JP2016199345A - ブーム着脱装置及び着脱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 上部旋回体に対するブームの着脱を容易に行うことができるブーム着脱装置及び着脱方法を提供する。
【解決手段】 上部旋回体のブームブラケットとブームのブームフートとをフートピンを介して起伏可能に取り付けられるブームを着脱するブーム着脱装置であって、ブーム(伸縮ブーム15)を輸送するトレーラ27の荷台後部側でブーム基端側を支持する後部支持手段31と、荷台前部側で先端側を支持する前部支持手段32とを備え、後部支持手段は、左右一対のガイドレール33と、ガイドレールにガイドされて移動可能に設けられたジャッキ34と、ジャッキに支持されて昇降可能かつ前後方向に移動可能に設けられた可動支持部材35と、ジャッキを移動させるシリンダ36とを備え、前部支持手段は、荷台前部側に設けられた前部側支持部材39と、ブームの先端側に設けられたローラ40とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブーム着脱装置及び着脱方法に関し、詳しくは、大型のクローラクレーンやアースドリルのブームを上部旋回体に着脱する際に用いるブーム着脱装置及び着脱方法に関する。
大型のクローラクレーンやアースドリルは、下部走行体及び上部旋回体からなるベースマシンの上部旋回体にブームを着脱可能に装着しており、輸送時には、上部旋回体からブームを取り外してベースマシンとは別々に輸送するようにしている。輸送前後にブームを着脱する際には、通常、重量物であるブームを大型クレーンで保持した状態でブームフートと上部旋回体のブームブラケットとを連結するフートピンを着脱することにより行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−101675号公報
しかし、ブームを大型クレーンで保持してブームを着脱する場合、ベースマシン、輸送用トレーラ及びブーム吊り上げ用の大型クレーンを配置するための広いスペースを必要とし、また、ブームを吊り上げるクレーンの操作も面倒であり、フートピンの着脱も安全面での配慮が必要となっていた。
そこで本発明は、ブーム吊り上げ用のクレーンを必要とせずに、上部旋回体に対するブームの着脱を容易に行うことができるブーム着脱装置及び着脱方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のブーム着脱装置は、建設機械におけるベースマシンの上部旋回体に設けられたブームブラケットとブームの基端側のブームフートとにそれぞれ形成されたピン挿通孔に挿通されたフートピンを介して上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームを着脱するブーム着脱装置であって、前記ブームを輸送する輸送車の荷台後部側で前記ブームの重心位置より基端側を支持する後部支持手段と、荷台前部側で前記ブームの重心位置より先端側を支持する前部支持手段とを備え、前記後部支持手段は、前記荷台の後部側前後方向に設けられた左右一対のガイドレールと、該ガイドレールにガイドされて前後方向に移動可能に設けられた左右一対のジャッキと、左右のジャッキに両端部がそれぞれ支持されて昇降可能かつジャッキと共に前後方向に移動可能に設けられた可動支持部材と、前記各ジャッキを前後方向に移動させる左右一対のシリンダとを備え、前記前部支持手段は、荷台前部側に設けられた前部側支持部材と、前記ブームの先端側に設けられて前記前部側支持部材上を前後方向に転動するローラとを備えていることを特徴としている。
さらに、本発明のブーム着脱装置は、前記建設機械がアースドリルであり、前記ブームが起伏ワイヤで起伏する伸縮ブームであることを特徴としている。
また、本発明のブーム着脱方法は、建設機械におけるベースマシンの上部旋回体に設けられたブームブラケットとブームの基端側のブームフートとにそれぞれ形成されたピン挿通孔に挿通されたフートピンを介して上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームを着脱するブーム着脱方法であって、輸送車の荷台後部側に基端側を、荷台前部側に先端側を向けて荷台に積載したブームを上部旋回体に取り付ける際には、前記ブームを荷台後方に移動させてブームの基端側を荷台の後方に突出させた後、後方に突出したブームの基端側を昇降させてブームフートのピン挿通孔の高さをブームブラケットのピン挿通孔の高さに合わせるとともに、ベースマシン及び輸送車の少なくともいずれか一方を移動させてピン挿通孔を合致させ、ピン挿通孔にフートピンを挿通して上部旋回体にブームを起伏可能に取り付け、上部旋回体に取り付けられているブームを取り外して輸送車の荷台に積載する際には、ブームを前方倒して輸送車の荷台後部側に基端側を、荷台前部側に先端側を向けてブームの基端側を荷台の後方に突出させた状態で荷台後方に載置し、ピン挿通孔からフートピンを抜き取った後、前記ブームを荷台前方のあらかじめ設定された位置に移動させて荷台に固定することを特徴としている。
本発明のブーム着脱装置及び着脱方法によれば、ブーム吊り上げ用のクレーンを必要とせずに上部旋回体へのブームの着脱を容易かつ安全に行うことができ、狭い工事現場でもブームの着脱を行うことが可能となる。
本発明のブーム着脱装置を使用して伸縮ブームをトレーラの荷台に積載した一形態例を示す側面図である。 荷台上のブームの状態を示す平面図である。 同じく後部支持手段の部分を示す正面図である。 後部支持手段を示す側面図である。 同じく平面図である。 後部支持手段におけるジャッキ及び可動支持部材を示す正面図である。 同じく平面図である。 同じく要部の正面図である。 同じく要部の側面図である。 同じく要部の断面平面図である。 上部旋回体にブームを取り付ける第1段階を示す説明図である。 同じく第2段階を示す説明図である。 同じく第3段階を示す説明図である。 同じく第4段階を示す説明図である。 同じく第5段階を示す説明図である。 作業状態のアースドリルの一例を示す側面図である。
図1乃至図16は、建設機械の一つである大型のアースドリルに本発明を適用した一形態例を示している。本形態例に示すアースドリル11は、クローラを備えた下部走行体12の上部に上部旋回体13を旋回可能に設けたベースマシン14と、前記上部旋回体13の前部に起伏可能に設けられたテレスコピック式の伸縮ブーム15と、伸縮ブーム15の先端部に装着されたトップシーブブロック15aから垂下した主ワイヤ16にスイベル17を介して回転可能に吊持されたケリーバ18と、前記伸縮ブーム15の下部からフロントフレーム19やフレームシリンダ20などによって支持されたケリーバ回転駆動装置21と、ケリーバ18の下端部に装着された掘削バケットや拡底バケット22とを備えている。伸縮ブーム15の2段目最上部には、ペンダントロープ23を介してガントリ13aに巻回された起伏ワイヤ24が連結されており、トップシーブブロック15aには、部材吊り上げ用の副ワイヤ25が掛け回されている。さらに、ケリーバ回転駆動装置21や掘削バケット、拡底バケット22などを作動させるための複数の油圧配管26がフロントフレーム19に沿って設けられている(図15参照)。
アースドリル11による縦穴の形成は、ウインチで起伏ワイヤ24を操作して伸縮ブーム15を所定角度に立ち上げるとともに、ケリーバ回転駆動装置21を所定位置に配置した状態で、ケリーバ回転駆動装置21でケリーバ18を回転させることによって掘削バケットや拡底バケット22を回転させながら地中に押し込んで掘削する工程と、掘削バケットや拡底バケット22を引上げて掘削した土砂を排出する工程とを交互に繰り返すことによって行われる。
このようなアースドリル11を輸送する際には、重量や大きさに応じて複数に分解されてトレーラなどの複数の輸送車にそれぞれ積載される。重量物である伸縮ブーム15は、前記各ワイヤ16,23,24,25及び油圧配管26などを取り外した状態で、図1に示すように、荷台が平板状のトレーラ(フラットトレーラ)27の荷台28上に積載されて輸送される。
伸縮ブーム15を積載する荷台28には、上部旋回体13に対して伸縮ブーム15を着脱する際に使用するブーム着脱装置があらかじめ設けられている。このブーム着脱装置は、荷台後部側で前記伸縮ブーム15の重心位置より基端側を支持する後部支持手段31と、荷台前部側で前記伸縮ブーム15の重心位置より先端側を支持する前部支持手段32とを備えている。
後部支持手段31は、荷台28の後部側両側縁上面の前後方向に設けられた左右一対のガイドレール33,33と、該ガイドレール33,33にガイドされて前後方向に移動可能に設けられた左右一対のジャッキ34,34と、左右のジャッキ34,34に両側端部がそれぞれ支持されて昇降可能かつジャッキ34,34と共に前後方向に移動可能に設けられた可動支持部材35と、前記各ジャッキ34,34の前部側にそれぞれ設けられて各ジャッキ34,34を前後方向に移動させるための左右一対のシリンダ36,36とを備えている。
可動支持部材35の両側端部には、各ジャッキ34,34の上端部を覆う覆い部材37がそれぞれ設けられている。各覆い部材37の天板の上面には吊り金具37aが設けられ、天板下面には、ジャッキ34のロッド上端に設けられたジャッキプレート34aが当接する補強板37bが設けられ、該補強板37bの下部には、ジャッキプレート34aの凹部34bに摺動可能に係合するガイド凸部37cが設けられるとともに、ガイド凸部37cの下端部にはジャッキプレート34aの下面に係止する係止部材37dが設けられている。
この後部支持手段31は、覆い部材37の吊り金具37aを吊り上げたときに、係止部材37dがジャッキプレート34aの下面に係合することにより、可動支持部材35とジャッキ34などとを一緒に吊り上げて移送することができる。また、ジャッキ34を短縮させた状態では、ジャッキプレート34aと補強板37b及び係止部材37dとが非接触状態になるように形成されている。
一方、前部支持手段32は、荷台28の上前部側面に設けられた板状の前部側支持部材39と、前記フロントフレーム19の先端に回転可能に取り付けられて前部側支持部材39の上面を転動するローラ40とで形成されている。
このように形成したブーム着脱装置を使用して伸縮ブーム15を輸送し、上部旋回体13に着脱する際には、あらかじめ荷台28に後部支持手段31及び前部支持手段32の前部側支持部材39を装着しておく。
図1に示すように、荷台28に積載した伸縮ブーム15は、ブーム基端から突出したブームフート15bを荷台28の後方に向け、ブーム先端部のトップシーブブロック15aを前方に向けた状態となっており、ブームフート15bが荷台28の後端部から突出しないように、ジャッキ34がガイドレール33の前端部に移動した状態、ローラ40が前部側支持部材39の前端部に移動した状態となっている。
伸縮ブーム15は、長さ方向中間部の重心位置より基端側が箱構造のブーム支持部材41とピンで連結されている固定部38で可動支持部材35の上に支えられ、ローラ40の前後に輪留め42を設置することにより、後部支持手段31及び前部支持手段32を介して荷台28に固定された状態になっている。また、前述のように、覆い部材37とジャッキプレート34aとが非接触状態になっているので、輸送時の振動がジャッキ34に作用することがなく、ジャッキ34を保護することができる。
伸縮ブーム15を上部旋回体13に取り付ける際には、第1段階として、図11に示すように、ベースマシン14の前方に荷台28を配置した状態で、輪留め42を外してから、シリンダ36を伸長させてジャッキ34及び可動支持部材35を後方に移動させ、ブームフート15bを荷台28の後方に突出させる。ブームフート15bの突出量は、伸縮ブーム15を上部旋回体13に取り付ける際に、ベースマシン14とトレーラ27とが接触しないように設定されており、これに基づいてジャッキ34や可動支持部材35の前後方向移動量、シリンダ36のストロークが設定される。
シリンダ36の伸縮には、ベースマシン14からの油圧を利用することができ、左右のシリンダ36は、ガイドレール33にガイドされるジャッキ34及び可動支持部材35を介して連結されているので、左右のシリンダ36を同調させることができる。また、ジャッキプレート34aの凹部34bと覆い部材37のガイド凸部37cとが係合しているので、シリンダ36でジャッキ34を移動させることにより、可動支持部材35を同時に移動させることができる。
次に、第2段階として、図12に示すように、ベースマシン14やトレーラ27を移動させてブームブラケット13bとブームフート15bとを接近させる。この状態でベースマシン14やトレーラ27を適宜移動させたり、上部旋回体13を適宜旋回させたりしてブームブラケット13bとブームフート15bとの前後方向、左右方向の位置合わせを行うとともに、ジャッキ34を操作して可動支持部材35を上昇させ、ブームブラケット13bのピン挿通孔13cとブームフート15bのピン挿通孔15cとを同じ程度の高さに調節する。
次の第3段階で、図13に示すように、ベースマシン14やトレーラ27を微速で移動させるとともに、ジャッキ34で高さ方向を微調整しながらブームブラケット13bとブームフート15bとを組み合わせ、両者のピン挿通孔13c,15cの位置合わせを行ってフートピン(図示せず)を挿通し、伸縮ブーム15を上部旋回体13に取り付ける。このとき、ジャッキ34が左右で独立しているので、左右方向の傾斜も修正することができる。
そして、第4段階では、図14に示すように、上部旋回体13と伸縮ブーム15との間にブームストッパ43を取り付けて伸縮ブーム15を上部旋回体13で保持するとともに、ペンダントロープ23及び起伏ワイヤ24をセットする。ブームストッパ43を取り付ける際、ブームストッパ43の吊り上げは、トラッククレーンやパワーショベルといった工事現場で常用する小型の機器を使用することができる。
最後の第5段階では、図15に示すように、起伏ワイヤ24を掛け回したガントリ13aを立ち上げ、起伏ワイヤ24を張った状態として伸縮ブーム15を起伏ワイヤ24で確実に保持した後、ブーム支持部材41を外してからジャッキ34を短縮させて可動支持部材35を下げ、可動支持部材35による伸縮ブーム15の支持を解除する。これにより、トレーラ27の荷台28に積載した伸縮ブーム15が上部旋回体13に取り付けられた状態になるので、トレーラ27による伸縮ブーム15の積載状態が終了し、トレーラ27は自由に走行可能な状態になる。
さらに、伸縮ブーム15の所定位置に各ワイヤ16,23,24,25及び油圧配管26に接続する油圧ホースなどを取り付け、ブームストッパ43を取り外し、フロントフレーム19からローラ40を取り外すことにより、上部旋回体13への伸縮ブーム15の取付作業が完了する。
一方、伸縮ブーム15を輸送状態にする際には、基本的に前記取付手順を逆に行えばよく、伸縮ブーム15を前方に倒して各ワイヤや油圧配管を取り外し、荷台28の後部側に移動させた可動支持部材35をジャッキ34で上昇させて伸縮ブーム15の基端側を支持するとともに、フロントフレーム19に取り付けたローラ40を前部側支持部材39の上面に載置し、ピン挿通孔13c,15cからフートピンを抜き取った後、可動支持部材35を荷台前方の所定位置に移動させて固定すればよい。また、ブームストッパ43やブーム支持部材41は、適宜着脱すればよい。
このように、大型のクレーンを使用しないで伸縮ブーム15を上部旋回体13に着脱できるので、大型のアースドリル11を使用する現場が大型クレーンが入れなような狭い土地の場合でも、大型クレーン無しで伸縮ブーム15の着脱を行うことができる。また、ジャッキ34や可動支持部材35を前後動可能にしたので、輸送時にブームフート15bが荷台28から後方に突出することがなくなり、ブーム着脱時の作業性を確保しながら、輸送時の安全性も図ることができる。また、ピン挿通孔の高さ合わせをジャッキ34で行うので、クレーンに比べて微調整が可能となり、ピン挿入時の作業性を向上させることができる。さらに、重量物を吊り上げないので安全性も向上する。
なお、本発明は、前記形態例に示したように、伸縮ブームを起伏ワイヤで起伏させるアースドリルにおける伸縮ブームの着脱に最適であるが、他の建設機械のブームにも適用可能である。また、ブームの形状に応じて適宜な補助部材を使用することができる。
11…アースドリル、12…下部走行体、13…上部旋回体、13a…ガントリ、13b…ブームブラケット、13c…ピン挿通孔、14…ベースマシン、15…伸縮ブーム、15a…トップシーブブロック、15b…ブームフート、15c…ピン挿通孔、16…主ワイヤ、17…スイベル、18…ケリーバ、19…フロントフレーム、20…フレームシリンダ、21…ケリーバ回転駆動装置、22…拡底バケット、23…ペンダントロープ、24…起伏ワイヤ、25…副ワイヤ、26…油圧配管、27…トレーラ、28…荷台、31…後部支持手段、32…前部支持手段、33…ガイドレール、34…ジャッキ、34a…ジャッキプレート、34b…凹部、35…可動支持部材、36…シリンダ、37…覆い部材、37a…吊り金具、37b…補強板、37c…ガイド凸部、37d…係止部材、38…固定部、39…前部側支持部材、40…ローラ、41…ブーム支持部材、42…輪留め、43…ブームストッパ

Claims (3)

  1. 建設機械におけるベースマシンの上部旋回体に設けられたブームブラケットとブームの基端側のブームフートとにそれぞれ形成されたピン挿通孔に挿通されたフートピンを介して上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームを着脱するブーム着脱装置であって、前記ブームを輸送する輸送車の荷台後部側で前記ブームの重心位置より基端側を支持する後部支持手段と、荷台前部側で前記ブームの重心位置より先端側を支持する前部支持手段とを備え、前記後部支持手段は、前記荷台の後部側前後方向に設けられた左右一対のガイドレールと、該ガイドレールにガイドされて前後方向に移動可能に設けられた左右一対のジャッキと、左右のジャッキに両端部がそれぞれ支持されて昇降可能かつジャッキと共に前後方向に移動可能に設けられた可動支持部材と、前記各ジャッキを前後方向に移動させる左右一対のシリンダとを備え、前記前部支持手段は、荷台前部側に設けられた前部側支持部材と、前記ブームの先端側に設けられて前記前部側支持部材上を前後方向に転動するローラとを備えていることを特徴とするブーム着脱装置。
  2. 前記建設機械がアースドリルであり、前記ブームが起伏ワイヤで起伏する伸縮ブームであることを特徴とする請求項1記載のブーム着脱装置。
  3. 建設機械におけるベースマシンの上部旋回体に設けられたブームブラケットとブームの基端側のブームフートとにそれぞれ形成されたピン挿通孔に挿通されたフートピンを介して上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームを着脱するブーム着脱方法であって、輸送車の荷台後部側に基端側を、荷台前部側に先端側を向けて荷台に積載したブームを上部旋回体に取り付ける際には、前記ブームを荷台後方に移動させてブームの基端側を荷台の後方に突出させた後、後方に突出したブームの前記ブームフートのピン挿通孔の高さを前記ブームブラケットのピン挿通孔の高さに合わせるとともに、ベースマシン及び輸送車の少なくともいずれか一方を移動させてピン挿通孔を合致させ、ピン挿通孔にフートピンを挿通して上部旋回体にブームを起伏可能に取り付け、上部旋回体に取り付けられているブームを取り外して輸送車の荷台に積載する際には、ブームを倒して輸送車の荷台後部側に基端側を、荷台前部側に先端側を向けてブームの基端側を荷台の後方に突出させた状態で荷台後方に載置し、ピン挿通孔からフートピンを抜き取った後、前記ブームを荷台前方のあらかじめ設定された位置に移動させて荷台に固定することを特徴とするブーム着脱方法。
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