JP5938658B2 - 無線通信端末及び通信制御方法 - Google Patents

無線通信端末及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線技術を用いて通信を行う無線通信端末及びこの無線通信端末において無線通信網における通信品質に関する情報を得る通信制御方法に関する。
従来の公衆無線通信網であるPDC又はGSM(登録商標)等は低帯域であったため、携帯端末による通信は、メール又はサイズの小さいウェブページ等といったテキストベースが主流であった。近年は、3G、HSPA(High Speed Packet Access)、LTE(Long Term Evolution)又はWiMAX等の方式が実現可能となって公衆無線通信網の広帯域化が進んだため、有線でインターネットに接続されたパーソナルコンピュータを用いた際と同等のウェブページの閲覧に加えて、映像や音声等の大容量データの通信が可能である。特に、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、LTE又はWiMAX等の方式では、携帯端末から基地局に向かう、所謂上り方向の通信帯域も拡張された。このため、映像や音声等のデータをリアルタイムストリーミングでダウンロードできるだけでなくリアルタイムストリーミング送信も可能である。このため、携帯端末を用いたテレビ電話やテレビ会議、公衆無線通信網を介して現場映像を中継する放送用途等への適用が考えられている。
一方、公衆無線通信網における上り方向の最大帯域は1Mbps〜約37Mbpsと有線通信網と同等の値を設定可能であるが、無線は有線と異なり、各種条件によって電波環境が変動する。このため、公衆無線通信網では常に前記のような最大帯域による通信が可能であるとは限らない。すなわち、3Gを除く各方式では、固定の帯域を基地局周辺のユーザに分配する、所謂ベストエフォート通信を採用している。このため、基地局周辺のユーザ数が多いほど分配される帯域が小さくなる。また、ユーザの移動等によって発生するハンドオーバや周辺の建物によるフェージングの影響等といった種々の条件によって、帯域やパケット損失率、遅延等の通信品質が変動する。
したがって、携帯端末が映像データを例えばHSUPAの最大帯域である5.7Mbpsでリアルタイムに送信しているとき、電波環境等の変動によって帯域が1Mbpsまで低下すると、受信側で映像の途切れ等が発生してしまう。このとき、携帯端末は、映像データの圧縮率を高めて例えば1Mbpsで送信する等の対策を行う必要がある。さらに、通信品質が劣悪な場合、携帯端末がデータの圧縮率を変えるだけでなく、携帯端末のユーザが居場所(携帯端末の位置)を変えて電波環境の良化を試みる必要がある。
上述のような電波環境に応じた対策を行うには、送信側の携帯端末が公衆通信網の通信品質を把握する必要がある。このため、携帯端末が映像や音声等のデータをリアルタイムストリーミング送信するにあたって、電波環境に基づく通信品質を通信端末において取得することは、非常に重要である。
特許文献1には、通信の相手先での受信状態を通信端末のユーザに対して提示する技術が記載されている。図17は、特許文献1に記載されたネットワーク端末の内部構成例を示す図である。端末103において、エンコーダ201でエンコードされたデータは送信バッファ203を介して端末105に送信されると同時にローカルバッファ205に蓄積される。その後、端末105において、受信データの再生時に、再生画質判定部221が再生画質を判定する。再生画質判定時には、データの送受信中に損失したパケットの影響等で、再生画質が送信時とは異なる場合がある。これらの影響を含めた再生画質情報を端末105から端末103へフィードバックする。端末103では、再生画質情報に基づいて、ローカルバッファ205に蓄積したデータをデコードし、再生する。これにより、端末105で実際に再生された画質と同等の画質で端末103に表示することができる。端末103のユーザは、前記の画質に応じて、端末103のパラメータの制御や居場所(端末103の位置)の変更を行うことで、画質の最適化を試みることができる。
日本国特開2007−150916号公報 日本国特開2010−11287号公報 国際公開第2005/020450号
上記説明した特許文献1に記載の技術では、受信側の端末105からの再生画質情報のフィードバックがなければ、送信側の端末103は端末105における再生画質を認識できない。しかし、再生画質情報のフィードバックには、端末103がデータを送信し、端末105が、データを受信し、受信データの再生時に再生画質を判定し、その判定結果を端末103に通知するといったステップを要する。このため、端末103が再生画質情報を得るまでには、端末103,105間の通信網におけるスループットにもよるが、相応の時間が必要である。
本発明の目的は、送信したコンテンツデータの受信装置での再生画質に係る情報を迅速に得ることができる無線通信端末及び通信制御方法を提供することである。
本発明は、無線通信網を介してデータを所定の宛先に送信する無線通信端末であって、コンテンツデータを符号化する符号化部と、自端末へのフィードバック用データに、当該無線通信端末に設定されたネットワークアドレスを設定する宛先設定部と、前記フィードバック用データを前記無線通信網に送出する送信部と、前記送信部から送出され前記無線通信網を経由したフィードバック用データを受信する受信部と、前記受信部が受信したフィードバック用データに応じてコンテンツデータを再生処理する再生処理部と、を備えたことを特徴とする無線通信端末を提供する。
本発明は、無線通信網を介してデータを所定の宛先に送信する無線通信端末が行う通信制御方法であって、コンテンツデータを符号化し、自端末へのフィードバック用データに、前記無線通信端末に設定されたネットワークアドレスを設定し、前記フィードバック用データを前記無線通信網に送出し、前記無線通信端末から送出され前記無線通信網を経由したフィードバック用データを受信し、受信したフィードバック用データに応じてコンテンツデータを再生処理することを特徴とする通信制御方法を提供する。
本発明に係る無線通信端末及び通信制御方法によれば、送信したコンテンツデータの受信装置での再生画質に係る情報を得る時間を短縮することができる。
第1の実施形態の無線通信端末を含む通信ネットワークシステムの一例を示す図 第1の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図 第1の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャート 第2の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図 ディスプレイに表示される映像の一例を示す図 第2の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャート 第3の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図 第3の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャート 第4の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図 宛先設定部に宛先が設定された指標データのヘッダを示す図 (a)及び(b)は、受信IFが受信したフィードバック用データの例を示す図 第4の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャート 第5の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図 第5の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャート 第6の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図 第6の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャート 特許文献1に記載されたネットワーク端末の内部構成例を示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の無線通信端末を含む通信ネットワークシステムの一例を示す図である。図1に示すように、無線通信端末100には、ビデオカメラ151及びディスプレイ153が接続される。無線通信端末100は、ビデオカメラ151で撮影された映像及び音声等のデータ(以下「コンテンツデータ」という)を、公衆無線通信網、基地局155及び有線網157を介して放送局159に送信可能である。また、本実施形態の無線通信端末100は、放送局159へのコンテンツデータの送信と同時又はその前に、宛先が自端末に設定された、基地局155又は有線網157で折り返されるデータ(以下「フィードバック用データ」という)を送出する。
図1に示すように、フィードバック用データは、基地局155又は有線網157内に設けられた、レイヤー3(ネットワーク層)のルータ機能を有する装置で折り返され、無線通信端末100によって受信される。したがって、無線通信端末100がフィードバック用データを送出して受信するまでの間に、当該フィードバック用データは公衆無線通信網を往復する。なお、有線網157に専用線を用いられている場合、有線網157を伝搬するフィードバック用データの遅延は非常に小さく、損失率も無視できる程度である。このため、フィードバック用データが受ける影響は公衆無線通信網の伝播中のもののみであるとみなすことができる。
図2は、第1の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、第1の実施形態の無線通信端末100は、入力部111と、符号化部113と、宛先設定部115と、送受信インターフェイス(送受信IF)117と、分波器119と、再生処理部121と、出力部123とを備える。
入力部111は、ビデオカメラ151で撮影された映像及び音声等のコンテンツデータの入力インターフェイスである。符号化部113は、入力部111に入力されたコンテンツデータを符号化する。宛先設定部115は、符号化されたコンテンツデータを送信する際の宛先を設定する。なお、「宛先」は、ルータ等のネットワーク機器でフィードバック用データを無線通信端末100に折り返すことが可能なネットワークアドレス(レイヤー3アドレスとも呼ばれる)、代表的には、IPアドレスによって示される(以下単に「アドレス」とする)。宛先設定部115によって宛先が無線通信端末100に設定されたコンテンツデータは、上記説明した「フィードバック用データ」である。本実施形態では、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータはそのままコンテンツデータとして扱われ、宛先が自端末に設定されたコンテンツデータはフィードバック用データとして扱われる。
送受信IF117は、送信インターフェイス(送信IF)131と、受信インターフェイス(受信IF)133とを有する。送信IF131及び受信IF133は、送受信IF117として物理的に同じインターフェイスであっても、論理的には異なる送信用及び受信用のインターフェイスである。すなわち、送信IF131と受信IF133にはそれぞれ異なるアドレスが設定されている。送信IF131は、符号化されたコンテンツデータ又はフィードバック用データをパケット形式で公衆無線通信網に送出する。受信IF133は、宛先が無線通信端末100、すなわち、受信IF133に設定されたアドレスに設定され送信IF131から送出されたフィードバック用データを受信する。上述したように、受信IF133が受信するフィードバック用データは、公衆無線通信網を往復してきたデータである。
分波器119は、送信IF131が送出するデータが搬送される周波数の信号と、受信IF133が受信するデータが搬送される周波数の信号を振り分ける。再生処理部121は、受信IF133が受信したフィードバック用データを復号化して、コンテンツデータを再生処理する。出力部123は、復号化されたデータを再生するよう、無線通信端末100に接続されたディスプレイ153にデータを出力するインターフェイスである。無線通信端末100にとっての公衆無線通信網の電波環境によっては、受信IF133が受信したフィードバック用データにはパケット損失等が含まれる。したがって、ディスプレイ153に表示される映像及び音声は、パケット損失等の影響を受けて再生される。
図3は、第1の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図3に示した例では、無線通信端末100が放送局159にコンテンツデータを送信する前に、放送局159で再生されるであろう映像及び音声の状態を予め確認するため、フィードバック用データの送出及び受信が行われる。
図3に示すように、符号化部113は、入力部111に入力されたコンテンツデータを符号化する(ステップS101)。次に、宛先設定部115は、符号化されたコンテンツデータの宛先を自端末に設定する(ステップS103)。この後、当該コンテンツデータは、フィードバック用データとして扱われる。次に、送信IF131は、フィードバック用データを送出する(ステップS105)。
次に、受信IF133は、無線通信端末100から送出され、公衆無線通信網及び基地局155を経由したフィードバック用データを受信する(ステップS107)。次に、再生処理部121は、受信IF133が受信したフィードバック用データを復号化して再生処理する(ステップS109)。上述したように、ディスプレイ153には再生処理部121で復号化されたコンテンツデータが再生されるため、無線通信端末100のユーザは、その再生状態(画質及び音飛び等)を確認する。
以上説明したように、本実施形態によれば、無線通信端末100から送出され公衆無線通信網を経由して受信されたフィードバック用データに基づいて、当該無線通信端末100のユーザは、公衆無線通信網を介して伝搬されたコンテンツデータが放送局159で再生されるときの状態(画質及び音飛び等)を予め確認することができる。このため、本実施形態は、放送局159へのデータ送信前に電波環境の良い場所を探す目的で、自端末のみでデータ送信状況を確認したい場合等に有用である。
なお、フィードバック用データは放送局159を経由せず、通信品質の点で最も影響を受ける公衆無線通信網を経由して折り返される。したがって、無線通信端末100は、放送局159に送信するコンテンツデータが伝播中に受ける影響と同等の影響を受けたフィードバック用データを迅速に受信することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の無線通信端末200が置かれる通信ネットワークシステムは、図1に示した例と同様である。図4は、第2の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。図4に示すように、第2の実施形態の無線通信端末200が第1の実施形態の無線通信端末100と異なる点は、バッファ251及びデータ複製部253をさらに備え、宛先設定部265、送信IF281及び出力部273の動作が第1の実施形態の宛先設定部115、送信IF131及び出力部123とは異なる点である。この点以外は第1の実施形態と同様であり、図4において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
バッファ251は、入力部111に入力されたコンテンツデータを一時的に保存して出力部273に出力する。データ複製部253は、符号化部113が符号化したコンテンツデータを複製する。複製されたコンテンツデータは、宛先設定部265に送られる。
宛先設定部265は、符号化部113が符号化したコンテンツデータ及びデータ複製部253が複製した符号化されたコンテンツデータの各宛先を設定する。本実施形態では、宛先設定部265は、一方のコンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、他方のコンテンツデータの宛先を無線通信端末200に設定する。本実施形態でも、宛先が自端末に設定されたコンテンツデータは、フィードバック用データとして扱われる。また、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは、「放送用データ」として扱われる。
送信IF281は、フィードバック用データ及び放送用データをほぼ同時に並行してパケット形式で送出する。出力部273は、受信IF133が受信したフィードバック用データを再生処理部121が復号化したデータ及びバッファ251から読み出したコンテンツデータを同期して再生処理するよう、無線通信端末200に接続されたディスプレイ153にデータを出力するインターフェイスである。図5は、ディスプレイ153に表示される映像の一例を示す図である。図5に示すように、ディスプレイ153には、バッファ251から読み出したコンテンツデータの映像1051がメインに、フィードバック用データを復号化して得られたデータの映像が右下のサブ画面1053に表示される。
図6は、第2の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図6に示した例では、無線通信端末200が放送局159にコンテンツデータを送信すると同時に、放送局159で再生されているであろう映像及び音声の状態を確認するため、フィードバック用データの送出及び受信が行われる。
図6に示すように、符号化部113は、入力部111に入力されたコンテンツデータを符号化する(ステップS201)。次に、データ複製部253は、符号化されたコンテンツデータを複製する(ステップS203)。次に、宛先設定部265は、符号化されたコンテンツデータの一方の宛先を放送局159に設定し、他方の宛先を自端末に設定する(ステップS205)。この後、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは放送用データとして扱われ、宛先が自端末に設定されたコンテンツデータはフィードバック用データとして扱われる。次に、送信IF281は、放送用データ及びフィードバック用データを送出する(ステップS207)。
次に、受信IF133は、無線通信端末200から送出され、公衆無線通信網及び基地局155を経由したフィードバック用データを受信する(ステップS209)。次に、再生処理部121は、受信IF133が受信したフィードバック用データを復号化して再生処理する(ステップS211)。ディスプレイ153には再生処理部121で復号化されたコンテンツデータが再生されるため、無線通信端末200のユーザは、その再生状態(画質及び音飛び等)を確認する。
以上説明したように、本実施形態によれば、無線通信端末200から送出され公衆無線通信網を経由して受信されたフィードバック用データに基づいて、当該無線通信端末200のユーザは、公衆無線通信網を介して伝搬された放送用データが放送局159で再生されている状態(画質及び音飛び等)を確認することができる。このとき、フィードバック用データは放送局159を経由せず、通信品質の点で最も影響を受ける公衆無線通信網を経由して折り返される。したがって、無線通信端末200は、放送用データが伝送中に受ける影響と同等の影響を受けたフィードバック用データを迅速に受信することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の無線通信端末300が置かれる通信ネットワークシステムは、図1に示した例と同様である。図7は、第3の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。図7に示すように、第3の実施形態の無線通信端末300が第2の実施形態の無線通信端末200と異なる点は、データ複製部253の代わりに符号化部313を備え、宛先設定部315の動作が第2の実施形態の宛先設定部265とは異なる点である。この点以外は第2の実施形態と同様であり、図7において、図4と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
符号化部313は、符号化部113と同様に、入力部111に入力された同じコンテンツデータを符号化する。但し、符号化部313が符号化する際のパラメータ(符号化パラメータ)は、符号化部113が符号化する際のパラメータとは異なる。すなわち、符号化部313及び符号化部113の各符号化パラメータは、同じコンテンツデータを符号化した際に、符号化部113による符号化データ量よりも符号化部313による符号化データ量の方が小さくなるよう設定されている。なお、符号化パラメータには、圧縮率、フレームレート及び解像度等が含まれる。
宛先設定部315は、符号化部113が符号化したコンテンツデータ及び符号化部313が符号化したコンテンツデータの各宛先を設定する。本実施形態では、宛先設定部315は、符号化部113が符号化したデータ量の多いコンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、符号化部313が符号化したデータ量の少ないコンテンツデータの宛先を無線通信端末300に設定する。本実施形態でも、宛先が自端末に設定されたコンテンツデータは、フィードバック用データとして扱われる。また、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは、「放送用データ」として扱われる。送信IF281は、フィードバック用データ及び放送用データをほぼ同時にパケット形式で送出する。
図8は、第3の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図8に示した例では、無線通信端末300が放送局159にコンテンツデータを送信すると同時に、放送局159で再生されているであろう映像及び音声の状態を確認するため、フィードバック用データの送出及び受信が行われる。
図8に示すように、符号化部113及び符号化部313は、入力部111に入力されたコンテンツデータをそれぞれ符号化する(ステップS301)。次に、宛先設定部315は、符号化部113が符号化したデータ量の多いコンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、符号化部313が符号化したデータ量の少ないコンテンツデータの宛先を自端末に設定する(ステップS303)。この後、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは放送用データとして扱われ、宛先が自端末に設定されたコンテンツデータはフィードバック用データとして扱われる。次に、送信IF281は、放送用データ及びフィードバック用データを送出する(ステップS305)。
次に、受信IF133は、無線通信端末300から送出され、公衆無線通信網及び基地局155を経由したフィードバック用データを受信する(ステップS307)。次に、再生処理部121は、受信IF133が受信したフィードバック用データを復号化して再生処理する(ステップS309)。ディスプレイ153には再生処理部121で復号化されたコンテンツデータが再生されるため、無線通信端末300のユーザは、その再生状態(画質及び音飛び等)を確認する。
送信IF281から送出される放送用データ及びフィードバック用データの合計データ量は、第2の実施形態では、コンテンツデータが複製されるため、放送用データだけを送出した場合の2倍である。本実施形態では、符号化部113及び符号化部313における符号化パラメータが異なり、フィードバック用データのデータ量は放送用データのデータ量よりも小さいため、送信IF281から送出される放送用データ及びフィードバック用データの合計データ量は第2の実施形態よりも少ない。データ量が多いと広い帯域幅が必要となるため、本実施形態は、放送用データ及びフィードバック用データの送信に使用する帯域幅を第2の実施形態よりも狭くできる。
なお、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、フィードバック用データのみを送出しても良い。この場合、第1の実施形態と比較して、フィードバック用データのデータ量が小さいため、フィードバック用データの送信に使用する帯域幅を第1の実施形態よりも狭くできる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の無線通信端末400が置かれる通信ネットワークシステムは、図1に示した例と同様である。図9は、第4の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。図9に示すように、第4の実施形態の無線通信端末400が第2の実施形態の無線通信端末200と異なる点は、データ複製部253の代わりに指標データ生成部401を備え、符号化データ蓄積部403、通信状況判定部405及び再生制御部407をさらに備え、宛先設定部415及び再生処理部421の動作が第2の実施形態の宛先設定部265及び再生処理部121とは異なる点である。この点以外は第2の実施形態と同様であり、図9において、図4と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
指標データ生成部401は、無線通信端末400から送出されたデータが公衆無線通信網で受ける影響(遅延及びパケット損失等)を無線通信端末400が解析するために必要な情報を含んだ指標データを生成する。
宛先設定部415は、符号化部113が符号化したコンテンツデータ及び指標データ生成部401が生成した指標データの各宛先を設定する。本実施形態では、宛先設定部415は、コンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、指標データの宛先を無線通信端末400に設定する。本実施形態でも、宛先が自端末に設定された指標データは、フィードバック用データとして扱われる。また、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは、「放送用データ」として扱われる。送信IF281は、フィードバック用データのみ送出する、又は、フィードバック用データ及び放送用データをパケット形式で同時に送出する。
図10は、宛先設定部415に宛先が設定された指標データのヘッダを示す図である。図10に示すように、指標データのヘッダには、宛先アドレス1001、送信元アドレス1002、送信時刻1003、シーケンス番号1004及びデータ長1005の各情報が含まれる。宛先アドレス1001は、受信IF133に割り当てられたアドレスである。送信元アドレス1002は、送信IF281に割り当てられたアドレスである。送信時刻1003は、指標データが無線通信端末から送出される時刻である。シーケンス番号1004は、パケットの順番や欠落の有無を確認するための通し番号である。データ長1005は、指標データのデータ長さを示す。なお、宛先アドレス1001及び送信元アドレス1002は宛先設定部415が設定する情報であり、送信時刻1003、シーケンス番号1004及びデータ長1005は指標データ生成部401が付与する情報である。
指標データ生成部401が指標データを生成するタイミングには2通りある。1つは、定期的なタイミングであり、もう1つは、符号化部113によってコンテンツデータが符号化されたタイミングにほぼ同期したタイミングである。無線通信端末400のユーザは、無線通信端末400が放送用データを送信中に、どちらのタイミングで指標データ生成部401が指標データを生成するかを予め設定することができる。但し、放送用データを放送局159に送信する前の段階では、指標データ生成部401は、定期的なタイミングで指標データを生成するモードを選択する。
指標データ生成部401は、定期的なタイミングで指標データを生成するよう設定された場合、符号化部113がコンテンツデータを符号化していなくても指標データを生成する。このとき、送信IF281は、放送用データを放送局159に送信する前の段階でフィードバック用データのみを送出しても、放送用データを放送局159に送信中にフィードバック用データを定期的に送出しても良い。
また、指標データ生成部401は、コンテンツデータの符号化にほぼ同期して指標データを生成する場合、符号化されたコンテンツデータのデータ量に応じたデータサイズの指標データを生成する。また、指標データのデータサイズは、符号化されたコンテンツデータのサイズの所定の時間間隔における平均値を使用しても良い。このとき、送信IF281は、放送用データの送出と共に、フィードバック用データを送出する。
符号化データ蓄積部403は、符号化部113が符号化したコンテンツデータを蓄積する。通信状況判定部405は、受信IF133が受信したフィードバック用データを解析して、無線通信端末400にとっての公衆無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定する。なお、通信状況判定部405による判定精度は、指標データが生成されたタイミングによって異なる。すなわち、符号化部113によってコンテンツデータが符号化されたタイミングにほぼ同期したタイミングで指標データが生成された方が、定期的なタイミングで指標データが生成された場合と比較して、判定精度は高い。
図11は、受信IF133が受信したフィードバック用データの例を示す図である。図11(a)に示した例では、通信状況判定部405は、シーケンス番号を解析して指標データのパケット損失率の平均値から通信状況を判定する。この例では、指標データは放送用データと同じタイミングで送出され、指標データには、放送用データと略同じ送信タイミング、データサイズ及び同じシーケンス番号が付与されている。図11(a)に示した例では、シーケンス番号4,7,8のパケットが受信されていないため、これらのパケットは公衆無線通信網で失われたか遅延している可能性がある。
一方、図11(b)に示した例では、通信状況判定部405は、シーケンス番号及び送信時刻と受信時刻の差分を解析して指標データのパケット損失率及び伝送遅延時間の平均値から通信状況を判定する。この例では、指標データは放送用データが送出される前のタイミングで送出され、指標データには、放送用データとは異なるシーケンス番号が付与される。図11(b)に示した例では、シーケンス番号104のパケットが受信されていないため、このパケットは公衆無線通信網で失われたか遅延している可能性がある。
再生制御部407は、通信状況判定部405が判定した通信状況に基づいて、再生処理部421が復号化したデータの再生処理に係る制御を行う。再生処理部421は、符号化されたコンテンツデータを符号化データ蓄積部403から読み出して復号化し、再生制御部407からの制御に基づいてコンテンツデータを再生処理する。再生処理部421は、再生制御部407からの制御に応じて、復号化したコンテンツデータの一部を欠いた状態で再生処理する。このときの欠損率は、通信状況に応じて再生制御部407が決定する。
なお、図11(a)に示した例のように、指標データが放送用データと略同じタイミングで送出されたときに得られるフィードバック用データの通信状況の結果、例えば、シーケンス番号4のパケットが損失していると判定されたとき、再生制御部407は、符号化されたコンテンツデータの内、シーケンス番号4のデータを再生処理しないよう制御する。
図12は、第4の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図12に示した例では、無線通信端末400が放送局159にコンテンツデータを送信すると同時に、放送局159で再生されているであろう映像及び音声の状態を確認するため、フィードバック用データの送出及び受信が行われる。すなわち、指標データ生成部401は、符号化部113によるコンテンツデータの符号化とほぼ同期して指標データを生成するよう設定されている。
図12に示すように、符号化部113は、入力部111に入力されたコンテンツデータを符号化する(ステップS401)。次に、指標データ生成部401は、ステップS401にほぼ同期して指標データを生成する(ステップS403)。次に、宛先設定部415は、符号化されたコンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、指標データの宛先を自端末に設定する(ステップS405)。この後、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは放送用データとして扱われ、宛先が自端末に設定された指標データはフィードバック用データとして扱われる。次に、送信IF281は、放送用データ及びフィードバック用データを送出する(ステップS407)。
次に、受信IF133は、無線通信端末400から送出され、公衆無線通信網及び基地局155を経由したフィードバック用データを受信する(ステップS409)。次に、通信状況判定部405は、フィードバック用データを解析して、無線通信端末400にとっての公衆無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定する(ステップS411)。次に、再生処理部421は、符号化データ蓄積部403から符号化されたコンテンツデータを読み出して復号化する(ステップS413)。次に、再生制御部407は、ステップS411で得られた通信状況に基づいて、再生処理部421が復号化したデータの再生処理に係る制御を行う(ステップS415)。次に、再生処理部421は、ステップS415の制御に基づいてコンテンツデータを再生処理する(ステップS417)。ディスプレイ153には再生処理部421で復号化されたコンテンツデータが再生されるため、無線通信端末400のユーザは、その再生状態(画質及び音飛び等)を確認する。
以上説明したように、本実施形態によれば、公衆無線通信網を介して伝搬されたコンテンツデータが放送局159で再生されるときの状態を、公衆無線通信網を経由して得られるフィードバック用データ(指標データ)の解析結果に基づく通信状況に応じて擬似的に再生した映像又は及び音声から、放送用データの送信前に又はその送信の直後に確認することができる。このように、指標データを用いるため、無線通信端末400が符号化部113を複数備える必要はない。符号化部113は、指標データ生成部401と比較して、コスト及び消費電力が高い。このため、本実施形態の無線通信端末400は、特に第3の実施形態の無線通信端末400と比較して、コスト及び消費電力を下げることができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の無線通信端末500が置かれる通信ネットワークシステムは、図1に示した例と同様である。図13は、第5の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。図13に示すように、第5の実施形態の無線通信端末500が第4の実施形態の無線通信端末400と異なる点は、符号化パラメータ制御部501をさらに備えた点である。この点以外は第4の実施形態と同様であり、図13において、図9と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
符号化パラメータ制御部501は、通信状況判定部405が判定した通信状況に応じて、符号化部113の符号化パラメータを制御する。符号化パラメータには、圧縮率、フレームレート及び解像度等が含まれる。通信状況判定部405が判定する通信状況は、パケット損失率又は伝送遅延時間に基づく。符号化パラメータ制御部501は、パケット損失率が所定値以上のとき又は伝送遅延時間の変化率が正のとき、符号化部113の符号化パラメータを下げるよう制御する。なお、符号化パラメータを下げるとは、圧縮率を上げる、フレームレートを下げる、又は解像度を下げることを意味する。符号化パラメータを下げると放送用データのデータ量が減るため、公衆無線通信網での放送用データのパケット損失や遅延が発生する確率を下げることができる。
図14は、第5の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図14に示した例では、無線通信端末500が放送局159にコンテンツデータを送信すると同時に、フィードバック用データの送出及び受信が行われる。すなわち、指標データ生成部401は、符号化部113によるコンテンツデータの符号化とほぼ同期して指標データを生成するよう設定されている。
図14に示すように、符号化部113は、所定の符号化パラメータで、入力部111に入力されたコンテンツデータを符号化する(ステップS501)。次に、指標データ生成部401は、ステップS501にほぼ同期して指標データを生成する(ステップS503)。次に、宛先設定部415は、符号化されたコンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、指標データの宛先を自端末に設定する(ステップS505)。この後、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは放送用データとして扱われ、宛先が自端末に設定された指標データはフィードバック用データとして扱われる。次に、送信IF281は、放送用データ及びフィードバック用データを送出する(ステップS507)。
次に、受信IF133は、無線通信端末500から送出され、公衆無線通信網及び基地局155を経由したフィードバック用データを受信する(ステップS509)。次に、通信状況判定部405は、フィードバック用データを解析して、無線通信端末500にとっての公衆無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定する(ステップS511)。次に、符号化パラメータ制御部501は、ステップS511で判定された通信状況に応じて、ステップS501で符号化部113が符号化する際の符号化パラメータを制御する(ステップS513)。なお、本実施形態でも、第4の実施形態で図12に示したステップS413〜S417を、ステップS513と並行して実行しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、公衆無線通信網を経由して得られるフィードバック用データ(指標データ)の解析結果に基づく通信状況に応じて、符号化部113がコンテンツデータを符号化する際の符号化パラメータを変更できる。したがって、無線通信端末がフィードバック用データと放送用データを同時に送出しているとき、当該無線通信端末は、通信状況に適したデータ量の放送用データを送出することができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の無線通信端末600が置かれる通信ネットワークシステムは、図1に示した例と同様である。図15は、第6の実施形態の無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。図15に示すように、第6の実施形態の無線通信端末600が第4の実施形態の無線通信端末400と異なる点は、複数インターフェイス送信制御部601をさらに備え、送受信IF617の構成が第4の実施形態の送受信IF117の構成と異なり、宛先設定部615及び通信状況判定部605の動作が第4の実施形態の宛先設定部415及び通信状況判定部405とは異なる点である。この点以外は第4の実施形態と同様であり、図15において、図9と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
本実施形態の送受信IF617は、上述の実施形態と異なり、論理的に異なる送信インターフェイスを複数有する。各送信インターフェイスは、異なる通信キャリアの無線通信方式に対応する。本実施形態では、図15に示すように、送受信IF617は、第1送信インターフェイス(第1送信IF)161と、第2送信インターフェイス(第2送信IF)162と、受信IF133とを有する。第1送信IF161、第2送信IF162及び受信IF133は、送受信IF617として物理的に同じインターフェイスであっても、論理的には異なるインターフェイスである。すなわち、第1送信IF161と第2送信IF162と受信IF133にはそれぞれ異なるアドレスが設定されている。
本実施形態の宛先設定部615は、符号化部113が符号化したコンテンツデータ及び指標データ生成部401が生成した指標データの各宛先を設定する。本実施形態でも、宛先設定部615は、コンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、指標データの宛先を無線通信端末600に設定する。宛先が自端末に設定された指標データは、フィードバック用データとして扱われる。また、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは、「放送用データ」として扱われる。
本実施形態の宛先設定部615は、フィードバック用データを第1送信IF161及び第2送信IF162から同時に送出するよう設定する。その結果、受信IF133は、2つの異なる通信キャリアの各無線通信網を経由した2種類のフィードバック用データを受信する。また、宛先設定部615は、放送用データを複数インターフェイス送信制御部601から指示された形態で送出するよう設定する。
本実施形態の通信状況判定部605は、受信IF133が受信した2種類のフィードバック用データをそれぞれ解析して、無線通信端末600にとっての各通信キャリアにおける無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定する。通信状況判定部605が判定する通信状況は、パケット損失率又は伝送遅延時間に基づく。
複数インターフェイス送信制御部601は、通信状況判定部605が判定した通信状況に基づいて、放送用データの送出形態を制御する。すなわち、複数インターフェイス送信制御部601は、通信状況が良い方のフィードバック用データが送出された送信IF(以下「優先送信IF」という)から放送用データを優先的に送出するよう宛先設定部615に指示する。例えば、複数インターフェイス送信制御部601は、優先送信IFのみから放送用データを送出するよう指示する。また、複数インターフェイス送信制御部601は、放送用データの一部を優先送信IFから優先的に送出し、残りをもう一方の送信IFから同時に送出するよう指示しても良い。例えば、放送用データの3/4を優先送信IFから送出し、残りの1/4をもう一方の送信IFから送出するといった指示であっても良い。送出割合は、通信状況に応じて変えても良い。
また、複数インターフェイス送信制御部601は、放送用データがリアルタイム性の高い映像や音声等のデータの場合は、伝送遅延の値が小さい方の送信IFを優先し、放送用データが画質が優先される映像データ等の場合は、パケット損失率が小さい方の送信IFを優先しても良い。
図16は、第6の実施形態の無線通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図16に示した例では、無線通信端末600が放送局159にコンテンツデータを送信すると同時に、フィードバック用データの送出及び受信が行われる。すなわち、指標データ生成部401は、符号化部113によるコンテンツデータの符号化とほぼ同期して指標データを生成するよう設定されている。
図16に示すように、符号化部113は、入力部111に入力されたコンテンツデータを符号化する(ステップS601)。次に、指標データ生成部401は、ステップS601にほぼ同期して指標データを生成する(ステップS603)。次に、宛先設定部615は、符号化されたコンテンツデータの宛先を放送局159に設定し、指標データの宛先を自端末に設定する(ステップS605)。この後、宛先が放送局159に設定されたコンテンツデータは放送用データとして扱われ、宛先が自端末に設定された指標データはフィードバック用データとして扱われる。次に、第1送信IF161及び第2送信IF162の少なくともいずれか一方は放送用データを送出し、かつ、第1送信IF161及び第2送信IF162はフィードバック用データを送出する(ステップS607)。
次に、受信IF133は、無線通信端末600から送出され、異なる通信キャリアの各無線通信網を経由した2種類のフィードバック用データを受信する(ステップS609)。次に、通信状況判定部605は、各フィードバック用データを解析して、無線通信端末600にとっての各通信キャリアにおける無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定する(ステップS611)。次に、複数インターフェイス送信制御部601は、ステップS611で判定された通信状況に応じて、放送用データの送出形態を制御する(ステップS613)。なお、本実施形態でも、第4の実施形態で図12に示したステップS413〜S417を、ステップS613と並行して実行しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、各通信キャリアの無線通信網の通信状況に応じて、効率良く放送用データを送出できる。なお、本実施形態では、送受信IF617が2つの送信IFを有するが、3つ以上の送信IFを有しても良い。
上記各実施形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記各実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2011年7月29日出願の日本特許出願(特願2011-167285)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明に係る無線通信端末は、送信したコンテンツデータの受信装置での再生画質に係る情報を迅速に得る無線通史端末等として有用である。
100,200,300,400,500,600 無線通信端末
151 ビデオカメラ
153 ディスプレイ
155 基地局
157 有線網
159 放送局
111 入力部
113,313 符号化部
115,265,315,415,615 宛先設定部
117,617 送受信インターフェイス(送受信IF)
131,281 送信インターフェイス(送信IF)
133 受信インターフェイス(受信IF)
161 第1送信インターフェイス(第1送信IF)
162 第2送信インターフェイス(第1送信IF)
119 分波器
121,421 再生処理部
123,273 出力部
251 バッファ
253 データ複製部
401 指標データ生成部
403 符号化データ蓄積部
405,605 通信状況判定部
407 再生制御部
501 符号化パラメータ制御部
601 複数インターフェイス送信制御部

Claims (19)

  1. 無線通信網を介してデータを所定の宛先に送信する無線通信端末であって、
    コンテンツデータを符号化する符号化部と、
    自端末へのフィードバック用データに、当該無線通信端末に設定されたネットワークアドレスを設定する宛先設定部と、
    前記フィードバック用データを前記無線通信網に送出する送信部と、
    前記送信部から送出され前記無線通信網を経由したフィードバック用データを受信する受信部と、
    前記受信部が受信したフィードバック用データに応じてコンテンツデータを再生処理する再生処理部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  2. 請求項1に記載の無線通信端末であって、
    前記送信部及び前記受信部は、それぞれ異なるネットワークアドレスが設定されたことを特徴とする無線通信端末。
  3. 請求項1又は2に記載の無線通信端末であって、
    前記送信部は、前記フィードバック用データ及び前記符号化部によって符号化されたコンテンツデータを並行に送出することを特徴とする無線通信端末。
  4. 請求項1又は2に記載の無線通信端末であって、
    前記フィードバック用データは、前記符号化部によって符号化されたコンテンツデータであることを特徴とする無線通信端末。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信端末であって、
    前記符号化されたコンテンツデータを複製するデータ複製部を備え、
    前記フィードバック用データは、前記符号化部によって符号化されたコンテンツデータを前記データ複製部が複製したデータであることを特徴とする無線通信端末。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信端末であって、
    前記符号化部は、前記コンテンツデータを第1の符号化パラメータで符号化する第1符号化部と、前記コンテンツデータを第2の符号化パラメータで符号化する第2符号化部と、を有し、
    前記コンテンツデータを前記第2符号化部が符号化した際のデータ量は、同じコンテンツデータを前記第1符号化部が符号化した際のデータ量よりも小さく、
    前記フィードバック用データは、前記コンテンツデータを前記第2符号化部が符号化したデータであることを特徴とする無線通信端末。
  7. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の無線通信端末であって、
    前記送信部から送出されるフィードバック用データが前記無線通信網で受ける影響を当該無線通信端末が解析するために必要な情報を含んだ指標データを生成する指標データ生成部を備え、
    前記フィードバック用データは、前記指標データ生成部が生成した指標データであることを特徴とする無線通信端末。
  8. 請求項7に記載の無線通信端末であって、
    前記受信部が受信した前記フィードバック用データを解析して、当該無線通信端末にとっての前記無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定する通信状況判定部と、
    前記通信状況判定部が判定した通信状況に基づいて、前記再生処理部によるコンテンツデータの再生処理に係る制御を行う再生制御部と、を備え、
    前記再生処理部は、前記符号化部によって符号化されたコンテンツデータを復号化して、前記再生制御部からの制御に基づいて再生処理することを特徴とする無線通信端末。
  9. 請求項8に記載の無線通信端末であって、
    前記通信状況判定部が判定した通信状況に基づいて、前記符号化部の符号化パラメータを制御する符号化パラメータ制御部を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  10. 請求項8に記載の無線通信端末であって、
    前記送信部は、論理的に異なる複数の送信インターフェイスを有し、
    当該無線通信端末は、
    前記通信状況判定部が判定した通信状況に基づいて、前記複数の送信インターフェイスによる前記符号化部が符号化したコンテンツデータの送出形態を制御する複数インターフェイス送信制御部を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の無線通信端末であって、
    前記ネットワークアドレスはIPアドレスによって示されることを特徴とする無線通信端末。
  12. 無線通信網を介してデータを所定の宛先に送信する無線通信端末が行う通信制御方法であって、
    コンテンツデータを符号化し、
    自端末へのフィードバック用データに、前記無線通信端末に設定されたネットワークアドレスを設定し、
    前記フィードバック用データを前記無線通信網に送出し、
    前記無線通信端末から送出され前記無線通信網を経由したフィードバック用データを受信し、
    受信したフィードバック用データに応じてコンテンツデータを再生処理することを特徴とする通信制御方法。
  13. 請求項12に記載の通信制御方法であって、
    前記フィードバック用データは、前記符号化部によって符号化されたコンテンツデータであることを特徴とする通信制御方法。
  14. 請求項12に記載の通信制御方法であって、
    前記符号化されたコンテンツデータを複製したデータを前記フィードバック用データとして前記無線通信網に送出することを特徴とする通信制御方法。
  15. 請求項12に記載の通信制御方法であって、
    コンテンツデータを符号化する際、前記コンテンツデータを第1の符号化パラメータで符号化し、かつ、前記コンテンツデータを第2の符号化パラメータで符号化し、
    前記コンテンツデータを前記第2符号化パラメータで符号化した際のデータ量は、同じコンテンツデータを前記第1符号化パラメータで符号化した際のデータ量よりも小さく、
    前記フィードバック用データは、前記コンテンツデータを前記第2符号化パラメータで符号化したデータであることを特徴とする通信制御方法。
  16. 請求項12に記載の通信制御方法であって、
    送出されるフィードバック用データが前記無線通信網で受ける影響を前記無線通信端末が解析するために必要な情報を含んだ指標データを生成し、
    前記フィードバック用データは前記指標データであることを特徴とする通信制御方法。
  17. 請求項16に記載の通信制御方法であって、
    受信したフィードバック用データを解析して、前記無線通信端末にとっての前記無線通信網の電波環境を含む通信状況を判定し、
    判定した通信状況に基づいて、コンテンツデータの再生処理に係る制御を行い、
    符号化されたコンテンツデータを復号化して、前記再生処理に係る制御に基づいて再生処理することを特徴とする通信制御方法。
  18. 請求項17に記載の通信制御方法であって、
    判定した通信状況に基づいて、前記符号化パラメータを制御することを特徴とする通信制御方法。
  19. 請求項17に記載の通信制御方法であって、
    判定した通信状況に基づいて、符号化したコンテンツデータの送出形態を制御することを特徴とする通信制御方法。
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