JPH10188538A - 記録媒体カートリッジの識別情報の読取装置及びこれを用いた記録再生装置、並びに情報管理装置 - Google Patents

記録媒体カートリッジの識別情報の読取装置及びこれを用いた記録再生装置、並びに情報管理装置

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JPH10188538A
JPH10188538A JP8354468A JP35446896A JPH10188538A JP H10188538 A JPH10188538 A JP H10188538A JP 8354468 A JP8354468 A JP 8354468A JP 35446896 A JP35446896 A JP 35446896A JP H10188538 A JPH10188538 A JP H10188538A
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recording
medium cartridge
information storage
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Toshiya Kurokawa
俊哉 黒川
Masahiro Kodama
正博 児玉
Yasuaki Kano
安章 加納
Kyoichi Isomura
恭一 磯村
Taketoshi Yamagishi
健利 山岸
Ryoji Taki
良次 滝
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体カートリッジの識別情報の読取を効
率良く行う。 【解決手段】 記録媒体カートリッジ1の識別情報の読
取装置5において、記録媒体カートリッジ1がその記録
媒体3の識別情報を記憶するための識別情報記憶手段4
を有しているか否かを判別する判別手段5aと、識別情
報記憶手段4の識別情報を読み取る情報読取手段5bと
を設ける。そして、情報読取手段5bが識別情報記憶手
段4の識別情報を読み取る前の途中経路において、上記
判別手段5aによって記録媒体カートリッジ1が識別情
報記憶手段4を有するか否かを判別し、記録媒体カート
リッジ1が識別情報記憶手段4を有する場合にのみ、情
報読取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情報を読み
取る。これによって、識別情報の読取に要する時間や労
力の無駄を省くとともに、識別情報記憶手段4を有さな
い記録媒体カートリッジ1に対して識別情報を読み取ろ
うとすることに起因して情報読取手段5bに生じる不都
合(劣化や損傷等)を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体カートリ
ッジの記録媒体を区別する識別情報を読み取る読取装置
及びこれを用いた記録再生装置、並びに外部指令機器か
らの指令に応じて記録媒体の再生又は記録を行うために
複数の記録媒体カートリッジを格納した情報管理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピューターシステムに用いられる記
録媒体には磁気ディスク(ハードディスクやフレキシブ
ルディスク等)や磁気テープ等があり、これらについて
複数のドライブユニットを備え、多量の情報の記録・再
生を行うことで、多量の情報を管理することができるよ
うにした情報管理装置が知られている。
【0003】例えば、磁気テープを記録媒体とする情報
管理装置(以下、「テープライブラリ装置」という。)
では、磁気テープを内蔵する多数のテープカセットが所
定のラックに格納されており、そのうちの所定のものを
搬送機構によって取り出して、これを複数台のテープド
ライブユニットのうちの所定のものに装着して、テープ
情報の記録/再生を行う構成となっている。
【0004】そして、テープライブラリ装置内の制御手
段は、ホストコンピューター等の外部指令機器との間で
情報のやりとりを行っており、テープライブラリ装置は
外部指令機器からの指令に応じて要求された情報をテー
プドライブユニットを介して磁気テープから再生して外
部機器に提供したり、あるいは磁気テープに所定の情報
を記録することで情報を管理している。
【0005】ところで、このような装置において、磁気
テープを有するテープカセットの数や種類が多くなった
場合には、各テープカセットに対して磁気テープへの記
録情報以外に、当該テープカセットを特定するための識
別情報(例えば、テープカセットのタイトル、テープの
種類やテープフォーマットの違い等。)をテープカセッ
トに付与することによって、各テープカセットを管理す
る必要が生じてくる。
【0006】そこで、上記識別情報を何等らかの記憶手
段に記憶させてこれをテープカセット内に収容したり、
あるいはテープカセットに外付けで付設しておき、テー
プカセットを装置内のテープドライブユニットに付設し
た読取手段によってテープカセットの識別情報を読み出
す方法が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法にあっては、テープカセットをテープドライブユニ
ットにいちいち装着した上で当該テープカセットの識別
情報を読み取らなければならないという問題がある。
【0008】しかも、仮に当該テープカセットが記憶手
段を有さないテープカセットであっても、これをテープ
ドライブユニットに装着してから読取操作を行わなけれ
ばならないので、識別情報の読取に時間的な無駄やエネ
ルギーの無駄が生じたり、読取手段の使用頻度が多くな
ることによって装置の短寿命化を招く虞がある。また、
読取対象が存在しないテープカセットに対してその識別
情報の読取を行おうとした場合に、読取手段の劣化や損
傷等を招く虞がある。
【0009】本発明は、記録媒体カートリッジの識別情
報の読取を効率良く行うことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、情報読取手段が識別情報記憶手段の識
別情報を読み取る前の途中経路において、判別手段によ
って記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する
か否かを判別し、記録媒体カートリッジが識別情報記憶
手段を有する場合にのみ、情報読取手段が識別情報記憶
手段の識別情報の読み取りを行うようにしたものであ
る。
【0011】従って、本発明によれば、情報読取手段に
よって識別情報記憶手段の識別情報を読み取る前に、記
録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否か
を判別することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る読取装置及び
これを用いる記録再生装置の基本構成を概念的に示すも
のであり、記録媒体カートリッジ1の外筐2の内部には
記録媒体3が収納されている。尚、この記録媒体3に
は、磁気記録や光磁気記録等、あらゆる記録方式に従う
媒体が含まれ、また、その形状についても、ディスク
や、テープ、メモリカード等に限らずあらゆる形態の媒
体が含まれる。
【0013】記録媒体カートリッジ1には、その記録媒
体3を区別するための識別情報を記憶する識別情報記憶
手段4が設けられているものと、該識別情報記憶手段4
を有さないものがある。
【0014】尚、記録媒体3の識別情報については各種
の情報、例えば、記録内容のタイトル、記録媒体の種類
やフォーマット形式、記録方式等が挙げられる。また、
識別情報の形態としては、識別情報を外筐の外面に表示
する形態と、識別情報を外筐内部に設けられる記憶手段
に記憶させるようにした形態がある。前者の例として
は、バーコード情報のような図形的な形態の他、文字、
記号、数字等を用いた符号形態が挙げられ、また、後者
の例としては、外筐内に不揮発性のメモリ回路を設け
て、これに識別情報を記憶させる形態が挙げられ、この
場合には小型化や省スペース化を図ることができる。
尚、識別情報を外筐2の外面に表示する場合には、記録
媒体カートリッジを頻繁に使用したときに情報の劣化が
生じ易いので、識別情報記憶手段4を外筐内に設ける方
が、識別情報を長期間に亘って保持し得るという観点か
ら好ましい。
【0015】そして、識別情報の読取形態には、光学
式、磁気式(光磁気方式を含む)、接触式等が挙げられ
る。
【0016】尚、識別情報記憶手段4を記録媒体3の一
部として設ける(例えば、記録媒体の記録領域における
特定の領域に識別情報を記録させる。)こともできる
が、その場合には記録媒体3の情報を再生する手段によ
って識別情報を読み出す必要があるので、識別情報だけ
を簡易に読み取るためには、記録媒体3と識別情報記憶
手段4とは別個に分けることが好ましい。
【0017】読取装置5は、記録媒体カートリッジ1が
識別情報記憶手段4を有しているか否かを判別する判別
手段5aと、識別情報記憶手段4の識別情報を読み取る
情報読取手段5bとを備えている。
【0018】そして、情報読取手段5bが識別情報記憶
手段4の識別情報を読み取る前の途中経路において、判
別手段5aによって記録媒体カートリッジ1が識別情報
記憶手段4を有するか否かを判別し、その結果、記録媒
体カートリッジ1が識別情報記憶手段4を有する場合に
のみ、情報読取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情
報の読み取りを行う。これによって、識別情報記憶手段
4を有さない記録媒体カートリッジに対しては識別情報
の読み取りを行わないので、時間的な無駄やエネルギー
の無駄が生じることがない。また、情報読取手段5bの
使用頻度を低減するとともに情報読取手段5bを劣化や
損傷等から保護することができる。
【0019】記録媒体カートリッジ1が識別情報記憶手
段4を有するか否かの判別については、例えば、下記の
方法が挙げられる。
【0020】(I)識別情報記憶手段の有無を記録媒体
カートリッジの外筐に表示する方法 (II)識別情報記憶手段の形態的特徴からその有無を
判別する方法。
【0021】先ず、(I)は識別情報記憶手段4の有無
を、記録媒体カートリッジ1の外筐2の形状的特徴若し
くは表示物として示す方法であり、例えば、記録媒体カ
ートリッジの外筐に形成される凹部や切欠、あるいは孔
等の有無によって識別情報記憶手段の有無を表示した
り、または、識別情報記憶手段の有無を示すラベルや表
示部材等を記録媒体カートリッジに付設する方法等を挙
げることができる。
【0022】また、(II)は、識別情報記憶手段4に
固有の特徴からその有無を判別する方法であり、例え
ば、識別情報記憶手段がメモリ回路であって、該メモリ
回路の端子が記録媒体カートリッジの外筐に露出してい
る場合には、端子の有無を検出することによってに識別
情報記憶手段の有無を判別することができる。尚、識別
情報記憶手段の特徴部の検出にあたっては非接触式の検
出方法を採用することが、識別情報記憶手段の保護や寿
命の観点から好ましい。
【0023】記録再生装置6は、上記した判別手段5a
及び情報読取手段5bの他に、記録媒体3に情報を記録
し又は記録情報を再生する記録再生手段7を有する。例
えば、記録媒体3が磁気テープや磁気ディスクであれ
ば、記録再生手段7は磁気ヘッドを備えたドライブ装置
である。尚、記録再生装置6には、記録媒体3の再生又
は記録だけを行う装置と、再生及び記録を行う装置とが
含まれる。
【0024】記録再生装置6においては、先ず、情報読
取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情報を読み取る
前の途中経路において、上記判別手段5aによって記録
媒体カートリッジ1が識別情報記憶手段4を有するか否
かを判別する。そして、記録媒体カートリッジ1が識別
情報記憶手段4を有する場合にのみ、情報読取手段5b
が識別情報記憶手段4の識別情報の読み取りを行うとと
もに記録再生手段7が当該記録媒体カートリッジ1の記
録又は再生を行う。
【0025】尚、情報読取手段5bによる識別情報の読
み取りは、記録再生手段7により記録媒体カートリッジ
1の記録媒体3の記録又は再生を行う前に行うことが好
ましい。これは、一般に記録媒体の記録再生に比して識
別情報の読み取りの方が簡易かつ迅速に行うことができ
ること、また、識別情報の管理面において、時間のかか
る記録媒体の記録又は再生後に識別情報を読み取るのは
効率的でない等の理由に依る。
【0026】また、記録媒体カートリッジが識別情報を
有さない場合には、当該記録媒体カートリッジの記録媒
体が記録再生装置の記録形態に適合しない場合があり得
るので、この場合には記録媒体カートリッジを装置外に
排出することによって無用のトラブルを回避することが
好ましい。
【0027】そのためには、記録再生手段7の動作を制
御する制御手段8を設けるとともに、記録媒体カートリ
ッジ1が識別情報記憶手段4を有する場合には、制御手
段8から記録再生手段7に送出される指令によって当該
記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再生を行
い、また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を
有さない場合には、制御手段8から記録再生手段7に送
出される指令によって当該記録媒体カートリッジを装置
外に排出する。
【0028】尚、記録媒体カートリッジ1が識別情報記
憶手段4を有するか否かの判断は、図1に示すように判
別手段5aから制御手段8に送出される判別信号に基づ
いて直接的に行っても良いし、情報読取手段5bから制
御手段8に送出される識別情報の読取結果の有無に基づ
いて間接的に行っても良い。
【0029】また、記録媒体カートリッジが識別情報を
有さない場合に、その旨を表示することによって記録再
生装置6の使用者に注意を促すようにすることも効果的
である。これは識別情報を有さない記録媒体カートリッ
ジであっても上記記録再生手段7の使用対象であること
を使用者が予め承知している場合には、使用者の意思を
尊重して当該記録媒体カートリッジの使用を許可した方
が良い場合があることに依る。
【0030】この場合には表示手段9を設けるととも
に、情報読取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情報
を読み取る前の途中経路において、判別手段5aによっ
て記録媒体カートリッジ1が識別情報記憶手段4を有す
るか否かを判別し、記録媒体カートリッジが1識別情報
記憶手段4を有する場合には、制御手段8から記録再生
手段7に送出される指令によって当該記録媒体カートリ
ッジの記録媒体の記録又は再生を行い、また、記録媒体
カートリッジ1が識別情報記憶手段4を有さない場合に
は、制御手段8から表示手段9に送出される指令によっ
て当該記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段4を有
さない記録媒体カートリッジである旨を表示手段9で表
示する。尚、この表示はエラー表示としてのみ行うこと
もできるし、また、記録媒体カートリッジが使用対象で
あるか否かの確認表示若しくは使用者の使用意思の有無
を問うメッセージ等を含む表示とともにする等、各種の
形態が可能である。
【0031】次に、上記した記録媒体カートリッジ1を
用いて多量の情報を管理するための情報管理装置につい
て説明する。
【0032】図2は情報管理装置10の構成を示してお
り、上記した判別手段5aや情報読取手段5bの他、記
録媒体カートリッジ1の記録媒体3の記録又は再生を行
う記録再生手段11、11、・・・、複数の記録媒体カ
ートリッジ1、1、・・・を収納する収納部12、そし
て、該収納部12から所望の記録媒体カートリッジを取
り出して記録再生手段11、11、・・・に搬送する搬
送手段13を備えている。
【0033】情報管理装置10は、ホストコンピュータ
ー等の外部指令機器14からの指令に応じて要求された
情報を記録媒体カートリッジ1の記録媒体3から再生し
て当該外部指令機器14に提供し、又は外部指令機器1
4からの指令に応じて情報を記録媒体カートリッジ1内
の記録媒体3に記録することで、情報センターとしての
機能を果たしている。
【0034】そして、情報読取手段5bが識別情報記憶
手段4の識別情報を読み取る前の途中経路において、上
記判別手段5aによって記録媒体カートリッジ1が識別
情報記憶手段4を有するか否かを判別し、記録媒体カー
トリッジが識別情報記憶手段4を有する場合にのみ、情
報読取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情報の読み
取りを行うとともに、搬送手段13によって記録再生手
段11に移送された記録媒体カートリッジの記録又は再
生を行うように構成されている。
【0035】情報管理装置10内には制御中枢となる制
御手段15が設けられ、該制御手段15によって記録再
生手段11、11、・・・や搬送手段13の制御が行わ
れ、また、情報読取手段5bから制御手段15に送出さ
れる読取信号によって記録媒体カートリッジ1の記録媒
体3の識別情報を管理している。
【0036】尚、識別情報が未だ識別されていない未登
録の記録媒体カートリッジを、収納部12に格納するに
あたっては、装置に設けられた挿入口10aを通して記
録媒体カートリッジ1を挿入した後、記録媒体カートリ
ッジ1の記録媒体3の再生又は記録を行う前に、記録媒
体カートリッジ1が識別情報記憶手段4を有するか否か
の判断及び記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を
有する場合における識別情報の読み取りが行われる。こ
れは識別情報の読み取りが短時間で済むこと及び識別情
報の管理が容易であることに依る。
【0037】また、記録媒体カートリッジが識別情報を
有さない場合には、当該記録媒体カートリッジの記録媒
体が記録再生手段に係る記録形態に適合しない場合があ
り得るので、無用のトラブルを回避するために、記録媒
体カートリッジを装置外に排出するか、あるいは、当該
記録媒体カートリッジが識別情報を有さない旨を表示す
ることが好ましい。
【0038】即ち、上記制御手段15によって記録再生
手段11及び搬送手段13の動作を制御するとともに、
上記情報読取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情報
を読み取る前の途中経路において、上記判別手段5aに
よって記録媒体カートリッジ1が識別情報記憶手段4を
有するか否かを判別し、記録媒体カートリッジが識別情
報記憶手段4を有する場合には、制御手段15から記録
再生手段11に送出される指令によって当該記録媒体カ
ートリッジの記録媒体の記録又は再生を行い、また、記
録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さない場合
には、制御手段15から搬送手段13に送出される指令
によって当該記録媒体カートリッジを装置外に排出す
る。
【0039】あるいは、表示手段16を設けるととも
に、情報読取手段5bが識別情報記憶手段4の識別情報
を読み取る前の途中経路において、上記判別手段5aに
よって記録媒体カートリッジ1が識別情報記憶手段4を
有するか否かを判別し、記録媒体カートリッジが識別情
報記憶手段4を有する場合には、制御手段15から記録
再生手段11に送出される指令によって当該記録媒体カ
ートリッジの記録媒体の記録又は再生を行い、また、記
録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さない場合
には、制御手段15から表示手段16に送出される指令
によって当該記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段
を有さない記録媒体カートリッジである旨を表示手段1
6により表示する。
【0040】情報管理装置10はその収納部12に多数
の記録媒体カートリッジ1、1、・・・を収納するが、
それらの収納方法としては、記録媒体カートリッジが識
別情報記憶手段4を有するか否かによって記録媒体カー
トリッジの収納場所を区別することが好ましい。
【0041】例えば、図3に示すように、識別情報記憶
手段4を有する記録媒体カートリッジ1A、1A、・・
・のみを収納する第1の収納部17と、識別情報記憶手
段4を有さない記録媒体カートリッジ1B、1B、・・
・のみを収納する第2の収納部18とによって記録媒体
カートリッジの収納部12を構成する。
【0042】そして、情報読取手段5bが識別情報記憶
手段4の識別情報を読み取る前の途中経路において、判
別手段5aによって記録媒体カートリッジ1が識別情報
記憶手段4を有するか否かを判別し、記録媒体カートリ
ッジ1が識別情報記憶手段4を有する場合には、搬送手
段13が当該記録媒体カートリッジを上記第1の収納部
17に移送してこれに収納し、また、記録媒体カートリ
ッジが識別情報記憶手段4を有さない場合には、搬送手
段13が当該記録媒体カートリッジを上記第2の収納部
18に移送してこれに収納するように記録媒体カートリ
ッジを整理する。
【0043】このように記録媒体カートリッジが識別情
報記憶手段4を有するか否かによってその収納場所を分
けるのは、上記のように記録媒体カートリッジが識別情
報記憶手段4を有さない場合に当該記録媒体カートリッ
ジをその度に装置外に排出するより、このような記録媒
体カートリッジを所定の場所に収納しておいた後でまと
めて装置外に排出する方が効率的であるという理由によ
る。尚、第2の収納部18に収納された記録媒体カート
リッジの装置外への排出については、これを手作業で行
うこともできるし、また、搬送手段13によって自動的
に行うことも可能である。
【0044】情報管理装置10内の記録再生手段11に
ついては、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段4
を有するか否かに応じて2種類の記録再生手段を用意す
ることが好ましい。
【0045】即ち、図4に示すように、識別情報記憶手
段4を有する記録媒体カートリッジ1Aの記録又は再生
を行う第1の記録再生手段19Aと、識別情報記憶手段
4を有さない記録媒体カートリッジ1Bの記録又は再生
を行う第2の記録再生手段19Bとを設ける。そして、
第1の記録再生手段19Aには情報読取手段20と記録
再生部21Aを設け、また、第2の記録再生手段19B
には記録再生部21Bを設ける。
【0046】記録再生部21Aは、記録媒体カートリッ
ジ1Aの記録媒体3Aの記録形態に適合した情報の記録
又は再生を行うように構成され、また、記録再生部21
Bは、記録媒体カートリッジ1Bの記録媒体3Bの記録
形態に適合した情報の記録又は再生を行うように構成さ
れているので、記録媒体カートリッジ1A、1Bの記録
又は再生にあたっては上記判別手段5aによる両者の区
別が必要となる。
【0047】このように2種類の記録再生手段19A、
19Bを有する情報管理装置10にあっては、記録再生
手段19Aの情報読取手段20が識別情報記憶手段4の
識別情報を読み取る前の途中経路において、上記判別手
段5aにより記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段
4を有するか否かを判別し、記録媒体カートリッジが識
別情報記憶手段4を有する場合には、搬送手段13によ
って当該記録媒体カートリッジが上記第1の記録再生手
段19Aに移送され、また、記録媒体カートリッジが識
別情報記憶手段4を有さない場合には、搬送手段13に
よって当該記録媒体カートリッジが上記第2の記録再生
手段19Bに移送されるように搬送制御する。
【0048】しかして、識別情報記憶手段4の識別情報
を読み取る前に識別情報記憶手段4の有無を判別して、
判別結果に応じて記録媒体カートリッジの移送先を第1
又は第2の記録再生手段に規定することによって、記録
媒体カートリッジがこれを使用対象としない記録再生手
段に誤って装着されるのを防止することができる。
【0049】尚、以上の説明では、記録媒体カートリッ
ジが識別情報記録手段を有するか否かによって記録媒体
カートリッジを区別したが、記録媒体カートリッジが複
数種の識別情報記録手段のうちの一つを有する場合に、
上記した説明を拡張することは容易である。即ち、判別
手段が識別情報記録手段の有無の判別の他、複数種の識
別情報記録手段のうちどの識別情報記録手段であるかを
識別するようにし、識別した識別情報記録手段の記録情
報を読み取る読取手段を、複数種の識別情報記録手段に
対して各別に設ければ良い。
【0050】
【実施例】以下に、本発明を、テープカセットを用いて
情報管理を行うテープライブラリ装置に適用した実施例
を、図5乃至図10に従って説明する。
【0051】図5はテープカセット22の構成例を示す
ものであり、その外筐22a内には記録媒体である磁気
テープ23が図示しないリール部材に巻回された状態で
収容されている。
【0052】そして、テープカセット22の外筐22a
内には上記識別情報記憶手段4に相当するメモリIC
(以下、「MIC」という。)24が設けられており、
MIC24の記憶情報を取り出すための接続端子24
a、24a、・・・が外筐22aの外部に露出してい
る。尚、MIC24の接続端子24aを保護するための
摺動自在なシャッター部材若しくはカバー部材を設ける
ことによってMIC24の記憶情報を読み取る時にみ接
続端子24a、24a、・・・が外部に露出するような
構成を用いることもできる。
【0053】外筐22aの底面にはその背面(テープカ
セット22のうち蓋体25が設けられた側を前方とす
る。)寄りの位置から後方に延びかつ外筐22aの背面
にまで及ぶ切欠26が形成されており、該切欠26の有
無によってMIC24の有無が識別されるようになって
いる。即ち、MIC24を有するテープカセット(以
下、「MICカセット」という。)には切欠26が形成
されているため、テープカセット22の背面を、図示す
るような横倒L字状の検出部材27に対して相対的に近
づけていった場合に、検出部材27の立上片27aが切
欠26内に受け入れられた状態となる。これに対して、
MIC24を有さないテープカセット(以下、「非MI
Cカセット」という。)には切欠26が形成されていな
いので、テープカセット22の背面を検出部材27に対
して相対的に近づけていった場合に、検出部材27の立
上片27aがテープカセット22の背面に当接すること
になる。よって、テープカセットに対する検出部材27
の相対的な位置を検出部28が検出すれば、テープカセ
ット22がMIC24を有するか否かを判別することが
できる(つまり、これらが上記判別手段5に相当す
る。)。尚、このような接触式の判別方法に限らず、切
欠26の有無を反射光の有無として光学的に判別する等
の非接触式の判別方法を用いても良いことは勿論であ
る。
【0054】図6はテープライブラリ装置29の概要を
示すものであり、テープカセット(図示せず。)はその
外筐30の前面部30aに設けられたテープカセットの
供給部31を通して、外筐30内の中程よりやや上方の
ところに上下方向に沿って設けられた収納ラック32、
32、・・・(上記した収納部12に相当する。)に収
納されるようになっている。そして、供給部31のやや
下方にはテープカセットを所定のシュートを通して装置
外に排出するための排出部33が設けられている。
【0055】収納ラック32、32、・・・の下方に位
置したドライブ収容部34、34には、上記記録再生手
段11に相当する複数のテープドライブユニット35、
35、・・・が横並びに収容されている。
【0056】また、収納ラック32から所望のテープカ
セット22を取り出して所定のテープドライブユニット
35に搬送し、またはその逆の搬送を行うための搬送機
構36が収納ラック32やドライブ収容部34に対向す
る状態で設けられており、該搬送機構36には、例え
ば、3次元直交型ロボット等を用いることができる。
尚、図6には搬送機構36のハンドブロック37、鉛直
軸や水平軸に係る移動機構が示されている。
【0057】ドライブ収容部34、34の上方には、搬
送機構36の制御を司るメカニカルコントロール部38
が設けられ、また、ドライブ収容部34、34の下方に
はテープライブラリ装置29の制御中枢であるシステム
コントロール部39が設けられている。
【0058】外筐30の前面部30aにおいて上記供給
部31のやや上方には液晶式ディスプレイ40が設けら
れており、これが上記した表示手段16に相当する。
【0059】図7はテープライブラリ装置29の内部構
成の要部及びホストコンピューター41を示すものであ
り、テープドライブユニット35、35、・・・やライ
ブラリコントローラ42がそれぞれ各別のSCSI(S
mall ComputerSystem Inter
face)ID番号を有する方式(所謂マルチID方
式)が採用されている。
【0060】テープライブラリ装置29内のライブラリ
コントローラ42(上記システムコントロール部39に
含まれる。)は、その内部にCPU(中央演算ユニッ
ト)43、RAM(ランダムアクセスメモリ)やROM
(リードオンリーメモリ)を含むメモリ44、インター
フェース部45、46、47を有している。
【0061】複数台のテープドライブユニット35、3
5、・・・は、ディジーチェーン接続とされており、ま
た、テープライブラリ装置29には、ホストコンピュー
ター41との接続用のSCSIインターフェース部48
が設けられており、これはテープドライブユニット3
5、35、・・・に接続されている。尚、SCSIに係
るディジーチェーン接続網はターミネータ(終端抵抗)
49で終端されている。つまり、テープドライブユニッ
ト35やホストコンピューター41とライブラリコント
ローラ42との間のデータ伝送がSCSIインターフェ
ース部46、48を介して行われ、また、テープドライ
ブユニット35内におけるテープカセット22の有無の
確認等についてはインターフェース部45を通してライ
ブラリコントローラ42との間で行われる。
【0062】メカコントローラ50(上記メカニカルコ
ントロール部38に含まれる。)は上記搬送機構36の
制御を担当しており、ライブラリコントローラ42との
間で情報のやりとりを行っている。そして、メカコント
ローラ50とライブラリコントローラ42が上記した制
御手段15に相当する。
【0063】メカコントローラ50は、搬送機構36の
ハンドブロック37の制御により、供給部31からテー
プカセット22を取り出して収納ラック32の所定場所
に収納したり、あるいは、収納ラック32からテープカ
セット22を取り出して、所定のテープドライブユニッ
ト35に装着したり、テープカセット22を排出部33
に移送して装置外に排出する。
【0064】図8はテープライブラリ装置29を収納ラ
ック32の付近において水平に切断した場合の概略的な
断面図であり、搬送機構36は、図8の紙面に垂直な方
向(鉛直方向)に延びる支持軸51と、該支持軸51に
沿って鉛直方向に移動される移動テーブル52、そし
て、該移動テーブル52上に設けられたガイドレール5
3に沿って収納ラック32の収納面に対して平行な方向
に摺動されるハンドブロック37とから構成されてい
る。
【0065】収納ラック32は、テープカセット22を
各別に収容するために複数の小部屋32a、32a、・
・・に分かれており、収納状態のテープカセット22の
うち収納ラック32の外部に突出された部分に、上記M
IC24の接続端子24a、24a、・・・が露出され
ている。
【0066】そして、ハンドブロック37には、MIC
24の記憶情報を読み取るためのMIC読取端子部56
が設けられている。
【0067】図9は収納ラック32及びハンドブロック
37の縦断面を概略的に示すものであり、テープカセッ
ト22をハンドブロック37内に引き込んだ状況を示し
ている。
【0068】ハンドブロック37は、その筐体54に形
成されたガイドレール57に沿って図示しない手段によ
り水平方向に移動されるハンドベース58を有してい
る。そして、ハンドブロック37にはハンドチャック5
9が設けられており、該ハンドチャック59の先端部を
テープカセット22の側面部に形成された凹部60、6
0に係合させてテープカセット22を把持するようにハ
ンドチャック59の姿勢が図示しない機構によって制御
される。
【0069】ハンドブロック37の筐体54には、引き
込んだテープカセット22のMIC24の接続端子(本
実施例では、接続端子24a、24a、・・・がテープ
カセット22の背面に露出している。)に対応する場所
にMIC読取端子部56が取り付けられており、該読取
端子部56がMIC24の接続端子24a、24a、・
・・に接触することによってMIC24の識別情報を読
み取る構成となっている。
【0070】MIC読取端子部56によって読み出され
たMIC24の記憶情報はメカコントローラ50を介し
てライブラリコントローラ42に送出される。尚、ハン
ドブロック37にMIC読取端子部56を設けるように
した理由は、テープカセット22を収納ラック32から
取り出してテープドライブユニット35に装着する途中
や、あるいは、上記供給部31から収納ラック32にテ
ープカセット22を収納するまでの途中の経路において
テープカセット22の識別情報を迅速に読み取ることが
できるようにするためである。つまり、MIC読取端子
部56をテープドライブユニット35の内部に設けたの
では、収納ラック32や供給部31からテープカセット
22をテープドライブユニット35に移送するのに時間
がかかってしまうことになる。
【0071】テープカセット22がMICカセットであ
るか否かを判別する判別センサー55(つまり、上記検
出部材27や検出部28を含む。)については、これを
ハンドブロック37に付設したり(図8参照)、あるい
は、ハンドブロックとは別個に設けることもできるが、
上記MIC読取端子部56によってMIC24の記憶情
報を読み取る前に、判別センサー55でMIC24の有
無を判別するようにメカコントローラ50が判別のタイ
ミングを制御する必要がある。尚、判別センサー55を
ハンドブロック37に付設する方が、判別センサー55
の移動手段を別に設けなくて済む分、装置構成が簡単で
ある。
【0072】そして、テープカセット22がMICカセ
ットである場合には、収納ラック32においてMICカ
セットだけを収納する収納ラック32A(図7参照。)
にMICカセットを移送して収納し、また、テープカセ
ット22が非MICカセットである場合には、収納ラッ
ク32において非MICカセットだけを収納する収納ラ
ック32Bに非MICカセットを移送して収納する。
【0073】尚、非MICカセットを判別した場合に、
これを収納ラック32Bに収納せずに排出部33を通し
て直ちに装置外に排出しても良いし、また、非MICカ
セットであることを、ライブラリコントローラ42から
インターフェース部47を介して液晶式ディスプレイ4
0上に表示しても良いことは勿論である。
【0074】また、テープドライブユニット35につい
ても、MICカセットの記録再生専用のものと、非MI
Cカセットの記録再生専用のものとを2種類設けて、テ
ープカセット22の判別後に各々のテープドライブユニ
ットに移送するように構成することができる。
【0075】図10は未だ識別情報が認識されていない
テープカセットを新規にテープライブラリ装置29に挿
入する場合における処理手順を示すフローチャート図で
あり、当該処理はメカコントローラ50及びライブラリ
コントローラ42によって行われる。
【0076】先ず、ステップS1において新たなテープ
カセットをテープライブラリ装置29の供給部31に挿
入する。そして、次ステップS2では搬送機構36によ
りそのハンドブロック37が当該テープカセットの前に
来るようにハンドブロック37を移動した後、次ステッ
プS3に進む。
【0077】ステップS3では判別センサー55によっ
て識別対象であるテープカセットがMICを有するか否
かを判別し、MICカセットであればステップS4に進
み、非MICカセットであればステップS7に進む。
【0078】ステップS4においてMIC読取端子部5
6によってテープカセットのMIC24の記憶情報を読
み取った後、次ステップS5に進み、当該テープカセッ
トを搬送機構36によってMICカセット用のテープド
ライブユニットに移送してこれに装着するか、あるい
は、MICカセット用の収納ラック32Aにおける指定
場所に収納する。
【0079】そして、ステップS6において、MIC2
4の記憶情報を所定のデータマップに登録する。該デー
タマップは上記メモリ44を用いて構成されるものであ
り、例えば、収納ラック32の小部屋32a毎に各別に
付された棚位置番号をアドレスとする場所にMIC24
の記憶情報を格納する。つまり、棚位置番号とは収納ラ
ック32におけるテープカセットの収納位置を表すもの
であり、番号の重複がないので、当該番号に対応する位
置にあるテープカセットとそのMIC情報とを一対一で
対応付けることによって、テープカセットの識別情報を
管理することができる。尚、メモリとしては、不揮発性
メモリを使用するか、あるいは、揮発性メモリを用いる
場合には、データをファイル化してハードディスク等の
固定記憶手段に保存すれば良い。
【0080】ステップS7に到達するのは、ステップS
3で非MICカセットであると判別された場合であり、
当該テープカセットを搬送機構36によって非MICカ
セット用のテープドライブユニットに移送してこれに装
着するか、あるいは、非MICカセット用の収納ラック
32Bにおける指定場所に収納する。そして、次ステッ
プS8でデータマップへの登録を行うが、この場合には
MICによる識別情報がないので、その旨を示す情報若
しくはデフォルト情報(指定がない場合の既定情報)を
データマップに書き込む。
【0081】上記の作業が未登録の全てのテープカセッ
トについて完了すれば、テープマップが完成し、これに
よってテープカセットの管理用データベースを構築する
ことができる。
【0082】尚、識別対象であるテープカセットが非M
ICカセットであることを理由に、当該テープカセット
を装置外に排出する場合には、上記ステップS7、S8
の代わりに、テープカセットが非MICカセットである
ことを液晶式ディスプレイ40上に表示した後、当該テ
ープカセットを搬送機構36によって排出部33に移送
して装置外に排出するステップを設ければ良い。
【0083】また、テープライブラリ装置29の電源投
入後においても、収納ラック内のテープカセットの識別
情報を読み取ってデータマップを更新することが好まし
い。その理由は、収納ラックに収納されたテープカセッ
トを、人間が取り出したり入れ換えることができるよう
に構成されている場合(例えば、収納ラックが装置外に
配置されていたり、あるいは装置内に人間が出入りする
ことができる場合等)において、収納ラックの各場所に
格納されたテープカセット識別情報が、データマップに
登録済の識別情報と一致しなくなる場合が起こり得るた
めである。よって、この場合には、図10のステップS
1でテープライブラリ装置29の電源を投入した後、ス
テップS2で収納ラック内の各テープカセットがMIC
24を有するか否かを判別するために判別センサー55
をテープカセットに対して移動させ、また、ステップS
6やS8においてデータマップを更新すれば良い。
【0084】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、情報読取手段によっ
て識別情報記憶手段の識別情報を読み取る前に、記録媒
体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを判
別することができるので、識別情報記憶手段を有さない
記録媒体カートリッジについては、識別情報の読取動作
を行わないようにし、これによって読取時間の無駄や読
取に費やすエネルギーの無駄を省くとともに、読取手段
の使用頻度の低減により劣化、損傷等を防ぐことができ
る。
【0085】請求項2、請求項3に係る発明によれば、
記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
にのみ、識別情報記憶手段の識別情報の読み取りや、記
録媒体カートリッジの記録又は再生を行うことによっ
て、識別情報の読取について迅速化や効率化を図ること
ができる。
【0086】請求項4や請求項5に係る発明によれば、
記録媒体カートリッジが識別情報を有さない場合には、
当該記録媒体カートリッジを装置外に排出することによ
って、記録媒体カートリッジの記録媒体が記録再生手段
に係る記録形態に適合しないことに起因するトラブルを
回避することができる。
【0087】請求項6、請求項7に係る発明によれば、
記録媒体カートリッジが識別情報を有さない場合に、そ
の旨を表示することによって、装置の使用者による誤挿
入等を使用者に報知することができる。
【0088】請求項8、請求項9に係る発明によれば、
記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否
かに応じてその収納場所を区別することによって、記録
媒体カートリッジの種類が明確になり、また、記録媒体
カートリッジを装置外に排出する作業の効率化を図るこ
とができる。
【0089】請求項10に係る発明によれば、記録媒体
カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かに応じ
て、記録媒体カートリッジを移送すべき記録再生手段を
指定することによって、記録媒体カートリッジの記録再
生手段への誤装着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体カートリッジの識別情報
の読取装置及び記録再生装置の基本構成を概念的に示す
図である。
【図2】本発明に係る情報管理装置の構成を示す図であ
る。
【図3】識別情報記憶手段の有無に応じた収納場所の区
別についての説明図である。
【図4】識別情報記憶手段の有無に応じた記録再生手段
の選択についての説明図である。
【図5】図6乃至図10とともに、本発明に係る実施例
を示すものであり、本図はテープカセットの識別情報に
ついての説明図である。
【図6】テープライブラリ装置の概要を示す斜視図であ
る。
【図7】テープライブラリ装置の要部の構成とホストコ
ンピューターを示すブロック図である。
【図8】テープライブラリ装置の収納ラック付近におけ
る概略的な水平断面図である。
【図9】搬送機構を構成するハンドブロックにより収納
ラック内のテープカセットを取り出す状況を示す概略的
な縦断面図である。
【図10】未だ識別情報が認識されていないテープカセ
ットを新規にテープライブラリ装置に挿入する場合の識
別情報の獲得及び保存に関する処理手順を示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1、1A、1B…記録媒体カートリッジ、3、3A、3
B…記録媒体、4…識別情報記憶手段、5…読取装置、
5a…判別手段、5b…情報読取手段、6…記録再生装
置、7、11…記録再生手段、8…制御手段、10…情
報管理装置、12…収納部、13…搬送手段、14…外
部指令機器、15…制御手段、16…表示手段、17…
第1の収納部、18…第2の収納部、19A…第1の記
録再生手段、19B…第2の記録再生手段、20…情報
読取手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯村 恭一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山岸 健利 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 滝 良次 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段とを備えた記録媒体カー
    トリッジの識別情報の読取装置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    にのみ、情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報の
    読み取りを行うようにしたことを特徴とする記録媒体カ
    ートリッジの識別情報の読取装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体の記録又は再生を行う記録再生手段とを備
    えた記録再生装置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    にのみ、情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報の
    読み取りを行うとともに記録再生手段が当該記録媒体カ
    ートリッジの記録又は再生を行うようにしたことを特徴
    とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体の記録又は再生を行う記録再生手段と、複
    数の記録媒体カートリッジを収納する収納部と、収納部
    から所望の記録媒体カートリッジを取り出して記録再生
    手段に搬送する搬送手段とを備え、外部指令機器からの
    指令に応じて要求された情報を記録媒体カートリッジの
    記録媒体から再生して当該外部指令機器に提供し、又は
    外部指令機器からの指令に応じて情報を記録媒体カート
    リッジ内の記録媒体に記録する情報管理装置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    にのみ、情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報の
    読み取りを行うとともに、搬送手段によって記録再生手
    段に移送された記録媒体カートリッジの記録又は再生を
    行うようにしたことを特徴とする情報管理装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体の記録又は再生を行う記録再生手段と、記
    録再生手段の動作を制御する制御手段とを備えた記録再
    生装置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    には、制御手段から記録再生手段に送出される指令によ
    って当該記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再
    生を行い、 また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さ
    ない場合には、制御手段から記録再生手段に送出される
    指令によって当該記録媒体カートリッジを装置外に排出
    することを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体の記録又は再生を行う記録再生手段と、複
    数の記録媒体カートリッジを収納する収納部と、収納部
    から所望の記録媒体カートリッジを取り出して記録再生
    手段に搬送しあるいは記録媒体カートリッジを装置外に
    排出する搬送手段と、記録再生手段及び搬送手段の動作
    を制御する制御手段とを備え、外部指令機器からの指令
    に応じて要求された情報を記録媒体カートリッジの記録
    媒体から再生して当該外部指令機器に提供し、又は外部
    指令機器からの指令に応じて情報を記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体に記録する情報管理装置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    には、制御手段から記録再生手段に送出される指令によ
    って当該記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再
    生を行い、 また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さ
    ない場合には、制御手段から搬送手段に送出される指令
    によって当該記録媒体カートリッジを装置外に排出する
    ことを特徴とする情報管理装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体の記録又は再生を行う記録再生手段と、記
    録再生手段の動作を制御する制御手段と、表示手段とを
    備えた記録再生装置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    には、制御手段から記録再生手段に送出される指令によ
    って当該記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再
    生を行い、 また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さ
    ない場合には、制御手段から表示手段に送出される指令
    によって当該記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段
    を有さない記録媒体カートリッジである旨を表示するこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体カートリッジがその記録媒体の
    識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有してい
    るか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の識
    別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリッ
    ジの記録媒体の記録又は再生を行う記録再生手段と、複
    数の記録媒体カートリッジを収納する収納部と、収納部
    から所望の記録媒体カートリッジを取り出して記録再生
    手段に搬送したり、あるいは記録媒体カートリッジを装
    置外に排出する搬送手段と、記録再生手段及び搬送手段
    の動作を制御する制御手段と、表示手段とを備え、外部
    指令機器からの指令に応じて要求された情報を記録媒体
    カートリッジの記録媒体から再生して当該外部指令機器
    に提供し、又は外部指令機器からの指令に応じて情報を
    記録媒体カートリッジの記録媒体に記録する情報管理装
    置であって、 上記情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み
    取る前の途中経路において、上記判別手段によって記録
    媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを
    判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    には、制御手段から記録再生手段に送出される指令によ
    って当該記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再
    生を行い、 また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さ
    ない場合には、制御手段から表示手段に送出される指令
    によって当該記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段
    を有さない記録媒体カートリッジである旨を表示するこ
    とを特徴とする情報管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の情報管理装置におい
    て、 記録媒体カートリッジの収納部が、識別情報記憶手段を
    有する記録媒体カートリッジのみを収納する第1の収納
    部と、識別情報記憶手段を有さない記録媒体カートリッ
    ジのみを収納する第2の収納部とを有しており、 情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み取る
    前の途中経路において、判別手段によって記録媒体カー
    トリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    には、搬送手段が当該記録媒体カートリッジを上記第1
    の収納部に移送してこれに収納し、 また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さ
    ない場合には、搬送手段が当該記録媒体カートリッジを
    上記第2の収納部に移送してこれに収納することを特徴
    とする情報管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の情報管理装置におい
    て、 記録媒体カートリッジの収納部が、識別情報記憶手段を
    有する記録媒体カートリッジのみを収納する第1の収納
    部と、識別情報記憶手段を有さない記録媒体カートリッ
    ジのみを収納する第2の収納部とを有しており、 情報読取手段が識別情報記憶手段の識別情報を読み取る
    前の途中経路において、判別手段によって記録媒体カー
    トリッジが識別情報記憶手段を有するか否かを判別し、 記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する場合
    には、搬送手段が当該記録媒体カートリッジを上記第1
    の収納部に移送してこれに収納し、 また、記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有さ
    ない場合には、搬送手段が当該記録媒体カートリッジを
    上記第2の収納部に移送してこれに収納することを特徴
    とする情報管理装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体カートリッジがその記録媒体
    の識別情報を記憶するための識別情報記憶手段を有して
    いるか否かを判別する判別手段と、識別情報記憶手段の
    識別情報を読み取る情報読取手段と、記録媒体カートリ
    ッジの記録媒体の記録又は再生を行う第1及び第2の記
    録再生手段と、複数の記録媒体カートリッジを収納する
    収納部と、収納部から所望の記録媒体カートリッジを取
    り出して記録再生手段に搬送する搬送手段とを備え、外
    部指令機器からの指令に応じて要求された情報を記録媒
    体カートリッジの記録媒体から再生して当該外部指令機
    器に提供し、又は外部指令機器からの指令に応じて情報
    を記録媒体カートリッジ内の記録媒体に記録する情報管
    理装置であって、 (イ)第1の記録再生手段が上記情報読取手段を有して
    おり、該第1の記録再生手段が識別情報記憶手段を有す
    る記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再生に用
    いられること、 (ロ)第2の記録再生手段が情報読取手段を有しておら
    ず、該第2の記録再生手段が識別情報記憶手段を有さな
    い記録媒体カートリッジの記録媒体の記録又は再生に用
    いられること、 (ハ)(イ)の情報読取手段が識別情報記憶手段の識別
    情報を読み取る前の途中経路において、上記判別手段に
    より記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有する
    か否かを判別すること、 (ニ)記録媒体カートリッジが識別情報記憶手段を有す
    る場合には、搬送手段によって当該記録媒体カートリッ
    ジが上記第1の記録再生手段に移送され、また、記録媒
    体カートリッジが識別情報記憶手段を有さない場合に
    は、搬送手段によって当該記録媒体カートリッジが上記
    第2の記録再生手段に移送されるようにした、 ことを特徴とする情報管理装置。
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