JPH10191084A - 誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法および記憶媒体 - Google Patents

誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法および記憶媒体

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JPH10191084A
JPH10191084A JP8350801A JP35080196A JPH10191084A JP H10191084 A JPH10191084 A JP H10191084A JP 8350801 A JP8350801 A JP 8350801A JP 35080196 A JP35080196 A JP 35080196A JP H10191084 A JPH10191084 A JP H10191084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な配色領域に現れる境界線の発生を防止
して品質の高い疑似中間調カラー画像を得る誤差拡散法
を提供する。 【解決手段】 中間調カラー画像の各画素に含まれるシ
アン、マゼンタ、イエローの各々について、画素濃度と
閾値との比較により、各画素をオンかオフかのいずれか
に2値化し、この2値化の際に生じた誤差を周辺の画素
の2値化に反映させる誤差拡散法において、同一画素位
置において、先に2値化されたプレーンがオンか否かが
判定され(S451)、1つオンがあった場合は、閾値
を初期値T0よりもα高くして(S455)このプレー
ンにおいてオンとなる確率を低下させ、2つオンがあっ
た場合は、閾値を初期値T0より2α高くして(S45
4)更にオンとなる確率を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間調カラー画像
に含まれる互いに異なる複数の色成分について、画素濃
度と閾値との比較により中間調カラー画像を2値化し、
該2値化の際に生じた誤差を周辺の画素の2値化に反映
させる誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】中間調画像を2値化して擬似中間調画像
に変換する処理として、誤差拡散法が知られている。こ
の誤差拡散法は、ある画素を2値化した場合に、2値化
によって生じた誤差を、未だ2値化していない周辺の画
素の濃度に分配する方法(狭い意味の誤差拡散法・文
献:Robert W.Floyd and Louis Steinberg,"An Adaptiv
eAlgorithm for Spatial Greyscale",Proceeding of th
e S.I.D. Vol.17/2,1976等)、あるいは2値化する際に
周辺に存在する既に2値化した画素からその2値化の際
に生じた誤差の所定割合を受け取る方法(平均誤差最小
法とも言う。文献:J.F.Jarvis,C.N.Judice,and W.H.Ni
nke,"A Survey of Techniques for the Display of Con
tinuous Tone Pictures on Bilevel Displays",Compute
r Graphicsand Image Processing.5,13-40(1976)等)等
が良く知られている。本明細書にては、特に断らない限
り、誤差拡散法は広い意味で用いている。
【0003】この手法をカラー画像に用いる場合は、カ
ラー画像を構成する各色成分毎に誤差拡散処理をするこ
とにより、カラー画像を擬似中間調画像として2値化す
ることができる。したがって、カラーインクをドット単
位で置くか置かないかのいずれかしかできないプリンタ
においても、中間調カラー画像を全体として中間調に近
似のカラー画像として印刷することができるようにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにカ
ラー画像について2値化すると次のような問題が発生す
ることがあった。すなわち、図6(a)に示すごとく、
各色成分の濃度レベル範囲が0〜255の中間調カラー
画像において、各画素が、シアン(以下、Cで表す。)
=100、マゼンタ(以下、Mで表す。)=100、イ
エロー(以下、Yで表す。)=0の均一な配色領域A1
中に、各画素が、シアン(以下、Cで表す。)=50、
マゼンタ(以下、Mで表す。)=100、イエロー(以
下、Yで表す。)=0の均一な配色領域A2が存在して
いた場合を考える。
【0005】このような中間調カラー画像を誤差拡散法
により2値化してプリンタにて印刷すると、図6(b)
に示すごとくの擬似中間調カラー画像が形成されるが、
この画像には、図6(a)に示した中間調画像には存在
しなかった境界線Lが、配色領域A2を2値化した2値
化配色領域B2から垂れ出すように現れる。
【0006】これは、配色領域A1が誤差拡散法により
得られた2値化配色領域B1の内、境界線Lより外側の
2値化配色領域B21では、シアンのインクが置かれる
画素と、マゼンタのインクが置かれる画素とは同じ画素
となり、発色はシアンとマゼンタとの減法混色として表
現されるのに対し、境界線Lより内側の2値化配色領域
B22では、2値化配色領域B2からの誤差の影響によ
り、シアンのインクが置かれる画素と、マゼンタのイン
クが置かれる画素とはずれを生じて、発色はシアンとマ
ゼンタとの加法混色として表現されるためであり、同一
種類のインクが同一量置かれる領域であるにもかかわら
ず、色が異なって見えることにより境界線Lが生じてし
まうためである。
【0007】このように均一であるべき配色領域に境界
線Lが現れてしまい、画像の品質を低下させることとな
った。本発明は、均一な配色領域に現れる境界線の発生
を防止して、品質の高い擬似中間調カラー画像を得る誤
差拡散法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法は、中間調カ
ラー画像に含まれる互いに異なる複数の色成分につい
て、画素濃度と閾値との比較により中間調カラー画像を
2値化し、該2値化の際に生じた誤差を周辺の画素の2
値化に反映させる誤差拡散法によるカラー画像の2値化
方法であって、最初に2値化処理される主走査方向の画
素行に反映される誤差初期値は、少なくとも1つの色成
分については、他の色成分とは異なる設定がなされるこ
とを特徴とする。
【0009】誤差拡散法により最初に2値化処理される
主走査方向の画素行は、前の画素行にて2値化処理がな
されていないため、誤差が存在しないかあるいは隣接す
る画素からのわずかな誤差しか存在していないが、この
最初の画素行に対して2値化処理する際に、少なくとも
1つの色成分に対して、他の色成分とは異なる設定を行
う。
【0010】この誤差初期値における異なる設定とは、
例えば、その誤差初期値が異なる設定となるようにする
ことである。このことにより、従来技術で述べた例で
は、シアンあるいはマゼンタのいずれかについて、その
最初の画素行の誤差初期値を他の色成分と異なるものと
しておけば、シアンとマゼンタとが中間調カラー画像に
おいて同一濃度値であっても同一画素位置にシアンのイ
ンクとマゼンタのインクとが置かれる位置が乱されて、
従来技術のごとくには境界線が目立たなくあるいは全く
見えなくなる。このような誤差初期値の設定は、色成分
により十分に異なる値となるように、十分に大きなプラ
スの値あるいは十分に小さいマイナスの値を誤差初期値
として設定する方法が挙げられる。
【0011】また、誤差初期値における異なる設定とし
ては、主走査方向に異なるパターンで値が変化するよう
に設定する方法でも良い。例えば、1画素行分の誤差初
期値の合計が、ほぼ0であるように、値が上下動するパ
ターンとする。このように単なる誤差初期値の差でな
く、その変化のパターンを変えても良い。このようにし
ても、インクの置かれる状態が乱されて、境界線が目立
たなくあるいは全く見えなくなる。
【0012】なお、特に、上述のごとく誤差初期値の設
定を他の色成分とは違えることが好ましいのは、色成分
が、シアン、マゼンタおよびイエローを含む場合は、イ
エローにおいて境界線発生への影響は少ないので、シア
ンおよびマゼンタの内の少なくとも1つの色成分が、他
の色成分とは異なる誤差初期値の設定がなされることが
好ましい。
【0013】また、色成分が、シアン、マゼンタ、イエ
ローおよびブラックを含む場合は、同様な理由から、シ
アン、マゼンタおよびブラックの内の少なくとも1つの
色成分が、他の色成分とは異なる誤差初期値の設定がな
されることが好ましい。また、中間調カラー画像に含ま
れる互いに異なる複数の色成分について、画素濃度と閾
値との比較により中間調カラー画像を2値化し、該2値
化の際に生じた誤差を周辺の画素の2値化に反映させる
誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法であって、先
に2値化処理された色成分のオン/オフの結果に応じ
て、この後に行われる同一画素の他の色成分の内の少な
くとも1つの色成分の2値化について、オン/オフのい
ずれかに2値化がなされる確率を変更することを特徴と
する誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法であって
も良い。
【0014】例えば、同一画素において、先に2値化処
理された色成分についてオンの2値化がなされた場合、
この後に行われる同一画素の他の色成分の内の少なくと
も1つの色成分の2値化については、オンの2値化がな
される確率を低下させることを特徴とする誤差拡散法に
よるカラー画像の2値化方法であっても良い。
【0015】このように、同一画素において、先に2値
化された色成分がオンとなった場合は、すなわち、その
色成分のインクが置かれることが決定した場合に、他の
色成分の少なくとも1つの色成分のインクについては、
オンに2値化される確率を低下させるため、同一画素に
は置かれにくくなる。したがって、前述したごとくのイ
ンクの置かれる位置が乱されて、境界線が目立たなくあ
るいは全く見えなくなる。
【0016】具体的には、先に2値化された色成分につ
いてオンの2値化がなされた場合、この後に行われる同
一画素の他の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2
値化については、2値化を判断する閾値を高くすること
により、オンの2値化がなされる確率を低下させること
ができる。
【0017】前述した先に2値化処理された色成分につ
いてオンの2値化がなされた場合に同一画素の他の色成
分の内の少なくとも1つの色成分の2値化についてはオ
ンの2値化がなされる確率を低下させる処理とともに、
更に、同一画素において、先に2値化処理された色成分
についてオンの2値化がなされなかった場合、この後に
行われる同一画素の他の色成分の内の少なくとも1つの
色成分の2値化については、オンの2値化がなされる確
率を維持あるいは上昇させる処理を行っても良い。例え
ば、2値化を判断する閾値を維持あるいは低くすること
により、オンの2値化がなされる確率を維持あるいは上
昇させる。このようにすると、更に、インクの置かれる
位置が乱されて、一層境界線が目立たなくあるいは全く
見えなくなる。
【0018】また、前述した先に2値化処理された色成
分についてオンの2値化がなされた場合に同一画素の他
の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2値化につい
てはオンの2値化がなされる確率を低下させる処理を行
わずに、同一画素において、先に2値化処理された色成
分についてオンの2値化がなされなかった場合、この後
に行われる同一画素の他の色成分の内の少なくとも1つ
の色成分の2値化については、オンの2値化がなされる
確率を維持あるいは上昇させる処理を行っても良い。例
えば、2値化を判断する閾値を維持あるいは低くするこ
とにより、オンの2値化がなされる確率を維持あるいは
上昇させる。このようにしても、インクの置かれる位置
が乱されて、一層境界線が目立たなくあるいは全く見え
なくなる。
【0019】なお、このような誤差拡散法によるカラー
画像の2値化方法を実行する機能は、例えば、コンピュ
ータシステム側で起動するプログラムとして備えられ
る。このようなプログラムの場合、例えば、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記憶媒体
に記憶し、必要に応じてコンピュータシステムにロード
して起動することにより用いることができる。この他、
ROMやバックアップRAMを記憶媒体として前記プロ
グラムを記憶しておき、このROMあるいはバックアッ
プRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いても
良い。
【0020】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、上述した発明のいくつかが適
用された誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法を実
現する中間調画像データ2値化装置2の概略構成を表す
ブロック図である。
【0021】この中間調画像データ2値化装置2は、コ
ンピュータを主体として構成され、CPU12、ROM
からなるプログラム記憶部13、RAMからなる閾値記
憶部14、RAMからなる誤差分配マトリックス記憶部
15、RAMからなる誤差バッファ16、RAMからな
る入力画像データ記憶部17、RAMからなる出力画像
データ記憶部18およびRAMからなる作業用メモリ1
9を備えて、これらがバス20により接続されて、制御
信号やデータ信号を交換可能としている。
【0022】また、中間調画像データ2値化装置2は、
これ以外に、バス20を介して、コンピュータとして必
要なキーボード21やディスプレイ22等の入出力装
置、ハードディスクやフロッピーディスクドライブ等の
外部記憶装置23およびカラープリンタ24が接続され
ている。
【0023】プログラム記憶部13には、コンピュータ
として必要な基本的なプログラム、後述する誤差拡散処
理プログラム、およびその他の処理プログラムが格納さ
れ、必要に応じてCPU12により実行される。なお、
外部記憶装置23を介して、前記各種プログラムが記憶
されたフロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM等の記憶媒体から、必要に応じて作業用メモリ19
に読み込んで起動することにより実行しても良い。
【0024】閾値記憶部14は、誤差拡散法に用いられ
る閾値を記憶している。誤差分配マトリックス記憶部1
5は、誤差拡散法により算出された出力濃度値と元の濃
度値との誤差を、誤差バッファ16内の周辺画素に分配
する際に、分配対象となる周辺画素およびその分配率を
誤差分配マトリックスとして記憶している。
【0025】誤差バッファ16は、誤差の分配対象とな
る画素毎に分配される誤差を蓄積している。入力画像デ
ータ記憶部17は外部記憶装置23等から導入された中
間調画像データを、色成分としての3原色CMY毎に1
プレーンずつ記憶している。各原色の濃度範囲は0〜2
55である。出力画像データ記憶部18は、入力画像デ
ータ記憶部17に記憶されている中間調画像データを誤
差拡散処理により2値化して得られた擬似中間調画像デ
ータを記憶するものである。なお、必要に応じてこの擬
似中間調画像データは、ディスプレイ22に表示された
り、カラープリンタ24により記録される。
【0026】次に、CPU12にて実行される、誤差拡
散処理を、図2のフローチャートにより説明する。この
処理は、入力画像データ記憶部17に格納されている中
間調画像を2値化して擬似中間調画像を作成するために
行われる。誤差拡散処理が開始されると以下の手順を実
行する。
【0027】まず、処理対象の原色プレーンとして、プ
レーンC(シアンのプレーン)が設定される(S20
2)。そして、誤差バッファ16内に記憶されているプ
レーンC用の誤差バッファe(x,y)の内、最初の一
行の画素に対する誤差バッファe(x,0)を設定する
(S204)。
【0028】例えば、誤差バッファe(x,0)=1
0,10,10,10,0,0,0,0,10,10,
10,10,0,0,0,0,……といった、主走査方
向に「10」が4つ、「0」が4つが繰り返す誤差値の
配列パターンとする。画素の2行目以降、すなわちy≧
1では、全て、誤差バッファe(x,y)=0である。
【0029】次に、2値化処理する画素の位置を判別す
るための変数x,yを0に初期化する(S210,S2
20)。なお、変数x,yで示される画素のことを注目
画素と呼ぶことにする。画素位置(x,y)に対応する
入力画像の入力濃度I(0≦I≦255)を読み取る
(S230)。
【0030】次に、この注目画素に対応する2値化誤差
値e(x,y)を誤差バッファ16から読み取り、次式
1のごとく2値化誤差値e(x,y)にて画素濃度Iを
補正して、補正濃度I′を求める(S240)。
【0031】
【数1】
【0032】なお、前述したごとく、画素の1行目の最
初の画素の2値化誤差e(0,0)は、ステップS20
4にて「10」が設定されているので、従来と異なり、
I′は元の画素濃度Iよりも「10」増加されることに
なる。次にステップS240にて求められた補正濃度
I′と閾値Tとが比較される(S260)。ここで閾値
Tとしては、例えば「128」が設定されている。
【0033】I′<Tであれば(S260で「YE
S」)、出力濃度Oとして「0」(オフ)に設定され
(S270)、I′≧Tであれば(S260で「N
O」)、出力濃度Oとして「1」(オン)が設定される
(S280)。この出力濃度Oの値は、出力画像データ
記憶部18にプレーンCの2値化画像データとして、ス
テップS270またはステップS280の2値化毎に順
次蓄積される。
【0034】次に、補正濃度I′と出力濃度Oとに基づ
いて2値化誤差値Eを次式2のごとく算出する(S29
0)。
【0035】
【数2】
【0036】次に、予め設定した誤差分配マトリックス
Bmat()に基づいて、前記誤差値Eを、次式3に示
すごとく、2値化が未処理の周辺画素の誤差バッファe
に分配する(S300)。
【0037】
【数3】
【0038】なお、「+=」は既に誤差バッファe内に
存在する値と加算処理して同じ誤差バッファeに格納す
ることを示す演算子である。Bmat()の具体例は例
えば図3に示す通りであり、i,jは注目画素位置を
「*」とすると、図3に示すごとくの値をとる変数であ
る。
【0039】次に、主走査方向(x方向)の2値化処
理、すなわち1ライン分の処理が終了したか否かを判定
する(S310)。終了していなければ(S310で
「NO」)、注目画素の主走査方向の位置xを1つ増加
させて(S320)、再度ステップS230から処理を
繰り返す。
【0040】1ライン分の2値化処理を終了したと判定
した場合(S310で「YES」)には、1プレーン分
の全画素の2値化処理が終了したか否かを判定する(S
330)。1プレーンの全画素の処理が終了していなけ
れば(S330で「NO」)、注目画素の副走査方向の
位置yを1つ増加させて(S340)、再度ステップS
220から処理を繰り返す。
【0041】全画素の2値化が終了していれば(S33
0で「YES」)、次に全てのプレーンについて処理が
終了しているか否かが判定される(S350)。最初の
プレーンCのみが終了しただけであるので(S350で
「NO」)、次にマゼンタMのプレーン(プレーンM)
の処理が設定される(S360)。
【0042】そして、プレーンMのための、最初の一行
の画素に対する誤差バッファe(x,0)を設定する
(S204)。ここでは、前回プレーンCに設定した誤
差バッファe(x,0)=10,10,10,10,
0,0,0,0,10,10,10,10,0,0,
0,0,……とは異なるパターンで誤差初期値が設定さ
れる。例えば、プレーンCとは、パターンをずらして、
誤差バッファe(x,0)=0,0,0,0,10,1
0,10,10,0,0,0,0,10,10,10,
10,……でも良い。あるいはプレーンCとはパターン
が異なれば良いので、誤差バッファe(x,0)は、す
べて0でも良い。
【0043】このように初期誤差バッファe(x,y)
を設定して、プレーンMについても、前述したごとくス
テップS210〜S340の処理を行なって2値化し、
出力画像データ記憶部18にプレーンMの2値化画像デ
ータとして蓄積する。次に、プレーンMについて2値化
処理が終了すれば(S350で「NO」)、次にイエロ
ーのプレーン(プレーンY)が設定されて(S36
0)、プレーンYの2値化処理が行われる。このプレー
ンYについても、最初の一行の画素に対する誤差バッフ
ァe(x,0)を設定する(S204)。ここでも、プ
レーンC,Mとは、別個のパターンを設定した方が良い
が、3原色CMYの内で、イエローは境界線の発生には
影響しにくく、そのドットの配置を考慮しなくても問題
が生じにくいので、CMYのいずれかのパターンと同一
でも良い。また、特に値を設定せずに、誤差バッファe
(x,0)は、すべて0でも良い。
【0044】こうして、プレーンYについても2値化さ
れて、その2値化データが出力画像データ記憶部18に
プレーンYの2値化画像データとして蓄積されると、全
てのプレーンについて2値化処理が終了し(S350で
「YES」)、誤差拡散処理は終了する。
【0045】このときには、出力画像データ記憶部18
内には、ステップS270またはステップS280にて
設定された出力濃度Oにて各画素が各プレーンC,M,
Y毎に2値化された擬似中間調画像データが形成されて
いる。上述したごとく、本実施の形態1では、色成分と
しての3原色CMYのプレーン毎に画素の一行目におい
て、主走査方向に異なるパターンで値が変化するよう
に、誤差バッファeの誤差初期値を設定している。この
ことにより、少なくとも、シアンとマゼンタとが中間調
カラー画像において、同一濃度値であっても同一画素位
置にシアンのインクとマゼンタのインクとが置かれる状
態が乱されて、従来技術で述べた境界線が目立たなくあ
るいは全く見えなくなるという効果を生じる。
【0046】なお、誤差バッファe(x,0)として
は、「10,10,10,10,0,0,0,0,1
0,10,10,10,0,0,0,0,……」といよ
うな「10」と「0」とからなる繰り返しのパターン以
外に、例えば、「10」と「−10」との繰り返し、例
えば、誤差バッファe(x,0)=10,10,10,
10,−10,−10,−10,−10,10,10,
10,10,−10,−10,−10,−10,……と
いうように、Σe(x,0)がほぼ「0」となるように
配置したパターンの誤差初期値でも良い。
【0047】また、誤差バッファe(x,0)の主走査
方向のパターンを、各プレーンCMYで変化させるので
はなく、単に、画素の1行目の誤差バッファe(x,
0)の値のみを変更しても良い。例えば、プレーンCに
ついては、1行目の誤差バッファe(x,0)は、すべ
て「10」とし、プレーンMについては、1行目の誤差
バッファe(x,0)は、すべて「0」とし、プレーン
Yについては、1行目の誤差バッファe(x,0)は、
すべて「5」(「10」あるいは「0」でも良い。)と
しても良い。また、プラスの値でなくてもマイナスの値
でも良い。
【0048】このように、主走査方向の誤差バッファe
(x,0)のパターンを変えなくとも、値のみでも、従
来技術で述べた境界線を目立たなくあるいは全く見えな
くすることができる。 [実施の形態2]本実施の形態2が実施の形態1と異な
るのは、誤差拡散処理であり、他は同一である。実施の
形態2の誤差拡散処理を図4のフローチャートに示す。
【0049】処理が開始されると、まず、処理対象の原
色プレーンとして、プレーンCが設定される(S40
2)。次に、2値化処理する画素の位置を判別するため
の変数x,yを0に初期化する(S410,S42
0)。
【0050】画素位置(x,y)に対応する入力画像の
入力濃度I(0≦I≦255)を読み取る(S43
0)。次に、この注目画素に対応する2値化誤差値e
(x,y)を誤差バッファ16から読み取り、次式4の
ごとく2値化誤差値e(x,y)にて画素濃度Iを補正
して、補正濃度I′を求める(S440)。
【0051】
【数4】
【0052】なお、本実施の形態2では、1行目の画素
について実施の形態1のような特別な誤差初期値の設定
は行っていない。全て誤差初期値は「0」である。次
に、閾値生成処理(S450)が行われる。この処理を
図5のフローチャートに示す。
【0053】まず、先に処理されたプレーンの同一位置
の画素について「1」(オン)が有るか否かが判定され
る(S451)。現在、最初のプレーンCが処理されて
いるとすると、前には2値化処理はなされていないので
オンされていることはなく(S451で「NO」)、プ
レーンCについては、すべて閾値Tとして初期閾値T0
が設定される(S452)。ここで、例えば、初期閾値
T0としては、「128」が設定されている。
【0054】こうして閾値生成処理が終了すると、次に
ステップS440にて求められた補正濃度I′とステッ
プS450で求められた閾値Tとが比較される(S46
0)。I′<Tであれば(S460で「YES」)、出
力濃度Oとして「0」(オフ)に設定され(S47
0)、I′≧Tであれば(S460で「NO」)、出力
濃度Oとして「1」(オン)が設定される(S48
0)。この出力濃度Oの値は、出力画像データ記憶部1
8にプレーンCの2値化画像データとして順次蓄積され
る。
【0055】以下、ステップS490〜S560の処理
は、実施の形態1のテップS290〜S360と同一の
処理が行われる。そして、ステップS560にてマゼン
タMのプレーン(プレーンM)の処理が設定されると、
前述したステップS410〜S440の処理を行い、次
にステップS450の閾値生成処理が行われる。
【0056】この閾値生成処理のステップS451にお
いて、先に処理されたプレーンCについてオンと設定さ
れた画素位置の場合には(S451で「YES」)、次
に同一画素位置にオンが2つ設定されているか否かが判
定される(S453)。今回の処理はプレーンMの処理
であるので、先の処理はプレーンCのみであることか
ら、ステップS453では「YES」と判定されること
はない。したがって、ステップS453では「NO」と
判定されて、閾値Tとして初期閾値T0+αが設定され
る(S455)。αとしては例えば、「50」である。
【0057】このように、プレーンMの各画素の2値化
処理に用いられる閾値Tとしては、プレーンCにてオフ
に設定されている画素位置であれば(S451で「N
O」)、T=T0に設定され(S452)、プレーンC
にてオンに設定されている画素位置であれば(S451
で「YES」、S453で「NO」)、T=T0+αに
設定される(S455)。
【0058】そして、以下、前述したステップS460
〜S560の処理が行われ、出力画像データ記憶部18
にプレーンMの2値化画像データを蓄積し、プレーンY
を処理対象に設定する。プレーンYについても同様に、
前述したステップS410〜S440の処理を行い、次
にステップS450の閾値生成処理が行われる。
【0059】この閾値生成処理のステップS451にお
いて、先に処理されたプレーンC,Mのいずれかについ
てオンと設定された画素位置の場合には(S451で
「YES」)、次に同一画素位置にオンが2つ設定され
ているか否かが判定される(S453)。プレーンC,
Mで共にオンが設定されていれば(S453で「YE
S」)、閾値Tとして初期閾値T0+2αが設定され
(S454)、プレーンC,Mのいずれか一方のみでオ
ンが設定されていれば(S453で「NO」)、閾値T
として初期閾値T0+αが設定される(S455)。
【0060】したがって、プレーンYの各画素の2値化
処理に用いられる閾値Tとしては、T0,T0+α,T
0+2αの3種類のいずれかが設定されることになる。
なお、プレーンYについては、実施の形態1でも述べた
ごとく、境界線発生への影響は少ないので、ステップS
450の処理では、他のプレーンC,Mの2値化状態に
かかわらず全て閾値T=T0に設定しても良い。
【0061】そして、以下、前述したステップS460
〜S560の処理が行われ、出力画像データ記憶部18
にプレーンYの2値化画像データを蓄積し、全ての処理
を終了する(S550で「YES」)。本実施の形態2
は、前述のごとく、同一画素において、先に2値化処理
された原色プレーンについてオンの2値化がなされた場
合、この後に行われる同一画素の他の原色プレーンの2
値化については、閾値Tを高くすることにより、オンの
2値化がなされる確率を低下させている。
【0062】このように、同一画素において、先に2値
化された原色プレーンがオンとなった場合は、すなわ
ち、その原色のインクが置かれることが決定した位置で
は、他の原色のインクについては、同一画素位置には置
かれにくくなる。したがって、インクの置かれる状態を
乱すことができ、従来技術で述べた境界線を目立たなく
あるいは全く見えなくすることができる。
【0063】なお、同一画素において、先に2値化処理
された原色プレーンについてオンの2値化がなされなか
った場合、すなわち、オフであった場合は、この後に行
われる同一画素の他の原色プレーンの2値化について
は、オンの2値化がなされる確率を維持していたが、更
にオンの2値化がなされる確率を上昇させる処理として
も良い。例えば、先に2値化された原色プレーンについ
てオンの2値化がなされなかった場合、この後に行われ
る同一画素の他の原色プレーンの2値化については、2
値化を判断する閾値Tを低くすることにより、オンの2
値化がなされる確率を上昇させる。このような構成を加
えることにより、一層、境界線を目立たなくあるいは全
く見えなくすることができる。
【0064】また、図5に示した閾値生成処理の代り
に、先のプレーンにてオフの処理がなされていた場合
に、オンの2値化がなされる確率を上昇させる処理、例
えば、閾値Tを低くする処理を行っても良い。 [その他]前記実施の形態1,2における2値化は、注
目画素を2値化した場合に2値化の誤差を未だ2値化し
ていない周辺の画素の濃度に分配する方法による誤差拡
散法であったが、2値化時に周辺画素から2値化誤差の
分配を受けるタイプの誤差拡散法、いわゆる平均誤差最
小法であっても良い。
【0065】前記実施の形態1に、平均誤差最小法を適
用する場合には、最初に2値化処理される主走査方向の
画素行には、それ以前の行に画素がないので予めプレー
ン毎に異なる値あるいは異なるパターンで誤差値を生じ
ている仮想的画素を想定して、その仮想的画素からの誤
差分配を誤差初期値として処理すれば良い。
【0066】前記実施の形態1,2では、色成分として
は、シアン、マゼンタおよびイエローの3原色を用いた
が、これ以外に、ブラックを含めても良い。この場合に
は、特に、シアン、マゼンタおよびブラックの内の少な
くとも1つの色成分が、他の色成分とは異なる誤差初期
値の設定がなされることが好ましい。また、このような
原色を用いるのではなく、淡色や中間色を色成分として
も良い。
【0067】また、実施の形態1と実施の形態2との構
成を組み合わせても良く、このようにすれば、一層、境
界線を目立たなく、あるいは見えなくする効果が高くな
る。また、実施の形態2においては、1色目の2値化処
理の後、2色目および3色目は共に、オンへの2値化の
確率を小さくしたが、2色目および3色目についてはい
ずれか一方のみ、オンへの確率を小さくするのみでも良
い。特に、前述したごとく、イエローは境界線の発生に
は影響しにくいので、イエローの2値化の場合はオンへ
の2値化の確率を変更しなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1としての中間調画像データ2値
化装置の概略構成を表すブロック図である。
【図2】 実施の形態1における誤差拡散処理のフロー
チャートである。
【図3】 実施の形態1における誤差分配マトリックス
の構成説明図である。
【図4】 実施の形態2における誤差拡散処理のフロー
チャートである。
【図5】 実施の形態2における閾値生成処理のフロー
チャートである。
【図6】 従来の2値化処理において生じる現象の説明
図である。
【符号の説明】
2…中間調画像データ2値化装置 12…CPU 13…プログラム記憶部 14…閾値記憶部 15…誤差分配マトリックス記憶部 16…誤差バッ
ファ 17…入力画像データ記憶部 18…出力画像データ
記憶部 19…作業用メモリ 20…バス 21…キーボー
ド 22…ディスプレイ 23…外部記憶装置 24…
カラープリンタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間調カラー画像に含まれる互いに異なる
    複数の色成分について、画素濃度と閾値との比較により
    中間調カラー画像を2値化し、該2値化の際に生じた誤
    差を周辺の画素の2値化に反映させる誤差拡散法による
    カラー画像の2値化方法であって、 最初に2値化処理される主走査方向の画素行に反映され
    る誤差初期値は、少なくとも1つの色成分については、
    他の色成分とは異なる設定がなされることを特徴とする
    誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法。
  2. 【請求項2】前記色成分には、シアン、マゼンタおよび
    イエローが含まれ、シアンおよびマゼンタの内の少なく
    とも1つの色成分について、他の色成分とは異なる誤差
    初期値の設定がなされることを特徴とする請求項1記載
    の誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法。
  3. 【請求項3】前記色成分には、シアン、マゼンタ、イエ
    ローおよびブラックが含まれ、シアン、マゼンタおよび
    ブラックの内の少なくとも1つの色成分について、他の
    色成分とは異なる誤差初期値の設定がなされることを特
    徴とする請求項1記載の誤差拡散法によるカラー画像の
    2値化方法。
  4. 【請求項4】前記誤差初期値における異なる設定とは、
    値が異なる設定であることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか記載の誤差拡散法によるカラー画像の2値化方
    法。
  5. 【請求項5】前記誤差初期値における異なる設定とは、
    主走査方向に異なるパターンで値が変化する設定である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の誤差拡
    散法によるカラー画像の2値化方法。
  6. 【請求項6】前記主走査方向の値の変化パターンは、1
    画素行分の誤差初期値の合計が、ほぼ0であるように、
    値が上下動するパターンであることを特徴とする請求項
    5記載の誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法。
  7. 【請求項7】中間調カラー画像に含まれる互いに異なる
    複数の色成分について、画素濃度と閾値との比較により
    中間調カラー画像を2値化し、該2値化の際に生じた誤
    差を周辺の画素の2値化に反映させる誤差拡散法による
    カラー画像の2値化方法であって、 先に2値化処理された色成分のオン/オフの結果に応じ
    て、この後に行われる同一画素の他の色成分の内の少な
    くとも1つの色成分の2値化について、オン/オフのい
    ずれかに2値化がなされる確率を変更することを特徴と
    する誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法。
  8. 【請求項8】先に2値化処理された色成分についてオン
    の2値化がなされた場合、この後に行われる同一画素の
    他の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2値化につ
    いては、オンの2値化がなされる確率を低下させること
    を特徴とする請求項7記載の誤差拡散法によるカラー画
    像の2値化方法。
  9. 【請求項9】先に2値化処理された色成分についてオン
    の2値化がなされた場合、この後に行われる同一画素の
    他の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2値化につ
    いては、2値化を判断する閾値を高くすることにより、
    オンの2値化がなされる確率を低下させることを特徴と
    する請求項8記載の誤差拡散法によるカラー画像の2値
    化方法。
  10. 【請求項10】更に、 先に2値化処理された色成分についてオンの2値化がな
    されなかった場合、この後に行われる同一画素の他の色
    成分の内の少なくとも1つの色成分の2値化について
    は、オンの2値化がなされる確率を維持あるいは上昇さ
    せることを特徴とする請求項8または9記載の誤差拡散
    法によるカラー画像の2値化方法。
  11. 【請求項11】先に2値化処理された色成分についてオ
    ンの2値化がなされなかった場合、この後に行われる同
    一画素の他の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2
    値化については、2値化を判断する閾値を維持あるいは
    低くすることにより、オンの2値化がなされる確率を維
    持あるいは上昇させることを特徴とする請求項10記載
    の誤差拡散法によるカラー画像の2値化方法。
  12. 【請求項12】先に2値化処理された色成分についてオ
    ンの2値化がなされなかった場合、この後に行われる同
    一画素の他の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2
    値化については、オンの2値化がなされる確率を上昇さ
    せることを特徴とする請求項7記載の誤差拡散法による
    カラー画像の2値化方法。
  13. 【請求項13】先に2値化処理された色成分についてオ
    ンの2値化がなされなかった場合、この後に行われる同
    一画素の他の色成分の内の少なくとも1つの色成分の2
    値化については、2値化を判断する閾値を低くすること
    により、オンの2値化がなされる確率を上昇させること
    を特徴とする請求項12記載の誤差拡散法によるカラー
    画像の2値化方法。
  14. 【請求項14】請求項1〜13のいずれか記載の誤差拡
    散法によるカラー画像の2値化方法が、コンピュータシ
    ステムにて実行するプログラムとして記憶されたことを
    特徴とする機械読み取り可能な記憶媒体。
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