JPH10193704A - 記録装置 - Google Patents
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
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Abstract
2及びこのプラテン2に圧接した加圧ローラ3を備え、
これらのプラテン2及び加圧ローラ3の周表面をシリコ
ンゴム12,14で形成し、これらのプラテン2及び加
圧ローラ3の用紙搬送方向下流側に記録ヘッド4を配置
した。
Description
に記録装置における用紙を搬送するための用紙搬送機構
に関する。
ァクシミリ、コピー等に用いられるインクジェット記録
装置は、インク滴を吐出するための複数のノズルと、各
ノズルに対応して設けた電気機械変換素子や発熱抵抗体
などのアクチュエータとを備えたインクジェットヘッド
を記録ヘッドに用いて、記録信号に応じてノズルからイ
ンク滴を用紙に吐出することによって、高速、高密度、
高品質の記録を行なう。なお、本明細書中において、
「用紙」とはインクなどの画像記録媒体が付着されるも
のという意味であり、紙に限定されるものではなく、O
HPシートなどを含むものである。
ては、用紙の繊維中にインクが浸透して行く過程におい
て、繊維などが膨潤して用紙のソリ、浮き、シワ等が発
生する所謂コックリングが生じるので、このコックリン
グによる用紙と記録ヘッドとの接触を防止しなければな
らない。一方、一般的に、記録装置においては、用紙に
対する記録有効領域を大きくする、つまり、上端余白
(先端余白)や下端余白(後端余白)を可及的に小さく
することが要請される。したがって、特にインクジェッ
ト記録装置においては、用紙のコックリング等による記
録ヘッドとの接触を避け、用紙を高精度に搬送しつつ、
しかも余白を小さくできる搬送機構を備えなければなら
ない。
送装置としては、例えば特開平7−17088号公報に
記載されているように、プラテンの前後に送りローラと
排紙ローラとをそれぞれ配置し、送りローラ側にはピン
チローラを、排紙ローラ側には拍車ローラを配置して、
用紙を保持しながら搬送するようにしたもの、或いは特
開平7−266570号公報に記載されているように、
プリヒータ部で用紙を加熱した後、吸着搬送器によって
穴あきベルトで用紙を真空吸着しながら搬送するように
したものなどが知られている。
た従来の記録装置の用紙搬送装置のうち、前者の送りロ
ーラとピンチローラ、排紙ローラと拍車ローラを組合わ
せたものにあっては、用紙をピンチローラと拍車ローラ
で押えていなければ、用紙の浮き上がりが発生するた
め、用紙の後端がピンチローラが外れた時点で印写がで
きなくなり、後端余白が大きくなる。
を組合わせたものにあっては、用紙サイズが異なると所
要の吸着力を得ることができず、搬送不能になる。すな
わち、例えばA3サイズの用紙を縦で搬送できる穴あき
搬送ベルトを使用している場合、A4サイズの用紙を縦
で搬送すると、穴あき搬送ベルトの穴を全部塞ぐことが
できないので、塞がれない穴からエアーが漏れてしまっ
て用紙を吸着することができなくなる。この場合、全て
のサイズの用紙に対応できるように穴位置を設定するこ
とも考えられるが、装置が複雑になる。
あり、種々のサイズの用紙を安定して搬送でき、しかも
後端余白も小さくすることができる記録装置を提供する
ことを目的とする。
め、請求項1の記録装置は、用紙を挟持しながら搬送す
るプラテン及びこのプラテンに圧接した加圧ローラを備
え、これらのプラテン及び加圧ローラの少なくとも周表
面が弾性体部材で形成され、更に前記プラテン及び加圧
ローラの用紙搬送方向下流側に前記記録ヘッドを配置し
た構成とした。
録装置において、前記プラテン及び加圧ローラの周表面
を形成する弾性体部材は表面の物性が体積固有抵抗値で
1×1010〜1×1020の範囲内にある構成とした。
2の記録装置において、前記プラテン及び加圧ローラの
少なくとも一方の弾性体部材がシリコンゴムである構成
とした。
2の記録装置において、前記プラテン及び加圧ローラの
少なくとも一方の弾性体部材がシリコンゴムを基材とす
る弾性部と、この弾性部の表面に形成したフッ素樹脂を
基材とする離型層とからなる構成とした。
4のいずれかの記録装置において、前記プラテンの用紙
搬送方向下流側に、前記用紙を吸着しながら案内するガ
イド部材と、前記用紙をくわえながら搬送する搬送ロー
ラと、前記用紙を除電するための除電手段とを配置した
構成とした。
4のいずれかの記録装置において、前記プラテンの用紙
搬送方向下流側に、前記用紙を吸着しながら搬送するベ
ルト部材と、このベルト部材から離れた前記用紙を除電
するための除電手段とを配置した構成とした。
6のいずれかの記録装置において、前記プラテン及び加
圧ローラの少なくとも一方には前記プラテン又は加圧ロ
ーラを加熱する加熱手段を内蔵した構成とした。
6のいずれかに記載の記録装置において、前記プラテン
及び加圧ローラの用紙搬送方向上流側に前記用紙を加熱
する加熱手段を配置した構成とした。
6のいずれかの記録装置において、前記プラテン及び加
圧ローラの用紙搬送方向下流側に前記用紙を加熱する加
熱手段を配置した構成とした。
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用したイン
クジェット記録装置の第1実施例を示す要部構成図、図
2は同記録装置のプラテン及び加圧ローラの第1例を示
す構成図、同記録装置のプラテン及び加圧ローラの第2
例を示す構成図である。
挟持しながら搬送するプラテン2及びこのプラテン2に
圧接した加圧ローラ3とを備え、このプラテン2及び加
圧ローラ3の用紙搬送方向下流側に、インクジェットヘ
ッドを用いた記録ヘッド4と、用紙1を吸着しながら案
内するガイド部材である樹脂板などからなるガイド板5
と、用紙1をくわえながら搬送する搬送ローラ(対)6
と、用紙1を除電するための除電手段である除電ブラシ
7とを順次配置している。
なくとも周表面は弾性体部材で形成している。この場
合、プラテン2及び加圧ローラ3の周表面を形成してい
る弾性体部材は、表面の物性が体積固有抵抗値で1×1
010〜1×1020の弾性体部材であることが好ましい。
弾性体部材の体積固有抵抗値が1×1010より大きい
と、後述するように用紙1の帯電量が大きくなってガイ
ド板5への吸着力が大きくなりすぎ、体積固有抵抗値が
1×1020より小さいと、用紙1の帯電量が少なくなっ
てガイド板5への十分な吸着力が得られなくなることが
ある。
SUS、アルミ合金等からなる円柱状の芯金11の周表
面にシリコンゴム12を焼き付け等で付着させて形成し
ている。同様に、加圧ローラ3も、同図に示すようにS
US、アルミ合金等からなる円柱状の芯金13の周表面
にシリコンゴム14を焼き付け等で付着させて形成して
いる。この場合、シリコンゴムの体積固有抵抗値は1×
1014〜1×1016であるので、プラテン2の周表面の
体積固有抵抗値を上記の範囲内に収めることができる。
この構成による帯電量は、実験によれば1KV前後であ
った。
うにSUS、アルミ合金等からなる円柱状の芯金11の
周表面にシリコンゴムを基材とする弾性部であるシリコ
ンゴム12を焼き付け等で付着させ、更にシリコンゴム
12の周表面にフッ素樹脂を基材とする離型層15を形
成したものを用いることもできる。同様に、加圧ローラ
3としても、同図に示すようにSUS、アルミ合金等か
らなる円柱状の芯金13の周表面にシリコンゴムを基材
とする弾性部であるシリコンゴム14を焼き付け等で付
着させ、更にシリコンゴム12の周表面にフッ素樹脂を
基材とする離型層16を形成したものを用いることもで
きる。この場合、シリコンゴムの体積固有抵抗値は>1
×1018であるので、図2の例よりも帯電量は減少する
が、ガイド板5からの剥離は容易になる。なお、プラテ
ン2及び加圧ローラ3の弾性体部材が同じ材質である必
要はない。
を吐出するための複数のノズルと、各ノズルが連通する
加圧液室と、各加圧液室内のインクを加圧するエネルギ
ーを発生する圧電素子等の電気機械変換素子や発熱抵抗
体等の電気熱変換素子などのエネルギー発生手段を備え
たインクジェットヘッドからなり、図示しないキャリッ
ジに搭載されて用紙搬送方向と直交する主走査方向(図
1で紙面垂直方向)に移動される。
ては、加圧ローラ3を図示しない加圧手段でプラテン2
の周面に圧接する(加圧し密着させる)ことにより、プ
ラテン2及び加圧ローラ3には弾性体部分(図2又は図
3のシリコンゴム12,14)に弾性変形する部分(ニ
ップ部)が生じる。そのため、これらのプラテン2及び
加圧ローラ3間に用紙1を通過させると、弾性体部材の
歪によって生じるニップ部内のずれが発生し、つまり、
シリコンゴム12,14と用紙1との間で摩擦が生じる
ので、用紙1が摩擦帯電することになる。
ラ3から送り出される帯電した用紙1は、樹脂板からな
るガイド板5に吸着された状態でプラテン2及び加圧ロ
ーラ3による送り出し力でガイド板5に沿って搬送され
て、搬送ローラ6にくわえこまれ、搬送ローラ6による
搬送力で搬送され、除電ブラシ7で除電された後排紙さ
れる。
での距離は、用紙1の吸着力と用紙1のこしから搬送が
可能な領域に設定し、吸着力が大きすぎるようなときに
は、ガイド板5の表面積を、例えば穴をあけたり、溝な
どの凹凸を設けて調整することができる。
用紙1に対して記録ヘッド4によって記録画像に応じて
インク滴を吐出して用紙1上に画像を記録するが、用紙
1がプラテン1から外れても、用紙1はガイド板5に吸
着された状態で搬送ローラ6による搬送力で搬送される
ので、用紙1の後端が浮き上がることがない。したがっ
て、用紙1の後端のぎりぎりまで印写することが可能に
なって後端余白を極めて小さくすることができる。それ
と共に、用紙の浮き(コックリング、カール)を抑える
こともでき、画像品質が向上する。
プラテン及びこのプラテンに圧接した加圧ローラを備え
て、これらのプラテン及び加圧ローラの少なくとも周表
面が弾性体部材で形成され、更にプラテン及び加圧ロー
ラの用紙搬送方向下流側に記録ヘッドを配置した構成と
することで、用紙を安定して搬送でき、しかも用紙の後
端まで記録することができて後端余白が小さくなり、そ
の上、主走査方向全面で用紙を吸着させることができて
しわの発生や蛇行を防止できて画像品質が向上し、更に
用紙のサイズに左右されることなく搬送することができ
る。
いは吸着搬送器で用いる吸引ファンなどを必要とするこ
となく、用紙を搬送することができて、部品点数が少な
くなり、部品管理が容易で、調整箇所も少なくなるなど
の工程上のメリットもある。
の物性が体積固有抵抗値で1×1010〜1×1020の弾
性体部材で少なくとも周表面が形成されているので、用
紙の帯電による吸着力を確保しつつ、用紙の剥離を容易
にすることができる。そして、弾性体部材としてシリコ
ンゴムを用いることで、部品精度の高いローラ部材を容
易に得ることができて、副走査送り精度が高くなり高画
質の記録を行うことができるようになる。このとき、シ
リコンゴムを基材とする弾性部の表面にフッ素樹脂を基
材とする離型層を設けることで、プラテン及び加圧ロー
ラからの用紙の剥離が容易になる。
用紙を吸着しながら案内するガイド部材と、用紙をくわ
えながら搬送する搬送ローラと、用紙を除電するための
除電手段とを配置することで、簡単な機構で用紙を搬送
することができ、ジャム等が発生したときでも取り除き
が容易になり、更に用紙と記録ヘッドとのギャップを高
精度に維持することができると共に、ギャップ調整も容
易になる。
部構成図である。この実施例においては、プラテン2の
用紙搬送方向下流側に、用紙1を吸着しながら搬送する
ベルト部材である搬送ベルト21と、この搬送ベルトか
ら離れた用紙1を除電するための除電ブラシ7とを配置
している。
プリング24でテンションを掛けたテンションローラ2
3及び従動ローラ25の外側に張装した無端ベルトであ
り、例えばポリエステル樹脂等で形成している。この搬
送ベルト21の線速は駆動ローラ22によってプラテン
2の周速と一致させて、矢示方向に回動させられる。
から送り出される帯電した用紙1は搬送ベルト21の表
面に吸着され、記録ヘッド1で画像を記録されながら搬
送ベルト21の回動によって搬送され、排紙前に除電ブ
ラシ7によって除電された後排紙される。このとき、用
紙1を吸着する搬送ベルト21自体が回動しているの
で、上記第1実施例におけるガイド板5で生じる抵抗が
なくなり、より確実に高精度に用紙1を搬送することが
でき、また駆動源を小型化できてコストを低減できる。
は除電ブラシ7の方向に向けて真っ直ぐに進行するが、
これは、駆動ローラ22が小径で曲率半径が小さいの
で、搬送ベルト21から用紙1を剥がす力が働くためで
ある。
部構成図である。この実施例においては、プラテン2及
び加圧ローラ3に用紙1を加熱する加熱手段を内蔵して
いる。すなわち、プラテン2は、同図に示すようにSU
S、アルミ合金等からなる円筒状の芯金26の周表面に
シリコンゴム12を焼き付け等で付着させると共に、芯
金26の中空部に加熱手段であるヒータ27を内蔵して
いる。同様に、加圧ローラ3も、同図に示すようにSU
S、アルミ合金等からなる円筒状の芯金28の周表面に
シリコンゴム14を焼き付け等で付着させると共に、芯
金28の中空部に加熱手段であるヒータ29を内蔵して
いる。
9に給電することによって発熱し、プラテン2及び加熱
ローラ3の表面が温められるので、プラテン2と加圧ロ
ーラ3との間を通過するときに用紙1が加熱されて用紙
1の水分が蒸発し、ガイド板5表面を吸着されながら滑
らかに搬送され、用紙1の搬送精度が更に向上すること
になる。また、プラテン2及び加熱ローラ3に加熱手段
を内蔵することで、小型化を図ることができる。なお、
プラテン2及び加熱ローラ3のいずれか一方に加熱手段
を内蔵してもよい。
部構成図である。この実施例においては、プラテン2及
び加圧ローラ3の搬送方向上流側であって、プラテン2
及び加圧ローラ3の直前に加熱手段である面状のヒータ
31を配置して、プラテン2及び加圧ローラ3に挟み込
まれる直前で用紙1を加熱し乾燥させるようにしてい
る。このようにしても、用紙1の搬送精度を向上させる
ことができる。
部構成図である。この実施例においては、プラテン2及
び加圧ローラ3の搬送方向下流側であって、搬送ベルト
21の内側に加熱手段である面状のヒータ32を配置し
て、搬送ベルト21で搬送される用紙1を加熱し乾燥さ
せるようにしている。このようにしても、用紙1の搬送
精度を向上させることができる。なお、図1に示した第
1実施例のガイド板5の下側にヒータを配置することも
できる。
ンクジェット記録装置に適用した例について説明した
が、その他のサーマル記録装置、サーマル転写記録装置
等の各種記録装置の用紙搬送装置部分にも適用すること
ができる。
置によれば、用紙を挟持しながら搬送するプラテン及び
このプラテンに圧接した加圧ローラを備えて、これらの
プラテン及び加圧ローラの少なくとも周表面が弾性体部
材で形成し、これらのプラテン及び加圧ローラの用紙搬
送方向下流側に記録ヘッドを配置したので、用紙を帯電
させて吸着搬送することが可能になり、用紙の後端まで
安定して搬送しながら記録を行なうことができ、後端余
白を少なくすることができる。また、部品点数が少な
く、構成が簡単であり、しかも用紙の帯電による吸着搬
送であるので、用紙サイズに係わらず安定した搬送がで
き、画像品質を向上することもできる。
1の記録装置において、プラテン及び加圧ローラの周表
面を形成する弾性体部材は表面の物性が体積固有抵抗値
で1×1010〜1×1020の範囲内にあるので、用紙を
十分な吸着力が得られる程度に帯電させることができる
と共に、用紙を剥離することが容易になり、安定した搬
送を行なうことができる。
1又は2の記録装置において、プラテン及び加圧ローラ
の少なくとも一方の弾性体部材がシリコンゴムである構
成としたので、製造が容易で、部品精度も高くなり、高
精度の用紙送りが可能になって高画質記録を行なうこと
ができるようになる。
1又は2の記録装置において、プラテン及び加圧ローラ
の少なくとも一方の弾性体部材がシリコンゴムを基材と
する弾性部と、この弾性部の表面に形成したフッ素樹脂
を基材とする離型層とからなる構成としたので、用紙を
案内するガイド部材や搬送ベルトからの用紙の剥離が容
易になる。
1乃至4のいずれかの記録装置において、プラテンの用
紙搬送方向下流側に、用紙を吸着しながら案内するガイ
ド部材と、用紙をくわえながら搬送する搬送ローラと、
用紙を除電するための除電手段とを配置したので、簡単
な機構で用紙を搬送することができ、ジャム等が発生し
たときでも取り除きが容易になり、また、用紙と記録ヘ
ッドとのギャップ精度が高く、調整も容易になる。
1乃至4のいずれかの記録装置において、プラテンの用
紙搬送方向下流側に、用紙を吸着しながら搬送するベル
ト部材と、このベルト部材から離れた用紙を除電するた
めの除電手段とを配置したので、用紙を搬送ベルトで吸
着搬送することができて搬送に要する駆動力が小さくな
り、コストの低減を図れ、更に高精度に確実な搬送を行
なうことができる。
1乃至6のいずれかの記録装置において、プラテン及び
加圧ローラの少なくとも一方にはプラテン又は加圧ロー
ラを加熱する加熱手段を内蔵したので、用紙を加熱して
より高精度の搬送を行なうことが可能になると共に、プ
ラテン及び加熱ローラ内に加熱手段を内蔵することで小
型化を図ることができる。
1乃至6のいずれかに記載の記録装置において、プラテ
ン及び加圧ローラの用紙搬送方向上流側に用紙を加熱す
る加熱手段を配置したので、用紙を加熱してより高精度
の搬送を行なうことが可能になると共に、プラテン及び
加熱ローラの小径化を図れ、装置の薄型化ができるよう
になる。
1乃至6のいずれかの記録装置において、プラテン及び
加圧ローラの用紙搬送方向下流側に用紙を加熱する加熱
手段を配置したので、用紙を加熱してより高精度の搬送
を行なうことが可能になると共に、プラテン及び加熱ロ
ーラの小径化を図れ、装置の薄型化ができるようにな
り、更に加熱手段を用紙を案内、搬送するガイド部材や
搬送ベルトと一体にユニット化することが可能になり、
簡素化、部品点数の削減を図れる。
1実施例を示す要部構成図
を示す構成図
を示す構成図
施例を示す要部構成図
施例を示す要部構成図
施例を示す要部構成図
施例を示す要部構成図
ッド、5…ガイド板、6…搬送ローラ、7…除電ブラ
シ、11,13…芯金、12,14…シリコンゴム、1
5,16…離型層、21…搬送ベルト、27,29,3
1,32…ヒータ。
Claims (9)
- 【請求項1】 用紙を搬送しながら記録ヘッドで画像を
記録する記録装置において、前記用紙を挟持しながら搬
送するプラテン及びこのプラテンに圧接した加圧ローラ
を備え、これらのプラテン及び加圧ローラの少なくとも
周表面が弾性体部材で形成され、更に前記プラテン及び
加圧ローラの用紙搬送方向下流側に前記記録ヘッドを配
置したことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の記録装置において、前
記プラテン及び加圧ローラの周表面を形成する弾性体部
材は表面の物性が体積固有抵抗値で1×1010〜1×1
020の範囲内にあることを特徴とする記録装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の記録装置におい
て、前記プラテン及び加圧ローラの少なくとも一方の弾
性体部材がシリコンゴムであることを特徴とする記録装
置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の記録装置におい
て、前記プラテン及び加圧ローラの少なくとも一方の弾
性体部材がシリコンゴムを基材とする弾性部と、この弾
性部の表面に形成したフッ素樹脂を基材とする離型層と
からなることを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の記録
装置において、前記プラテンの用紙搬送方向下流側に、
前記用紙を吸着しながら案内するガイド部材と、前記用
紙をくわえながら搬送する搬送ローラと、前記用紙を除
電するための除電手段とを配置したことを特徴とする記
録装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載の記録
装置において、前記プラテンの用紙搬送方向下流側に、
前記用紙を吸着しながら搬送するベルト部材と、このベ
ルト部材から離れた前記用紙を除電するための除電手段
とを配置したことを特徴とする記録装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の記録
装置において、前記プラテン及び加圧ローラの少なくと
も一方には前記プラテン又は加圧ローラを加熱する加熱
手段を内蔵したことを特徴とする記録装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれかに記載の記録
装置において、前記プラテン及び加圧ローラの用紙搬送
方向上流側に前記用紙を加熱する加熱手段を配置したこ
とを特徴とする記録装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれかに記載の記録
装置において、前記プラテン及び加圧ローラの用紙搬送
方向下流側に前記用紙を加熱する加熱手段を配置したこ
とを特徴とする記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00424597A JP3856887B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 記録装置 |
US09/006,976 US6004052A (en) | 1997-01-14 | 1998-01-14 | Printing device with a heater provided at a charge applying station |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00424597A JP3856887B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10193704A true JPH10193704A (ja) | 1998-07-28 |
JP3856887B2 JP3856887B2 (ja) | 2006-12-13 |
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ID=11579166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00424597A Expired - Fee Related JP3856887B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 記録装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6004052A (ja) |
JP (1) | JP3856887B2 (ja) |
Cited By (2)
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