JPH078550Y2 - カウンタウエイト着脱装置 - Google Patents
カウンタウエイト着脱装置Info
- Publication number
- JPH078550Y2 JPH078550Y2 JP13492389U JP13492389U JPH078550Y2 JP H078550 Y2 JPH078550 Y2 JP H078550Y2 JP 13492389 U JP13492389 U JP 13492389U JP 13492389 U JP13492389 U JP 13492389U JP H078550 Y2 JPH078550 Y2 JP H078550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counterweight
- hydraulic cylinder
- diameter hydraulic
- rod
- pin
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- Expired - Lifetime
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、上部旋回体後部にカウンタエイトを有する
移動式クレーン、なかんづくトラッククレーンにおける
カウンタウエイト着脱を油圧シリンダで行うようにした
カウンタウエイト着脱装置に関するものであって、特に
その操作用油圧回路に考案を施したものである。
移動式クレーン、なかんづくトラッククレーンにおける
カウンタウエイト着脱を油圧シリンダで行うようにした
カウンタウエイト着脱装置に関するものであって、特に
その操作用油圧回路に考案を施したものである。
[従来の技術] 一般に移動式クレーンにおいては、吊上能力を大きくす
るため、上部旋回体の後部にカウンタウエイトを装着し
ているが、クローラクレーンではボルト等により直接上
部旋回体に固定するのに対し、トラッククレーンでは一
般公道走行時に軸重バランスを図る必要があることか
ら、走行時はカウンタウエイトを取り外してキャリヤ上
に載置し作業時のみ上部旋回体の後部に取り付けるよう
になっている。
るため、上部旋回体の後部にカウンタウエイトを装着し
ているが、クローラクレーンではボルト等により直接上
部旋回体に固定するのに対し、トラッククレーンでは一
般公道走行時に軸重バランスを図る必要があることか
ら、走行時はカウンタウエイトを取り外してキャリヤ上
に載置し作業時のみ上部旋回体の後部に取り付けるよう
になっている。
このカウンタウエイトを着脱する方法として、上部旋回
体に装着したマストのヘッドシャフトから垂下した支持
ロープによりカウンタウエイトを支持し、油圧シリンダ
乃至ブームの俯仰によりマストを伸縮させることにより
カウンタウエイトの着脱を行うことが公知である。
体に装着したマストのヘッドシャフトから垂下した支持
ロープによりカウンタウエイトを支持し、油圧シリンダ
乃至ブームの俯仰によりマストを伸縮させることにより
カウンタウエイトの着脱を行うことが公知である。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このロープによってカウンタウエイトを支持し
マストを伸縮させてカウンタウエイトを着脱する方法
は、カウンタウエイト吊上時にカウンタウエイトがふら
つく恐れがあり、また、装着時にはボルト乃至ピンによ
り固定する必要がある等、安全性,作業性に問題があっ
た。
マストを伸縮させてカウンタウエイトを着脱する方法
は、カウンタウエイト吊上時にカウンタウエイトがふら
つく恐れがあり、また、装着時にはボルト乃至ピンによ
り固定する必要がある等、安全性,作業性に問題があっ
た。
この考案は上記問題点を解決することを課題とするもの
で、カウンタウエイトの着脱にロープを用いることな
く、かつ、ボルト,ピン等の固定手段を要せずして油圧
シリンダによって安全確実にカウンタウエイトの着脱を
行うことができるカウンタウエイト着脱装置を提供しよ
うとするものであって、特にその油圧回路に考案を施し
たものである。
で、カウンタウエイトの着脱にロープを用いることな
く、かつ、ボルト,ピン等の固定手段を要せずして油圧
シリンダによって安全確実にカウンタウエイトの着脱を
行うことができるカウンタウエイト着脱装置を提供しよ
うとするものであって、特にその油圧回路に考案を施し
たものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記した課題を解決するために、上部旋回
体1の後端部上下に、上下方向に回動可能な上部アーム
5と下部アーム10をそれぞれ枢着すると共に、上部旋回
体1の後端下部と上部アーム5の間に大口径油圧シリン
ダ7を、また上部旋回体1の後端上部と下部アーム10の
間に小口径油圧シリンダ12をそれぞれ配設し、一方、カ
ウンタウエイト4に、前記上部アーム5の先端鈎部5aと
係合する上部ピン15および下部アーム10の先端鈎部10a
と係合する下部ピン16を設け、前記大口径油圧シリンダ
7のロッド押出側油室7aとコントロールバルブ18とを管
路21で連通し、該管路21からの分岐管路22を前記小口径
油圧シリンダ12のロッド押出側油室12aに連通すると共
に、前記大口径油圧シリンダ7のロッド引込側油室7bと
コントロールバルブ18とを管路24で連通し、該管路24か
らの分岐管路25をシーケンスバルブ26を介して前記小口
径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12bに連通したこ
とを特徴とし、油圧シリンダ7,12の伸縮によってカウン
タウエイト4の着脱を可能ならしめた移動式クレーンの
カウンタウエイト着脱装置を得たものである。
体1の後端部上下に、上下方向に回動可能な上部アーム
5と下部アーム10をそれぞれ枢着すると共に、上部旋回
体1の後端下部と上部アーム5の間に大口径油圧シリン
ダ7を、また上部旋回体1の後端上部と下部アーム10の
間に小口径油圧シリンダ12をそれぞれ配設し、一方、カ
ウンタウエイト4に、前記上部アーム5の先端鈎部5aと
係合する上部ピン15および下部アーム10の先端鈎部10a
と係合する下部ピン16を設け、前記大口径油圧シリンダ
7のロッド押出側油室7aとコントロールバルブ18とを管
路21で連通し、該管路21からの分岐管路22を前記小口径
油圧シリンダ12のロッド押出側油室12aに連通すると共
に、前記大口径油圧シリンダ7のロッド引込側油室7bと
コントロールバルブ18とを管路24で連通し、該管路24か
らの分岐管路25をシーケンスバルブ26を介して前記小口
径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12bに連通したこ
とを特徴とし、油圧シリンダ7,12の伸縮によってカウン
タウエイト4の着脱を可能ならしめた移動式クレーンの
カウンタウエイト着脱装置を得たものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図を用いて説明する。
図中1は上部旋回体で下部走行体2上に旋回可能に装架
され、その前部にはブーム3が俯仰動可能に枢着されて
いる。
され、その前部にはブーム3が俯仰動可能に枢着されて
いる。
上部旋回体1の後端面(背面)上部左右には、先端に鈎
部5aを有する上部アーム5,5がピン6を介して枢着さ
れ、同じく上部旋回体1の後端面下部中央には、先端に
鈎部10aを有する下部アーム10がピン11を介して枢着さ
れている。
部5aを有する上部アーム5,5がピン6を介して枢着さ
れ、同じく上部旋回体1の後端面下部中央には、先端に
鈎部10aを有する下部アーム10がピン11を介して枢着さ
れている。
そして、上部旋回体1の後端下部と左右の上部アーム5,
5の間には大口径油圧シリンダ7,7が、また、上部旋回体
1の後端上部と下部アーム10の間には小口径油圧シリン
ダ12が夫々配設されている。大口径油圧シリンダ7,7の
ボトム側基端はピン8により上部旋回体1の後端下部に
枢着され、ロッド側先端はピン9により上部アーム5,5
の略中央に連結されている。
5の間には大口径油圧シリンダ7,7が、また、上部旋回体
1の後端上部と下部アーム10の間には小口径油圧シリン
ダ12が夫々配設されている。大口径油圧シリンダ7,7の
ボトム側基端はピン8により上部旋回体1の後端下部に
枢着され、ロッド側先端はピン9により上部アーム5,5
の略中央に連結されている。
また、小口径油圧シリンダ12のボトム側基端はピン13に
より上部旋回体1の後端上部に枢着され、ロッド側先端
はピン14により下部アーム10の略中央に連結されてい
る。
より上部旋回体1の後端上部に枢着され、ロッド側先端
はピン14により下部アーム10の略中央に連結されてい
る。
4はカウンタウエイトであって、その前面上下には切欠
き部4a,4bが設けられ、該切欠き部4a,4b内に、前記上部
アーム5の先端鈎部5aと係合する上部ピン15及び下部ア
ーム10の先端鈎部10aと係合する下部ピン16が取り付け
られている。前記ピン15,16の取付位置はなるべくカウ
ンタウエイト4の重心に近いことが好ましい。
き部4a,4bが設けられ、該切欠き部4a,4b内に、前記上部
アーム5の先端鈎部5aと係合する上部ピン15及び下部ア
ーム10の先端鈎部10aと係合する下部ピン16が取り付け
られている。前記ピン15,16の取付位置はなるべくカウ
ンタウエイト4の重心に近いことが好ましい。
第5図は本考案における油圧回路を示す。
17は油圧ポンプであって、該油圧ポンプ17の吐出側はコ
ントロールバルブ18のPポートと接続され、該コントロ
ールバルブ18のAポートはパイロット式逆止弁19及び流
量調整弁20,20を介して大口径油圧シリンダ7,7のロッド
押出側油室7a,7aに管路21により連通され、該管路21か
らの分岐管路22は電磁切換弁23を介して小口径油圧シリ
ンダ12のロッド押出側12aに連通されている。
ントロールバルブ18のPポートと接続され、該コントロ
ールバルブ18のAポートはパイロット式逆止弁19及び流
量調整弁20,20を介して大口径油圧シリンダ7,7のロッド
押出側油室7a,7aに管路21により連通され、該管路21か
らの分岐管路22は電磁切換弁23を介して小口径油圧シリ
ンダ12のロッド押出側12aに連通されている。
コントロールバルブ18のBポートは大口径油圧シリンダ
7,7のロッド引込側油室7b,7bに管路24により連通され、
該管路24からの分岐管路25はシーケンス弁26及び逆止弁
27を介して小口径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12
bに連通されている。
7,7のロッド引込側油室7b,7bに管路24により連通され、
該管路24からの分岐管路25はシーケンス弁26及び逆止弁
27を介して小口径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12
bに連通されている。
また、逆止弁27と小口径油圧シリンダ12の間で管路25よ
り分岐した管路28は圧力制御弁29を介してタンク30に、
また、コントロールバルブ18のTポートもタンク30にそ
れぞれ連通している。
り分岐した管路28は圧力制御弁29を介してタンク30に、
また、コントロールバルブ18のTポートもタンク30にそ
れぞれ連通している。
[作用] 次に、作用について説明する。
(1) コントロールバルブ18が中立位置にある場合
(第5図図示の状態) 油圧ポンプ17からの圧油はコントロールバルブ18のから
直線タンク30に戻り、大口径油圧シリンダ7,7及び小口
径油圧シリンダ12は共に最縮長状態であり、上部旋回体
1とカウンタウエイト4とは分離している。
(第5図図示の状態) 油圧ポンプ17からの圧油はコントロールバルブ18のから
直線タンク30に戻り、大口径油圧シリンダ7,7及び小口
径油圧シリンダ12は共に最縮長状態であり、上部旋回体
1とカウンタウエイト4とは分離している。
(2) コントロールバルブ18を18a側に切り換えた場
合(カンタウエイト装着時) 油圧ポンプ17からの圧油はコントロールバルブ18aから
管路21によりパイロット式逆止弁19,流量調整弁20,20を
介して大口径油圧シリンダ7,7の押出側油室7a,7aに入
り、該シリンダ7,7のロッドを押すので、上部アーム5,5
は上方に回動してカウンタウエイト4の上部ピン15,15
と係合しカウンタウエイト4を持ち上げようとする。
合(カンタウエイト装着時) 油圧ポンプ17からの圧油はコントロールバルブ18aから
管路21によりパイロット式逆止弁19,流量調整弁20,20を
介して大口径油圧シリンダ7,7の押出側油室7a,7aに入
り、該シリンダ7,7のロッドを押すので、上部アーム5,5
は上方に回動してカウンタウエイト4の上部ピン15,15
と係合しカウンタウエイト4を持ち上げようとする。
また、管路21から分岐した圧油は管路22から電磁切換弁
23aを介して小口径油圧シリンダ12のロッド押出側油室1
2aに入り該シリンダ12のロッドを押し出す。すると、下
部アーム10は下方に回動してカウンタウエイト4の下部
ピン16と係合しカウンタウエイト4を押し下げようとす
る。
23aを介して小口径油圧シリンダ12のロッド押出側油室1
2aに入り該シリンダ12のロッドを押し出す。すると、下
部アーム10は下方に回動してカウンタウエイト4の下部
ピン16と係合しカウンタウエイト4を押し下げようとす
る。
大口径油圧シリンダ7,7の方が小口径油圧シリンダ12よ
り力が強く、かつ本数も多いので、小口径油圧シリンダ
12によりカウンタウエイト4を押し下げようとする力が
作用しても全体としてはカウンタウエイト4を持ち上げ
る方向に力が作用してカウンタウエイト4が持ち上げら
れる。そして、カウンタウエイト4の上部ピン15,15及
び下部ピン16は、それぞれ上部アーム5,5及び下部アー
ム10と係合し、両油圧シリンダの油圧力でリジッドに固
定される。
り力が強く、かつ本数も多いので、小口径油圧シリンダ
12によりカウンタウエイト4を押し下げようとする力が
作用しても全体としてはカウンタウエイト4を持ち上げ
る方向に力が作用してカウンタウエイト4が持ち上げら
れる。そして、カウンタウエイト4の上部ピン15,15及
び下部ピン16は、それぞれ上部アーム5,5及び下部アー
ム10と係合し、両油圧シリンダの油圧力でリジッドに固
定される。
一方、大口径油圧シリンダ7,7のロッド引込側油室7bの
油は管路24からコントロールバルブ18aを経てタンク30
に戻り、小口径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12b
の油も管路28から圧力制御弁29を経てタンク30に戻る。
油は管路24からコントロールバルブ18aを経てタンク30
に戻り、小口径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12b
の油も管路28から圧力制御弁29を経てタンク30に戻る。
(3) コントロールバルブ18を18b側に切り換えた場
合(カウンタウエイト取り外し時) 油圧ポンプ17からの圧油はコントロールバルブ18bを介
して管路24により、大口径油圧シリンダ7,7のロッド引
込側油室7b,7bに入り、該シリンダ7,7のロッドは引込め
られ、ロッド押出側油室7a,7aの油は流量調整弁20,20、
管路22、電磁切換弁23aを介して小口径油圧シリンダ12
のロッド押出側油室12aに入り該シリンダ12のロッドを
押し出す。
合(カウンタウエイト取り外し時) 油圧ポンプ17からの圧油はコントロールバルブ18bを介
して管路24により、大口径油圧シリンダ7,7のロッド引
込側油室7b,7bに入り、該シリンダ7,7のロッドは引込め
られ、ロッド押出側油室7a,7aの油は流量調整弁20,20、
管路22、電磁切換弁23aを介して小口径油圧シリンダ12
のロッド押出側油室12aに入り該シリンダ12のロッドを
押し出す。
大口径シリンダ7,7の縮長に伴い、上部アーム5,5はカウ
ンタウエイト4の自重を支持しつつ上部ピン15との係合
を保って下方に回動し、また、小口径油圧シリンダ12の
伸長に伴い、下部アーム10もカウンタウエイト4の下部
ピン16との係合を保って下方に回動し、カウンタウエイ
ト4は下降して下部走行体2上に載置される。
ンタウエイト4の自重を支持しつつ上部ピン15との係合
を保って下方に回動し、また、小口径油圧シリンダ12の
伸長に伴い、下部アーム10もカウンタウエイト4の下部
ピン16との係合を保って下方に回動し、カウンタウエイ
ト4は下降して下部走行体2上に載置される。
小口径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12bの油は管
路28から圧力制御弁29を経てタンク30に戻る。
路28から圧力制御弁29を経てタンク30に戻る。
カウンタウエイト4を下部走行体2上に載置した後、さ
らに管路24を通じて大口径油圧シリンダ7,7のロッド引
込側油室7b,7bに圧油を送ると、上部アーム5,5とカウン
タウエイト4の上部ピン15との係合が解かれ、前記シリ
ンダ7,7が最縮長状態になると同時又はその寸前に、リ
ミットスイッチ(図示せず)が作動して電磁切換弁23が
23b側に切り換わる。
らに管路24を通じて大口径油圧シリンダ7,7のロッド引
込側油室7b,7bに圧油を送ると、上部アーム5,5とカウン
タウエイト4の上部ピン15との係合が解かれ、前記シリ
ンダ7,7が最縮長状態になると同時又はその寸前に、リ
ミットスイッチ(図示せず)が作動して電磁切換弁23が
23b側に切り換わる。
大口径油圧シリンダ7,7がストロークエンドまで縮長し
た後もロッド引込側油室7b,7bに圧油を送り続けると、
管路24,25の圧力が上昇し、シーケンス弁26が作動し
て、圧油は該シーケンス弁26及び逆止弁27を介して小口
径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12bに入り、該シ
リンダ12のロッド押出側油室12aの油は電磁切換弁23bを
経てタンク30に戻る。したがって、該小口径油圧シリン
ダ12のロッドは引込方向に動き縮長されるため、下部ア
ーム10は上方に回動してカウンタウエイト4の下部ピン
16との係合が解かれ、上部旋回体1とカウンタウエイト
4とは完全に分離し、カウンタウエイト4の着脱作業を
終了する。
た後もロッド引込側油室7b,7bに圧油を送り続けると、
管路24,25の圧力が上昇し、シーケンス弁26が作動し
て、圧油は該シーケンス弁26及び逆止弁27を介して小口
径油圧シリンダ12のロッド引込側油室12bに入り、該シ
リンダ12のロッド押出側油室12aの油は電磁切換弁23bを
経てタンク30に戻る。したがって、該小口径油圧シリン
ダ12のロッドは引込方向に動き縮長されるため、下部ア
ーム10は上方に回動してカウンタウエイト4の下部ピン
16との係合が解かれ、上部旋回体1とカウンタウエイト
4とは完全に分離し、カウンタウエイト4の着脱作業を
終了する。
[効果] 本考案によれば、カウンタウエイト取付部から離れたと
ころからパイロット圧によりコントロールバルブを切り
換えるだけで、油圧シリンダを作動させることによっ
て、カウンタウエイトの上部ピン及び下部ピンと上部ア
ーム及び下部アームとのリジッドな固定及び離脱が可能
になり、安全かつ確実にカウンタウエイトの着脱を行う
ことができる等、安全性及び作業性の向上に顕著な効果
がある。
ころからパイロット圧によりコントロールバルブを切り
換えるだけで、油圧シリンダを作動させることによっ
て、カウンタウエイトの上部ピン及び下部ピンと上部ア
ーム及び下部アームとのリジッドな固定及び離脱が可能
になり、安全かつ確実にカウンタウエイトの着脱を行う
ことができる等、安全性及び作業性の向上に顕著な効果
がある。
第1図は本考案を採用したトラッククレーンの全体側面
図、第2図はカウンタウエイト着脱装置部分の背面図、
第3図乃至第4図は同側面図、第5図は本考案に係る油
圧回路図である。 1:上部旋回体 2:下部走行体 4:カウンタウエイト 5:上部アーム 7:大口径油圧シリンダ 10:下部アーム 12:小口径油圧シリンダ 15:上部ピン 16:下部ピン 17:油圧ポンプ 18:コントロールバルブ 19:パイロット式逆止弁 26:シーケンス弁 27:逆止弁
図、第2図はカウンタウエイト着脱装置部分の背面図、
第3図乃至第4図は同側面図、第5図は本考案に係る油
圧回路図である。 1:上部旋回体 2:下部走行体 4:カウンタウエイト 5:上部アーム 7:大口径油圧シリンダ 10:下部アーム 12:小口径油圧シリンダ 15:上部ピン 16:下部ピン 17:油圧ポンプ 18:コントロールバルブ 19:パイロット式逆止弁 26:シーケンス弁 27:逆止弁
Claims (1)
- 【請求項1】上部旋回体(1)の後端部上下に、上下方
向に回動可能な上部アーム(5)と下部アーム(10)を
それぞれ枢着すると共に、上部旋回体(1)の後端下部
と上部アーム(5)の間に大口径油圧シリンダ(7)
を、また上部旋回体(1)の後端上部と下部アーム(1
0)の間に小口径油圧シリンダ(12)をそれぞれ配設
し、一方、カウンタウエイト(4)に、前記上部アーム
(5)の先端鈎部(5a)と係合する上部ピン(15)及び
下部アーム(10)の先端鈎部(10a)と係合する下部ピ
ン(16)を設け、前記大口径油圧シリンダ(7)のロッ
ド押出側油室(7a)とコントロールバルブ(18)とを管
路(21)で連通し、該管路(21)からの分岐管路(22)
を前記小口径油圧シリンダ(12)のロッド押出側油室
(12a)に連通すると共に、前記大口径油圧シリンダ
(7)のロッド引込側油室(7b)とコントロールバルブ
(18)とを管路(24)で連通し、該管路(24)からの分
岐管路(25)をシーケンスバルブ(26)を介して前記小
口径油圧シリンダ(12)のロッド引込側油室(12b)に
連通したことを特徴とする移動式クレーンのカウンタウ
エイト着脱装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13492389U JPH078550Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | カウンタウエイト着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13492389U JPH078550Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | カウンタウエイト着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374586U JPH0374586U (ja) | 1991-07-26 |
JPH078550Y2 true JPH078550Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31682224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13492389U Expired - Lifetime JPH078550Y2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | カウンタウエイト着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078550Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11263587A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Tadano Ltd | カウンタウエイト脱着装置 |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP13492389U patent/JPH078550Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11263587A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Tadano Ltd | カウンタウエイト脱着装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374586U (ja) | 1991-07-26 |
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