JPH10189634A - 半導体装置の接合方法 - Google Patents

半導体装置の接合方法

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JPH10189634A
JPH10189634A JP10012002A JP1200298A JPH10189634A JP H10189634 A JPH10189634 A JP H10189634A JP 10012002 A JP10012002 A JP 10012002A JP 1200298 A JP1200298 A JP 1200298A JP H10189634 A JPH10189634 A JP H10189634A
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photoresist
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TAB方式において、半導体装置のバンプ電
極とテープキャリアのフィンガリードとの接合強度を十
分とする。 【解決手段】 バンプ電極16bを形成するためのフォ
トレジスト膜19は、粘度が数百〜千数百CPS(セン
チポイズ)のフォトレジスト液を滴下してスピンコーテ
ィグすることにより、厚さ20〜30μm程度に形成さ
れる。次に、フォトレジスト膜19の開口19a内に金
の電解メッキによりバンプ電極16bを形成する。この
バンプ電極16bの形成は、その上面がフォトレジスト
膜19の上面よりも突出しないところで止め、その厚さ
を20〜30μm程度にする。この結果、バンプ電極1
6bが柱状となり、その上面がほぼ平坦となるので、こ
のバンプ電極16bのほぼ平坦な上面にテープキャリア
のフィンガリードをボンディングのためにただ単に接触
させても、十分な接触面積を得ることができ、したがっ
て十分な接合強度を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バンプ電極を備
えた半導体装置の接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TAB(Tape Automated Bonding)
方式においては、半導体装置にバンプ電極を形成し、こ
のバンプ電極をテープキャリアのフィンガリードに直接
ボンディング(接合)している。この場合、従来のバン
プ電極を備えた半導体装置は、図8に示すように構成さ
れている。すなわち、シリコンウエハ1上にはアルミニ
ウム又はアルミニウム合金からなる電極パッド2が形成
されている。電極パッド2は、図示してしないが、シリ
コンウエハ1のゲート等の内部電極と接続されている。
電極パッド2の周縁部は、この電極パッド2に対向して
開口3aが形成された窒化シリコン等からなる絶縁膜3
で被覆されている。電極パッド2上には、バリアメタル
層4aと接着メタル層4bとで構成されるアンダバンプ
層4が形成されている。アンダバンプ層4は、蒸着又は
スパッタにより形成されるもので、同図においては電極
パッド2およびこの電極パッド2の周囲の絶縁膜3上に
のみ形成されているが、実際の工程としては電極パッド
2および絶縁膜3上の全面に形成した上、バンプ電極5
を形成した後に、図示の如く、エッチング処理されるも
のである。この場合、アンダバンプ層4は電極パッド2
およびこの電極パッド2の周囲の絶縁膜3に固着され、
この固着面積が大きいことにより十分な接合強度が確保
される。アンダバンプ層4上には金からなるバンプ電極
5が形成されるが、このバンプ電極5はメッキにより形
成されるものであるため、その下地層としてアンダバン
プ層4上に金薄膜5aが形成されている。この後、前述
した如く、バンプ電極5をマスクとして、バンプ電極5
の外側部分のアンダバンプ層4をエッチングにより除去
する。この場合、通常、等方性のウェットエッチングが
用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の半導
体装置のバンプ電極5は、通常、フォトレジストを用い
て電解メッキにより形成されるが、フォトレジストの厚
さを厚くすることができないため、フォトレジストの上
方へ突出して形成される。しかし、フォトレジストの上
方ではメッキ形成速度が等方性を有するため、バンプ電
極5の頭部形状が図8に示すような「きのこ」状に盛り
上がる。すなわち、バンプ電極5の頭部は中央部がほぼ
平坦で外周部が外輪山状に盛り上がった形状となる。こ
のため、このバンプ電極5の頭部表面に図示しないテー
プキャリアのフィンガリードをボンディングするために
ただ単に接触させたとき、バンプ電極5の頭部の外輪山
状の外周部表面の一部のみにフィンガリードが接触する
こととなり、この結果ボンディング(熱圧着)の条件に
よってはフィンガリードがバンプ電極5の頭部の外輪山
状の外周部表面のみに接合され、バンプ電極5の頭部の
ほぼ平坦な中央部表面に接合されないことがあり、ひい
ては接合強度が低下することがあるという問題がある。
この発明の課題は、十分な接合強度を得ることができる
半導体装置の接合方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、中央部分が
絶縁膜の開口から露出され、かつ前記絶縁膜により周縁
部分が被覆された電極パッド上に高さ約10μm以上の
柱状のバンプ電極を形成し、このバンプ電極を他の電子
部品の接続端子と接合する半導体装置の接合方法におい
て、前記絶縁膜および前記絶縁膜の開口から露出された
前記電極パッド上に中間接続膜を形成し、前記中間接続
膜上に粘度数百CPS以上のフォトレジスト液を被着し
て厚さが前記バンプ電極の高さと同じもしくはそれより
も厚いフォトレジスト膜を形成するとともに、このフォ
トレジスト膜を前記絶縁膜の開口と前記電極パッドの周
縁部との間にその周縁部が位置する大きさにエッチング
し、前記フォトレジスト膜のエッチングした部分を介し
て、メッキにより前記バンプ電極をその上面が前記フォ
トレジスト膜の上面と同一となる位置もしくはそれより
も低くなる位置まで形成し、前記フォトレジスト膜およ
び前記バンプ電極の外側部分の前記中間接続膜を除去
し、前記バンプ電極を前記他の電子部品の接続端子と接
合するようにしたものである。この発明によれば、メッ
キによりバンプ電極をその上面がフォトレジスト膜の上
面と同一となる位置もしくはそれよりも低くなる位置ま
で形成しているので、バンプ電極が柱状となり、その上
面がほぼ平坦となり、このためこのバンプ電極のほぼ平
坦な上面に他の電子部品の接続端子をボンディングのた
めにただ単に接触させても、十分な接触面積を得ること
ができ、したがって十分な接合強度を得ることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に、この発明の実
施形態を説明する。図1はバンプ電極を備えた半導体装
置の断面図を示す。この図において、10はシリコンウ
エハであり、通常は直径4〜8インチのものが使用され
る。シリコンウエハ10上にはゲート等の内部電極11
および酸化シリコンからなる絶縁膜12が形成されてい
る。絶縁膜12上には内部電極11に接続された電極パ
ッド13が形成されている。電極パッド13はアルミニ
ウム(Al)、アルミニウム(Al)−けい素(S
i)、アルミニウム(Al)−銅(Cu)−けい素(S
i)等のアルミニウム合金からなっている。電極パッド
13の周縁部および絶縁膜12上には窒化シリコンから
なる絶縁膜14が形成されている。電極パッド13と対
応する部分の絶縁膜14には開口14aが形成されてい
る。開口14aに対向する電極パッド13およびこの電
極パッド13の周縁部を覆っている部分の絶縁膜14上
には中間接続膜(アンダバンプ層)15が形成されてい
る。中間接続膜15はバリアメタルと接着メタルとの合
金、例えばチタン(Ti)−タングステン(W)、白金
(Pt)−チタン(Ti)、パラジウム(Pd)−チタ
ン(Ti)等の合金からなる。このようなバリアメタル
と接着メタルとの合金は、単一層でもバリア機能の他、
バンプ電極16bと電極パッド13との接合強度を確保
する機能を合わせ持つ。好ましくは、チタンを原子量比
で10%、重量比で30%混合したチタン−タングステ
ン合金を用い、スパッタリングにより数千Åの厚さに形
成する。中間接続膜15の外側端は電極パッド13の外
側端と絶縁膜14の開口14aとの間に位置付けされて
いる。中間接続膜15上には金(Au)からなる外部電
極16が柱状に形成されている。この外部電極16は金
薄膜16aとバンプ電極16bとからなり、全体の厚さ
が10〜25μm程度に形成され、その外側端は中間接
続膜15の外側端とほぼ同一面とされている。金薄膜1
6aは、メッキにより形成されるバンプ電極16bのメ
ッキ用下地層であり、スパッタにより中間接続膜15に
付着される。バンプ電極16bの頭部表面には微細なV
字状溝17が形成されている。
【0006】次に、図2(A)〜(E)を参照して、シ
リコンウエハ10に外部電極16を形成する方法につい
て説明する。まず、図2(A)に示すように、シリコン
ウエハ10上に内部電極11および酸化シリコンからな
る絶縁膜12を形成し、その上にアルミニウム又はアル
ミニウム合金からなる電極パッド13を形成する。次
に、電極パッド13および絶縁膜12上に亘って窒化シ
リコンからなる絶縁膜14を形成する。絶縁膜14には
電極パッド13の外形よりも少し小さい開口14aをエ
ッチングにより形成し、この開口14aから電極パッド
13が露出されるようにする。この状態では、チタン−
タングステン等の合金からなる中間接続用合金および金
を順次スパッタリングすることにより、シリコンウエハ
10上の電極パッド13および絶縁膜14の全面に亘っ
て、中間接続膜15および金薄膜16aをそれぞれ数千
Åの厚さに形成する。但し、金薄膜16aの厚さは数百
Å程度でもよい。この場合、付着する金属粒子を均一に
するために、スパッタリングが最適である。また、この
処理を行う前には、必要に応じてアルミニウムの酸化膜
を除去する除去処理を行う。
【0007】次に、図2(B)に示すように、金薄膜1
6a上にフォトレジスト液を滴下してスピンコーティン
グによりフォトレジスト膜19を厚く形成する。このフ
ォトレジスト膜19は厚さを20〜30μm程度にする
ために、粘度が数百〜千数百CPS(センチポイズ)
で、通常のスピンコーティングのものよりも数倍ないし
数十倍高いもの(例えば東京応化工業(株)製のBMR
1000)を使用する。なお、回転速度は数百rpmで
ある。この場合、フォトレジスト液の粘度が百CPS以
下であると、所定の厚さにすることはできない。次に、
このように形成されたフォトレジスト膜19を乾燥処理
した後、その上面にマスク(図示せず)をアライメント
する。このマスクの透光部は、電極パッド13と絶縁膜
14の開口14aとの外側縁部間に透光部の外側縁部が
位置するような大きさに形成されている。そして、この
マスクを介してフォトレジスト膜19を露光し、現像す
ることにより、図2(C)に示すように、フォトレジス
ト膜19に開口19aを形成する。次に、開口19aを
介して露出された金薄膜16aに金を電解メッキするこ
とにより、バンプ電極16bを形成する。このバンプ電
極16bの形成は、その上面がフォトレジスト膜19の
上面よりも突出しないところで止め、その厚さを20〜
30μm程度にする。この結果、バンプ電極16bは柱
状となり、その上面はほぼ平坦となる。なお、フォトレ
ジスト膜19の現像に使用する現像液はキシレンを主成
分とする有機溶剤(例えば東京応化工業(株)製のC−
3)である。
【0008】次に、図2(D)に示すように、フォトレ
ジスト膜19をエチルセルソルブ、ジクロルベンゼンを
主成分とする有機溶剤(例えば東京応化工業(株)製の
剥離液SP)で剥離する。そして、この状態で、金薄膜
16aをヨウ素系のエッチング液でエッチングして、不
要な部分つまりバンプ電極16bと対応しない部分の金
薄膜16aを除去する。この状態を図2(E)に示す。
次に、シリコンウエハ10(図面は、バンプ電極構造の
拡大部分のみを示すが、実際は、4〜8インチの円盤形
状)を図3に示すスパッタ(エッチング)装置20に格
納して反応性イオン(スパッタ)エッチングを行う。ス
パッタ装置20は、真空室21内にプレート22、23
を備えており、シリコンウエハ10はプレート23上に
配される。プレート23には、13.56MHzの高周
波信号がマッチングボックス24、ブロックコンデンサ
25を介して印加される。真空室21内は、図示しない
真空ポンプにより高真空度に保持され、バルブ26の開
放により反応性イオンガス28が真空室21内に導入さ
れる。反応性イオンガス28の流入量を流量計27で計
測してバルブ26の開閉を制御することにより、真空室
21内は15〜30Pa(パスカル:1Pa=1/13
3Torr)のガス圧力に設定されている。反応性イオ
ンガス28としては、ハロゲン化ガスと塩素系ガスとの
混合ガスを用いる。ハロゲン化ガスとしては、CF4
26、C38、CHF3、SF6等を用いることができ
る。また、塩素系ガスとしては、CF3Cl、CF2Cl
2、CFCl3、Cl2、SiCl4、BCl3、HCl、
CCl4等を用いることができる。代表的な組合わせと
しては、SF6+CFCl3が挙げられる。
【0009】上記の条件で反応性イオンエッチングを行
うと、中間接続膜15およびバンプ電極16bに反応性
イオンによるスパッタリング効果が作用し、異方性エッ
チングが進行する。この場合、中間接続膜15に比しバ
ンプ電極16bの厚さは極めて大きいので、中間接続膜
15は完全に除去されるが、バンプ電極16bは頭部の
表面にスパッタリングによる、微細な、しかし、比較的
深いV字状溝17が形成される。図6は、バンプ電極1
6bをメッキ形成した時点の状態、すなわち、図2
(C)〜(E)の状態におけるバンプ電極16bの顕微
鏡写真である。図6におけるバンプ電極16bの頭部表
面にも微細な凹凸面は観察される。しかし、この状態に
おけるバンプ電極16bの頭部表面には、先端側が球状
に隆起した微小な凸部が形成されている。また、図7
は、反応性イオンエッチングを実施した後の状態、すな
わち、図1に示す状態におけるバンプ電極16bの顕微
鏡写真である。この状態のバンプ電極16bの頭部表面
には、先端側が鋭く尖った微小な隆起物が観察される。
このように両者を比較すると、反応性イオンエッチング
処理を実施する前と後では、バンプ電極16bの頭部表
面の構造が全く異なることが認識される。
【0010】次に、図4および図5を参照して、上記の
ように構成された半導体装置の外部電極16にフィンガ
リードを接続する場合について説明する。まず、シリコ
ンウエハ10をダイシングにより切断して、複数の半導
体チップ30に分離する。この半導体チップ30の1つ
には上述した外部電極16が多数配列されている。ま
た、フィンガリード41は、銅箔をテープキャリア40
にラミネートした上、エッチングにより所定の形状に形
成されたもので、各フィンガリード41には半田42が
メッキされている。各フィンガリード41の一端はテー
プキャリア40の中央に形成された四角い孔43内に突
出され、この突出された各端部は半導体チップ30の各
外部電極16と対応して配列されている。この場合、フ
ィンガリード41の表面にメッキされる半田42はすず
(Sn)と鉛(Pb)が8:2程度の合金からなり、そ
の厚さが0.2〜0.6μm程度である。
【0011】さて、半導体チップ30の各外部電極16
にフィンガリード41を接続する場合には、各外部電極
16にそれぞれフィンガリード41を対応させて熱圧着
する。この熱圧着の条件は温度が200〜400℃で、
圧着力が30〜360g/mm2で、時間が1〜5se
cである。このように外部電極16にフィンガリード4
1が熱圧着されると、バンプ電極16bとフィンガリー
ド41の表面の半田42はAu−Sn共晶接合される。
しかも、バンプ電極16bの頭部表面には微細なV字状
溝17が形成されており、このV字状溝17に半田42
が喰い付くので、半田のバンプ電極粗面へのアンカー効
果が得られ、信頼性の高い接合が達成される。なお、バ
ンプ電極16bの頭部表面に微細なV字状溝17を形成
しなくても、バンプ電極16bが柱状であってその上面
がほぼ平坦であるので、このバンプ電極16bのほぼ平
坦な上面にテープキャリア40のフィンガリード41
(他の電子部品の接続端子)をボンディングのためにた
だ単に接触させても、十分な接触面積を得ることがで
き、したがって十分な接合強度を得ることができる。ま
た、上記実施形態において金薄膜16aをウェットエッ
チングとしているのは、エッチングにより除去された金
を回収して再使用するためであり、このエッチングは中
間接続膜15と同様、反応性イオンエッチングにより同
時に除去することは当然可能なことである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メッキによりバンプ電極をその上面がフォトレジス
ト膜の上面と同一となる位置もしくはそれよりも低くな
る位置まで形成しているので、バンプ電極が柱状とな
り、その上面がほぼ平坦となり、このためこのバンプ電
極のほぼ平坦な上面に他の電子部品の接続端子をボンデ
ィングするためにただ単に接触させても、十分な接触面
積を得ることができ、したがって十分な接合強度を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるバンプ電極を備
えた半導体装置の断面図。
【図2】(A)〜(E)はそれぞれ図1に示す半導体装
置の各形成工程を示す断面図。
【図3】図2(E)に示す半導体装置のバンプ電極等を
エッチングするための反応性イオンエッチング装置の断
面図。
【図4】図1に示す半導体装置をテープキャリアに搭載
した状態の平面図。
【図5】図1に示す半導体装置のバンプ電極とテープキ
ャリアのフィンガリードとを接合した状態の断面図。
【図6】図2(C)〜(E)に示す状態におけるつまり
反応性イオンエッチングを行う前の状態におけるバンプ
電極の粒子構造の顕微鏡写真。
【図7】図1に示す状態におけるつまり反応性イオンエ
ッチングを行った後の状態におけるバンプ電極の粒子構
造の顕微鏡写真図。
【図8】従来のバンプ電極を備えた半導体装置の断面
図。
【符号の説明】
10 シリコンウエハ 13 電極パッド 14 絶縁膜 15 中間接続膜 16a 金薄膜 16b バンプ電極 40 テープキャリア 41 フィンガリード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部分が絶縁膜の開口から露出され、
    かつ前記絶縁膜により周縁部分が被覆された電極パッド
    上に高さ約10μm以上の柱状のバンプ電極を形成し、
    このバンプ電極を他の電子部品の接続端子と接合する半
    導体装置の接合方法において、 前記絶縁膜および前記絶縁膜の開口から露出された前記
    電極パッド上に中間接続膜を形成し、 前記中間接続膜上に粘度数百CPS以上のフォトレジス
    ト液を被着して厚さが前記バンプ電極の高さと同じもし
    くはそれよりも厚いフォトレジスト膜を形成するととも
    に、このフォトレジスト膜を前記絶縁膜の開口と前記電
    極パッドの周縁部との間にその周縁部が位置する大きさ
    にエッチングし、 前記フォトレジスト膜のエッチングした部分を介して、
    メッキにより前記バンプ電極をその上面が前記フォトレ
    ジスト膜の上面と同一となる位置もしくはそれよりも低
    くなる位置まで形成し、 前記フォトレジスト膜および前記バンプ電極の外側部分
    の前記中間接続膜を除去し、 前記バンプ電極を前記他の電子部品の接続端子と接合す
    ることを特徴とする半導体装置の接合方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記バン
    プ電極を前記他の電子部品の接続端子と接合する前に、
    反応性イオンエッチングにより前記バンプ電極の上面に
    V字状溝を形成することを特徴とする半導体装置の接合
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
    前記バンプ電極は金からなることを特徴とする半導体装
    置の接合方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の発明において、
    前記フォトレジスト膜の厚さは20〜30μm程度であ
    ることを特徴とする半導体装置の接合方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の発明において、
    前記フォトレジスト液の粘度は千CPS以上であること
    を特徴とする半導体装置の接合方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明において、前記フォ
    トレジスト膜の厚さは20〜30μm程度であることを
    特徴とする半導体装置の接合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7202421B2 (en) 2003-01-30 2007-04-10 Seiko Epson Corporation Electronic elements, method for manufacturing electronic elements, circuit substrates, method for manufacturing circuit substrates, electronic devices and method for manufacturing electronic devices

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US7202421B2 (en) 2003-01-30 2007-04-10 Seiko Epson Corporation Electronic elements, method for manufacturing electronic elements, circuit substrates, method for manufacturing circuit substrates, electronic devices and method for manufacturing electronic devices

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