JPH10186116A - ポリゴンミラーとその射出成形方法および射出成形型 - Google Patents

ポリゴンミラーとその射出成形方法および射出成形型

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JPH10186116A
JPH10186116A JP8345659A JP34565996A JPH10186116A JP H10186116 A JPH10186116 A JP H10186116A JP 8345659 A JP8345659 A JP 8345659A JP 34565996 A JP34565996 A JP 34565996A JP H10186116 A JPH10186116 A JP H10186116A
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polygon mirror
mirror
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reflecting mirror
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Yasuyuki Otsuka
康行 大塚
Kazuo Saito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射鏡面の面精度が良好に成形でき得る形状の
ポリゴンミラーを提供する。 【解決手段】複数の反射鏡面6を備えて箱型回転多面鏡
体をなすポリゴンミラー1において、複数の反射鏡面6
が互いに隣接する稜線位置に、面取り部7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタやデジタ
ル複写機等にビーム走査部品として用いられるポリゴン
ミラーとその射出成形方法および射出成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリゴンミラーに関する技術に
は、バーコード読み取り装置として特開昭63−257
882号公報所載の技術が開示されている。図14に示
すように、このバーコード読み取り装置に用いられたポ
リゴンミラー101は、回転多面反射鏡体であり、周囲
に複数の反射鏡面106を有し、各反射鏡面106は回
転軸Pに対する角度が同一または異なるものとなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のポリゴ
ンミラーをプラスチックの射出成形によって得ようとす
る場合、ポリゴンミラーの形状を反転したキャビティを
有する一対の成形用金型を用い、成形用金型を閉じてキ
ャビティ内に溶融したプラスチック(樹脂)を充填し、
プラスチックが冷却固化した後に成形用金型を開いてキ
ャビティより成形されたポリゴンミラーを取り出すこと
となる。しかるに、ポリゴンミラーの反射鏡面には、光
学的反射面として高い面精度が要求されるが、上記のよ
うな射出成形によると、プラスチックの充填から冷却の
過程にかけて、射出成形したポリゴンミラーは収縮する
ので、高い面精度を得るのが困難という問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、請求項1に係る発明の課題は、反射鏡面の面
精度が良好に成形でき得る形状のポリゴンミラーを提供
することである。請求項2に係る発明の課題は、請求項
1に係るポリゴンミラーの反射鏡面の面精度が良好にな
るポリゴンミラーの射出成形方法を提供することであ
る。請求項3に係る発明の課題は、請求項2に係るポリ
ゴンミラーの成形方法に直接用いるポリゴンミラーの射
出成形型を提供することである。請求項4に係る発明の
課題は、箱型回転多面反射鏡体をなすポリゴンミラーの
反射鏡面の面精度が良好になるポリゴンミラーの射出成
形方法を提供することである。請求項5に係る発明の課
題は、請求項4に係るポリゴンミラーの成形方法に直接
用いるポリゴンミラーの射出成形型を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、複数の反射鏡面を備えて箱
型回転多面鏡体をなすポリゴンミラーにおいて、前記複
数の反射鏡面が互いに隣接する稜線位置に、面取り部を
設けたことを特徴とする。請求項2に係る発明は、複数
の反射鏡面が互いに隣接する稜線位置に面取り部を設け
たポリゴンミラーの射出成形方法において、ポリゴンミ
ラーを形成するキャビティの中心から樹脂を射出し、射
出された樹脂が前記キャビティに充填完了する時点で、
充填圧力を降下させることを特徴とする。請求項3に係
る発明は、複数の反射鏡面が互いに隣接する稜線位置に
面取り部を設けたポリゴンミラーの射出成形型におい
て、ポリゴンミラーを形成するキャビティを、前記反射
鏡面を形成する複数の鏡面入れ子と、前記複数の面取り
部を形成する複数の面取り入れ子と、前記キャビティの
中心から樹脂を射出する円ゲートとを備えて構成したこ
とを特徴とする。
【0006】請求項4に係る発明は、複数の反射鏡面を
備えて箱型回転多面鏡体をなすポリゴンミラーの射出成
形方法において、成形時の保圧をヒケ限界圧以下に設定
し、温度センサのモニタにより成形品を取り出す際に
は、ポリゴンミラーの反射鏡面を形成する鏡面型部材の
温度を、その内側を形成するコアブロックの温度より1
℃以内の低温に保持することを特徴とする。請求項5に
係る発明は、複数の反射鏡面を備えて箱型回転多面鏡体
をなすポリゴンミラーの射出成形型において、ポリゴン
ミラーの各反射面を形成する型部材の面に接近した位置
にそれぞれピンポイントゲートを配設するとともに、ポ
リゴンミラーの各反射鏡面を形成する型部材とポリゴン
ミラーの内側を形成するコアブロックとに、温度調節機
構と温度センサとをそれぞれ別途に設けて、それぞれの
温度を制御するように構成したことを特徴とする。
【0007】請求項1に係る発明の作用では、複数の反
射鏡面が互いに隣接する稜線位置に、面取り部を設けた
ことにより、射出成形時に溶融した樹脂の先端がキャビ
ティ内を流動するとき、面取り部を円滑に通過する。請
求項2に係る発明の作用では、ポリゴンミラーを形成す
るキャビティの中心から樹脂を射出し、射出された樹脂
が前記キャビティに充填完了する時点で、充填圧力を降
下させることにより、キャビティ末端における樹指圧の
立ち上がりを防止する。請求項3に係る発明の作用で
は、ポリゴンミラーを形成するキャビティを、前記複数
の反射鏡面を形成する複数の鏡面入れ子と、前記面取り
部を形成する複数の面取り入れ子と、前記キャビティの
中心から樹脂を射出する円ゲートとを備えて構成したこ
とにより、溶融した樹脂はキャビティの中心に位置する
円ゲートから均等の速度でキャビティ内を拡散流動し、
最後に最遠の面取り部の末端に到達する。
【0008】請求項4に係る発明の作用では、成形時の
保圧をヒケ限界圧以下に設定し、温度センサのモニタに
より成形品を取り出す際には、ポリゴンミラーの反射鏡
面を形成する鏡面型部材の温度を、その内側を形成する
コアブロックの温度より1℃以内の低温に保持すること
により、成形されたポリゴンミラーの内側にのみヒケを
誘発する。請求項5に係る発明の作用では、ポリゴンミ
ラーの各反射面を形成する型部材の面に接近した位置に
それぞれピンポイントゲートを配設するとともに、ポリ
ゴンミラーの各反射鏡面を形成する型部材とポリゴンミ
ラーの内側を形成するコアブロックとに、温度調節機構
と温度センサとをそれぞれ別途に設けて、それぞれの温
度を制御するように構成したことにより、ピンポイント
ゲートから射出された樹脂はそれぞれの反射鏡面を先に
充填するように拡散流動させるとともに、ポリゴンミラ
ーの反射鏡面を形成する型部材の温度を、ポリゴンミラ
ーの内側を形成するコアブロックの温度より1℃以内の
低温に保持するように制御する。
【0009】
【発明の実施の形態1】図1〜図4は発明の実施の形態
1を示し、図1はポリゴンミラーの斜視図、図2はポリ
ゴンミラーの裏面図、図3は射出成形型の縦断面図、図
4は射出成形型の固定側の表面図である。
【0010】図1において、ポリゴンミラー1は箱型回
転多面反射鏡体をなし、4つの反射鏡面6と、反射鏡面
6が互いに隣接する部分に設けた4つの面取り部7とを
備えている。ポリゴンミラー1は、回転軸Pを中心とし
て回転される。ポリゴンミラー1の裏面側には、図2に
示すように、表面側の面取り部7に対応する位置に裏面
面取り部7Aが形成されている。
【0011】つぎに、ポリゴンミラーの射出成形型につ
いて説明する。図3において、射出成形型10の固定側
は、射出成形機に取着される固定側取付け板11と、固
定側型部材を取着する固定側型板12とが固着されてい
る。また、射出成形型10の可動側は、可動側型部材を
取着する可動側型板13と、エジュクターピン21A、
21B等の移動空間を確保するためのスペーサブロック
17と、射出成形機に取着される可動側取付け板16と
が積層されて固着されている。
【0012】固定側型板12には、固定スリーブ18が
嵌装固着されており、固定スリーブ18の内部には、図
4に示すように、4つの鏡面入れ子19と4つの面取り
入れ子20とが交互に嵌装固着されている。鏡面入れ子
19のポリゴンミラー1の反射鏡面6(図1参照)を反
転する成形面19aは、高い面精度に仕上げられてい
る。また、面取り入れ子20のポリゴンミラー1の面取
り部7を反転する成形面20aは、溶融した樹脂の流動
に支障がない程度の面粗さに仕上げられている。固定ス
リーブ18の中心にはスプルー25が穿設され、固定側
型板12および固定側取付け板11を貫通しており、射
出成形機のノズルから溶融した樹脂が供給されるように
なっている。
【0013】図3において、可動側型板13には、可動
スリーブ22が嵌装固着されている。可動スリーブ22
の中央には、ポリゴンミラー1の裏面面取り面7A(図
2参照)を含む内側成形面を反転する成形部22aと、
さらに固定スリーブ18との間に円ゲート26を構成す
る円筒状のゲート突起22bとが凸設されている。ゲー
ト突起22bの高さは、射出条件によって決められる円
ゲート26の隙間の大きさにより設定される。また、成
形部22aとゲート突起22bとには、それぞれエジェ
クタピン21Aを挿通するための2つの孔22cと、エ
ジェクタピン21Bを挿通するための孔22dとが可動
側型板13を貫通して穿設されている。ポリゴンミラー
1を成形するキャビティ1Aは、固定スリーブ18、鏡
面入れ子19、面取り入れ子20、可動スリーブ22、
エジェクタピン21Aおよびエジュクタピン21Bによ
り形成されている。
【0014】エジェクタピン21Aとエジェクタピン2
1Bとは、上突き出し板14と下突き出し板15とに挟
持されて固着され、エジェクタピン21Aの先端は、成
形時に可動スリーブ22aの成形部22aの表面を面一
になるよう設定されている。エジェクタピン21Bは、
エジェクタピン21Aより短く設定され、成形されたポ
リゴンミラー1を可動側に残留させるアンダーカットの
機能を有している。上突き出し板14と下突き出し板1
5とは、リターンピン23を挟持しており、可動側型板
13の孔13aに摺動自在に嵌装している。さらに、可
動側型板13と上突き出し板14との間には、リターン
ピン23を囲繞して突き出しバネ24が圧縮されるよう
に付勢されて装着されている。
【0015】つぎに、上記射出成形型を用いたポリゴン
ミラーの射出成形方法について説明する。射出成形型1
0が閉塞されて、溶融した樹脂が成形機より射出される
と、樹脂は円ゲート26を通過して、キャビティ1A内
に拡散流動していく。このとき、樹脂は近距離の反射鏡
面6を反転する鏡面入れ子19の部分に先に到達するの
で、面取り入れ子20の部分には、円ゲート26から直
接流入した樹脂と鏡面入れ子19の部分を充填し余剰と
なった樹脂とが合体して充填される。樹脂の充填が完了
する寸前で、樹脂の射出圧力を下降させる。これは、キ
ャビティ1Aの末端における充填圧の立ち上がり(樹脂
の末端がキャビティの壁に当たり、流動停止させられる
ために、急に充填圧が上昇すること)を防止するためで
ある。
【0016】充填が完了し、図示を省略した温度調節機
構により、射出成形型が冷却されて、キャビティ1A内
で冷却固化した樹脂は、型開きされてポリゴンミラー1
として取り出される。樹脂が冷却固化する段階で、充填
過程におけるポリゴンミラー1の面取り部7では樹脂の
流動が円滑となるため、この面取り部7の末端に冷却固
化時の収縮応力が集中する。
【0017】本発明の実施の形態1によれば、ポリゴン
ミラーの稜線位置に面取り部を設け、射出成形型のキャ
ビティの面取り入れ子部分における樹脂の流動を円滑化
し、面取り部末端に収縮応力を集中させたことにより、
ポリゴンミラーの反射鏡面における面精度を向上させる
ことができる。また、樹脂の充填が完了する寸前で、樹
脂の射出圧力を下降させることにより、キャビティ末端
における充填圧の立ち上がりを防止するので、反射鏡面
における歪みを回避することができる。さらに、ポリゴ
ンミラーの稜線位置に面取り部を設けたことにより、ポ
リゴンミラーを回転させる時の空気の巻き込みによる騒
音回避、過電流消費の低減およびポリゴンミラーの小型
化と安全性の向上を得ることができる。
【0018】本発明の実施の形態1では、反射鏡面が4
面のポリゴンミラーについて説明したが、これに限るこ
となく、3面または5面以上の箱型回転多面鏡体をなす
ポリゴンミラーについても、本発明の実施の形態1を適
用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態2】図5〜図7は発明の実施の形態
2を示し、図5はポリゴンミラーの斜視図、図6はポリ
ゴンミラーの裏面図、図7は射出成形型の縦断面図であ
る。射出成形型の基本構成は、発明の実施の形態1と同
一のため、異なる部分のみ説明し、同一の部材には同一
の符号を付し説明を省略する。
【0020】図5において、ポリゴンミラー2は箱型回
転多面反射鏡体をなし、4つの反射鏡面8と、反射鏡面
8が互いに隣接する稜線の下部に設けた4つの面取り部
9とを備えている。ポリゴンミラー2は、回転軸Pを中
心として回転される。ポリゴンミラー2の裏面側には、
図6に示すように、表面側の面取り部9に対応する位置
に裏面面取り部9Aが形成されている。
【0021】つぎに、ポリゴンミラーの射出成形型につ
いて説明する。図7において、射出成形型30の固定ス
リーブ18の内部には、4つの鏡面入れ子31が嵌装固
着されている。鏡面入れ子31は、ポリゴンミラー2の
反射鏡面8(図5参照)を反転する成形面31aを有
し、この成形面31aは高い面精度の鏡面に仕上げられ
ている。さらに、鏡面入れ子31は、可動側に配設され
る面取り入れ子33との干渉を回避するための逃げ部3
1bを設けている。
【0022】可動側型板13には、可動スリーブ32が
嵌装固着されている。可動スリーブ32の中央には、ポ
リゴンミラー2の裏面面取り面9A(図6参照)を含む
内側成形面を反転する成形部32aと、さらに固定スリ
ーブ18との間に円ゲート26を構成する円筒状のゲー
ト突起32bとが凸設されている。さらに、可動スリー
ブ32には、面取り入れ子33が4ヶ所に埋設されてい
る。面取り入れ子33は、ポリゴンミラー2の面取り部
9を反転する成形面33aを有し、この成形面33a
は、溶融した樹脂の流動に支障がない程度の面粗さに仕
上げられている。射出成形型30のその他の構成は、発
明の実施の形態1の射出成形型10と同一である。
【0023】つぎに、上記射出成形型を用いたポリゴン
ミラーの射出成形方法について説明する。射出成形型3
0が閉塞されて、溶融した樹脂が成形機より射出される
と、樹脂は円ゲート26を通過して、キャビティ2A内
に拡散流動していく。このとき、樹脂は円ゲート26か
ら近距離の反射鏡面8を反転する鏡面入れ子31の部分
を先に流動するので、鏡面入れ子33の部分を充填し余
剰となった樹脂が面取り入れ子33の部分に最後に到達
する。また樹脂の充填が完了する寸前で、樹脂の射出圧
力を下降させる。これは、キャビティ2Aの末端たる面
取り入れ子33の部分に、オーバーフローの働きをさせ
るためである。成形されたポリゴンミラー2の面取り部
9は、オーバーフローした部分で形成されるため、面精
度は低下するが、他の面即ち反射鏡面8には、余計な圧
力が掛からなくなるので、これらの面精度は向上する。
なお、面取り部9は、光学的には不必要な部分であるた
め、面精度が低下しても支障はない。射出成形型30を
用いた射出成形方法の他の工程は、発明の実施の形態1
と同一のため説明を省略する。
【0024】本発明の実施の形態2によれば、ポリゴン
ミラーの反射鏡面が隣接する稜線の下部に面取り部を設
け、この部分にオーバ−フローの機能を持たせたことに
より、ポリゴンミラーの反射鏡面における面精度を良好
にすることができる。また、樹脂の充填が完了する寸前
で、樹脂の射出圧力を下降させることにより、キャビテ
ィ末端における充填圧の立ち上がりを防止するので、反
射鏡面における歪みを回避することができる。
【0025】発明の実施の形態1で示した変形例は、本
発明の実施の形態2においても同様に適用することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態3】本発明の実施の形態3では、ポ
リゴンミラーの射出成形型10Aは、発明の実施の形態
1の図3で示した射出成形型10の型部材である面取り
入れ子20を、キャビティ1Aを構成する他の型部材よ
りも熱伝導率の低い材料で形成して構成されている。ま
た、ポリゴンミラーの射出成形型30Aは、発明の実施
の形態2の図7で示した射出成形型30の型部材である
面取り入れ子33を、キャビティ2Aを構成する他の型
部材よりも熱伝導率の低い材料で形成して構成されてい
る。射出成形型10Aおよび射出成形型30Aのその他
の構成は、それぞれ発明の実施の形態1および2と同一
である。また、成形されるポリゴンミラー1および2に
ついても、それぞれ発明の実施の形態1の図1〜図2お
よび発明の実施の形態2の図5〜図6で示したものと同
一である。さらに、ポリゴンミラーの射出成形方法につ
いても、それぞれ発明の実施の形態1および2と同様で
ある。
【0027】上記射出成形型10Aの作用について、図
1〜図3を参照して説明する。射出成形型40の面取り
入れ子20Aを、キャビティ1Aを構成する他の型部材
すなわち鏡面入れ子19より熱伝導率の低い材料で形成
したので、この部分の蓄熱作用により、成形されるポリ
ゴンミラー1の面取り部7より、反射鏡面6の方が先に
冷却固化する。
【0028】また、上記射出成形型30Aの作用につい
て、図5〜図7を参照して説明する。射出成形型50の
面取り入れ子33Aを、キャビティ2Aを構成する他の
型部材すなわち鏡面入れ子31より熱伝導率の低い材料
で形成したので、この部分の蓄熱作用により、成形され
るポリゴンミラー2の面取り部9より、反射鏡面8の方
が先に冷却固化する。
【0029】本発明の実施の形態3によれば、発明の実
施の形態1および2の効果に加え、射出成形型の面取り
入れ子の蓄熱作用により、ポリゴンミラーの面取り部よ
り反射鏡面の方が先に冷却固化し、面精度の良好な反射
鏡面を有するポリゴンミラーを得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態4】図8〜図10は発明の実施の形
態4を示し、図8はポリゴンミラーの縦断面図、図9は
ポリゴンミラーの上面図、図10は射出成形型の縦断面
図、図11は射出成形型の型開き機構の説明図である。
【0031】図8および図9において、ポリゴンミラー
3は、箱型回転多面反射鏡体をなし、4つの反射鏡面4
を備え、上面4Aの中央には、ポリゴンミラー3を嵌装
するための機器に用いる孔4Bが形成されている。ま
た、上面4Aには、射出成形するためのピンポイントゲ
ートの注入部4Cが、反射鏡面4に近接した位置の4ヶ
所に配設されている。箱型回転多面反射鏡体をなすポリ
ゴンミラー3は、2mmの肉厚で均一に形成されるよう
に、内壁5が内側に凹設されている。内壁5の天井面5
aには、ポリゴンミラー3を取着するためのボス5Aが
3ヶ所に凸設されている。
【0032】つぎに、ポリゴンミラーの射出成形型につ
いて説明する。図10において、射出成形型40の固定
側は、射出成形機に取着される固定側取付け板41と、
冷却固化したスプルランナ部を除去する落下板42と、
ポリゴンミラー3の反射鏡面を含む外側を形成する型部
材たる固定側型板43とが、図示を省略したガイド上を
互いに接近離反できるように連設されている。また、射
出成形型40の可動側は、ポリゴンミラー3の内壁5を
形成するコアブロック48を取着する可動側型板44
と、コアブロック48の背圧を受ける可動受け板45
と、図示を省略したエジュクト機構の移動空間を確保す
るためのスペーサブロック46と、射出成形機に取着さ
れる可動側取付け板47とが積層されて固着されてい
る。
【0033】固定側取付け板41には、スプルブッシュ
49が装着され、その円筒部49aは落下板42に挿通
している。また、スプルブッシュ49の先端には、アン
ダカット部49bが形成されており、固定側型板43の
スプルランナ50内に突出し、冷却固化後のスプルラン
ナ部を保持するようになっている。さらに、スプルブッ
シュ49の中央には、スプル孔49cが穿設され、溶融
した樹脂を供給することができる。固定側型板43の表
面側には、ポリゴンミラー3の外側たる反射鏡面4およ
び上面4Aを反転する成形面43a、43bが凹設され
ている。反射鏡面4を反転する成形面43aは、高い面
精度の鏡面に仕上げられている。また、固定側型板43
の裏面側には、スプルランナ50が刻設され、ポリゴン
ミラー3の注入部4Cに対応する位置に、4つのピンポ
イントゲート51が穿設されている。さらに、固定側型
板43の成形面43aに近接した部分を周回して、温調
孔52が穿設され、射出成形型40の外部に設けた第1
の温度調節装置に接続されている。また、温調孔52の
近傍には、温度センサ54が配設されており、第1の温
度調節装置に接続して、固定側型板43の温度を制御す
るようになっている。
【0034】ここで、射出成形型40の型開き機構につ
いて説明する。落下板42と固定側型板43との間に
は、図11に示すように、スプリング55と開き量制限
ボルト56とが数箇所に配設されており、図11の射出
成形型40が閉塞状態より開放状態に移行するとき、ス
プリング55の弾発力により落下板42と固定側型板4
3との間が最初に開放され、冷却固化したスプルランナ
部がピンポイントゲート部とともに排出されるように構
成されている。また、固定側型板43と可動型型板44
とは、引っ張りリンク57により連結され、引っ張りリ
ンク57は回動軸58により固定側型板43に枢着さ
れ、可動側型板44に螺着された引っ張り軸59とは長
孔57aにて摺動するように構成されている。
【0035】図10において、可動側型板44は、中央
にコアブロック48を取着し、コアブロック48の成形
面48aは、ポリゴンミラー3の内壁5を反転するよう
に仕上げられている。コアブロック48の上面には、ポ
リゴンミラー3の孔4Bを形成する円柱部48bを凸設
し、その周囲にはボス5Aを形成する凹部48cを3ヶ
所に刻設している。また、コアブロック48の内部に
は、温調孔60が成形面48aに近接するように穿設さ
れ、射出成形型40の外部に設けた第2の温度調節装置
に連結されている。また、温調孔60の近傍には、温度
センサ61が配設されており、第2の温度調節装置に接
続して、コアブロック48の温度を制御するようになっ
ている。さらにコアブロック48には、図示を省略した
エジュクタピンが挿通され、スペーサブロック46の間
に配設されたエジェクト機構(図示省略)により、成形
されたポリゴンミラー3が、コアブロック46より排出
されるようになっている。固定側型板43と、可動側型
板44と、コアブロック48とによりポリゴンミラー3
のキャビティ3Aが形成される。固定側型板43とコア
ブロック48との隙間は、一様に3mmに樹脂の収縮量
を見込んだ値に設定されている。
【0036】上記射出成形型を用いたポリゴンミラーの
射出成形方法について説明する。まず、固定側型板43
の温度とコアブロック48の温度とは、それぞれ前記第
1の温度調節装置と第2の温度調節装置とにより制御さ
れ、成形されたポリゴンミラー3がコアブロック48か
ら離脱する直前で、固定側型板44の温度が、コアブロ
ック48の温度より1℃以内で低くなるように設定され
る。射出成形型40が閉塞されて、溶融した樹脂が成形
機より射出されると、樹脂はスプルランナ50およびピ
ンポイントゲート51を通過して、キャビティ3A内に
拡散流動していく。キャビティ3Aに樹脂が充填完了さ
れると、射出圧力は保圧に切り換えられる。保圧は、ポ
リゴンミラー3にヒケが発生しない最低限度の圧力(ヒ
ケ限界圧)に保持される。ヒケ限界圧に保持されたま
ま、樹脂は冷却固化していくが、コアブロック48の温
度より固定側型板44の温度が、1℃以内で低温に保持
されているので、ポリゴンミラー3の外側が若干早く冷
却するために、樹脂の収縮によるヒケは、内側にのみ発
生する。もし、この温度差が1℃を超えると、ポリゴン
ミラー3に反りが発生するので、1℃以内に制御するこ
とが重要である。
【0037】樹脂の冷却固化が完了すると、射出成形型
40の可動側が後退し型開きが行われる。まず、落下板
42と固定側型板43とが、スプリング55の弾発力に
より離間し、開き量制限ボルト56の頭部56aが座繰
り孔42aの壁に当接する距離L1 (図11参照)だけ
移動して停止する。これにより、固化したスプルランナ
部と一体化したピンポイントゲート部の先端部が切断さ
れる。さらに、固定側型板43と可動側型板44とが離
間して、ポリゴンミラー1がコアブロック48に付着し
た状態で可動側が後退し、引っ張り軸59が引っ張りリ
ンク57の長孔57aに当接する距離L2 (図11参
照)を移動すると、可動側の後退により引っ張りリンク
57および開き量制限ボルトの連結作用により、落下板
42が引っ張られ、スプルブッシュ49のアンダーカッ
ト部49bに保持されているスプルランナ部およびピン
ポイントゲート部を排出落下させる。さらに図示を省略
したエジェクト機構が作用して、ポリゴンミラー3をコ
アブロック48から排出させる。
【0038】本発明の実施の形態4によれば、ポリゴン
ミラーの内側にのみヒケが発生するようにしたので、反
射鏡面の面精度が良好な箱型回転多面反射鏡体をなすポ
リゴンミラーを得ることができる。また、ポリゴンミラ
ーの外側と内側との肉厚を均一にしたので、冷却固化時
の収縮量が一定となり、反射鏡面の面精度の確保が容易
となっている。
【0039】
【発明の実施の形態5】図12は発明の実施の形態5を
示し、射出成形型の要部を示す縦断面図である。本発明
の実施の形態5の基本構成は、発明の実施の形態4と同
一なので、異なる部分のみ示し、同一の部材には同一の
符号を付し図と説明を省略する。
【0040】図12において、射出成形金型70の可動
側型板44の中央には、コアブロック48Aが取着され
ている。コアブロック48Aの外形形状は、発明の実施
の形態4のコアブロック48と同様に形成され、成形面
48aおよび円柱部48bは同一であるが、凹部48c
に替えて、貫通孔71を3ヶ所に穿設し、コアブロック
48Aの材料より熱伝導率の高い材料からなる凸ピン7
2を嵌装している。凸ピン72の先端には、ポリゴンミ
ラー3のボス5Aの高さに相当する段部を設け、中央に
凸部72aを形成している。この凸部72aにより、ボ
ス5Aの中央のに凹部を形成することとなる。射出成形
型70の他の構成は、射出成形型40と同一である。
【0041】上記射出成形金型70を用いたポリゴンミ
ラーの射出成形方法は、発明の実施の形態4と同様であ
り、同様の作用を得ることができる。また、凸ピン72
を設け、熱伝導率の高い材料で形成したので、射出成形
時に発生するガスが抜け易く、ボス5Aの部分の冷却作
用を早め、ヒケを防止している。
【0042】本発明の実施の形態5によれば、発明の実
施の形態4の効果に加え、ポリゴンミラーを取着する機
器(たとえばモータなど)の回転軸に対する取付け精度
を高めることができる。
【0043】
【発明の実施の形態6】図13は発明の実施の形態6を
示し、射出成形型の要部を示す縦断面図である。本発明
の実施の形態6の基本構成は、発明の実施の形態4と同
一なので、異なる部分のみ示し、同一の部材には同一の
符号を付し図と説明を省略する。
【0044】図13において、射出成形金型80の可動
側型板44Aの中央には、コアブロック48Bが取着さ
れている。コアブロック48Bの外形形状は、発明の実
施の形態4のコアブロック48と同様に形成され、円柱
部48bおよび凹部48cは同一であるが、成形面48
aの下部を一部変更し、垂直部48dを、コアブロック
48Bの全周に設けている。この結果、ポリゴンミラー
3のキャビティ3Aの隙間は均一にならず、キャビティ
厚肉部3Bが形成される。この結果、ポリゴンミラー3
の末端部3a(図8参照)も厚肉となる。射出成形型8
0の他の構成は、射出成形型40と同一である。
【0045】上記射出成形金型80を用いたポリゴンミ
ラーの射出成形方法は、発明の実施の形態4と同様であ
り、同様の作用を得ることができる。これに加え、キャ
ビティ厚肉部3Bを設けたことにより、射出成形の際に
樹脂の末端で発生する圧力の立ち上がりを緩和する。
【0046】本発明の実施の形態6によれば、発明の実
施の形態4の効果に加え、射出成形する際の樹脂の末端
で発生する圧力の立ち上がりを緩和するので、これに起
因するポリゴンミラー3の末端部3aの部分的な面精度
の劣化を回避することができる。
【0047】本発明は、下記の発明を含むものとする。 (1) 複数の反射鏡面を備えて箱型回転多面鏡体をな
すポリゴンミラーにおいて、前記複数の反射鏡面を備え
た箱型回転多面鏡体の肉厚を1〜3mmの均一にして形
成したことを特徴とするポリゴンミラー。箱型回転多面
鏡体の肉厚を1〜3mmの均一にして、ポリゴンミラー
を形成することにより、射出成形後の樹脂が冷却固化す
るとき、均一に収縮するので、反射鏡面の面精度の確保
を容易にすることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、射出成形
時に溶融した樹脂の先端がキャビティ内を流動すると
き、面取り部を円滑に通過するので、樹脂の冷却固化す
るときの歪みを少なくし、面精度の良好な反射鏡面を有
するポリゴンミラーを得ることができる。請求項2に係
る発明によれば、キャビティ末端における樹指圧の立ち
上がりを防止するので、歪みのない面精度の良好な反射
鏡面を有するポリゴンミラーを得ることができる。請求
項3に係る発明によれば、溶融した樹脂はキャビティの
中心に位置する円ゲートから均等の速度でキャビティ内
を拡散流動し、最後に最遠の面取り部の末端に到達する
ので、歪みをこの部分で吸収し、歪みのない面精度の良
好な反射鏡面を有するポリゴンミラーを得ることができ
る。請求項4に係る発明によれば、成形されたポリゴン
ミラーの内側にのみヒケを誘発するので、外側にはヒケ
がなく、歪みのない面精度の良好な反射鏡面を有するポ
リゴンミラーを得ることができる。請求項5に係る発明
によれば、ピンポイントゲートから射出された樹脂はそ
れぞれの反射鏡面を先に充填するように拡散流動させる
とともに、ポリゴンミラーの反射鏡面を形成する型部材
の温度を、ポリゴンミラーの内側を形成するコアブロッ
クの温度より1℃以内の低温に保持するように制御する
ので、歪みのない面精度の良好な反射鏡面を有するポリ
ゴンミラーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1のポリゴンミラーの斜視図
である。
【図2】発明の実施の形態1のポリゴンミラーの裏面図
である。
【図3】発明の実施の形態1の射出成形型の縦断面図で
ある。
【図4】発明の実施の形態1の射出成形型の固定側の表
面図である。
【図5】発明の実施の形態2のポリゴンミラーの斜視図
である。
【図6】発明の実施の形態2のポリゴンミラーの裏面図
である。
【図7】発明の実施の形態2の射出成形型の縦断面図で
ある。
【図8】発明の実施の形態4のポリゴンミラーの縦断面
図である。
【図9】発明の実施の形態4のポリゴンミラーの上面図
である。
【図10】発明の実施の形態4の射出成形型の縦断面図
である。
【図11】発明の実施の形態4の射出成形型の型開き機
構の説明図である。
【図12】発明の実施の形態5の射出成形型の要部を示
す縦断面図である。
【図13】発明の実施の形態6の射出成形型の要部を示
す縦断面図である。
【図14】従来技術のポリゴンミラーの斜視図である。
【符号の説明】
1 ポリゴンミラー 6 反射鏡面 7 面取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G02B 26/10 102 G02B 26/10 102 B29L 11:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の反射鏡面を備えて箱型回転多面鏡
    体をなすポリゴンミラーにおいて、 前記複数の反射鏡面が互いに隣接する稜線位置に、面取
    り部を設けたことを特徴とするポリゴンミラー。
  2. 【請求項2】 複数の反射鏡面が互いに隣接する稜線位
    置に面取り部を設けたポリゴンミラーの射出成形方法に
    おいて、 ポリゴンミラーを形成するキャビティの中心から樹脂を
    射出し、射出された樹脂が前記キャビティに充填完了す
    る時点で、充填圧力を降下させることを特徴とするポリ
    ゴンミラーの射出成形方法。
  3. 【請求項3】 複数の反射鏡面が互いに隣接する稜線位
    置に面取り部を設けたポリゴンミラーの射出成形型にお
    いて、 ポリゴンミラーを形成するキャビティを、前記複数の反
    射鏡面を形成する複数の鏡面入れ子と、前記面取り部を
    形成する複数の面取り入れ子と、前記キャビティの中心
    から樹脂を射出する円ゲートとを備えて構成したことを
    特徴とするポリゴンミラーの射出成形型。
  4. 【請求項4】 複数の反射鏡面を備えて箱型回転多面鏡
    体をなすポリゴンミラーの射出成形方法において、 成形時の保圧をヒケ限界圧以下に設定し、温度センサの
    モニタにより成形品を取り出す際には、ポリゴンミラー
    の各反射鏡面を形成する型部材の温度を、その内側を形
    成するコアブロックの温度より1℃以内の低温に保持す
    ることを特徴とするポリゴンミラーの射出成形方法。
  5. 【請求項5】 複数の反射鏡面を備えて箱型回転多面鏡
    体をなすポリゴンミラーの射出成形型において、 ポリゴンミラーの各反射面を形成する型部材の面に接近
    した位置にそれぞれピンポイントゲートを配設するとと
    もに、ポリゴンミラーの各反射鏡面を形成する型部材と
    ポリゴンミラーの内側を形成するコアブロックとに、温
    度調節機構と温度センサとをそれぞれ別途に設けて、そ
    れぞれの温度を制御するように構成したことを特徴とす
    るポリゴンミラーの射出成形型。
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