23、及び第6検知センサ24がプラットホーム1側に位置するため、プラットホーム1側に位置する支障物を効果的に検知することができるようになる。
(8)引戸11の重量と速度と引戸11を停止させるために必要な制動距離とによって検知範囲を定めているため、支障物との接触を効果的に抑制することができる。
(9)引戸11の位置に基づいて支障物との接触を効果的に抑制することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態において、検知センサとして超音波方式、測距方式(PSD、TOF)、焦電方式、画像方式、光電管方式、レーザ方式のいずれを採用してもよい。また、これらの組み合わせも可能である。
・上記実施形態では、第1検知範囲と第3検知範囲とは検知範囲の中心線が45°異なるようにしたが、検知範囲の中心線が45°に限らず、任意に設定してもよい。
・上記実施形態では、第3検知範囲A31,A32,A33において支障物を検知した際には引戸11の駆動を停止したが、第3検知範囲A31,A32,A33において支障物を検知した際には引戸11が減速するように駆動してもよい。このようにすれば、安全を確保しながら、引戸11を速やかに移動させることができる。
・また、引戸11が閉じる方向に駆動されているときに、支障物検知装置により検知範囲に存在する支障物が検知されたら、引戸11が開く方向に移動するように駆動部31を制御してもよい。
・上記実施形態では、第1検知範囲と第3検知範囲とは検知範囲の中心線が45°異なるようにしたが、検知範囲の中心線が45°に限らず、任意に設定してもよい。
・上記実施形態では、プラットホーム1側に存在する支障物を検知する検知センサを戸板12の端面や車輪保持部20の前方側端面25や後方側端面26に設けた。しかしながら、プラットホーム1側に存在する支障物を検知する検知センサを戸板12のプラットホーム1側の面や車輪保持部20のプラットホーム1側の面に設けてもよい。
・上記実施形態において、戸板12に非常停止ボタンを設けてもよい。非常停止ボタンが押されると、引戸11の移動が停止する。
・上記実施形態において、検知範囲はそれぞれ任意に設定してもよい。
・上記実施形態では、車輪保持部20に設けた検知センサをプラットホーム1側に設けたが、車輪保持部20に設けた検知センサを軌道2側に設けたり、車輪13の幅の中心線WO付近の中央に設けたりしてもよい。
・上記実施形態において、図11に示すように、戸板12の前方の下方に存在する支障物を検知する検知範囲A13を有する検知センサ51を設けてもよい。
・上記実施形態では、戸板12と車輪保持部20とに検知センサを設けたが、戸板のみに検知センサを設けてもよい。例えば、図12に示すように、戸板12の下部に検知センサ52,53を設けて車輪13の前方と後方とに存在する支障物を検知する検知範囲A14,A24を有してもよい。
・上記実施形態では、戸板12の前方に存在する支障物を検知する検知センサと戸板12のプラットホーム1側に存在する支障物を検知する検知センサとを別々に設けた。しかしながら、図13に示すように、戸板12の前方からプラットホーム1側に亘って存在する支障物を検知する検知範囲A51を有する検知センサ54を設けてもよい。検知センサ54は、検知範囲A51をレーザスキャン等で検知する。
・上記実施形態では、緩衝材17を備えたが、緩衝材17を省略してもよい。このようにすることで、検知センサを戸板12の軌道2側や中央に設けてもよい。
・上記実施形態において、引戸11が所定速度以上で移動しているときは第3検知範囲A31,A32,A33による支障物の検知を停止してもよい。
・上記実施形態において、第2検知範囲A22と第2検知範囲A23とを切り替えたが、切り替える必要がなければ切り替えず、第2検知範囲A22と第2検知範囲A23とのどちらも使用してもよい。
・上記実施形態では、プラットホーム1側に存在する支障物を検知する検知範囲を有したが、プラットホーム1側に存在する支障物を検知する検知範囲を有していなくてもよい。
・上記実施形態では、引戸11が全開位置POまで移動したときに、引戸11が戸袋部30の中にほぼ収納されるようにしたが、引戸11の戸先16が戸袋部30から突出した状態で引戸11が戸袋部30に収納されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、引戸11を閉じるときと開くときにおける進行方向前方に存在する支障物を検知するものを例示したが、引戸を閉じるとき又は開くときにおける進行方向前方のいずれかのみで支障物を検知するものであってもよい。
・上記実施形態では、車輪13の進行方向前方に検知範囲を有したが、車輪13の進行方向前方に検知エリアを有していなくてもよい。
1…プラットホーム、2…軌道、10…ホームドア装置、11…引戸、12…戸板、13…車輪、14…第1検知センサ、15…第2検知センサ、16…戸先、17…緩衝材、18…発光部、20…車輪保持部、21…第3検知センサ、22…第4検知センサ、23…第5検知センサ、24…第6検知センサ、25…前方側端面、26…後方側端面、30…戸袋部、31…駆動部、32…第7検知センサ、32a…反射板、33…第8検知センサ、34…第9検知センサ、40…戸先受、41…収納部、42…第10検知センサ、50…制御部、51,52,53,54…検知センサ、A11,A12,A13,A14,A22,A23,A24,A31,A32,A33,A41,A51…検知範囲、L1,L2…全長、P1,P2,P3…所定位置、PC…全閉位置、PO…全開位置、V11,V12,V21,V22…速度、W1,W2,W3…所定距離、WO…中心線。

Claims (10)

  1. プラットホームに設置され、引戸を備えたホームドア装置であって、
    前記引戸に設けられ、支障物を検知する非接触方式の支障物検知装置と、
    前記支障物検知装置により支障物が検知されたときに前記引戸の動作が停止、又は減速、又は前記引戸が開く方向に移動するように前記引戸を制御する制御部と、を備え、
    前記支障物検知装置の検知範囲は、前記引戸を閉じるときにおける前記引戸の進行方向前方を含む
    ホームドア装置。
  2. 前記引戸は、前記引戸の下部に設けられ、前記引戸を支持する支持部を備え、
    前記検知範囲は、前記引戸を閉じるときにおける前記支持部の進行方向前方を含む
    請求項1に記載のホームドア装置。
  3. 前記引戸は、前記引戸の下部に設けられ、前記引戸を支持する支持部を備え、
    前記検知範囲は、前記引戸を開くときにおける前記支持部の進行方向前方を含む
    請求項1又は2に記載のホームドア装置。
  4. 前記支障物検知装置は、前記引戸を開くときにおける前記支持部の進行方向前方の検知範囲に存在する支障物を超音波を用いて検知する超音波式検知部と、前記支障物をレーザ光を用いて検知するレーザ光式検知部とを含み、
    前記超音波式検知部は、前記引戸を収容する戸袋部に設けられ、
    前記レーザ光式検知部は、前記戸袋部と前記支持部との間にレーザ光を照射するものであって、前記レーザ光が前記支障物に遮られたことに基づいて前記支障物を検知するものであり、
    前記支障物検知装置は、前記戸袋部と前記支持部との距離が所定距離以上である場合には、前記レーザ光式検知部の検知を停止する一方、前記超音波式検知部による検知を行い、前記戸袋部と前記支持部との距離が前記所定距離未満である場合には、前記超音波式検知部による検知を停止する一方、前記レーザ光式検知部による検知を行う
    請求項3に記載のホームドア装置。
  5. 前記検知範囲は、前記引戸の前記プラットホーム側の範囲を含む
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のホームドア装置。
  6. 前記引戸の戸先の軌道側に設けられている緩衝材を有し、
    前記支障物検知装置は、前記引戸の戸先のプラットホーム側寄りに設けられる
    請求項5に記載のホームドア装置。
  7. 前記引戸は、プラットホーム側と軌道側とを区画する戸板と、前記戸板を支持するように前記戸板の下部に設けられる支持部と、を備え、
    前記支障物検知装置は、前記戸板に設けられる第1支障物検知部と、前記支持部に設けられる第2支障物検知部と、を備えている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のホームドア装置。
  8. 前記第2支障物検知部は、前記引戸の前記プラットホーム側の範囲を含む検知範囲を有し、前記支持部の幅の中心よりもプラットホーム側に設けられている
    請求項7に記載のホームドア装置。
  9. 前記検知範囲は、前記引戸の重量と速度と前記引戸を停止させるために必要な制動距離とによって定められている
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のホームドア装置。
  10. 前記支障物検知装置は、複数の検知範囲を有しており、
    前記支障物検知装置は、前記引戸の進行方向における前記引戸の位置に基づいて前記複数の検知範囲の中から一つの検知範囲を選択する
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のホームドア装置。
JP2017026465A 2017-02-15 2017-02-15 ホームドア装置 Active JP6833550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026465A JP6833550B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 ホームドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026465A JP6833550B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 ホームドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018131070A true JP2018131070A (ja) 2018-08-23
JP6833550B2 JP6833550B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=63248053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017026465A Active JP6833550B2 (ja) 2017-02-15 2017-02-15 ホームドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6833550B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109649411A (zh) * 2019-01-02 2019-04-19 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种适用智轨的站台门联动装置及方法
DE102019114202A1 (de) * 2019-05-28 2020-12-03 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Haltevorrichtung für einen Ultraschallsensor, Sensorvorrichtung zum Einbau in ein Türblatt, Türblatt und automatisches Türsystem
CN112114544A (zh) * 2020-08-10 2020-12-22 牛玉涛 一种站台门系统综合联调通讯数据分析装置及方法
CN112252883A (zh) * 2020-10-14 2021-01-22 日立楼宇技术(广州)有限公司 轨道交通站台门的闭合方法、装置、设备和存储介质

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1018713A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Opt Kk 自動ドア用測距式安全装置
JPH10197651A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Opt Kk 自動ドア用障害物検出装置
US6279687B1 (en) * 1999-10-01 2001-08-28 Otis Elevator Company Method and system for detecting objects in a detection zone using modulated means
JP2002220046A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵装置
JP2006231948A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Hitachi Ltd 可動式ホーム柵システム
JP2007210474A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラットホーム柵、プラットホーム柵の障害検知装置、プラットホーム柵の障害検知方法
JP2009120194A (ja) * 2008-12-19 2009-06-04 Nabtesco Corp プラットホームドア装置
KR20120004506U (ko) * 2010-12-15 2012-06-25 현대엘리베이터주식회사 승강장스크린도어의 미닫이 방식 비상도어
JP2013166547A (ja) * 2013-03-28 2013-08-29 Nabtesco Corp ホームドア装置
JP2014004959A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Kyosan Electric Mfg Co Ltd ホーム柵
CN203570084U (zh) * 2013-11-30 2014-04-30 四川久远新方向智能科技有限公司 基于驱动电机电流检测的安全门防夹系统
JP2014097736A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toho Tenax Co Ltd ホームドア装置
JP2015063300A (ja) * 2014-12-02 2015-04-09 ナブテスコ株式会社 プラットホームドア装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1018713A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Opt Kk 自動ドア用測距式安全装置
JPH10197651A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Opt Kk 自動ドア用障害物検出装置
US6279687B1 (en) * 1999-10-01 2001-08-28 Otis Elevator Company Method and system for detecting objects in a detection zone using modulated means
JP2002220046A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵装置
JP2006231948A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Hitachi Ltd 可動式ホーム柵システム
JP2007210474A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラットホーム柵、プラットホーム柵の障害検知装置、プラットホーム柵の障害検知方法
JP2009120194A (ja) * 2008-12-19 2009-06-04 Nabtesco Corp プラットホームドア装置
KR20120004506U (ko) * 2010-12-15 2012-06-25 현대엘리베이터주식회사 승강장스크린도어의 미닫이 방식 비상도어
JP2014004959A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Kyosan Electric Mfg Co Ltd ホーム柵
JP2014097736A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toho Tenax Co Ltd ホームドア装置
JP2013166547A (ja) * 2013-03-28 2013-08-29 Nabtesco Corp ホームドア装置
CN203570084U (zh) * 2013-11-30 2014-04-30 四川久远新方向智能科技有限公司 基于驱动电机电流检测的安全门防夹系统
JP2015063300A (ja) * 2014-12-02 2015-04-09 ナブテスコ株式会社 プラットホームドア装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109649411A (zh) * 2019-01-02 2019-04-19 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种适用智轨的站台门联动装置及方法
CN109649411B (zh) * 2019-01-02 2023-12-15 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种适用智轨的站台门联动装置及方法
DE102019114202A1 (de) * 2019-05-28 2020-12-03 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Haltevorrichtung für einen Ultraschallsensor, Sensorvorrichtung zum Einbau in ein Türblatt, Türblatt und automatisches Türsystem
DE102019114202B4 (de) * 2019-05-28 2021-04-01 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Haltevorrichtung für einen Ultraschallsensor, Sensorvorrichtung zum Einbau in ein Türblatt, Türblatt und automatisches Türsystem
CN112114544A (zh) * 2020-08-10 2020-12-22 牛玉涛 一种站台门系统综合联调通讯数据分析装置及方法
CN112252883A (zh) * 2020-10-14 2021-01-22 日立楼宇技术(广州)有限公司 轨道交通站台门的闭合方法、装置、设备和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6833550B2 (ja) 2021-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018131070A (ja) ホームドア装置
US9476771B2 (en) Control method for cleaning robots
KR100496110B1 (ko) 슬라이딩 도어를 제어하는 안전 검출 시스템
US8688270B2 (en) Device for influencing navigation of an autonomous vehicle
US9134733B2 (en) Robot cleaner, docking station, robot cleaner system including robot cleaner and docking station, and method of controlling robot cleaner
JP6258626B2 (ja) 自律移動装置およびその制御方法
JP5764284B2 (ja) 自動ドア装置
JP7109364B2 (ja) 自動ドア、自動ドアセンサおよび自動ドアの開閉方法
US20170050311A1 (en) Robot cleaner, docking station, robot cleaner system including robot cleaner and docking station, and method of controlling robot cleaner
CN107934417B (zh) 运送系统
TWI529507B (zh) 充電站與充電系統
ES2767301T3 (es) Procedimiento para controlar una disposición de puerta así como disposición de puerta de este tipo y un dispositivo de seguridad para la misma
JP6629044B2 (ja) 支障物検出装置およびその装置を備える引戸開閉装置
US20130086841A1 (en) Overhead Door Object Detection Apparatus
KR101365289B1 (ko) 로드킬 방지용 가드펜스 시스템
CN110182571B (zh) 一种基于连续生产的电子束辐射屏蔽装置
US20070265740A1 (en) Obstacle and cliff avoiding system and method thereof
EP3133420A2 (en) Oscillating sensors at loading docks
CN108634872B (zh) 自移动清洁机器人系统
US7122987B2 (en) Safety garage door
JP5222656B2 (ja) 自動ドア装置
JP5572175B2 (ja) エレベータ出入口の安全装置
TWI617907B (zh) Robot for automatically adjusting moving path and method thereof
EP3978418A1 (en) Obstruction detection systems
US11821251B2 (en) Laser powered door operating system

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170317

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6833550

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250