JPH10191297A - 自己診断機能付きテレビ会議システム - Google Patents

自己診断機能付きテレビ会議システム

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JPH10191297A
JPH10191297A JP8358166A JP35816696A JPH10191297A JP H10191297 A JPH10191297 A JP H10191297A JP 8358166 A JP8358166 A JP 8358166A JP 35816696 A JP35816696 A JP 35816696A JP H10191297 A JPH10191297 A JP H10191297A
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video
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conference terminal
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JP8358166A
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Izumi Doi
泉 土肥
Naoki Ito
直樹 伊藤
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を遮断したり測定器類を接続することな
く、障害を迅速かつ容易に発見できる自己診断機能付き
テレビ会議システムを提供する。 【解決手段】 各テレビ会議室1・2の各テレビ会議端
末装置1a〜1n・2a〜2nを各映像切換装置3・4
に接続し、映像切換装置3・4間を1回路の電話線5を
介して交換機6に接続し、テレビ会議端末装置1a〜1
n・2a〜2nの自画像折り返しボタン14をテレビ会
議出席者が操作すると、テレビ会議端末装置1a〜1n
・2a〜2nのテレビカメラで撮像したテレビ会議出席
者の自画像の映像データを映像切換装置3・4のマトリ
クス・スイッチ15を経由し、各テレビ会議端末装置1
a〜1n・2a〜2nのモニタに表示させてテレビカメ
ラから各映像切換装置3・4を経由したモニタまでの経
路の障害の有無を自己診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自己診断機能付
きテレビ会議システムについてのものである。特に、各
テレビ会議室に設置された複数個の各テレビ会議端末装
置ごとに各テレビ会議出席者が自己診断操作手段を操作
して自己の対面するテレビ会議端末装置のモニタに自画
像を表示させて自己診断する自己診断機能付きテレビ会
議システムについてのものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、テレビ会議は離れている
会議対象者との双方向かつリアルタイムの音声と映像を
伝送して対面会議を可能とするものであり、通話と会議
の参加者の滑らかな動きを再現する動画像の通信であ
る。
【0003】テレビ会議を行うためのテレビ会議システ
ムの基本的な構成の一例としては、例えば、各テレビ会
議室ごとに設けられた複数個のテレビ会議端末装置と、
各テレビ会議室ごとに対応して設けられ、各テレビ会議
室の会議の出席者の画像と音声データを適宜切り換える
切り換え装置と、切り換え装置で切り換えられた画像と
音声データを所定のテレビ会議室のテレビ会議端末装置
側に伝送する伝送システムとにより構成されている。
【0004】このうち、テレビ会議端末装置の一例とし
て、テレビ会議の出席者の画像や背景、黒板などを撮像
するテレビカメラと、テレビカメラで撮像した会議出席
者の自画像や他のテレビ会議室に出席しているテレビ会
議出席者の画像を表示するモニタと、テレビ会議出席者
の個別ごとの、あるいはテレビ会議室単位で発生する音
声を集音するマイクロホンと、相手方の受信した音声を
拡声するスピーカとを有する。
【0005】さらに、各テレビ会議端末装置ごとに、テ
レビカメラの入出力端子を接続する端子、テレビ会議端
末装置と伝送システムと接続する端子、伝送システムと
モニタとを接続する端子を有する端子部と会議開始前に
会議出席者が自画像が対面するモニタの適切な位置に表
示されていない場合に表示位置を調整するために操作す
る操作手段とが設けられている。
【0006】このようなテレビ会議システムにより、離
れているテレビ会議室と円滑にテレビ会議を行うために
は、各テレビ会議端末装置、切り換え装置、伝送システ
ムがそれぞれ正常に作動していることが必須条件である
ことはいうまでもない。
【0007】したがって、テレビ会議開始前に各テレビ
会議出席者が少なくとも、自己が対面しているモニタ関
連部分ぐらいは自己診断して、テレビ会議端末装置が正
常か、否かを判断することが望ましい。
【0008】しかしながら、従来のテレビ会議システム
では、上述のように、テレビ会議端末装置に単にモニタ
に表示される自画像の表示位置を調整するための操作手
段のみが設けられているにすぎず、故障検出手段がテレ
ビ会議システムに組み込まれていない。
【0009】このため、映像系あるいは音声系におい
て、故障が発生した場合には、テレビ会議システムの電
源を切断して各テレビ会議室に対応する切換装置と各テ
レビ会議端末装置間の回線、あるいは切換装置と伝送シ
ステム間の回線を取り出して、取り出した回線に測定器
類を接続することにより、測定器類から取り出した回線
を通してテレビ会議端末装置間、切換装置間、伝送シス
テム間などにそれぞれテスト信号を伝送して、テスト信
号がパスするか否かのパス試験を実施して障害点を切り
分けしていた。
【0010】しかも、パス試験を実施して障害が発見で
きるのは、実際にテレビ会議の対象となるテレビ会議シ
ステムの相手側のテレビ会議室と会議接続操作を行い、
その接続が完了した時点である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のテ
レビ会議システムにおいては、障害の発生時にその障害
位置の検出おび障害の復旧作業にかなりの時間を要し、
テレビ会議システムの円滑な活用に支障をきたしてい
た。
【0012】この発明は、テレビ会議システムの電源を
切断して測定器類を接続することなく、テレビ会議開始
前にテレビ会議出席者が対面するテレビ会議端末装置に
設置された自己診断操作手段を操作するのみで、障害発
生の有無と、障害発生箇所を容易かつ迅速に検出でき、
更に、障害の復旧作業時間を短縮する自己診断機能付き
テレビ会議システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明の自己診断機能付きテレビ会議システム
は、それぞれ自画像を撮像するテレビカメラと、前記テ
レビカメラで撮像された自画像ならびにテレビ会議対象
人物像を表示するモニタ8と、送受話手段10・11
と、所定の操作を行う操作部18と、テレビ会議出席の
各自が対面するモニタ8に自画像の表示の有無の自己診
断時に操作する自己診断操作手段14と、前記テレビカ
メラとモニタ8と送受話手段10・11とを接続する端
子部16とを備えてテレビ会議室ごとに設けられたテレ
ビ会議端末装置1a〜1n、2a〜2nと;前記テレビ
会議室1・2ごとに設けられてテレビ会議対象の各テレ
ビ会議端末装置1a〜1n・2a〜2nからの映像信号
を切り換える複数個の映像切換装置3・4と;各映像切
換装置3・4間に一つの回線5を介して接続され、各テ
レビ会議端末装置1a〜1n・2a〜2nの映像信号な
らびに音声信号をテレビ会議端末装置1a〜1n・2a
〜2nが属する映像切換装置3・4から所定の会議対象
のテレビ会議室1・2に属する映像切換装置3・4に転
送する交換機6と;各映像切換装置3・4ごとに設けら
れ、各テレビ会議端末装置1a〜1n・2a〜2nに対
面した各テレビ会議出席者が前記自己診断操作手段14
を操作すると前記対面したテレビ会議端末装置1a〜1
n・2a〜2nのテレビカメラから会議出席者が属する
映像切換装置3・4を経由して前記対面したテレビ会議
端末装置3・4のモニタ8に至る経路間の正常時のみ前
記テレビカメラにより撮像された自画像をその対面した
テレビ会議端末装置1a〜1n・2a〜2nのモニタ8
に表示させる自画像折り返し手段15と;からなる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の自己診断機能付きテレ
ビ会議システムによれば、各テレビ会議出席者が会議の
開始前に対面するテレビ会議端末装置の自己診断操作手
段を操作することにより、テレビカメラで撮像した自画
像のデータがテレビ会議出席者の出席するテレビ会議室
に属する映像切換装置に設けられた自画像折り返し手段
を経由してテレビ会議出席者が対面するモニタに自画像
を表示し、テレビ会議出席者が対面するテレビ会議端末
装置とこのテレビ会議端末装置が属する映像切換装置間
の経路が正常であることをテレビ会議出席者自身で確認
する。
【0015】また、自画像がモニタに表示されない場合
には、自己診断操作手段から映像切変装置を経由したモ
ニタまでの経路に故障があることをテレビ会議出席者自
身で確認することができる。
【0016】次に、この発明の自己診断機能付きテレビ
会議システムの一実施の形態について図面に基づき説明
する。図1はこの一実施の形態の全体的構成を示すブロ
ック図である。
【0017】図1において、説明を簡略にするために、
互いに遠距離にあるテレビ会議室が2箇所に存在する場
合を例にとって説明を進めることにする。A地点に存在
するテレビ会議室1と、B地点に存在するテレビ会議室
2には、それぞれ複数のテレビ会議端末装置1a〜1n
・2a〜2nが図示しないデスク上に設置されている。
これらのテレビ会議室1・2で開催されるテレビ会議に
出席するテレビ会議出席者はそれぞれテレビ会議端末装
置1a〜1n・2a〜2nに臨み、対面する。
【0018】各テレビ会議室1・2に属するように、各
テレビ会議室1・2ごとに映像切換装置3・4が設けら
れている。各映像切換装置3・4は各テレビ会議室1・
2内または各テレビ会議室1・2外において、各テレビ
会議端末装置1a〜1n・2a〜2nから所定の距離を
隔てた位置に設置されている。
【0019】各映像切換装置3・4には、各テレビ会議
端末装置1a〜1n・2a〜2nが接続されている。映
像切換装置3はテレビ会議端末装置1a〜1nから出力
される映像、すなわち、各テレビ会議端末装置1a〜1
nに臨み、対面するテレビ会議出席者の映像データを切
り換えて後述するテレビ会議端末装置1a〜1nの後述
するモニタに表示させる。
【0020】また、映像切換装置3はテレビ会議端末装
置1a〜1nから出力されるテレビ会議室1のテレビ会
議出席者の映像データを切り換えて一つの電話回線5を
通して交換機6に伝送する。
【0021】前記映像データの伝送と同時にテレビ会議
端末装置1a〜1nのうちのいずれかのテレビ会議出席
者の発言された音声信号も切り換えて、電話回線5を通
して交換機6に伝送する。
【0022】同様にして、映像切換装置4はテレビ会議
端末装置2a〜2nから出力される映像、すなわち、各
テレビ会議端末装置2a〜2nに臨み、対面するテレビ
会議出席者の映像データを切り換えてテレビ会議端末装
置2a〜2nのモニタに表示させる。
【0023】また、映像切換装置4はテレビ会議端末装
置2a〜2nから出力されるテレビ会議室2のテレビ会
議出席者の映像データを切り換えて一つの電話回線5を
通して交換機6に伝送する。
【0024】前記映像データの伝送と同時にテレビ会議
端末装置2a〜2nのうちのいずれかのテレビ会議出席
者の発言された音声信号も、切り換えて、電話回線5を
通して交換機6に伝送する。
【0025】交換機6は電話回線5を通して伝送されて
くる映像切換装置3からのテレビ会議室1のテレビ会議
端末装置のテレビカメラで撮像されたテレビ会議出席者
の映像データを電話回線5を通してテレビ会議室2側に
属する映像切変装置4側に伝送する。
【0026】映像切変装置4は、交換機6から伝送され
てきたテレビ会議室1側のテレビ会議出席者の映像デー
タと音声データとをテレビ会議室2内の所定のテレビ会
議端末装置2a〜2nの内の所定のテレビ会議端末装置
のモニタに表示させると同時に、スピーカから音声を発
生させる。
【0027】テレビ会議室2側からテレビ会議室1側に
テレビ会議出席者の映像データと音声データの伝送時に
も、同様にして、交換機6からテレビ会議室1側に属す
る映像切換置3にテレビ会議出席者の映像データと音声
データを送り、映像切換装置3からテレビ会議室1内の
テレビ会議端末装置1a〜1nのうちの所定のテレビ会
議端末装置にテレビ会議室2側の選択されたテレビ会議
出席者の映像をテレビ会議端末装置のモニタに表示させ
ると同時に、テレビ会議室2側の選択されたテレビ会議
出席者の発言する音声をスピーカから発生する。
【0028】図1の各テレビ会議端末装置1a〜1n・
2a〜2nは同一構成をなし、例えば、図2の概略構成
を示す斜視図のように構成される。図2はテレビ会議端
末装置1aを代表して例示したものであり、筐体7の前
面の中央部にモニタ8が配置され、モニタ8の上方にテ
レビカメラのレンズ9が配置されている。
【0029】図2では、簡略化のためにテレビカメラの
本体部はテレビ会議端末装置1aの筐体7内に組み込ま
れているものとして示されている。
【0030】レンズ9はテレビ会議端末装置1aに対面
するテレビ会議出席者の自画像を撮像してテレビカメラ
本体内のCCDの表面に結像する。また、必要に応じ
て、テレビカメラは筐体7内に設置するのではなく、テ
レビ会議室1内の所定箇所に設置して、テレビ会議出席
者とその背景、あるいは会議に使用される黒板などの必
要な備品類等を撮影することもできる。
【0031】この一実施形態では、前述のように、レン
ズ9が筐体7の前面のモニタ8の上方に配置されて、テ
レビ会議出席者の自画像を撮像するものとして、以下、
説明を進める。
【0032】筐体7の前面において、モニタ8の下方に
は、マイクロフォン10とスピーカ11とが所定の間隔
で配置され、この両者で送受話手段を構成している。マ
イクロフォン10はテレビ会議端末装置1aに対面する
テレビ会議出席者が発生する音声を集音すためのもので
あり、スピーカ11は会議の対象となる相手側の音声を
拡声する。
【0033】筐体7の前方に水平に操作盤12が筐体7
と一体的あるいは筐体7に対して折り曲げたり、引き出
したりして、開閉可能に設けられている。操作盤12の
上面の所定の位置には、テンキーなどの操作キー13が
配置される。操作キー13は、テレビ会議室1・2の呼
出し、テレビ会議出席者の呼出し時などに操作するプッ
シュ・ボタン等のキーである。
【0034】操作盤12の上面であって、操作キー13
の近傍には、自己診断操作手段としての自画像折り返し
ボタン14が配置されている。自画像折り返しボタン1
4はテレビ会議端末装置1aに臨むテレビ会議出席者が
テレビ会議開始前にあらかじめこのテレビ会議端末装置
1aとテレビ会議室1に属する上記の映像切換装置3と
の間の経路の障害の有無を点検する場合に操作するため
のスイッチである。
【0035】自画像折り返しボタン14の操作時には、
図3に示す自画像折り返し手段としてのマトリクス・ス
イッチ15のテレビ会議端末装置1aに対応する入力ラ
インと出力ラインとの交点に接続する。
【0036】マトリクス・スイッチ15はそれぞれ図1
に示す映像切換装置3・4ごとに設けられている。図3
の場合には、映像切換装置3に設けられているマトリク
ス・スイッチ15を例にとって説明する。
【0037】マトリクス・スイッチ15の行線(横線)
15Ha〜15Hnは、テレビ会議室1内の各テレビ会
議端末装置1a〜1nに設けられている各モニタ8の入
力端に接続され、マトリクス・スイッチ15の列線(縦
線)15Va〜15Vnはテレビ会議室1内の各テレビ
会議端末装置1a〜1nに設けられている各テレビカメ
ラの出力端に接続されている。
【0038】ここで、説明を再度図2に戻すと、テレビ
会議端末装置1aの所定箇所、例えば、筐体7の側面の
下方には、端子部16が設けられている。端子部16は
映像切換装置3に接続する端子などが配列される。
【0039】このように構成されたテレビ会議端末装置
1aの要部と映像切換装置3との接続関係を機能ブロッ
クとして表すと、図4のごとくになる。図4における実
線は映像信号を伝送する線を示し、破線は映像切換装置
3内の制御装置からの制御信号を伝送する線を示す。
【0040】操作部18は、図2の操作盤12と、操作
キー13と、自画像折り返しボタン14の部分を含むも
のとする。これらの操作部18、テレビカメラ、モニタ
8が端子部16を介して、映像切換装置3と信号を授受
する。
【0041】次に、以上のように構成された、この発明
の一実施の形態の動作を説明する。まず、テレビ会議室
1・2間でテレビ会議を開催する際に、テレビ会議シス
テムの電源を投入する前に、テレビ会議出席者はそれぞ
れテレビ会議室1、テレビ会議室2の各テレビ会議端末
装置1a〜1n・2a〜2nに臨んで対面し、テレビ会
議が開始する前に自己のテレビ会議端末装置と映像切換
装置3、4間に障害が有るか否かを事前にチェックす
る。
【0042】事前チェックする場合の動作も、各テレビ
会議端末装置1a〜1n・2a〜2nが同様にして行わ
れるので、テレビ会議端末装置1aを例にとって説明す
る。
【0043】事前チェックに際し、テレビ会議端末装置
1aのテレビカメラのレンズ9がテレビ会議端末装置1
aに対面するテレビ会議出席者の映像をテレビカメラの
CCDに結像させ、テレビカメラからこのテレビ会議出
席者の映像の映像データが端子部16に出力している状
態になっている。
【0044】この状態で、テレビ会議端末装置1aに対
面したテレビ会議出席者が自画像折り返しボタン14を
押すと、映像切換装置3に設けられたマトリクス・スイ
ッチ15の行線15Haと列線15Vaとの交点17が
接続される。
【0045】これにより、テレビカメラで撮像されたテ
レビ会議端末装置1aに対面したテレビ会議出席者の自
画像の映像データがテレビ会議端末装置1aの端子部1
6を経て、映像切換装置3のマトリクス・スイッチ15
の列線15Va、交点17、行線15Haを経由して、
テレビ会議端末装置1aの端子部16からモニタ8に入
力され、モニタ8にテレビ会議端末装置1aに対面する
テレビ会議出席者の自画像が表示される。
【0046】モニタ8に表示される自画像をテレビ会議
端末装置1aに対面するテレビ会議出席者が確認するこ
とにより、つまり、自己のモニタに自画像が表示される
ことにより、テレビ会議端末装置1aのテレビカメラか
ら映像切換装置3を経てテレビ会議端末装置1aのモニ
タ8までの経路に障害がないことが測定器を使用するこ
となく、自画像折り返しボタン14の操作のみで判定で
きる。
【0047】もし、この自画像折り返しボタン14を操
作しても、テレビ会議端末装置1aのモニタ8にテレビ
会議端末装置1aに対面するテレビ会議出席者の自画像
が表示されない場合には、テレビ会議端末装置1aのテ
レビカメラから映像切換装置3を経てテレビ会議端末装
置1aのモニタ8までの経路のどこかに映像系の断線等
の障害が発生しているとになる。したがって、障害の発
見が容易になり、障害の除去作業が迅速になる。
【0048】他のテレビ会議端末装置1b〜1n、2a
〜2nに対面するテレビ会議出席者の自画像が各モニタ
に表示してテレビカメラから映像切換装置3、あるいは
4を経てテレビ会議端末装置1b〜1n・2a〜2nの
モニタ8までの経路の障害の発生の有無も同様に確認で
きる。
【0049】さらに、上述のように、各テレビ会議端末
装置1a〜1n・2a〜2nの自画像の折り返し経路が
正常であるが、実際に、テレビ会議を開始すると、テレ
ビ会議出席者が対面する自己のモニタに表示されるべき
テレビ会議出席者の相手側の画像の表示が異常な場合に
は、テレビ会議に出席している相手側の端子部から映像
切換装置(この場合、映像切換装置4)間の経路が異常
であることがわかる。
【0050】なお、上記一実施例の形態の説明では、映
像切換装置3.4にのみそれぞれマトリクス・スイッチ
15を設けて、自画像折り返しボタン14の操作で自画
像の折り返し機能を実行する場合について例示したが、
この発明はこれに限定されるものではない。
【0051】すなわち、例えば、図5に示すように、各
テレビ会議端末装置1a〜1n・2a〜2nの端子部1
6にも自画像折り返し手段としてのマトリクス・スイッ
チ15を設け、自画像をテレビカメラから映像切換装置
3、あるいは映像切換装置4のマトリクス・スイッチ1
5を経由してモニタに表示する自画像折り返し機能に加
えて、自画像折り返しボタン14を操作することによ
り、テレビ会議出席者が対面するテレビ会議端末装置1
aのテレビカメラで撮像した自画像の映像データをテレ
ビ会議端末装置1aの端子部16からこの端子部16に
設けたマトリクス・スイッチ15を経由して、テレビ会
議端末装置1aのモニタ8に表示させることもできる。
【0052】なお、前記映像データが映像切替装置3で
折り返すか、端子部16で折り返すかは、操作部18に
設けられるデップスイッチ(図示せず)で設定する。
【0053】図5のようにすれば、テレビ会議端末装置
1aのテレビカメラから端子部16、モニタ8までの経
路での障害の発見の探索範囲を狭めることができ、より
迅速に障害発生箇所を探索をできる。
【0054】
【発明の効果】この発明は、各テレビ会議室ごとに対応
して設けられ、各テレビ会議室に設置されたテレビ会議
端末装置との間で映像データを授受するとともに、相互
に一つの電話回線を通して交換機にテレビ会議端末装置
の映像データを切り換えて伝送する映像切換装置に自画
像折り返し手段を設け、各テレビ会議端末装置に設置し
た自己診断操作手段を各テレビ会議出席者が操作するこ
とにより、各テレビ会議出席者の自画像をテレビカメラ
から自画像折り返し手段を経由して各テレビ会議出席者
が対面するテレビ会議端末装置のモニタに表示させて、
各テレビ会議出席者が対面するテレビ会議端末装置のテ
レビカメラから映像切換装置を経由したモニタまでの経
路に障害があるか否かを確認するようにしたので、障害
発生時にテレビ会議システムの電源を遮断して回線の配
線を取り出し、測定器類を接続することなく、容易かつ
迅速に障害の発生を検出することができ、かつ障害を復
旧するまでの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自己診断機能付きテレビ会議システ
ムの一実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の自己診断機能付きテレビ会議システムに
おけるテレビ会議端末装置の外観斜視図である。
【図3】図1の自己診断機能付きテレビ会議システムに
適用されるマトリクス・スイッチの回路図である。
【図4】図1の自己診断機能付きテレビ会議システムに
おけるテレビ会議端末装置の要部と映像切変装置内に設
けた自画像折り返し手段との接続関係を示すブロック図
である。
【図5】この発明の自己診断機能付きテレビ会議システ
ムの他の実施の形態におけるテレビ会議端末装置の端子
部と映像切変装置とに設けた自画像折り返し手段の接続
関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 テレビ会議室 2 テレビ会議室 1a〜1n テレビ会議端末装置 2a〜2n テレビ会議端末装置 3 映像切換装置 4 映像切換装置 5 電話回線 6 交換機 8 モニタ 9 レンズ 10 マイクロフォン 11 スピーカ 12 操作盤 13 操作キー 14 自画像折り返しボタン 15 マトリクス・スイッチ 16 端子部 17 交点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ自画像を撮像するテレビカメラ
    と、前記テレビカメラで撮像された自画像ならびにテレ
    ビ会議対象人物像を表示するモニタ(8) と、送受話手段
    (10)・(11)と、所定の操作を行う操作部(18)と、テレビ
    会議出席の各自が対面する前記モニタ(8) に自画像の表
    示の有無の自己診断時に操作する自己診断操作手段(14)
    と、前記テレビカメラとモニタ(8) と送受話手段(10)・
    (11)とを接続する端子部(16)とを備えてテレビ会議室ご
    とに設けられたテレビ会議端末装置(1a)〜(1n)・(2a)〜
    (2n)と;前記テレビ会議室(1)・(2)ごとに設けられてテ
    レビ会議対象の各テレビ会議端末装置(1a)〜(1n)・(2a)
    〜(2n)からの映像信号を切り換える複数個の映像切換装
    置(3)・(4)と;各映像切換装置(3)・(4)間に一つの回線
    (5) を介して接続され、各テレビ会議端末装置(1a)〜(1
    n)・(2a)〜(2n)の映像信号ならびに音声信号をテレビ会
    議端末装置(1a)〜(1n)・(2a)〜(2n)が属する映像切換装
    置(3)・(4)から所定の会議対象のテレビ会議室(1)・(2)
    に属する映像切換装置(3)・(4)に転送する交換機(6)
    と;各映像切換装置(3)・(4)ごとに設けられ、各テレビ
    会議端末装置(1a)〜(1n)・(2a)〜(2n)に対面した各テレ
    ビ会議出席者が自己診断操作手段(14)を操作すると前記
    対面したテレビ会議端末装置(1a)〜(1n)・(2a)〜(2n)の
    テレビカメラから会議出席者が属する映像切換装置(3)
    ・(4)を経由して前記対面したテレビ会議端末装置(3)・
    (4)のモニタ(8) に至る経路間の正常時のみ前記テレビ
    カメラにより撮像された自画像をその対面したテレビ会
    議端末装置(1a)〜(1n)・(2a)〜(2n)のモニタ(8) に表示
    させる自画像折り返し手段(15)と;をからなる自己診断
    機能付きテレビ会議システム。
  2. 【請求項2】 自画像折り返し手段(15)は各テレビ会議
    出席者が自己診断操作手段(14)を操作すると、各テレビ
    会議出席者が対面するテレビ会議端末装置(1a〜1n)・(2
    a〜2n)の前記テレビカメラから端子部(16)を経由して前
    記対面したテレビ会議端末装置(1a〜1n)・(2a〜2n)のモ
    ニタ(8) に至るまでの経路間の正常時のみ前記テレビカ
    メラにより撮像された自画像をモニタ(8) に表示させる
    ために、各テレビ会議端末装置(1a〜1n)・(2a〜2n)の端
    子部(16)に追加されることを特徴とする請求項1記載の
    自己診断機能付きテレビ会議システム。
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