JP6501660B2 - クローラ式建設機械及びクローラの取り外し方法並びに建設機械本体の運搬方法 - Google Patents

クローラ式建設機械及びクローラの取り外し方法並びに建設機械本体の運搬方法 Download PDF

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本発明は、クローラ式建設機械及びクローラの取り外し方法並びに建設機械本体の運搬方法に関し、詳しくは、ジャッキ装置を具備しないクローラ式建設機械のクローラを容易に着脱可能としたクローラ式建設機械及びクローラの取り外し方法並びに建設機械本体をトレーラなどの輸送車の荷台に積載して運搬する方法に関する。
大型のクローラ式建設機械、例えば大型杭打機では、上部旋回体からリーダなどの作業関連機器を取り外すとともに、下部走行体からクローラを装着したサイドフレームを取り外し、分解した状態で運搬することが行われている。このため、クローラの脱着や輸送車の荷台への積み降ろしの際に使用するジャッキを上部旋回体の前後左右の4箇所にあらかじめ設けている。また、小型杭打機は、作業関連機器を収納した状態でクローラの自走によって荷台に昇降するようにしているため、上部旋回体にジャッキを設ける必要はない。
一方、中型杭打機の場合、通常は、自走で荷台に昇降できるように形成しているため、上部旋回体にジャッキを設けてはいないが、何らかの理由でクローラを取り外して運搬する必要が生じたときには、相伴クレーンの他にもう1台の補助クレーンを使用してクローラの着脱及び荷台への積み降ろしを行わなければならなかった。このような中型杭打機と同様のクローラクレーンで、走行体フレームにおけるトラックフレーム(センターフレーム)の4箇所にジャッキアップ装置を取り付けることにより、クローラの着脱を容易に行えるようにした提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−16208号公報
しかし、特許文献1に記載されたジャッキアップ装置は、トラックフレームの4箇所に、ジャッキアップ装置をクレーンで吊り上げながら取り付けるため、取付作業に長時間を要するだけでなく、上部旋回体の下方での作業であることから作業性も悪いという問題があった。さらに、ジャッキアップ装置の構造が複雑で、トラックフレームにも加工を施す必要があることから、コスト的な問題もあった。
そこで本発明は、簡単な構造で、取付作業性も良好なジャッキ装置を着脱可能に備えたクローラ式建設機械及びジャッキ装置を取り付けた状態でのクローラの取り外し方法並びに建設機械本体の運搬方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のクローラ式建設機械は、下部走行体の上に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、前記下部走行体を、前記旋回ベアリングを有するトラックフレームと、該トラックフレームの両側に着脱可能に設けられる左右一対のサイドフレームと、各サイドフレームにそれぞれ装着したクローラとで構成したクローラ式建設機械において、前記上部旋回体の後端部に、水平方向のビームの両端に鉛直方向のジャッキを装着したジャッキアップ装置を着脱可能に設け、前記ジャッキアップ装置が前記ビームの中央部が前記上部旋回体のメインフレームの後端部に取り付けられること、前記ビームは、前記メインフレームの後端部下面にビーム上面を配置し、メインフレームの上部側を覆った状態でビームに取り付けられる取付部材をビームに固着することによってメインフレームの後端部に取り付けられることを特徴としている。
また、本発明のクローラ式建設機械におけるクローラの取り外し方法は、下部走行体の上に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、前記下部走行体を、前記旋回ベアリングを有するトラックフレームと、該トラックフレームの両側に着脱可能に設けられる左右一対のサイドフレームと、各サイドフレームにそれぞれ装着したクローラとで構成したクローラ式建設機械における前記トラックフレームから前記クローラを含むサイドフレームを取り外す方法であって、作業機器を取り外した前記上部旋回体の後端部に、水平方向のビームの両端に鉛直方向のジャッキを装着したジャッキアップ装置を取り付け、前記ジャッキを伸長させながら上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げ、トラックフレーム支持用の台座を地上に設置し、前記ジャッキを短縮させながらクレーンを下げてトラックフレームを台座で支持し、サイドフレームをクレーンで支持しながらトラックフレームからサイドフレームを分離することを特徴としている。
さらに、本発明のクローラ式建設機械における建設機械本体の運搬方法は、下部走行体の上に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、前記下部走行体を、前記旋回ベアリングを有するトラックフレームと、該トラックフレームの両側に着脱可能に設けられる左右一対のサイドフレームと、各サイドフレームにそれぞれ装着したクローラとで構成したクローラ式建設機械における建設機械本体の運搬方法であって、作業機器を取り外した前記上部旋回体の後端部に、水平方向のビームの両端に鉛直方向のジャッキを装着したジャッキアップ装置を取り付け、前記ジャッキを伸長させながら上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げ、トラックフレーム支持用の台座を地上に設置し、前記ジャッキを短縮させながらクレーンを下げてトラックフレームを台座で支持し、サイドフレームをクレーンで支持しながらトラックフレームからサイドフレームを分離し、上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げ、ジャッキとクレーンとで上部旋回体を支持した状態でトラックフレームを90度回動させ、ジャッキとクレーンとで上部旋回体を上昇させてトラックフレームの下面を輸送車の荷台より高い位置に上昇させた状態でトラックフレームの下方に輸送車の荷台を進入させ、ジャッキを短縮させながらクレーンを操作してトラックフレームの下面を荷台上に載置し、上部旋回体の後端部から前記ジャッキアップ装置を取り外すことを特徴としている。
本発明によれば、クローラ式建設機械における上部旋回体の後端部にジャッキアップ装置を着脱可能に設けたので、ジャッキアップ装置を取り付けることにより、クローラの着脱や運搬時の荷台に対する建設機械本体の積み降ろしを、1台の相伴クレーンで行うことができる。したがって、2台のクレーンを用意する必要がなくなる。また、ジャッキアップ装置を、上部旋回体の後方に突出してるメインフレームの後端部に、例えば、メインフレームの上部側を覆った状態でビームに取り付けられる取付部材を用いてジャッキアップ装置を取り付けることにより、作業性を向上できるとともに、作業時間の大幅な短縮を図ることができる。
本発明のクローラ式建設機械の一形態例を示すもので、上部旋回体の後端部にジャッキアップ装置を取り付けた状態を示す側面図である。 同じく背面図である。 同じく平面図である。 ジャッキアップ装置の一例を示す正面図である。 クローラ式建設機械の一種であるアースドリルの側面図である。 ジャッキを伸長させながら上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げた状態を示す側面図である。 台座でトラックフレームを支持した状態を示す正面図である。 トラックフレームから一方のサイドフレームを分離する状態を示す平面図である。 同じく正面図である。 両側のサイドフレームを分離した状態を示す側面図である。 ジャッキを伸長させながら上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げて旋回操作を行い、トラックフレームを90度回動させた状態を示す側面図である。 ジャッキとクレーンとで上部旋回体を上昇させた状態でトラックフレームの下方にトレーラを進入させる状態を示す側面図である。 トラックフレームの下面を荷台上に載置してジャッキアップ装置を取り外した状態を示す側面図である。
図1乃至図13は、クローラ式建設機械の一つである大型のアースドリルに本発明を適用した一形態例を示している。本形態例に示すアースドリル11は、図5に示すように、クローラ12aを備えた下部走行体12の上部に旋回ベアリング12bを介して上部旋回体13を旋回可能に設けたベースマシン(建設機械本体)14と、前記上部旋回体13の前部に起伏可能に設けられたテレスコピック式の伸縮ブーム15と、伸縮ブーム15の先端部に装着されたトップシーブブロック15aから垂下した主ワイヤ16にスイベル17を介して回転可能に吊持されたケリーバ18と、前記伸縮ブーム15の下部からフロントフレーム19やバックストッパ20などによって支持されたケリーバ回転駆動装置21と、ケリーバ18の下端部に装着された掘削バケットや拡底バケット22とを備えている。伸縮ブーム15の2段目最上部には、ペンダントロープ23を介してガントリ13aに巻回された起伏ワイヤ24が連結されており、上部旋回体13の後端部には、カウンタウエイト25が設けられている。
このようなアースドリル11を輸送する際には、重量や大きさに応じて複数に分解されてトレーラなどの複数の輸送車にそれぞれ積載される。上部旋回体13からは、伸縮ブーム15、ケリーバ18、ケリーバ回転駆動装置21、拡底バケット22、カウンタウエイト25など、掘削作業に必要な作業機器が取り外される。
上部旋回体13から各種作業機器を取り外したベースマシン14は、次に下部走行体12のクローラ12aを取り外す作業が行われる。クローラ12aを取り外すには、最初に、図1乃至図4に示すように、上部旋回体13から後方に突出したメインフレーム13bの後端部にジャッキアップ装置31を取り付ける作業が行われる。ジャッキアップ装置31は、水平方向のビーム32の両端に鉛直方向のジャッキ33をそれぞれ装着した門型に形成されている。ビーム32の長さは、左右のジャッキ33同士の間隔が、ベースマシン14を積載する輸送車の荷台の幅寸法より大きく設定されている。ジャッキ33は、最も短縮させた状態では、上部旋回体13へ取付時に接地部33aが接地しない長さに設定されており、最も伸長させた状態で輸送車の荷台より高い位置にベースマシン14を上昇できるように設定されている。
ビーム32の上面には、クレーンで吊り上げるための吊り具34と、上部旋回体13の後端部にジャッキアップ装置31を取り付けるための取付部材35とが設けられ、ビーム32の後面には、ジャッキ33を伸縮させるためのジャッキ操作部36が設けられている。取付部材35は、上部旋回体13の後端から突出した角棒状のメインフレーム13bの高さ寸法及び幅寸法に対応したハット形状に形成されており、ビーム32の上面には、取付部材35の下部両側に設けられた固着片35aを固定ボルト37で固定するための一対の雌ネジ部材38がメインフレーム13bの幅寸法に対応した間隔でそれぞれ設けられている。
このジャッキアップ装置31の取り付けは、固定ボルト37を外して取付部材35を取り外した状態で、吊り具34を利用してジャッキアップ装置31を吊り上げ、各雌ネジ部材38の間にメインフレーム13bを位置させ、メインフレーム13bを覆うように上方から取付部材35をセットし、固着片35aに設けたボルト孔を通して固定ボルト37を雌ネジ部材38にそれぞれ締結することにより行われる。このような取付部材35を用いることにより、メインフレーム13bに特別な加工を施すことなく、ジャッキアップ装置31を上部旋回体13の後端部に取り付けることができる。また、前記ジャッキ操作部36には、取り外した作業機器の油圧回路を適宜選択して油圧ホース39で接続する。
次に、ベースマシン14を運搬するため、下部走行体12において、前記旋回ベアリング12bを有するトラックフレーム41と、クローラ12aを有する左右のサイドフレーム42とを分離して下部走行体12からクローラ12aを取り外し、クローラ12aを取り外したベースマシン14を輸送車の荷台に積載する手順を説明する。
まず、図6に示すように、上部旋回体13の前部を相伴クレーン(図示せず)の吊りワイヤ26で吊り上げるとともに、ジャッキ操作部36を操作してジャッキ33を伸長させ、ベースマシン14を、水平状態を保ったまま持ち上げる。次に、図7に示すように、ベースマシン14を所定高さに上昇させた状態で、下部走行体12の下方に所定高さの台座43を挿入し、吊りワイヤ26を巻き下げるとともにジャッキ33を短縮させ、下部走行体12の中央部に位置するトラックフレーム41の前部下面を台座43で支持し、ベースマシン14の後部側をジャッキ33で支持した状態にする。これにより、クローラ12aを地面から浮かせた状態でベースマシン14を水平に保持した状態になる。
図8に示すように、下部走行体12は、旋回ベアリング12bを有する前記トラックフレーム41と、該トラックフレーム41の前後に設けられた前後一対のアクスル44,44と、該アクスル44,44の両端部に、アクスル44の長さ方向にスライド可能に支持された左右一対のサイドフレーム42,42と、該サイドフレーム42をアクスル44に沿って拡縮させる左右一対のクローラ拡縮シリンダ(スパンナ)45,45とを備えている。クローラ12aは、サイドフレーム42の後端に設けたスプロケットホイール(駆動輪)46と、前端に設けたアイドラホイール(従動輪)47とに掛け渡されている。
トラックフレーム41からサイドフレーム42を分離する際には、あらかじめ、図8の上半部に示すように、スパンナ45を伸長させてサイドフレーム42をアクスル44の先端部に移動させ、最大に拡げた状態としておく。そして、スパンナ45のシリンダロッド先端45aとサイドフレーム42の連結部42aとを連結する連結ピン48を抜き取ってからスパンナ45を短縮させる。次に、図8の下半部に示すように、シリンダロッド先端45aと連結部42aとの間にリンク49を挿入して両端をシリンダロッド先端45a及び連結部42aに連結ピン48,48によってそれぞれ連結する。
この状態で、図9に示すように、クローラ12aを含むサイドフレーム42をクレーンの吊りワイヤ26で支持した状態とし、サイドフレーム連結ボルト50を抜き取った後、スパンナ45を伸長させてサイドフレーム42を押し出し、アクスル44の先端から分離して吊りワイヤ26で吊り上げた状態にする。これにより、一方のクローラ12aを取り外した状態になるので、他方のクローラ12aについても、前記同様に、連結ピン48を抜き取ってスパンナ45を短縮させ、リンク49を挿入して連結ピン48で連結し、連結ボルト50を抜き取り、スパンナ45を伸長させる操作を行うことにより、ベースマシン14から分離することができる。両側のクローラ12aを取り外したベースマシン14は、図10に示すように、トラックフレーム41の前部側が台座43で支持され、上部旋回体13の後部側がジャッキ33で支持された状態になっている。
次に、図11に示すように、上部旋回体13の前部を吊りワイヤ26で吊り上げるとともにジャッキ33を伸長させ、台座43を抜き取れる高さまでベースマシン14を僅かに上昇させ、台座43を取り除いた後、90度の旋回操作を行う。これにより、上部旋回体13に対してトラックフレーム41が90度回動し、上部旋回体13の側方に突出していたアクスル44が上部旋回体13の下方に収納された状態になる。
旋回操作後、ジャッキ33を最大に伸長させるとともに、吊りワイヤ26を巻き上げてベースマシン14を上昇させ、トラックフレーム41の下方に輸送車(トレーラ)の荷台51が進入可能な高さにする。そして、図12に示すように、ベースマシン14の下方で、左右のジャッキ33の間に荷台51を進入させて所定位置に停止させる。そして、吊りワイヤ26を巻き下げるとともにジャッキ33を短縮させ、トラックフレーム41を荷台51上に積載した状態にする。
最後に、ジャッキ33を短縮させ、上部旋回体13からジャッキアップ装置31を取り外し、上部旋回体13の後部を台木52で支持するとともに、ベースマシン14をワイヤなどの固定具で固定することにより、ベースマシン14を輸送状態にすることができる。
このように、上部旋回体13にジャッキアップ装置31を取り付けることにより、1台の相伴クレーンでベースマシン14からクローラ12aを含むサイドフレーム42を取り外すことができ、荷台51上にベースマシン14を積載した後にジャッキアップ装置31を取り外すことにより、輸送時の幅寸法を輸送限界内に収めることができる。
また、ジャッキアップ装置31の着脱は、上部旋回体13の後端部で行えるので、作業性も良好であり、工数も少ないので、短時間で所定の作業を終えることができる。さらに、作業中のベースマシン14の昇降は、1台の相伴クレーンの操作とジャッキ操作部36の操作とで行えるので、2台のクレーンで行う場合比べて容易に行うことができ、ベースマシン14の後部側がジャッキ33を介して常に接地しているため、安全性の向上も図れる。
加えて、ベースマシン14には、ジャッキアップ装置31を取り付けるための加工を必要としないので、既出荷のアースドリルにも適用でき、上部旋回体13の後部に突出するメインフレームの後端部の形状が同じなら、杭打機やクレーンなどの各種建設機械に対応可能である。またジャッキアップ装置31の取付構造は、上部旋回体13の後部の形状に応じて適宜設定することができ、上部旋回体13の後部にジャッキアップ装置31を取り付けるのに適当なボルト孔などが形成されている場合は、これを利用してジャッキアップ装置31を取り付けることもできる。
なお、ベースマシン14へのクローラ12aの取り付けは、前記作業を逆に行えばよい。また、各種油圧ホースを含む各種作業機器の着脱は、分解して輸送する一般的な大型建設機械と同様にして行うことができるので、詳細な説明は省略する。同様に、下部走行体におけるトラックフレーム及びサイドフレームの構造や取付構造は、従来から実施されている周知の構造であるから、これらの説明も省略する。
11…アースドリル、12…下部走行体、12a…クローラ、12b…旋回ベアリング、13…上部旋回体、13a…ガントリ、13b…メインフレーム、14…ベースマシン、15…伸縮ブーム、15a…トップシーブブロック、16…主ワイヤ、17…スイベル、18…ケリーバ、19…フロントフレーム、20…バックストッパ、21…ケリーバ回転駆動装置、22…拡底バケット、23…ペンダントロープ、24…起伏ワイヤ、25…カウンタウエイト、26…吊りワイヤ、31…ジャッキアップ装置、32…ビーム、33…ジャッキ、33a…接地部、34…吊り具、35…取付部材、35a…固着片、36…ジャッキ操作部、37…固定ボルト、38…雌ネジ部材、39…油圧ホース、41…トラックフレーム、42…サイドフレーム、42a…連結部、43…台座、44…アクスル、45…スパンナ、45a…シリンダロッド先端、46…スプロケットホイール、47…アイドラホイール、48…連結ピン、49…リンク、50…サイドフレーム連結ボルト、51…荷台、52…台木

Claims (3)

  1. 下部走行体の上に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、前記下部走行体を、前記旋回ベアリングを有するトラックフレームと、該トラックフレームの両側に着脱可能に設けられる左右一対のサイドフレームと、各サイドフレームにそれぞれ装着したクローラとで構成したクローラ式建設機械において、前記上部旋回体の後端部に、水平方向のビームの両端に鉛直方向のジャッキを装着したジャッキアップ装置を着脱可能に設け
    前記ジャッキアップ装置は、前記ビームの中央部が前記上部旋回体のメインフレームの後端部に取り付けられ、
    前記ビームは、前記メインフレームの後端部下面にビーム上面を配置し、メインフレームの上部側を覆った状態でビームに取り付けられる取付部材をビームに固着することによってメインフレームの後端部に取り付けられることを特徴とするクローラ式建設機械。
  2. 下部走行体の上に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、前記下部走行体を、前記旋回ベアリングを有するトラックフレームと、該トラックフレームの両側に着脱可能に設けられる左右一対のサイドフレームと、各サイドフレームにそれぞれ装着したクローラとで構成したクローラ式建設機械における前記トラックフレームから前記クローラを含むサイドフレームを取り外す方法であって、作業機器を取り外した前記上部旋回体の後端部に、水平方向のビームの両端に鉛直方向のジャッキを装着したジャッキアップ装置を取り付け、前記ジャッキを伸長させながら上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げ、トラックフレーム支持用の台座を地上に設置し、前記ジャッキを短縮させながらクレーンを下げてトラックフレームを台座で支持し、サイドフレームをクレーンで支持しながらトラックフレームからサイドフレームを分離することを特徴とするクローラ式建設機械におけるクローラの取り外し方法。
  3. 下部走行体の上に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回可能に設け、前記下部走行体を、前記旋回ベアリングを有するトラックフレームと、該トラックフレームの両側に着脱可能に設けられる左右一対のサイドフレームと、各サイドフレームにそれぞれ装着したクローラとで構成したクローラ式建設機械における建設機械本体の運搬方法であって、作業機器を取り外した前記上部旋回体の後端部に、水平方向のビームの両端に鉛直方向のジャッキを装着したジャッキアップ装置を取り付け、前記ジャッキを伸長させながら上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げ、トラックフレーム支持用の台座を地上に設置し、前記ジャッキを短縮させながらクレーンを下げてトラックフレームを台座で支持し、サイドフレームをクレーンで支持しながらトラックフレームからサイドフレームを分離し、上部旋回体の前部をクレーンで持ち上げ、ジャッキとクレーンとで上部旋回体を支持した状態でトラックフレームを90度回動させ、ジャッキとクレーンとで上部旋回体を上昇させてトラックフレームの下面を輸送車の荷台より高い位置に上昇させた状態でトラックフレームの下方に輸送車の荷台を進入させ、ジャッキを短縮させながらクレーンを操作してトラックフレームの下面を荷台上に載置し、上部旋回体の後端部から前記ジャッキアップ装置を取り外すことを特徴とするクローラ式建設機械における建設機械本体の運搬方法。
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