JPH10188365A - 貼り合わせディスクの製造方法 - Google Patents
貼り合わせディスクの製造方法Info
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- JPH10188365A JPH10188365A JP8355375A JP35537596A JPH10188365A JP H10188365 A JPH10188365 A JP H10188365A JP 8355375 A JP8355375 A JP 8355375A JP 35537596 A JP35537596 A JP 35537596A JP H10188365 A JPH10188365 A JP H10188365A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/26—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
- G11B7/263—Preparing and using a stamper, e.g. pressing or injection molding substrates
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/28—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs
- G11B23/281—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs by changing the physical properties of the record carrier
-
- G—PHYSICS
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変形、反りのない貼り合わせディスクを効率
良く生産することができる貼り合わせディスクの製造方
法を提供すること。 【解決手段】 同一のスタンパを用いて1台の成形機に
より連続して成形された2枚の合成樹脂製のディスクを
接着剤層を介して貼り合わせ、一方の面にレーベルを印
刷するようにした貼り合わせディスクの製造方法。
良く生産することができる貼り合わせディスクの製造方
法を提供すること。 【解決手段】 同一のスタンパを用いて1台の成形機に
より連続して成形された2枚の合成樹脂製のディスクを
接着剤層を介して貼り合わせ、一方の面にレーベルを印
刷するようにした貼り合わせディスクの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ビデオディ
スクや貼り合わせ方式のDVD(デジタルビデオディス
ク)等の2枚のディスクを貼り合わせて作製される貼り
合わせディスクの製造方法に関する。
スクや貼り合わせ方式のDVD(デジタルビデオディス
ク)等の2枚のディスクを貼り合わせて作製される貼り
合わせディスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学式ビデオディスクは、以下の
ような工程で作製される。まず、情報を支承するピット
が形成されたスタンパを射出成形機に取り付け、このス
タンパによってポリカーボネートやアクリル等の透光性
の合成樹脂を射出成形することにより、ピットが転写さ
れた透光性の合成樹脂製のディスク基板を作製する。次
に、この基板のピット形成面(信号面)にスパッタ法や
真空蒸着法等によりアルミニウム又はアルミニウム合金
等を被着させ反射膜を形成する。次に、この反射膜の表
面に紫外線硬化樹脂をスピンコート法により塗布して紫
外線を照射することにより保護膜を形成する。
ような工程で作製される。まず、情報を支承するピット
が形成されたスタンパを射出成形機に取り付け、このス
タンパによってポリカーボネートやアクリル等の透光性
の合成樹脂を射出成形することにより、ピットが転写さ
れた透光性の合成樹脂製のディスク基板を作製する。次
に、この基板のピット形成面(信号面)にスパッタ法や
真空蒸着法等によりアルミニウム又はアルミニウム合金
等を被着させ反射膜を形成する。次に、この反射膜の表
面に紫外線硬化樹脂をスピンコート法により塗布して紫
外線を照射することにより保護膜を形成する。
【0003】このようにして、2枚のディスクをそれぞ
れ別々に作製した後、それぞれのディスクの保護膜上に
ホットメルトタイプの粘着剤をロールコータ等により塗
布し、2枚のディスクを貼り合わせることにより作製さ
れる。最近、DVDと称される小型で高密度記録可能な
貼り合わせ方式のデジタルビデオディスクが開発されて
いるがこのDVDも前記光学式ビデオディスクと同様な
工程で作製される。
れ別々に作製した後、それぞれのディスクの保護膜上に
ホットメルトタイプの粘着剤をロールコータ等により塗
布し、2枚のディスクを貼り合わせることにより作製さ
れる。最近、DVDと称される小型で高密度記録可能な
貼り合わせ方式のデジタルビデオディスクが開発されて
いるがこのDVDも前記光学式ビデオディスクと同様な
工程で作製される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一方のディ
スクにのみ情報が記録された片面再生の貼り合わせ方式
のディスクは、情報信号が記録されたディスク基板、ダ
ミー信号が記録されたディスク基板をそれぞれ別々の射
出成形機で成形した後、貼り合わせるか、または同一の
射出成形機でスタンパを交換してシリーズに成形し、そ
の後貼り合わせているのが一般的である。このため、射
出成形機の違い、またはそれぞれのディスクが成形され
てから貼り合わせるまでの時間の差により、貼り合わせ
られる2枚の合成樹脂製のディスク基板の含水率に差異
が生じ、結果として貼り合わせディスクに変形、反りが
生じ易くなる。
スクにのみ情報が記録された片面再生の貼り合わせ方式
のディスクは、情報信号が記録されたディスク基板、ダ
ミー信号が記録されたディスク基板をそれぞれ別々の射
出成形機で成形した後、貼り合わせるか、または同一の
射出成形機でスタンパを交換してシリーズに成形し、そ
の後貼り合わせているのが一般的である。このため、射
出成形機の違い、またはそれぞれのディスクが成形され
てから貼り合わせるまでの時間の差により、貼り合わせ
られる2枚の合成樹脂製のディスク基板の含水率に差異
が生じ、結果として貼り合わせディスクに変形、反りが
生じ易くなる。
【0005】DVDの場合、ディスク基板の厚さは0.
6mmであり、ディスクの剛性が十分であるとはいえな
いので含水率の差異による変形、反りの影響がさらに大
きくなる。この問題を解決する方法として、例えば、デ
ィスクを最大24時間程度エージングすることが考えら
れるが生産性が著しく悪化する。本発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、変形、反りのない貼
り合わせディスクを効率良く生産することができる貼り
合わせディスクの製造方法を提供することを目的とす
る。
6mmであり、ディスクの剛性が十分であるとはいえな
いので含水率の差異による変形、反りの影響がさらに大
きくなる。この問題を解決する方法として、例えば、デ
ィスクを最大24時間程度エージングすることが考えら
れるが生産性が著しく悪化する。本発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、変形、反りのない貼
り合わせディスクを効率良く生産することができる貼り
合わせディスクの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
貼り合わせディスクの製造方法であり、同一のスタンパ
を用いて1台の成形機により連続して成形された2枚の
合成樹脂製のディスクを接着剤層を介して貼り合わせる
ことを特徴とする。
貼り合わせディスクの製造方法であり、同一のスタンパ
を用いて1台の成形機により連続して成形された2枚の
合成樹脂製のディスクを接着剤層を介して貼り合わせる
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の貼
り合わせディスクの製造方法であり、ディスクは、0.
4〜0.8mmの厚さを有することを特徴とする。
り合わせディスクの製造方法であり、ディスクは、0.
4〜0.8mmの厚さを有することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の貼り合わせディスクの製造方法であり、2枚のディ
スクの内の一方のディスクの少なくともリードインエリ
アを含む信号面を再生不能な状態にする工程を含むこと
を特徴とする。
載の貼り合わせディスクの製造方法であり、2枚のディ
スクの内の一方のディスクの少なくともリードインエリ
アを含む信号面を再生不能な状態にする工程を含むこと
を特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の貼
り合わせディスクの製造方法であり、2枚のディスクの
内の一方のディスクの少なくともリードインエリアを含
む信号面を再生不能な状態にする工程は、2枚のディス
クを貼り合わせた後、一方のディスクの少なくともリー
ドインエリアを含む信号面に対応する外表面に印刷表示
層を形成する工程からなることを特徴とする。
り合わせディスクの製造方法であり、2枚のディスクの
内の一方のディスクの少なくともリードインエリアを含
む信号面を再生不能な状態にする工程は、2枚のディス
クを貼り合わせた後、一方のディスクの少なくともリー
ドインエリアを含む信号面に対応する外表面に印刷表示
層を形成する工程からなることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3記載の貼
り合わせディスクの製造方法であり、2枚のディスクの
内の一方のディスクの少なくともリードインエリアを含
む信号面を再生不能な状態にする工程は、2枚のディス
クの内の他方のディスクの信号面にのみ反射膜を形成す
る工程からなることを特徴とする。
り合わせディスクの製造方法であり、2枚のディスクの
内の一方のディスクの少なくともリードインエリアを含
む信号面を再生不能な状態にする工程は、2枚のディス
クの内の他方のディスクの信号面にのみ反射膜を形成す
る工程からなることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、同一のスタンパを用いて1台の成形
機により連続して成形された厚さが0.4〜0.8mm
の2枚の合成樹脂製のディスクを接着剤層を介して貼り
合わせ、一方の面のディスクの少なくともリードインエ
リアを含む信号面の外表面に印刷表示層を形成すること
により、製造工程内で生じるディスクの含水率が同一と
なり、変形、反りのない貼り合わせディスクを効率良く
生産する貼り合わせディスクの製造方法となる。
機により連続して成形された厚さが0.4〜0.8mm
の2枚の合成樹脂製のディスクを接着剤層を介して貼り
合わせ、一方の面のディスクの少なくともリードインエ
リアを含む信号面の外表面に印刷表示層を形成すること
により、製造工程内で生じるディスクの含水率が同一と
なり、変形、反りのない貼り合わせディスクを効率良く
生産する貼り合わせディスクの製造方法となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施の形態
による片面再生貼り合わせディスクの製造方法を示す製
造工程図である。本発明の第1実施の形態による片面再
生の貼り合わせディスクの製造方法を図1の製造工程図
に従って説明する。先ず、ディスクを成形する射出成形
機1は固定金型と、それに対して接近、離間可能に設け
られ、且つ所定の情報を支承するピットが形成されたス
タンパを配置した可動金型とで構成され、これら金型の
製品キャビテイ内にポリカーボネート、アクリル等の合
成樹脂材を射出することにより、一方の面にスタンパ面
のピット情報が転写された厚さ0.4〜0.8mmの透
光性の優れた合成樹脂製片面ディスク基板2aが成形さ
れる。
による片面再生貼り合わせディスクの製造方法を示す製
造工程図である。本発明の第1実施の形態による片面再
生の貼り合わせディスクの製造方法を図1の製造工程図
に従って説明する。先ず、ディスクを成形する射出成形
機1は固定金型と、それに対して接近、離間可能に設け
られ、且つ所定の情報を支承するピットが形成されたス
タンパを配置した可動金型とで構成され、これら金型の
製品キャビテイ内にポリカーボネート、アクリル等の合
成樹脂材を射出することにより、一方の面にスタンパ面
のピット情報が転写された厚さ0.4〜0.8mmの透
光性の優れた合成樹脂製片面ディスク基板2aが成形さ
れる。
【0013】射出成形機1で成形されたピット形成面を
有する片面ディスク基板2aは、例えば第1工程の反射
膜形成装置3aに供給され、片面ディスク基板2aのピ
ット形成面上にアルミニウム又は、アルミニウム合金等
の金属をスパッタ法又は真空蒸着法等で積層させ、反射
膜を形成する。ピット形成面上に反射膜が形成された片
面ディスク基板2bは、次工程の保護膜形成装置4aに
供給される。この保護膜形成装置4aは、スピンコータ
及び紫外線照射装置等で構成され、先ずスピンコート法
により片面ディスク基板2bの中央付近にドーナツ状に
紫外線硬化樹脂の塗布材を滴下し、その後ディスクを高
速回転させ、その遠心力で塗布材をディスクのピット形
成面上に塗布する。その後、紫外線照射装置で塗布され
た紫外線硬化樹脂を硬化させて保護膜を形成し、保護膜
を有する片面ディスク基板2c(以下記録ディスク基板
2cと呼ぶ)が得られる。
有する片面ディスク基板2aは、例えば第1工程の反射
膜形成装置3aに供給され、片面ディスク基板2aのピ
ット形成面上にアルミニウム又は、アルミニウム合金等
の金属をスパッタ法又は真空蒸着法等で積層させ、反射
膜を形成する。ピット形成面上に反射膜が形成された片
面ディスク基板2bは、次工程の保護膜形成装置4aに
供給される。この保護膜形成装置4aは、スピンコータ
及び紫外線照射装置等で構成され、先ずスピンコート法
により片面ディスク基板2bの中央付近にドーナツ状に
紫外線硬化樹脂の塗布材を滴下し、その後ディスクを高
速回転させ、その遠心力で塗布材をディスクのピット形
成面上に塗布する。その後、紫外線照射装置で塗布され
た紫外線硬化樹脂を硬化させて保護膜を形成し、保護膜
を有する片面ディスク基板2c(以下記録ディスク基板
2cと呼ぶ)が得られる。
【0014】一方、上記と同一のスタンパを用いた射出
成形機1で成形された片面ディスク基板2aは、例えば
第2工程に供給され第1工程と同一の反射膜形成装置3
b及び保護膜形成装置4bの工程を経て、ディスクのピ
ット面上に反射膜及び保護膜が形成された記録ディスク
基板2cが得られる。上記の第1工程及び第2工程を経
て形成された2枚の記録ディスク基板2cは次工程の貼
り合わせ装置5に供給される。貼り合わせ装置5は、ロ
ールコート法、スクリーン印刷法或いはスピンコート法
等の接着剤塗布装置を用いて、ラジカル重合紫外線硬化
樹脂又はカチオン重合紫外線硬化樹脂等からなる接着剤
層を保護膜上に塗布し、2枚のディスクを重ね合わせ、
紫外線照射装置で紫外線を照射して接着剤層を硬化させ
ることにより、2枚のディスクが貼り合わされ貼り合わ
せディスク6aが得られる。
成形機1で成形された片面ディスク基板2aは、例えば
第2工程に供給され第1工程と同一の反射膜形成装置3
b及び保護膜形成装置4bの工程を経て、ディスクのピ
ット面上に反射膜及び保護膜が形成された記録ディスク
基板2cが得られる。上記の第1工程及び第2工程を経
て形成された2枚の記録ディスク基板2cは次工程の貼
り合わせ装置5に供給される。貼り合わせ装置5は、ロ
ールコート法、スクリーン印刷法或いはスピンコート法
等の接着剤塗布装置を用いて、ラジカル重合紫外線硬化
樹脂又はカチオン重合紫外線硬化樹脂等からなる接着剤
層を保護膜上に塗布し、2枚のディスクを重ね合わせ、
紫外線照射装置で紫外線を照射して接着剤層を硬化させ
ることにより、2枚のディスクが貼り合わされ貼り合わ
せディスク6aが得られる。
【0015】この貼り合わせディスク6aは、次工程の
レーベル印刷機7に供給され貼り合わせディスク6aの
一方の面にオフセット印刷により、下地となる白色イン
キを全面塗布した後、3原色及び黒色インク等によりレ
ーベル情報を印刷することによりレーベルが印刷された
片面再生貼り合わせディスク6bが完成する。上述した
各工程間、例えば射出成形機1から反射膜形成装置3
a、3bへのディスク基板の供給や、反射膜形成装置3
a、3bから保護膜形成装置4a、4bへのディスク基
板の供給等の各工程間でのディスク基板の取り出し、移
動及び供給はロボット等の自動機により自動的に行われ
る。このため、1台の射出成形機1で成形された同一の
ディスク基板は第1工程及び第2工程を同一のステップ
で作製された後、貼り合わせ装置5及びレーベル印刷機
7の工程を経て途中ディスク基板が滞留するこもなく片
面再生貼り合わせディスク6bが作製されることにな
る。
レーベル印刷機7に供給され貼り合わせディスク6aの
一方の面にオフセット印刷により、下地となる白色イン
キを全面塗布した後、3原色及び黒色インク等によりレ
ーベル情報を印刷することによりレーベルが印刷された
片面再生貼り合わせディスク6bが完成する。上述した
各工程間、例えば射出成形機1から反射膜形成装置3
a、3bへのディスク基板の供給や、反射膜形成装置3
a、3bから保護膜形成装置4a、4bへのディスク基
板の供給等の各工程間でのディスク基板の取り出し、移
動及び供給はロボット等の自動機により自動的に行われ
る。このため、1台の射出成形機1で成形された同一の
ディスク基板は第1工程及び第2工程を同一のステップ
で作製された後、貼り合わせ装置5及びレーベル印刷機
7の工程を経て途中ディスク基板が滞留するこもなく片
面再生貼り合わせディスク6bが作製されることにな
る。
【0016】図2は、本発明の第2実施の形態による片
面再生貼り合わせディスクの製造方法を示す製造工程図
である。第2実施の形態が第1実施の形態と異なる点
は、上述した製造工程の第1工程で行われる反射膜形成
装置3aによる工程を省いたことである。即ち、射出成
形機1で成形された片面ディスク基板2aは、第1工程
の反射膜形成装置3aによる工程を省略し、保護膜形成
装置4aで片面ディスク基板2aに直接保護膜を形成
し、反射膜のない片面ディスク基板2d(以下ダミーデ
ィスク基板2dと呼ぶ)を生産する。一方、第2工程
は、第1実施の形態と同様に反射膜形成装置3b及び保
護膜形成装置4bの工程を経て、ディスクのピット面上
に反射膜及び保護膜を形成した記録ディスク基板2cが
得られる。
面再生貼り合わせディスクの製造方法を示す製造工程図
である。第2実施の形態が第1実施の形態と異なる点
は、上述した製造工程の第1工程で行われる反射膜形成
装置3aによる工程を省いたことである。即ち、射出成
形機1で成形された片面ディスク基板2aは、第1工程
の反射膜形成装置3aによる工程を省略し、保護膜形成
装置4aで片面ディスク基板2aに直接保護膜を形成
し、反射膜のない片面ディスク基板2d(以下ダミーデ
ィスク基板2dと呼ぶ)を生産する。一方、第2工程
は、第1実施の形態と同様に反射膜形成装置3b及び保
護膜形成装置4bの工程を経て、ディスクのピット面上
に反射膜及び保護膜を形成した記録ディスク基板2cが
得られる。
【0017】第1工程で作製されたダミーディスク基板
2dと第2工程で作製された記録ディスク基板2cは、
貼り合わせ装置5で貼り合わされディスクの片面がダミ
ーディスク基板2dで構成される片面再生貼り合わせデ
ィスク6cが得られる。この貼り合わせディスク6cは
レーベル印刷機7に供給され、ダミーディスク基板2d
面上にオフセット印刷により、白色インキを全面塗布し
た後、3原色及び黒色インク等によりレーベル情報を印
刷することによりレーベルが印刷された片面再生貼り合
わせディスク6dが完成する。
2dと第2工程で作製された記録ディスク基板2cは、
貼り合わせ装置5で貼り合わされディスクの片面がダミ
ーディスク基板2dで構成される片面再生貼り合わせデ
ィスク6cが得られる。この貼り合わせディスク6cは
レーベル印刷機7に供給され、ダミーディスク基板2d
面上にオフセット印刷により、白色インキを全面塗布し
た後、3原色及び黒色インク等によりレーベル情報を印
刷することによりレーベルが印刷された片面再生貼り合
わせディスク6dが完成する。
【0018】図3は、本発明の第3実施の形態による片
面再生貼り合わせディスク基板の製造方法を示す製造工
程図である。第3実施の形態が第1実施の形態と異なる
点は、反射膜形成装置3aによる工程の次に、新たに信
号面破壊装置8による加工工程を設けたことである。図
3に示すように、先ず第1工程において、射出成形機1
で成形された片面ディスク基板2aは反射膜形成装置3
aでピット面上に反射膜を形成し、片面ディスク基板2
bを作製する。次に、信号面破壊装置8により片面ディ
スク基板2bのリードインエリアを含むピット形成面を
熱破壊し、再生不能な状態に片面ディスク基板2eを加
工し、その後保護膜形成装置4bで保護膜を形成するこ
とによりピット形成面が破壊されたピットなしディスク
基板2fが得られる。
面再生貼り合わせディスク基板の製造方法を示す製造工
程図である。第3実施の形態が第1実施の形態と異なる
点は、反射膜形成装置3aによる工程の次に、新たに信
号面破壊装置8による加工工程を設けたことである。図
3に示すように、先ず第1工程において、射出成形機1
で成形された片面ディスク基板2aは反射膜形成装置3
aでピット面上に反射膜を形成し、片面ディスク基板2
bを作製する。次に、信号面破壊装置8により片面ディ
スク基板2bのリードインエリアを含むピット形成面を
熱破壊し、再生不能な状態に片面ディスク基板2eを加
工し、その後保護膜形成装置4bで保護膜を形成するこ
とによりピット形成面が破壊されたピットなしディスク
基板2fが得られる。
【0019】一方、第2工程は、上述した第1実施の形
態の製造工程と同一の工程を経て記録ディスク基板2c
が得られる。第1工程で生産されたピットなしディスク
基板2fと記録ディスク基板2cは、貼り合わせ装置5
で貼り合わされ片面がピットなしディスク基板2fで構
成される片面再生貼り合わせディスク6eが得られる。
この片面再生貼り合わせディスク6eはレーベル印刷機
7に供給され、ピットなしディスク基板2fの少なくと
もリードインエリアを含む信号面に対応する外表面にオ
フセット印刷により印刷表示層を設け、レーベル情報を
印刷することによりレーベルが印刷された片面再生貼り
合わせディスク6fが完成する。
態の製造工程と同一の工程を経て記録ディスク基板2c
が得られる。第1工程で生産されたピットなしディスク
基板2fと記録ディスク基板2cは、貼り合わせ装置5
で貼り合わされ片面がピットなしディスク基板2fで構
成される片面再生貼り合わせディスク6eが得られる。
この片面再生貼り合わせディスク6eはレーベル印刷機
7に供給され、ピットなしディスク基板2fの少なくと
もリードインエリアを含む信号面に対応する外表面にオ
フセット印刷により印刷表示層を設け、レーベル情報を
印刷することによりレーベルが印刷された片面再生貼り
合わせディスク6fが完成する。
【0020】
【発明の効果】本発明の貼り合わせディスクの製造方法
は、同一のスタンパを用いて1台の射出成形機により連
続して成形した2枚の合成樹脂製のディスクを、反射膜
形成装置及び保護膜形成装置等を有する2つの略同一工
程で連続作製し、その後2枚の片面ディスク基板を貼り
合わせ装置で貼り合わせ、片面にレーベルを印刷機で印
刷する工程を経て貼り合わせディスクが製造されるの
で、射出成形機で成形される際に生じるディスク基板の
含水率が同一となり、各工程途中でディスク基板が滞留
することもなく、同一品質の片面ディスク基板同士を貼
り合わせることが可能となり、例えば厚さ0.4〜0.
8mmで剛性が十分であるとはいえない片面ディスク基
板であってもディスクの変形や反り等が発生し難い貼り
合わせディスクを製造することが可能となる。
は、同一のスタンパを用いて1台の射出成形機により連
続して成形した2枚の合成樹脂製のディスクを、反射膜
形成装置及び保護膜形成装置等を有する2つの略同一工
程で連続作製し、その後2枚の片面ディスク基板を貼り
合わせ装置で貼り合わせ、片面にレーベルを印刷機で印
刷する工程を経て貼り合わせディスクが製造されるの
で、射出成形機で成形される際に生じるディスク基板の
含水率が同一となり、各工程途中でディスク基板が滞留
することもなく、同一品質の片面ディスク基板同士を貼
り合わせることが可能となり、例えば厚さ0.4〜0.
8mmで剛性が十分であるとはいえない片面ディスク基
板であってもディスクの変形や反り等が発生し難い貼り
合わせディスクを製造することが可能となる。
【図1】本発明の第1実施の形態による貼り合わせディ
スクの製造方法を示す製造工程図。
スクの製造方法を示す製造工程図。
【図2】本発明の第2実施の形態による貼り合わせディ
スクの製造方法を示す製造工程図。
スクの製造方法を示す製造工程図。
【図3】本発明の第3実施の形態による貼り合わせディ
スクの製造方法を示す製造工程図。
スクの製造方法を示す製造工程図。
1・・・射出成形機 2・・・片面ディスク基板 3・・・反射膜形成装置 4・・・保護膜形成装置 5・・・貼り合わせ装置 6・・・貼り合わせディスク 7・・・レーベル印刷機 8・・・信号面破壊装置
Claims (5)
- 【請求項1】 同一のスタンパを用いて1台の成形機に
より連続して成形された2枚の合成樹脂製のディスクを
接着剤層を介して貼り合わせることを特徴とする貼り合
わせディスクの製造方法。 - 【請求項2】 前記ディスクは、0.4〜0.8mmの
厚さを有することを特徴とする請求項1記載の貼り合わ
せディスクの製造方法。 - 【請求項3】 前記2枚のディスクの内の一方のディス
クの少なくともリードインエリアを含む信号面を再生不
能な状態にする工程を含むことを特徴とする請求項1又
は2記載の貼り合わせディスクの製造方法。 - 【請求項4】 前記2枚のディスクの内の一方のディス
クの少なくともリードインエリアを含む信号面を再生不
能な状態にする工程は、前記2枚のディスクを貼り合わ
せた後、一方のディスクの少なくともリードインエリア
を含む信号面に対応する外表面に印刷表示層を形成する
工程からなることを特徴とする請求項3記載の貼り合わ
せディスクの製造方法。 - 【請求項5】 前記2枚のディスクの内の一方のディス
クの少なくともリードインエリアを含む信号面を再生不
能な状態にする工程は、前記2枚のディスクの内の他方
のディスクの信号面にのみ反射膜を形成する工程からな
ることを特徴とする請求項3記載の貼り合わせディスク
の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355375A JPH10188365A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 貼り合わせディスクの製造方法 |
US08/972,035 US6132545A (en) | 1996-12-20 | 1997-11-17 | Method of producing an optical video disc |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8355375A JPH10188365A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 貼り合わせディスクの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188365A true JPH10188365A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18443574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8355375A Pending JPH10188365A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 貼り合わせディスクの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6132545A (ja) |
JP (1) | JPH10188365A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1091354A3 (en) * | 1999-10-07 | 2005-05-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Information-recording medium and method for producing the same |
JP2001143330A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 情報記録媒体の製造方法 |
US6611365B2 (en) | 2001-03-20 | 2003-08-26 | Imation Corp. | Thermoplastic substrates for holographic data storage media |
US7455889B2 (en) * | 2004-03-24 | 2008-11-25 | Imation Corp. | Holographic media fabrication techniques |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5268887A (en) * | 1990-05-15 | 1993-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical recording medium having offset-compensating areas |
JPH08273201A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-18 | Toshiba Corp | 光ディスク |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8355375A patent/JPH10188365A/ja active Pending
-
1997
- 1997-11-17 US US08/972,035 patent/US6132545A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6132545A (en) | 2000-10-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031224 |