JPH10177771A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH10177771A
JPH10177771A JP8352527A JP35252796A JPH10177771A JP H10177771 A JPH10177771 A JP H10177771A JP 8352527 A JP8352527 A JP 8352527A JP 35252796 A JP35252796 A JP 35252796A JP H10177771 A JPH10177771 A JP H10177771A
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disk
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recording
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信之 木原
Hiroshi Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体にデータが適正に記録されているか
どうかをチェックする際に、信頼性の高いチェック結果
が得られるようにすると共に、できるだけ短時間で効率
よく行われるようにする。 【解決手段】 セクター単位でディスクから読出した圧
縮音声データについて、ECC処理部においてエラー検
出処理を行い、誤り訂正処理を実行するECC処理部か
ら出力される訂正不能を示すC2POエラー信号に基づ
いて、記録媒体にデータが適正に記録されているかどう
かのディスクエラーの結果に関する表示を行うように構
成する。この場合、ECC処理部は圧縮音声データにつ
いて伸長処理を施す以前の段階のデータについて誤り訂
正処理を施すようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルデ
ータが記録される記録媒体に対応して再生を行うことが
可能な再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種記録媒体及びそれらに対応する記録
/再生装置が開発されているが、特に近年ミニディスク
システムとして知られているように、ユーザが自由に音
楽データ等を記録できるものも普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、上記のような
ミニディスクシステムにおいて、ディスクに対して音声
データが適正に記録されているかどうかをチェックする
には、例えば、実際にこのディスクを再生することによ
って出力される音声をユーザが聞き、その再生音声に音
切れや音とびなどの異常が無ければそのディスクには適
正なデータ記録が行われているものと判断するようにし
ていた。
【0004】ところが、このようなデータのチェック方
法では、再生途中における音声の異常をユーザが聞き逃
す可能性が少なからず存在するため、その判断結果は必
ずしも信頼性があるとはいえない。また、例えば1枚の
ディスクに記録されたデータについてすべてチェックを
行おうとすると、最大でディスクの記録可能時間に対応
する約60分乃至70分程度にわたって再生音声を聞き
続ける必要があることになる。また、ミニディスクシス
テムにおいては音声データをトラック単位で記録するよ
うにされるが、トラック単位での記録データのチェック
を行ったとしても、一般的には数分間を要することにな
る。つまり、チェックが終了するまでに相当の時間を要
することになって非効率的であるという問題も抱えるこ
とになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
て課題を考慮して、ディスク等の記録媒体にデータが適
正に記録されているかどうかをチェックする際に、でき
るだけ信頼性の高いチェック結果が得られるようにする
と共に、短時間で効率よく行われるようにすることを目
的とする。
【0006】このため、記録媒体に適正にデータが記録
されているか否かのチェックを行うためのチェックモー
ドに移行するための操作が可能とされる操作手段と、記
録媒体に記録されたデータを読出すデータ読出し手段
と、このデータ読出し手段により読出されたデータに付
加されたエラー訂正符号に対応したエラー検出処理を行
うエラー検出手段と、操作手段に対する操作によってチ
ェックモードとされた場合には、データ読出し手段によ
り記録媒体からデータを読出すための動作を実行させる
と共にエラー検出手段による検出動作を実行させ、この
エラー検出手段から出力されるエラー検出情報に基づい
て、記録媒体に対するデータの記録状態として、記録媒
体に適正にデータが記録されているか否かの判別を行う
ことのできる制御手段とを備えて再生装置を構成するこ
ととした。また、記録媒体に記録されたデータは、所定
方式に基づいて圧縮処理された圧縮データとされ、エラ
ー検出手段は、伸長処理が施される以前の段階の圧縮デ
ータについてエラー検出処理を実行するように構成する
こととした。
【0007】上記構成によれば、例えば記録媒体に適正
にデータが記録されたかどうかのチェック結果を、記録
媒体からの読出しデータに対するエラー検出手段の動作
により得られるエラー検出情報に基づいて判断すること
が可能となる。また、記録媒体に記録されたデータが圧
縮データであれば、伸長処理を施す以前の段階の読出し
データについてエラー検出処理を行うようにし、このエ
ラー検出処理によって得られたエラー検出情報に基づい
てチェック結果の判断を行うようにすれば、伸長処理に
要する時間を省略した上でチェック動作を行うことが可
能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の再生装置の実施の
形態について説明する。この実施の形態としての例は光
磁気ディスク(ミニディスク)を記録媒体として、この
記録媒体に対応する記録再生装置とする。説明は次の順
序で行なう。 <1.記録再生装置の構成> <2.クラスタフォーマット> <3.エンコーダ/デコーダ部の構成> <4.ディスクチェックモード時の処理動作> (4−a.第1例) (4−b.第2例)
【0009】<1.記録再生装置の構成>まず図1、図
2によりミニディスク記録再生装置の構成について説明
する。図1は記録再生装置の外観例を示すものである。
この記録再生装置の前面パネルには液晶表示装置等によ
る表示部20が形成されている。この表示部20には記
録/再生しているディスクの動作状態、トラックナン
バ、記録時間/再生時間、編集動作状態、再生モード等
が示される。また、ミニディスクシステムではディスク
に文字情報が記録できるが、その文字情報の入力の際の
入力文字の表示や、ディスクから読み出した文字情報の
表示などが実行される。更に、本実施の形態において
は、後述するディスクチェックモードにより得られたチ
ェック結果を表示することも行われる。
【0010】電源キー33は記録再生装置の電源オン/
オフの操作のために設けられる。また前面パネルには記
録再生装置にディスクを挿入し、またイジェクトキー3
4の操作に応じてディスクが脱却されるディスク挿入部
22が設けらる。
【0011】またこの前面パネルには記録/再生に関す
る操作のための各種操作手段が設けられる。すなわち、
再生キー24、一時停止キー23、停止キー25、録音
キー26、頭だしアクセス動作を実行させるAMS操作
ダイヤル27(以下、ジョグダイヤルという)、高速再
生動作を実行させるサーチキー28などが設けられる。
これらはいわゆる音声の記録/再生動作に関する基本的
な操作キーとなる。ジョグダイヤル27は、その回転操
作により、AMS(頭だしサーチ)を指示する操作部と
なるが、エディット(編集)モードの1つである文字入
力モード(ディスクネーム入力モードもしくはトラック
ネーム入力モード)においては、ジョグダイヤル27の
回転操作が、文字選択のためのインクリメント/デクリ
メント操作となる。
【0012】また、ジョグダイヤル27は押圧操作可能
とされ、この押圧操作はディスクネーム入力モード、ト
ラックネーム入力モード、プログラム設定モード、マル
チアクセス設定モードなどにおけるエンター操作として
機能する。さらにジョグダイヤル26は押圧操作は、再
生キー24の操作と同様に再生操作を兼ねるようにして
もよい。
【0013】これらの操作手段とともに、数字キー39
が設けられる。この数字キー39は例えば『1』キーか
ら『25』キー、及び26以上の数字を入力するための
『>25』キーが設けられる。数字キー39は、再生さ
せるトラックナンバをダイレクトに選択する場合や、プ
ログラム再生モード、マルチアクセス再生モードでのト
ラックナンバ選択などに用いることができる。
【0014】エディットモードの操作のためのキーとし
てエディットキー29、イエスキー30、キャンセルキ
ー31が設けられる。エディットキー29は各種エディ
ットモードの呼出し及び終了の操作のために用いられ、
またイエスキー30、キャンセルキー31がエディット
中の操作に用いられる。例えばイエスキー30はエンタ
ー操作として、またキャンセルキー31は取消操作とし
て用いられる。
【0015】エディットモードとしては、各トラックに
対して曲名などの文字を入力するトラックネーム入力モ
ード、ディスクに対して名称などの文字を入力するディ
スクネーム入力モード、登録されている文字情報を消去
するネームイレーズモード、1つのトラックを複数のト
ラックに分割するディバイドモード、複数のトラックを
1つのトラックに連結するコンバインモード、トラック
を消去するイレーズモードなどがある。
【0016】再生モードの操作のためのキーとして連続
再生キー35、プログラムキー36、シャッフルキー3
7、マルチアクセスキー38が設けられる。これらのキ
ーを操作することで、再生モードが、連続再生モード、
プログラム再生モード、シャッフル再生モード、マルチ
アクセス再生モードのいずれかが設定される。
【0017】また本実施の形態では、ディスクチェック
キー40が設けられる。例えばこのディスクチェックキ
ー40の操作と併用してディスクを再生させるための操
作を行った場合には、ディスクチェックモードに移行す
る。ここでいうディスクチェックモードとは、ディスク
を再生して読み出したデータに対するエラー訂正処理時
のエラー検出結果に基づいて、データ記録状態として、
ディスクに対してデータが適正に記録されているかどう
かを機器側で判断し、例えば、その判断結果を表示部2
0に表示するといった動作が行われるモードである。な
お、このようなディスクチェックは、所定操作に応じて
ディスクに記録された全データに対するチェックと、ト
ラック単位でのチェックとの何れも行うことが出来るも
のとする。このディスクチェックモードにより、ディス
クに対するデータの記録状態をチェックした場合には、
後述するようにして伸長処理以前の段階のデータについ
て検証を行うことにより、最終的に音声信号として出力
するまでの通常再生動作に要する時間よりも短時間でチ
ェックを行うことが可能である。なお、このチェックモ
ード時においては、後述する理由により再生音声は出力
されないことが好ましい。
【0018】また、本実施の形態では説明上これらの操
作手段を記録再生装置の前面パネルに配するようにして
いるが、例えば記録再生装置を赤外線などによるリモー
トコマンダーにより操作可能とし、そのリモートコマン
ダー上にこれらの操作手段を設けるようにしてもよい。
【0019】図1のようなミニディスク記録再生装置の
内部構成を図2で説明する。音声データが記録されてい
る光磁気ディスク1は、スピンドルモータ2により回転
駆動される。そして光磁気ディスク1に対しては記録/
再生時に光学ヘッド3によってレーザ光が照射される。
【0020】光学ヘッド3は、記録時には記録トラック
をキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出
力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光
からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出
力を行なう。このため、光学ヘッド3にはレーザ出力手
段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されている。
【0021】また、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と
対向する位置に磁気ヘッド6aが配置されている。磁気
ヘッド6aは供給されたデータによって変調された磁界
を光磁気ディスク1に印加する動作を行なう。光学ヘッ
ド3全体及び磁気ヘッド6aは、スレッド機構5により
ディスク半径方向に移動可能とされている。
【0022】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、
再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、グルーブ情報(光磁気ディスク1に
プリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録され
ている絶対位置情報)GFM等を抽出する。抽出された
再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエ
ラー信号FEはサーボ回路9に供給され、グルーブ情報
GFMはアドレスデコーダ10に供給される。
【0023】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号TE、フォーカスエラー信号FEや、マイクロ
コンピュータにより構成されるシステムコントローラ1
1からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピン
ドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ駆
動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制
御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、また
スピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御す
る。
【0024】アドレスデコーダ10は供給されたグルー
ブ情報GFMをデコードしてアドレス情報を抽出する。
このアドレス情報はシステムコントローラ11に供給さ
れ、各種の制御動作に用いられる。また再生RF信号に
ついてはエンコーダ/デコーダ部8においてEFM復
調、CIRC等のデコード処理が行なわれるが、このと
きアドレス、サブコードデータなども抽出され、システ
ムコントローラ11に供給される。
【0025】エンコーダ/デコーダ部8でEFM復調、
ACIRC等のデコード処理された音声データ(セクタ
ーデータ)は、メモリコントローラ12によって一旦バ
ッファメモリ13に書き込まれる。なお、光学ヘッド3
によるディスク1からのデータの読み取り及び光学ヘッ
ド3からバッファメモリ13までの系における再生デー
タの転送は1.41Mbit/secで、しかも通常は間欠的に行な
われる。
【0026】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、44.1KHZ サンプリング、1
6ビット量子化のデジタルオーディオ信号とされる。こ
のデジタルオーディオ信号は例えばデジタル信号処理回
路21でイコライジング、リバーブ、ゲインなどの調整
処理が行われた後、D/A変換器15によってアナログ
信号とされ、出力端子16から所定の増幅回路部へ供給
されて再生出力される。例えばL,Rアナログオーディ
オ信号として出力される。
【0027】デジタル信号処理回路21は、いわゆるD
SP(デジタルシグナルプロセッサ)などで形成され、
各種の多様な処理を行うことができる。例えば各種モー
ドの音響設定でのイコライジング処理だけでなく、徐々
にゲイン(出力音量レベル)を変化させることでフェー
ドイン、フェードアウトなどの処理等も可能である。な
お、このような処理部をD/A変換器15の後段に設
け、アナログ処理により行うようにしてもよい。
【0028】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、入力端子17に供給された記録信号(ア
ナログオーディオ信号)は、A/D変換器18によって
デジタルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部1
4に供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。な
お図示していないがデジタルインターフェース部を設け
てデジタルオーディオデータの入出力を行なうこともも
ちろん可能である。
【0029】エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮
された記録データはメモリコントローラ12によって一
旦バッファメモリ13に書き込まれ、また所定タイミン
グで読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られ
る。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコ
ード、EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘ
ッド駆動回路6に供給される。
【0030】磁気ヘッド駆動回路6はエンコード処理さ
れた記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6aによるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッドに対して、記録レベルのレーザ光を出力するように
制御信号を供給する。
【0031】操作部19はユーザー操作に供される部位
を示し、これは図1で説明したような各種操作キーやダ
イヤルに相当する。これらの操作キーやダイヤルによる
操作情報はシステムコントローラ11に供給され、シス
テムコントローラ11は操作情報に応じた動作制御を実
行することになる。また表示部20は図1のように筺体
上に設けられるもので、この表示動作はシステムコント
ローラ11によって制御される。
【0032】システムコントローラ11は、CPU、プ
ログラムROM、RAM、インターフェース部等を備え
たマイクロコンピュータとされる。そして、本実施の形
態においては、前述したディスクチェックモードの機能
を実現可能なようにシステムコントローラ11が構成さ
れている。
【0033】<2.クラスタフォーマット>ここで、ク
ラスタという単位について説明する。ミニディスクシス
テムにおける記録動作の単位となるクラスタのフォーマ
ットは図3に示される。ミニディスクシステムでの記録
トラックとしては図3のようにクラスタCLが連続して
形成されており、1クラスタが記録時の最小単位とされ
る。1クラスタは2〜3周回トラック分に相当する。
【0034】そして1クラスタCLは、セクターSFC
FFとされる4セクターのリンキング領域と、セクター
00〜S1Fとして示す32セクターのメインデータ領域
から形成されている。1セクターは2352バイトで形
成されるデータ単位である。セクターSFC〜SFFの4セ
クターはサブデータの記録やリンキングエリアとしてな
どに用いられ、TOCデータ、オーディオデータ等の記
録は32セクターのメインデータ領域に行なわれる。な
お、アドレスは1セクター毎に記録される。
【0035】また、セクターはさらにサウンドグループ
という単位に細分化され、2セクターが11サウンドグ
ループに分けられている。つまり図示するように、セク
ターS00などの偶数セクターと、セクターS01などの奇
数セクターの連続する2つのセクターに、サウンドグル
ープSG00〜SG0Aが含まれる状態となっている。1つ
のサウンドグループは424バイトで形成されており、
11.61msec の時間に相当する音声データ量となる。1つ
のサウンドグループSG内にはデータがLチャンネルと
Rチャンネルに分けられて記録される。例えばサウンド
グループSG00はLチャンネルデータL0とRチャンネ
ルデータR0で構成され、またサウンドグループSG01
はLチャンネルデータL1とRチャンネルデータR1で
構成される。なお、Lチャンネル又はRチャンネルのデ
ータ領域となる212バイトをサウンドフレームとよん
でいる。
【0036】<3.エンコーダ部/デコーダ部の構成>
図4は、図2に示したエンコーダ/デコーダ部8におい
て、デコーダ部8としての要部の構成を示すブロック図
である。このデコーダ部8はEFM復調及びACIRC
(Advanced Interleave+CIRC) デコードを行なって
データ出力する。RFアンプ7からの再生RF信号(E
FM信号)は二値化回路51で二値化され、レジスタ5
2を介してEFM復調部53に供給されてEFM復調さ
れる。つまり14−8変換される。また二値化回路51
の出力はPLL回路54に供給され、PLL回路54に
よってEFM信号に同期したクロックが生成される。
【0037】シンク検出部55では、EFM信号のフレ
ームシンクが検出される。そして、ドロップアウトやジ
ッターの影響でデータ中に同じフレームシンクパターン
が検出されたり、本来のフレームシンクが検出されなか
った場合のために、フレームシンク検出のためのウィン
ドウ保護及びフレームシンクパターンの内挿処理を行な
う。また、ある期間にわたって適正にフレームシンクパ
ターンが検出されない場合には、上記ウィンドウ保護及
びフレームシンクパターンの内挿処理を停止して、再同
期のための処理を実行する。レジスタ52はシンク検出
部55の出力に応じて動作することになる。
【0038】EFM復調部53で復調されたデータはバ
ス57を介してRAM58に取り込まれる。アドレス発
生部59はマルチプレクサ62、67からの出力される
各種要求に応じて書込/読出アドレスを発生させる。ラ
イトベースカウンタ60及びリードベースカウンタ61
の出力はマルチプレクサ62によって選択されてアドレ
ス発生部59に供給される。また、RAM書込要求発生
部64、RAM読出要求発生部65、C1/C2要求発
生部66の各出力はマルチプレクサ67によって選択さ
れてアドレス発生部59に供給される。
【0039】ライトベースカウンタ60,リードベース
カウンタ61はフレーム単位でカウントするものであ
り、EFM復調データのRAM58への書込はライトベ
ースカウンタ60が用いられる。ライトベースカウンタ
60はシンク検出部55によって検出されたフレームシ
ンクをカウントする。また、RAM書込要求発生部64
はシンク検出部55によって検出されたフレームシンク
に応じて書込要求を発生させる。つまり、RAM58へ
の書込動作はEFM信号に同期したPLL系のクロック
によって実行される。
【0040】リードベースカウンタ61は水晶系の安定
したクロックを発生させるタイミングジェネレータ56
からのクロックをカウントする。またRAM読出要求発
生部65、C1/C2要求発生部66にもタイミングジ
ェネレータ56からのクロックが供給され、これに応じ
てを要求信号を発生させる。従ってRAM58からの読
出動作は、安定化クロックによって実行されることにな
る。EFM信号に同期したPLL系のクロックはディス
ク回転サーボの乱れを含んでいることになるが、これを
安定化クロックによってデータをRAM58から読み出
すことで、RAM58は時間軸補正を行なうことにもな
る。
【0041】なお、RAM58の容量から時間軸補正に
も限界があり、例えばライトベースカウンタ60とリー
ドベースカウンタ61の差が±5フレーム以上となる
と、他のデータを壊してしまい、再生音が保証できな
い。そこで、ベースカウンタモニタ63でカウント値の
監視を行ない、ライトベースカウンタ60とリードベー
スカウンタ61の差が±4フレームを越えたら、ライト
ベースカウンタ60にリードベースカウンタ61の値が
セットされるようにしている。
【0042】ECC処理部68では、RAM58に蓄積
されているEFMデコードデータについてエラー訂正を
施す。本実施の形態においては、エラー訂正符号として
ACIRC(Advanced Interleave +CIRC)を用い
るものとされる。ACIRCを用いたエラー訂正処理は
既に知られているように、C1系列及びC2系列による
エラー訂正処理である。ECC処理部68は、例えば、
EFMデコードデータについて、C1系列によるエラー
検出を行いC1系列内でエラー訂正が可能であればこの
段階でエラー訂正を施すことになる。また、C1系列に
よってもエラー訂正が不可能である場合にはC2系列に
よるエラー検出を行い、C2系列による誤り訂正が可能
であると判別されれば、エラー訂正処理を施すようにさ
れる。なお、C2系列によるエラー検出処理によっても
誤り訂正が不可能であると判別された場合には、EFM
デコードデータに対する誤り訂正は不可とされる。
【0043】そして、本実施の形態のECC処理部68
においては、上記のようにしてエラー訂正が不可能であ
ると判別された場合には、そのEFMデコードデータに
ついて訂正不能であることを示すC2POエラーのフラ
グが立てられるが、この図に示すECC処理部68で
は、上記C2POエラーのフラグに対応して出力される
C2POエラー信号SE を、コントローラインターフェ
イス69を介してシステムコントローラ11に伝送する
ようにしている。システムコントローラ11では、ディ
スクチェックモード時においては、受信したC2POエ
ラー信号SE に基づいて、ディスクに記録されたデータ
が適正であるかを判断するディスクチェックを行うよう
に構成される。
【0044】コントローラインターフェイス69は、図
2に示したシステムコントローラ11と、制御信号や各
種情報信号を送受信するために設けられる。また、EC
C処理部68にてエラー訂正が施された音声データは、
レジスタ70から出力コントロール部71を介して出力
される。この音声データ出力は図2に示したメモリコン
トローラの制御によってバッファメモリ13に書き込ま
れる。
【0045】<4.ディスクチェックモード時の処理動
作> (4−a.第1例)次に、図5のフローチャートを参照
して本実施の形態における第1のディスクチェックモー
ド時の動作例について説明する。図5のフローチャート
は、このディスクチェックモード時におけるシステムコ
ントローラ11の処理動作を示している。例えば、ユー
ザによってディスクチェックモードとするための所定の
操作が行われると、システムコントローラ11はステッ
プS101に進んでディスクチェックモードに移行す
る。そして、ステップS102において後述するリトラ
イ回数を示す変数nについてn=0と設定した後にステ
ップS103に進む。
【0046】ステップS103においては、ディスク1
からデータを読み出すための再生制御が実行される。こ
の場合、ディスク1からのデータ読み出しは、セクター
単位(図3参照)で順次行われていくものとし、このセ
クター単位で読み出したデータをバッファメモリ13へ
書き込んでいくようにされる。続くステップS104に
おいては、バッファメモリ13に書き込まれたセクター
単位のデータについてエラー検出処理を行うための制御
が実行される。このエラー検出処理は、前述したように
してデコーダ部8内のECC処理部68において行われ
る。
【0047】ところで、例えばこのディスクチェックモ
ード時においては、上記のようにしてバッファメモリ1
3に書き込まれたデータはエンコーダ/デコーダ部14
には供給しないようにされる。つまり、ディスクチェッ
クモード時では、ディスク1から読み出したデータにつ
いて、エンコーダ/デコーダ部14により伸長処理を施
して音声信号として出力する処理は行わないものとされ
る。このため、ディスク1に対する読み出し動作は、通
常再生時のようにエンコーダ/デコーダ部14側のデー
タ転送レート(0.3Mbit/sec )を考慮したタイミングに
よる間欠的な読み出しを行う必要はなく、連続的若しく
は通常再生時よりも速いタイミングによる間欠的なデー
タ読出し動作を行うことが出来る。この結果、一定のデ
ータ量に対するデータ読出しに要する時間は通常再生時
よりも速くなることになり、この結果、ディスクチェッ
クに要する時間も通常再生時と比較して大幅に短縮され
ることになる。
【0048】上記ステップS104に続くステップS1
05では、ステップS104におけるセクター単位のデ
ータについてエラー検出結果として、訂正不能の結果を
示すC2POエラー信号SE (図4参照)が、ECC処
理部68からシステムコントローラ112に伝送された
か否かが判別される。ここで、システムコントローラ1
1がC2POエラー信号SE を受信しないと判別した場
合には、当該セクターのデータについては適正な記録が
ディスクに対して行われているとして、ステップS10
6に進む。
【0049】ステップS106においては、ディスクチ
ェックすべき記録データを形成する全セクターについて
のチェックが終了したか否かについて判別を行う。な
お、このステップにおいては、ディスクモードとする操
作時においてディスクに記録された全データをチェック
するように設定されていた場合には、ディスクに記録さ
れた全セクターのチェックが終了したか否かが判別さ
れ、例えばトラック単位でチェックするように設定され
ていた場合には、ディスクチェックすべきトラックを形
成する全セクターに関するエラー検出処理が終了したか
否かが判別されることになる。そして、このステップS
106において、エラー検出処理すべきセクターがいま
だ残っていると判別された場合にはステップS107に
進んで、次のセクターの開始位置からデータ読出しが行
われるように、ディスク1に対するアクセス制御を実行
した後、ステップS102の処理に戻るようにされる。
これに対して、ステップS106において、ディスクチ
ェックすべき全セクターのエラー検出処理が終了したと
判別された場合には、ステップS108に進む。
【0050】ステップS108においては、ディスクチ
ェックの結果として、ディスクに適正にデータが記録さ
れていないことに起因する読出しエラー(以降、これを
「ディスクエラー」という)が全くなかったという結果
を出力する。本実施の形態では、この結果出力形態とし
て、例えば前述のように表示部20において、ディスク
エラーがなかったことを示す表示が行われるように制御
することになる。例えば、ユーザはこの表示を見ること
で、ディスクチェックモードによりチェックしたディス
クの全データあるいはトラック単位のデータが、すべて
適正に記録されていることを把握することができる。な
お、この際の表示形態はここでは特に限定しないため、
具体的な説明は省略する。
【0051】また、ステップS105において、ECC
処理部68からC2POエラー信号SE が送信されたこ
とが判別された場合には、ステップS109以降の処理
に移行する。先ず、ステップS109においては、変数
nについてn=n+1としてインクリメントを行い、続
くステップS110においてこの変数nが予め設定され
た所定数mに至った(n=m)か否かが判別される。こ
の所定数mは、次に説明するようにして実行されるリト
ライ動作の制限回数に対応するもので、例えば予め設定
されたリトライ回数をLとすれば所定数mは、m=L−
1により表されることになる。ステップS110におい
てn=mではないと判別された場合には、ステップS1
11に進んで、先にステップS103にてディスクから
読出したセクターと同一のセクターの先頭位置へアクセ
スさせるための制御が実行される。ステップS112の
処理が実行された後はステップS103の処理へ戻り、
再度この同一セクターをディスクから読出して、ステッ
プS104によりエラー検出処理を実行する。これがデ
ィスクチェックモード時におけるリトライ動作となる。
【0052】このようにリトライ動作を行うようにして
いるのは、訂正不能とされるエラー検出結果の原因が、
ディスクにデータが適正に記録されていないこと(ディ
スクエラー)に因るものではなく、例えば何らかの外乱
等によって生じた、当該記録/再生装置における再生系
の不適性なデータ再生動作によるものである可能性を少
なからず含むためであり、リトライ動作を繰り返すこと
により上記再生系の動作が安定して適正にデータ読出し
が行われる可能性があることによる。従って、所定数m
は、適正な読み出し動作が復帰するとされるのに足る上
記リトライ動作の回数を考慮して任意に設定されればよ
い。
【0053】また、ステップS110において変数nが
所定数mに至った(n=m)と判別された場合には、検
出結果としてディスクエラーが発生したと確定してステ
ップS112に進む。ステップS112では、ディスク
チェックの結果として、ディスクエラーが存在したこと
を示す結果を表示出力するように制御を行う。この表示
を見ることで、例えばユーザは、ディスクチェックを行
ったディスクのデータが適正に記録されておらず、実際
にディスクの記録データを音声として再生出力した場合
には音切れや音とび等の異常が発生する可能性が非常に
高いことを認識することが可能となる。
【0054】上記ステップS112あるいはステップS
108によるディスクチェックの結果出力制御が終了し
た後は、このルーチンを抜けることによりディスクチェ
ックモードを終了することになる。
【0055】(4−b.第2例)次に、本実施の形態に
おける第2のディスクチェックモード時の動作例につい
て説明する。上述した第1のディスクチェックモード動
作は、一度、ディスクエラーの検出が確定すると、ディ
スクエラー有りの結果を出力してデータ読出し動作を終
了するものとされている。これに対して第2のディスク
チェックモード動作では、一度、ディスクエラー有りの
結果が得られたとしても、データ読出し動作を継続し
て、ディスクチェックすべきデータ(セクター)につい
て全てエラー検出処理を行うようにされる。そして、デ
ィスクエラー有り場合の結果出力として、エラー個所に
関する情報を含めて表示出力可能なように構成される。
【0056】図6は、第2のディスクチェックモード時
におけるシステムコントローラ11の処理動作を示すフ
ローチャートである。なお、この図に示すルーチンにお
いて、ステップS201、ステップS203〜S20
8、及びステップS212〜S214に示す処理動作
は、それぞれ、図5に示したステップS101、ステッ
プS103〜S107、及びステップS109〜S11
1に示す処理動作と同一であることから説明を省略す
る。
【0057】この場合、ステップS201においてディ
スクチェックモードとされた場合には、続くステップS
202において、ディスクエラーの検出回数に対応する
変数EについてE=0と設定してステップS203に進
む。そして、ステップS203からステップS206に
まで至る処理を経て、ステップS206において、EC
C処理部68からのC2POエラー信号が受信されたと
判別された場合には、ステップS212における変数n
のインクリメント処理を経てステップS213に進む。
そして、この第2のディスクチェックモードにおいて
は、ステップS213において、n=mであるとして規
定のリトライ回数を終了して、当該セクターについてデ
ィスクエラー有りと確定した場合には、ステップS21
5に進んで変数Eについてインクリメントを行ってステ
ップS207に進む。これにより、或るセクターについ
てディスクエラーが検出されたとしても、ディスクチェ
ックすべき全てのデータ(セクター)に対するエラー検
出処理が終了するまで、ディスクに対するデータの読出
し動作が実行されることになる。
【0058】また、この第2のディスクチェックモード
では、ステップS207においてディスクチェックすべ
き全セクターに対するエラー検出処理が終了したと判別
された場合には、ステップS209に進んでディスクエ
ラーの検出回数である変数EについてE≧1とされてい
るか、即ちこれまでのディスクチェック動作として一度
でもディスクエラーが検出されたか否かについて判別を
行う。ここで、変数EについてE≧1ではないと判別さ
れた場合には、ディスクエラー無しの結果を表示出力す
るように制御を行う。これに対して、変数EについてE
≧1であると判別された場合には、ディスクエラー有り
の結果を表示出力するように制御を行うことになるが、
この場合には、単にディスクエラー有りの結果を示す表
示を行うのみでなく、最終的な上記変数Eに関する情報
に基づいて、ディスクエラー個所数やディスクエラーの
検出された位置等を示す内容の情報を付加して表示する
ことが可能となる。なお、この際の具体的な表示形態も
ここでは特に限定しない。
【0059】また、本発明はこれまで説明してきた実施
の形態の構成に限定されるものではない。例えば、上記
実施の形態においては、システムコントローラ11がデ
ィスクエラーの判断を行うためにC2POエラー信号S
E を利用するものとして説明しているが、ECC処理部
68においてはエラー検出処理時における検出結果に応
じて、例えば、2重訂性を要求するC1エラーや、4重
訂性を要求するC2エラーなどのフラグが生成される
が、システムコントローラ11がこれらのフラグ情報に
対応する信号も取り込むことにより、より厳密に得られ
るエラーレイトを参照してディスクエラーの判断を行う
ようにすることも考えられる。また、上記実施の形態に
おいては、ディスクチェックモード時におけるディスク
1の回転駆動速度は通常再生時と同様の1倍速であるこ
とを前提として説明したが、前述のように再生音声の適
正な出力は考慮する必要がないことから、所定の倍速度
によりディスク1からのデータ読出しを実行し、バッフ
ァメモリ13への書き込み/読み出し制御及びデコーダ
部8の処理動作もこの倍速読み出しに対応するクロック
に基づいて行われるように構成することも考えられ、こ
の場合にはディスクチェックに要する時間が更に大幅に
短縮されることになる。更に本発明は、例えばミニディ
スクシステム以外の各種データ再生装置にも適用が可能
であり、特に、圧縮データが記録されている記録媒体に
対応する再生装置においては、伸長処理以前の段階のデ
ータを利用してディスクチェックを行うことが可能にな
るため有効となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録媒体
から読出したデータについてエラー訂正処理を行う際に
得られるエラー検出情報を利用することによって、記録
媒体に適正にデータが記録されたかどうかを判断するこ
とが可能になる。このため、例えば実際に記録媒体に記
録されたデータを再生して得られる音声等に基づいてユ
ーザ自身が判断する場合よりも正確な判断が得られるこ
とになる。また、記録媒体に圧縮データが記録されてい
る場合には、この圧縮データについて伸長処理を施す以
前の段階で行うエラー訂正処理によって得られるエラー
検出情報を利用して、記録媒体に適正にデータが記録さ
れたかどうかを判断を行うようにすることが可能であ
り、これにより、例えば実際に記録媒体に記録されたデ
ータを再生した音声等によって確認する場合よりも短時
間で、その判断結果が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置の外観図で
ある。
【図2】実施の形態の記録再生装置のブロック図であ
る。
【図3】ミニディスクのクラスタフォーマットの説明図
である。
【図4】実施の形態におけるデコーダ部のブロック図で
ある。
【図5】ディスクチェックモード時の処理動作(第1
例)を示すフローチャートである。
【図6】ディスクチェックモード時の処理動作(第2
例)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク、3 光学ヘッド、6a 磁気ヘッド、8
エンコーダ/デコーダ部、11 システムコントロー
ラ、11a RAM、12 メモリコントローラ、13
バッファメモリ、14 エンコーダ/デコーダ部、1
9 操作部、20 表示部、27 ジョグダイヤル、2
9 エディットキー、31 イエスキー、40 ディス
クチェックキー、51 二値化回路、52 レジスタ、
53 EFM復調部、54 PLL回路、55 シンク
検出部、56 タイミングジェネレータ、58 RA
M、59 アドレス発生部、60 ライトベースカウン
タ、61 リードベースカウンタ、68 ECC処理
部、69 コントローラインターフェイス、SE C2
POエラー信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に適正にデータが記録されてい
    るか否かのチェックを行うためのチェックモードに移行
    するための操作が可能とされる操作手段と、 上記記録媒体に記録されたデータを読出すデータ読出し
    手段と、 上記データ読出し手段により読出されたデータに付加さ
    れたエラー訂正符号に対応したエラー検出処理を行うエ
    ラー検出手段と、 上記操作手段に対する操作によってチェックモードとさ
    れた場合には、上記データ読出し手段により記録媒体か
    らデータを読出すための動作を実行させると共に上記エ
    ラー検出手段による検出動作を実行させ、このエラー検
    出手段から出力されるエラー検出情報に基づいて、上記
    記録媒体に対するデータの記録状態として、記録媒体に
    適正にデータが記録されているか否かの判別を行うこと
    のできる制御手段と、 を備えていることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体に記録されたデータは、所
    定方式に基づいて圧縮処理された圧縮データとされ、 上記エラー検出手段は、伸長処理が施される以前の段階
    の上記圧縮データについてエラー検出処理を実行するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段により得られた判別結果に
    基づいて、所定の提示形態によって、上記記録媒体に対
    するデータの記録状態に関する情報を提示可能な提示手
    段を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 上記提示手段は、上記記録媒体に対する
    データの記録状態に関する情報を所定の表示形態により
    表示可能なように構成されていることを特徴とする請求
    項3に記載の再生装置。
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