JPH0834127A - カラー印刷装置 - Google Patents

カラー印刷装置

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JPH0834127A
JPH0834127A JP17106494A JP17106494A JPH0834127A JP H0834127 A JPH0834127 A JP H0834127A JP 17106494 A JP17106494 A JP 17106494A JP 17106494 A JP17106494 A JP 17106494A JP H0834127 A JPH0834127 A JP H0834127A
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JP
Japan
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printing
ribbon
unit
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paper
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JP17106494A
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English (en)
Inventor
Minoru Isobe
稔 磯部
Noboru Otaki
登 大瀧
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンの無駄を無くし、印刷速度の高
速化を図ったカラープリンタを提供する。 【構成】 本発明のカラープリンタ10は、印刷機構ユ
ニット11、用紙搬送ユニット12、および印刷機構ユ
ニット11に装着されるリボンカセット13により構成
される。リボンカセット13は各色毎に別々に設けられ
る。印刷機構ユニット11にはキャリッジ18がスペー
シング可能に設けられ、このキャリッジ18には各色の
インクリボン55に対応して複数のサーマルヘッド19
Y、19M、19C、19Kが設けられる。用紙搬送ユ
ニット12には、駆動ローラ35と従動ローラ36が回
転可能に取付けられ、両ローラ35、36間に搬送ベル
ト37が巻き掛けられている。搬送ベルト37は帯電部
材であり、帯電ローラ38により帯電される。用紙Pは
この搬送ベルト37に吸着されて搬送される。また用紙
搬送ユニット12には、インクリボン55を駆動するリ
ボン駆動ギア50Y、50M、50C、50Kが設けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーインクリボンを
使用してカラー印刷を行うカラー印刷装置に関し、特に
印刷速度の高速化を図ったカラー印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー印刷装置に用いられるカラ
ーインクリボンとしては、図9に示すように、インクリ
ボン1の長手方向に用紙幅以上の長さで、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの各色が順に塗り分けられた
ものがある。このようなインクリボン1を使用するカラ
ープリンタにおいては、1行印字を行うごとにインクリ
ボン1を4色分移送しなければならない。
【0003】図10には従来使用されている別のカラー
インクリボンを示す。この図に示すインクリボン2は、
幅方向にそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックと色分けされており、幅方向にシフト可能になって
いる。1色印字を行うごとに、インクリボン2をシフト
し、色を切り替える。したがって1行印字するごとに、
インクリボン2を4回シフトしてリボン色を切り替え
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図9に示
すインクリボンを使用するカラープリンタにおいては、
1行印字する毎にインクリボンを4色分移送しなければ
ならないので、印刷に多くの時間が掛かるとともに、イ
ンクリボンの印字をしない色の部分が無駄になるという
問題があった。
【0005】また図10に示すインクリボンを使用する
カラープリンタにおいても、1行印字する毎にインクリ
ボンを4回シフトしなければならないので、印刷に多く
の時間が掛かり、またインクリボンの印字をしない色の
部分が無駄になるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、印刷手段を有する印刷機構ユ
ニットと、印刷用紙を搬送する搬送機構部を有し、前記
印刷機構ユニットに対向する用紙搬送ユニットと、前記
印刷機構ユニットおよび前記用紙搬送ユニットのいずれ
か一方に個別に装着され、各々単色でそれぞれ色が異な
るインクリボンを収納する複数のリボンカセットと、前
記各色のインクリボンを個別に駆動するリボン駆動手段
とを設け、印刷機構ユニットと用紙搬送ユニットが対向
したとき前記印刷手段は前記各色のインクリボンに対向
するようにしたことである。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、印刷機構ユ
ニットと用紙搬送ユニットを対向させると、印刷機構ユ
ニット内の印刷手段が各色のインクリボンに対向する。
この状態で、印刷用紙を用紙搬送ユニット内の搬送機構
部により装置内部に搬送させると、各色のインクリボン
に対応した印刷手段により各色の印刷が行われる。即
ち、複数の色の印刷が同時に行われるので、印刷に掛か
る時間が短縮される。また各インクリボンはリボン駆動
手段により個別に駆動されるので、印刷不要な色がある
場合はその色のインクリボンを駆動しないようにでき、
インクリボンの無駄がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面にしたがっ
て説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号
を付す。図1は本発明に係る第1実施例のカラープリン
タを示す斜視図、図2は第1実施例のカラープリンタを
示す外観図であり、まず第1実施例について説明する。
【0009】両図において、第1実施例のカラープリン
タ10は、印刷ヘッドを備えた印刷機構ユニット11
と、印刷用紙を搬送する機構を備えた用紙搬送ユニット
12と、印刷機構ユニット11に装着される4個のリボ
ンカセット13Y、13M、13C、13Kとから構成
される。そして用紙搬送ユニット12を据置き側にし
て、印刷機構ユニット11を図1に示す支軸14により
用紙搬送ユニット12に対して回動可能にし、用紙搬送
ユニット12に対して開閉可能になっている。
【0010】印刷機構ユニット11の筐体フレーム11
aにはガイドシャフト15が固定され、またスクリュウ
シャフト16が回転可能に取付けられている。スクリュ
ウシャフト16は、ユニットと11内のモータ収納部1
7に設けられた後述するスペーシングモータにより回転
駆動される。ガイドシャフト15とスクリュウシャフト
16には、キャリッジ18が取付けられている。キャリ
ッジ18は、ガイドシャフト15に対しては摺動可能に
なっており、スクリュウシャフト16には固定されてい
る。したがってキャリッジ18は、スクリュウシャフト
16の回転によりガイドシャフト15に沿って移動す
る。
【0011】キャリッジ18には4つのサーマルヘッド
19Y、19M、19C、19Kが縦方向に並んで取付
けられている。各サーマルヘッドは1行印刷分の発熱素
子を備えている。サーマルヘッド19Yは、後述するイ
エローのインクリボンを加熱して印刷を行い、サーマル
ヘッド19Mは、後述するマゼンタのインクリボンを加
熱して印刷を行い、サーマルヘッド19Cは、後述する
シアンのインクリボンを加熱して印刷を行い、サーマル
ヘッド19Kは、後述するブラックのインクリボンを加
熱して印刷を行う。1文字を24×24ドットで印刷す
るものとすると、各サーマルヘッド19Y、19M、1
9C、19Kは、縦1列に少なくとも24個の発熱素子
を具備している。また各サーマルヘッド19Y、19
M、19C、19Kの間隔は、等間隔で1印刷行置きに
なっている。
【0012】各サーマルヘッド19Y、19M、19
C、19Kは、図3に示すように、キャリッジ18に対
して右側端部を中心に回動可能に取付けられ、通常は
(非印刷時は)、図示しないバネ手段により図1に示す
位置、即ち非回動状態になっている。キャリッジ18内
には、各サーマルヘッド19Y、19M、19C、19
Kに対応して、プランジャマグネット20Y、20M、
20C、20Kが設けられ、これらのプランジャマグネ
ット20Y、20M、20C、20Kを駆動することに
より、各サーマルヘッド19Y、19M、19C、19
Kは回動し、図3に実線で示すように突出する。プラン
ジャマグネット20Y、20M、20C、20Kはそれ
ぞれ選択的に駆動される。なお図3は第1実施例のカラ
ープリンタを示す断面図である。
【0013】図1において、キャリッジ18の上部には
溝21a、21bが形成されている。キャリッジ18の
下部には、剥離シャフト22が回動自在に取付けられて
いる。剥離シャフト22は、印刷機構ユニット11の開
閉に伴って回動し、サーマルヘッド19Y、19M、1
9C、19Kが入り込むのに充分な幅を有する略U字状
になっている。剥離シャフト22の先端部22a、22
bは、印刷機構ユニット11が閉じられたとき、キャリ
ッジ18の溝21a、21bに係合する。
【0014】印刷機構ユニット11の筐体フレーム11
a内側部には、ロックシャフト23、24が固着されて
いる。ロックシャフト23、24は、印刷機構ユニット
11の閉時に用紙搬送ユニット12側のロックプレート
に係合し、両ユニット11、12をロックする。筐体フ
レーム11aにはさらに、用紙検出センサ25およびホ
ームセンサ26が取付けられている。用紙検出センサ2
5は、印刷用紙が用紙搬送ユニット12内に挿入された
ことを検出するもので、ホームセンサ26は、キャリッ
ジ18のホームポジションを検出する。
【0015】印刷機構ユニット11の外周には、5つの
突起ガイド27a、27b、27c、27d、27eが
形成されている。突起ガイド27a、27b、27c、
27d、27eは、リボンカセット13を印刷機構ユニ
ット11の所定位置にスムーズに装着するためのもので
ある。また印刷機構ユニット11の基部11bの両側部
には、リボンカセット13をロックするための溝28が
形成されている。
【0016】図2において、印刷機構ユニット11に
は、操作部30が一体に設けられている。操作部30に
は、各種情報を表示するディスプレイ31と、オペレー
タが操作して入力を行う操作キー32が設けられてい
る。ディスプレイ31は、液晶表示装置からなってい
る。
【0017】次に用紙搬送ユニット12の構成について
説明する。用紙搬送ユニット12には、駆動ローラ35
および従動ローラ36が設けられ、両ローラ35、36
の間にはエンドレス状の搬送ベルト37が巻き掛けられ
ている。駆動ローラ35および従動ローラ36は、用紙
搬送ユニット12の筐体フレーム12aに回転可能に取
付けられ、駆動ローラ35は、フレーム側部12b内に
設けられた用紙送りモータにより駆動される。従動ロー
ラ36の上方には搬送ベルト37を介して帯電ローラ3
8が設けられ、また駆動ローラ35の上方にはやはり搬
送ベルト37を介して除電ローラ39が設けられてい
る。帯電ローラ38および除電ローラ39は、筐体フレ
ーム12aに回転自在に取付けられ、後述する高圧電源
により高圧電圧が印加される。搬送ベルト37は、帯電
部材、たとえばプラスチックフィルムからなり、帯電ロ
ーラ38により帯電されることにより用紙を吸着する。
また除電ローラ39により搬送ベルト37の帯電状態を
解除することにより、搬送ベルト37に吸着した用紙を
容易に分離できる。
【0018】筐体フレーム12にはまた保持部材40が
設けられている。保持部材40は搬送ベルト37の上方
に配置され、保持部材40の上部には剥離シャフト22
の先端部が載置される。これにより剥離シャフト22と
搬送ベルト37との間は、一定の間隔に保たれる。
【0019】搬送ベルト37の内側には、プラテン支持
部材41Y、41M、41C、41Kおよびこれに取付
けられた平プラテン42Y、42M、42C、42Kが
配設されている。プラテン支持部材41Y、41M、4
1C、41Kおよび平プラテン42Y、42M、42
C、42Kは、それぞれ前記サーマルヘッド19Y、1
9M、19C、19Kに対応して配置される。これにつ
いては図4により詳細に説明する。図4は第1実施例の
用紙搬送ユニットを示す一部切欠斜視図である。図4に
おいて、搬送ベルト37を挟んで筐体フレーム12aに
支持フレーム43、44が固着されている。支持フレー
ム43、44には、それぞれ挿入溝45、46(支持フ
レーム44側の挿入溝、図示せず)が形成され、この挿
入溝45、46にプラテン支持部材41Y、41M、4
1C、41Kが入り込んでいる。挿入溝45、46には
挟持部47Y、47M、47C、47Kが形成され、こ
の挟持部47Y、47M、47C、47Kに各プラテン
支持部材41Y、41M、41C、41Kが支持されて
いる。即ち、挟持部47Y、47M、47C、47Kは
所謂自動調心機構を構成し、印刷時に平プラテン42
Y、42M、42C、42Kに圧接されるサーマルヘッ
ドの傾きに倣うように平プラテン42Y、42M、42
C、42Kの圧接面が自動的に傾くようになっている。
【0020】また図4において、用紙搬送ユニット12
の左側部にはモータ収納部48が設けられ、この収納部
48にリボン送りモータ49Y、49M、49C、49
Kが配設され、各リボン送りモータ49Y、49M、4
9C、49Kには、リボン駆動ギア50Y、50M、5
0C、50Kが取付けられている。リボン駆動ギア50
Y、50M、50C、50Kは、後述するリボンカセッ
トのギアと噛み合い、インクリボンを駆動する。
【0021】図1において、従動ローラ36の両端部近
くには、ロックプレート51、52が設けられている。
ロックプレート51、52の上端部は鉤状になってお
り、この鉤状部が、印刷機構ユニット11が閉じられた
時にロックシャフト23、24に係合し、印刷機構ユニ
ット11をロックする。両ロックプレート51、52は
図示しないシャフトにより互いに連結され、このシャフ
トにロック解除ボタン53が連結されている。ロック解
除ボタンを押すことにより、シャフトが回転し、ロック
プレート51、52が回動してロックシャフト23、2
4から外れるようになっている。
【0022】リボンカセット13Y、13M、13C、
13Kはそれぞれ異なる色のインクリボンを収納する。
リボンカセット13Yはイエローの色のインクリボン5
5Yを収納し、リボンカセット13Mはマゼンタの色の
インクリボン55Mを収納し、リボンカセット13Cは
シアンの色のインクリボン55Cを収納し、リボンカセ
ット13Kはブラックの色のインクリボン55Kを収納
する。各リボンカセットの構造は同様であるので、リボ
ンカセット13Kを代表してその構造を説明する。
【0023】図1において、リボンカセット13Kには
両側部にアーム部61、62が形成され、アーム部6
1、62の先端部の開口からインクリボン55Kが外部
に露出している。アーム部61、62、インクリボン5
5Kおよびリボン収納部63に囲まれた部分が、印刷機
構ユニット11への装着部64を構成する。装着部64
の回り、即ち、アーム部61、62およびリボン収納部
63の側壁には、ガイド溝65a、65b、65c、6
5d、65eが形成されている。ガイド溝65a、65
b、65c、65d、65eは、印刷機構ユニット11
の突起ガイド27a、27b、27c、27d、27e
に対応し、装着時に突起ガイド27a、27b、27
c、27d、27eが入り込む。アーム部62の開口部
にはギア66Kが取付けられ、リボンカセット13Kが
装着されて、印刷機構ユニット11が閉じられると、ギ
ア66Kはリボン駆動ギア50Kと噛み合う。リボンカ
セット13Kの側部には、溝穴67a、67bが形成さ
れ、この溝穴67a、67bには、隣接するリボンカセ
ットを係止するロック部材68が係合する。印刷機構ユ
ニット11の基部11bにも溝穴67aが形成され、リ
ボンカセット13Kの溝穴67bとの間にロック部材6
8が取付けられるようになっている。
【0024】次に図3および図5によりリボンカセット
13Kの内部を説明する。図5は第1実施例のカラープ
リンタを示す部分断面図である。リボンカセット13K
のリボン収納部63には、巻取スプール70および供給
スプール71が回転可能に配設されている。巻取スプー
ル70および供給スプール71は、インクリボン55K
を巻き付け、それぞれ軸部70a、71aを有してい
る。この軸部70a、71aはリボンカセット13Kの
ケースに回転可能に嵌め込まれている。また巻取スプー
ル70および供給スプール71は、それぞれ2つの鍔部
72a、72b、73a、73bを有し、鍔部72a、
72b、73a、73bはインクリボン55Kの巻取り
および繰出しを案内する。
【0025】リボン収納部63およびアーム部61、6
2には、ガイドローラ74、75、76、77を回転自
在に具備し、それぞれインクリボン55Kを案内する。
ガイドローラ77に対向して駆動ローラ78が設けられ
ている。駆動ローラ78は、ギア66Kと図示しないギ
ア列により連結されており、リボン駆動ローラ50Kの
回転が駆動ローラ78に伝達される。また駆動ローラ7
8は、巻取スプール70に取付けられたオーリング79
(図5に示す)に連結しており、駆動ローラ78の回転
が巻取スプール70に伝達されるようになっている。即
ち、ギア66Kの回転によりインクリボン55Kが移送
されるとともに、巻取スプール70に巻き取られる。ま
た供給スプール71には、図示しない摩擦機構により摩
擦負荷がかけられており、駆動ローラ78によるインク
リボン55Kの移送により、インクリボン55Kは弛む
ことなく供給スプール71から繰り出される。
【0026】図6は第1実施例のカラープリンタの制御
系を示すブロック図である。同図において、制御回路8
1はマイクロプロセッサ等からなり、本実施例のカラー
プリンタの動作全体を制御する。制御回路81にはライ
ンメモリ82Y、82M、82C、82Kが接続されて
いる。ラインメモリ82Yは、サーマルヘッド19Yで
印刷される1ライン分のイエローの印刷データを記憶
し、ラインメモリ82Mは、サーマルヘッド19Mで印
刷される1ライン分のマゼンタの印刷データを記憶し、
ラインメモリ82Cは、サーマルヘッド19Cで印刷さ
れる1ライン分のシアンの印刷データを記憶し、ライン
メモリ82Kは、サーマルヘッド19Kで印刷される1
ライン分のブラックの印刷データを記憶する。各ライン
メモリ82Y、82M、82C、82Kはそれぞれドラ
イバ83Y、83M、83C、83Kに接続されてい
る。ドライバ83Yはラインメモリ82Yから送られる
印刷データに従ってサーマルヘッド19Yの各発熱素子
を駆動し、ドライバ83Mはラインメモリ82Mから送
られる印刷データに従ってサーマルヘッド19Mの各発
熱素子を駆動し、ドライバ83Cはラインメモリ82C
から送られる印刷データに従ってサーマルヘッド19C
の各発熱素子を駆動し、ドライバ83Kはラインメモリ
82Kから送られる印刷データに従ってサーマルヘッド
19Kの各発熱素子を駆動する。
【0027】インタフェース84は、外部のホストコン
ピュータから印刷データを受信し、その色データに従っ
て各ラインメモリ82Y、82M、82C、82Kに印
刷データを記憶させる。帯電電源85は、用紙搬送ユニ
ット12内の帯電ローラ38を高圧帯電させる電源で、
除電電源86は、同じく用紙搬送ユニット12内の除電
ローラ39に高圧電源を与えるための電源である。
【0028】モータ駆動回路87には、スペーシングモ
ータ88、用紙送りモータ89、およびリボン送りモー
タ49Y、49M、49C、49Kが接続されている。
スペーシングモータ88は、印刷機構ユニット11のモ
ータ収納部17に収納され、スクリュウシャフト16を
回転してキャリッジ18を移動するモータであり、用紙
送りモータ89は、用紙搬送ユニット12のフレーム側
部12bに配置され、駆動ローラ35を回転駆動するモ
ータである。リボン送りモータ49Y、49M、49
C、49Kは、前述したように、用紙搬送ユニット12
に設けられ、リボン駆動ギア50Y、50M、50C、
50Kを駆動してリボン送りを行うモータである。
【0029】マグネット駆動回路90には、各サーマル
ヘッド19Y、19M、19C、19Kに対応してキャ
リッジ18に内臓されるプランジャマグネット20Y、
20M、20C、20Kが接続されている。プランジャ
マグネット20Yはサーマルヘッド19Yを回動させ、
プランジャマグネット20Mはサーマルヘッド19Mを
回動させ、プランジャマグネット20Cはサーマルヘッ
ド19Cを回動させ、プランジャマグネット20Kはサ
ーマルヘッド19Kを回動させる。
【0030】センサ駆動受信回路91には、前述した、
印刷用紙が装置10内に挿入されたことを検出する用紙
検出センサ25およびキャリッジ18のホームポジショ
ンを検出するホームセンサ26と、印刷機構ユニット1
1が用紙搬送ユニット12に対して開かれたことを検出
するオープンセンサ92が接続されている。オープンセ
ンサ92は図示していないが、ロック解除ボタン53に
連動して取付けられている。また制御回路81には操作
部30が接続されている。
【0031】次に第1実施例の動作を説明する。まずリ
ボンカセット13Y、13M、13C、13Kの装着に
ついて説明する。印刷機構ユニット11を用紙搬送ユニ
ット12に対して開いて垂直に立てた状態(図1に示す
状態)で、最初にブラックのリボンカセット13Kの装
着部64内に印刷機構ユニット11を入れるようにし、
ガイド溝65a、65b、65c、65d、65eをそ
れぞれ印刷機構ユニット11の突起ガイド27a、27
b、27c、27d、27eに合わせて、リボンカセッ
ト13Kを垂直に下ろしていく。カセット13Kが基部
11bに当接すると、ロック部材68が基部11bの溝
穴28に係合し、カセット13Kは印刷機構ユニット1
1にロックされる。このときインクリボン55Kは、サ
ーマルヘッド19Kに対向している。
【0032】次にシアンのリボンカセット13Cを同様
に装着する。シアンのリボンカセット13Cがブラック
のリボンカセット13Kに当接するまで装着されると、
ロック部材68によりリボンカセット13Cがロックさ
れる。またこのときシアンのインクリボン55Cはサー
マルヘッド19Cに対向する。即ち、リボンカセット1
3K、13Cは、装着された場合に収納するインクリボ
ン55K、55Cがそれぞれサーマルヘッド19K、1
9Cに対向するように、その厚さ寸法を設定してある。
次にマゼンタのリボンカセット13Mおよびイエローの
リボンカセット13Yを同様に装着し、ロックする。マ
ゼンタのインクリボン55Mおよびイエローのインクリ
ボン55Yはそれぞれサーマルヘッド19M、19Yに
対向する。以上のように装着するので、各インクリボン
55Y、55M、55C、55Kの露出部は、印刷機構
ユニット11のどの部分にも接触すること無くスムーズ
に装着できる。
【0033】リボンカセット13Y、13M、13C、
13Kの装着が終了すると、印刷機構ユニット11を閉
じる。印刷機構ユニット11を閉じることにより、ロッ
クシャフト23、24がロックプレート51、52に係
合し、印刷機構ユニット11は用紙搬送ユニット12に
対してロックされる。このとき各リボンカセット13
Y、13M、13C、13Kのギア66Y、66M、6
6C、66Kはそれぞれ、リボン駆動ギア50Y、50
M、50C、50Kに噛み合い、また剥離シャフト22
の先端部22a、22bは、キャリッジ18の溝21
a、21bに係合する。これにより印刷可能状態にな
り、図2はこの状態を示す。
【0034】次に印刷動作を説明する。本実施例のカラ
ープリンタ10に接続された図示しないホストコンピュ
ータは、プリンタ10の印刷データを制御するプリンタ
ドライバソフトウェアを有するものとする。それ故プリ
ンタ10側は、インタフェース84で入力した印刷デー
タを各ラインメモリ82Y、82M、82C、82Kに
記憶させて、印刷の起動かけるようにすればよい。
【0035】まずインタフェース84が印刷データを受
信すると、制御回路81はモータ駆動回路87を介して
スペーシングモータ88を回転し、スクリュウシャフト
16を回転してキャリッジ18を移動させる。キャリッ
ジ18の移動により、ホームセンサ26がキャリッジ1
8を検出し、検出信号をセンサ駆動受信回路91へ送
る。制御回路81はこの検出信号を受け取ると、スペー
シングモータ88の回転を停止する。この位置がホーム
ポジションとなる。
【0036】次に印刷用紙Pが図2に示す挿入口95か
ら挿入されると、用紙検出センサ25により用紙Pを検
出し、この検出信号がセンサ駆動受信回路91を介して
制御回路81に送られると、制御回路81は帯電電源8
5および除電電源86をオンするとともに、モータ駆動
回路87を介して用紙送りモータ89をオンする。これ
により、搬送ベルト37は帯電された状態で図1に示す
矢印A方向に移動し、用紙Pは搬送ベルト37の帯電に
より搬送ベルト37に吸着され、搬送ベルト37ととも
に移動する。
【0037】ホストコンピュータからは、印刷データが
色別に送られてくる。送られてくる順序は、各印刷行毎
に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順となっ
ている。1行目のイエローの印刷データが送られてくる
と、インタフェース84はこの印刷データをラインメモ
リ82Yに記憶する。次にマゼンタの印刷データが送ら
れてきてラインメモリ82Mに記憶するが、このマゼン
タの印刷データはすべて“0”であり、非印字データで
ある。すべて“0”の印刷データの場合、ラインメモリ
82Mはこのことを制御回路81に知らせる。次にシア
ンの印刷データが送られてくるが、このシアンの印刷デ
ータもすべて“0”の印刷データであり、ラインメモリ
82Cはこのことを制御回路81に知らせる。さらにブ
ラックの印刷データが送られてくるが、同様にこのブラ
ックの印刷データもすべて“0”の印刷データであり、
ラインメモリ82Kはこのことを制御回路81に知らせ
る。またラインメモリ82Yは、イエローの印刷データ
の長さ(ドット数)をカウントし、このカウント値を制
御回路81に知らせる。以上のように各ラインメモリ8
2Y、82M、82C、82Kには、“0”データをチ
ェックする機能と、印刷データ長をカウントする機能が
具備されている。
【0038】各ラインメモリ82Y、82M、82C、
82Kに印刷データが記憶されると、スペーシングモー
タ88を回転してキャリッジ18をスペーシングさせ、
さらにマグネット駆動回路90を介してプランジャメグ
ネット20を駆動する。このとき、マゼンタ、シアン、
ブラックの印刷データは“0”なので、プランジャマグ
ネット20Yのみをオンし、図3に示すように、サーマ
ルヘッド19Yを回動させて、イエローのインクリボン
55Yを用紙Pに接触させる。そしてドライバ83Yに
より、サーマルヘッド19Yの発熱素子をイエローの印
刷データに応じて発熱させる。これにより、1行目のイ
エローの印刷データが印刷され、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの印刷データは印刷されない。
【0039】印刷の際イエローのインクリボン55Y
は、サーマルヘッド19Yに押されて剥離シャフト22
の間から突出して用紙Pに接触する。印刷が終了する
と、イエローのインクリボン55Yは、プランジャマグ
ネット20Yのオフによるサーマルヘッド19Yの復帰
および剥離シャフト22により、用紙Pから引き剥がさ
れる。
【0040】1行目のイエローの印刷が終了すると、制
御回路81はモータ駆動回路87を介して用紙送りモー
タ89を回転し、搬送ベルト37を移動して用紙Pを1
行分改行する。またリボン送りモータ49Yを回転し
て、使用したインクリボン55Yを使用した長さ分だけ
巻き取る。またスペーシングモータ88を印刷時とは逆
の方向に回転して、キャリッジ18をもとのホームポジ
ションに復帰させる。これらの改行動作、リボン送り動
作およびキャリッジ復帰動作の間に、次の印刷データを
ホストコンピュータから受信する。
【0041】2回目に送られてくる印刷データは、イエ
ローの印刷データのみ“1”を含んだデータで、他のマ
ゼンタ、シアン、ブラックの印刷データはすべて“0”
である。イエローの印刷データは2行目の印刷データで
ある。各ラインメモリ82Y、82M、82C、82K
に印刷データが記憶されると、スペーシングモータ88
を回転してキャリッジ18をスペーシングさせながら、
サーマルヘッド19Yをプランジャマグネット12Yに
より突出させてサーマルヘッド19Yの発熱素子を印刷
データに応じて発熱させる。これにより、2行目のイエ
ローの印刷データが印刷される。2行目のイエローの印
刷データが印刷されると、1回目の場合と同様に、改行
動作、リボン送り動作およびキャリッジ復帰動作を行
う。そしてこの間に、3回目の印刷データを受信する。
【0042】3回目の印刷データは、イエローの印刷デ
ータとマゼンタの印刷データのみ“1”を含んだデータ
であり、シアンおよびブラックの印刷データはすべた
“0”である。イエローの印刷データは3行目のデータ
で、マゼンタの印刷データは1行目のデータである。各
ラインメモリ82Y、82M、82C、82Kに印刷デ
ータが記憶されると、スペーシングモータ88を回転し
てキャリッジ18をスペーシングさせながら、サーマル
ヘッド19Yをプランジャマグネット12Yにより突出
させてサーマルヘッド19Yの発熱素子を3行目の印刷
データに応じて発熱させると同時に、サーマルヘッド1
9Mをプランジャマグネット12Mにより突出させてサ
ーマルヘッド19Mの発熱素子を1行目の印刷データに
応じて発熱させる。これにより、3行目にイエローの印
刷データが印刷されるとともに、既にイエローの印刷デ
ータが印刷された1行目にマゼンタの印刷データが重ね
て印刷される。3回目の印刷動作が終了すると、1行分
の改行動作、リボン送り動作およびキャリッジ復帰動作
を行い、またこの間に、4回目の印刷データを受信す
る。
【0043】4回目の印刷データは、イエローの印刷デ
ータとマゼンタの印刷データのみ“1”を含んだデータ
であり、シアンおよびブラックの印刷データはすべた
“0”である。イエローの印刷データは4行目のデータ
で、マゼンタの印刷データは2行目のデータである。各
ラインメモリ82Y、82M、82C、82Kに印刷デ
ータが記憶されると、スペーシングモータ88を回転し
てキャリッジ18をスペーシングさせながら、サーマル
ヘッド19Yをプランジャマグネット12Yにより突出
させてサーマルヘッド19Yの発熱素子を4行目の印刷
データに応じて発熱させると同時に、サーマルヘッド1
9Mをプランジャマグネット12Mにより突出させてサ
ーマルヘッド19Mの発熱素子を2行目の印刷データに
応じて発熱させる。これにより、4行目にイエローの印
刷データが印刷されるとともに、既にイエローの印刷デ
ータが印刷された2行目にマゼンタの印刷データが重ね
て印刷される。4回目の印刷動作が終了すると、1行分
の改行動作、リボン送り動作およびキャリッジ復帰動作
を行い、またこの間に、5回目の印刷データを受信す
る。
【0044】5回目の印刷データは、イエローの印刷デ
ータ、マゼンタの印刷データおよびシアンの印刷データ
が“1”を含んだデータであり、ブラックの印刷データ
はすべた“0”である。イエローの印刷データは5行目
のデータで、マゼンタの印刷データは3行目のデータ
で、シアンの印刷データは1行目のデータである。各ラ
インメモリ82Y、82M、82C、82Kに印刷デー
タが記憶されると、スペーシングモータ88を回転して
キャリッジ18をスペーシングさせながら、サーマルヘ
ッド19Yをプランジャマグネット12Yにより突出さ
せてサーマルヘッド19Yの発熱素子を5行目の印刷デ
ータに応じて発熱させ、同時にサーマルヘッド19Mを
プランジャマグネット12Mにより突出させてサーマル
ヘッド19Mの発熱素子を3行目の印刷データに応じて
発熱させ、また同時にサーマルヘッド19Cをプランジ
ャマグネット12Cにより突出させてサーマルヘッド1
9Cの発熱素子を1行目の印刷データに応じて発熱させ
る。これにより、5行目にイエローの印刷データが印刷
され、既にイエローの印刷データ印刷された3行目にマ
ゼンタの印刷データが重ねて印刷され、既にイエローと
マゼンタの印刷データ印刷された1行目にシアンの印刷
データが重ねて印刷される。5回目の印刷動作が終了す
ると、1行分の改行動作、リボン送り動作およびキャリ
ッジ復帰動作を行い、またこの間に、6回目の印刷デー
タを受信する。
【0045】6回目の印刷データは、イエローの印刷デ
ータ、マゼンタの印刷データおよびシアンの印刷データ
が“1”を含んだデータであり、ブラックの印刷データ
はすべて“0”である。イエローの印刷データは6行目
のデータで、マゼンタの印刷データは4行目のデータ
で、シアンの印刷データは2行目のデータである。各ラ
インメモリ82Y、82M、82C、82Kに印刷デー
タが記憶されると、スペーシングモータ88を回転して
キャリッジ18をスペーシングさせながら、サーマルヘ
ッド19Yをプランジャマグネット12Yにより突出さ
せてサーマルヘッド19Yの発熱素子を6行目のイエロ
ーの印刷データに応じて発熱させ、同時にサーマルヘッ
ド19Mをプランジャマグネット12Mにより突出させ
てサーマルヘッド19Mの発熱素子を4行目のマゼンタ
の印刷データに応じて発熱させ、同時にサーマルヘッド
19Cをプランジャマグネット12Cにより突出させて
サーマルヘッド19Cの発熱素子を2行目のシアンの印
刷データに応じて発熱させる。これにより、6行目にイ
エローの印刷データが印刷され、既にイエローの印刷デ
ータが印刷された4行目にマゼンタの印刷データが重ね
て印刷され、既にイエローとマゼンタの印刷データが印
刷された2行目にシアンの印刷データが重ねて印刷され
る。6回目の印刷動作が終了すると、1行分の改行動
作、リボン送り動作およびキャリッジ復帰動作を行い、
この間に7回目の印刷データを受信する。7回目の印刷
データは、各色の印刷データが“1”を含んだデータで
ある。イエローの印刷データは7行目のデータで、マゼ
ンタの印刷データは5行目のデータで、シアンの印刷デ
ータは3行目のデータで、ブラックの印刷データは1行
目のデータである。各ラインメモリ82Y、82M、8
2C、82Kに印刷データが記憶されると、スペーシン
グモータ88を回転してキャリッジ18をスペーシング
させながら、サーマルヘッド19Yをプランジャマグネ
ット12Yにより突出させてサーマルヘッド19Yの発
熱素子を7行目のイエローの印刷データに応じて発熱さ
せ、同時にサーマルヘッド19Mをプランジャマグネッ
ト12Mにより突出させてサーマルヘッド19Mの発熱
素子を5行目の、マゼンタの印刷データに応じて発熱さ
せ、同時にサーマルヘッド19Cをプランジャマグネッ
ト12Cにより突出させてサーマルヘッド19Cの発熱
素子を3行目のシアンの印刷データに応じて発熱させ、
同時にサーマルヘッド19Kをプランジャマグネット1
2Kにより突出させてサーマルヘッド19Kの発熱素子
を1行目のブラックの印刷データに応じて発熱させる。
これにより、7行目にイエローの印刷データが印刷さ
れ、既にイエローの印刷データが印刷された5行目にマ
ゼンタの印刷データが重ねて印刷され、既にイエローと
マゼンタの印刷データが印刷された3行目にシアンの印
刷データが重ねて印刷され、既にイエローとマゼンタと
シアンの印刷データが印刷された1行目にブラックの印
刷データが重ねて印刷される。7回目の印刷動作が終了
すると、1行分の改行動作、リボン送り動作およびキャ
リッジ復帰動作を行い、この間に8回目の印刷データを
受信する。
【0046】以上のように7回目の印刷動作において、
第1行目にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各
色の印刷データが印刷される。これ以降は同様にして、
1行改行するごとに、各行の各色の印刷データにしたが
ってサーマルヘッド19Y、19M、19C、19Kの
発熱素子を発熱させることにより、1行毎にカラー印刷
を行うことができる。
【0047】印刷動作を行って、用紙Pが除電ローラ3
9に到達すると、用紙Pは搬送ベルト37への吸着状態
が解除され、用紙搬送ユニット12の後部から外部へ排
出される。印刷動作が終了し、用紙Pが排出されると、
制御回路81は帯電電源85および除電電源86をオフ
する。なお印刷動作中、操作部30のディスプレイ31
は、印刷中であることの表示や用紙Pがジャムした場合
のジャム表示等を行い、各種キー32は、オンライン/
オフラインの切り替え指示や用紙送り、あるいは用紙P
のサイズの指示等を行う。
【0048】次にリボンカセットの取り外しについて説
明する。図2に示す状態において、即ち、カラープリン
タ10が閉じている状態において、ロック解除ボタン5
3を押すと、ロックプレート51、52が用紙の挿入側
方向に回転し、ロックシャフト23、24が外れる。こ
こで印刷機構ユニット11をリボンカセット13Y、1
3M、13C、13Kを装着した状態で図1に示す矢印
B方向に開けることができる。印刷機構ユニット11
は、図1に示すように、ほぼ垂直状態まで開く。リボン
カセット13Y、13M、13C、13Kのすべてが印
刷機構ユニット11に装着されている場合、一番上のリ
ボンカセット13Yを上方に引張ると、リボンカセット
13Yのロック部材68がその下のリボンカセット13
Mの溝穴67aから外れて、リボンカセット13Yのみ
を抜き取ることができる。同様に、リボンカセット13
Mを上方に引張ると、リボンカセット13Mのロック部
材68がその下のリボンカセット13Cの溝穴67aか
ら外れて、リボンカセット13Mのみを抜き取ることが
できる。同様に、リボンカセット13Cを上方に引張る
と、リボンカセット13Cのロック部材68がその下の
リボンカセット13Kの溝穴67aから外れて、リボン
カセット13Cのみを抜き取ることができる。最後に、
リボンカセット13Kを上方に引張ると、リボンカセッ
ト13Kのロック部材68がその下の印刷機構ユニット
11の基部11bの溝穴28から外れて、リボンカセッ
ト13Kのみを抜き取ることができる。
【0049】以上のようにして各リボンカセット13
Y、13M、13C、13Kを簡単に取り外すことがで
きる。リボンカセット13Y、13M、13C、13K
のうちいずれか1つを交換したい場合でも、その1つだ
けを簡単に交換することができる。
【0050】以上説明したように第1実施例によれば、
インクリボンの戻し動作あるいはシフトを行うこと無
く、各色の印刷データの印刷を1改行毎に次々行ってい
くので、印刷速度がアップする。また印刷すべきデータ
がない色のインクリボンはリボン送りを行わないので、
インクリボンの無駄もなくなる。さらに、印刷機構ユニ
ット11と用紙搬送ユニット12とを開閉可能にしたの
で、用紙Pのジャムが発生した場合にはジャム用紙を容
易に除去することができる。またリボンカセット13
を、プリンタの筐体内ではなく、いわば外付け的に装着
したので、リボンカセットの大きさを比較的大きくで
き、それに伴ってインクリボン55の長さを長くでき
る。したがってインクリボン55の長寿命化が可能であ
る。
【0051】次に本発明の第2実施例を図7および図8
にしたがって説明する。図7は本発明の第2実施例のカ
ラープリンタを示す斜視図、図8は第2実施例のカラー
プリンタを示す部分断面図である。第2実施例のカラー
プリンタは、第1実施例のものと同様に開閉型になって
いるが、サーマルヘッドを据置き側に配設し、回動部側
に用紙搬送ベルトを配設したものである。
【0052】図7、図8において、第2実施例のカラー
プリンタ101は、印刷手段としてのサーマルヘッドを
具備した印刷機構ユニット102と、印刷用紙を搬送す
る用紙搬送ユニット103とを有し、用紙搬送ユニット
103が印刷機構ユニット102に対して開閉するよう
になっている。リボンカセット13Y、13M、13
C、13Kそのものは前記第1実施例と同様のものであ
るが、これらのリボンカセット13Y、13M、13
C、13Kは用紙搬送ユニット103に装着されるよう
になっている。
【0053】まず印刷機構ユニット102から説明す
る。印刷機構ユニット102の筐体フレーム102aに
は、スクリュウシャフト104が回転可能に取付けら
れ、またガイドシャフト105が固定されている。スク
リュウシャフト104はユニット102内に設けたスペ
ーシングモータにより駆動される。スクリュウシャフト
104とガイドシャフト105にはキャリッジ106が
取付けられている。キャリッジ106は、ガイドシャフ
ト105に対しては摺動可能になっており、スクリュウ
シャフト104に対しては固定されている。
【0054】キャリッジ106には4つのサーマルヘッ
ド107Y、107M、107C、107Kが並んで取
付けられている。各サーマルヘッド107Y、107
M、107C、107Kは1行印刷分の発熱素子を備
え、互いの間隔は、等間隔で1印刷行置きになってい
る。またサーマルヘッド107Y、107M、107
C、107Kは、キャリッジ106に対して回動可能に
取付けられ、図8に示すプランジャマグネット108
Y、108M、108C、108Kにより突出し、また
図示しないバネ手段により元の位置に復帰する。プラン
ジャマグネット108Y、108M、108C、108
Kは、第1実施例と同様に選択的に駆動される。キャリ
ッジ106の上部には、溝109a、109bが形成さ
れ、この溝109a、109bに、剥離シャフト110
の先端が係合する。剥離シャフト110はキャリッジ1
06に回動自在に取付けられ、サーマルヘッド107
Y、107M、107C、107Kが入り込むのに充分
な幅を有している。
【0055】印刷機構ユニット102の左側部には、リ
ボン送りモータ111Y、111M、111C、111
Kが設けられ、各モータにはそれぞれリボン駆動ギア1
12Y、112M、112C、112Kが取付けられて
いる。これらのリボン駆動ギア112Y、112M、1
12C、112Kは、第1実施例と同様に、各リボンカ
セットのギアと噛み合い、インクリボンを駆動する。
【0056】また印刷機構ユニット102の内部には、
帯電ローラ113および除電ローラ114が回転可能に
配設されている。これらの帯電ローラ113および除電
ローラ114は、後述する搬送ベルトとの圧接により回
転する。帯電ローラ113の両端部の近傍にはロックプ
レート115、116が回動可能に設けられている。さ
らに筐体フレーム102aには、ロックを解除するロッ
ク解除ボタン117が設けられている。
【0057】次に用紙搬送ユニット103について説明
する。用紙搬送ユニット103は、支軸118により印
刷機構ユニット102に対して開閉可能になっている。
用紙搬送ユニット103には、駆動ローラ120および
従動ローラ121が設けられ、両ローラ120、121
の間には搬送ベルト122が巻き掛けられている。駆動
ローラ120は、ユニット103の筐体フレーム103
a内に設けた用紙送りモータにより駆動され、このモー
タの駆動により搬送ベルト122が移動する。搬送ベル
ト122は帯電部材により形成されている。
【0058】搬送ベルト122の内側には、プラテン支
持部材123Y、123M、123C、123Kが配設
され、これらのプラテン支持部材123Y、123M、
123C、123Kに平プラテン124Y、124M、
124C、124Kが固着されている。プラテン支持部
材123Y、123M、123C、123Kは、第1実
施例と同様に、図示しない支持フレームにより自動調心
機構を構成して設けられている。
【0059】またユニット103の筐体フレーム103
aには、保持部材125、126が設けられ、保持部材
125には用紙搬送ユニット103の閉時に剥離シャフ
ト110の先端が係止するようになっており、この係止
により剥離シャフト110は搬送ベルト122から一定
距離離される。さらに筐体フレーム103a内部には、
ロックシャフト127、128が形成され、このロック
シャフト127、128は、用紙搬送ユニット103が
閉じられた時、印刷機構ユニット102のロックプレー
ト115、116に係合する。
【0060】また用紙搬送ユニット103の外周には、
突起ガイド129a、129b、129c、129d、
129eが形成されている。これらの突起ガイド129
a、129b、129c、129d、129eは、リボ
ンカセット13の装着の際、リボンカセット13のガイ
ド溝部65a、65b、65c、65d、65eに嵌ま
り込み、装着を容易にする。さらに用紙搬送ユニット1
03の基部103bには、リボンカセット13をロック
するための溝穴130が形成されている。
【0061】この他カラープリンタ101には、図示し
ていないが、用紙の挿入を検出するセンサ、キャリッジ
106のホームポジションを検出するセンサ等が設けら
れている。また第2実施例のリボンカセット13の構
成、制御系の構成および操作部の構成は、前記第1実施
例と同様であり、こられについての説明を省略する。
【0062】次に第2実施例の動作を説明するが、第2
実施例の印刷動作は第1実施例と全く同様であるので、
印刷動作については説明を省略し、リボンカセットの装
着および取り外しについて説明する。まずリボンカセッ
トの装着について説明する。用紙搬送ユニット103を
印刷機構ユニット102に対して垂直に立てた状態(図
7に示す状態)で、最初にブラックのリボンカセット1
3Kを装着する。リボンカセット13Kの装着部64内
に用紙搬送ユニット103を入れるようにし、ガイド溝
65a、65b、65c、65d、65eをそれぞれ用
紙搬送ユニット103の突起ガイド129a、129
b、129c、129d、129eに合わせて、リボン
カセット13Kを垂直に下ろしていく。リボンカセット
13Kがユニット103の基部103bに当接すると、
カセット13Kのロック部材68が溝穴130に係合
し、カセット13Kは用紙搬送ユニット103にロック
される。このときインクリボン55Kは、平プラテン1
24Kに対向している。
【0063】次にシアンのリボンカセット13Cを同じ
様に用紙搬送ユニット103に装着する。シアンのリボ
ンカセット13Cの装着部64にユニット103を入れ
るようにしてカセット13Cを下げていき、ブラックの
リボンカセット13Kに当接すると、ロック部材68に
よりシアンのリボンカセット13Cがロックされる。こ
のときシアンのインクリボン55Cは、平プラテン12
4Cに対向する。リボンカセット13K、13Cは、収
納するインクリボン55K、55Cがそれぞれ平プラテ
ン124K、124Cに対向するように、その厚さ寸法
を設定してある。またリボンカセット13M、13Yの
厚さ寸法も同様に設定してある。次にマゼンタのリボン
カセット13Mおよびイエローのリボンカセット13Y
を同様に装着し、ロックする。マゼンタのインクリボン
55Mおよびイエローのインクリボン55Yはそれぞれ
平プラテン124M、124Yに対向する。
【0064】以上のように装着するので、第1実施例同
様、各インクリボン55Y、55M、55C、55Kの
露出部は用紙搬送ユニット103のどの部分にも接触す
ることなくスムーズに装着できる。
【0065】リボンカセット13の装着が終了すると、
用紙搬送ユニット103を閉じる。これにより、ロック
シャフト127、128がロックプレート115、11
6に係合し、用紙搬送ユニット103は印刷機構ユニッ
ト102に対してロックされる。用紙搬送ユニット10
3を閉じることにより、各インクリボン55Y、55
M、55C、55Kがそれぞれ各サーマルヘッド107
Y、107M、107C、107Kに対向し、各リボン
カセット13Y、13M、13C、13Kのギア66
Y、66M、66C、66Kはそれぞれリボン駆動ギア
112Y、112M、112C、112Kに噛み合う。
また剥離シャフト110の先端部は、キャリッジ106
の溝109a、109bに係合する。これにより印刷可
能な状態になる。
【0066】次にリボンカセットの取り外しについて説
明する。カラープリンタ101が閉じている状態におい
て、ロック解除ボタン117を押すと、ロックプレート
115、116が回転し、ロックシャフト23、24が
外れる。ここで用紙搬送ユニット103をリボンカセッ
ト13Y、13M、13C、13Kを装着した状態で開
けることができる。用紙搬送ユニット103は、図7に
示すように、ほぼ垂直状態まで開く。リボンカセット1
3Y、13M、13C、13Kのすべてが用紙搬送ユニ
ット103に装着されている場合、一番上のリボンカセ
ット13Yを上方に引張ると、リボンカセット13Yの
ロック部材68がその下のリボンカセット13Mの溝穴
67aから外れて、リボンカセット13Yのみを抜き取
ることができる。同様に、リボンカセット13Mを上方
に引張ると、リボンカセット13Mのロック部材68が
その下のリボンカセット13Cの溝穴67aから外れ
て、リボンカセット13Mのみを抜き取ることができ
る。同様に、リボンカセット13Cを上方に引張ると、
リボンカセット13Cのロック部材68がその下のリボ
ンカセット13Kの溝穴67aから外れて、リボンカセ
ット13Cのみを抜き取ることができる。最後に、リボ
ンカセット13Kを上方に引張ると、リボンカセット1
3Kのロック部材68がその下の用紙搬送ユニット10
3の基部103bの溝穴130から外れて、リボンカセ
ット13Kのみを抜き取ることができる。以上のように
して各リボンカセット13Y、13M、13C、13K
を簡単に取り外すことができる。リボンカセット13
Y、13M、13C、13Kのうちいずれか1つを交換
したい場合でも、その1つだけを簡単に交換することが
できる。以上のように第2実施例においても、第1実施
例と同様の効果を奏する。
【0067】本発明は上記各実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施例
では印刷手段としてサーマルヘッドを用いたが、インパ
クトドットヘッドを用いてもよい。インパクトドットヘ
ッドを用いた場合には、プラテンを必ずしも自動調心機
構にする必要はなく、用紙搬送ユニットの構造が簡単に
なる。
【0068】また上記実施例では印刷用紙を搬送ベルト
に静電気的に吸着して搬送するようにしたが、給紙用の
ローラを対向して配置し、これらの給紙用ローラに用紙
を挟んで搬送するようにしてもよい。給紙用ローラを使
用する場合には、帯電ローラおよび除電ローラを設ける
必要がなくなり、低消費電力化のカラープリンタを実現
できる。この場合、対向する給紙用ローラはともに用紙
搬送ユニット内に設けてもよいし、用紙搬送ユニットと
印刷機構ユニットの両方に別々に設けてもよい。
【0069】また各色のリボンカセットに固有の形状の
突起を設け、そのリボンカセットが装着されるべきユニ
ットの位置にその突起が係合する穴を設けるようにし
て、リボンカセットの装着の順序を一通りしかできない
ようにしてもよい。これにより、リボンカセットの装着
の順序の間違いを防止できる。あるいは、リボンカセッ
トの装着の順序を間違えないようにするために、各色の
リボンカセットに固有の色マークを設け、この色マーク
を読み取って、装着の順序を間違った場合にその旨の表
示をするようにしてもよい。
【0070】また上記実施例では手差しで印刷用紙をプ
リンタ内に吸入するようにしたが、自動給紙機構をプリ
ンタの挿入口に接続して、自動的に用紙を吸入するよう
にしてもよい。この場合にはいうまでもなく、連続印刷
を高速度で行うことができる。
【0071】また印刷機構ユニットと用紙搬送ユニット
を完全に切り離して、使用時に両者を電気的および機械
的に結合するようにしてもよい。このようにすれば、各
ユニットの交換が容易になる。
【0072】さらに上記実施例では、ホストコンピュー
タから送られてくる印刷データを印刷する場合を説明し
たが、本発明のカラープリンタにキャラクタジェネレー
タを設け、操作部からキャラクタコードを入力し、キャ
ラクタジェネレータで文字パターンに変換して印刷を行
うようにもできる。
【0073】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、各色のインクリボンに対向するように印刷手段を設
けたので、各色の印刷を同時に行うことができ、印刷速
度のアップが可能になる。また各色のインクリボンを個
別に駆動するので、印刷不要な色のインクリボンは駆動
しないようにでき、インクリボンの無駄がなくなるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のカラープリンタを示
す斜視図である。
【図2】第1実施例のカラープリンタを示す外観図であ
る。
【図3】第1実施例のカラープリンタを示す断面図であ
る。
【図4】第1実施例の用紙搬送ユニットを示す一部切欠
斜視図である。
【図5】第1実施例のカラープリンタを示す部分断面図
である。
【図6】第1実施例のカラープリンタの制御系を示すブ
ロック図である。
【図7】第2実施例のカラープリンタを示す斜視図であ
る。
【図8】第1実施例のカラープリンタを示す部分断面図
である。
【図9】従来より使用されるインクリボンを示す図であ
る。
【図10】従来より使用される別のインクリボンを示す
図である。
【符号の説明】
10 カラープリンタ 11 印刷機構ユニット 12 用紙搬送ユニット 13Y、13M、13C、13K リボンカセット 18 キャリッジ 19Y、19M、19C、19K サーマルヘッド 22 剥離シャフト 30 操作部 35 駆動ローラ 36 従動ローラ 37 搬送ベルト 38 帯電ローラ 41Y、41M、41C、41K プラテン支持部材 42Y、42M、42C、42K 平プラテン 50Y、50M、50C、50K リボン駆動ギア 55Y、55M、55C、55K インクリボン 66Y、66M、66C、66K ギア P 印刷用紙

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷手段を有する印刷機構ユニットと、 印刷用紙を搬送する搬送機構部を有し、前記印刷機構ユ
    ニットに対向する用紙搬送ユニットと、 前記印刷機構ユニットおよび前記用紙搬送ユニットのい
    ずれか一方に個別に着脱可能で、各々単色でそれぞれ色
    が異なるインクリボンを収納する複数のリボンカセット
    と、 前記各色のインクリボンを個別に駆動するリボン駆動手
    段とを設け、 前記印刷機構ユニットと前記用紙搬送ユニットが対向し
    たとき前記印刷手段は前記各色のインクリボンに対向す
    ることを特徴とするカラー印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷機構ユニットの端部と、前記用
    紙搬送ユニットの端部が回動可能に係合する請求項1記
    載のカラー印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙搬送ユニットを据置側とし、前
    記印刷機構ユニットを回動側とした請求項2記載のカラ
    ー印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷機構ユニットを据置側とし、前
    記用紙搬送ユニットを回動側とした請求項2記載のカラ
    ー印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記回動側のユニットの外周に形成さ
    れ、前記複数のリボンカセットの着脱を印刷行方向に案
    内する案内部を設けた請求項3または4記載のカラー印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送機構部は、用紙を載置して移動
    する搬送ベルトと、該搬送ベルトを帯電する帯電手段
    と、帯電した搬送ベルトを除電する除電手段とを有する
    請求項2記載のカラー印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷手段は、印刷行の一行置きに配
    置された複数の印刷ヘッドを有する請求項1または2記
    載のカラー印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷ヘッドはシリアル型の印刷ヘッ
    ドで、該印刷ヘッドは印刷行方向に移動するキャリッジ
    に搭載される請求項7記載のカラー印刷装置。
  9. 【請求項9】 印刷終了後、前記インクリボンを用紙か
    ら引き剥がす引き剥し部材を前記キャリッジの端部に回
    動自在に取付けた請求項8記載のカラー印刷装置。
JP17106494A 1994-07-22 1994-07-22 カラー印刷装置 Pending JPH0834127A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6004052A (en) * 1997-01-14 1999-12-21 Ricoh Company, Ltd. Printing device with a heater provided at a charge applying station
US6601958B2 (en) 2000-01-28 2003-08-05 Seiko Epson Corporation Projector
US6729730B2 (en) 2000-02-04 2004-05-04 Seiko Epson Corporation Projector

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