JP2014090364A - 伝送システム、中継装置、伝送端末、および、伝送端末制御プログラム - Google Patents

伝送システム、中継装置、伝送端末、および、伝送端末制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1台の伝送装置のみで伝送路やネットワーク帯域までを含めた広範な接続確認を行えるようにする。
【解決手段】映像および音声のローカルでの再生およびネットワークを介した送受信を可能とする伝送端末と、前記伝送端末から送られた映像データおよび音声データを、他の伝送端末もしくは送信元と同じ伝送端末に配信可能な中継装置と、複数の伝送端末もしくは単一の伝送端末のセッション管理が可能な伝送管理装置とを備え、前記伝送端末は、前記伝送管理装置を経由し前記中継装置に対して単一拠点のセッション確立を要求し、前記中継装置は単一拠点のセッション確立要求により要求元の前記伝送端末に対して、単一拠点のセッションを確立することにより、一つの拠点のみで前記伝送端末の接続確認を可能とする。
【選択図】図3

Description

本発明は映像・音声を伝送する技術に関する。
伝送システムの一つの形態である遠隔会議システムは、遠隔会議の出席者がいる会議室において、伝送端末により出席者を撮影したり出席者の発言等を集音したりすることにより映像や音声を収集し、収集した映像や音声をデジタルデータに変換して相手方の伝送端末に送信し、相手方の会議室のディスプレイに映像を表示させたり、スピーカから音声を出力させたりして、実際の会議に近い状態を実現する。
このような遠隔通会議システムにおいては、会議に参加する全ての伝送端末と映像配信サーバとを接続し、映像配信サーバが各伝送端末に対して映像データと音声データの配信を制御することによって、多拠点間で遠隔会議を実現している。
この種の遠隔会議システムは、正常に動作することが期待されるが、種々の要因によって不具合が発生することがある。
特許文献1には、テレビ会議システムの保守点検を容易にすることを目的に、テレビ会議システムの所定の構成要素の障害を検知する障害検知手段と、検知された所定の条件を満たす障害情報を指定通知先に通信する通知手段とを有する遠隔保守装置が開示されている。
この装置によれば、障害の内容が保守担当部署等の指定通知先に通知されるので、保守担当者は重大な異常等について対処することができる。
上述した特許文献1では、伝送端末の使用が開始された後における障害には対処することができるが、伝送端末の設置時において、遠隔会議が正常に使用できるか否かの確認を行うことは困難であった。
通常、伝送端末を購入した場合、ユーザもしくはサービスマンが設置を行ない、遠隔会議が可能であるかテストして、異常がないこと自体を確認する。
しかし、遠隔会議が可能であるかのテストには、少なくとも相手方となる伝送端末が必要となり、一時的なテストのために相手方となる伝送端末を探したり、その伝送端末を管理する者にテストに付き合ってもらうためのアポイントメントをとったりするのは煩雑であった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、1台の伝送装置のみで伝送路やネットワーク帯域までを含めた広範な接続確認を行えるようにすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、映像および音声のローカルでの再生およびネットワークを介した送受信を可能とする伝送端末と、前記伝送端末から送られた映像データおよび音声データを、他の伝送端末もしくは送信元と同じ伝送端末に配信可能な中継装置と、複数の伝送端末もしくは単一の伝送端末のセッション管理が可能な伝送管理装置とを備え、前記伝送端末は、前記伝送管理装置を経由し前記中継装置に対して単一拠点のセッション確立を要求し、前記中継装置は単一拠点のセッション確立要求により要求元の前記伝送端末に対して、単一拠点のセッションを確立することにより、一つの拠点のみで前記伝送端末の接続確認を可能とするようにしている。
本発明にあっては、1台の伝送装置のみで伝送路やネットワーク帯域までを含めた広範な接続確認を行うことができる。
伝送システムの構成例を示す図である。 伝送端末のハードウェア構成例を示す図である。 主要な装置の機能構成例を示す図である。 伝送システムにおける画像データ、音声データおよび各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 第1の実施形態における接続確認処理の例を示すフローチャートである。 接続確認処理時の画面例を示す図である。 接続確認処理のためのセッションの確立および映像のループバックの処理例を示すシーケンス図である。 接続確認の開始時の操作を行う画面例を示す図である。 接続確認の開始時に用いる宛先リスト管理テーブルの例を示す図である。 第2の実施形態における接続確認処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態における伝送端末の機能構成例を示す図である。 音声確認処理の例を示すフローチャートである。 音声確認処理時の画面例を示す図である。 第4の実施形態における音声確認処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は伝送システム1の構成例を示す図である。
図1において、伝送システム1は、複数の伝送端末10(10aa、10ab、・・)、各伝送端末10(10aa、10ab、・・)用のディスプレイ120(120aa、120ab、・・)、複数の中継装置30(30a、30b、30c、30d)、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、および、メンテナンスシステム100によって構成されている。
伝送システム1は、例えばH.264/SVC(Scalable Video Coding)等の映像符号化標準規格を利用して、映像データの送受信を行うことができる。さらに、伝送管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションが確立され、中継装置30を介して、映像データおよび音声データが各伝送端末10間で送受信される。映像符号化標準規格としては、公知のものは全て適用することができ、H.264/SVCに限られない。例えば他にもH.264/AVCも含まれる。
プログラム提供システム90は、HD(Hard Disk)等の記憶装置を備えており、伝送端末10に各種機能を実現させる(または、伝送端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、伝送端末10に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90には、中継装置30に各種機能を実現させる(または、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、各中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。さらに、プログラム提供システム90には伝送端末10のメンテナンス用プログラムも記憶されており、伝送端末10にメンテナンス用プログラムを送信することができる。
図2は伝送端末10のハードウェア構成例を示す図である。
伝送端末10は、伝送端末10の全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末用プログラム、映像データおよび音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105を備えている。
また、伝送端末10は、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107を備えている。
また、伝送端末10は、伝送端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、伝送端末10の電源のオン/オフを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、伝送端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して映像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114およびスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116を備えている。カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の映像(画像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
また、伝送端末10は、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に映像データを伝送するディスプレイI/F117を備えている。ディスプレイ120は、被写体の映像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機EL(electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
また、伝送端末10は、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、伝送端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、および外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、伝送端末10は、PC、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話のいずれでもよい。また、伝送端末10は、カメラ、マイク、スピーカを必ずしも内蔵している必要はなく、外付けのみにしてもよい。
図3は主要な装置の機能構成例を示す図である。
図3において、伝送端末10は、送受信部11と操作入力受付部12とログイン要求部13と撮像部14と音声入力部15aと音声出力部15bと最終絞込部16と表示制御部17と遅延検出部18と記憶・読出処理部19と記憶部1000とを備えている。
送受信部11は、図2に示したネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置またはシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、図2に示した操作ボタン108および電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。
ログイン要求部13は、図2に示したCPU101によって実現され、電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して伝送管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報および要求元としての伝送端末10(要求元端末)の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。
撮像部14は、図2に示したカメラ112および撮像素子I/F113によって実現され、カメラ112によって被写体を撮像して、この撮像して得た映像データを出力する。
音声入力部15aは、図2に示したマイク114および音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。
音声出力部15bは、図2に示した音声入出力I/F116およびスピーカ115によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカ115に出力して音声を出力させる。
最終絞込部16は、複数の中継装置30から最終的に遠隔会議の通話で画像データおよび音声データを中継する1つの中継装置30に絞り込む最終絞込処理を行う。
表示制御部17は、図2に示したディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して映像データを送信するための制御を行う。
遅延検出部18は、図2に示したCPU101によって実現され、他の伝送端末10から中継装置30を介して送られて来る映像データまたは音声データの遅延時間(ms)を検出する。
記憶・読出処理部19は、図2に示したSSD105等によって実現され、フラッシュメモリ104による記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
伝送管理システム50は、送受信部51と端末認証部52と状態管理部53と端末抽出部54と端末状態取得部55と一次絞込部56とセッション管理部57と品質決定部58と記憶・読出処理部59と遅延時間管理部60と記憶部5000とを備えている。記憶部5000には、中継装置管理DB(Data Base)5001、端末認証管理DB5002、端末管理DB5003、宛先リスト管理DB5004、セッション管理DB5005、優先度管理DB5006および品質管理DB5007が設けられている。
送受信部51は、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置またはシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
端末認証部52は、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末IDおよびパスワードを検索キーとし、記憶部5000の端末認証管理DB5002を検索し、端末認証管理テーブルに同一の端末IDおよびパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。なお、パスワードによる認証に代え、より複雑な認証方式を用いることもできる。また、端末IDは、端末や端末のユーザを識別できればよく、端末が予め記憶しているIDであってもよいし、ユーザが端末に対して入力したIDであってもよい。
状態管理部53は、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末管理DB5003の端末管理テーブルに、この要求元端末の端末ID、要求元端末の稼動状態、伝送管理システム50でログイン要求情報が受信された受信日時、および要求元端末のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。
端末抽出部54は、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004の宛先リスト管理テーブルを検索し、要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。
端末状態取得部55は、端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末管理DB5003の端末管理テーブルを検索し、端末抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。
一次絞込部56は、複数の中継装置30から最終的に1つの中継装置30に絞り込む最終絞込処理を支援するため、この最終絞込処理前の一次絞込処理を行う。すなわち、一次絞込部56は、中継装置管理DB5001、端末管理DB5003および優先度管理DB5006に基づいて、要求元端末と宛先端末との通話を中継するための中継装置30の一次絞込を行う。
セッション管理部57は、セッション管理DB5005のセッション管理テーブルに、セッションID、要求元端末の端末ID、および宛先端末の端末IDを関連付けて記憶して管理する。
品質決定部58は、遅延時間を検索キーとして、品質管理DB5007の品質管理テーブルを検索し、対応する映像データの画質を抽出することで、中継装置30に中継させる映像データの画質を決定する。
記憶・読出処理部59は、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
遅延時間管理部60は、宛先端末のIPアドレスを検索キーとして、端末管理DB5003の端末管理テーブルを検索することで、対応する端末IDを抽出し、更に、セッション管理DB5005のセッション管理テーブルにおいて、抽出した端末IDが含まれるレコードにおける遅延時間のフィールド部分に、遅延情報で示されている遅延時間を記憶して管理する。
中継装置30は、送受信部31と状態検知部32とデータ品質確認部33と変更品質管理部34とデータ品質変更部35と記憶・読出処理部39と記憶部3000とを備えている。記憶部3000には、変更品質管理DB(Data Base)3001が設けられている。
送受信部31は、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、またはシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
状態検知部32は、中継装置30の稼動状態を検知する。稼動状態としては、「オンライン」、「オフライン」、「通話中」または「一時中断」の状態がある。
データ品質確認部33は、宛先端末のIPアドレスを検索キーとして、変更品質管理DB3001を検索し、対応した中継される画像データの画質を抽出することで、中継される画像データの画質を確認する。
変更品質管理部34は、伝送管理システム50から送られてくる品質情報に基づいて、変更品質管理DB3001の内容を変更する。例えば、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)と、端末IDが「01db」である宛先端末(端末10db)との間で高画質の画像データを送受信することによって遠隔会議を行っている最中に、他の遠隔会議を行う要求元端末(端末10bb)と宛先端末(端末10ca)が通信ネットワーク2を介して遠隔会議を開始すること等によって、宛先端末(端末10db)で画像データの受信の遅延が生じた場合には、中継装置30は今まで中継していた画像データの画質を、高画質から中画質に下げる。このような場合に、中画質を示す品質情報に基づいて、中継装置30が中継する画像データの画質を高画質から中画質に下げるように、変更品質管理DB3001の内容が変更される。
データ品質変更部35は、送信元端末から送られてきた画像データの画質を、上記変更された変更品質管理DB3001の内容に基づいて変更する。
記憶・読出処理部39は、記憶部3000に各種データを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<基本的動作>
図4は伝送システム1における画像データ、音声データおよび各種管理情報の送受信の状態を示した概念図であり、図4(a)は通常の遠隔会議時における状態、図4(b)は単一拠点会議時におけるループバックの状態をそれぞれ示している。
図4(a)において、遠隔会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」として示し、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」として示している。
伝送システム1は、要求元端末と宛先端末との間では、伝送管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、および音声データの4つの各データを送受信するための4つのセッションが確立される。ここでは、これら4つのセッションをまとめて、画像・音声データ用セッションsedとして示している。なお、この例はあくまで一例であって、画像データのセッションは必ずしも解像度ごとにセッションを3つに分ける必要はなく、1つや2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
図4(b)において、図4(a)との違いは、「要求元端末」と「宛先端末」が同じ端末であることである。
伝送システム1において、伝送管理システム50を介して、管理情報用セッションseiが確立され、中継装置30を介して、各解像度の画像データ、および音声データの4つの各データを送受信するための画像・音声データ用セッションsedが確立される。これにより、画像データおよび音声データの送受信を同じ端末で行うことができる。
<第1の実施形態>
図5は第1の実施形態における接続確認処理の例を示すフローチャートである。
図5において、伝送端末10がオンラインで起動され、操作入力受付部12から接続確認処理がユーザにより選択されると(ステップS5−1のYES)、接続確認処理を開始する。具体的には表示制御部17が、接続確認を開始するボタンを表示し、ユーザにそれを選択させることで接続確認処理を開始する。
伝送端末10は、先ず、宛先リスト管理テーブルを参照(詳細については後述)し、伝送管理システム50のセッション管理部57に単一拠点会議のセッション確立を要求する(ステップS5−2)。単一拠点会議とは、一つの伝送端末10で仮想的に会議室を作ること(一つの伝送端末10のみで会議が実施できること)であり、要求元の端末IDと宛先の端末IDとを同じにしてセッション確立を要求することで実現される。単一拠点会議のセッションでつながれた伝送端末10は、中継装置30からは自映像がループバックして送り返されてくる。図6はこのときの伝送端末10の表示例を示しており、右下の小さな領域にはローカル映像が表示され、その他の大きな領域にはループバック映像が表示されている。
図5に戻り、伝送管理システム50のセッション管理部57では、単一拠点会議として中継装置30に映像配信を要求し(ステップS5−3)、その後、中継装置30と伝送端末10の間で単一拠点会議のセッションが確立され、映像の送受信が開始される(ステップS5−4)。このとき、送った自映像がリアルタイムに中継装置30からループバックされてくる。
伝送端末10側では、中継装置30を介さないローカルでの自映像と中継装置30から配信された映像を同時に表示する(ステップS5−5)。これにより、端末1台でカメラの機能の診断が可能となり、かつ伝送端末10と中継装置30の間のネットワークに問題があるか否かも確認が可能となる。
その後、伝送端末10は、操作入力受付部12から接続確認処理終了がユーザにより選択されると(ステップS5−6のYES)、接続確認処理を終了する。
図7は接続確認処理のためのセッションの確立および映像のループバックの処理例を示すシーケンス図である。
図7において、伝送端末10から伝送管理システム50のセッション管理部57に単一拠点会議のセッション確立を要求すると(ステップS7−1)、セッション管理部57は中継装置30に単一拠点会議開始を要求し(ステップS7−2)、中継装置30は伝送端末10に単一拠点会議のセッション確立を通知する(ステップS7−3)。
伝送端末10は映像を中継装置30に送信し(ステップS7−4)、中継装置30はそれをループバックして伝送端末10に送信する(ステップS7−5)。
その後、伝送端末10から伝送管理システム50のセッション管理部57に単一拠点会議のセッション切断を要求すると(ステップS7−6)、セッション管理部57は中継装置30に単一拠点会議終了を要求し(ステップS7−7)、中継装置30は伝送端末10に単一拠点会議のセッション切断を通知する(ステップS7−8)。
図8は接続確認の開始時の操作を行う画面例を示す図である。
図8において、接続確認を開始する画面として、表示パターンA〜Dが示されている。
表示パターンAは、図8(a)に示すような通常の遠隔会議の宛先一覧を表示する接続確認選択画面から、接続確認モードの「開始」ボタンを選択することで、図8(c)に示すような接続確認のために自端末を宛先一覧に含めて表示する接続確認開始画面に遷移し、宛先一覧から自端末を選択することで接続確認を開始する。
表示パターンBは、図8(a)に示すような通常の遠隔会議の宛先一覧を表示する接続確認選択画面から、接続確認モードの「開始」ボタンを選択することで、図8(d)に示すような接続確認のために自端末のみを宛先一覧に表示する接続確認開始画面に遷移し、宛先一覧から自端末を選択することで接続確認を開始する。
表示パターンCは、図8(b)に示すような機能一覧を表示する接続確認選択画面から、「接続確認」ボタンを選択することで、図8(d)に示すような接続確認のために自端末のみを宛先一覧に表示する接続確認開始画面に遷移し、宛先一覧から自端末を選択することで接続確認を開始する。
表示パターンDは、図8(b)に示すような機能一覧を表示する接続確認選択画面から、「接続確認」ボタンを選択することで、図8(e)に示すような接続確認の概要を表示する接続確認開始画面に遷移し、「開始」ボタンを選択することで接続確認を開始する。
9は接続確認の開始時に用いる宛先リスト管理テーブルの例を示す図である。
図9(a)に示す相手先リストテーブルは、通常の遠隔会議を開始するために参照するテーブルであり、要求元の端末IDに対して宛先の端末IDが対応付けられている。通常の遠隔会議では自端末に対して接続することはないため、要求元の端末IDは宛先の端末IDに含まれていない。
図9(b)に示す接続確認専用テーブルは、接続確認のために要求元の端末IDに対して同じ端末IDを宛先の端末IDとして対応付けたテーブルである。
図9(c)に示す接続確認用端末ID追加テーブルは、要求元の端末IDに対応付けられた宛先の端末IDの中に要求元の端末IDを含めたものである。
図9(d)に示す複合型テーブルは、要求元の端末IDに対して、通常の遠隔会議に用いる宛先の端末IDと、接続確認の宛先としての要求元の端末IDとを別個のフィールドにおいて対応付けたものである。
以下、図8に示した表示パターン毎に処理を説明する。
表示パターンA:
表示パターンAでは、図9(a)の相手先リストテーブルと図9(c)の接続確認用端末ID追加テーブルとを用いる。これに代え、図9(a)の相手先リストテーブルと図9(b)の接続確認専用テーブルとを用い、もしくは、図9(d)の複合型テーブルを用い、図9(c)の接続確認用端末ID追加テーブルの内容を生成してもよい。これらのテーブルは伝送管理システム50の記憶部5000の宛先リスト管理DB5004に保持されている。
伝送端末10の表示制御部17は、図9(a)の相手先リストテーブルに基づき、通常の遠隔会議の宛先一覧を含んだ図8(a)の接続確認選択画面を表示する。
この接続確認選択画面からユーザにより接続確認モードの「開始」ボタンが選択されることで、伝送端末10の表示制御部17は、図9(c)の接続確認用端末ID追加テーブルに基づき、自端末を宛先に有する宛先一覧を含んだ図8(c)の接続確認開始画面を表示する。
この接続確認開始画面からユーザにより自端末が選択されることで、接続確認を開始し、要求元を自端末、宛先を自端末とする単一拠点会議のセッションを確立する。
その後、ユーザにより接続確認モードの「終了」ボタンが選択されると、図8(a)の接続確認選択画面に戻る。
表示パターンB:
表示パターンBでは、図9(a)の相手先リストテーブルと図9(b)の接続確認専用テーブルとを用い、もしくは、図9(d)の複合型テーブルを用いる。これらのテーブルは伝送管理システム50の記憶部5000の宛先リスト管理DB5004に保持されている。
伝送端末10の表示制御部17は、図9(a)の相手先リストテーブルに基づき、通常の遠隔会議の宛先一覧を含んだ図8(a)の接続確認選択画面を表示する。
この接続確認選択画面からユーザにより接続確認モードの「開始」ボタンが選択されることで、伝送端末10の表示制御部17は、図9(b)の接続確認専用テーブルに基づき、自端末のみを宛先として有する宛先一覧を含んだ図8(d)の接続確認開始画面を表示する。
この接続確認開始画面からユーザにより自端末が選択されることで、接続確認を開始し、要求元を自端末、宛先を自端末とする単一拠点会議のセッションを確立する。
その後、ユーザにより「終了」ボタンが選択されると、図8(a)の接続確認選択画面に戻る。
表示パターンC:
表示パターンCでは、図9(a)の相手先リストテーブルと図9(b)の接続確認専用テーブルとを用い、もしくは、図9(d)の複合型テーブルを用いる。これらのテーブルは伝送管理システム50の記憶部5000の宛先リスト管理DB5004に保持されている。
伝送端末10の表示制御部17は、図8(b)に示すような機能一覧を表示する接続確認選択画面を表示する。
この接続確認選択画面からユーザにより「接続確認」ボタンが選択されることで、伝送端末10の表示制御部17は、図9(b)の接続確認専用テーブルに基づき、自端末のみを宛先として有する宛先一覧を含んだ図8(d)の接続確認開始画面を表示する。
この接続確認開始画面からユーザにより自端末が選択されることで、接続確認を開始し、要求元を自端末、宛先を自端末とする単一拠点会議のセッションを確立する。
その後、ユーザにより「終了」ボタンが選択されると、図8(b)の接続確認選択画面に戻る。
表示パターンD:
表示パターンDでは、図9(a)の相手先リストテーブルと図9(b)の接続確認専用テーブルとを用い、もしくは、図9(d)の複合型テーブルを用いる。これらのテーブルは伝送管理システム50の記憶部5000の宛先リスト管理DB5004に保持されている。
伝送端末10の表示制御部17は、図8(b)に示すような機能一覧を表示する接続確認選択画面を表示する。
この接続確認選択画面からユーザにより「接続確認」ボタンが選択されることで、伝送端末10の表示制御部17は、図8(e)の接続確認の概要を表示する接続確認開始画面を表示する。
この接続確認開始画面からユーザにより「開始」ボタンが選択されることで、接続確認を開始し、要求元を自端末、宛先を自端末(図9(b)の接続確認専用テーブルを参照)とする単一拠点会議のセッションを確立する。
その後、ユーザにより「戻る」ボタンが選択されると、図8(b)の接続確認選択画面に戻る。
<第2の実施形態>
図10は第2の実施形態における接続確認処理の例を示すフローチャートであり、接続確認処理の単一拠点会議により音声がループバックすることでハウリングが発生する可能性があるため、その発生を防止するようにしたものである。
図10において、伝送端末10がオンラインで起動され、操作入力受付部12から接続確認処理がユーザにより選択されると(ステップS10−1のYES)、接続確認処理を開始する。具体的には表示制御部17が、接続確認を開始するボタンを表示し、ユーザにそれを選択させることで接続確認処理を開始する。
伝送端末10は、先ず、音声入力部15aによる音の入力をミュート(消音)する(ステップS10−2)。
次いで、伝送端末10は、宛先リスト管理テーブルを参照(詳細については後述)し、伝送管理システム50のセッション管理部57に単一拠点会議のセッション確立を要求する(ステップS10−3)。単一拠点会議とは、一つの伝送端末10で仮想的に会議室を作ることであり、要求元の端末IDと宛先の端末IDとを同じにしてセッション確立を要求することで実現される。単一拠点会議のセッションでつながれた伝送端末10は、中継装置30からは自映像がループバックして送り返されてくる。図6はこのときの伝送端末10の表示例を示しており、右下の小さな領域にはローカル映像が表示され、その他の大きな領域にはループバック映像が表示されている。
図5に戻り、伝送管理システム50のセッション管理部57では、単一拠点会議として中継装置30に映像配信を要求し(ステップS10−4)、その後、中継装置30と伝送端末10の間で単一拠点会議のセッションが確立され、映像の送受信が開始される(ステップS10−5)。このとき、送った自映像がリアルタイムに中継装置30からループバックされてくる。
伝送端末10側では、中継装置30を介さないローカルでの自映像と中継装置30から配信された映像を同時に表示する(ステップS10−6)。これにより、端末1台でカメラの機能の診断が可能となり、かつ伝送端末10と中継装置30の間のネットワークに問題があるか否かも確認が可能となる。
その後、伝送端末10は、操作入力受付部12から接続確認処理終了がユーザにより選択されると(ステップS10−7のYES)、音声入力部15aによるミュートを解除し(ステップS10−8)、接続確認処理を終了する。
<第3の実施形態>
図11は第3の実施形態における伝送端末10の機能構成例を示す図であり、映像による接続確認とは別に、音声についての音声確認を行えるようにしたものである。
図11において、伝送端末10には、音声入力部15aにより入力された音声を一時的に録音(音声データを記憶部1000に格納)するとともに、録音した音声を再生(記憶部1000から音声データを読出)し、送受信部11に出力(データ再生)もしくは音声出力部15bに出力(ローカル再生)する録音再生部20が追加されている。
図12は音声確認処理の例を示すフローチャートである。なお、この処理は図5もしくは図10の接続確認処理と並行して行ってもよいし、接続確認処理とは別個に行ってもよい。
図12において、伝送端末10は表示制御部17により音声の録音開始のダイアログを表示する(ステップS12−1)。例えば、図13(a)に示すようなダイアログを表示する。
図12に戻り、伝送端末10は操作入力受付部12により録音開始を受け付けると(ステップS12−2のOK)、音声入力部15aはミュートを解除し、音声出力部15bはミュートとする(ステップS12−3)。
次いで、伝送端末10は録音再生部20により録音を開始し、録音終了のダイアログを表示する(ステップS12−4)。例えば、図13(b)に示すようなダイアログを表示する。
図12に戻り、伝送端末10は操作入力受付部12により録音終了を受け付けると(ステップS12−5の録音終了)、録音した音声データを録音再生部20によりデータ再生し、中継装置30に送信してループバックし、ローカル再生のダイアログを表示する(ステップS12−6)。例えば、図13(c)に示すようなダイアログを表示する。
図12に戻り、伝送端末10は操作入力受付部12によりローカル再生を受け付けると(ステップS12−7のOK)、音声入力部15aはミュートとし、音声出力部15bはミュートを解除する(ステップS12−8)。
次いで、伝送端末10は録音再生部20によりローカル再生し、再生停止のダイアログを表示する(ステップS12−9)。例えば、図13(d)に示すようなダイアログを表示する。
図12に戻り、伝送端末10は操作入力受付部12により再生停止を受け付けると(ステップS12−10の停止)、音声確認処理を終了する。
また、録音開始時にキャンセルした場合(ステップS12−2のキャンセル)、録音終了時にキャンセルした場合(ステップS12−5のキャンセル)、ローカル再生時にキャンセルした場合(ステップS12−7のキャンセル)、再生停止時に終了した場合(ステップS12−10の終了)にも音声確認処理を終了する。
なお、ユーザが自ら音声の入力を行って録音する場合について説明したが、予め所定のテスト用の録音データを記憶部1000に格納しておいて生成するようにしたり、予め記憶部1000に格納したテキストデータに基づいて音声合成で再生したりするようにしてもよい。この場合、音声入力部15aおよび音声出力部15bのミュートは必要ない。ただし、マイク(外付けのマイクを含む)が正常に動作しているのかは確認できない。
また、録音データ(ユーザにより録音する場合と予め録音データを保持する場合の両方を含む)に信号として識別可能なマーカを挿入し、送信時のマーカのタイミングとループバックした受信時のマーカのタイミングとを比較することで、音声の遅延を測定し、表示することもできる。
<第4の実施形態>
図14は第4の実施形態における音声確認処理の例を示すフローチャートであり、音声確認処理終了時に録音した音声データを消去することでプライバシーを守るようにしたものである。
図14において、伝送端末10は表示制御部17により音声の録音開始のダイアログを表示する(ステップS14−1)。
次いで、伝送端末10は操作入力受付部12により録音開始を受け付けると(ステップS14−2のOK)、音声入力部15aはミュートを解除し、音声出力部15bはミュートとする(ステップS14−3)。
次いで、伝送端末10は録音再生部20により録音を開始し、録音終了のダイアログを表示する(ステップS14−4)。
次いで、伝送端末10は操作入力受付部12により録音終了を受け付けると(ステップS14−5の録音終了)、録音した音声データを録音再生部20によりデータ再生し、中継装置30に送信してループバックし、ローカル再生のダイアログを表示する(ステップS14−6)。
次いで、伝送端末10は操作入力受付部12によりローカル再生を受け付けると(ステップS14−7のOK)、音声入力部15aはミュートとし、音声出力部15bはミュートを解除する(ステップS14−8)。
次いで、伝送端末10は録音再生部20によりローカル再生し、再生停止のダイアログを表示する(ステップS14−9)。
次いで、伝送端末10は操作入力受付部12により再生停止を受け付けると(ステップS14−10の停止)、録音再生部20により録音データを消去し(ステップS14−11)、音声確認処理を終了する。
また、録音開始時にキャンセルした場合(ステップS14−2のキャンセル)にも音声確認処理を終了する。
録音終了時にキャンセルした場合(ステップS14−5のキャンセル)、ローカル再生時にキャンセルした場合(ステップS14−7のキャンセル)、再生停止時に終了した場合(ステップS14−10の終了)には、録音データを消去し(ステップS14−11)、その後、音声確認処理を終了する。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような利点がある。
(1)接続確認処理では、映像配信サーバにて映像データおよび音声データをループバックすることにより、実際の会議時と同じネットワーク構成で接続確認を行うことができる。伝送端末にはカメラで撮影した映像を端末内で映す「ローカル映像」と、映像配信サーバから配信された「ループバック映像」の両方を同時に表示し、比較できるようにすることにより、ネットワークによる遅延も確認できる。
(2)接続確認処理に際して音声入力部をミュートにすることで、耳障りなハウリングの発生を防止することができる。
(3)音声確認として、端末で録音し、録音データをループバック再生とローカル再生とで両者の比較を可能にし、音声劣化を確認することができる。
(4)音声確認処理の終了時に録音データを消去することで、複数のユーザが使用する環境においてプライバシーを守ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 伝送システム
10 伝送端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 ログイン要求部
14 撮像部
15a 音声入力部
15b 音声出力部
16 最終絞込部
17 表示制御部
18 遅延検出部
19 記憶・読出処理部
20 録音再生部
1000 記憶部
30 中継装置
31 送受信部
32 状態検知部
33 データ品質確認部
34 変更品質管理部
35 データ品質変更部
39 記憶・読出処理部
3000 記憶部
3001 変更品質管理DB
50 伝送管理システム
51 送受信部
52 端末認証部
53 状態管理部
54 端末抽出部
55 端末状態取得部
56 一次絞込部
57 セッション管理部
58 品質決定部
59 記憶・読出処理部
60 遅延時間管理部
5000 記憶部
5001 中継装置管理DB
5002 端末認証管理DB
5003 端末管理DB
5004 宛先リスト管理DB
5005 セッション管理DB
5006 優先度管理DB
5007 品質管理DB
90 プログラム提供システム
100 メンテナンスシステム
特開平07−162825号公報

Claims (9)

  1. 映像および音声のローカルでの再生およびネットワークを介した送受信を可能とする伝送端末と、
    前記伝送端末から送られた映像データおよび音声データを、他の伝送端末もしくは送信元と同じ伝送端末に配信可能な中継装置と、
    複数の伝送端末もしくは単一の伝送端末のセッション管理が可能な伝送管理装置と
    を備え、
    前記伝送端末は、前記伝送管理装置を経由し前記中継装置に対して単一拠点のセッション確立を要求し、前記中継装置は単一拠点のセッション確立要求により要求元の前記伝送端末に対して、単一拠点のセッションを確立することにより、一つの拠点のみで前記伝送端末の接続確認を可能とする
    ことを特徴とする伝送システム。
  2. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、
    前記伝送端末は、接続確認処理が開始した場合に音声入力をミュートし、接続確認処理が終了した場合に音声入力のミュートを解除する
    ことを特徴とする伝送システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の伝送システムにおいて、
    前記伝送管理装置は、前記伝送端末の各々の端末IDに、接続の宛先となり得る他の伝送端末の端末IDおよび要求元の端末IDを対応付けた宛先リスト管理テーブルを記憶部に保持し、
    前記伝送端末は、前記宛先リスト管理テーブルを参照し、要求元と宛先に自己の端末IDを指定することで単一拠点のセッション確立を要求する
    ことを特徴とする伝送システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の伝送システムにおいて、
    単一拠点中は、前記伝送端末においてローカル映像と前記中継装置からのループバック映像とを同時表示して比較可能とすることにより、カメラの正常動作、画質、および、映像のネットワーク遅延の確認を可能とする
    ことを特徴とする伝送システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の伝送システムにおいて、
    前記伝送端末は、入力した音声を録音し、所定のタイミングで再生して送信する機能を備え、
    前記中継装置から配信された音声を確認可能とすることによりマイクおよびスピーカの正常動作および音質の確認を可能とする
    ことを特徴とする伝送システム。
  6. 請求項5に記載の伝送システムにおいて、
    前記伝送端末は、音声の確認処理終了時に録音データを消去する
    ことを特徴とする伝送システム。
  7. 映像および音声のローカルでの再生およびネットワークを介した送受信を可能とする伝送端末から送られた映像データおよび音声データを、他の伝送端末もしくは送信元と同じ伝送端末に配信する手段と、
    複数の伝送端末もしくは単一の伝送端末のセッション管理が可能な伝送管理装置を経由して前記伝送端末から単一拠点のセッション確立要求を受けた場合に、要求元の前記伝送端末に対して、単一拠点のセッションを確立する手段と
    を備え、
    一つの拠点のみで前記伝送端末の接続確認を可能とする
    ことを特徴とする中継装置。
  8. 映像および音声のローカルでの再生およびネットワークを介した送受信を行う手段と、
    複数の伝送端末もしくは単一の伝送端末のセッション管理が可能な伝送管理装置を経由し、伝送端末から送られた映像データおよび音声データを他の伝送端末もしくは送信元と同じ伝送端末に配信可能な中継装置に対して、セッション確立を要求する手段と
    を備え、
    前記中継装置に対して単一拠点のセッション確立要求を行うことにより、単一拠点のセッションを確立し、一つの拠点のみで接続確認を可能とする
    ことを特徴とする伝送端末。
  9. 伝送端末を構成するコンピュータを、
    映像および音声のローカルでの再生およびネットワークを介した送受信を行う手段、
    複数の伝送端末もしくは単一の伝送端末のセッション管理が可能な伝送管理装置を経由し、伝送端末から送られた映像データおよび音声データを他の伝送端末もしくは送信元と同じ伝送端末に配信可能な中継装置に対して、セッション確立を要求する手段
    として機能させ、
    前記中継装置に対して単一拠点のセッション確立要求を行うことにより、単一拠点のセッションを確立し、一つの拠点のみで接続確認を可能とする
    ことを特徴とする伝送端末制御プログラム。
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