JP2009124420A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影できない状態に陥った要因がダーク画像データの撮影であることが容易に判別することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、撮像素子14を露光した状態で該撮像素子14に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成手段50と、撮像素子14を露光しない状態で該撮像素子14に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成手段50と、第2の画像データ生成手段50によりダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部54に表示する表示制御手段50と、ダーク画像データを用いて本画像データに対して補正処理を行う補正手段50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、撮像素子にて取り込んだ画像データに対して画像処理を施して記録媒体に記録するデジタルカメラ等の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、CCD等の撮像素子で撮像した静止画や動画を記録及び再生するデジタルカメラ等の画像処理装置がある。このようなデジタルカメラにおいて、撮像素子を用いて撮像する場合に、ダークノイズ補正処理を行うことが可能なものがある(特許文献1)。
ダークノイズ補正処理は、撮像素子を露光した状態で電荷蓄積を行った後に読み出した本画像データと、撮像素子を露光しない状態で本画像データと同様に電荷蓄積を行った後に読み出したダーク画像データと、を用いて演算処理することにより行なわれる。
このダークノイズ補正処理を行なうことにより、撮像素子の発生する暗電流ノイズや撮像素子固有の微少なキズによる画素欠損等に起因する画像劣化に関して、撮影した画像データを補正して高品位な撮影画像を得ることができる。
特に、暗電流ノイズは、電荷蓄積時間及び撮像素子の温度上昇に応じて増大するため、長秒時の露光や高温時の露光を行う場合に、ダークノイズ補正処理を行なうと、大きな画質改善効果を得ることが可能となり、デジタルカメラに有益な機能となっている。
特開2003−087648号公報
ところで、ダークノイズ補正処理を行なうデジタルカメラ等の画像処理装置においては、ダーク画像データを撮影している間は、本撮影を行うことができないため、ユーザに対して撮影できない状態であることを通知する警告表示が一般的に行われている。
しかし、この警告表示は、例えば「BUSY」や「処理中」等の表示に代表されるように、撮影できない状態に陥った要因がダーク画像データの撮影によるものなのか、それ以外によるものなのかを容易に判別できないという問題がある。
また、撮影できない状態から撮影できる状態に切り替わるタイミングが事前に分からないため、特にダーク画像データの撮影に長い時間を要する長秒時露光の撮影において、ユーザの利便性を損なうという問題がある。
そこで、本発明は、撮影できない状態に陥った要因がダーク画像データの撮影であることを容易に判別することができる画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、撮像素子を露光した状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成手段と、前記撮像素子を露光しない状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成手段と、前記第2の画像データ生成手段により前記ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部に表示する表示制御手段と、前記ダーク画像データを用いて前記本画像データに対して補正処理を行う補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、撮像素子を露光した状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成ステップと、前記撮像素子を露光しない状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成ステップと、前記第2の画像データ生成ステップで前記ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部に表示する表示ステップと、前記ダーク画像データを用いて前記本画像データに対して補正処理を行う補正ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の画像処理プログラムは、撮像素子を露光した状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成ステップと、前記撮像素子を露光しない状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成ステップと、前記第2の画像データ生成ステップで前記ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部に表示する表示ステップと、前記ダーク画像データを用いて前記本画像データに対して補正処理を行う補正ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報が表示部に表示されるので、撮影できない状態に陥った要因がダーク画像データの撮影であることを容易に判別することができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の一例である画像処理装置を説明するための制御ブロック図である。
図1において、本実施形態の画像処理装置100では、撮影レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130、シャッター12を介して導かれ、光学像として撮像素子14上に結像する。撮像素子14は、光学像を電気信号に変換し、シャッター12は、撮像素子14への露光量を制御する。
A/D変換器16は、撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換する。タイミング発生回路18は、撮像素子14、 A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
画像処理回路20は、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。そして、該演算結果に基づいて、システム制御回路50がシャッター制御手段40、測距手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE処理、EF(フラッシュ調光)処理を行うことができる。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
なお、本実施形態では、測距手段42及び測光手段46を専用に備える構成としている。このため、測距手段42及び測光手段46を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行い、画像処理回路20を用いたAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行わないようにしてもよい。
或いは、測距手段42及び測光手段46を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行い、さらに、画像処理回路20を用いたAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行うようにしてもよい。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16により変換されたデジタルデータは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、或いはメモリ制御回路22のみを介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して液晶表示板等からなる画像表示部28に表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納するための記憶手段であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
シャッター制御手段40は、測光手段46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御手段340と連携しながら、シャッター12の動作を制御する。
測距手段42は、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130及び不図示の測距用サブミラーを介して光学像として結像された画像の合焦状態を測定する。
測光手段46は、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130,132及び不図示の測光用レンズを介して、光学像として結像された画像の露出状態を測定する。また、測光手段46は、フラッシュ48と連携することによりEF処理を行なう機能も有する。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有する。
なお、撮像素子14による撮像画像データを画像処理回路20で演算した演算結果に基づき、システム制御回路50がビデオTTL方式を用いた露出制御及びAF制御を行なうことも可能である。この制御は、システム制御回路50がシャッター制御手段40、絞り制御手段340、測距制御手段342に対して行う。
また、測距手段42による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いてAF制御を行ってもよい。そして、測光手段46による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いて露出制御を行ってもよい。
メモリ52は、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する記憶手段である。
表示部54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する。表示部54は、画像処理装置100の操作部近傍の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば液晶表示板やLED、ランプ、発音素子等の組み合わせにより構成される。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、液晶表示板等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示等がある。また、表示部54の液晶表示板等に表示するものとして、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示等がある。更に、表示部54の液晶表示板等に表示するものとして、記録媒体200,210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104に表示するものとして、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電/充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書込み動作表示等がある。
さらに、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとして、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電/充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示等がある。
さらに、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用してもよい。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
モードダイアルスイッチ60、シャッタースイッチ(SW1)62、シャッタースイッチ(SW2)64、再生スイッチ66、ダークノイズ補正処理スイッチ68及び操作部70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段である。操作手段は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、操作手段について詳述する。
モードダイアルスイッチ60は、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード等を切り替え設定する。また、モードダイアルスイッチ60は、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定する。
シャッタースイッチ(SW1)62は、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
シャッタースイッチ(SW2)64は、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなる。そして、シャッタースイッチ(SW2)64のONにより、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理等の動作開始を指示する。また、シャッタースイッチ(SW2)64のONにより、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理の動作開始を指示する。さらに、シャッタースイッチ(SW2)64のONにより、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは記録媒体210に画像データを書き込む記録処理の動作開始を指示する。
再生スイッチ66は、撮影モード状態において、撮影した画像データをメモリ30、記録媒体200或いは記録媒体210から読み出して画像表示部28によって表示する再生動作の開始を指示する。
ダークノイズ補正処理スイッチ(選択手段)68は、ダークノイズ補正処理を行うモードと、ダークノイズ補正処理を行わないモードとを選択して設定することができる。
操作部70は、各種ボタンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン等がある。
また、操作部70には、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
さらに、操作部70には、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン等がある。
さらに、操作部70には、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ等がある。
さらに、操作部70には、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチ等がある。
さらに、操作部70には、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することができる再生スイッチや、AFモード設定スイッチ等がある。AFモード設定スイッチでは、ワンショットAFモードとサーボAFモードとを設定することができる。ワンショットAFモードとは、シャッタースイッチ(SW1)62を押したならばAF動作を開始し、一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるモードである。サーボAFモードとは、シャッタースイッチ(SW1)62を押している間は連続してAF動作を続けるモードである。
なお、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となる。
以上が操作手段についての説明である。
電源スイッチ72は、画像処理装置100の電源ON/OFFの各モードを切り替え設定することができる。また、電源スイッチ72は、画像処理装置100に接続されたレンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体200,210等の各種付属装置の電源ON/OFFも合わせて切り替え設定することができる。
電源制御手段80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御手段80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいて、DC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。また、電源制御手段80には、コネクタ82,84を介して電源手段86が接続される。
電源手段86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
I/F90,94は、それぞれコネクタ92,96を介して接続されるメモリカードやハードディスク等の記録媒体200,210とのインタフェースである。記録媒体着脱検知手段98は、コネクタ92,96に記録媒体200,210が装着されているか否かを検知する。
なお、本実施形態では、記録媒体を接続するインタフェース及びコネクタを2系統持つ。記録媒体を接続するインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備えるようにしても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備えるようにしても構わない。
インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いることもできる。
また、I/F90,94、コネクタ92,96にPCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いた場合、各種通信カードを接続することができる。これにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を送受信することができる。各種通信カードとしては、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等が例示できる。
光学ファインダ104は、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306,106、ミラー130,132を介して導き、光学像として結像表示することができる。これにより、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用することなく、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能となる。なお、ミラー132は、クイックリターンミラー及びハーフミラーのいずれでもよい。
通信手段110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。
接続部112は、通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するためのものであり、有線通信の場合はコネクタ、無線通信の場合はアンテナである。
I/F120は、レンズマウント106内において、画像処理装置100をレンズユニット300と接続するためのインタフェースである。
コネクタ122は、画像処理装置100とレンズユニット300とを電気的に接続し、両者の間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝達し合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、コネクタ122は、電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのI/F204、画像処理装置100に接続するためのコネクタ206を備えている。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理装置100とのI/F214、画像処理装置100に接続するためのコネクタ216を備えている。
I/F320は、レンズマウント306内において、レンズユニット300を画像処理装置100と接続するためのインタフェースである。
コネクタ322は、画像処理装置100とレンズユニット300とを電気的に接続し、両者の間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝達し合うと共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。また、コネクタ322は、電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達するようにしても良い。
絞り制御手段340は、測光手段46からの測光情報に基づいて、シャッター12を制御するシャッター制御手段40と連携しながら、絞り312を制御する。
測距制御手段342は、撮影レンズ310のフォーカシングを制御し、ズーム制御手段344は、撮影レンズ310のズーミングを制御する。
レンズシステム制御回路350は、レンズユニット300全体を制御する。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値等を保持する不揮発メモリを備える。
次に、図2〜図5を参照して、本実施形態の画像処理装置100の動作例について説明する。
図2及び図3は、本実施形態の画像処理装置100の動作のメインルーチンを示すフローチャート図である。ここで、本実施形態では、システム制御回路50が、本発明の第1の画像データ生成手段、第2の画像データ生成手段、表示制御手段及び補正手段に対応する。
まず、図2において、ステップS101では、電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し、画像処理装置100の各部において必要な所定の初期設定を行う。
次に、システム制御回路50は、電源スイッチ72の設定位置を判断し、電源スイッチ72が電源OFFに設定されていたならば(ステップS102)、各表示部の表示を終了状態に変更する。
そして、システム制御回路50は、所定の終了処理(ステップS103)を行った後、ステップS102に戻る。所定の終了処理とは、例えば、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の処理である。
一方、電源スイッチ72が電源ONに設定されていたならば(ステップS102)、システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等の電源86の残容量や動作状況が画像処理装置100の動作に問題があるか否かを判断する(ステップS104)。
そして、電源86に問題があれば(ステップS104のN)、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示(ステップS105)を行った後に、ステップS102に戻る。電源86に問題がなければ(ステップS104のY)、システム制御回路50は、モードダイアルスイッチ60の設定位置を判断し、モードダイアルスイッチ60が撮影モードに設定されていたならば(ステップS106)、ステップS108に進む。
また、モードダイアルスイッチ60がその他のモードに設定されていたならば(ステップS106)、システム制御回路50は、選択されたモードに応じた処理を実行し(ステップS107)、処理を終えたならばステップS102に戻る。
ステップS108では、システム制御回路50は、記録媒体200,210が装着されているか否かの判断処理、記録媒体200,210に記録された画像データの管理情報の取得処理を行なう。また、システム制御回路50は、記録媒体200,210の動作状態が画像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かの判断を行う。
そして、問題があれば(ステップS108のN)、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示(ステップS105)を行った後に、ステップS102に戻る。一方、問題がなければ(ステップS108のY)、ステップS109に進む。
ステップS109では、システム制御回路50は、ダークノイズ補正処理の有効/無効を設定するダークノイズ補正処理スイッチ68の設定状態を調べる。そして、システム制御回路50は、ダークノイズ補正処理が有効に設定されていれば(ステップS109のY)、ダーク補正処理フラグをONに設定し(ステップS110)、ステップS112に進む。また、システム制御回路50は、ダークノイズ補正処理が無効に設定されていれば(ステップS109のN)、ダーク補正処理フラグをOFFに設定し(ステップS111)、ステップS112に進む。
ダークノイズ補正処理スイッチ68は、ダークノイズ補正処理を行うモードと、ダークノイズ補正処理を行わないモードとを任意に切り替えて設定することができる。なお、ダーク補正処理フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
ステップS112では、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態を表示し(ステップS112)、図3のステップS121に進む。なお、システム制御回路50は、画像表示部28の画像表示がONであれば、画像表示部28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態を表示する。
ステップS121では、システム制御回路50は、シャッタースイッチ(SW1)62のON/OFFを判断し、OFFの場合は、ステップS102に戻り、ONの場合は、ステップS122に進む。
ステップS122では、システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせると共に、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する、測距・測光処理を行い、ステップS123に進む。なお、測光処理においては、システム制御回路50は、必要であればフラッシュの設定も行う。
ステップS123では、システム制御回路50は、シャッタースイッチ(SW2)64のON/OFFを判断し、OFFの場合は、シャッタースイッチ(SW1)62がOFFになるまで、現在の処理を繰り返す(ステップS124)。ステップS124で、シャッタースイッチ(SW1)62がOFFになれば、ステップS102に戻る。ステップS123で、シャッタースイッチ(SW2)64がONの場合は、ステップS125に進む。
ステップS125では、システム制御回路50は、撮影した画像データを記憶可能な画像記憶バッファ領域がメモリ30にあるかどうかを判断する。そして、メモリ30の画像記憶バッファ領域に新たな画像データを記憶可能な領域がない場合(ステップS125のN)は、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示(ステップS126)を行った後、ステップS102に戻る。
メモリ30の画像記憶バッファ領域に新たな画像データを記憶可能な領域がない場合とは、例えば、次の状態である。即ち、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶可能な最大枚数の連写撮影を行った直後で、メモリ30から読み出して記録媒体200,210に書き込むべき最初の画像が記録媒体200,210に未記録な状態である。この場合、1枚の空き領域もメモリ30の画像記憶バッファ領域上に確保できない。
なお、撮影した画像データを圧縮処理してからメモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶する場合は、圧縮した後の画像データ量が圧縮モードの設定に応じて異なることを考慮する必要がある。この場合、システム制御回路50は、記憶可能な領域がメモリ30の画像記憶バッファ領域上にあるかどうかをステップS125において判断することになる。
ステップS125において、メモリ30に撮影した画像データを記憶可能な画像記憶バッファ領域があると判断した場合(ステップS125のY)、システム制御回路50は、撮像して所定時間蓄積した撮像信号を撮像素子14から読み出す。
そして、システム制御回路50は、撮像素子14から読み出した撮像信号を基に、A/D変換器16及び画像処理回路20、或いはA/D変換器16を介して本画像データを生成する。本画像データを生成後、システム制御回路50は、メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域に書き込む撮影処理を実行する(ステップS127)。ステップS127の詳細については、図4を用いて後述する。
次に、ステップS128では、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるダークノイズ補正処理フラグの状態を判断する。そして、フラグがOFFの場合は、ステップS130に進み、フラグがONの場合は、ステップS129に進む。
ステップS129では、シャッター12を閉じた状態で撮像素子14の暗電流等のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積を終えたノイズ画像信号を読み出すダーク取り込み処理を実行する。
このダーク取り込み処理で取り込んだダーク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影した画像データを補正することが出来る。なお、このダーク取り込み処理の詳細については図5を用いて後述する。
ステップS130では、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域へ書き込まれた画像データの一部をメモリ制御回路22を介して読み出す。そして、システム制御回路50は、現像処理を行うために必要なWB(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オプティカルブラック)積分演算処理を行い、演算結果をシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
また、システム制御回路50は、メモリ制御回路22、及び必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出す。そして、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶した演算結果を用いて、AWB(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理を行う。
さらに、現像処理においては、ステップS128でダークノイズ補正処理フラグがONと判定された場合、システム制御回路50は、ステップS129のダーク取り込み処理において取り込んだダーク画像データを用いて減算処理を行う。これにより、システム制御回路50は、撮像素子14の暗電流ノイズ等を打ち消すダーク補正演算処理も併せて実行する。
ステップS131では、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出す。そして、システム制御回路50は、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行い、メモリ30の画像記憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理を終えた画像データの書き込みを行う。
ステップS132では、システム制御回路50は、一連の撮影の実行に伴い、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出す。そして、システム制御回路50は、インタフェース90,94、コネクタ92,96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200,210へ書き込みを行う記録処理を開始する。
この記録開始処理は、メモリ30の画像記憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理を終えた画像データの書き込みが新たに行われる度に、その画像データに対して実行される。
なお、記録媒体200,210へ画像データの書き込みを行っている間、書き込み動作中であることを明示するために、システム制御回路50は、表示部54において例えばLEDを点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示を行う。ステップS132の処理が終了した後、ステップS121に戻る。
次に、図4を参照して、図3のステップS127における撮影処理について詳述する。なお、撮影処理においては、システム制御回路50と絞り制御手段340或いは測距制御手段342との間の各種信号のやり取りは、I/F120、コネクタ122、コネクタ322、I/F320、レンズ制御手段350を介して行われる。
まず、システム制御回路50は、ミラー130を不図示のミラー駆動手段によってミラーアップ位置に移動する(ステップS201)。次に、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、絞り制御手段340を用いて絞り312を所定の絞り値まで駆動する(ステップS202)。
次に、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行った後に(ステップS203)、撮像素子14の電荷蓄積を開始する(ステップS204)。次に、システム制御回路50は、シャッター制御手段40によって、シャッター12を開き(ステップS205)、撮像素子14の露光を開始する(ステップS206)。
ここで、システム制御回路50は、フラッシュ・フラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(ステップS207)、必要な場合はフラッシュを発光させる(ステップS208)。
次に、システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(ステップS209)、シャッター制御手段40によって、シャッター12を閉じ(ステップS210)、撮像素子14の露光を終了する。
次に、システム制御回路50は、絞り制御手段340によって絞り312を開放の絞り値まで駆動すると共に(ステップS211)、ミラー130を不図示のミラー駆動手段によってミラーダウン位置に移動する(ステップS212)。
次に、システム制御回路50は、設定した電荷蓄積時間が経過したか否かを判断し(ステップS213)、経過していれば、撮像素子14の電荷蓄積を終了した後(ステップS214)、撮像素子14から電荷信号を読み出す。
そして、システム制御回路50は、撮像素子14から読み出した撮像信号を基に、A/D変換器16及び画像処理回路20、或いはA/D変換器16を介して本画像データを生成する。本画像データを生成後、システム制御回路50は、メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域に本画像データを書き込む撮影処理を実行する(ステップS215)。一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチンである図3のステップS127を終了する。
次に、図5を参照して、図3のステップS129におけるダーク取り込み処理について詳述する。
まず、システム制御回路50は、ダーク取り込み処理が実行中であることを示すダーク取り込み中表示を開始する(ステップS301)。ダーク取り込み処理は、図3のステップS127と同様に、撮像素子14の電荷蓄積を行うため、ダーク取り込み処理を実行している間は次の撮影ができない。ダーク取り込み中表示を行うことにより、次の撮影ができない状態であることをユーザに通知することが可能となる。
図6に、ダーク取り込み中表示(進行状況に関する情報)を表示部54の液晶表示板に対して行った例を示す。
図6においては、次の撮影が出来ない状態となった要因が、ダーク取り込み中であることを明確に表している。
これにより、次の撮影が出来ない状態となる他の要因、例えば、メモリ30に撮影画像データを記憶可能な画像記憶バッファ領域が存在しない場合や、記録媒体200,210の空き容量が不足して画像データを記録できない場合等と明確に区別することができる。
また、図6においては、次の撮影が可能になるまでの時間(進行状況に関する情報)を併せて表示している。次の撮影が可能になるまでの時間、即ち、ダーク取り込み処理に要する時間は、図3のステップS127の本撮影で設定した電荷蓄積時間である。
この電荷蓄積時間を表示時間の初期値として、ダーク取り込み処理の進行状況に同期して表示時間をカウントダウンしていく。そして、最終的に表示時間が0秒になった後、撮影可能な状態に移行する。
図7に、表示時間が0秒になったときの表示部54の液晶表示板に対する表示例を示す。このように、次の撮影が可能になるまでの時間をダーク取り込み処理の進行状況に同期して表示することにより、ユーザは撮影可能になるタイミングを事前に知ることが可能になるため利便性が大きく向上する。
次に、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行った後に(ステップS302)、シャッター12が閉じた状態で、撮像素子14の電荷蓄積を開始する(ステップS303)。
次に、システム制御回路50は、設定した所定の電荷蓄積時間が経過したか否かを判断し(ステップS304)、経過していれば、撮像素子14の電荷蓄積を終了する(ステップS305)。
次に、システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出す。そして、システム制御回路50は、撮像素子14から読み出した撮像信号を基に、A/D変換器16及び画像処理回路20、或いはA/D変換器16を介してダーク画像データを生成する。ダーク画像データを生成後、システム制御回路50は、メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域にダーク画像データを書き込む処理を実行する(ステップS306)。
このダーク取り込みデータを用いて現像処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影した本画像データを補正することが出来る。
次に、システム制御回路50は、ダーク取り込み処理の完了に伴い、ステップS301にて開始したダーク取り込み中表示を終了する(ステップS307)。即ち、図7の表示を終了し、撮影可能な状態になる。一連の処理を終えたならば、図3のステップS129を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報が表示部54に表示されるので、撮影できない状態に陥った要因がダーク画像データの撮影であることを容易に判別することができる。
また、本実施形態では、次の撮影が可能になるまでの時間が表示部54に表示されるため、撮影できない状態から撮影できる状態に切り替わるタイミングを事前に把握することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態の一例である画像処理装置を説明するための制御ブロック図である。 本実施形態の画像処理装置の動作のメインルーチンを説明するためのフローチャート図である。 本実施形態の画像処理装置の動作のメインルーチンを説明するためのフローチャート図である。 図3のステップS127における撮影処理について説明するためのフローチャート図である。 図3のステップS129におけるダーク取り込み処理について説明するためのフローチャート図である。 ダーク取り込み中表示を表示部の液晶表示板に対して行った例を示す図である。 表示時間が0秒になったときの表示部の液晶表示板に対する表示例を示す図である。
符号の説明
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 圧縮・伸長回路
40 シャッター制御手段
42 測距手段
46 測光手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 再生スイッチ
68 ダークノイズ補正処理スイッチ
70 操作部
72 電源スイッチ
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
94 インタフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 画像処理装置
104 光学ファインダ
106 レンズマウント
110 通信手段
112 接続部
120 インタフェース
122 コネクタ
130 ミラー
132 ミラー
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インタフェース
216 コネクタ
300 レンズユニット
306 レンズマウント
310 撮影レンズ
312 絞り
320 インタフェース
322 コネクタ
340 露光制御手段
342 測距制御手段
344 ズーム制御手段
350 レンズシステム制御回路

Claims (6)

  1. 撮像素子を露光した状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成手段と、
    前記撮像素子を露光しない状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成手段と、
    前記第2の画像データ生成手段により前記ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部に表示する表示制御手段と、
    前記ダーク画像データを用いて前記本画像データに対して補正処理を行う補正手段と、を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記進行状況に関する情報は、前記第2の画像データ生成手段による前記ダーク画像データの生成が完了するまでの残り時間を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記進行状況に関する情報は、前記第2の画像データ生成手段による前記ダーク画像データの生成が行われていることに起因して前記第1の画像データ生成手段による前記本画像データの生成ができないことを示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正処理を行なうか否かを選択する選択手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 撮像素子を露光した状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成ステップと、
    前記撮像素子を露光しない状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成ステップと、
    前記第2の画像データ生成ステップで前記ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部に表示する表示ステップと、
    前記ダーク画像データを用いて前記本画像データに対して補正処理を行う補正ステップと、を備える
    ことを特徴とする画像処理方法。
  6. 撮像素子を露光した状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基に本画像データを生成する第1の画像データ生成ステップと、
    前記撮像素子を露光しない状態で該撮像素子に蓄積された電荷信号を基にダーク画像データを生成する第2の画像データ生成ステップと、
    前記第2の画像データ生成ステップで前記ダーク画像データを生成している間の進行状況に関する情報を表示部に表示する表示ステップと、
    前記ダーク画像データを用いて前記本画像データに対して補正処理を行う補正ステップと、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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