JP2800729B2 - 金属層のエッチング方法 - Google Patents

金属層のエッチング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置など
の基板に、例えば外部端子との接続端子を形成するため
に設けられた金属層をエッチングする金属層のエッチン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置にバンプ電極を形
成し、このバンプ電極をキャリアテープに設けられた金
屬箔リードに直接ボンディングする方式が知られてい
る。この方式はTAB(Tape Automated
Bonding)方式として、かなり以前より知られ
ていたが、電子機器を小型化する要望と、フォトリソグ
ラフィー技術の急速な進歩に伴ない、近年、改めて見直
され始めている。しかして、このTAB方式において、
最も重要な技術要素は何と言っても半導体装置にバンプ
電極を形成する点にある。図8に従来のバンプ電極構造
の断面図を示す。同図において参照符号1は、シリコン
ウエハであり、このシリコンウエハ1上にはアルミニウ
ム又はアルミニウム合金で形成された電極パッド2が形
成されている。電極パッド2は、図示はしないが、シリ
コンウエハ1のゲート等の内部電極と接続されているも
のである。電極パッド2の周縁部は、この電極パッド2
に対向して開口3aが形成された窒化シリコン等の縁絶
膜3で被覆されている。電極パッド2上には、バリアメ
タル層4aと接着メタル層4bで構成されるアンダバン
プ層4が形成される。アンダバンプ層4は、蒸着又はス
パッタにより形成されるもので、同図においては電極パ
ッド2およびこの電極パッド2の周囲の絶縁層4上にの
み示されるが、実際の工程としては絶縁層4上の全面に
形成した上、バンプ電極5を形成した後に、図示の如
く、エッチング処理されるものである。この場合、アン
ダバンプ層4は電極パッド2およびこの電極パッド2の
周囲の絶縁層4に固着され、この固着面積か大きいこと
により十分な接合強度が確保される。アンダバンプ層4
上には、金よりなるバンプ電極5が形成されるが、この
バンプ電極5はメッキにより形成されるものであるた
め、その下地として接着メタル層4上に金薄膜層5aが
形成される。この後、前述した如く、バンプ電極5をマ
スクとして、バンプ電極5の外側部分のアンダバンプ層
4をエッチングにより除去する。この場合、通常、等方
性のウエットエッチングが用いられる。
【0003】上記のような従来技術においては、バンプ
電極5は、頭部が大きいキノコ状とされているため、大
きなピッチとなってしまうことから、電極パッド2のピ
ッチが大変微小化している近年の半導体装置には適用が
困難である、という問題を有している。そこで、現在、
バンプ電極5の巾(又は直径)を小さくする検討が進め
られているが、この検討における重大な課題としては、 バンプ電極の頭部の巾(又は直径)を小さくする技
術の開発 バンプ電極の頭部の巾(又は直径)を小さくした場
合、電極パッドとアンダバンプ層間、アンダバンプ層と
バンプ電極間の接合強度を如何に確保するか バンプ電極の頭部の巾(又は直径)を小さくした場
合、バンプ電極とこのバンプ電極に接着されるキャリア
テープのフィンガリードとの接合強度を如何に確保する
か 等が挙げられる。このため、本願出願人は、上記課題の
中、第項および第項の課題を解決する方法の1つを
昭和62年11月18日付け(特願昭62−28925
7号)で出願している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の技術
では、バンプ電極5の頭部は、比較的大面積とされてい
るため、これに接着されるフィンガリードとの単位面積
当たりの接合強度は多少、小さいものであっても、全体
としては一応、所定の接合強度は満足されるものであっ
た。しかし、バンプ電極5の頭部の巾(又は直径)を小
さくした場合には、フィンガリードの接合強度が不足す
る、という課題があった。この発明は、上記の実情に鑑
みてなされたものであり、半導体装置などの基板に設け
られた金などからなる金属層をエッチングして、例えば
外部端子との接合強度が充分な接続端子を得るための金
属層のエッチング方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、CF4C2F6、C3F8、CHF
3、SF6から選択された少なくとも1種のハロゲン化
ガスと、CF3Cl、CF2Cl2、CFCl3、HC
l、CCl4から選択された少なくとも1種の塩素系ガ
スとの混合ガスを真空装置内に導入してプラズマを発生
させ、基板に設けられたアルミニウムあるいはアルミニ
ウム合金よりなる電極パッドの上に形成された該電極パ
ッドとは異なる金属よりなる金属層をエッチングするよ
うにしたものである。このようなエッチング方法によれ
ば、金属層の厚み方向への強い異方性エッチングが進行
し、金属層の表面にV字状溝が形成される。このように
して形成された金属層のV字状溝には、例えば半田など
の接合剤が喰い込むことにより外部端子と強く接合され
ることになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに、本発明の実
施形態を説明する。図1は半導体装置のバンプ電極構造
を示す。この図において、10はシリコンウエハであ
り、通常は直径4〜8インチのものが使用される。この
シリコンウエハ10上にはゲート等の内部電極11およ
び酸化シリコンよりなる絶縁膜12が形成されている。
この絶縁膜12上には内部電極11に接続された電極パ
ッド13が形成されている。この電極パッド13はアル
ミニウム(Al)、アルミニウム(Al)−けい素(S
i)、アルミニウム(Al)−銅(Cu)−けい素(S
i)等のアルミニウム合金よりなっている。この電極パ
ッド13の周縁部および絶縁膜12上には窒化シリコン
の絶縁膜14が形成されている。電極パッド13と対応
する部分の絶縁膜14には開口14aが形成されてい
る。開口l4aに対向する電極パッド13およびこの電
極パッド13の周縁部を覆っている部分の絶縁膜14上
には中間接続膜(アンダバンプ層)15が形成されてい
る。この中間接続膜15はバリアメタルと接着メタルと
の合金、例えばチタン(Ti)−タングステン(W)、
白金(pt)−チタン(Ti)、パラジウム(Pd)−
チタン(Ti)等の合金よりなる。このようなバリアメ
タルと接着メタルとの合金は、単一層でもバリア機能の
他、金バンプ16bと電極パッド13の接合強度を確保
する機能を合わせ持つ。好ましくはチタンを原子量比で
10%、重量比で30%混合したチタン−タングステン
合金を用い、スパッタリングにより数千Åの厚さに形成
される。中間接続膜15の外側端は電極パッド13の外
側端と絶縁膜14の開口14aとの間に位置付けされて
いる。そして、この中間接続膜15上には金(Au)よ
りなる金属層(バンプ電極)16が突出状に形成されて
いる。この金属層16は金薄膜16aと金バンプ16b
とよりなり、全体の厚さが10〜25μm程度に形成さ
れ、その外側端は中間接続膜15の外側端と略同一面と
されている。
【0007】金薄膜16aは、メッキにより形成される
金バンプ16bのメッキ用下地層であり、スパッタによ
り中間接続膜15に付着される。金バンプ16bの頭部
表面には、微細なV字状溝17が形成されている。本発
明の特徴は、金バンプ16bの頭部表面に、これら微細
なV字状溝17を全面に亘って形成する点にあり、その
形成方法の詳細は後述される。
【0008】先ず、図2(A)〜(E)を参照して、シ
リコンウエハ10に外部電極16を形成する方法につい
て説明する。まず、図2(A)に示すように、シリコン
ウエハ10上に内部電極11および酸化シリコンの絶縁
膜12を形成し、その上にアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金よりなる電極パッド13を形成する。次に、電
極パッド13および絶縁膜12上に亘って窒化シコンの
絶縁膜14を形成する。絶縁膜14には電極パッド13
の外形よりも少し小さい開口14aをエッチングによリ
形成し、この開口14aから電極パッド13が露出され
るようにする。この状態で、チタンータングステン等の
合金からなる中間接続用合金および金を順次スパッタリ
ングすることにより、シリコンウエハ10上の電極パッ
ド13および絶縁膜14の全面に亘って、中間接続膜1
5および金薄膜16aをそれぞれ数千Å程度の厚さに形
成する。但し、金薄膜l6aの厚さは数百Å程度でも良
い、この場合、付着する金属粒子を均一にするために、
スパッタリングが最適である。また、この処理を行なう
前には、必要に応じてアルミニウムの酸化膜を除去する
除去処理を行なう。
【0009】この後、図2(B)に示すように、金薄膜
16a上にフォトレジスト液を滴下してスピンコーティ
ングによリフォトレジスト膜19を厚く形成する。この
フォトレジスト膜19は厚さを20〜30μm程度にす
るために、粘度が数百〜千数百CPS(センチポイズ)
で、通常のスピンコーティンダのものよりも数倍ないし
数十倍高いもの(例えば東京応化工業(株)製のBMR
1000)を使用する。なお、回転速度は数百rpmで
ある。この場合、フォトレジストの粘度が百CPS以下
であると、所定の厚さにすることはできない。次いで、
このように形成されたフォトレジスト膜19を乾燥処理
した後、その上面にマスク(図示せず)をアライメント
する。このマスクの透光部は電極パッド13と絶縁膜1
4の開口14aとの外側縁部間に透光部の外側縁部が位
置するような大きさに形成されている。そして、このマ
スクを介してフォトレジスト膜19を露光し、現像する
ことにより、図2(C)に示すようにフォトレジスト膜
19に開口19aを設ける。次に開口19aを介して露
出された金薄膜16aに金を電解メッキすることにより
金バンプ16bを形成する。この金バンプ16bは上面
がフォトレジスト膜19の上面よりも突出しないところ
でやめその厚さを20〜30μm程度にする。この結
果、金バンプ16bの上面はほぼ平坦となる。なお、フ
ォトレジスト膜19の現像に使用する現像液はキシレン
を主成分とする有機溶剤(例えば東京応化工業(株)製
のC―3)である。
【0010】この後、図2(D)に示すように、フォト
レジスト膜19をエチルセルソルブ、ジクロルベンゼン
を主成分とする有機溶剤(例えば東京応化工業(株)製
の剥離液SP)で剥離する。そして、この状態で、金薄
膜l6aをヨウ素系のエッチング液でエッチングして、
不要な部分、つまり金バンプ16bと対応しない部分の
金薄膜16aを除去する。この状態を図2(E)に示
す。
【0011】この後、シリコンウエハ10(図面は、バ
ンプ電極構造の拡大部分のみを示すが、実際は、4〜8
インチの円盤形状)を図3に示すスパッタ装置20に格
納して反応性イオン(スパッタ)エッチングを行なう。
スパッタ(エッチング)装置20は、真空室21内にプ
レート22、23を備えており、ウエハ10はプレート
23上に配される。プレート22には、13.56MH
zの高周波信号がマッチングボックス24、ブロックコ
ンデンサ25を介して印加される。真空室21内は、図
示しない真空ポンプにより高真空度に保持され、バルブ
26の開放により反応性イオンガス28が真空室21内
に導入される。反応性イオンガス28の流入量を流量計
27で計測してバルブ26の開閉を制御することにより
真空室21内は15〜30Pa(パスカル:lPa=1
/133Torr)のガス圧力に設定されている。反応
性イオンガスとしては、ハロゲン化ガスと塩素系ガスの
混合ガスを用いる。ハロゲン化ガスとしては、CF4
26、C38、CHF3、SF6等を用いることができ
る。また、塩素系ガスとしては、CF3Cl、CF2Cl
2、CFCl3、Cl2、SiCl4、BCl3、HCl、
CCl4等を用いることができる。代表的な組合わせと
して、SF6十CFCl3が挙げられる。
【0012】上記の条件で反応性イオンエッチングを行
なうと、中間接続膜15および金バンプl6bに反応性
イオンによるスパッタリング効果が作用し、異方性エッ
チングが進行する。この場合、中間接続膜15に比し金
バンプ16bの厚さは極めて大きいので、中間接続膜1
5は完全に除去されるが、金バンプ16bは頭部の表面
にスパッタリングによる、微細な、しかし、比較的深い
V字状溝が形成される。
【0013】図6は、金バンプ16bをメッキ形成した
時点の状態、すなわち、図2(C)〜(E)の状態にお
ける金バンプ16bの顕徴鏡写真である。図6における
金バンプ16bの頭部表面にも微細な凹凸面は観察され
る。しかし、この状態における金バンプ16bの頭部表
面には、先端側が球状に隆起した微小な凸部が形成され
ている。また、図7は、反応性イオンエッチングを実施
した後の状態、すなわち、図1に示す状態における金バ
ンプ16bの顕微鏡写真である。この状態の金バンプl
6bの頭部表面には、先端側が鋭く尖った微小な隆起物
が観察される。このように両者を比較すると、反応性イ
オンエッチング処理を実施する前と後では、金バンプ1
6bの頭部表面の構造が全く異なることが認識される。
【0014】次に、図4および図5を参照して、上記の
ように構成された半導体装置の金属層16にフィンガリ
ードを接続する場合について説明する。まず、シリコン
ウエハ10をダイシングにより切断して、複数の半導体
チップ30に分離する。この半導体チップ30の1つに
は上述した外部電極16が多数配列されている。また、
フィンガリード41は、銅箔をテープキャリア40にラ
ミネートした上、エッチングにより所定の形状に形成さ
れたもので、各フィンガリード41には半田42がメッ
キされている。各フィンガリード41の一端はテープキ
ャリア40の中央に形成された四角い孔43内に突出
し、この突出した各端部が半導体チップ30の各金属層
16と対応して配列されている。この場合、フィンガリ
ード41の表面にメッキされる半田42はすず(Sn)
と鉛(Pb)が8:2程度の合金からなり、その厚さが
0.2〜0.6μm程度である。
【0015】半導体チップ30の各金属層16にフィン
ガリード41を接続する場合には、各金属層16にそれ
ぞれフィンガリード41を対応させて熱圧着する。この
熱圧着の条件は温度が200〜400℃で、圧着力が3
0〜360g/mm2で、時間が1〜5secである。こ
のように金属層16にフィンガリード41が熱圧着され
ると、金バンプ16bとフィンガリード41の表面の半
田42はAu−Sn共晶接合される。しかも、金バンプ
16bには、微細なV字状溝17が形成されており、こ
のV字状溝17に半田42が喰い付くので、半田の金バ
ンプ粗面へのアンカー効果が得られ、信頼性の高い接合
が達成される。なお、実施形態において金薄膜16aを
ウエットエッチングとしているのは、エッチングにより
除去された金を回収して再使用するためであり、このエ
ッチングはアンダバンプ層と同様、反応性イオンエッチ
ングにより同時に除去することは当然可能なことであ
る。
【0016】
【発明の効果】説明したように、この発明の金属層のエ
ッチング方法によれば、金属層の厚み方向への強い異方
性エッチングが進行し、金属層の表面にV字状溝が形成
される。従って、このようにして形成された金属層のV
字状溝には、例えば半田などの接合剤が喰い込むことに
なるので、外部端子との接合の信頼性が向上する、など
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエッチング方法によって形成された
金属層を有する半導体装置を示す拡大断面図。
【図2】(A)〜(E)は、それぞれ、図1に示す半導
体装置を形成するための各工程を示す拡大断面図。
【図3】この発明の方法によって、金属層をエッチング
するための反応性イオンエッチング装置の断面図。
【図4】図1に示された半導体装置をキャリアテープに
搭載した状態を示す平面図。
【図5】図1に示された半導体装置の金属層とキャリア
テープのフィンガリードとの接合状態を示す拡大断面
図。
【図6】この発明の反応性イオンエッチングを行う前の
金属層(バンプ電極)の粒子構造の顕微鏡写真。
【図7】この発明の反応性イオンエッチング処理後の金
属層(バンプ電極)の粒子構造の顕微鏡写真。
【図8】従来の金属層(バンプ電極)の構造を示す拡大
断面図。
【符号の説明】
10 シリコンウエハ 13 電極パッド 15 アンダバンプ層 16 金属層(バンプ電極) 17 V字状溝 20 反応性イオンエッチング装置 28 反応性イオンガス

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CF4、C2F6、C3F8、CHF3、
    SF6から選択された少なくとも1種のハロゲン化ガス
    と、CF3Cl、CF2Cl2、CFCL3、HCl、
    CCl4から選択された少なくとも1種の塩素系ガスと
    の混合ガスを真空装置内に導入してプラズマを発生さ
    せ、基板に設けられたアルミニウムあるいはアルミニウ
    ム合金よりなる電極パッドの上に形成された該電極パッ
    ドとは異なる金属よりなる金属層をエッチングする金属
    層のエッチング方法。
  2. 【請求項2】CF4、C2F6、C3F8、CHF3、
    SF6から選択された少なくとも1種のハロゲン化ガス
    と、CF3Cl、CF2Cl2、CFCl3、HCl、
    CCl4から選択された少なくとも1種の塩素系ガスと
    の混合ガスを真空装置内に導入してプラズマを発生さ
    せ、半導体装置に形成された金からなる金属層をエッチ
    ングする金属層のエッチング方法。
  3. 【請求項3】前記金属層は、外部端子に接続される接続
    端子であり、エッチングによって、前記接続端子の表面
    にV字状溝を形成することを特徴とする請求項2記載の
    金属層のエッチング方法。
  4. 【請求項4】前記金属層は、前記半導体装置の表面全体
    を覆う下層および該下層上に形成された上層とを有し、
    エッチングによって、下層を除去するとともに上層の表
    面にV字状溝を形成することを特徴とする請求項2記載
    の金属層のエッチング方法。
  5. 【請求項5】前記ハロゲン化ガスはSF6であり、前記
    塩素系ガスはCFCl3であることを特徴とする請求項
    1乃至4記載の金属層のエッチング方法。
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