JPH1019087A - ディファレンシャル装置のマウント構造 - Google Patents
ディファレンシャル装置のマウント構造Info
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- JPH1019087A JPH1019087A JP17380496A JP17380496A JPH1019087A JP H1019087 A JPH1019087 A JP H1019087A JP 17380496 A JP17380496 A JP 17380496A JP 17380496 A JP17380496 A JP 17380496A JP H1019087 A JPH1019087 A JP H1019087A
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- differential case
- differential device
- differential
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一つのデフケースに対して数種類の最終ギア
比を有するディファレンシャル装置において、生産性を
損なうことなく、個々の最終ギア比に対してそれぞれイ
ンシュレータの最適配置を実現する。 【解決手段】 デフケース10を3点で車体にマウント
するディファレンシャル装置のマウント構造において、
デフケース10側に固定される外筒21と、車体側に固
定される内筒23と、外筒21と内筒23の間に介装さ
れてデフケース10を弾性支持する弾性体25とを備え
るディファレンシャル装置のマウント構造において、外
筒21の中心に対して弾性体25の弾性主軸をオフセッ
トする。
比を有するディファレンシャル装置において、生産性を
損なうことなく、個々の最終ギア比に対してそれぞれイ
ンシュレータの最適配置を実現する。 【解決手段】 デフケース10を3点で車体にマウント
するディファレンシャル装置のマウント構造において、
デフケース10側に固定される外筒21と、車体側に固
定される内筒23と、外筒21と内筒23の間に介装さ
れてデフケース10を弾性支持する弾性体25とを備え
るディファレンシャル装置のマウント構造において、外
筒21の中心に対して弾性体25の弾性主軸をオフセッ
トする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デフケースを車体
に支持するディファレンシャル装置のマウント構造の改
良に関するものである。
に支持するディファレンシャル装置のマウント構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えば特開昭60−125924号
公報、特開昭56−67631号公報に開示されている
ように、4つまたは3つといった複数のインシュレータ
を介してデフケースが車体に支持されている。
公報、特開昭56−67631号公報に開示されている
ように、4つまたは3つといった複数のインシュレータ
を介してデフケースが車体に支持されている。
【0003】こうした従来装置として、例えば図7に示
すように、デフケース10を車体に3つのインシュレー
タ1,2,3を介して支持するものがある。
すように、デフケース10を車体に3つのインシュレー
タ1,2,3を介して支持するものがある。
【0004】図7において、直線O17はピニオンシャフ
ト17の中心線であり、距離Mは中心線O17に対するイ
ンシュレータ3のオフセット量である。距離Lはインシ
ュレータ1,2とインシュレータ3間の距離である。ギ
ア機構の最終ギア比をifとすると、if=L/Mが満
たされるように各寸法L,Mを設定して、ディファレン
シャル装置に対しインシュレータを最適に配置すること
により、駆動トルク入力によるデフロール角変化を抑え
ることができ、音振対策上有利である。
ト17の中心線であり、距離Mは中心線O17に対するイ
ンシュレータ3のオフセット量である。距離Lはインシ
ュレータ1,2とインシュレータ3間の距離である。ギ
ア機構の最終ギア比をifとすると、if=L/Mが満
たされるように各寸法L,Mを設定して、ディファレン
シャル装置に対しインシュレータを最適に配置すること
により、駆動トルク入力によるデフロール角変化を抑え
ることができ、音振対策上有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車等に
用いられるディファレンシャル装置は、通常一つのデフ
ケース10に対して数種類の最終ギア比ifが設定され
ることが常であるため、デフケース10に収装されるギ
ア機構の最終ギア比ifが変更されるのに伴って、音振
対策のためには適正なL/Mが得られるように各寸法
L,Mの設計変更を行う必要があり、生産性が悪いとい
う問題点が考えられる。
用いられるディファレンシャル装置は、通常一つのデフ
ケース10に対して数種類の最終ギア比ifが設定され
ることが常であるため、デフケース10に収装されるギ
ア機構の最終ギア比ifが変更されるのに伴って、音振
対策のためには適正なL/Mが得られるように各寸法
L,Mの設計変更を行う必要があり、生産性が悪いとい
う問題点が考えられる。
【0006】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、一つのデフケースに対して数種類の最終ギア
比を有するディファレンシャル装置において、生産性を
損なうことなく、個々の最終ギア比に対してそれぞれイ
ンシュレータの最適配置を実現することを目的とする。
のであり、一つのデフケースに対して数種類の最終ギア
比を有するディファレンシャル装置において、生産性を
損なうことなく、個々の最終ギア比に対してそれぞれイ
ンシュレータの最適配置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディファレンシ
ャル装置のマウント構造は、外筒と内筒の間に弾性体が
介装されるインシュレータを備え、外筒をディファレン
シャル装置と車体のいずれか一方に固定し、内筒をディ
ファレンシャル装置と車体のいずれか他方に固定し、デ
ィファレンシャル装置をその左右方向に位置する2点を
含む3点でインシュレータを介して車体にマウントする
マウント構造において、前記ディファレンシャル装置の
ギア比に応じて外筒の中心に対して弾性体の弾性主軸を
車体内方あるいは車体外方にオフセットできる構成とす
る。
ャル装置のマウント構造は、外筒と内筒の間に弾性体が
介装されるインシュレータを備え、外筒をディファレン
シャル装置と車体のいずれか一方に固定し、内筒をディ
ファレンシャル装置と車体のいずれか他方に固定し、デ
ィファレンシャル装置をその左右方向に位置する2点を
含む3点でインシュレータを介して車体にマウントする
マウント構造において、前記ディファレンシャル装置の
ギア比に応じて外筒の中心に対して弾性体の弾性主軸を
車体内方あるいは車体外方にオフセットできる構成とす
る。
【0008】
【作用】ディファレンシャル装置のマウント構造は、車
体に対するディファレンシャル装置の相対変位に伴っ
て、内筒に対して外筒が相対変位し、弾性体が弾性変形
することにより、ディファレンシャル装置から車体に伝
えられる振動を減衰する。
体に対するディファレンシャル装置の相対変位に伴っ
て、内筒に対して外筒が相対変位し、弾性体が弾性変形
することにより、ディファレンシャル装置から車体に伝
えられる振動を減衰する。
【0009】各インシュレータがディファレンシャル装
置のまわりに適正に配置されることにより、ギア機構に
トルクが入力される際のロール反力が抑えられ、ディフ
ァレンシャル装置に対するドライブシャフトの折れ角度
が小さく保たれる。
置のまわりに適正に配置されることにより、ギア機構に
トルクが入力される際のロール反力が抑えられ、ディフ
ァレンシャル装置に対するドライブシャフトの折れ角度
が小さく保たれる。
【0010】本発明は、外筒の中心に対して弾性体の弾
性主軸をオフセットしたインシュレータをディファレン
シャル装置と車体との間に介装する構成であるため、デ
ィファレンシャル装置に対する弾性体の介装方向を変え
ることにより、インシュレータ間の距離やインシュレー
タとピニオンシャフト中心線間の距離が実質的に変更可
能となり、ディファレンシャル装置に対するインシュレ
ータの最適配置が可能となる。
性主軸をオフセットしたインシュレータをディファレン
シャル装置と車体との間に介装する構成であるため、デ
ィファレンシャル装置に対する弾性体の介装方向を変え
ることにより、インシュレータ間の距離やインシュレー
タとピニオンシャフト中心線間の距離が実質的に変更可
能となり、ディファレンシャル装置に対するインシュレ
ータの最適配置が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0012】図4に示すように、デフケース10には、
エンジンの回転を左右の車輪に伝達するギア機構(図示
せず)が収装される。デフケース10の前方に図示しな
いプロペラシャフトに対するジョイント11が設けられ
る。デフケース10の左右に図示しないドライブシャフ
トに対するジョイント12,13が設けられる。
エンジンの回転を左右の車輪に伝達するギア機構(図示
せず)が収装される。デフケース10の前方に図示しな
いプロペラシャフトに対するジョイント11が設けられ
る。デフケース10の左右に図示しないドライブシャフ
トに対するジョイント12,13が設けられる。
【0013】デフケース10は車体に3つのインシュレ
ータ1,2,3を介して支持される。インシュレータ3
はデフケース10の左後方に配置される。各インシュレ
ータ1,2はデフケース10の前部を挟んで左右に配置
される。デフケース10の前部から左右に一対のフラン
ジ15,16が突出し、フランジ15,16に形成され
た穴部15a,16aを介して各インシュレータ1,2
が取付けられる。この実施形態では、左右のフランジ1
5,16はギア機構より前方に配置されているが、ギア
機構より前方に配置することも考えられる。
ータ1,2,3を介して支持される。インシュレータ3
はデフケース10の左後方に配置される。各インシュレ
ータ1,2はデフケース10の前部を挟んで左右に配置
される。デフケース10の前部から左右に一対のフラン
ジ15,16が突出し、フランジ15,16に形成され
た穴部15a,16aを介して各インシュレータ1,2
が取付けられる。この実施形態では、左右のフランジ1
5,16はギア機構より前方に配置されているが、ギア
機構より前方に配置することも考えられる。
【0014】図1に示すように、インシュレータ1,2
は、穴部15a,16aに嵌合される外筒21と、車体
側にボルト22を介して固定される内筒23と、外筒2
1と内筒23の間に介装されてデフケース10を弾性支
持する弾性体25とから基本的に構成される。弾性体2
5はゴム等を材質として形成され、内筒23に対する外
筒21の変位を吸収する。
は、穴部15a,16aに嵌合される外筒21と、車体
側にボルト22を介して固定される内筒23と、外筒2
1と内筒23の間に介装されてデフケース10を弾性支
持する弾性体25とから基本的に構成される。弾性体2
5はゴム等を材質として形成され、内筒23に対する外
筒21の変位を吸収する。
【0015】そして本発明の要旨とするところである
が、外筒21および内筒23の中心線O1に対して弾性
体25の弾性主軸O2をオフセットする。
が、外筒21および内筒23の中心線O1に対して弾性
体25の弾性主軸O2をオフセットする。
【0016】図2にも示すように、外筒21の内周面は
円筒面状に湾曲した内周面26と、平面状に延びる内平
面27によって構成される。
円筒面状に湾曲した内周面26と、平面状に延びる内平
面27によって構成される。
【0017】図3にも示すように、弾性体25の外形
は、円形の一部が直線状に切欠かれた平面部30を有す
る形状をして、外筒21の内周面26および内平面27
に隙間無く接合する。
は、円形の一部が直線状に切欠かれた平面部30を有す
る形状をして、外筒21の内周面26および内平面27
に隙間無く接合する。
【0018】外筒21の外周面28は円筒面状に形成さ
れ、ボルト22は外筒21の外周面28と同心に配置さ
れる。
れ、ボルト22は外筒21の外周面28と同心に配置さ
れる。
【0019】内筒23はその断面が紡錘形に形成され
る。ボルト22は内筒23を貫通して設けられる。内筒
23は外筒21の外周面28およびボルト22に対して
弾性体25の弾性中心線O2と同一方向にオフセットし
て設けられる。
る。ボルト22は内筒23を貫通して設けられる。内筒
23は外筒21の外周面28およびボルト22に対して
弾性体25の弾性中心線O2と同一方向にオフセットし
て設けられる。
【0020】弾性体25には一対のすぐり29が内筒2
3が挟まれるようにして形成される。各すぐり29の断
面は弓形に湾曲して形成される。
3が挟まれるようにして形成される。各すぐり29の断
面は弓形に湾曲して形成される。
【0021】弾性体25の平面部30の位置を図1に示
すように配置することにより、弾性体25の剛性は左右
方向(x方向)より上下方向(y方向)で低くなる。弾
性体25は平面部30の位置を適宜変更することで、
x,y方向の剛性比を適宜設定することができる。
すように配置することにより、弾性体25の剛性は左右
方向(x方向)より上下方向(y方向)で低くなる。弾
性体25は平面部30の位置を適宜変更することで、
x,y方向の剛性比を適宜設定することができる。
【0022】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0023】デフケース10は車体に3つのインシュレ
ータ1,2,3を介して支持される。車体に対するデフ
ケース10の相対変位に伴って、内筒23に対して外筒
21が相対変位し、弾性体25が弾性変形することによ
り、デフケース10から車体に伝えられる振動を減衰す
る。
ータ1,2,3を介して支持される。車体に対するデフ
ケース10の相対変位に伴って、内筒23に対して外筒
21が相対変位し、弾性体25が弾性変形することによ
り、デフケース10から車体に伝えられる振動を減衰す
る。
【0024】図4において、直線O17はピニオンシャフ
ト17の中心線であり、距離Mは中心線O17に対するイ
ンシュレータ3のオフセット量である。距離Lはインシ
ュレータ1,2とインシュレータ3間の距離である。
ト17の中心線であり、距離Mは中心線O17に対するイ
ンシュレータ3のオフセット量である。距離Lはインシ
ュレータ1,2とインシュレータ3間の距離である。
【0025】デフケース10に収装されるギア機構の最
終ギア比をifとすると、if=L/Mが満たされるよ
うに各寸法L,Mが設定されることにより、駆動トルク
入力によるデフロール角変化を抑えることができるので
あるが、自動車等に用いられるディファレンシャル装置
は通常一つのデフケース10に対して数種類の最終ギア
比ifが設定されるため、最終ギア比ifの平均値でi
f=L/Mが満たされるように各寸法L,Mを設定し、
車両毎に設定される最終ギア比ifが平均値より大きい
か小さいかに応じて各インシュレータ1,2,3の弾性
体25の回転位置を変えて弾性中心Iのオフセット量を
変更する。
終ギア比をifとすると、if=L/Mが満たされるよ
うに各寸法L,Mが設定されることにより、駆動トルク
入力によるデフロール角変化を抑えることができるので
あるが、自動車等に用いられるディファレンシャル装置
は通常一つのデフケース10に対して数種類の最終ギア
比ifが設定されるため、最終ギア比ifの平均値でi
f=L/Mが満たされるように各寸法L,Mを設定し、
車両毎に設定される最終ギア比ifが平均値より大きい
か小さいかに応じて各インシュレータ1,2,3の弾性
体25の回転位置を変えて弾性中心Iのオフセット量を
変更する。
【0026】これについて詳述すると、車両に応じて設
定される最大ギア比をifmax、最小ギア比をifm
inとすると、次式が満たされるように各寸法L,Mが
設定される。
定される最大ギア比をifmax、最小ギア比をifm
inとすると、次式が満たされるように各寸法L,Mが
設定される。
【0027】 if=(ifmax−ifmin)/2=L/M …(1) if≧L/Mの車両の場合、デフケース10の前部を支
持する左右のインシュレータ1,2を、図1に示すよう
に、弾性体25の弾性主軸O2を外筒21およびボルト
22に対して左側にオフセットし、弾性中心Iをピニオ
ンシャフト17の中心線O17より左側にオフセットす
る。
持する左右のインシュレータ1,2を、図1に示すよう
に、弾性体25の弾性主軸O2を外筒21およびボルト
22に対して左側にオフセットし、弾性中心Iをピニオ
ンシャフト17の中心線O17より左側にオフセットす
る。
【0028】逆に、if≦L/Mの車両の場合、デフケ
ース10の前部を支持する左右のインシュレータ1,2
を、図5に示すように、弾性体25の弾性主軸O2を外
筒21およびボルト22に対して右側にオフセットし、
弾性中心線Iをピニオンシャフト17の中心線O17より
右側にオフセットする。
ース10の前部を支持する左右のインシュレータ1,2
を、図5に示すように、弾性体25の弾性主軸O2を外
筒21およびボルト22に対して右側にオフセットし、
弾性中心線Iをピニオンシャフト17の中心線O17より
右側にオフセットする。
【0029】これにより、各寸法L,Mの設計変更を行
う必要なく、if=L/Mにかなりちかい設定とするこ
とができる。この結果、プロペラシャフトからピニオン
シャフト17にトルクが入力される際のロール反力が抑
えられ、ジョイント12,13におけるデフケース10
に対するドライブシャフトの折れ角度が小さく保たれ
る。
う必要なく、if=L/Mにかなりちかい設定とするこ
とができる。この結果、プロペラシャフトからピニオン
シャフト17にトルクが入力される際のロール反力が抑
えられ、ジョイント12,13におけるデフケース10
に対するドライブシャフトの折れ角度が小さく保たれ
る。
【0030】また、図6に示すように、各インシュレー
タ1,2の弾性体25にすぐりを設けない場合には、弾
性体25の弾性主軸O2を外筒21およびボルト22の
中心線O1と交わるように配置した状態から、ギア比に
応じてインシュレータ1,2の向きを適宜変更するよう
に構成してもよい。
タ1,2の弾性体25にすぐりを設けない場合には、弾
性体25の弾性主軸O2を外筒21およびボルト22の
中心線O1と交わるように配置した状態から、ギア比に
応じてインシュレータ1,2の向きを適宜変更するよう
に構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
フケースを3点で車体にマウントするディファレンシャ
ル装置のマウント構造において、外筒の中心に対して弾
性体の弾性主軸をオフセットする構成のため、デフケー
スに対する弾性体の介装方向を変更することにより弾性
中心をピニオンシャフト中心線よりオフセットすること
が可能となる。この結果、デフケースに収装されるギア
機構の最終ギア比等が変更されるのに伴って、デフケー
スやインシュレータの設計変更を行うことなく、ディフ
ァレンシャル装置に対してインシュレータの最適配置を
行うことが可能となり、生産性を高められる。
フケースを3点で車体にマウントするディファレンシャ
ル装置のマウント構造において、外筒の中心に対して弾
性体の弾性主軸をオフセットする構成のため、デフケー
スに対する弾性体の介装方向を変更することにより弾性
中心をピニオンシャフト中心線よりオフセットすること
が可能となる。この結果、デフケースに収装されるギア
機構の最終ギア比等が変更されるのに伴って、デフケー
スやインシュレータの設計変更を行うことなく、ディフ
ァレンシャル装置に対してインシュレータの最適配置を
行うことが可能となり、生産性を高められる。
【図1】本発明の実施形態を示すインシュレータの断面
図。
図。
【図2】同じくインシュレータの断面図。
【図3】同じくデフケース等の平面図。
【図4】同じくインシュレータの断面図。
【図5】他の実施形態を示すインシュレータの断面図。
【図6】他の実施形態を示すインシュレータの断面図。
【図7】従来例を示すデフケース等の平面図。
【符号の説明】 1 インシュレータ 2 インシュレータ 3 インシュレータ 10 デフケース 15 フランジ 16 フランジ 21 外筒 22 ボルト 23 内筒 25 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】外筒と内筒の間に弾性体が介装されるイン
シュレータを備え、 外筒をディファレンシャル装置と車体のいずれか一方に
固定し、 内筒をディファレンシャル装置と車体のいずれか他方に
固定し、 ディファレンシャル装置をその左右方向に位置する2点
を含む3点でインシュレータを介して車体にマウントす
るマウント構造において、 前記ディファレンシャル装置のギア比に応じて外筒の中
心に対して弾性体の弾性主軸を車体内方あるいは車体外
方にオフセットできる構成としたことを特徴とするディ
ファレンシャル装置のマウント構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17380496A JPH1019087A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ディファレンシャル装置のマウント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17380496A JPH1019087A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ディファレンシャル装置のマウント構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019087A true JPH1019087A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15967477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17380496A Pending JPH1019087A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | ディファレンシャル装置のマウント構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019087A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248955A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車のリヤディファレンシャルキャリア支持構造 |
JP2003175737A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-06-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | リヤデファレンシャルのマウント構造 |
JP2007118658A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | 差動装置のマウント構造 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17380496A patent/JPH1019087A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248955A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車のリヤディファレンシャルキャリア支持構造 |
JP2003175737A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-06-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | リヤデファレンシャルのマウント構造 |
JP2007118658A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Toyota Motor Corp | 差動装置のマウント構造 |
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