JP4112606B2 - 多層光情報記録媒体の製造方法 - Google Patents
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Description
多層光情報記録媒体の製造方法であって、
スタンパの上の、案内溝とピットの少なくとも一つを有する信号記録領域を有する面に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で薄くなるように変化する感圧性接着剤を貼り付けて第n+1層を形成する第1の工程と、
信号記録層を有する信号基板に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で厚くなるように変化する第n層を、放射線硬化性樹脂を用いてスピンコート法により形成する第2の工程と、
前記スタンパと、前記信号記録層を有する信号基板とを前記第n層と前記第n+1層を対向させて重ね合わせる第3の工程と、を含み、
前記第n層および前記第n+1層を重ね合わせた厚みが実質上均一であることを特徴とする多層光情報記録媒体の製造方法である。
前記第n層を硬化させる第4の工程を更に含むことを特徴とする第1の本発明の多層光情報記録媒体の製造方法である。
前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたローラーを用いて前記第n+1層を形成することを特徴とする第1又は2の本発明の多層光情報記録媒体の製造方法である。
前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたバルーンを用い、気体を封入して前記バルーンを膨らませ、前記感圧性接着剤を前記スタンパ表面に接触させることにより前記第n+1層を形成することを特徴とする第1又は2の本発明の多層光情報記録媒体の製造方法である。
多層光情報記録媒体の製造方法であって、
スタンパの上の、案内溝とピットの少なくとも一つを有する信号記録領域を有する面に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で厚くなるように変化する第n+1層を、放射線硬化性樹脂を用いてスピンコート法により形成する第1の工程と、
信号記録層を有する信号基板に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で薄くなるように変化する感圧性接着剤を貼り付けて第n層を形成する第2の工程と、
前記スタンパと、前記信号記録層を有する信号基板とを前記第n層と前記第n+1層を対向させて重ね合わせる第3の工程と、を含み、
前記第n層および前記第n+1層を重ね合わせた厚みが実質上均一であることを特徴とする多層光情報記録媒体の製造方法である。
前記第n+1層を硬化させる第4の工程を更に含むことを特徴とする第5の本発明の多層光情報記録媒体の製造方法である。
前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたローラーを用いて前記第n層を形成することを特徴とする第5又は6の本発明の多層光情報記録媒体の製造方法である。
前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたバルーンを用い、気体を封入して前記バルーンを膨らませ、前記感圧性接着剤を前記スタンパ表面に接触させることにより前記第n層を形成することを特徴とする第5又は6の本発明の多層光情報記録媒体の製造方法である。
本発明に関連する発明の実施の形態について図1を用いて説明する。ここでは、本発明の第n+1層の一例である転写層の半径方向の厚みがスタンパ(モールド)の内周部で厚く外周になるにつれて徐々に薄くなる傾向であり、また、本発明の第n層の一例である接着層の半径方向の厚みが、信号基板の内周部で薄く外周になるにつれて徐々に厚くなる傾向である場合の例について示す。
本発明に関連する発明の実施の形態2では、図4に示した接着層の形成方法と異なる第2の接着層形成工程について説明する。図7にその概念図を示す。図7(a)のように図4(a)と同様の方法にて回転テーブル701に信号基板105を保持して、リング状の紫外線硬化樹脂404を配置する。ただし、滴下位置は実施の形態1の場合より内側であり、半径15mmの位置である。接着層用の紫外線硬化樹脂は実施の形態1と同じものでかまわない。
本発明に関連する発明の実施の形態3では、転写層の半径方向の厚みがスタンパの内周部で薄く外周になるにつれて徐々に厚くなる傾向であり、また、接着層の半径方向の厚みが信号基板の内周部で厚く外周になるにつれて徐々に薄くなる傾向である場合の例について説明する。転写層の形成は図7(a),(b)と同様、接着層の形成は図2及び図3で示した方法とほぼ同じである。まず、図8を用いて工程概略を説明する。
実施の形態4では、転写層あるいは接着層が感圧性接着剤である場合について説明する。
101、108、1006、1106 中心穴
102 凹凸部
103 転写層
105 信号基板
106 信号記録膜
107、706、804 接着層
109 転写された凹凸部
110 分離層
200、403、802 紫外線硬化樹脂
201、401、701 回転テーブル
202 蓋
205、400 ノズル
210 紫外線ランプ
402、703、1001 センターピン
404 リング状の紫外線硬化樹脂
405 延伸された接着層
600 固定台
601 センターポスト
602 吹き出し口
610 くさび
615 圧縮空気
620 剥離前中間物
702 テーブル
704 真空ポンプ
705 減圧チャンバ
801 延伸された転写層
803 硬化された転写層
1000 固定テーブル
1005、1105 感圧性接着剤
1010 ローラ
1100 バルーン
1101 エア
Claims (8)
- 多層光情報記録媒体の製造方法であって、
スタンパの上の、案内溝とピットの少なくとも一つを有する信号記録領域を有する面に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で薄くなるように変化する感圧性接着剤を貼り付けて第n+1層を形成する第1の工程と、
信号記録層を有する信号基板に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で厚くなるように変化する第n層を、放射線硬化性樹脂を用いてスピンコート法により形成する第2の工程と、
前記スタンパと、前記信号記録層を有する信号基板とを前記第n層と前記第n+1層を対向させて重ね合わせる第3の工程と、を含み、
前記第n層および前記第n+1層を重ね合わせた厚みが実質上均一であることを特徴とする多層光情報記録媒体の製造方法。 - 前記第n層を硬化させる第4の工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の多層光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたローラーを用いて前記第n+1層を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の多層光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたバルーンを用い、気体を封入して前記バルーンを膨らませ、前記感圧性接着剤を前記スタンパ表面に接触させることにより前記第n+1層を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の多層光情報記録媒体の製造方法。
- 多層光情報記録媒体の製造方法であって、
スタンパの上の、案内溝とピットの少なくとも一つを有する信号記録領域を有する面に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で厚くなるように変化する第n+1層を、放射線硬化性樹脂を用いてスピンコート法により形成する第1の工程と、
信号記録層を有する信号基板に隣接して、厚みが前記多層情報記録媒体の内周側より外周側で薄くなるように変化する感圧性接着剤を貼り付けて第n層を形成する第2の工程と、
前記スタンパと、前記信号記録層を有する信号基板とを前記第n層と前記第n+1層を対向させて重ね合わせる第3の工程と、を含み、
前記第n層および前記第n+1層を重ね合わせた厚みが実質上均一であることを特徴とする多層光情報記録媒体の製造方法。 - 前記第n+1層を硬化させる第4の工程を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の多層光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたローラーを用いて前記第n層を形成することを特徴とする請求項5又は6に記載の多層光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第1の工程は、前記感圧性接着剤と接着しないように表面処理が施されたバルーンを用い、気体を封入して前記バルーンを膨らませ、前記感圧性接着剤を前記スタンパ表面に接触させることにより前記第n層を形成することを特徴とする請求項5又は6に記載の多層光情報記録媒体の製造方法。
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2007
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