JPH10180155A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

トリガー式液体噴出器

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JPH10180155A
JPH10180155A JP8358532A JP35853296A JPH10180155A JP H10180155 A JPH10180155 A JP H10180155A JP 8358532 A JP8358532 A JP 8358532A JP 35853296 A JP35853296 A JP 35853296A JP H10180155 A JPH10180155 A JP H10180155A
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cylinder
hole
plunger
small
fitted
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Kazuhito Kuwabara
和仁 桑原
Takao Kishi
岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke

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Abstract

(57)【要約】 【課題】トリガー式噴出器において、トリガーを僅か
宛、多数回引寄せして小量宛多数回液体噴出を連続する
操作方法を行っても、トリガー引寄せの毎に外気吸入弁
が開き、容器体内への外気流入路が確実に開くよう設け
た。 【解決手段】プランジヤ5を前後両端開口の筒状とし、
又シリンダ3が囲む垂直筒2前壁部分中心から弁棒21
を、かつ該弁棒とシリンダとの間から小径シリンダ22
を、それぞれ前方突出し、弁棒21前部を膨大部21a とし
てプランジヤ前部の小内径孔5c内面のシール突条5dとで
外気吸入弁24とし、又垂直筒を内外二重筒としてその外
面に穿設した小透孔25と内外両筒間に設けた溝26とで、
小径シリンダ内と装着筒1内とを連通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式の液体噴
出器に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平6-34759 号が示すように、容器体
口頸部外面へ嵌合させる装着筒を垂直筒下端に有すると
共に、該垂直筒の中間部からシリンダを、かつ上端から
水平筒を、それぞれ前方突出し、かつ上記シリンダ内へ
前方付勢させて嵌合させたプランジャ前端を、水平筒前
部から揺動可能に垂設したトリガーの上部へ係合させ、
トリガー操作によるプランジャの摺動で容器体内液体を
シリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を水平筒前端へ
嵌着させたノズルヘッドのノズル孔から噴出可能に設け
たトリガー式液体噴出器が広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記液体噴出器は、垂
直筒下部にシリンダの後部底壁部分と共用の頂壁を有す
る大径筒部を付設し、該大径筒部から容器体口頸部嵌合
用の装着筒を垂下しており、液体噴出による容器体内液
体減少による容器体内負圧防止は、トリガー操作でプラ
ンジャがシリンダ後方へ押込まれたとき、シリンダ後方
底壁部分に穿設されている外気吸入孔から容器体内に外
気が流入して防止できるよう設けられており、プランジ
ャが前限にある状態ではプランジャが外気流入孔を閉塞
するよう設けている。
【0004】上記外気流入孔は、トリガーを大きく垂直
筒側へ引寄せることで、プランジャがほぼ後限近くまで
押込まれたときに開孔するよう設けられているから、例
えばトリガーおよびプランジャを僅か宛多数回後退させ
て小量噴出を継続すると、上記外気吸入孔は全く開口さ
れないこととなり、すると容器体内が負圧化することで
容器体が凹み変形し、最終的には液体が噴出し難くな
る。
【0005】消費者が行う実際上の使用では、上記のよ
うな使用が意外に多く、すると液体噴出器の故障と間違
われることとなる。
【0006】本発明は、上記のような小量液体噴出の場
合も、外気吸入路が確実に開閉するよう設けたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器体
口頸部外面へ嵌合させる装着筒1を垂直筒2下端に有す
ると共に、該垂直筒の中間部からシリンダ3を、かつ上
端から水平筒4を、それぞれ前方突出し、かつ上記シリ
ンダ3内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ5前端
を、水平筒4前部から揺動可能に垂設したトリガー6の
上部へ係合させ、トリガー操作によるプランジャ5の摺
動で容器体内液体をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内
液体を水平筒前端へ嵌着させたノズルヘッド12のノズル
孔11から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出器におい
て、上記シリンダが囲む垂直筒2の前壁部分中心から弁
棒21を、かつ該弁棒とシリンダとの間から小径シリンダ
22を、それぞれ前方突出して、シリンダと小径シリンダ
との間を加圧室23に形成し、プランジャ5は両端開口の
筒状として後端に付設した環状シール部5aを上記加圧室
内へ水密に嵌合させると共に、プランジャ孔前部を小内
径孔5cに形成し、かつ該小内径孔の後部内面にシール突
条5dを周設しておき、上記弁棒21前端部に形成した膨大
部21a を小内径孔5c内へ摺動自在に嵌合させて、該膨大
部とシール突条5dとで、プランジャ5が前限に位置した
とき閉塞される外気吸入弁24を形成し、上記垂直筒2を
内外二重筒とすると共に、小径シリンダが囲む垂直筒外
筒2bの前壁部分に小透孔25を穿設し、該小透孔と装着筒
1内とを上記垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した溝26で
連通させた。
【0008】第2の手段として容器体口頸部外面へ嵌合
させる装着筒1を垂直筒2下端に有すると共に、該垂直
筒の中間部からシリンダ3を、かつ上端から水平筒4
を、それぞれ前方突出し、かつ上記シリンダ3内へ前方
付勢させて嵌合させたプランジャ5前端を、水平筒4前
部から揺動可能に垂設したトリガー6の上部へ係合さ
せ、トリガー操作によるプランジャ5の摺動で容器体内
液体をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を水平筒
前端へ嵌着させたノズルヘッド12のノズル孔11から噴出
可能に設けたトリガー式液体噴出器において、上記シリ
ンダが囲む垂直筒2の前壁部分中心に第1透孔34を穿設
すると共に、該第1透孔周辺部から、シリンダ3との間
に加圧室23を形成する小径シリンダ22を前方突出し、プ
ランジャ5は両端開口の筒状として後端に付設した環状
シール部5aを上記加圧室内へ水密に嵌合させると共に、
プランジャ孔は前部を小内径孔5cに、後部を大内径孔5b
に、それぞれ形成し、かつ小内径孔の後部内面にはシー
ル突条5dを周設しておき、又上記第1透孔周縁部へ係合
させて、小径シリンダ22の後端内へ嵌合させた基板31中
心から上記プランジャ孔の小内径孔5cの後部内へ弁棒21
を突出する弁棒部材32を設けて、弁棒前端部に形成した
膨大部21a とシール突条5dとで、プランジャ5が前限に
位置したとき閉塞される外気吸入弁24を形成すると共
に、第1透孔34と小径シリンダ22内とを連通する第2透
孔33を基板31に穿設し、上記弁棒21外面へ遊嵌させて、
基板31外周部と大内径孔5b前端面との間にプランジャ5
を前方付勢するコイルスプリング27を介装させ、更に垂
直筒2を内外二重筒として、第1透孔34と装着筒1内と
を垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した溝26で連通させ
た。
【0009】第3の手段として容器体口頸部外面へ嵌合
させる装着筒1を垂直筒2下端に有すると共に、該垂直
筒の中間部からシリンダ3を、かつ上端から水平筒4
を、それぞれ前方突出し、かつ上記シリンダ3内へ前方
付勢させて嵌合させたプランジャ5前端を、水平筒4前
部から揺動可能に垂設したトリガー6の上部へ係合さ
せ、トリガー操作によるプランジャ5の摺動で容器体内
液体をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を水平筒
前端へ嵌着させたノズルヘッド12のノズル孔11から噴出
可能に設けたトリガー式液体噴出器において、上記シリ
ンダが囲む垂直筒2の前壁部分中心に第1透孔34を穿設
すると共に、該第1透孔周辺部から、シリンダ3との間
に加圧室23を形成する小径シリンダ22を前方突出し、プ
ランジャ5は両端開口の筒状として後端に付設した環状
シール部5aを上記加圧室内へ水密に嵌合させると共に、
プランジャ孔は前部を小内径孔5c に、後部を大内径孔
5bに、それぞれ形成し、かつ小内径孔の後部内面にはシ
ール突条5dを周設しておき、又上記透孔周縁部へ係合さ
せて小径シール22の後端内へ嵌合させた基板31中心か
ら、上記プランジャ孔の小内径孔5cの後部内へ弁棒21を
突出する弁棒部材32を設けて、弁棒前部とシール突条5d
とでプランジヤ5が前限に位置したとき閉塞される外気
吸入弁24を形成すると共に、弁棒前部を除く弁棒外面部
分全体に長溝41を、かつ該長溝と第1透孔34とを連通す
る第2透孔33を基板31にそれぞれ穿設し、上記弁棒21外
面へ遊嵌させて、基板31外周部と大内径孔5b前端面との
間にプランジャ5を前方付勢するコイルスプリング27を
介装させ、更に垂直筒2を内外二重筒として、第1透孔
34と装着筒1内とを垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した
溝26で連通させた。
【0010】
【発明の実施の形態】まず従来公知の構造について簡単
に説明すると、1は容器体口頸部外面へ嵌合させる装着
筒で、該装着筒は垂直筒2下端へ回動可能に連結されて
おり、その垂直筒の中間部からはシリンダ3を、かつ上
端から水平筒4を、それぞれ前方突設している。
【0011】上記シリンダ3内にはプランジャ5が前方
付勢させて嵌合させてあり、該プランジャ前端は、水平
筒4の前部から前後方向へ揺動可能に垂下するトリガー
6の上方後部に係合させている。
【0012】上記垂直筒2は内外二重筒で形成されてお
り、その内筒2aの下部内には吸込み弁7が、又上方には
吐出弁8が、それぞれ設けてある。
【0013】水平筒4は、垂直筒2の外筒2b上部から前
方突出した射出筒9と該射出筒前部へ嵌合させたノズル
ヘッド嵌合筒10とからなり、該ノズルヘッド嵌合筒前端
には、ノズル孔11付きのノズルヘッド12が嵌合させてあ
る。
【0014】図1、図2、図3とが示す本発明第1実施
形態にあっては、シリンダ3が囲む垂直筒2前壁部分の
中心から弁棒21を、かつ該弁棒とシリンダとの間から小
径シリンダ22を、それぞれ前方突出してシリンダ3と小
径シリンダ22との間にシリンダ加圧室23を形成してい
る。弁棒前端部は膨大部21a とする。
【0015】プランジヤ5は前後両端面開口の筒状とし
て、プランジヤ後端を環状シール部5aとし、該環状シー
ル部を加圧室23内へ、環状シール部内面を小径シリンダ
22外面へ、又環状シール部5a外面をシリンダ3内面へ、
それぞれ水密に接して嵌合させている。
【0016】又プランジヤ5は後半を大内径孔5bに、か
つ前半を小内径孔5cに、それぞれ形成し、その小内径孔
の後部内面にはシール突条5dを周設している。
【0017】既述弁棒21は上記プランジヤの小内径孔5c
内へ摺動可能に嵌合させる。膨大部21a はシール突条5d
とで外気吸入弁24を形成する。即ち図1が示すように、
プランジヤ5およびトリガー6が前限に位置する状態で
は膨大部21a 後面がシール突条5dに水密に接して外気吸
入弁24は閉じ、又図2のようにトリガー6引寄せにより
プランジヤ5が後退すると膨大部21a は相対的に前進し
てシール突条5dから離れ、該状態にあっては膨大部21a
外面と小内径孔5c内面との間に、又シール突条5dと弁棒
21外面との間に、それぞれ隙間が形成される。
【0018】小径シリンダ22が囲む、垂直筒2の外筒2b
前壁部分には小透孔25が穿設してあって、又該小透孔25
と装着筒1内とを、垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した
溝26で連通させる。図示の場合は溝下端に透孔があり、
該透孔が装着筒上部内に開孔している。
【0019】図示例では、プランジヤ5を前方付勢する
コイルスプリング27を小径シリンダ22内へ遊挿させ、小
径シリンダ22が囲む垂直筒前壁部分とプランジヤ5との
大内径孔5b前端面との間に装着させているが、該スプリ
ングは加圧室23内に設けてもよい。
【0020】図1の状態からトリガー6を引くと、プラ
ンジヤ5が後退することで加圧室23内液体が吐出弁8、
および水平筒4内を通ってノズルヘッドのノズル孔11か
ら噴出し、又プランジヤ5が後退すると同時に弁棒21の
膨大部21a からシール突条5dが離れて外気吸入弁24が開
き、よってプランジヤの小内径孔5c、大内径孔5b、小径
シリンダ22内外気吸入孔24、溝26を介して外気と装着筒
1内、従って容器体内とが連通し、よって容器体内が負
圧状態であれば外気が直ちに流入し、その負圧状態を解
消する。
【0021】トリガー6を離すと、プランジヤ5がシリ
ンダ3内を前進し、加圧室23内が負圧化することで垂直
筒2から垂下された吸上げパイプ2cを介して容器体内液
体が加圧室23内へ吸込まれる。
【0022】図4と図5とは第2実施形態を示す。該実
施形態は、弁棒21を別部材で形成したもので、小径シリ
ンダ22の後端内へ嵌合可能に形成した基板31中心から弁
棒21を突出した弁棒部材32を設け、該部材を図4のよう
に、基板31を小径シリンダ22後端内へ嵌合させ、かつ弁
棒前部をプランジヤの小内径孔5c内へ挿入させ、又基板
31外周とプランジヤの大内径孔5b前端との間へコイルス
プリング27を装着させる。基板31には、第2透孔33を穿
設し、小径シリンダが囲む垂直筒2前壁部分中心に穿設
した第1透孔34と連通させる。その他構造は第1実施形
態の場合と同様に設ければよい。
【0023】即ち、弁棒前端の膨大部21a とプランジヤ
の小内径孔後部のシール突条5dとが外気吸入弁24を形成
し、トリガー6引寄せでプランジヤ5が後退して外気吸
入弁24が開くと同時に外気と容器体内とが連通するよう
に設ける。
【0024】図6と図7とが示す実施形態は、第2実施
形態の弁棒部材32を多少変更したものである。即ち弁棒
前端の膨大部形成に代えて、弁棒前部を除く弁棒外面部
分全体に長溝41を穿設し、かつ該長溝と既述第1透孔34
とを連通する第2透孔33とを基板31に穿設している。外
気吸入弁24はプランジヤ5のシール突条5dと、長溝41を
有しない弁棒21前部とで形成し、図6のようにシール突
条5dが弁棒21前端部外面へ嵌合する状態でその弁が閉
じ、図7のように、長溝41穿設部分がシール突条5d内方
まで移動したとき、その弁は開弁する。その他部分の構
造は第2実施形態の場合と同様である。
【0025】第2、第3実施形態の場合も、第1実施形
態の場合と同様に使用することが出来、又その使用で外
気吸入弁24が開閉する。
【0026】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項1記載発明にあっては、プランジヤ5を前後両端面
開口の筒状として、その後端に付設した環状シール部5a
を、シリンダ3と小径シリンダ22とで形成した、加圧室
23内へ水密に嵌合させると共に、プランジヤ5前部が形
成する小内径孔5cの後部内面にシール突条5dを周設し、
シリンダ3が囲む垂直筒2の前壁部分中心から前方突設
した弁棒21前端部に設けた膨大部21a を小内径孔5c内へ
摺動自在に嵌合させて、その膨大部とシール突条5dとで
外気吸入弁24を形成し、又小径シリンダ22が囲む垂直筒
2外筒の前壁部分に小透孔25を穿設し、該小透孔と装着
筒1内とを垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した溝26で連
通させたから、トリガー操作によりプランジヤ5が僅か
に後方移動するだけで上記外気吸入弁24は開弁して、プ
ランジヤ5、小径シリンダ22、小透孔25、溝26が形成す
る外気吸入路が形成されることとなり、よって既述従来
例のような外気吸入孔が開かれないままで液体噴出する
ことを防止することが出来る。
【0027】請求項2および3記載の発明は、請求項1
記載の発明の場合と同様に、プランジヤ5が僅かに後退
するだけで外気吸入弁を開放できる効果のほか、弁棒21
を有する弁棒部材32を別部材に形成して、該弁棒部材の
基板31を小径シリンダ22の後端部内へ嵌合させて、弁棒
21を前方突出させたから、各部材構造を簡易とすること
が出来、又その弁棒21外面へ遊嵌させて、基板31外周部
とプランジヤの大内径孔5b前端面との間に、プランジヤ
前方付勢用のコイルスプリング27を介装させたから、上
記弁棒部材32が小径シリンダ22内から抜出すこともな
い。
【0028】更に請求項3記載の発明は、弁棒21の前部
を除く弁棒外面部分全体に長溝41を穿設し、弁棒前部と
プランジヤ小内径孔5c内面のシール突条5dとで外気吸入
弁24を形成したから、弁棒21外径とシール突条5d内径と
はほゞ同径ないし弁棒外径を僅かに大径としてシール突
条5dが弁棒21の前部外面に接したときに外気吸入弁24が
閉じ、シール突条5dが長溝41付きの弁棒部分外面に接す
ることで開弁するよう設ければよいから、その外気吸入
弁の構成を簡易とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明液体噴出器の断面図である。
【図2】図1噴出器を、トリガー引寄せ状態で示す断面
図である。
【図3】第1噴出器の要部拡大断面図である。
【図4】第2実施形態で示す、本発明噴出器の断面図で
ある。
【図5】図3噴出器をトリガー引寄せ状態で示す断面図
である。
【図6】第3実施形態で示す、本発明噴出器の断面図で
ある。
【図7】図5噴出器を、トリガー引寄せ状態で示す断面
図である。
【符号の説明】
5a…環状シール部 5d…シール
突条 21…弁棒 21a …膨大
部 22…小径シリンダ 24…外気吸
入弁 32…弁棒部材 41…長溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒1
    を垂直筒2下端に有すると共に、該垂直筒の中間部から
    シリンダ3を、かつ上端から水平筒4を、それぞれ前方
    突出し、 かつ上記シリンダ3内へ前方付勢させて嵌合させたプラ
    ンジャ5前端を、水平筒4前部から揺動可能に垂設した
    トリガー6の上部へ係合させ、 トリガー操作によるプランジャ5の摺動で容器体内液体
    をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を水平筒前端
    へ嵌着させたノズルヘッド12のノズル孔11から噴出可能
    に設けたトリガー式液体噴出器において、 上記シリンダが囲む垂直筒2の前壁部分中心から弁棒21
    を、かつ該弁棒とシリンダとの間から小径シリンダ22
    を、それぞれ前方突出して、シリンダと小径シリンダと
    の間を加圧室23に形成し、 プランジャ5は両端開口の筒状として後端に付設した環
    状シール部5aを上記加圧室内へ水密に嵌合させると共
    に、プランジャ孔前部を小内径孔5cに形成し、かつ該小
    内径孔の後部内面にシール突条5dを周設しておき、 上記弁棒21前端部に形成した膨大部21a を小内径孔5c内
    へ摺動自在に嵌合させて、該膨大部とシール突条5dと
    で、プランジャ5が前限に位置したとき閉塞される外気
    吸入弁24を形成し、 上記垂直筒2を内外二重筒とすると共に、小径シリンダ
    が囲む垂直筒外筒2bの前壁部分に小透孔25を穿設し、該
    小透孔と装着筒1内とを上記垂直筒の内外筒2a,2b間に
    縦設した溝26で連通させたことを特徴とするトリガー式
    液体噴出器。
  2. 【請求項2】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒1
    を垂直筒2下端に有すると共に、該垂直筒の中間部から
    シリンダ3を、かつ上端から水平筒4を、それぞれ前方
    突出し、 かつ上記シリンダ3内へ前方付勢させて嵌合させたプラ
    ンジャ5前端を、水平筒4前部から揺動可能に垂設した
    トリガー6の上部へ係合させ、 トリガー操作によるプランジャ5の摺動で容器体内液体
    をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を水平筒前端
    へ嵌着させたノズルヘッド12のノズル孔11から噴出可能
    に設けたトリガー式液体噴出器において、 上記シリンダが囲む垂直筒2の前壁部分中心に第1透孔
    34を穿設すると共に、該第1透孔周辺部から、シリンダ
    3との間に加圧室23を形成する小径シリンダ22を前方突
    出し、 プランジャ5は両端開口の筒状として後端に付設した環
    状シール部5aを上記加圧室内へ水密に嵌合させると共
    に、プランジャ孔は前部を小内径孔5cに、後部を大内径
    孔5bに、それぞれ形成し、かつ小内径孔の後部内面には
    シール突条5dを周設しておき、 又上記第1透孔周縁部へ係合させて、小径シリンダ22の
    後端内へ嵌合させた基板31中心から上記プランジャ孔の
    小内径孔5cの後部内へ弁棒21を突出する弁棒部材32を設
    けて、弁棒前端部に形成した膨大部21a とシール突条5d
    とで、プランジャ5が前限に位置したとき閉塞される外
    気吸入弁24を形成すると共に、第1透孔34と小径シリン
    ダ22内とを連通する第2透孔33を基板31に穿設し、 上記弁棒21外面へ遊嵌させて、基板31外周部と大内径孔
    5b前端面との間にプランジャ5を前方付勢するコイルス
    プリング27を介装させ、 更に垂直筒2を内外二重筒として、第1透孔34と装着筒
    1内とを垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した溝26で連通
    させたことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
  3. 【請求項3】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒1
    を垂直筒2下端に有すると共に、該垂直筒の中間部から
    シリンダ3を、かつ上端から水平筒4を、それぞれ前方
    突出し、 かつ上記シリンダ3内へ前方付勢させて嵌合させたプラ
    ンジャ5前端を、水平筒4前部から揺動可能に垂設した
    トリガー6の上部へ係合させ、 トリガー操作によるプランジャ5の摺動で容器体内液体
    をシリンダ内へ吸込み、該シリンダ内液体を水平筒前端
    へ嵌着させたノズルヘッド12のノズル孔11から噴出可能
    に設けたトリガー式液体噴出器において、 上記シリンダが囲む垂直筒2の前壁部分中心に第1透孔
    34を穿設すると共に、該第1透孔周辺部から、シリンダ
    3との間に加圧室23を形成する小径シリンダ22を前方突
    出し、 プランジャ5は両端開口の筒状として後端に付設した環
    状シール部5aを上記加圧室内へ水密に嵌合させると共
    に、プランジャ孔は前部を小内径孔5c に、後部を大内
    径孔5bに、それぞれ形成し、かつ小内径孔の後部内面に
    はシール突条5dを周設しておき、 又上記透孔周縁部へ係合させて小径シール22の後端内へ
    嵌合させた基板31中心から、上記プランジャ孔の小内径
    孔5cの後部内へ弁棒21を突出する弁棒部材32を設けて、
    弁棒前部とシール突条5dとでプランジヤ5が前限に位置
    したとき閉塞される外気吸入弁24を形成すると共に、弁
    棒前部を除く弁棒外面部分全体に長溝41を、かつ該長溝
    と第1透孔34とを連通する第2透孔33を基板31にそれぞ
    れ穿設し、 上記弁棒21外面へ遊嵌させて、基板31外周部と大内径孔
    5b前端面との間にプランジャ5を前方付勢するコイルス
    プリング27を介装させ、 更に垂直筒2を内外二重筒として、第1透孔34と装着筒
    1内とを垂直筒の内外筒2a,2b間に縦設した溝26で連通
    させたことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
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