JPS61198891A

JPS61198891A - 会議用撮像装置

Info

Publication number: JPS61198891A
Application number: JP60038423A
Authority: JP
Inventors: Takaya Kurihara; 栗原　孝也
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-02-27
Filing date: 1985-02-27
Publication date: 1986-09-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、映像および音声を使用したテレビ会議システ
ムにおける会議用撮像装置に関する。

〔発明の技術的背景〕

一般にテレビ会議システムに使用する会議室内は、第２
図に示すように、狭い室に会議者の席をより多く設ける
ためにＵ字形の机１０を配置している。そして室内に設
置された二台のテレビカメラ１１で机１０に配置される
１２〜１６の指向性マイクを使用する会議者と１７〜２
１の指向性マイクを使用する会議者とｌこ分けて撮影し
ている。

このテレビカメラ１１の撮儂装置番こより撮影された画
像を受像機のモニタ画面Ａに映し出すと、第３図に示す
ように、テレビカメラ１１に対し一番近い指向性マイク
１２の会議者は大きく映り、遠くの指向性マイク１６の
会議者は小さく映った状態となる。また１７〜２１の指
向性マイクの会議者は、第３図と対称的な画面となって
映し出され、発言者の確認がおこなわれていた。

〔背景技術の問題点〕

しかし、このような撮像装置では、テレビカメラから遠
い会議者は小さく映ってしまうため、その遠い会議者が
発言をしている時発言者を確認しずらくまた表情等もわ
からないために発言の真意をくみとる手段が言葉だけ、
となり、聴視者に発言の意図が伝わらない等の弊害が生
じる。また発言者がグラフや図をもちいて発言したい時
席をテレビカメラに近い位置へ移動しなければならない
ために会議の効率が悪くなり、スムーズな会議進行の妨
げとなっていた。

〔発明の目的〕

本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、テレ
ビカメラより遠い発言者でも発言の時には、表情も確認
できるように核発言者を自動的にクローズアップする会
議用撮像装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、発言者用マイクより得られる音声信号を検出
する音声信号検出部と、この音声信号検出部によって検
出された音声信号に基づいて撮像管の電子ズーム位置お
よびセンタリング位置を設定する撮像位置設定手段と、
この撮像位置設定手段からの制御信号によって前記撮像
管を駆動する駆動回路とを具備して発言者を自動的にク
ローズアップして撮像を行うことにより上記した目的を
達成している。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図の図面に基づき詳細に説明する
。

なお第１図はテレビカメラ１１で会議者５人を撮影する
ための図であるが、本発明で撮影する人数は５人に限定
されない。

指向性マイク１２〜１６の内で発言者の的に設けたマイ
クにより発言者の音声は入力され、このマイクで電気信
号に変換され、音声増幅器２２に出力される。この音声
増幅器２２で音声信号は、まず各指向性マイク１２〜１
６に対応して設けられた電圧増幅ｍ２３〜２７で電圧増
幅され、ミキシング部２８を介してライン増幅部２９で
増幅され受傷機側の回線に送出される。

また一方、電圧増幅部２３〜２７で増幅された音声信号
は、音声レベル検出器３０に入力し、検出用増幅部３１
〜３５で後述するトランジスタ５１〜５５がスイッチン
グ動作できるレベルに電圧増幅される。次にこの音声信
号は、ダイオード３６〜４０で検波され、抵抗４１〜４
５およびコンデンサ４６〜５０で整流され、直流電圧と
なってトランジスタ５１〜５５に出力する。

前記抵抗４１〜４５およびコンデンサ４６〜５０は、時
定数を大きくし検出用増幅部３１〜３５の出力が断とな
っても２秒程度電位を保持するもので、発言者の話の文
節等でトランジスタ５１〜５５がカットオフにならない
よう考慮しである。

前記トランジスタ５１〜５５が直流電圧によりスイッチ
ング動作をすると、このトランジスタからのオープンコ
レクタ制御信号によりプリセット制御器６０のプリセク
トリレー６１〜６５が動作し、各プリセット制御部６６
．６７．６８，６９の接点を該当プリセットボリウムに
接続する。

前記プリセット制御器６０のプリセット制御部は、電子
ズーミングの水平方向のプリセット制御を行なう水平サ
イズ・プリセット制御部６６、同じく垂直方向のプリセ
ット制御を行なう垂直サイズ・プリセット制御部６７、
センタリングの水平方向のプリセット制御を行なう水平
センタリング・プリセット制御部６８、同じく垂直方向
のプリセット制御を行なう垂直センタリング・プリセッ
ト制御部６９とからなる。また、この各プリセット制御
部６６〜６９はそれぞれ同一の回路構成となっているの
で、この実施例では水平サイズ・プリセット制御部６６
を代表として説明する。

前記プリセット制御器６０で、例えばプリセットリレー
６１〜６５の内リレー６２が動作すると、このリレー６
２と連動する接点６２ａはプリセットボリウム６６ａと
接続する。このような動作が他のプリセット制御部６７
〜６９でも同様に行なわれるので、テレビカメラ１１の
水平偏向回路７０および垂直偏向回路７１は、プリセッ
トボリウムの抵抗変化値により水平サイズおよびセンタ
リング、垂直サイズおよびセンタリングを該轟プリセッ
ト位置になるよう撮像管７２の偏向コイル７３に駆動信
号を出力する。この偏向コイル７３では、入力した駆動
信号にあった撮像管７２のビーム走査およびセンタリン
グが行なわれる。つまり撮像管７２は音声を入力したマ
イクとカメラ１１の位置によって変化したビーム走査電
圧により電子ズーミング及びセンタリングの設定が行な
われ、発言者をクローズアップして撮像する。この撮像
管７２からの映像信号は、映像増幅部７４で増幅し、同
期信号発生回路７５の同期信号を付加し複合信号となり
、前記音声増幅器２２の音声信号とともに会議相手の受
像機８０に出力される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明はマイクにより得られる音
声信号を検出する音声信号検出部と、この音声信号検出
部によって検出された発言者の音声信号に応答して撮像
管の電子ズーム位置およびセンタリング位置を設定する
撮像位置設定手段と、この撮像位置設定手段からの制御
信号によって当該発言者を撮像するように前記撮像管を
駆動する駆動回路とを具備したので、テレビカメラより
遠い会議者でもマイクを使用して発言することにより、
自動的にかつ瞬時に発言者をクローズ・アップし受像機
に出力することができ、誰が発言したか視聴者に一目で
わかり、会議を効率よく進行させることかできる効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す機能ブロック図、第２図
はテレビ会議システムに使用する会議室内の平面図、第
３図はその会議室内のモニタ画面を示す図である。　　
− １１・・・テレビカメラ、１２〜２１・・・指向性マイ
ク、２２・・・音声増幅器、２３〜２７・・・電圧増幅
部、２８・・・ミキシング部、２９・・・ライン増幅部
、３０・・・音声レベル検出器、３１〜３５・・・検出
用増幅部、３６〜４０・・・ダイオード、４１〜４５・
・・抵抗、４６〜５０・・・コンデンサ、５１〜５５・
・・トランジスタ、６０・・・プリセット制御器、６１
〜６５・・・プリセットリレー、６６・・・水平サイズ
・プリセット制御部、６７・・・垂直サイズ・プリセッ
ト制御部、６８・・・水平センタリング・プリセット制
御部、６９・・・垂直センタリング・プリセット制御部
、７０・・・水平偏向回路、７１・・・垂直偏向回路、
７２・・・撮像管、７３・・・偏向コイノペ　７４・・
・映像増幅部、７５・・・同期信号発生回路、８０・・
・受像機。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

発言者用マイクより得られる音声信号を検出する音声信
号検出部と、この音声信号検出部によって検出された音
声信号に基づいて撮像管の電子ズーム位置およびセンタ
リング位置を設定する撮像位置設定手段と、この撮像位
置設定手段からの制御信号によって前記撮像管を駆動す
る駆動回路とを具備したことを特徴とする会議用撮像装
置。