JPH10182326A - 無機銀錯塩からなる抗菌防黴溶液及びその製造方法 - Google Patents
無機銀錯塩からなる抗菌防黴溶液及びその製造方法Info
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- JPH10182326A JPH10182326A JP9227673A JP22767397A JPH10182326A JP H10182326 A JPH10182326 A JP H10182326A JP 9227673 A JP9227673 A JP 9227673A JP 22767397 A JP22767397 A JP 22767397A JP H10182326 A JPH10182326 A JP H10182326A
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Abstract
きる液状で、揮発性がなく、無臭であり、熱や酸、紫外
線あるいは陰イオン界面活性剤により効果が失われず、
且つ水洗しても効果が持続する抗菌防黴溶液を提供す
る。 【解決手段】 塩化アンモニウムか、アルカリ金属又は
アルカリ土類金属の塩化物を塩化物イオンとして含む水
溶液を調整し、この水溶液に銀塩又は銀メタルを添加し
て、銀イオンをクロロ錯塩として溶解させる。この水溶
液は、クロロ錯塩として含まれる銀イオンの濃度が0.
05mg/リットル以上で抗菌作用、0.5mg/リッ
トル以上で抗菌防黴作用を示す。
Description
などのあらゆる物品における抗菌及び防黴に有効な、無
機銀錯塩からなる抗菌防黴溶液に関するものである。
に至るまで抗菌防黴剤入りの製品が数多く提供されてい
る。これらの製品は、水に難溶性な有機殺菌剤や殺菌性
を有する銀などの金属の難溶性化合物を、予め製品中に
混練するか又は製品表面に固定することによって、抗菌
防黴性能を付与したものである。
された抗菌防黴剤入り製品であっても、製品表面が汚れ
などにより覆われたり、抗菌防黴剤として銀化合物を用
いている場合に銀が硫化したりすると、抗菌防黴活性が
失われてしまうという欠点があった。
される抗菌防黴剤は粉末状などの固体であるから、予め
混練又は特殊加工により製品表面に固定する必要があ
る。このため、固体状の抗菌防黴剤は、家庭などで現在
使用中の通常の物品に対して後から抗菌防黴性能を付与
したい場合に、その物品表面に噴霧する等の方法で使用
することが出来ないという不都合があった。
又は水溶性の抗菌防黴剤も使用されている。その中で
も、アルコール系、クレゾールなどのフェノール系、第
四アンモニウム塩系、あるいは銀など殺菌性のある金属
とアミノ酸、チオ硫酸、チオシアン酸などとの錯塩系の
抗菌防黴剤が実用化されている。例えば、切り花を延命
させるために、チオ硫酸銀からなる抗菌防黴剤を花瓶の
水に添加することが行われている。
については、現在使用中の通常の物品表面に適用するだ
けで、後から抗菌防黴性能を付与できるというメリット
がある。しかし、これらの抗菌防黴剤に共通する問題点
として、物品表面に適用しても水洗によりほぼ完全に溶
出し、効果が簡単に失われてしまうという大きな欠点が
あった。
防黴剤では、揮発性や被酸化性のため効果が一時的であ
るうえ、特にアルコール系では引火性が強く、フェノー
ル系では毒性及び刺激臭が強いという安全上の問題があ
った。第四アンモニウム塩系の抗菌防黴剤では、日常的
に使用される石鹸、洗剤などの陰イオン界面活性剤と反
応し、殺菌能力が簡単に失われるという欠点があった。
のチオ硫酸やチオシアン酸の錯塩はS2-イオンを含むた
め、酸や熱により分解して有毒ガスが発生すると共に、
有効成分が次第に硫化銀に変化して殺菌能力が失われる
欠点があった。また、銀のアミノ酸塩などの有機錯塩で
は、S2-イオンを含む他の無機錯塩に比べて錯安定度が
比較的低いため、日常の環境下で普通に存在する塩化物
イオンと反応して塩化銀が沈澱しやすく、その結果抗菌
防黴効力が著しく低下する欠点があった。また、後述す
る無機銀塩と同様に、皮膚に付くと黒化する場合がある
うえ、工業的には無機錯塩と比較して合成が困難で、製
造コストがかかっていた。
て、硝酸銀などの水溶性無機銀塩が知られている。しか
し、硝酸銀などは水溶性でありながら皮膚に付着すると
塩化銀が皮膚の内部に沈澱し、これが還元されて黒化す
るという重大な問題点があるうえ、紫外線によっても銀
を遊離して分解黒化するため保管も難しいので、現在で
は抗菌剤防黴剤として殆ど使用されていない。
従来の事情に鑑み、家庭などで使用している通常の物品
に適用して抗菌防黴性能を付与できる液状の形態であっ
て、揮発性がなく、無臭であり、熱や酸、紫外線あるい
は陰イオン界面活性剤により効果が失われず、且つ水洗
しても効果が持続する抗菌防黴溶液剤、並びにその製造
方法を提供することを目的とする。
め、本発明が提供する抗菌防黴溶液は、塩化アンモニウ
ム、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物を塩化
物イオンとして含む水溶液中に、0.05mg/リット
ル以上の銀イオンをクロロ錯塩として含むことを特徴と
する。
は、塩化アンモニウム、アルカリ金属又はアルカリ土類
金属の塩化物を塩化物イオンとして含む水溶液を調整
し、該水溶液に銀塩又は銀メタルを添加して、0.05
mg/リットル以上の銀イオンをクロロ錯塩として溶解
させることを特徴とする。
クロロ錯塩として含まれる銀イオンの濃度が0.5mg
/リットル以上の場合に抗菌及び防黴に有効であるが、
この濃度未満では防黴作用に乏しいため抗菌作用に限ら
れる。
類の菌類や黴に対して抗菌防黴作用を有することが知ら
れている銀イオンを、塩化アンモニウム、アルカリ金属
又はアルカリ土類金属の塩化物の水溶液に溶解して銀の
クロロ錯塩とすることにより、安定化させたものであ
る。この抗菌防黴溶液は、家庭などで使用している通常
の物品に噴霧などの手段で適用することにより、後から
簡単に抗菌防黴性能を付与することができる。
銀イオンは塩化物イオンと反応して塩化銀の沈澱を生成
する。塩化銀は水に難溶性であり、水への溶解度は15
℃において1.3mg/リットルに過ぎない。
増加させると、3×10-3モル/リットルまでは陰イオ
ンの共通イオン効果により塩化銀の溶解度は一旦低下す
るものの、その塩化物イオン濃度を越えると下記化学式
2の反応により水に可溶なジクロロ銀酸錯イオンが生成
されるため、塩化銀の溶解度は次第に増加する。そし
て、塩化物イオン濃度が5×10-2モル/リットルを越
えると塩化銀は水への溶解度以上の溶解度を示し、最終
的には最大で数g/リットルのオーダーの銀イオンをク
ロロ錯塩として含む水溶液を得ることが可能である。
5、(1995)、No.11、P.1061〜1064に
よれば、銀イオンは0.05mg/リットル以上で遅効
性の殺菌力を示し、0.5mg/リットル以上で遅効性
の防黴力を示すことが知られている。
ついては、0.05mg/リットル以上であれば、抗菌
の効果を期待できる。しかし、家庭で使用する場合に
は、湿潤した布巾などに噴霧して使用されることなどを
考えると、希釈された状態で上記濃度になるように、原
液の状態では0.5mg/リットル以上の濃度であるこ
とが望ましく、5mg/リットル以上であることが更に
好ましい。
ル以上であれば、抗菌及び防黴の両方の効果を期待でき
る。しかし、上記と同様の理由により、原液の状態で
は、5mg/リットル以上の濃度であることが望まし
く、50mg/リットル以上であることが更に好まし
い。しかし、銀イオン濃度が8g/リットルを越える
と、例え水溶液中の塩化物濃度が高くても、銀が液中で
安定して溶解できず、析出物を発生し易くなるから、製
品としての安定性を考慮すると銀イオン濃度は最大で5
g/リットル程度とすることが好ましい。
要とする銀イオン濃度に応じて適宜定めることができ
る。例えば、3×10-3モル/リットル以上の塩化物イ
オン濃度があれば銀イオンをクロロ錯塩として溶解でき
るが、銀イオン濃度を水への溶解度以上の濃度とするた
めには、塩化物イオン濃度を5×10-2モル/リットル
以上に調整する必要がある。尚、塩化物イオンの上限濃
度は、前記5g/リットルの最大濃度の銀イオンを溶解
させるために必要な濃度であり、おおよそ10モル/リ
ットル程度で十分である。
及び銀化合物と最も大きく相違するところは、熱、酸、
紫外線、塩化物に対する安定性である。即ち、銀のクロ
ロ錯イオンは、従来広く使用されてきたチオシアン酸錯
イオンやチオ硫酸錯イオンのようにS2-を含まないた
め、熱や酸によっても硫化物を形成しない。また、Ag
Cl+e-=Ag+Cl-間の標準電極電位E0が0.22
Vであるのに対して、AgCl2 -+e-=Ag+2Cl-
間では塩化物イオン濃度が1モル/リットルの場合ほぼ
ゼロVであり、塩化物イオン濃度が上昇すると電位は更
に低下するため、銀のクロロ錯塩は紫外線や還元に対し
ても安定である。
なる抗菌防黴溶液は、透明容器に充填して長期間保存す
ることができ、また皮膚に触れても黒化することがな
い。更に、塩化物イオンと接触した場合でも、既に塩化
物イオンが配位子となっているため、過剰の塩化物イオ
ンにより溶解度が増すことはあっても、塩化銀が沈澱す
ることはない。
で使用している通常の物品に噴霧などの手段で適用する
ことにより、該物品に後から抗菌防黴性能を簡単に付与
することができる。しかも、この銀のクロロ錯塩又は錯
イオンが付着した物品は、水洗しても容易に抗菌性能が
低下しない。この特徴は他の水溶性抗菌防黴剤では見ら
れない特性である。これは、水洗により上記化学式2の
逆反応が起こり、塩化銀の微粒子が物品表面で生成して
吸着するためである。塩化銀微粒子の吸着は物品表面で
のみ起こり、水洗時に皮膚などに付着しないので、その
後紫外線により皮膚などが黒化することはない。
ム、あるいはアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化
物を所定濃度となるように水に添加して水溶液を調整
し、この水溶液に銀の硝酸塩、硫酸塩、塩化物などの工
業的に安価に入手可能な銀塩又は銀メタルを加えて、前
記化学式1に示すように銀をジクロロ銀酸錯イオンとし
て溶解させることにより、製造することが可能である。
従って、有機銀錯塩のような高価な原料を使用したり、
複雑な複分解反応などを利用して製造する必要がないた
め、安価に且つ簡単に製造することができる。
ムの外に、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属及
びマグネシウムやカルシウムなどのアルカリ土類金属の
塩化物が一般的である。また、塩化アンモニウムやアル
カリ金属の塩化物よりもアルカリ土類金属の塩化物の方
が浸透性があるため、一般的用途には好ましい。しか
し、アルカリ土類金属の塩化物の場合、陰イオン界面活
性剤と混合すると沈澱を生成することがあるため、この
ような用途には塩化アンモニウム又はアルカリ金属の塩
化物が適している。但し、いずれの場合でも銀イオンが
沈澱することはないため、殺菌防黴作用が消失すること
はない。
アルカリ土類金属以外の塩化物であっても、原理的に使
用可能な塩化物は多数あるが、イオン自体に着色があ
る、加水分解して酸性を示す、毒性がある、あるいは価
格が高く経済的でない等の理由により、汎用性に欠ける
ため好ましくない。
/リットル以上であれば抗菌作用又は抗菌防黴作用を果
すことができるから、銀をクロロ錯塩の状態で含むので
はなく、塩化銀の水溶液であっても抗菌防黴剤として使
用可能とも考えられる。しかしながら、塩化銀は水溶液
の状態でも紫外線により容易に分解して、水に0.03
mg/リットル程度しか溶解しない銀メタルになるた
め、保管が非常に困難であるから実用的ではない。
て、塩化カルシウムの3モル/l水溶液に塩化銀を溶解
することにより、0.5g/lの銀をクロロ錯塩として
含む水溶液を得た。この水溶液の防黴効果を評価するた
め、食パン15g(50mm×50mm)の表面に水溶
液2gを均一に噴霧し、比較例としての何も噴霧しない
食パン15g(50mm×50mm)と共に、湿度90
%、温度25℃の室内に開放状態で20日間放置した。
5日経過後に黴が現れ、20日経過後には全面が黴で覆
われたのに対して、上記水溶液を噴霧した食パンは20
日経過後でも黴の発生が全く認められなかった。また、
上記水溶液は、アルコール系抗菌防黴剤と異なり、開放
状態で長期間放置した後でも防黴効果があることが確認
された。
じ銀をクロロ錯塩として含む水溶液を用いて、黄色ブド
ウ球菌に対する抗菌効果を評価した。また、比較のため
に、上記水溶液の代わりに抗菌剤として消毒用エタノー
ルを用いて、同様の抗菌試験を行った。評価方法は以下
の通りである。
剤として上記各試料液をスプレーを用いてほぼ均一にな
るように約1gずつ噴霧した後、各濾紙を空調設備のな
い部屋に室温で24時間放置した。その後、予備試験に
より菌数を7×104個/ml程度に調整した菌液を、
各濾紙にマイクロピペットを用いて1mlずつ滴下し、
更に空調設備のない部屋に室温で24時間放置した。次
に、各濾紙をそれぞれ滅菌カップに移し、水100ml
を加えて振とう機で2分間激しく振とうした。その後、
各滅菌カップから検液1mlをシャーレに採り、それぞ
れ普通寒天培地を加えて36℃で72時間平板培養し、
発生した集落数を計数した。
ず、上記菌液(菌数7×104個/ml程度)の100
倍希釈液1mlをシャーレに採り、普通寒天培地を加え
て上記と同様に培養し、発生した集落数を計数した。
ーレ中の菌数、濾紙(菌液1ml)当たりの菌数、及び
濾紙に滴下した菌数(7×104個/ml)に対する増
減率(%)を、下記表1に示した。この結果から、本発
明の銀のクロロ錯塩を含む水溶液は、消毒用エタノール
及び空試験に比較して、非常に強い抗菌効果を有するこ
とが認められた。
間としたが、48時間の培養時点で比較すると、消毒用
エタノール及び空試験のシャーレには既に集落が発生し
ていたが、本発明水溶液のシャーレでは集落が認められ
なかった。従って、本発明水溶液により、シャーレ中で
の菌の死滅はなかったものの、菌の活動力は弱められて
いたものと考えられる。
モル/l水溶液に銀メタルのフレイク状粉末1gを1時
間懸濁させた後、濾過して水溶液を得た。得られた水溶
液には、銀がクロロ錯塩として1.5mg/l溶解して
いた。
綿布を2枚用意し、その内の一枚に上記銀のクロロ錯塩
を含む水溶液1mlを噴霧し、他の一枚はそのまま(噴
霧せず)とし、両方の木綿布を密閉状態にて25℃で1
0日間保管した。上記水溶液を噴霧した木綿布中に含ま
れる銀イオン濃度は0.057mg/lであった。
ところ、噴霧しなかった木綿布では強い酸廃臭が感じら
れたが、噴霧した木綿布は酸廃臭が感じられなかった。
しかしながら、噴霧した木綿布にも黴の発生が認められ
た。この結果から、銀イオン濃度が0.057mg/l
の水溶液では、防黴作用は殆どないものの、悪臭の発生
に関与する細菌に対しての抗菌作用は認められることが
分かった。
し、下記〜の比較試験を実施した。即ち、 試験(水道水):水道水を入れた花瓶に切りバラをそ
のまま挿し、水の交換をしない。 試験(本発明水溶液): 上記実施例1と同一の水溶
液をバラの茎の切り口に付着させた後、水道水を入れた
花瓶に挿し、水の交換をしない。 試験(銀溶解水): 銀板を水道水に浸漬することに
より銀を約0.04mg/lの飽和状態まで溶解させ、
この銀を溶解した水を入れた花瓶に、切りバラを挿し、
水の交換をしない。
を200ml、気温を28℃に統一した。日数の経過ご
とに葉、花、及び茎の状態を観察して、下記表2に示す
評価方法に評価点を定め、観察部位ごとに経過日数と評
価点との関係を調べて定性的観察を定量化した。この評
価方法では、評価点が高いほど延命効果が認められたこ
とになる。評価結果を図1〜図3に示した。
明の銀のクロロ錯塩を含む水溶液を茎の切り口に付着さ
せた切りバラは、水に浸漬しても銀のクロロ錯塩の抗菌
効果が発揮され、茎の切り口で細菌の増殖が防止される
結果、花及び葉の延命、茎のぬめり防止のいずれに対し
ても、顕著な効果が認められた。
まで溶解させた水では、茎の切り口が細菌の増殖しより
腐敗し、閉塞して水揚げが困難又は不可能になるため、
花や葉の寿命が短くなることが分かる。
り、揮発性がなく、無臭で、長期保存が可能であって、
家庭などで使用している通常の物品に塗布などの方法で
適用することにより抗菌及び/又は防黴性能を付与でき
る抗菌防黴溶液を提供することができる。しかも、この
抗菌防黴溶液は、抗菌及び防黴効果が極めて強く、熱や
酸あるいは陰イオン界面活性剤などにより効果が失われ
ず、且つ水洗したり水中であっても効果を持続すること
ができる。
態の評価点との関係を示すグラフである。
態の評価点との関係を示すグラフである。
めり状態の評価点との関係を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 塩化アンモニウム、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属の塩化物を塩化物イオンとして含む水溶
液中に、0.05mg/リットル以上の銀イオンをクロ
ロ錯塩として含むことを特徴とする抗菌防黴溶液。 - 【請求項2】 前記水溶液中に0.5mg/リットル以
上の銀イオンをクロロ錯塩として含むことを特徴とす
る、請求項1に記載の抗菌防黴溶液。 - 【請求項3】 水溶液中の塩化物イオンの含有量が5×
10-2モル/リットル以上であることを特徴とする、請
求項1又は2に記載の抗菌防黴溶液。 - 【請求項4】 塩化アンモニウム、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属の塩化物を塩化物イオンとして含む水溶
液を調整し、該水溶液に銀塩又は銀メタルを添加して、
0.05mg/リットル以上の銀イオンをクロロ錯塩と
して溶解させることを特徴とする抗菌防黴溶液の製造方
法。 - 【請求項5】 前記水溶液中の塩化物イオンの含有量を
5×10-2モル/リットル以上に調整することを特徴と
する、請求項4に記載の抗菌防黴溶液の製造方法。
Priority Applications (8)
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