JPH10195927A - カウンタウエイト昇降用テレスコピック式シリンダの固定装置 - Google Patents

カウンタウエイト昇降用テレスコピック式シリンダの固定装置

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JPH10195927A
JPH10195927A JP9014602A JP1460297A JPH10195927A JP H10195927 A JPH10195927 A JP H10195927A JP 9014602 A JP9014602 A JP 9014602A JP 1460297 A JP1460297 A JP 1460297A JP H10195927 A JPH10195927 A JP H10195927A
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JP
Japan
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bracket
counterweight
telescopic cylinder
safety pin
pin
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JP9014602A
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Shoji Kobayashi
正二 小林
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/18Counterweights

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンタウエイトの着脱用のテレスコピック
式シリンダの固定を安全に、しかも容易に抜き差しでき
るようにする。 【解決手段】 テレスコピック式シリンダ60に固設さ
れる第1ブラケット65と上部旋回体のフレーム11に
回動自在に取着される第2ブラケット61との安全ピン
孔65a,61aを位置決めして安全ピン75を挿入
し、次いで前記第1ブラケット65と第2ブラケット6
1との固定ピン孔65b,61bを位置決めして固定ピ
ン80を挿入しテレスコピック式シリンダ60を固定す
るように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルや油圧
クレ−ン等の建設車両に用いられるカウンタウエイトの
着脱装置に係り、特に、カウンタウエイトを昇降させる
テレスコピック式シリンダの固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13に示す、油圧ショベル20の下部
走行体21は図示しない走行モータにより前後走行自在
となっている。この下部走行体21の上部に図示しない
旋回モータにより旋回可能な上部旋回体23を装着して
いる。この上部旋回体23には作業機30、マシンキャ
ブ26、オペレータキャビン27およびカウンタウエイ
ト28aを取着している。作業機30はブ−ム31、ア
−ム33、バケット35、複数の油圧シリンダ32、3
4、36から構成され、土砂の掘削作業を行うようにな
っている。カウンタウエイト28aは作業機30および
作業負荷とのバランスをとるために上部旋回体23の後
部にボルト等で固定されている。
【0003】ところで、大型の油圧ショベルの場合は、
全装備状態では輸送時の重量が道路交通法で定められた
重量をオ−バ−するので、カウンタウエイトを取り外し
て分割して輸送しなければならないことが多い。しかも
カウンタウエイトの取付け、取外しのために、クレ−ン
車を準備する必要があり経費がかかるとの問題がある。
この問題を解消すべく、油圧ショベルに装着されるブー
ムの起伏動作を利用してカウンタウエイトを着脱するも
のが開発されている。本特許出願人は、先に特願平8−
218164号にてカウンタウエイトの着脱装置を出願
している。この出願内容は、上部旋回体の後部にカウン
タウエイトを着脱自在に設けた建設車両において、この
上部旋回体のフレームに支持点を有して回動可能に配設
した油圧シリンダと、この油圧シリンダのロッド先端部
とブームとを連結する第1ケ−ブルと、前記ロッド先端
部と、カウンタウエイトとを連結する第2ケ−ブルとを
備え、前記油圧シリンダの伸縮と、前記ブームの起伏に
より、カウンタウエイトの吊り上げ、吊り下げを可能と
したことを特徴とするカウンタウエイト着脱装置とした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カウン
タウエイトを上部旋回体から外して油圧シリンダを固定
する。その後、再度カウンタウエイトを上部旋回体に装
着するときは、油圧シリンダの固定用のピンを取外す必
要がある。この時に、前記油圧シリンダのロッド先端部
とブームとを連結する第1ケ−ブルが弛んでいる、ある
いは、引っ張られていると油圧シリンダを別の手段(油
圧シリンダを角材等のブロックを用いて)で固定してか
ら固定用のピンを外す必要があり作業が困難であった。
また、この逆に、油圧シリンダを固定する時に、固定ピ
ンを差し込むときも、ブラケットのロック孔と固定ピン
を位置合わせするときも同様に油圧シリンダを別の手段
で固定する必要があり作業が困難であった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に着目し、カウ
ンタウエイトの着脱用のテレスコピック式シリンダの固
定、あるいは、傾動可能とする時に、固定ピンを安全
に、しかも容易に抜き差しできるようにするために安全
ピンでテレスコピック式シリンダを仮止めするようにし
たカウンタウエイトのテレスコピック式シリンダの着脱
装置に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係るカウンタウエイト昇降
用テレスコピック式シリンダの固定装置の第1発明は、
上部旋回体のフレーム後部に配設されるカウンタウエイ
トを、上部旋回体のフレームに支持点を有して回動可能
に配設したインナボックスとアウタボックスとからなる
テレスコピック式シリンダにより昇降させてカウンタウ
エイトをフレームより着脱するカウンタウエイトの着脱
装置において、安全ピン長孔65aと固定ピン孔65b
が設けられ、かつ、カウンタウエイト28の近傍で上部
旋回体のフレーム11上に回動可能に配設されるテレス
コピック式シリンダ60に固設される第1ブラケット6
5と、この第1ブラケット65が揺動する範囲内で上部
旋回体のフレーム11上に配設され、かつ、第1ブラケ
ット65の安全ピン長孔65aと固定ピン孔65bと合
致する位置に安全ピン孔61aと固定ピン孔61bとが
設けられた第2ブラケット61とを備え、前記第1ブラ
ケット65と第2ブラケット61との安全ピン孔65
a,61aを位置決めして安全ピン75を挿入し、次い
で前記第1ブラケット65と第2ブラケット61との固
定ピン孔65b,61bを位置決めして固定ピン80を
挿入しテレスコピック式シリンダ60を固定するように
したことを特徴とする。上記構成によれば、カウンタウ
エイト28を上部旋回体のフレーム11から取外した状
態でテレスコピック式シリンダ60を固定するときは、
先ず、フレーム11に固設される第2ブラケット61に
対して、テレスコピック式シリンダ60を回動させて第
1ブラケット65を対向する位置にする。次いで、第2
ブラケット61の安全ピン75の挿入孔61aに第1ブ
ラケット65の安全ピン75の挿入長孔65aを位置決
めする。この場合、長孔65aは楕円形で図6に示すよ
うに右側が大径の孔、左側が小径の孔となっている。ま
た安全ピン75は大径部と小径部を有する段付きピンと
なっており、この安全ピン75の大径部を長孔65aの
右側の大径の孔に挿入する。これにより仮り止めがなさ
れる。そして、第2ブラケット61の固定ピン80の挿
入孔61bに第1ブラケット65の固定ピン80の固定
ピン孔65bを位置決めして固定ピン80を挿入する。
この状態でテレスコピック式シリンダ60を右方向に回
動させると長孔65aの小径の孔と安全ピン75の小径
部で位置決めし同ピン75段付きのため抜けなくなる。
これにより、テレスコピック式シリンダ60が第1ブラ
ケット65を介して第2ブラケット61に固定される。
テレスコピック式シリンダ60を固定から傾動可能に移
行するときは上記と逆の操作をすれば良い。したがっ
て、カウンタウエイトの取外し作業時は、テレスコピッ
ク式シリンダ60を固定するのに別の手段は必要なく、
安全で簡単に作業することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るカウンタウエ
イトのテレスコピック式シリンダの着脱装置の実施例を
図面を参照して説明する。先ず、本願発明の第1実施例
を図1乃至図9で説明する。図1,図2に示すように、
ブーム31にフック56を固着してある。テレスコピッ
ク式シリンダ60(以下、テレスコシリンダ60と言
う。)はチエーン58を介してカウンタウエイト28と
連結している。前記フック56およびテレスコシリンダ
60の一端とケーブル55とをシャックル57で取付け
ている。図2はカウンタウエイト28とテレスコシリン
ダ60の装着状態を示すものであり、カウンタウエイト
28は、上部旋回体23の内部に装着されている車体フ
レ−ム11にボルト12で着脱自在に取付けられてい
る。カウンタウエイト28の上面には吊り用フック29
が設けられている。テレスコシリンダ60のボトム側
は、車体フレ−ム11に設けられたブラケット13にピ
ン14で回動自在に取着されている。ブラケット13の
ピン14の穴中心はカウンタウエイト28の装着状態に
おいてカウンタウエイト28の重心位置Wよりも距離L
だけ車体前方にある。このカウンタウエイト28の中央
部28bはテレスコシリンダ60を配設するために凹状
に形成されている。図3は図2のX視図である。上部旋
回体のフレーム11上に第2ブラケット61が取着され
ている。このブラケット61にテレスコシリンダ60が
回動自在に取着されている。このテレスコシリンダ60
はカウンタウエイト28の中央に配設されている。
【0008】次に、図4に示すテレスコシリンダ60
は、インナボックス60a,シリンダ60cおよびアウ
タボックス60bからなっている。シリンダ60cの伸
縮によりアウタボックス60bに対してインナボックス
60aが出入りするようになっており、図4はシリンダ
60cを伸長した状態を示している。アウタボツクス6
0bはフレーム11上に取着される第2ブラケット61
に回動自在に取着されている。アウタボツクス60bに
は第1ブラケット65が固設されている。この第1ブラ
ケット65には図6に示すように、安全ピンの長孔65
a,および固定ピン孔65bが設けられている。図4に
示す第2ブラケット61はフレーム11上に取着されて
いる。この第2ブラケット61には安全ピン孔61a,
および固定ピン孔61bが設けられている。アウタボッ
クス60bには係合部材60dが回動自在に取着されて
いる。カウンタウエイト28には固定部材28aが固設
されている。カウンタウエイト28を上部旋回体に載置
した状態で前記係合部材60dを前記固定部材28aに
係合して図5に示すピン60eにより固定するようにな
っている。
【0009】図5に示す、カウンタウエイト28がフレ
ーム11上に載置した状態を示している。テレスコシリ
ンダ60は短縮して、後述する安全ピン75,固定ピン
80を挿入して第2ブラケット61に対して第1ブラケ
ット65が固定されている。この状態で係合部材60d
を固定部材28aに係合させてピン60eにより固定さ
れ、図2に示すようにカウンタウエイト28はフレーム
11にボルト12で固定される。図6に示す、テレスコ
シリンダ60のアウタボックス60bには第1ブラケッ
ト65が固設されている。この第1ブラケット65には
後述する安全ピン75を挿入する長孔65aが設けられ
ている。この長孔65aは図に示すように右側が大径
部、左側が小径部の楕円形になっている。この長孔65
aの下方に後述する固定ピン80を挿入する固定ピン孔
65bが設けられている。
【0010】次に、カウンタウエイトを取外した状態で
のテレスコシリンダ60の固定方法について図4乃至図
6を参照して図7乃至図9により説明する。図7に示す
ように、テレスコシリンダ60を図に示す左方向に回動
させて、第1ブラケット65の安全ピン長孔65aと第
2ブラケットの安全ピン孔61aとを位置決めして安全
ピン75を挿入する。この状態では、第1ブラケット6
5の固定ピン孔65bと第2ブラケット61の固定ピン
孔61bとは未だ位置決めされていない。この安全ピン
75を挿入した状態で、第1ブラケット65側の安全ピ
ン孔65aが長孔となっているので、さらにテレスコシ
リンダ60は図に示す右方向に移動可能となっている。
次いで、図8に示すようにテレスコシリンダ60を右方
向に移動して第1ブラケット65の固定ピン孔65bと
第2ブラケット61の固定ピン孔61bは、安全ピン7
5を第1ブラケット65の安全ピン長孔65aと第2ブ
ラケットの安全ピン61aに挿入した状態でテレスコシ
リンダ60を右方向に移動し図6,図7に示す第1ブラ
ケット65の安全ピン長孔65aの小径部と安全ピン7
5の小径部とで位置決めして固定ピン80を挿入する。
そして、図8,図9に示すように、固定ピン80の抜け
出し防止用のロック80aを装着して完了となる。この
安全ピン75は、大径部と小径部を有する段付ピンとな
っている。図7に示す安全ピン75を挿入するときは、
同ピン75の大径部で第1ブラケット65の安全ピン長
孔65aと第2ブラケット61の安全ピン孔61aとを
係合し、その後、テレスコシリンダ60を右方向に移動
して図9に示す固定ピン80を挿入するときは安全ピン
75の小径部で第1ブラケット65の安全ピン長孔65
aと第2ブラケット61の安全ピン孔61aとを係合す
るようにしてある。これにより、固定ピン80が挿入さ
れているときに安全ピン75は抜け出すことはない。ま
た、安全ピン75は段付きのため固定ピン80が挿入状
態では抜け出さないようになっている。さらに、固定ピ
ン80は安全ピン75を挿入した状態でないと第1ブラ
ケット65の固定ピン孔65bと第2ブラケット61の
固定ピン孔61bに位置決めして挿入することが困難で
あり、両ピン75,80の抜差しの手順は間違わないよ
うになっている。さらにまた、段付きの安全ピン75を
用いると同ピン75と第1ブラケット65の長孔65a
との関係により、同ピン75を抜くときには図1に示す
ブーム31を下げ側に作動してケーブル55でテレスコ
シリンダ60を図1に示す左側(車体側)へ回動させる
ため、ケーブル55は弛みのない状態で同ピン75を抜
くことになるのでテレスコシリンダ60を固定するのに
別の手段(角材等のブロック)は必要なく、安全で簡単
に作業することができる。
【0011】次に、図10に示すカウンタウエイト28
昇降用油圧回路について説明する。尚、カウンタウエイ
ト28とテレスコシリンダ60とは概略図であり、図2
に示すように、テレスコシリンダ60のインナボックス
60aの先端に取着されるチエーン58がカウンタウエ
イト28のフック部29に取着されているものである。
即ち、テレスコシリンダ60の伸縮によりカウンタウエ
イト28が昇降することを表している。エンジン93で
油圧ポンプ94が駆動されている。この油圧ポンプ94
は管路95を介して方向切換弁96と接続している。こ
の方向切換弁96は管路97aを介してテレスコシリン
ダ60のヘッド室aと接続している。同弁96は管路9
7bからスローリターン弁98を介してテレスコシリン
ダ60のボトム室bと接続している。カウンタウエイト
28の上げ、下げの操作スイッチ85は制御手段90と
接続している。この制御手段90は電磁弁91,92と
接続している。油圧源99は管路99aを介して電磁弁
91と接続し、管路99bを介して電磁弁92と接続し
ている。電磁弁91はパイロット管路91aを介して方
向切換弁96の操作部96aと接続している。電磁弁9
2はパイロット管路92aを介して方向切換弁96の操
作部96bと接続している。操作スイッチ85の上げ、
下げの操作に対応して油圧源99から直接にパイロット
圧P1,P2 を出力して電磁弁91,92を介して方向切
換弁96の操作部96a,96bに作用させるようにし
てある。
【0012】この油圧回路の作動について説明する。操
作スイッチ85を上げ操作すると、制御手段90から指
令信号i01が電磁弁91に出力される。これにより、電
磁弁91が開作動する。油圧源99からパイロット圧P
1 は電磁弁91を介して方向切換弁96の操作部96a
に作用する。このため、方向切換弁96はa位置に切り
換わり、油圧ポンプ94から吐出される圧油は同弁96
から管路97bを通ってスローリターン弁98の逆止弁
を押し開いてテレスコシリンダ60のボトム室bに流入
し、ヘッド室aの油は管路97aから方向切換弁96を
通ってタンクへドレーンされる。これにより、同シリン
ダ60は伸長するのでカウンタウエイト28は上げ作動
する。操作スイッチ85を下げ操作すると、制御手段9
0から指令信号i02が電磁弁92に出力される。これに
より、電磁弁92が開作動する。油圧源99からパイロ
ット圧P2 は電磁弁92を介して方向切換弁96の操作
部96bに作用する。このため、方向切換弁96はb位
置に切り換わり、油圧ポンプ94から吐出される圧油は
同弁96から管路97aを通ってテレスコシリンダ60
のヘッド室aに流入し、ボトム室bの油はスローリター
ン弁の絞りを通って管路97bから方向切換弁96を通
ってタンクへドレーンされる。このため、ボトム室bの
油がスローリターン弁の絞りを通過するためにテレスコ
シリンダ60の短縮駆動はスローとなる。これにより、
同シリンダ60の短縮駆動はスローの状態でカウンタウ
エイト28は下げ作動するので、カウンタウエイト28
が大きく振れたりすることはないので安全である。
【0013】ここで、カウンタウエイト28の取外し作
業について図11,図12により説明する。図11に示
すように、テレスコシリンダ60でカウンタウエイト2
8を上げ操作してから、ブ−ム31を後方に回動すると
カウンタウエイト28はフレ−ム11から離脱して降下
し、ブ−ム31が最後傾位置に達すると、カウンタウエ
イト28はB位置に移動する。この状態でテレスコシリ
ンダ60を短縮させるとカウンタウエイト28はC位置
で着地する。
【0014】次に、図1乃至図9の作動について説明す
る。第1ブラケット65が揺動する範囲内で上部旋回体
のフレーム11上に配設され、かつ、第1ブラケット6
5の安全ピン孔65aと固定ピン孔65bと合致する位
置に安全ピン孔61aと固定ピン孔61bとが設けられ
た第2ブラケット61とを備え、前記第1ブラケット6
5と第2ブラケット61との安全ピン孔65a,61a
を位置決めして安全ピン75を挿入し、次いで前記第1
ブラケット65と第2ブラケット61との固定ピン孔6
5b,61bを位置決めして固定ピン80を挿入しテレ
スコシリンダを固定するようにしたものである。詳細に
ついて下記に説明する。カウンタウエイト28が上部旋
回体のフレーム11に載置された状態でテレスコシリン
ダ60を固定するときは、先ず、フレーム11に固設さ
れる第2ブラケット61に対して、テレスコシリンダ6
0を回動させて第1ブラケット65を対向する位置にす
る。次いで、第2ブラケット61の安全ピン75の挿入
孔61aに第1ブラケット65の安全ピン75の挿入長
孔65aを位置決めする。この場合、長孔65aは楕円
形で図に示す右側が大径の孔となっている、また安全ピ
ン75は大径と小径の段付きピンとなっており、この安
全ピン75の大径部を長孔65aの右側が大径の孔に挿
入する。これにより仮り止めがなされる。そして、第2
ブラケット61の固定ピン80の挿入孔61bに第1ブ
ラケット65の固定ピン80の固定ピン孔65bを位置
決めして固定ピン80を挿入する。この状態でテレスコ
ピック式シリンダ60を右方向に回動させると長孔65
aの小径の孔と安全ピン75の小径部で位置決めし同ピ
ン75段付きのため抜けなくなる。これにより、テレス
コピック式シリンダ60が第1ブラケット65を介して
第2ブラケット61に固定される。テレスコピック式シ
リンダ60を固定から傾動可能に移行するときは上記と
逆の操作をすれば良い。したがって、カウンタウエイト
の取外し作業時は、テレスコピック式シリンダ60を固
定するのに別の手段は必要なく、安全で簡単に作業する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカウンタウエイト着脱装置の説明
図である。
【図2】同、カウンタウエイト着脱装置の詳細図であ
る。
【図3】同、図2のX視図である。
【図4】同、テレスコピック式シリンダの伸長状態を説
明する図である。
【図5】同、テレスコピック式シリンダの短縮状態を説
明する図である。
【図6】同、アウタボックスに固設する第1ブラケット
の説明図である。
【図7】同、テレスコピック式シリンダ固定時の安全ピ
ン挿入状態を説明する図である。
【図8】同、テレスコピック式シリンダ固定時の固定ピ
ン挿入状態を説明する図である。
【図9】同、図8のZ視図である。
【図10】同、カウンタウエイトの昇降用油圧回路の説
明図である。
【図11】同、カウンタウエイトの取外し状態を説明す
る図である。
【図12】同、カウンタウエイトの着地状態を示す図で
ある。
【図13】油圧ショベルの側面図である。
【符号の説明】
11 フレーム 20 油圧ショベル 28 カウンタウエイト 31 ブーム 60 テレスコピック式シリンダ(テレスコシリンダ) 61 第2ブラケット 61a 安全ピン孔(第2ブラケット) 61b 固定ピン孔(第2ブラケット) 65 第1ブラケット 65a 安全ピン長孔(第1ブラケット) 65b 固定ピン孔(第1ブラケット) 75 安全ピン 80 固定ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体のフレーム後部に配設される
    カウンタウエイトを、上部旋回体のフレームに支持点を
    有して回動可能に配設したインナボックスとアウタボッ
    クスとからなるテレスコピック式シリンダにより昇降さ
    せてカウンタウエイトをフレームより着脱するカウンタ
    ウエイトの着脱装置において、安全ピン孔と固定ピン孔
    が設けられ、かつ、カウンタウエイトの近傍で上部旋回
    体のフレーム上に回動可能に配設されるテレスコピック
    式シリンダに固設される第1ブラケットと、この第1ブ
    ラケットが揺動する範囲内で上部旋回体のフレーム上に
    配設され、かつ、第1ブラケットの安全ピン孔と固定ピ
    ン孔と合致する位置に安全ピン孔と固定ピン孔とが設け
    られた第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケットと
    第2ブラケットとの安全ピン孔を位置決めして安全ピン
    を挿入し、次いで前記第1ブラケットと第2ブラケット
    との固定ピン孔を位置決めして固定ピンを挿入しテレス
    コピック式シリンダを固定するようにしたことを特徴と
    するカウンタウエイト昇降用テレスコピック式シリンダ
    の固定装置。
JP9014602A 1997-01-09 1997-01-09 カウンタウエイト昇降用テレスコピック式シリンダの固定装置 Pending JPH10195927A (ja)

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JP (1) JPH10195927A (ja)

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