JPH10186501A - 映像記録装置および方法 - Google Patents

映像記録装置および方法

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Publication number
JPH10186501A
JPH10186501A JP8344870A JP34487096A JPH10186501A JP H10186501 A JPH10186501 A JP H10186501A JP 8344870 A JP8344870 A JP 8344870A JP 34487096 A JP34487096 A JP 34487096A JP H10186501 A JPH10186501 A JP H10186501A
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JP
Japan
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recording
time
self
timer
subject
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Application number
JP8344870A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watanabe
義之 渡辺
Mutsumi Matsumoto
睦 松本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Cameras In General (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルフタイマの待機時間を被写体までの距離
に応じて最適にする。また、セルフタイマの設定時に遠
隔操作により記録が開始された場合には、記録待機時間
を短縮して記録を開始できるようにする。 【解決手段】 被写体101からの光学的な信号をレン
ズユニット102により電気信号bに変換し、レコーダ
部106によりMT等の記録媒体へ記録する。被写体1
01までの距離を計測する計測部として発光部104、
受光部105およびAF部103を用いる。記録媒体へ
の記録を設定された時間後に開始するセルフタイマSW
108を有する。制御部107は計測部によって計測さ
れた被写体までの距離に応じてセルフタイマに設定する
時間を決定する。その際、制御部107はセルフタイマ
ーテーブル110から設定時間を選ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体の光学的な
信号を記録媒体に記録する映像記録装置および方法に関
し、特に銀塩カメラおよびカメラ一体型VTRのセルフ
タイマ機能に関する。
【0002】また、本発明は、記録媒体への記録の開始
を遠隔操作、および本体側操作により操作可能な映像記
録装置のセルフタイマ機能に関する。
【0003】
【従来の技術】従来から、銀塩カメラ及びカメラ一体型
VTR等の映像記録装置には、シャッタ又は記録開始ス
イッチ(以下、トリガSWと称する)を押下してから一
定時間後に記録動作を開始するセルフタイマ機能が存在
している。このセルフタイマ機能は、上記のシャッタ又
はトリガSWを押下する操作者も映像記録装置の被写体
となることを可能とする機能であり、近年ではほとんど
の銀塩カメラ及びカメラ一体型VTRに搭載されている
機能である。
【0004】次に、カメラ一体型VTRにおけるセルフ
タイマ機能の制御手順を、従来例を示す図3のフローチ
ャートを参照して説明する。スタート時点は記録一時停
止モードであるとする。まず、ステップ301で、トリ
ガSWが押下されたか否かの判断をして、押下されてい
ない場合にはここで待機している。トリガSWが押下さ
れるとステップ302に移り、セルフタイマモードか否
かの判断を行う。もし、セルフタイマモードでなかった
場合には、制御はステップ305に移行し、ここで記録
開始コマンドを発生することによって記録一時停止モー
ドから記録モードへと移行する。
【0005】また、上記ステップ302の判断におい
て、セルフタイマモードとなっていた場合には、次にス
テップ303であらかじめ決められた固定時間をタイマ
にセットする。このタイマはセットされた時間をカウン
トダウンする。次に、ステップ304でこのカウントダ
ウンのタイマが0になるまで待機することによって、セ
ルフタイマモードにおける記録開始時間を遅らせ、その
後にステップ305で記録開始コマンドを発生し、記録
一時停止モードから記録モードへと移行する。
【0006】さらに、従来の映像記録装置においては、
撮影者が被写体と一緒に撮影されるようにする場合に、
指定した時間後に記録をさせるセルフタイマ機能を使用
して、本体操作または遠隔操作によりセルフタイマ記録
開始操作を行い、指定された時間後に記録が開始される
までに被写体の場所へ撮影者が移動し、あるいは遠隔操
作により、撮影者が被写体の場所へ移動後に記録の開始
をするという撮影方法がとられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例においては、被写体までの距離が近い・遠いにか
かわらずセルフタイマの待機時間が一定であるので、・
近い場合には記録開始までの待ち時間が相対的に長くな
ってしまう、・遠い場合には操作者が被写体の位置に移
動する等に必要十分な時間に足りないなどの解決すべき
課題があった。
【0008】また、上記の従来例では、被写体の場所へ
撮影者が移動後に遠隔操作によりセルフタイマの記録開
始操作を行った場合に、本体で操作した場合と同じ時間
だけ待機後に撮影が開始されるので、撮影者は撮影の準
備が整っているにも関わらず撮影が開始されるのを待っ
ていなければならなかった。
【0009】本発明の第1の目的は、セルフタイマの待
機時間を被写体までの距離に応じて最適にした映像記録
装置および方法を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、セルフタイマの設
定時に遠隔操作により記録が開始された場合には、記録
待機時間を短縮して記録を開始できる映像記録装置およ
び方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、被写体からの光学的な信
号を記録媒体へ記録する映像記録装置において、前記被
写体までの距離を計測する計測手段と、前記記録媒体へ
の記録を設定された時間後に開始するセルフタイマ手段
と、前記計測手段によって計測された被写体までの距離
に応じて前記セルフタイマ手段に設定する時間を決定す
る制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】ここで、前記計測手段は、前記被写体まで
の距離の計測を、該被写体からの光学信号の焦点を自動
的に合わせるオートフォーカス手段を用いて行うとする
ことができる。
【0013】さらに、前記制御手段は、前記オートフォ
ーカス手段の動作のオン/オフを切り換えることが可能
であって、該オートフォーカス手段がオフの場合はあら
かじめ決められた値の時間を前記セルフタイマ手段へ設
定するとすることができる。
【0014】さらにまた、前記セルフタイマ手段に設定
する時間を前記被写体までの距離に対応して記憶したセ
ルフタイマテーブルを有し、前記制御手段は該セルフタ
イマテーブルを用いて前記セルフタイマ手段に設定する
時間を決定する賭することができる。
【0015】また、本発明が適用可能な映像記録装置
は、オートフォーカス手段を有するカメラ一体型VTR
であるとすることができる。
【0016】上記第2の目的を達成するために、請求項
2の発明は、被写体からの光学的な信号を記録媒体へ記
録する映像記録装置において、前記記録媒体への記録を
設定された時間後に開始するセルフタイマ手段と、該セ
ルフタイマ手段をオン/オフするセルフタイマ選択手段
と、本体側で前記記録媒体への記録開始を指示する本体
操作手段と、遠隔で前記記録媒体への記録開始を指示す
る遠隔操作手段と、前記セルフタイマ手段がオンのとき
には、前記本体操作手段の記録開始指示に対してはT1
時間後に記録を開始し、前記遠隔操作手段の記録開始指
示に対してはT2時間後に記録を開始し、このときT1
時間はT2時間よりも大きい(T1>T2)関係とな
り、前記セルフタイマ手段がオフのときには、前記本体
操作手段の記録開始指示に対してはT3時間後に記録を
開始し、前記遠隔操作手段の記録開始指示に対してはT
4時間後に記録を開始し、このときT3時間はT4時間
と等しい(T3=T4)関係となるように前記セルフタ
イマ手段に設定する時間を決定する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0017】ここで、前記T1時間および前記T2時間
は、前記T3時間並びに前記T4時間よりも大きい(T
1>T2>T3=T4)関係となるとすることができ
る。
【0018】さらに、前記遠隔操作手段は、遠隔制御信
号の搬送に赤外線光を用いているとすることができる。
【0019】また、本発明が適用可能な映像記録装置
は、リモートコントローラを有するカメラ一体型VTR
であるとすることができる。
【0020】また、請求項10の発明は、被写体からの
光学的な信号を記録媒体へ記録する映像記録方法におい
て、前記被写体までの距離を計測するステップと、前記
ステップにおいて計測された被写体までの距離に応じて
セルフタイマに設定する時間を決定するステップと、前
記記録媒体への記録を前記セルフタイマに設定された時
間後に開始するステップとを有することを特徴とする。
【0021】また、請求項11の発明は、被写体からの
光学的な信号を記録媒体へ記録する映像記録方法におい
て、セルフタイマがオンのときには、本体操作手段の記
録開始指示に対してはT1時間後に記録を開始し、遠隔
操作手段の記録開始指示に対してはT2時間後に記録を
開始し、このときT1時間はT2時間よりも大きい(T
1>T2)関係となり、前記セルフタイマがオフのとき
には、前記本体操作手段の記録開始指示に対してはT3
時間後に記録を開始し、前記遠隔操作手段の記録開始指
示に対してはT4時間後に記録を開始し、このときT3
時間はT4時間と等しい(T3=T4)関係となるよう
に前記セルフタイマに設定する時間を決定することを特
徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の映像記録装置の概略構成を示すブロック図で
ある。ここで、101は被写体、102は被写体101
からの光学信号aを結像し、電気信号bに変換するレン
ズユニットである。レンズユニット102は結像のため
のレンズ系とCCD(電荷結合素子)のような固体撮像
素子を有する。
【0024】103はレンズユニット102のレンズ系
の焦点距離を自動的に合わせるAF(オートフォーカ
ス)部、104はAF部103からの駆動信号cにより
駆動されて被写体101までの距離を計測するための赤
外光dを出力する発光部、105は赤外光dが被写体1
01によって反射された反射光eを受光し、それを電気
信号fに変換する受光部である。
【0025】上記AF部103は、発光部104から発
光された赤外光dの反射光eを受光する受光部105の
出力信号fを利用することによって、ビデオカメラから
被写体101までの距離を計測し、その計測距離に応じ
てレンズユニット102内のレンズ駆動モータを制御す
ることによって、自動的に焦点距離を合わせている。
【0026】106はレンズユニット102から出力さ
れた被写体の電気信号bの信号処理を行い、ビデオテー
プ等の記録媒体(図示しない)上に記録するレコーダ
部、107は図1に示すシステム全体の制御を行う制御
部である。108は押下されることによってセルフタイ
マモード設定信号iを発生するセルフタイマSW(スイ
ッチ)、109は押下されることによって記録開始信号
jを発生するトリガSW(スイッチ)である。110は
タイマへの設定時間データが格納されているセルフタイ
マテーブル、111は制御部107を駆動するととも
に、設定されたセルフタイマ設定時間データをカウント
ダウンするためのクロック発生部である。
【0027】次に、図1の制御部107の動作を詳細に
説明する。
【0028】セルフタイマ機能が選択されていない通常
の記録一時停止モードにおいては、制御部107はトリ
ガSW109が押下されると直ちにレコーダ部106に
対して記録開始命令101を発生することによって、記
録装置は記録一時停止モードから記録モードへと移行す
る。
【0029】また、制御部107は、現在どのモードで
あるかにかかわらず、AF部103に対してその動作を
ON/OFF(オン/オフ)を行うための制御信号hを
発生し、同時に、AF部102から被写体までの距離に
応じた信号(計測信号)gを受け取っている。ここで、
記録一時停止モード中にセルフタイマSW108が押下
され、制御部107がセルフタイマモード設定信号iを
受信すると、本映像記録装置はセルフタイマモードとな
る。
【0030】このセルフタイマモードの状態で、トリガ
SW109が押下され、制御部107は記録開始信号j
を受け取ると、AF手段103から受信している被写体
までの距離に応じた信号gに応じて、セルフタイマテー
ブル110の読み込み位置を選択的に切り換え、読み込
まれたデータを設定時間として制御部107内に存在す
るタイマに設定する。このとき制御部107は、被写体
までの距離に応じた信号gが、被写体101までの距離
が遠いことを表している場合には、セルフタイマテーブ
ル110からのデータ読み込みを、セルフタイマ待機時
間が長くなるように動作し、被写体までの距離に応じた
信号gが、被写体101までの距離が近いことを表して
いる場合に、セルフタイマテーブル110からのデータ
読み込みを、セルフタイマ待機時間が短くなるように動
作する。
【0031】その後、このタイマに設定されたデータ
(タイマデータ)はクロック発生部111からのクロッ
ク信号によってカウントダウンされ、その値が0となっ
たときに制御部107はレコーダ部106に記録開始命
令lを発生することによって、記録一時停止モードから
記録モードへと移行する。
【0032】次に、以上の本発明に係る動作を図2のフ
ローチャートを参照して更に詳細に説明する。
【0033】上述のようにスタート時点では記録一時停
止モードである。制御部107はまずステップ201
で、トリガSW109が押下されたか否かの判断を行
い、押下されていない場合はここで待機している。
【0034】トリガSW109が押下されるとステップ
202に移り、セルフタイマモードか否か、すなわちセ
ルフタイマSW108が押下されたか否かの判断を行
う。セルフタイマモードでなかった場合には、制御部1
07はステップ208に飛んで記録開始コマンドlをレ
コーダ部106に対して発生することによって記録一時
停止モードから記録モードへと移行する。
【0035】また、上記ステップ202の判断において
セルフタイマモードであった場合には、制御部107は
次のステップ203でAF部103動作のON/OFF
を行うための制御信号hを参照することで、AF部10
3動作のON/OFFの判断を行う。制御信号hがOF
F状態だった場合には、ステップ206であらかじめ決
められた固定時間を制御部107内のタイマ(図示しな
い)にセットする。このタイマはセットされた時間をク
ロック発生部111からのクロックによってカウントダ
ウンする。次に、ステップ207でこのカウントダウン
タイマが0になるまで待機することによって、セルフタ
イマモードにおける記録開始時間を遅らせる。その後、
制御部107はステップ208で記録開始コマンドlを
発生し、記録一時停止モードから記録モードへと移行す
る。
【0036】また、上記ステップ203の判断におい
て、AF部103の動作がON状態であった場合には、
ステップ204において制御部107は、被写体までの
距離に応じた計測信号gを参照し、その信号gのデータ
に応じてセルフタイマテーブル110から前述したよう
な動作によってタイマ設定データを読み込み、自身の内
部タイマに設定する。その後、上述した通りステップ2
07,ステップ208の手順を行うことで、記録装置は
セルフタイマ待機をした後に記録モードへと移行する。
【0037】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態の映像記録装置(例えば、ビデオカメラ)の概
略構成を示すブロック図である。ここで、401は被写
体からの光学的な像をレンズ系により結像し、結像した
映像を固体撮像素子のような光電変換手段により映像信
号S1に変換するカメラ部である。402はその映像信
号S1を処理し、処理した映像信号S4をメカデッキ
(記録再生機構部)406を介して記録媒体(磁気テー
プ)に記録する記録処理及び記録媒体から再生された映
像信号S4の再生処理をするVTR部(磁気テープ式録
画再生部)である。403はVTR部402により処理
された映像信号S2をモニタするためEVF部(電子式
ビューファインダ部)、404は赤外線ビームを搬送波
とするリモコン信号(遠隔信号)を受光する赤外線リモ
コン信号受光装置、405は各部の制御を行うシステム
コントローラ部である。また、407は記録を開始する
ための操作スイッチ(記録開始スイッチ)、408はセ
ルフタイマ機能を有効にするための操作スイッチ(セル
フタイマスイッチ)であり、両スイッチはシステムコン
トローラに接続されている。
【0038】次に、本映像記録装置の全体の制御を行う
上記システムコントローラ405の動作を図5のフロー
チャートを参照して説明する。
【0039】まず、ステップ501においてセルフタイ
マスイッチ408がオフであればステップ502に分岐
し、セルフタイマモードの解除を行う。次に、ステップ
504において本体の記録開始スイッチ407がオンで
あればステップ506に分岐して、システムコントロー
ラ内部の記録待機タイマ(図示しない)に0秒を設定
し、ステップ512に分岐する。
【0040】一方、上記ステップ504で記録開始スイ
ッチ407がオフであればステップ508に分岐して、
赤外線リモコン信号受光装置404により入力された信
号が記録開始コードであればステップ510に分岐し、
記録待機タイマに0秒を設定して、ステップ512に分
岐する。ステップ508において赤外線リモコン信号受
光装置404により入力された信号が記録開始コードで
なければ元のステップ501に分岐して戻る。
【0041】ステップ501においてセルフタイマスイ
ッチ408がオンであればステップ503に分岐して、
セルフタイマモードの設定を行う。次に、ステップ50
5において本体の記録開始スイッチ407がオンであれ
ばステップ507に分岐して、記録待機タイマに10秒
を設定し、ステップ512に分岐する。
【0042】ステップ505において記録開始スイッチ
407がオフであればステップ509に分岐して、赤外
線リモコン信号受光装置404により入力された信号が
記録開始コードであればステップ511に分岐し、記録
待機タイマに2秒を設定してから、ステップ512に分
岐する。ステップ509において赤外線リモコン信号受
光装置404により入力された信号が記録開始コードで
なければ元のステップ501に分岐して戻る。
【0043】ステップ512では、記録待機タイマの記
録待機時間の比較を行い、記録待機時間が0秒であれば
ステップ514に分岐し、記録を開始する。記録待機時
間が0秒でなければ、ステップ513に分岐して、1秒
毎に記録待機タイマを減算し、ステップ512に処理を
移す。
【0044】以上の動作により、セルフタイマが設定時
に遠隔操作により記録が開始された場合には、記録待機
時間を短縮して記録を開始することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の形
態によれば、記録手段のセルフタイマ待機時間を被写体
までの距離に応じて最適にすることが可能となる。
【0046】また、本発明の第2の形態によれば、セル
フタイマがオンのときには、本体操作ではT1時間後、
遠隔操作ではT2時間後に記録開始し、このときT1時
間はT2時間よりも大きい関係となり、記録待機時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の映像記録装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】従来のカメラ一体型VTRにおけるセルフタイ
マ機能の制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態の映像記録装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101 被写体 102 レンズユニット 103 AF部 104 発光部 105 受光部 106 レコーダ部 107 制御部 108 セルフタイマSW 109 トリガSW 110 セルフタイマテーブル 111 クロック発生部 401 カメラ部 402 VTR部 403 EVF部 404 赤外線リモコン信号受光装置 405 システムコントローラ 406 メカデッキ 407 記録を開始するための記録開始スイッチ 408 セルフタイマ機能を有効にするためのセルフタ
イマスイッチ S1 映像信号 S2 VTR部により処理された映像信号 S3 VTR部制御信号 S4 記録/再生映像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/225 G03B 3/00 A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光学的な信号を記録媒体へ
    記録する映像記録装置において、 前記被写体までの距離を計測する計測手段と、 前記記録媒体への記録を設定された時間後に開始するセ
    ルフタイマ手段と、 前記計測手段によって計測された被写体までの距離に応
    じて前記セルフタイマ手段に設定する時間を決定する制
    御手段とを具備することを特徴とする映像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段は、前記被写体までの距離
    の計測を、該被写体からの光学信号の焦点を自動的に合
    わせるオートフォーカス手段を用いて行うことを特徴と
    する請求項1に記載の映像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記オートフォーカス
    手段の動作のオン/オフを切り換えることが可能であっ
    て、該オートフォーカス手段がオフの場合はあらかじめ
    決められた値の時間を前記セルフタイマ手段へ設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記セルフタイマ手段に設定する時間を
    前記被写体までの距離に対応して記憶したセルフタイマ
    テーブルを有し、前記制御手段は該セルフタイマテーブ
    ルを用いて前記セルフタイマ手段に設定する時間を決定
    することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の映像記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の映
    像記録装置は、オートフォーカス手段を有するカメラ一
    体型VTRであることを特徴とする映像記録装置。
  6. 【請求項6】 被写体からの光学的な信号を記録媒体へ
    記録する映像記録装置において、 前記記録媒体への記録を設定された時間後に開始するセ
    ルフタイマ手段と、 該セルフタイマ手段をオン/オフするセルフタイマ選択
    手段と、 本体側で前記記録媒体への記録開始を指示する本体操作
    手段と、 遠隔で前記記録媒体への記録開始を指示する遠隔操作手
    段と、 前記セルフタイマ手段がオンのときには、前記本体操作
    手段の記録開始指示に対してはT1時間後に記録を開始
    し、前記遠隔操作手段の記録開始指示に対してはT2時
    間後に記録を開始し、このときT1時間はT2時間より
    も大きい(T1>T2)関係となり、前記セルフタイマ
    手段がオフのときには、前記本体操作手段の記録開始指
    示に対してはT3時間後に記録を開始し、前記遠隔操作
    手段の記録開始指示に対してはT4時間後に記録を開始
    し、このときT3時間はT4時間と等しい(T3=T
    4)関係となるように前記セルフタイマ手段に設定する
    時間を決定する制御手段とを具備することを特徴とする
    映像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記T1時間および前記T2時間は、前
    記T3時間並びに前記T4時間よりも大きい(T1>T
    2>T3=T4)関係となることを特徴とする請求項6
    に記載の映像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記遠隔操作手段は、遠隔制御信号の搬
    送に赤外線光を用いていることを特徴とする請求項6な
    いし7に記載の映像記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれかに記載の映
    像記録装置は、リモートコントローラを有するカメラ一
    体型VTRであることを特徴とする映像記録装置。
  10. 【請求項10】 被写体からの光学的な信号を記録媒体
    へ記録する映像記録方法において、 前記被写体までの距離を計測するステップと、 前記ステップにおいて計測された被写体までの距離に応
    じてセルフタイマに設定する時間を決定するステップ
    と、 前記記録媒体への記録を前記セルフタイマに設定された
    時間後に開始するステップとを有することを特徴とする
    映像記録方法。
  11. 【請求項11】 被写体からの光学的な信号を記録媒体
    へ記録する映像記録方法において、 セルフタイマがオンのときには、本体操作手段の記録開
    始指示に対してはT1時間後に記録を開始し、遠隔操作
    手段の記録開始指示に対してはT2時間後に記録を開始
    し、このときT1時間はT2時間よりも大きい(T1>
    T2)関係となり、前記セルフタイマがオフのときに
    は、前記本体操作手段の記録開始指示に対してはT3時
    間後に記録を開始し、前記遠隔操作手段の記録開始指示
    に対してはT4時間後に記録を開始し、このときT3時
    間はT4時間と等しい(T3=T4)関係となるように
    前記セルフタイマに設定する時間を決定することを特徴
    とする映像記録方法。
JP8344870A 1996-12-25 1996-12-25 映像記録装置および方法 Pending JPH10186501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081543A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Fujifilm Corp 撮像装置およびその自動撮影方法
JP2020187239A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体

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