JPH03129141A - 車両の動力伝達装置 - Google Patents

車両の動力伝達装置

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JPH03129141A
JPH03129141A JP26788289A JP26788289A JPH03129141A JP H03129141 A JPH03129141 A JP H03129141A JP 26788289 A JP26788289 A JP 26788289A JP 26788289 A JP26788289 A JP 26788289A JP H03129141 A JPH03129141 A JP H03129141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential
joint
dynamic damper
propeller shaft
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP26788289A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kameda
修 亀田
Takashi Matsugaseko
松ケ迫 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH03129141A publication Critical patent/JPH03129141A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体前部にエンノンを搭載し該エンジンの駆
動力により後輪を駆動する車両の動力伝達装置に関する
(従来技術) 車体の前部にエンジンを搭載し、エンジンの駆動力をプ
ロペラシャフトを介してリヤディファレンシャルに伝達
する、いわゆるPR方式の動力伝達系を備えた車両にお
いては、エンジン、トランスミッション、プロペラシャ
フト、リヤディファレンシャル等からなる駆動系の全体
がエンジンの爆発力によって曲げ振動を起こす。そして
、その曲げ振動は、上記駆動系において一番剛性の小さ
いプロペラシャフトの部分に振り幅のピークがくるよう
なモードのものとなるのが普通である。
例えば、第4図に示すように、従来のPR方式の車両の
場合には、エンジン1に対しトランスミッション2が一
体的に連結され、その出力側にプロペラシャフト3が連
結され、プロペラシャフト3のリヤ側にリヤディファレ
ンシャル4が連結されている。その場合、プロペラシャ
フト3の両端にはそれぞれユニバーサルシフインド5.
6が設けられ、それによって各部分間の相対的な上下動
が吸収される。
ところが、このような駆動方式のものでは、上記曲げ振
動は第4図の一点鎖線で示すようにプロペラシャフトの
リヤ側ジヨイント部で振幅が大きくなるようなモードと
なるのが普通であって、そのため、このリヤ側ジヨイン
ト部での折れ角が大きくなって、いわゆる味噌擦り運動
が起き、トルク変動が生じてディファレンシャル4の噛
み合い部分に歯打ち音が発生するといった問題がある。
また、上記トルク変動の反動として、トランスミッショ
ン側でもバックラッシュにがたつきが起きて歯打ち音が
発生する。
車両駆動系の曲げ振動を低減するための手段としては、
駆動系の一部にダイナミックダンパーを設けたものが従
来から知られている。例えば、実開昭59−21166
号公報には、トランスミッションのメインシャフトにダ
イナミックダンパーを設け、このダイナミックダンパー
によりメインシャフトの共振周波数を低下させてギヤノ
イズの低減を図ったものが開示されている。しかしなが
ら、これら従来の手段によっては上記のようなプロペラ
シャフトのリヤ側ジヨイント近傍における曲げ振動の振
幅を小さくしてディファレンシャル等の歯打ち音を効果
的に低減するようなことはできなかった。
(発明の目的) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、車
両駆動系の曲げ振動を低減してディファレンシャル等の
歯打ち音の発生を防止することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、車両駆動系においてプロペラシャフトのリヤ
側ジヨイント近傍に発生する曲げ振動のピークをダイナ
ミックダンパーを利用して効果的に低減する手段を見い
だしたものである。すなわち、本発明に係る車両の動力
伝達装置は、車体前部に搭載したエンジンで発生する駆
動力をプロペラシャフトを介して後車軸間のディファレ
ンンヤルに伝達する車両の動力伝達装置であって、プロ
ペラシャフトのリヤ側ジヨイント近傍にダイナミックダ
ンパーを設けたことを特徴とし、この構成により上記目
的を達成した。
また、本発明では、ディファレンンヤル側連結部材とジ
ヨイント側連結部材とを固定するボルトの逃げをダイナ
ミックダンパーのウェイト部分に設けることで、ボルト
挿入のためのスペースを確保した。
(作用) エンジンの爆発力によって車両駆動系に生ずる曲げ振動
は、駆動系のうちで剛性の比較的小さいプロペラシャフ
トの部分で振幅が大きくなり、特にプロペラシャフトの
リヤ側シタインド近傍において振幅がピークとなるが、
本発明では、リヤ側シタインド近傍にダイナミックダン
パーが設けられていることによって上記曲げ振動のピー
ク値が抑えられ、振動が低減される。その結果、駆動力
は円滑にディファレンシャルへ伝達され、したがって、
ディファレンシャル等で歯打ち音が発生するのが防がれ
る。
また、ダイナミックダンパーのウェイト部分に連結用ボ
ルトの逃げが設けられていることによって、ボルトの挿
入および締め付けのためのスペースが確保される。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例におけるリヤ側ジヨイント
部の断面図である。この実施例において、プロペラシャ
フト101は、フロント側が図示しないトランスミッシ
ョンの出力軸にジヨイント連結され、リヤ側の端部には
、入力側ヨーク102と、入力側ヨーク102によって
2端が支持された十字軸】03と、この十字軸103の
他の2端を支持する出力側ヨーク104とで構成された
ユニバーサルジヨイント105が設けられている。
そして、ユニバーサルジヨイント105の出力側ヨーク
104の端部には、コンパニオンフランジ部106を備
えた連結部材+07がスプライン嵌合によって配置され
ヨーク104先端のねじ部108に遊嵌された固定板1
09を介しナツト110によって固定されている。一方
、リヤディファレンシャルIllの出力軸112の端部
には、上記ジヨイント105側の連結部材107のコン
パニオンフランジ部+06と同径のコンパニオンフラン
ツ部113を備えた連結部材114がスプライン嵌合さ
れ出力軸112先端のねじ部115に遊嵌された固定板
116を介しナツト117によって固定されている。ユ
ニバーサルシタインド105側とりャディファレンシャ
ル111側の二つの連結部材107,114は、ユニバ
ーサルジヨイント105の出力側ヨーク104とリヤデ
ィファレンシャル111の入力軸+12を同軸上に揃え
た状態でコンパニオンフランジ部106,113が対向
配置され、4本のボルト+18によって連結されている
ユニバーサルジヨイント+05の出力側ヨーク+04に
固定された上記連結部材107には、ヨーク104側の
端部外周に円筒面119が形成され、この円筒面+19
にダイナミックダンパー120が固定されている。ダイ
ナミックダンパー120は、円筒状のリテーナ121と
、ウェイト部分となる外側の鉄製厚肉円筒部材122と
を防振ラバー123で結合したものであって、リテーナ
+21が出力側ヨーク104の上記円筒面119に圧入
されることにより固定されている。
ダイナミックダンパー120は、コンパニオンフランジ
部106,113の外径からはみ出さない大きさに設定
される。つまり、ダイナミックダンパー120がコンパ
ニオンフランジ部106゜113の外径からはみ出した
のでは、車体のフロアラインと干渉する恐れが出てくる
のでフロアラインを車室側(こ持ち上げなければならず
、これを避けるためにはダイナミックダンパー120の
外径はコンパニオンフランジ部106,113の外径よ
り小さくなるよう設定する。
第2図は本発明の第2実施例におけるリヤ側ジヨイント
部の断面図、第3図は第2図のA−A断面図である。こ
の実施例では、ユニバーサルジヨイント105の出力側
ヨーク104の端部にコンパニオンフランジ部206が
一体形成されている。
一方、リヤディファレンシャル111の出力軸112の
端部には上記コンパニオンフランジ部206に連結され
るコンパニオンプランジ部213を備えた連結部材21
4がスプライン嵌合されて固定され、このリヤディファ
レンシャルIII側の連結部材214の上記コンパニオ
ンフランツ部213の背部外周に円筒面219が形成さ
れてダイナミックダンパー220が固定されている。こ
のダイナミックダンパー220は、やはりリテーナ22
1と鉄製の厚内円筒部材222とが防振ラバー223で
結合されてなるものであって、リテーナ221が上記円
筒面219に圧入されている。
なお、第2図に示すユニバーサルジヨイントI05のそ
の池の部分、プロペラシャフト101およびリヤディフ
ァレンシャル111の構造については、先の第1実施例
のものと差異がないため、図に同じ符号を付すにとどめ
て詳細な説明は省略する。
また、この第2実施例では、上記のようにコンパニオン
フランジ部206とりャディファレンシャル111との
間にダイナミックダンパー220が設けられているが、
この場合、コンパニオンフランジ部206.213を結
合する4本のボルト118を挿入し締め付けるためのス
ペースを確保するため、上記厚肉円筒部材222の外周
には、上記4本のボルト118の取り付は位置に対向し
て4箇所に切り欠き部224を設けている。
なお、ダイナミックダンパー220の厚肉円筒部分22
2の外周に設ける上記切り欠き部224は、その形状の
設定によっては回転バランス修正用の切り欠きを兼ねさ
せることもできる。
また、先の第1実施例のようにコンパニオンフランジ部
106に対してユニバーサルジヨイント105 (II
+にダイナミックダンパー120を設ける場合にも、イ
ンパクトレンチの作業スペースを確保するために厚肉円
筒部分122の外周に第2実施例と同様の切り欠き部を
設けることができる。
本発明はその他いろいろな態様で実施することができる
(発明の効果) 本発明は以上のように構成されているので、プロペラシ
ャフトのリヤ側ジヨイント近傍における曲げ振動を低減
してリヤディファレンシャル等での歯打ち音の発生を防
ぐことができる。
また、ダイナミックダンパーのウェイト部分に連結用ボ
ルトの逃げを設けることによって、スペースに余裕がな
い場合でもディファレンシャル側連結部材とジヨイント
側連結部材とを固定するボルトを容易に挿入し締め付け
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は本
発明の第2実施例を示す断面図、第3図は第2図のA−
A断面図゛、第4図は従来装置における曲げ振動モード
の説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体前部に搭載したエンジンで発生する駆動力を
    プロペラシャフトを介して後車軸間のディファレンシャ
    ルに伝達する車両の動力伝達装置において、前記プロペ
    ラシャフトのリヤ側ジョイント近傍にダイナミックダン
    パーを設けたことを特徴とする車両の動力伝達装置。
  2. (2)ダイナミックダンパーのウェイト部分に、ディフ
    ァレンシャル側連結部材とジョイント側連結部材とを固
    定するボルトの逃げを設けた請求項1記載の動力伝達装
    置。
JP26788289A 1989-10-14 1989-10-14 車両の動力伝達装置 Pending JPH03129141A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208919A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Hitachi Ltd 動力伝達装置
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JP2021523854A (ja) * 2018-05-16 2021-09-09 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 遠心振り子を有するドライブトレイン

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