JPH1126466A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH1126466A
JPH1126466A JP9183878A JP18387897A JPH1126466A JP H1126466 A JPH1126466 A JP H1126466A JP 9183878 A JP9183878 A JP 9183878A JP 18387897 A JP18387897 A JP 18387897A JP H1126466 A JPH1126466 A JP H1126466A
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JP
Japan
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protective insulating
insulating film
layer
bump
film
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Application number
JP9183878A
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English (en)
Inventor
Shuji Mizoguchi
修二 溝口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1126466A publication Critical patent/JPH1126466A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極パッドに対するバンプの合わせずれを小
さくでき、バンプ金属の高さばらつきを完全に抑える。 【解決手段】 2層から構成される保護絶縁膜12,1
3に形成された電極パッド11上の開口部15にバンプ
を形成するための金属膜16を選択的に堆積させる工程
と、開口部15の第2層目の保護絶縁膜13の上端面か
ら突出したバンプ金属膜16を第2層目の保護絶縁膜1
3を研磨のストッパーとして表面研磨する工程と、半導
体基板1表面を全面ドライエッチングすることにより、
第1層目の保護絶縁膜12及びバンプを形成する金属膜
16をエッチングのストッパーとして第2層目の保護絶
縁膜13のみエッチングし、第1層目の保護絶縁膜12
に第2層目の保護絶縁膜13の膜厚と同じ高さだけバン
プ金属膜16を露出させてバンプを形成する工程とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体素子が形
成された半導体基板上の電極パッドにバンプを形成する
ための半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体基板上の電極パッドに
バンプを形成する方法としては、電極パッド上の保護絶
縁膜にバンプを形成するための開口部を形成した後、バ
ンプ形成領域にフォトレジストパターンを形成し、めっ
き法により金属膜のバンプを形成していた。
【0003】以下、従来の半導体基板上の電極パッドに
バンプを形成する半導体の製造方法について説明する。
図20〜図29は従来の半導体装置の製造方法の断面図
を示すものである。図20に示すように、半導体素子が
形成された半導体基板1上に電極パッド2を形成した
後、保護絶縁膜3を堆積した状態で(図21)、電極パ
ッド2上の保護絶縁膜3に開口部を形成するためのマス
クとして、フォトレジストパターン4を形成した後(図
22)、ドライエッチングにより電極パッド2に開口部
5を形成し(図23)、フォトレジストパターン4を除
去する(図24)。次に図25に示すように、開口部5
を含む保護絶縁膜3全面にバリアメタルまたは密着とし
ての役目を持つ金属層6(例えば、クロム−銅、チタン
−パラジウムなど)を堆積する。続いて図26に示すよ
うに、バンプを形成するためのマスクとしてフォトレジ
ストパターン7を前記の電極パッド2に設けられた開口
部5より大きくなるように金属層6上に形成した後、電
気めっき法によりバンプを形成するための金属膜9を前
記フォトレジストパターン7の開口部8に堆積してバン
プを形成した後(図27)、フォトレジストパターン7
を除去する(図28)。ここで図29に示すように、バ
ンプ金属膜9をマスクとして金属層6をエッチング除去
するという方法であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように従来例の半導体装置の製造方法においては、電極
パッド2にフォトレジストパターン7を用いてめっき法
でバンプを形成する方法のため、フォトレジストパター
ン7のマスクの合わせずれを考慮して、電極パッド2の
開口部5よりも大きな開口部が必要であった。まためっ
き法で用いられる溶剤からの電極パッドの腐食を防ぐた
めにバリアメタルが必要であった。まためっき法では形
成されたバンプ金属膜9の高さが、ばらつくという問題
があった。
【0005】上述した問題は、近年、いっそう集積度を
増す半導体集積回路にあって、ますます電極パッドの間
隔が狭ピッチ化し、また実装信頼性の向上が要望される
中で、ますます顕著になってきている。したがって、こ
の発明の目的は、上記従来の問題点を解決するもので、
電極パッドに対するバンプの合わせずれを小さくでき、
めっき溶剤からの電極パッド腐食、及び形成されたバン
プ金属の高さばらつきを完全に抑えることが出来る半導
体装置の製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、請求項1記載の半導体装置の製造方法は、半導体基
板上に電極パッドを形成した後、第1層目の保護絶縁膜
と第2層目の保護絶縁膜を順に形成する工程と、電極パ
ッド上に形成した2層から構成される保護絶縁膜にフォ
トレジストパターンを形成した後、2層から構成される
保護絶縁膜に開口部を形成する工程と、電極パッド上の
開口部にバンプを形成するための金属膜を選択的に堆積
させる工程と、開口部の第2層目の保護絶縁膜の上端面
から突出したバンプ金属膜を第2層目の保護絶縁膜を研
磨のストッパーとして表面研磨する工程と、第1層目の
保護絶縁膜及びバンプ金属膜のエッチングレートが第2
層目の保護絶縁膜のエッチングレートより小さくなるよ
うなエッチング条件で半導体基板表面を全面ドライエッ
チングすることにより、第1層目の保護絶縁膜及びバン
プを形成する金属膜をエッチングのストッパーとして第
2層目の保護絶縁膜のみエッチングし、第1層目の保護
絶縁膜に第2層目の保護絶縁膜の膜厚と同じ高さだけバ
ンプ金属膜を露出させてバンプを形成する工程とを含
む。
【0007】このように、バンプを形成するための開口
部を2層からなる保護絶縁膜に形成して、そこにバンプ
金属膜を選択的に堆積させたので、保護絶縁膜に形成さ
れた開口部をそのままバンプ形成用の開口部とすること
ができ、バンプを形成するためのマスク合わせ工程を省
略することができる。このため、電極に対する合わせマ
ージンを考慮する必要が無くなり、その結果電極パッド
の狭ピッチ化が実現できる。また、第2層目の保護絶縁
膜を研磨のストッパーとしてバンプ金属膜を表面研磨す
ることによりバンプ金属膜の上端面が第2層目の保護絶
縁膜の表面と同じ高さになるようにした後、第1層目の
保護絶縁膜及びバンプ金属膜をドライエッチングのスト
ッパーとして第2層目の保護絶縁膜をエッチング除去し
てバンプを形成するので、均一な高さのバンプを形成す
ることが可能となる。その結果、従来のめっき溶剤から
の電極パッドの腐食、及び形成されたバンプ金属の高さ
ばらつきを完全に抑えることができる。
【0008】請求項2記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に電極パッドを形成した後、第1層目の保
護絶縁膜、第2層目の保護絶縁膜および第3層目の保護
絶縁膜を順に形成する工程と、電極パッド上に形成した
3層から構成される保護絶縁膜にフォトレジストパター
ンを形成した後、3層から構成される保護絶縁膜に開口
部を形成する工程と、電極パッド上の開口部にバンプを
形成するための金属膜を選択的に堆積させる工程と、開
口部の第3層目の保護絶縁膜の上端面から突出したバン
プ金属膜を第3層目の保護絶縁膜を研磨のストッパーと
して表面研磨する工程と、第2層目の保護絶縁膜及びバ
ンプ金属膜のエッチングレートが第3層目の保護絶縁膜
のエッチングレートより小さくなるようなエッチング条
件で半導体基板表面を全面ドライエッチングすることに
より、第2層目の保護絶縁膜及びバンプを形成する金属
膜をエッチングのストッパーとして第3層目の保護絶縁
膜のみエッチングし、第1層目の保護絶縁膜及び第2層
目の保護絶縁膜に第3層目の保護絶縁膜の膜厚と同じ高
さだけバンプ金属膜を露出させてバンプを形成する工程
とを含む。
【0009】このように、バンプを形成するための開口
部を3層からなる保護絶縁膜に形成して、そこにバンプ
金属膜を選択的に堆積させたので、保護絶縁膜に形成さ
れた開口部をそのままバンプ形成用の開口部とすること
ができ、バンプを形成するためのマスク合わせ工程を省
略することができる。このため、電極に対する合わせマ
ージンを考慮する必要が無くなり、その結果電極パッド
の狭ピッチ化が実現できる。また、第3層目の保護絶縁
膜を研磨のストッパーとしてバンプ金属膜を表面研磨す
ることによりバンプ金属膜の上端が第3層目の保護絶縁
膜の表面と同じ高さになるようにした後、第2層目の保
護絶縁膜及びバンプ金属膜をドライエッチングのストッ
パーとして第3層目の保護絶縁膜をエッチング除去して
バンプを形成するので、均一な高さのバンプを形成する
ことが可能となる。その結果、従来のめっき溶剤からの
電極パッドの腐食、及び形成されたバンプ金属の高さば
らつきを完全に抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態の半
導体装置の製造方法を図1〜図9に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1の実施の形態の製造方法により製
造された半導体装置の断面図である。図1に示すよう
に、半導体基板10上に電極パッド11が形成され、そ
の上に第1層目の保護絶縁膜12が形成されている。電
極パッド11上の第1層目の保護絶縁膜12には開口部
15が設けてあり、その内部にバンプ金属膜16を堆積
させてある。このバンプ金属膜16は開口部15より所
定の高さだけ露出し、その外周面は開口部15の内周面
に沿って形成されている。
【0011】つぎに、この半導体装置の製造方法につい
て説明する。図2に示すように、半導体素子が形成され
た半導体基板10上に、アルミニウム電極パッド11を
形成させた後、図3に示すように、膜厚約800〜16
00nmの第1層目のシリコン窒化膜(保護絶縁膜)を
12を堆積させる。次いで、図4に示すように、膜厚約
1〜10μmの第2層目のシリコン酸化膜(保護絶縁
膜)13を堆積させる。この際、第1層目のシリコン窒
化膜12と第2層目のシリコン酸化膜13はドライエッ
チングレートが異なる。次いで、図5に示すように、電
極パッド11上に形成した2層から構成される保護絶縁
膜12,13に開口部15を形成するためのマスクとし
てフォトレジストパターン14を形成する。図6に示す
ように、前記フォトレジストパターン14を介して2層
からなる保護絶縁膜12,13をドライエッチングして
電極を取り出すための開口部を形成する。次いで、図7
に示すように、酸素プラズマでフォトレジストパターン
14を灰化除去する。
【0012】次に、図8に示すように、開口部15をマ
スクとして、電極パッド11上の開口部15にMOCV
D法等により選択的にバンプを形成するためのアルミニ
ウム膜(バンプ金属膜)16を堆積させる。このとき堆
積したアルミニウム膜16の先端部が第2層目のシリコ
ン酸化膜13表面より上に露出するようにする。続い
て、図9に示すように、第2層目のシリコン酸化膜13
を研磨のストッパーとして、シリコン酸化膜13の上面
より突出した部分のアルミニウム膜16を選択的に表面
研磨して表面を平坦にする。
【0013】この後、図1に示すように、第1層目のシ
リコン窒化膜12とバンプとなるアルミニウム膜16の
エッチングレートが第2層目のシリコン酸化膜13より
きわめて小さくなる条件で表面を全面ドライエッチング
することにより、第1層目のシリコン窒化膜12及びア
ルミニウム膜16をドライエッチングのストッパーとし
て、選択的に第2層目のシリコン酸化膜13のみを取り
除き、第2層目のシリコン酸化膜13の膜厚と同じ高さ
だけ露出したアルミニウム膜16のバンプを形成する。
【0014】以上のようにこの実施の形態によれば、バ
ンプを形成するための開口部15を2層からなる保護絶
縁膜12,13に形成して、そこにアルミニウム膜16
を選択的に堆積させたので、保護絶縁膜12,13に形
成された開口部15をそのままバンプ形成用の開口部と
することができ、バンプを形成するためのマスク合わせ
工程を省略することができる。このため、電極に対する
合わせマージンを考慮する必要が無くなり、その結果電
極パッド11の狭ピッチ化が実現できる。また、第2層
目のシリコン酸化膜13を研磨のストッパーとしてアル
ミニウム膜16を表面研磨することによりアルミニウム
膜16の上端面が第2層目のシリコン酸化膜13の表面
と同じ高さになるようにした後、第1層目のシリコン窒
化膜12及びアルミニウム膜16をドライエッチングの
ストッパーとして第2層目のシリコン酸化膜13をエッ
チング除去してバンプを形成するので、均一な高さのバ
ンプを形成することが可能となる。
【0015】なお、上記実施の形態ではアルミニウムを
バンプ電極材料として用いる場合を示したが、銅、金等
の材料を電極材料として用いてもよい。また、第1層目
の保護絶縁膜12と、第2層目の保護絶縁膜13はそれ
ぞれエッチングレートが異なる絶縁膜であれば、何を用
いても良い。この発明の第2の実施の形態の半導体装置
の製造方法を図10〜図19に基づいて説明する。
【0016】図10はこの発明の第2の実施の形態の製
造方法により製造された半導体装置の断面図である。図
10に示すように、半導体基板10上に電極パッド11
が形成され、その上に第1層目の保護絶縁膜12と第2
層目の保護絶縁膜13が形成されている。電極パッド1
1上の第1層目の保護絶縁膜12と第2層目の保護絶縁
膜13には開口部15が設けてあり、その内部にバンプ
金属膜16を堆積させてある。このバンプ金属膜16は
開口部15より所定の高さだけ露出し、その外周面は開
口部15の内周面に沿って形成されている。
【0017】つぎに、この半導体装置の製造方法につい
て説明する。図11に示すように、半導体素子が形成さ
れた半導体基板10上に、アルミニウム電極パッド11
を形成させた後、図12に示すように、膜厚約800〜
1600nmの第1層目のシリコン窒化膜(保護絶縁
膜)を12を堆積させた後、続いて図13に示すよう
に、膜厚約100〜1000nmの第2層目のシリコン
酸化膜(保護絶縁膜)13を堆積させる。第2層目のシ
リコン酸化膜13はドライエッチングのストッパーとし
て用いる。次いで、図14に示すように、膜厚約1〜1
0μmの第3層目のシリコン窒化膜17を堆積させる。
【0018】次いで、図15に示すように、電極パッド
11上に形成した3層から構成される保護絶縁膜12,
13,17に開口部15を形成するためのマスクとして
フォトレジストパターン14を形成する。図16に示す
ように、前記フォトレジストパターン14を介して3層
からなる保護絶縁膜12,13,17をドライエッチン
グして電極を取り出すための開口部15を形成する。次
いで、図17に示すように、酸素プラズマでフォトレジ
ストパターン14を灰化除去する。
【0019】次に、図18に示すように、開口部15を
マスクとして、電極パッド11上の開口部15にMOC
VD法等により選択的にバンプを形成するためのアルミ
ニウム膜(バンプ金属膜)16を堆積させる。このとき
堆積したアルミニウム膜16の先端部が第3層目のシリ
コン窒化膜17表面より上に露出するようにする。続い
て、図19に示すように、第3層目のシリコン窒化膜1
7を研磨のストッパーとして、シリコン窒化膜17の上
面より突出した部分のアルミニウム膜16を選択的に表
面研磨して表面を平坦にする。
【0020】この後、図10に示すように、第2層目の
シリコン酸化膜13とバンプとなるアルミニウム膜16
のエッチングレートが第3層目のシリコン窒化膜17よ
りきわめて小さくなる条件で表面を全面ドライエッチン
グすることにより、第2層目のシリコン酸化膜13及び
アルミニウム膜16をドライエッチングのストッパーと
して、選択的に第3層目のシリコン窒化膜17のみを取
り除き、第3層目のシリコン窒化膜17の膜厚と同じ高
さだけ露出したアルミニウム膜16のバンプを形成す
る。
【0021】以上のようにこの実施の形態によれば、バ
ンプを形成するための開口部15を3層からなる保護絶
縁膜12,13,17に形成して、そこにアルミニウム
膜16を選択的に堆積させたので、第1の実施の形態と
同様にバンプを形成するためのマスク合わせ工程を省略
することができ、電極に対する合わせマージンを考慮す
る必要が無くなり、その結果電極パッドの狭ピッチ化が
実現できる。また、第3層目のシリコン窒化膜17を研
磨のストッパーとしてアルミニウム膜16を表面研磨す
ることによりアルミニウム膜16の上端が第3層目のシ
リコン窒化膜17の表面と同じ高さになるようにした
後、第2層目のシリコン酸化膜13及びアルミニウム膜
16をドライエッチングのストッパーとして第3層目の
シリコン窒化膜17をエッチング除去してバンプを形成
するので、均一な高さのバンプを形成することが可能と
なる。
【0022】なお、上記実施の形態ではアルミニウムを
バンプ電極材料として用いる場合を示したが、銅、金等
の材料を電極材料として用いてもよい。また、第2層目
の保護絶縁膜13と、第3層目の保護絶縁膜17はそれ
ぞれエッチングレートが異なる絶縁膜であれば、何を用
いても良い。
【0023】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の半導体装置の
製造方法によれば、電極パッドが形成された半導体基板
上に保護絶縁膜を設ける際に、下層の第1層目にドライ
エッチングのストッパーとなる保護絶縁膜を用い、上層
の第2層目に研磨のストッパーとなる保護絶縁膜を用い
て2層から構成される保護絶縁膜を形成し、前記2層か
ら構成される保護絶縁膜に開口部を設けて、そこにバン
プとなる金属膜を選択的に形成した後、第2層目の保護
絶縁膜を研磨のストッパーとして露出したバンプ金属膜
を表面研磨して表面を平坦化し、第1層目の保護絶縁膜
及びバンプ金属膜をドライエッチングのストッパーとし
て選択的に第2層目の保護絶縁膜を除去してバンプを形
成することにより、保護絶縁膜に形成された開口部をそ
のままバンプ形成用の開口部とするため電極パッドに対
する合わせずれの少ない、また均一な高さのバンプ金属
膜を形成することが可能となる。このため、半導体装置
のパッド間隔の狭ピッチ化、及び半導体装置を外部の基
板に導通するときにおいて安定した接着が可能となる。
その結果、従来のめっき溶剤からの電極パッドの腐食、
及び形成されたバンプ金属の高さばらつきを完全に抑え
ることができる。
【0024】この発明の請求項2記載の半導体装置の製
造方法によれば、電極パッドが形成された半導体基板上
に保護絶縁膜を設ける際に、最下層の第1層目に保護絶
縁膜を用い、中間層の第2層目にドライエッチングのス
トッパーとなる保護絶縁膜を用い、最上層の第3層目に
研磨のストッパーとなる保護絶縁膜を用いて3層から構
成される保護絶縁膜を形成し、前記3層から構成される
保護絶縁膜に開口部を設けて、そこにバンプとなる金属
膜を選択的に形成した後、第3層目の保護絶縁膜を研磨
のストッパーとして露出したバンプ金属膜を表面研磨し
て表面を平坦化し、第2層目の保護絶縁膜及びバンプ金
属膜をドライエッチングのストッパーとして選択的に第
3層目の保護絶縁膜を除去してバンプを形成することに
より、保護絶縁膜に形成された開口部をそのままバンプ
形成用の開口部とするため電極パッドに対する合わせず
れの少ない、また均一な高さのバンプ金属膜を形成する
ことが可能となる。このため、半導体装置のパッド間隔
の狭ピッチ化、及び半導体装置を外部の基板に導通する
ときにおいて安定した接着が可能となる。その結果、従
来のめっき溶剤からの電極パッドの腐食、及び形成され
たバンプ金属の高さばらつきを完全に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体装置の製
造方法により製造された半導体装置の断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の半導体装置の製
造方法の最初の工程を示す説明図である。
【図3】図2の次の工程を示す説明図である。
【図4】図3の次の工程を示す説明図である。
【図5】図4の次の工程を示す説明図である。
【図6】図5の次の工程を示す説明図である。
【図7】図6の次の工程を示す説明図である。
【図8】図7の次の工程を示す説明図である。
【図9】図8の次の工程を示す説明図である。
【図10】この発明の第2の実施の形態の半導体装置の
製造方法により製造された半導体装置の断面図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態の半導体装置の
製造方法の最初の工程を示す説明図である。
【図12】図11の次の工程を示す説明図である。
【図13】図12の次の工程を示す説明図である。
【図14】図13の次の工程を示す説明図である。
【図15】図14の次の工程を示す説明図である。
【図16】図15の次の工程を示す説明図である。
【図17】図16の次の工程を示す説明図である。
【図18】図17の次の工程を示す説明図である。
【図19】図18の次の工程を示す説明図である。
【図20】従来例の半導体装置の製造方法の最初の工程
を示す説明図である。
【図21】従来例の半導体装置の製造方法の最初の工程
を示す説明図である。
【図22】図21の次の工程を示す説明図である。
【図23】図22の次の工程を示す説明図である。
【図24】図23の次の工程を示す説明図である。
【図25】図24の次の工程を示す説明図である。
【図26】図25の次の工程を示す説明図である。
【図27】図26の次の工程を示す説明図である。
【図28】図27の次の工程を示す説明図である。
【図29】図28の次の工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 電極パッド 3 保護絶縁膜 4 フォトレジストパターン 5 開口部 6 金属層 7 フォトレジストパターン 8 開口部 9 バンプ 10 半導体基板 11 電極パッド 12 第1層目の保護絶縁膜 13 第2層目の保護絶縁膜 14 フォトレジストパターン 15 開口部 16 アルミニウム膜 17 第3層目の保護絶縁膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に電極パッドを形成した
    後、第1層目の保護絶縁膜と第2層目の保護絶縁膜を順
    に形成する工程と、前記電極パッド上に形成した前記2
    層から構成される保護絶縁膜にフォトレジストパターン
    を形成した後、前記2層から構成される保護絶縁膜に開
    口部を形成する工程と、前記電極パッド上の開口部にバ
    ンプを形成するための金属膜を選択的に堆積させる工程
    と、前記開口部の第2層目の保護絶縁膜の上端面から突
    出したバンプ金属膜を第2層目の保護絶縁膜を研磨のス
    トッパーとして表面研磨する工程と、第1層目の保護絶
    縁膜及びバンプ金属膜のエッチングレートが第2層目の
    保護絶縁膜のエッチングレートより小さくなるようなエ
    ッチング条件で半導体基板表面を全面ドライエッチング
    することにより、第1層目の保護絶縁膜及びバンプを形
    成する金属膜をエッチングのストッパーとして第2層目
    の保護絶縁膜のみエッチングし、第1層目の保護絶縁膜
    に第2層目の保護絶縁膜の膜厚と同じ高さだけバンプ金
    属膜を露出させてバンプを形成する工程とを含む半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に電極パッドを形成した
    後、第1層目の保護絶縁膜、第2層目の保護絶縁膜およ
    び第3層目の保護絶縁膜を順に形成する工程と、前記電
    極パッド上に形成した前記3層から構成される保護絶縁
    膜にフォトレジストパターンを形成した後、前記3層か
    ら構成される保護絶縁膜に開口部を形成する工程と、前
    記電極パッド上の開口部にバンプを形成するための金属
    膜を選択的に堆積させる工程と、前記開口部の第3層目
    の保護絶縁膜の上端面から突出したバンプ金属膜を第3
    層目の保護絶縁膜を研磨のストッパーとして表面研磨す
    る工程と、第2層目の保護絶縁膜及びバンプ金属膜のエ
    ッチングレートが第3層目の保護絶縁膜のエッチングレ
    ートより小さくなるようなエッチング条件で半導体基板
    表面を全面ドライエッチングすることにより、第2層目
    の保護絶縁膜及びバンプを形成する金属膜をエッチング
    のストッパーとして第3層目の保護絶縁膜のみエッチン
    グし、第1層目の保護絶縁膜及び第2層目の保護絶縁膜
    に第3層目の保護絶縁膜の膜厚と同じ高さだけバンプ金
    属膜を露出させてバンプを形成する工程とを含む半導体
    装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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