JPH10195271A - ポリマー電解質 - Google Patents

ポリマー電解質

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JPH10195271A
JPH10195271A JP9005317A JP531797A JPH10195271A JP H10195271 A JPH10195271 A JP H10195271A JP 9005317 A JP9005317 A JP 9005317A JP 531797 A JP531797 A JP 531797A JP H10195271 A JPH10195271 A JP H10195271A
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JP
Japan
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parts
meth
weight
carbon atoms
polymer
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JP9005317A
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English (en)
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Makoto Kojima
誠 小島
Tetsuo Komata
哲夫 小俣
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
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    • H01B1/06Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形が可能で、低温でも柔軟性を有するイオン
伝導性のポリマー電解質を提供することを課題とする。 【解決手段】本発明は、下記のA〜C成分からなる(メ
タ)アクリル系ポリマーとイオン性塩とからなるポリマ
ー電解質に関するものである。 A)一般式(1); CH2 =C(R1 )COO−R2 −R3 〔式中、R1 は水 素またはメチル基、R2 は炭素数3〜12のアルキル鎖、R3 は(XR4 )n X R5 (Xは−O−又は−S−、R4 は炭素数1〜4のアルキル鎖、nは0または 1〜20の整数で、R5 は水素、メチル基或いはエチル基である)〕で表される (メタ)アクリル系単量体 20〜100重量部 B)一般式(2); CH2 =C(R1 )COO−R6 (式中、R1 は水素また はメチル基、R6 は炭素数2〜12のアルキル基)で表される(メタ)アクリル 系単量体 0〜 80重量部 C)上記のA)、B)成分と共重合可能な他の単量体を両者の合計を100重量 部として 0〜 30重量部

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次電池、二次電
池、エレクトロクロミックディスプレイ、電気化学セン
サー、イオントフォレシス、コンデンサー、その他の電
気化学的デバイスに用いるポリマー電解質に関するもの
であり、特に、(メタ)アクリル系ポリマーを主成分と
したポリマー電解質と、これをシート状やテープ状など
の形態としたシート類に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、電子機器の小型、軽量化等の要望
が増大し、これに伴って、電気化学的デバイスが注目さ
れている。これらのデバイスも各種の構成材料から成り
立っており、それぞれの材料で改善が見られているが、
各種の構成材料の中でも、例えば、リチウム電池の主構
成材料の一つである、所謂電解液においては、正極、負
極とのマッチングもあるが、主としてプロピレンカーボ
ネート、エチレンカーボネート等の有機溶媒に、溶質と
してフッ化リン酸リチウムなどのイオン性塩が用いら
れ、液漏れ、安全性等に問題点も多い。また高分子中に
イオンが動きやすいものが分散した様なタイプ、或いは
ポリエチレンオキシド系を主成分としてそれを架橋した
ポリマー電解質層等も実現されているが、そのレベル
は、低温での柔軟性に欠けたり、性能的にも安定したも
のは得られていないのが現状である。これらの難点を克
服し、更なる展開のためにも、有効なポリマー電解質の
出現が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
事情に鑑み、成形が容易で低温でも柔軟性を有するイオ
ン伝導性のポリマー電解質を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために、鋭意検討した結果、特定の構造を
有する単量体をイオン伝導性の官能基成分とする構成か
らなる(メタ)アクリル系ポリマーを用いることによ
り、成形が可能であり、かつ実用温度範囲で安定した所
謂ポリマー電解質が得られることを知り、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、下記のA〜C成分
からなる(メタ)アクリル系ポリマーとイオン性塩とか
らなるポリマー電解質に関するものである。 A)一般式(1); CH2 =C(R1 )COO−R2 −R3 〔式中、R1 は水 素またはメチル基、R2 は炭素数3〜12のアルキル鎖、R3 は(XR4 )n X R5 (Xは−O−又は−S−、R4 は炭素数1〜4のアルキル鎖、nは0または 1〜20の整数で、R5 は水素、メチル基或いはエチル基である)〕で表される (メタ)アクリル系単量体 20〜100重量部 B)一般式(2); CH2 =C(R1 )COO−R6 (式中、R1 は水素また はメチル基、R6 は炭素数2〜12のアルキル基)で表される(メタ)アクリル 系単量体 0〜 80重量部 C)上記のA)、B)成分と共重合可能な他の単量体を両者の合計を100重量 部として 0〜 30重量部 また別の態様として、上記のA〜C成分からなる(メ
タ)アクリル系ポリマー100重量部に対して400重
量部以下のイオン性塩溶液とからなるポリマー電解質に
関するものである。さらに、室温で固形状のこれらのポ
リマー電解質を、支持体の片面または両面に、層状に形
成したフィルム、シート、テープなどのシート類に係る
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明におけるA成分としての
(メタ)アクリル系単量体は、一般式(1)の構造を有
し、式中R2 は炭素数3〜12のアルキル鎖であり、側
鎖として比較的長いアルキル鎖を有し、炭素数4のテト
ラメチレン、炭素数6のヘキサメチレン、炭素数8のオ
クタメチレン等のアルキル鎖が挙げられる。R2 の炭素
数が3よりも小さい場合、この比較的長い側鎖アルキル
鎖を有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステルか
らなる(メタ)アクリル系ポリマーにおいて、側鎖上の
(チオ)グリコール部分からなるイオン伝導性を担う官
能基成分の主鎖に対する影響が大きく、所謂ガラス転移
温度が高くなる等により、柔軟性に欠いたものとなって
しまい、望ましくない。また、炭素数が12以上となる
と、これも側鎖同士の影響が強くなり、ガラス転移温度
が高くなり望ましくない。あお、側鎖アルキル鎖として
メチル基、エチル基等の分岐を含む単量体も使用するこ
とが出来る。
【0006】側鎖端に導入された形となるR3 はイオン
伝導性の官能基成分で、ヒドロキシル基、メトキシ基又
はエトキシ基及びこれらの硫黄同族体からなる基、或い
はポリメチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等
のグリコール類及び/又は同族体チオグリコール類、及
びこれらの鎖端をメチル或いはエチル化した基が挙げら
れる。R4 で表される(チオ)グリコール成分における
炭素数が4より大きいとイオン伝導性を担う官能基成分
の密度が小さくなり、イオン伝導性が発現しにくくなく
なり望ましくない。また、繰り返し単位nは20以下か
ら選ばれ、20を超えると、この部分自身の凝集力が大
きくなりすぎて、(メタ)アクリル系ポリマーの柔軟性
確保が難しくなる。
【0007】かかるA成分を含む(メタ)アクリル系ポ
リマーは、比較的長いアルキル鎖を有することにより、
ポリマー主鎖とイオン伝導性の官能基成分との間に自由
度を有するため、ポリマーのガラス転移温度の上昇が緩
和され、柔軟性を確保することができ、またポリマー側
鎖上のイオン伝導性の官能基成分の効果を著しく発現さ
せることが出来るものと推測される。このA成分として
の(メタ)アクリル系単量体の確保には、その製造方法
は問わないが、例えば、所望の側鎖長となるジオールを
出発材料として、これをまず臭酸で臭素化して所望の側
鎖長のジブロム化物を得、このジブロム化物とセロソル
ブ、カルビトール或いはその硫黄同族体等の、例えば、
ナトリウム塩とからイオン伝導性の官能基を有するブロ
モ化物を得、更にこれと(メタ)アクリル酸との反応に
より得ることが出来る。
【0008】本発明におけるB成分としての(メタ)ア
クリル酸系単量体は、一般式(2)における基R6 が、
A成分のR2 とほぼ同様に、炭素数2〜12の範囲のア
ルキル鎖であることが、目的とする(メタ)アクリル系
ポリマーに柔軟性を付与するのに有効な単量体である。
従って、B成分における基R6 は、A成分の一般式
(1)におけるR2 のアルキル鎖とほぼ同数の炭素数か
らなるものがより望ましい。これらの例としてはエチル
(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)ア
クリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル
(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート
等のアルキル(メタ)アクリル酸系エステルからなるも
のが挙げられる。即ちB成分はA成分と共に(メタ)ア
クリル系ポリマーの柔軟性確保を担うもので、A成分に
含まれる側鎖上のイオン伝導性を担う官能基部分が比較
的大きい場合に、或いは比較的多量の有機溶媒を含むイ
オン性塩溶液を使用する場合等に有効である。
【0009】これらはA成分及びB成分単量体の合計量
を100重量部とした場合に、A成分は20〜100重
量部、好ましくは50〜95重量部の範囲で、その1種
または2種以上が用いられる。A成分が20重量部未満
では、必然的にイオン導電性が発現しにくくなり、望ま
しくない。また、B成分は上記のように場合により柔軟
性を付与する成分であり、0〜80重量部、好ましくは
5〜50重量部の範囲で、その1種または2種以上が用
いられる。B成分が80重量部以上では、必然的にイオ
ン伝導性が発現しにくくなり、望ましくない。
【0010】本発明におけるC成分の単量体としては、
(メタ)アクリル系ポリマーの諸特性のバランスを取る
ために、或いは重合体の架橋のためなどにしばしば併用
されるもので、A〜B成分と共重合可能な単量体であれ
ばよく、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、カル
ボキシエチルアクリレート、イタコン酸、マレイン酸、
クロトン酸などのカルボキシル基含有単量体、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸などのスル
ホン酸基含有単量体、2−ヒドロキシエチルアクリロイ
ルホスフェート、2−ヒドロキシプロピルアクリロイル
ホスフェートなどのリン酸基含有単量体、アクリルアミ
ド、N−置換アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、
N−ビニルカルボン酸アミド類などのアミド系単量体、
酢酸ビニル、スチレンなどのビニル系単量体、(メタ)
アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピ
ル、(メタ)アクリル酸メチル、テトラヒドロフルフリ
ル(メタ)アクリレート、フッ素含有(メタ)アクリレ
ート、シリコン含有(メタ)アクリレートなどの他の
(メタ)アクリル酸エステル系単量体が挙げられる。
【0011】また、場合によってはA〜B成分と共重合
可能で不飽和結合を共重合ポリマーに導入し得る単量体
も含まれ、多官能(メタ)アクリレートなども必要に応
じて使用される。例えば電子線などによる無架橋剤下で
の後架橋を行いたい場合等の架橋点とする事も出来る。
この様な架橋剤として含有させるものとしては、例え
ば、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポ
リ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポ
リ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネ
オペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサ(メタ)アクリレート、その他エポキシアク
リレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリ
レートなどが用いられる。
【0012】このC成分としての単量体は、必要により
A〜B成分を100重量部として30重量部以下、好ま
しくは25重量部以下の範囲で、その1種または2種以
上が用いられる。30重量部を越えると、必然的にA〜
B成分の比率が低くなり、柔軟性、或いはイオン伝導性
の性能を発現しにくくなり、好ましくない。上記のA成
分及び場合によってはB〜C成分からなる(メタ)アク
リル系ポリマーのガラス転移温度は、低温においても良
好なイオン伝導性を付与するという観点から、0℃以
下、好ましくは−10℃以下に設定するのが良い。
【0013】本発明に使用する(メタ)アクリル系ポリ
マーは、上記のA〜Cの3成分からなる単量体混合物
を、常法により、溶液重合法、乳化重合法、塊状重合
法、懸濁重合法などの方法で(共)重合させることによ
り、得ることが出来、塊状重合法では、紫外線照射によ
る重合方式が好ましく採用される。この時使用される重
合開始剤としては、熱重合開始剤として、過酸化ベンゾ
イル、アゾビスイソブチロニトリル、tert−ブチルパー
ベンゾエート、クメンヒドロパーオキサイド、ジイソプ
ロピルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパ
ーオキシジカーボネート、ジ(2−エトキシエチル)パ
ーオキシジカーボネート、tert−ブチルパーオキシネオ
デカノエート、tert−ブチルパーオキシビバレート、ジ
(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキサイ
ド、ジラウロイルパーオキサイド、ジプロピオニルパー
オキサイド、ジアセチルパーオキサイド、アンモニゥム
またはカリゥムパーサルフェートなどの一般的に用いら
れるものが挙げられる。また光重合開始剤としては、例
えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−
ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、α−ヒドロキシ−
α,α′−ジメチルアセトフェノン、メトキシアセトフ
ェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェ
ノンなどのアセトフェノン系開始剤、ベンゾインエチル
エーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベン
ゾインエーテル系開始剤、ベンジルジメチルケタールな
どのケタール系開始剤、その他、ハロゲン化ケトン、ア
シルホスフィノキシド、アシルホスフォナートなどを例
示することが出来る。
【0014】本発明に使用されるイオン性塩としては、
LiCIO4、LiBF4 、LiAsF6、LiCF3SO3、LiPF6 、LiI 、Li
Br、LiSCN 、NaI 、Li2B10Cl10、LiCF3CO2、NaBr、NaSC
N 、KSCN、Mg(ClO4)2 、(CH3)4NBF4、(CH3)4NBr 、(C2H
5)4NClO4、(C2H5)4HI 、(C3H 7)4NBr、(n-C4H9)4NClO4
(n-C4H9)4HI 、(n-C5H11)4NIが挙げられ、特に限定する
ものではないが、電気化学的デバイスの小型軽量化等の
観点からエネルギー密度の高いリチウム系イオン性塩が
好ましい。。これらは上記重合反応時から共存してもよ
いし、重合後混合してもよい。また下記溶解性化合物と
共に使用することも出来る。
【0015】イオン性塩溶液に使用されるイオン性塩を
溶解することが出来る溶解性化合物としては、有機溶媒
系のテトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラ
ン、1,3−ジオキソラン、4,4−ジメチル−1,3
−ジオキソラン 、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラ
クトン、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト、ブチレンカーボネート、スルホラン、3−メチルス
ルホン、t−ブチルエーテル、i−ブチルエーテル、
1,2−ジメトキシエタン、1,2−エトキシメトキシ
エタン、メチルジグライム、メチルトリグライム、メチ
ルテトラグライム、エチルグライム、エチルジグライム
等が挙げられる。上記のイオン性塩溶液は、(メタ)ア
クリル系ポリマー100重量部に対して、400重量部
以下の範囲で使用することが出来る。イオン性塩溶液の
使用は、場合によっては、その添加併用により良好な特
性が発現するが、多量の使用はポリマー電解質の観点か
ら排除される。同様な観点で、エーテル系或いはポリエ
ーテル系、チオエーテル系或いはポリチオエーテル系化
合物等のイオン伝導性を担える化合物、その他、電極部
位とのマッチイングを改善するような添加剤等を単独又
は混合して使用することも出来る。また、この(メタ)
アクリル系ポリマーは、ポリマーを得る際に内部架橋剤
として前記の様な多官能(メタ)アクリレートなどを添
加するか、或いはポリマーを得たのちに外部架橋剤とし
て多官能のイソシアネート化合物やエポキシ化合物、ア
ジリジン化合物、メラミン系樹脂、金属キレート化合物
などを添加して架橋処理を施したものであってもよい。
その他、電子線照射などの活性光線による架橋処理を施
してもよい。
【0016】本発明のシート類は、このような(メタ)
アクリル系ポリマーとイオン性塩とを主成分とし、必要
によりイオン性塩に対しての溶解性化合物を任意に含ま
せた層を支持体の片面または両面に所望厚さに設けるこ
とにより、シート状やテープ状などの形態としたもので
ある。上記の支持体としては、金属箔、織布・不織布、
多孔質膜、プラスチックフィルム、紙、発泡体などを用
いることが出来、その片面または両面に剥離処理または
接着処理を施したものを使用してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明に使用される(メ
タ)アクリル系ポリマーはその主鎖に対して、その側鎖
に導入されるイオン伝導性の官能基成分との間に比較的
長いアルキル鎖を介する或いは有している点に構造的特
徴がある。即ちこのアルキル鎖により、ポリマー主鎖と
イオン伝導性の官能基部分との間に比較的自由度を有す
るため、重合体のガラス転移温度の上昇が緩和され、低
温でも柔軟性を有する、また側鎖上のイオン伝導性の官
能基成分としての効果も著しく発現されるポリマー電解
質を提供することが出来るものである。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を記載してより具体的
に説明する。なお、以下において、部とあるのは重量部
を意味する。 実施例1 1,6−ジブロムヘキサンとメチルセロソルブのナトリ
ウムアルコレートとを反応させて得られた鎖端にメトキ
シエチルエーテル部を有したブロム化物とアクリル酸と
から得られた側鎖メチレン鎖長6のアクリルモノマー1
00部を酢酸エチル150部中に溶解し、重合開始剤と
してアゾビスイソブチロニトリル0.5部を入れ、冷却
管、窒素導入管、温度計および撹拌装置を備えた反応容
器にて、60℃で4時間、続いて80℃で2時間重合し
て、重合率99%のアクリル系ポリマー溶液を得た。こ
の溶液に過塩素酸リチウム10部を加え、ガラス板上に
キャストして80℃で5分加熱・乾燥し、柔軟な100
μm厚みのフィルムを得た。このフィルムの複素インピ
ーダンス法によるイオン伝導度は25℃で8×10-4
/cmであった。また−20℃での低温下においても、
フィルムは柔軟性を有し、同法によるイオン伝導度は
3.5×10-4S/cmであった。
【0019】実施例2 実施例1と同様の反応容器にて、側鎖端にメトキシエチ
ルエーテル部を有し、側鎖メチレン鎖長6のアクリルモ
ノマー99.5部、6−ヒドロキシヘキシルアクリレー
ト0.5部(後記、架橋剤イソシアネート化合物に対す
る反応点として使用)を酢酸エチル150部中に溶解
し、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.
5部を入れ、冷却管、窒素導入管、温度計および撹拌装
置を備えた反応容器にて、60℃で4時間、続いて80
℃で2時間重合して、重合率99%のアクリル系ポリマ
ー溶液を得た。この溶液に過塩素酸リチウム10部を加
え、その後、架橋剤として2部のコロネートL(トリメ
チロールプロパン−トリレンジイソシアネート付加物;
日本ポリウレタン(株)製)を加えて、ガラス板上にキ
ャストして80℃で5分加熱・乾燥し、柔軟なガラス板
に密着した100μm厚みのフィルムを得た。このフィ
ルムの複素インピーダンス法によるイオン伝導度は25
℃で6×10-4S/cmであった。また−20℃での低
温下においても、フィルムは柔軟性を有し、同法による
イオン伝導度は1.8×10-4S/cmであった。
【0020】実施例3 実施例2のアクリル系ポリマー溶液に、実施例2の過塩
素酸リチウム10部に代えて、過塩素酸リチウム10部
を含んだプロピレンカーボネート溶液100部を加え、
その後、架橋剤として2部のコロネートLを加えて、ガ
ラス板上にキャストして80℃で5分加熱・乾燥し、同
様に柔軟なフィルムを得た。このフィルムの複素インピ
ーダンス法によるイオン伝導度は25℃で1.5×10
-3S/cmであった。また−20℃での低温下において
も、フィルムは柔軟性を有し、同法によるイオン伝導度
は7×10-4S/cmであった。
【0021】実施例4 実施例1と同様の反応容器にて、側鎖端にメトキシエチ
ルエーテル部を有し、側鎖長6のアクリルモノマー80
部、ヘキシルアクリレート19.5部、6−ヒドロキシ
ヘキシルアクリレート0.5部(後記、架橋剤イソシア
ネート化合物に対する反応点として使用)を酢酸エチル
150部中、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニト
リル0.5部を入れ、冷却管、窒素導入管、温度計およ
び撹拌装置を備えた反応容器にて、60℃で4時間、続
いて80℃で2時間重合して、重合率99%のアクリル
系ポリマー溶液を得た。この溶液に過塩素酸リチウム1
0部を加え、その後、架橋剤として2部のコロネートL
(トリメチロールプロパン−トリレンジイソシアネート
付加物;日本ポリウレタン(株)製)を加えて、ガラス
板上にキャストして乾燥し、柔軟なガラス板に密着した
100μm厚みのフィルムを得た。このフィルムの複素
インピーダンス法によるイオン伝導度は25℃で3×1
-4S/cmであった。また−20℃での低温下におい
ても、フィルムは柔軟性を有し、同法によるイオン伝導
度は1.1×10-4S/cmであった。
【0022】実施例5 実施例4のアクリル系ポリマー溶液に、実施例4の過塩
素酸リチウム10部に代えて、過塩素酸リチウム10部
を含んだγ−ブチロラクトン溶液100部を加え、その
後、架橋剤として2部のコロネートLを加えて、ガラス
板上にキャストして80℃で5分加熱・乾燥し、同様に
柔軟なフィルムを得た。このフィルムの複素インピーダ
ンス法によるイオン伝導度は25℃で9×10-4S/c
mであった。また−20℃での低温下においても、フィ
ルムは柔軟性を有し、同法によるイオン伝導度は4×1
-4S/cmであった。
【0023】実施例6 6−ヒドロキシヘキシルアクリレートを臭素化し、エタ
ンチオールのナトリウム塩と反応させて得られた側鎖端
にエチルチオエーテル部を有し、側鎖メチレン鎖長6の
アクリルモノマー100部を酢酸エチル150部中に溶
解し、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル
0.5部を入れ、冷却管、窒素導入管、温度計および撹
拌装置を備えた反応容器にて、60℃で4時間、続いて
80℃で2時間重合して、重合率99%のアクリル系ポ
リマー溶液を得た。この溶液に過塩素酸リチウム10部
を加え、ガラス板上にキャストして80℃で5分加熱・
乾燥し、柔軟な100μm厚みのフィルムを得た。この
フィルムの複素インピーダンス法によるイオン伝導度は
25℃で7×10-4S/cmであった。また−20℃で
の低温下においても、フィルムは柔軟性を有し、同法に
よるイオン伝導度は2.5×10-4S/cmであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 220/28 C08F 220/28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記のA〜C成分からなる(メタ)アク
    リル系ポリマーとイオン性塩とからなるポリマー電解
    質。 A)一般式(1); CH2 =C(R1 )COO−R2 −R3 〔式中、R1 は水 素またはメチル基、R2 は炭素数3〜12のアルキル鎖、R3 は(XR4 )n X R5 (Xは−O−又は−S−、R4 は炭素数1〜4のアルキル鎖、nは0または 1〜20の整数で、R5 は水素、メチル基或いはエチル基である)〕で表される (メタ)アクリル系単量体 20〜100重量部 B)一般式(2); CH2 =C(R1 )COO−R6 (式中、R1 は水素また はメチル基、R6 は炭素数2〜12のアルキル基)で表される(メタ)アクリル 系単量体 0〜 80重量部 C)上記のA)、B)成分と共重合可能な他の単量体を両者の合計を100重量 部として 0〜 30重量部
  2. 【請求項2】 イオン性塩がリチウム系イオン性塩であ
    ることを特徴とする請求項1のポリマー電解質。
  3. 【請求項3】 支持体の片面又は両面に、請求項1〜2
    のポリマー電解質からなる層を有することを特徴とする
    シート類。
  4. 【請求項4】 下記のA〜C成分からなるアクリル系ポ
    リマー100重量部に対して400重量部以下のイオン
    性塩溶液とからなるポリマー電解質。 A)一般式(1); CH2 =C(R1 )COO−R2 −R3 〔式中、R1 は水 素またはメチル基、R2 は炭素数3〜12のアルキル鎖、R3 は(XR4 )n X R5 (Xは−O−又は−S−、R4 は炭素数1〜4のアルキル鎖、nは0または 1〜20の整数で、R5 は水素、メチル基或いはエチル基である)〕で表される (メタ)アクリル系単量体 20〜100重量部 B)一般式(2); CH2 =C(R1 )COO−R6 (式中、R1 は水素また はメチル基、R6 は炭素数2〜12のアルキル基)で表される(メタ)アクリル 系単量体 0〜 80重量部 C)上記のA)、B)成分と共重合可能な他の単量体を両者の合計を100重量 部として 0〜 30重量部
  5. 【請求項5】 イオン性塩溶液がリチウム系イオン性塩
    を溶解した有機溶媒溶液であることを特徴とする請求項
    4のポリマー電解質。
  6. 【請求項6】 支持体の片面又は両面に、請求項4〜5
    のポリマー電解質からなる層を有することを特徴とする
    シート類。
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