JPH10183023A - 室内汚染対策用塗料 - Google Patents

室内汚染対策用塗料

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Publication number
JPH10183023A
JPH10183023A JP29659297A JP29659297A JPH10183023A JP H10183023 A JPH10183023 A JP H10183023A JP 29659297 A JP29659297 A JP 29659297A JP 29659297 A JP29659297 A JP 29659297A JP H10183023 A JPH10183023 A JP H10183023A
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JP
Japan
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parts
weight
group
paint
hydrazide
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Pending
Application number
JP29659297A
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English (en)
Inventor
Masami Sugishima
正見 杉島
Tadahiro Nakao
忠広 中尾
Nobuhito Hirata
信人 平田
Nobushige Numa
伸茂 奴間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内の床、壁面、天井などに使用される合板や
ビニル壁紙から揮散するホルマリンや可塑剤類などの有
害物を遮断、又は吸収する塗膜を形成しうる室内汚染対
策用塗料を提供する。 【解決手段】カルボニル基含有共重合体エマルション
に、架橋剤として1分子中に少なくとも2個以上のヒド
ラジド基又はセミカルバジド基を有するヒドラジン誘導
体を、カルボニル基1モルに対してヒドラジド基又はセ
ミカルバジド基が0.4〜3モルとなる割合で配合して
樹脂主成分とし、さらに顔料分として活性アルミナ、活
性白土、及びゼオライトから選ばれる少なくとも1種以
上を樹脂固形分100重量部に対して10〜300重量
部配合する。さらに平均粒子径が500nm以下で光触
媒活性を有する無機酸化物を、樹脂固形分100重量部
に対して10〜300重量部配合してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の床、壁面、
天井などに使用される合板やビニル壁紙に塗布し、これ
らから揮散するホルマリンや可塑剤類などの有害物を遮
断、又は吸収する塗膜を形成しうる室内汚染対策用塗料
に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】現在、国内の建築仕上げにお
いて、乾式工法の占める比率は極めて高い。特に室内の
床・壁面、天井においては、石膏ボ−ド、合板やパ−テ
ィクルボ−ド、ビニル壁紙、塩化ビニル床材等を内装材
として用いた仕上げが殆どと言っても過言ではない。こ
れらは、生産コストが安く、しかも施工しやすいので、
経済効率がよい。しかしながら、これらを内装材とする
仕上げでは、通常、合板の接着剤部分に含まれるホルマ
リン(ホルムアルデヒド)やビニル材に含まれる可塑剤
(DOP、TCP、DOA等)・難燃剤(TCEP等)
などの有害物が室内に揮散する。近年、住宅の密閉性向
上に伴ない、これら有害物の居住空間における濃度が非
常に高まって、人体への悪影響の問題が生じてきてお
り、例えばアトピ−、アレルギ−や発ガン性との関連も
指摘されるようになってきている。その上、ビニル壁紙
や塩化ビニル床材などは、張り替え後の旧品廃棄時に環
境汚染の問題があり、事態を深刻にしている。
【0003】上記の問題に対して、本出願人は先に、ビ
ニル壁紙の廃却の問題を軽減すべく、ビニル壁紙改修用
水性塗料を用いることを提案した(特開平8−4138
3号公報)。これによれば、ビニル壁紙が経年で色あせ
たりタバコのヤニ等による染みが生じた際に、該ビニル
壁紙上に該塗料を塗装することで、従来困難とされてい
たビニル壁紙の改装が可能となり、またビニル壁紙から
の可塑剤揮散を抑制する効果も得られた。しかしながら
ホルマリンなどの有害物揮散の抑制効果は不十分であ
り、これらによる室内汚染を防止する方策の開発が望ま
れていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、特定の架橋型エマルシ
ョン樹脂及び顔料を配合してなる塗料による塗膜がホル
マリンや可塑剤などの有害物を遮断、又は吸収する効果
が高いことを見出し本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、カルボニル基含有共重
合体エマルションに、架橋剤として1分子中に少なくと
も2個以上のヒドラジド基又はセミカルバジド基を有す
るヒドラジン誘導体を、カルボニル基1モルに対してヒ
ドラジド基又はセミカルバジド基が0.4〜3モルとな
る割合で配合して樹脂主成分とし、さらに顔料分として
活性アルミナ、活性白土、及びゼオライトから選ばれる
少なくとも1種以上を樹脂固形分100重量部に対して
10〜300重量部配合することを特徴とする室内汚染
対策用塗料を提供するものであり、該塗料を、床、壁
面、天井に適用される内装材表面に塗装してなるもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においては、ビヒクル成分
として、カルボニル基含有共重合体エマルションの樹脂
とヒドラジン誘導体とを必須に含有する。
【0007】上記カルボニル基含有共重合体エマルショ
ンとしては、エマルション粒子を形成する共重合体のモ
ノマ−成分としてカルボニル基含有α,β−エチレン性
不飽和モノマ−をモノマ−組成中0.1〜30重量%含
有するものが好ましく、例えば、(a)カルボニル基含
有α,β−エチレン性不飽和モノマ−0.1〜30重量
%、好ましくは2〜20重量%、(b)モノマ−(a)
と共重合可能な水溶性エチレン性不飽和モノマ−0〜1
0重量%、好ましくは0〜3重量%、及び(c)その他
のエチレン性不飽和モノマ−を60〜99.9重量%、
好ましくは77〜98重量%含有するモノマ−混合物
を、乳化剤の存在下で乳化重合させることにより得られ
る共重合体エマルションが好適に使用できる。
【0008】上記モノマ−(a)としては、例えばアク
ロレイン、ダイアセトンアクリルアミド、ダイアセトン
メタクリルアミド、アセトアセトキシエチルメタクリレ
−ト、ホルミルスチロ−ル、4〜7個の炭素原子を有す
るビニルアルキルケトン(例えばビニルメチルケトン、
ビニルエチルケトン、ビニルブチルケトン)等が挙げら
れる。このうち特にダイアセトンアクリルアミド、ダイ
アセトンメタクリルアミドが好適である。
【0009】上記モノマ−(b)は、モノマ−(a)と
共重合可能であり、そのままで又は、中和もしくは4級
塩化によって強い親水性を示すモノマ−であって、アニ
オン性、カチオン性、ノニオン性のいずれのモノマ−で
あってもよい。
【0010】モノマ−(b)としては、アニオン系で
は、例えば(メタ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン
酸、β−カルボキシエチルアクリレ−ト、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリルスルホ
ン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム塩、スルホエチル
メタクリレ−ト及びそのナトリウム塩やアンモニウム塩
など;カチオン系では、例えば(メタ)アクリルアミ
ド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、さらにグ
リシジル(メタ)アクリレ−トとアミン類との付加物な
ど;ノニオン系ではポリオキシエチレン鎖を有する(メ
タ)アクリレ−トなどが挙げられる。
【0011】上記モノマ−(c)としては、例えばメチ
ル(メタ)アクリレ−ト、エチル(メタ)アクリレ−
ト、プロピル(メタ)アクリレ−ト、ブチル(メタ)ア
クリレ−ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、ラウリル
(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル(メタ)アクリレ
−トなどの(メタ)アクリル酸の炭素数1〜24個のア
ルキル又はシクロアルキルエステル;2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレ−トなどの(メタ)アクリル酸の炭素数2
〜8個のヒドロキシアルキルエステル;スチレン、ビニ
ルトルエンなどのビニル芳香族化合物;N−ビニルピロ
リドン、エチレン、ブタジエン、クロロプレン、プロピ
オン酸ビニル、酢酸ビニル、(メタ)アクリロニトリル
などが挙げられ、これらは所望の性能に応じて適宜使用
される。
【0012】上記共重合体は、ガラス転移温度(Tg)
が−5〜70℃、好ましくは0〜50℃の範囲内である
ことが適当である。
【0013】上記共重合体エマルションは、公知の方法
にて得ることができる。例えば乳化剤の存在下で、上記
モノマ−成分を乳化重合させることで容易に得られる。
乳化剤としては、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界
面活性剤などが挙げられ、該乳化剤の1種又は2種以上
の存在下で重合開始剤を使用して乳化重合することがで
きる。乳化重合以外にも公知の懸濁重合などを採用して
もよい。
【0014】本発明において1分子中に少なくとも2個
以上のヒドラジド基又はセミカルバジド基を有するヒド
ラジン誘導体としては、例えば蓚酸ジヒドラジド、マロ
ン酸ジヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、こはく酸
ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジ
ヒドラジド等の2〜18個の炭素原子を有する飽和脂肪
族カルボン酸ジヒドラジド;マレイン酸ジヒドラジド、
フマル酸ジヒドラジド、イタコン酸ジヒドラジド等のモ
ノオレフィン性不飽和ジカルボン酸ジヒドラジド;フタ
ル酸、テレフタル酸またはイソフタル酸ジヒドラジド、
ならびにピロメリット酸のジヒドラジド、トリヒドラジ
ドまたはテトラヒドラジド;ニトリロトリ酢酸トリヒド
ラジド、クエン酸トリヒドラジド、1,2,4−ベンゼ
ントリヒドラジド、エチレンジアミンテトラ酢酸テトラ
ヒドラジド、1,4,5,8−ナフトエ酸テトラヒドラ
ジド、カルボン酸低級アルキルエステル基を有する低重
合体をヒドラジンまたはヒドラジン水化物(ヒドラジン
ヒドラ−ド)と反応させてなるポリヒドラジド(特公昭
52−22878号参照);炭酸ジヒドラジド、ビスセ
ミカルバジド;ヘキサメチレンジイソシアネ−トやイソ
ホロンジイソシアネ−ト等のジイソシアネ−ト及びそれ
より誘導されるポリイソシアネ−ト化合物にジヒドラジ
ン化合物や上記例示のジヒドラジドを過剰に反応させて
得られる多官能セミカルバジド、該ポリイソシアネ−ト
化合物とポリエ−テルポリオ−ル類やポリエチレングリ
コ−ルモノアルキルエ−テル類等の親水性基を含む活性
水素化合物との反応物中のイソシアネ−ト基に上記例示
のジヒドラジドを過剰に反応させて得られる水系多官能
セミカルバジド、或いは該多官能セミカルバジドと水系
多官能セミカルバジドとの混合物(特開平8−1513
58号、特開平8−245878号参照)等が挙げられ
る。
【0015】上記ヒドラジン誘導体は、疎水性が強すぎ
ると水分散化が困難となり、均一な架橋塗膜が得られな
いことから適度な親水性を有する化合物を使用すること
が好適である。例えば、アジピン酸ジヒドラジド、こは
く酸ジヒドラジドなどのジカルボン酸のジヒドラジドや
水系多官能セミカルバジドが挙げられ、またホルマリン
等の遮断・吸収の面からは多官能であることが望ましく
トリヒドラジドやテトラヒドラジドが挙げられ、特に相
溶性の点からはクエン酸トリヒドラジドが好適である。
【0016】該ヒドラジン誘導体は、上記共重合体エマ
ルション中に含まれるカルボニル基の1モルに対してヒ
ドラジン誘導体中のヒドラジド基又はセミカルバジド基
が0.4〜3モル、好ましくは0.4〜2モルとなるよ
うに配合される。0.4モルより少ないと、得られる塗
膜のホルマリン透過性が大きくなるので好ましくない。
【0017】本発明のビヒクル成分としては、上記共重
合体エマルション及びヒドラジン誘導体を含有する樹脂
分散液のみでもよいし、さらにこのものに従来塗料分野
で使用されている、公知のエマルション、例えば酢酸ビ
ニルエマルション、アクリル樹脂エマルション、酢ビ−
アクリルエマルション、エチレン−酢ビエマルション、
エポキシ樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルショ
ン、アルキド樹脂エマルションなどを固形分量で全ビヒ
クル成分中に占める割合が50重量%以下となる量配合
したものであってもよい。
【0018】本発明では顔料分として、活性アルミナ、
活性白土、及びゼオライトから選ばれる少なくとも1種
以上を樹脂固形分100重量部に対して10〜300重
量部、好ましくは50〜200重量部配合してなる。
【0019】活性アルミナ及び活性白土は、いずれも大
きな吸着能を有する多孔質構造を持った化合物であっ
て、工業的には油脂及び石油鉱物油の脱色精製などに用
いられている。
【0020】活性アルミナは、ジプサイト、べ−マイ
ト、バイヤライト、無定形水和ゲルなどのアルミナ水和
物を適当な温度、通常200〜1,000℃で焼成して
得られる細孔構造を有する中間アルミナ(遷移アルミ
ナ)である。活性アルミナはガンマ−アルミナとも称さ
れる。市販品として、住友化学(株)製の活性アルミナ
KC−501、同KC−503などが挙げられる。
【0021】活性白土は、モンモリロナイト族の粘土鉱
物と可溶性ケイ酸とを主成分とする粘土の1種である酸
性白土を酸で処理し、塩基性成分の一部を溶出させたも
のである。市販品としては、日本活性白土(株)製の活
性白土、水澤化学(株)製のGalleon Eart
h NVなどが挙げられる。
【0022】ゼオライトには、含水アルミノケイ酸塩を
主成分とした天然ゼオライトと、Na2 O・Al2 3
・xSiO2 ・yH2 Oを主成分とした合成ゼオライト
がある。合成ゼオライトはパ−ムチットとも呼ばれ、炭
酸ナトリウム、シリカ、アルミナ又はカオリンを共融す
る乾式法、又はケイ酸ナトリウムとアルミン酸ナトリウ
ムを合わせてゲルを沈澱させる湿式法によって製造され
る。天然ゼオライト、合成ゼオライトのいずれもイオン
交換能を有し、脱水しても結晶構造が変化せず、脱水し
た後に分子サイズの細孔が得られ、大きい吸着能を有す
る。また水熱合成によりアルミノケイ酸ナトリウムゲル
を結晶化し脱水した後に一定サイズの細孔が得られる、
モレキュラ−シ−ブ等も本発明において有効である。
【0023】上記顔料分として、さらにケイ藻土を併用
してもよい。ケイ藻土は、二酸化ケイ素水和物で多孔質
構造を有するため液体をよく吸収する性質がある。非塗
料用途では、農薬、ろ過剤、研磨剤などに利用されてい
る。塗料用途では増量剤、艶消し剤として使用されてい
る。市販品としては、昭和化学工業(株)製のラジオラ
イトF、ラジオライトF・Oなどが挙げられる。
【0024】また、本発明組成物には、抗菌性付与、遮
断性向上の点から、光触媒活性を有する無機酸化物を樹
脂固形分100重量部に対して10〜300重量部、好
ましくは50〜200重量部配合することができる。該
配合量が10重量部未満では、抗菌性や遮断性向上が十
分に得られず、300重量部を越えると塗膜物性が低下
するので望ましくない。
【0025】光触媒活性を有する無機酸化物は、バンド
・ギャップを有する半導体粒子であり、そのバンド・ギ
ャップ以上のエネルギ−を持つ光(例えば太陽光や人工
照明光の紫外線)が照射されると光励起により生成した
電子と正孔が半導体粒子表面に移動し、その強い酸化能
力によってこれに接する細菌やホルマリンなどを分解す
る機能を発揮するものである。該無機酸化物として、具
体的には、例えばTiO2 、RuO2 、CoO、Ce2
3 、Cr2 3 、Rh2 3 、V2 5 、ZnOなど
が挙げられ、特に安全性、経済性の点からTiO2 、Z
nOが好適である。TiO2 なる酸化チタンには正方晶
系に属するルチル型、アナタ−ゼ型と、斜方晶系に属す
るブルッカイト型の3種類の結晶型があるが、光触媒活
性を有する酸化チタンとしてはアナタ−ゼ型の酸化チタ
ンである。
【0026】光触媒活性を有する無機酸化物は、平均粒
子径が500nm以下、好ましくは3〜300nmであ
る。該粒子径が500nmを越えると、光触媒活性、分
散性が低下し、また貯蔵安定性が低下するので好ましく
ない。
【0027】上記無機酸化物は、さらに光触媒活性を高
めるため該無機酸化物表面に、Fe、Mo、Ru、O
s、Re、V、Rh、Ag、Cu、Znなどの金属成分
を酸化物或いは金属イオンの形で担持せしめることがで
き、このうち抗菌性付与の点から、Ag、Cu及びZn
から選ばれる少なくとも1種の抗菌性金属成分を担持せ
しめることが好適である。これら金属成分の担持方法と
しては、従来公知の方法が採用でき、例えばAgの担持
では酸化銀をアンモニア水で溶解して銀のアミン錯塩水
溶液とし、この中に該無機酸化物を入れ撹拌した後、濾
過残渣物を150℃で48時間加熱乾燥して得るなどが
適当である。
【0028】光触媒活性を有する無機酸化物の配合は、
例えば塗料中に該無機酸化物の粉末を直接混入した後、
ディスパ−、サンドミル、シェ−カ−等の撹拌機で分散
してもよいが、前記樹脂成分に混合し、適度な粘度(5
0〜100KU)を有する中で分散してペ−ストとして
から塗料化するのが望ましい。
【0029】また光触媒活性を有する無機酸化物の粉末
をコロイド粒子としてなる溶液として配合してもよい。
無機酸化物コロイド溶液として配合すると、上記のよう
な分散工程が不要でしかも粉末がより微細な状態で水性
ポリッシュ中に配合できるので、光触媒活性や抗菌性の
点から好適である。無機酸化物コロイド溶液としては、
例えば、特開平6−80527号公報、特開平7−33
616号公報などに開示されており、TiO2 単一酸化
物のコロイド粒子やSiO2 ・Al2 3 ・TiO2
どの複合酸化物のコロイド粒子が挙げられる。これらは
前述の抗菌性金属成分をコロイド粒子表面に付着、或い
は無機酸化物と混合した形でコロイド粒子とすることが
できる。
【0030】さらに顔料分として、必要に応じて、例え
ば酸化チタン、カ−ボンブラック、ベンガラ、フタロシ
アニンブル−などの着色顔料、炭酸カルシウム、タル
ク、マイカ、クレ−、ケイ砂、パライトなどの体質顔料
や骨材等を、適宜選択して配合してもよい。
【0031】上記顔料分全体としては、塗料中の全固形
分に占める全顔料(活性アルミナ、活性白土、ゼオライ
ト、ケイ藻土、光触媒活性を有する無機酸化物を含む)
の体積割合(PVC)が15〜70%、好ましくは20
〜60%となるよう配合されるのが塗膜の緻密性、遮断
性の点から望ましい。
【0032】本発明塗料には、さらに必要に応じて界面
活性剤、分散剤、消泡剤、増粘剤、造膜助剤、防腐剤、
凍結防止剤、有機溶剤などの塗料用添加剤を配合するこ
とができる。
【0033】本発明塗料を製造する方法は特別なもので
はなく、それ自体公知の方法で行うことができる。前記
共重合体エマルションに架橋剤、顔料分、必要に応じて
溶剤や塗料用添加剤を加え、攪拌機等の公知の手段で均
一に分散せしめることによって行うことができる。
【0034】本発明では、床、壁面、天井に適用される
内装材表面に、特に室内汚染物質を揮発する内装材表面
に、上記の通り得られる室内汚染対策用塗料を塗装して
室内汚染を防止するものである。
【0035】室内の床・壁面、天井に適用される内装材
としては、石膏ボ−ド、合板やパ−ティクルボ−ド、ビ
ニル壁紙、塩化ビニル床材等が挙げられる。これらは、
例えば合板の接着剤部分に含まれるホルマリン(ホルム
アルデヒド)やビニル材に含まれる可塑剤(DOP、T
CP、DOA等)・難燃剤(TCEP等)などの室内汚
染物質を揮発するものである。
【0036】上記室内汚染対策用塗料は、これらの室内
汚染物質を揮発する内装材表面に、通常、約0.1〜
0.5kg/m2 の範囲内の塗布量(乾燥塗布量では約
50〜250g/m2 )で塗装されることが望ましい。
【0037】上記塗装は随時行うことができるが、ホル
マリンの揮発量は新築時が一番多いので、例えば新築後
通気を確保の上で揮発分を放出させておき、入居直前に
合板表面あるいは合板上に貼り付けられたビニル壁紙の
上などに上記塗料を塗装する、などの仕様が適当であ
る。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。尚、「部」及び「%」は特に断りのない限り
重量基準によるものとする。
【0039】共重合体エマルションの製造 製造例1 容量2リットルの4つ口フラスコに脱イオン水232
部、Newcol 707SF(日本乳化剤社製、ポリ
オキシエチレン鎖を有するアニオン性界面活性剤、不揮
発分30%)2.3部を加え、窒素置換後、80℃に保
った。この中に過硫酸アンモニウム0.7部を添加し、
添加15分後から下記組成をエマルション化してなるプ
レエマルションを3時間かけて滴下した。
【0040】 脱イオン水 338 部 ダイアセトンアクリルアミド 32 部 アクリル酸 2.6部 スチレン 97 部 メチルメタクリレ−ト 260 部 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 101 部 n−ブチルアクリレ−ト 150 部 Newcol 707SF 62 部 過硫酸アンモニウム 1.2部 滴下終了時から30分間経過後、0.7部の過硫酸アン
モニウムを7部の脱イオン水に溶解させた溶液7.7部
を滴下開始し、30分間かけて滴下終了した。これをさ
らに2時間80℃に保持した後、45℃に降温した。次
いでアンモニア水でpH8.5に調整し、固形分50%
の共重合体エマルション(1)を得た。製造例2容量2
リットルの4つ口フラスコに脱イオン水242部、Ne
wcol 707SF 2.4部を加え、窒素置換後、
80℃に保った。この中に過硫酸アンモニウム0.7部
を添加し、添加15分後から下記組成をエマルション化
してなるプレエマルションを3時間かけて滴下した。
【0041】 脱イオン水 352 部 ダイアセトンアクリルアミド 13 部 アクリル酸 3.0部 スチレン 268 部 メチルメタクリレ−ト 185 部 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 201 部 Newcol 707SF 64.5部 過硫酸アンモニウム 1.3部 滴下終了時から30分間経過後、0.7部の過硫酸アン
モニウムを7部の脱イオン水に溶解させた溶液7.7部
を滴下開始し、30分間かけて滴下終了した。これをさ
らに2時間80℃に保持した後、45℃に降温した。次
いでアンモニア水でpH8.5に調整し、固形分50%
の共重合体エマルション(2)を得た。製造例3容量2
リットルの4つ口フラスコに脱イオン水242部、Ne
wcol 707SF 2.4部を加え、窒素置換後、
80℃に保った。この中に過硫酸アンモニウム0.7部
を添加し、添加15分後から下記組成をエマルション化
してなるプレエマルションを3時間かけて滴下した。
【0042】 脱イオン水 352 部 Newcol 707SF 62.5部 メチルメタクリレ−ト 201 部 スチレン 134 部 n−ブチルアクリレ−ト 321 部 アクリル酸 13.4部 過硫酸アンモニウム 1.3部 滴下終了時から30分間経過後、0.7部の過硫酸アン
モニウムを7部の脱イオン水に溶解させた溶液7.7部
を滴下開始し、30分間かけて滴下終了した。これをさ
らに2時間80℃に保持した後、45℃に降温した。次
いでアンモニア水でpH9に調整し、固形分50%の共
重合体エマルション(3)を得た。
【0043】顔料ペ−ストの作成 0.5リットルのステンレス容器に下記組成を配合し、
攪拌機にて20〜40分間攪拌して顔料ペ−スト(1)
を作成した。
【0044】 上水 100部 プロピレングリコ−ル 5部 ノプコスパ−ス44C (サンノプコ社製、顔料分散剤) 2部 SNデフォ−マ−364 (サンノプコ社製、消泡剤) 2部 フジケミHEC KF-100(フジケミカル社製、増粘剤) 1部 活性アルミナ KC-503(住友化学社製、吸着性顔料) 50部 チタン白 JR-600A (テイカ社製、ルチル型酸化チタン)140部 炭酸カルシウム 80部 また上記顔料ペ−スト(1)の組成において、「活性ア
ルミナ KC-503」50部の代わりに活性白土(日本活性
白土社製)50部、或いはゼオライト50部を用いる以
外は同様にして顔料ペ−スト(2)及び顔料ペ−スト
(3)を夫々作成した。また、上記顔料ペ−スト(1)
の組成において、「活性アルミナ KC-503」50部の代
わりにクレ−50部を用いる以外は同様にして顔料ペ−
スト(4)を夫々作成した。
【0045】さらに上記顔料ペ−スト(1)、(2)、
(3)、(4)の組成において、夫々チタン白「JR−
600A」量を140部から100部に変更する以外は
同様にして夫々顔料ペ−スト(5)、(6)、(7)、
(8)を作成した。
【0046】無機酸化物分散ペ−ストの作成 下記3種類の光触媒活性を有する無機酸化物について、
夫々210部を上水300部及び「ノプコサントK」
(サンノプコ社製、分散剤)9部と共に1リットルのス
テンレス容器に配合し、ディスパ−で20分間撹拌後、
さらに1リットルの卓上サンドミルにて20分間分散
し、各分散ペ−ストを作成した。
【0047】:アナタ−ゼ型酸化チタン、テイカ社
製、商品名「ST−157」、平均粒子径20nm :酸化亜鉛、三井金属工業社製、商品名「Z−NOU
VE」、平均粒子径100〜200nm :アナタ−ゼ型酸化チタン、テイカ社製、商品名「J
A−1」、平均粒子径180nmまた光触媒活性を有す
る無機酸化物のコロイド溶液として下記3種を用意し
た。 :銅含有チタニアコロイド、触媒化成工業社製、商品
名「ATOMY OVAL-C」、5nm :亜鉛含有チタニアコロイド、同上、商品名「ATOMY
OVAL-Z」、5nm :銀含有チタニアコロイド、同上、商品名「ATOMY BA
LL」、10nm室内汚染対策用塗料の作成 実施例1〜12及び比較例1〜4 上記で得た顔料ペ−ストに対して、前記製造例で得た共
重合体エマルション、テキサノ−ル及び架橋剤成分を夫
々表1に示す組成及び配合量で配合し、10〜20分間
攪拌して各塗料を得た。これらを下記試験に供した。結
果を表1に示す。
【0048】(注1)セミカルバジド化合物溶液:「S
X−601」、旭化成工業社製、セミカルバジド基含有
化合物、商品名、固形分45%、ブチルセロソルブ/水
(34/21)溶液、−NHCO−NHNH2含有量
4.8ミリモル/g樹脂。
【0049】試験例1 0.8×70×150mmのビニル壁紙(JIS K 6
734適合品)の表面に、上記で得た各塗料を塗装粘度
に希釈して乾燥塗布量が約75g/m2 となるように刷
毛塗りし、室温にて24時間放置した後、該壁紙の裏面
及び側面にも表面と同様に各塗料を塗装し、室温にて2
週間乾燥して、各試験片を作成した。
【0050】この試験片を2リットルの丸缶の中に密封
し、室温(20℃)にて1ケ月静置した後、丸缶内の空
気を捕集し、ガスクロマトグラフにて、可塑剤(DO
P、DBP、他)成分の定量分析を行なった。得られた
可塑剤成分の気中濃度より下記基準で可塑剤遮断性を評
価した。
【0051】 ○:0.005ppm未満 △:0.005〜0.05ppm ×:0.05ppm以上 試験例2 5×70×150mmの市販のベニヤ板に、試験例1と同
様の操作で各塗料を塗装し、室温にて2週間乾燥して、
各試験片を作成した。この試験片を2リットルの丸缶の
中に密封し、室温にて1週間静置した後、丸缶内の空気
を捕集し、ガスクロマトグラフにて、ホルマリンの定量
分析を行なった。得られたホルマリンの気中濃度より、
下記基準でホルマリン遮断性を評価した。
【0052】 ○:0.2ppm未満 △:0.2〜2ppm ×:2ppm以上
【0053】
【表1】
【0054】実施例13〜26及び比較例5、6 上記で得た顔料ペ−スト及び光触媒活性を有する無機酸
化物のペ−ストに対して、前記製造例で得た共重合体エ
マルション、テキサノ−ル及び架橋剤成分を夫々表2に
示す組成及び配合量で配合し、10〜20分間攪拌して
各塗料を得た。これらを下記試験に供した。結果を表3
に示す。
【0055】試験例4 0.8×70×150mmのビニル壁紙(JIS K 6
734適合品)の表面に、上記で得た各塗料を塗装粘度
に希釈して乾燥塗布量が約75g/m2 となるように刷
毛塗りし、室温にて24時間放置した後、該壁紙の裏面
及び側面にも表面と同様に各塗料を塗装し、室温にて2
週間乾燥して、各試験片2枚ずつを作成した。
【0056】この試験片2枚を別々の2リットルのジュ
アビンの中に密封し、一方を20℃にて、もう一方を3
0℃にて室内光の下、2ケ月静置した後、各ジュアビン
内の空気を捕集し、ガスクロマトグラフにて、可塑剤
(DOP、DBP、他)成分の定量分析を行なった。得
られた可塑剤成分の気中濃度より可塑剤遮断性を試験例
1の基準に従って評価した。
【0057】試験例5 5×70×150mmの市販のベニヤ板に、試験例4と同
様の操作で各塗料を塗装し、室温にて2週間乾燥して、
各試験片を2枚ずつ作成した。この試験片2枚を別々の
2リットルのジュアビンの中に密封し、一方を20℃に
て、もう一方を30℃にて室内光の下、1ケ月静置した
後、ジュアビン内の空気を捕集し、ガスクロマトグラフ
にて、ホルマリンの定量分析を行なった。得られたホル
マリンの気中濃度より、ホルマリン遮断性を試験例2の
基準に従って評価した。
【0058】試験例6 ろ紙に、上記で得た各塗料を刷毛にて10g/m2 の塗
布量で2回塗布した後、室温で7日間乾燥させ、各試験
用サンプルを作成した。
【0059】大腸菌及び黄色ブドウ球菌を生理食塩水中
に夫々懸濁させ、その100μlを3cm×3cmに切
断した各試験用サンプル面に夫々滴下し、28℃で24
時間放置後、生菌数を測定して下記式より夫々の死滅率
(%)を求めた。
【0060】死滅率(%)=[(初期生菌数)−(24時間
後の生菌数)]/(初期生菌数)×100
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、室内の床、壁面、天井
などに使用される合板やビニル壁紙上に本発明塗料を適
用することにより、これら内装材から揮散するホルマリ
ンや可塑剤類などの有害物を遮断、又は吸収して、室内
汚染を効果的に防止することができる。さらに光触媒活
性を有する無機酸化物を含有する場合には有害物の遮断
性を向上させるだけでなく、塗膜表面に付着した室内浮
遊の細菌を殺菌し、さらにタバコのヤニ等も分解して効
果的に室内汚染を低減化することが可能である。
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奴間 伸茂 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボニル基含有共重合体エマルション
    に、架橋剤として1分子中に少なくとも2個以上のヒド
    ラジド基又はセミカルバジド基を有するヒドラジン誘導
    体を、カルボニル基1モルに対してヒドラジド基又はセ
    ミカルバジド基が0.4〜3モルとなる割合で配合して
    樹脂主成分とし、さらに顔料分として活性アルミナ、活
    性白土、及びゼオライトから選ばれる少なくとも1種以
    上を樹脂固形分100重量部に対して10〜300重量
    部配合することを特徴とする室内汚染対策用塗料。
  2. 【請求項2】 平均粒子径が500nm以下で光触媒活
    性を有する無機酸化物を、樹脂固形分100重量部に対
    して10〜300重量部配合する請求項1記載の室内汚
    染対策用塗料。
  3. 【請求項3】 床、壁面、天井に適用される内装材表面
    に、カルボニル基含有共重合体エマルションに架橋剤と
    して1分子中に少なくとも2個以上のヒドラジド基又は
    セミカルバジド基を有するヒドラジン誘導体をカルボニ
    ル基1モルに対してヒドラジド基又はセミカルバジド基
    が0.4〜3モルとなる割合で配合して樹脂主成分と
    し、さらに顔料分として活性アルミナ、活性白土、及び
    ゼオライトから選ばれる少なくとも1種以上を樹脂固形
    分100重量部に対して10〜300重量部配合する室
    内汚染対策用塗料を塗装してなる室内汚染防止方法。
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