JPH10177296A - 画像形成用ローラ - Google Patents

画像形成用ローラ

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JPH10177296A
JPH10177296A JP8678297A JP8678297A JPH10177296A JP H10177296 A JPH10177296 A JP H10177296A JP 8678297 A JP8678297 A JP 8678297A JP 8678297 A JP8678297 A JP 8678297A JP H10177296 A JPH10177296 A JP H10177296A
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JP
Japan
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sleeve
image forming
bearing member
forming roller
roller
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JP8678297A
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Inventor
Yasuhiro Fujimori
康弘 藤森
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き抜き及び回転に対して耐性の高い画像形
成用ローラの開示 【解決手段】 非磁性体からなる円筒状のスリーブ24
の内部に、スリーブ24の軸方向に延びると共に表面に
複数個の磁極を有するマグネットローラ22を内蔵し、
スリーブ24の両端部の円筒内面に、マグネットローラ
22の軸方向に延びる回転軸21を回転自在に保持する
軸受け部材を保持し、軸受け部材25の外周面に凹部2
7を形成し、スリーブ24の両端部に凹部27に挿入す
る折り曲げ部28を形成し、この折り曲げ部28を凹部
27に挿入してスリーブ24を固定したことを特徴とす
る画像形成用ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,静電方式により
感光ドラムに静電潜像を形成し,感光ドラムにトナーを
分散してシートに定着させる画像形成装置において,感
光ドラム表面にトナーを分散させる現像ローラ等の画像
形成用ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から,複写機,ファクシミリ装置,
或いはプリンターなどの画像形成装置には,静電潜像を
形成する感光ドラムの表面を帯電ローラにより帯電さ
せ,感光ドラムの表面に光を当てて静電潜像を形成し,
この静電潜像の上にトナーを散布し,帯電ドラム表面に
付着したトナーを紙シートに付着させた後,定着させる
ものが備えられている。
【0003】そして、感光ドラムにトナーを付着させる
ための現像ローラには、非磁性体からなる円筒状のスリ
ーブを備えており、このスリーブの内部に,中心に回転
軸を有し表面に複数の磁極を有するマグネットローラが
配備されている。スリーブの両端部の内壁面には、軸受
け部材がそれぞれカシメられて固着されている。軸受け
部材は、スリーブの外側方向に向かってスリーブの軸方
向に平行に突出する「凸」字型の断面形状を有する。軸
受け部材の「凸」形状の突出部分は、現像ローラの回転
軸とされ、画像形成装置の筐体側に形成された軸受けに
保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の現像ロ
ーラでは,スリーブの開口結合部の内面が滑らかである
と,軸受け部材がカシメられて固定されても、カシメ力
により軸受け部材全体が変形する。このため,摩擦力が
増さず,回転時のトルクに対して強い耐性が得られない
問題がある。
【0005】他方、カシメを行う道具側に凹凸を設けて
カシメ加工する場合、スリーブの開口結合部において軸
受け部材を変形させても摩擦力が増さず、強い耐性が得
られないという問題がある。
【0006】さらに、スリーブ開口結合部と軸受け部材
結合部を接着剤により結合する方法によると、はみ出た
接着剤の清浄するための費用を要し,余分な接着剤の処
分が環境に影響する問題がある。
【0007】また、軸受け部材とスリーブとの軸方向の
位置を固定するためにスリーブ内面端部に段削りを要す
るが、この段削りのため、スリーブの肉厚を厚くする必
要がある。スリーブ内面に段削りせず、フランジに設け
た段部をスリーブ端部に当てて位置決めすると、スリー
ブの変形により耐回転トルク、耐引き抜き力が得られな
い問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は,このような課
題に着目してなされたものであり,画像形成用ローラに
おいて、スリーブと軸受け部材との回転方向の結合力を
向上させることを目的とする。
【0009】本発明の請求項1の画像形成用ローラは,
非磁性体からなる円筒状のスリーブの内部に,前記スリ
ーブの軸方向に延びて表面に複数の磁極を有するマグネ
ットローラを内蔵し、このマグネットローラに同軸方向
に延びる回転軸を設けて回転可能に内蔵し、前記スリー
ブの両端部の円筒内面に、前記マグネットローラの回転
軸を回転自在に保持する軸受け部材を保持させた画像形
成用ローラにおいて,前記スリーブの両端の円筒部内面
に、前記軸受け部材に食い込む複数の凹凸部を形成し、
前記円筒部の凹凸部内面に前記軸受け部材を挿入し、前
記円筒部を前記軸受け部材の周面にカシメたことを特徴
とする。
【0010】本発明の請求項2の画像形成用ローラは、
請求項1の画像形成用ローラにおいて,前記スリーブの
円筒部の凹凸部は,半径が0.3mm以下の略円形断面
からなる凹部を連ねて形成されていることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項3の画像形成用ローラは、
請求項1の画像形成用ローラにおいて,前記スリーブの
円筒部の凹凸部の円筒中心側に突出する先端部の断面の
角度θは60°以下であることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項4の画像形成用ローラは、
請求項1の画像形成用ローラにおいて,前記スリーブの
円筒部の凹凸部は,前記スリーブの軸方向,円周方向,
軸方向と交差する方向の少なくともいずれかに向かって
伸びていることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5の画像形成用ローラは、
非磁性体からなる円筒状のスリーブの内部に、前記スリ
ーブの軸方向に延びると共に表面に複数個の磁極を有す
るマグネットローラを内蔵し、前記スリーブの両端部の
円筒内面に、前記マグネットローラの軸方向に延びる回
転軸を回転自在に保持する軸受け部材を保持した画像形
成用ローラにおいて、前記軸受け部材の外周面に凹部を
形成し、前記スリーブの両端部に前記軸受け部材の凹部
に挿入する折り曲げ部を形成し、この折り曲げ部を前記
凹部に挿入して前記スリーブを固定したことを特徴とす
る。
【0014】本発明の請求項6の画像形成用ローラは、
請求項5の画像形成用ローラにおいて、前記凹部は前記
軸受け部の軸周り方向に延びるように溝状に形成され、
前記スリーブの折り曲げ部は複数箇所形成され、各折り
曲げ部は前記凹部の壁面に圧着されて前記スリーブに前
記軸受け部が固定されていることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項7の画像形成用ローラは、
請求項5の画像形成用ローラにおいて、前記スリーブの
両端部には、前記凹部のスリーブ中央側の内側壁面に沿
って折り曲げられる前記折り曲げ部と、前記凹部のスリ
ーブ外側の外側壁面に突き当てられる突起部とが形成さ
れ、前記折り曲げ部が前記内側壁面に圧着され、前記突
起部が前記凹部の外側壁面に突き当てられることによ
り、前記スリーブに前記軸受け部が固定されていること
を特徴とする。
【0016】本発明の請求項8の画像形成用ローラは、
請求項7の画像形成用ローラにおいて、前記軸受け部材
の前記凹部が前記スリーブの折り曲げ部の下方に覆われ
るように、前記スリーブを前記スリーブ内に挿入した後
に、前記折り曲げ部の上方から押圧して前記折り曲げ部
を前記凹部に圧着したことを特徴とする。
【0017】請求項1〜請求項4の画像形成用ローラに
よれば,軸受け部材とスリーブとが食い込むので,スリ
ーブと軸受け部材との結合力が向上し,回転トルクに対
する耐性が向上する。
【0018】特に、本発明の請求項5〜請求項8の画像
形成用ローラによれば、スリーブの折り曲げ部が軸受け
部の凹部に浸入するように折り曲げられるために、回転
方向の耐トルク性が向上するとと共に,軸方向の引き抜
きに対する耐性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】次に,本発明の好ましい実施形態
にかかる画像形成用ローラを図面に基づいて説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は,この発明の
第1の実施形態の画像形成用ローラとしての2成分現像
用の現像ローラの断面構造を示している。
【0021】この現像ローラ1は,図示しない複写機の
感光ドラムの近傍のトナー収納室内に配設され,現像ロ
ーラ1の一部は感光ドラムの表面に対して面している。
感光ドラムは同じく図示しない帯電ローラにより負に帯
電された後,感光ドラムの表面に光が照射されて光照射
部分の負電位が消去され,静電潜像が形成される。現像
ローラ1は,この感光ドラムの表面の正電荷部分にトナ
ーを付着させ,感光ドラムの表面にトナーによるコピー
画像が形成される。このトナーの画像は紙シートに転移
された後定着される。
【0022】現像ローラ1は,内部に円筒形状のマグネ
ットローラ2が配設されている。マグネットローラ2の
中心には軸方向に延びる回転軸3が挿通されており,回
転軸3にマグネットローラ2が固定されている。マグネ
ットローラ2は,表面に異極の磁場がほぼ均一に分布す
るように,着磁されている。回転軸3の左右両端部には
ベアリング4A,4Bが取り付けられており,片方のベ
アリング4Aには樹脂フランジとも言われる軸受け部材
5が取り付けられている。軸受け部材5はフランジ6の
中央部外側に軸部7が突設され,フランジ6の中央部内
側にベアリング4Aを介して回転軸3が取り付けられて
いる。
【0023】回転軸3の他方の端部にあるベアリング4
Bには軸受け部材8が固定される。軸受け部材8の中央
部には回転軸3が貫通しており,軸受け部材8と回転軸
3とは回転自在になっている。
【0024】軸受け部材5と軸受け部材8の外周面の外
側角部は面取りされており,この面取り部分5A,8A
を包み込むように,アルミニウム合金などの非磁性体か
らなる円筒状のスリーブ9がカシメにより固定されてい
る。
【0025】スリーブ9は,マグネットローラ2とは接
触しないようになっており,軸受け部材5の軸部7に固
定される図示しないプーリにより軸受け部材5が回転す
ると,スリーブ9とマグネットローラ2とが相対的に回
転し,これにより,スリーブ9の表面にトナーが均一に
分布するようになっている。
【0026】スリーブ9の結合部9A内面には,図3に
示すような歯列状の凹凸部10が形成されている。この
凹凸部10は,図4の示すように,スリーブ9の軸方向
に延びており,凹凸部10のスリーブ9の内部中心側に
突出する先端部断面は、頂点の断面の角度が60°以下
になるように設定されている。スリーブ9の結合部9A
と軸受け部材5,8とは,図2の状態から図5のように
カシメ絞りで結合されている。このカシメ絞りにより,
凹凸部10が樹脂製の軸受け部5,8Aに食い込むよう
になっており,感光ドラム2にトナーを分散させるよう
に隣接して回転するときに、スリーブ9に歪みができな
いようになっている。
【0027】スリーブ9の内壁面には軸受け部5,8の
軸方向の位置決めを行う段部5B,8Bが段設され、軸
受け部5,8の相対する面には段部5B、8Bが填め込
まれる環状の凸部5C、8Cが形成されている。
【0028】スリーブ9の左右端部は,絞りカシメによ
りフランジ5,8の面取り部分5A,8Aを包んでお
り,スリーブ9の軸方向への耐引き抜き力が向上してい
る。
【0029】なお,スリーブ9の耐回転トルク向上のた
めに,図6に示すように,半径Rが0.3mm以下の円
形凹部11を連ねて形成しても良く,また,図7に示す
ように楕円型断面の凹部12を連ねて凹凸部10を形成
しても良い。この場合,スリーブの結合部内面から突出
する凹凸部10の先端部の断面の角度は60度以内であ
ると,鋭利になるので軸受け部材5,8に食い込みやす
い。
【0030】さらに,図8,図9に示すように,スリー
ブ9の軸受け部材5,8が嵌合する結合部に,スリーブ
9の周方向に伸びるビード13や,スリーブ9の周方向
に対して傾斜し,互いに直交する格子状のビード14を
形成しても良い。
【0031】また,スリーブ9の左右両端部のカシメ絞
りは,図10,図11に示すように軸受け部材15が嵌
合されるスリーブ9の結合部9Bを押圧によりカシメて
包むタイプと,スリーブ9の中間部9Cに軸受け部材1
6を内装してカシメるタイプも考え得る。
【0032】なお,この実施形態は画像形成装置のうち
の複写機の現像ローラに適用した事例について説明した
が,感光ドラムや帯電ローラに適用しても良いと共に,
複写機に限らず,ファクシミリ,ページプリンタなどに
適用しても良い。また,管と棒の結合,中空物品の端部
形成等や,プレスによる一体結合等,スリーブ内に軸受
け部材を嵌合させて回転力を伝達する機構にも応用でき
る。
【0033】(第2の実施の形態)図12は本発明の第
2の実施の形態にかかる画像形成用ローラを示してい
る。
【0034】この図12において、画像形成用ローラと
しての現像ローラ20のマグネットローラ22,マグネ
ットローラ22の回転軸21、回転軸21の両端部に取
り付けられるベアリング23の構成は、第1の実施の形
態のものと同様であるので、それらの説明を援用する。
【0035】ベアリング23に固着される軸受け部材2
5は、この第2の実施の形態では図の右側部分の軸受け
部材25のみが図示されている。軸受け部材25は樹脂
製のものであり、スリーブ24の端部にある円筒状の内
壁面に挿入される。スリーブ24は、第1の実施の形態
のスリーブ9と異なり、第1実施の形態のスリーブ9の
中間部の肉厚が両端部より厚肉になっているのに比べ
て、肉厚が一定に形成されている。軸受け部材25のス
リーブ24の端部円筒内に挿入される部位は、小径部2
6とされており、小径部26とスリーブ24の端部円筒
外側に位置する部位との境に、溝状の凹部27がスリー
ブ24の軸方向に環状に形成されている。軸受け部材2
5のスリーブ24の左側に設けられる図示しない軸受け
部材においても、同様に小径部と環状溝の凹部が凹部2
7と対称に形成されている。軸受け部材25のスリーブ
24の外側に位置する部位には、画像形成用ローラ20
を回転させるための回転軸30が突出している。
【0036】スリーブ24の端部には、凹部27の内側
壁面27aに密着するように折り曲げられる折り曲げ部
28と、凹部27の外側壁面27bに突き当てられる突
起部29とが形成されている。折り曲げ部28は、図1
4に示すように、転造するためのローラ31のテーパー
部31aにより、図12,図13に示すように折り曲げ
られてカシメられている。
【0037】スリーブ24の折り曲げ部28が凹部27
の内側壁面27aに密着し、突起部29が外側壁面27
bに突き当てられていることにより、スリーブ24と軸
受け部材25とが軸方向への引き抜き力に耐性を持つよ
うになり、又、スリーブ24の回転方向への捻りに対し
て耐性を持つようになっている。更に、折り曲げ部28
と軸受け部材25とが強固に結合し、小径部26が大径
部より、スリーブ24の肉厚相当分小さく設定され、ス
リーブ24の表面と軸受け部材25の大径部の表面とに
段差ができないように形成されている。
【0038】これにより、スリーブ24に、第1の実施
の形態のスリーブ9の中間部のように厚肉部を形成する
必要がなくなり、スリーブ24や軸受け部材25に段部
を形成するような手間がなくなり、製造が容易になる。
【0039】なお、図15〜図17に示すように、折り
曲げ部32,34,36並びに突起部33,35,37
の大きさや配列、並びに個数を適宜に選択しても良い。
【0040】図15に示すものでは、スリーブ24の折
り曲げ部32及び突起部33が4カ所形成され、突起部
33が円筒の一部を形成するように突出している。この
図15に示すものでは、折り曲げ部32が小さいので折
り曲げが容易であり、転造用のローラを用いなくとも良
い。
【0041】又、図16に示すものでは、折り曲げ部3
4及び突起部35は3カ所頭角度で配列形成され、折り
曲げ部34が大きいので、転造用のローラを要するが、
凹部27の内側壁面を把持する力が強力となる。
【0042】さらに、図17に示すものでは、図16の
ものと同様に、3カ所の折り曲げ部36,及び突起部3
7が形成されている。折り曲げ部36が小さいが、突起
部37が大きいので、凹部27の内側壁面27aと外側
壁面27bを押し広げるように力が作用する。このた
め、スリーブ24と軸受け部材25との結合力が強固に
なものとなる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1〜
請求項4の画像形成用ローラによれば,軸受け部材とス
リーブとが食い込むので,スリーブと軸受け部材との結
合力が向上し,回転トルクに対する耐性が向上する。
【0044】特に、請求項1〜請求項3の画像形成用ロ
ーラによれば,スリーブの結合部の内面に突出する歯先
端が軸受け部材結合部外面へ食い込むと共に,食い込み
により発生する余肉が凹部へ入り込むので,軸受け部材
全体の変形を防止でき,スリーブと軸受け部材との回転
方向のずれを防止して,耐回転トルクを向上させること
ができる。
【0045】又、請求項2の画像形成用ローラによれ
ば,歯先端が鋭利になっているので,軸受け部材結合部
外面に容易に食い込むことができる。
【0046】さらに,請求項3の画像形成用ローラによ
れば,刃先角度が鋭角になっているので,軸受け部材結
合部外面の円周方向へ加わるカシメ力が大きく,軸受け
部材結合部内側方向へ加わるカシメ力が小さくなり,軸
受け部材結合部外面に容易に食い込むことができる。軸
受け部材結合部内側の変形を防止することができる。
【0047】また,請求項4の画像形成用ローラによれ
ば,耐回転トルク及び耐引き抜き力を高めることができ
る。
【0048】さらに、本発明の請求項5〜請求項8の画
像形成用ローラによれば、スリーブの折り曲げ部が軸受
け部の凹部に浸入するように折り曲げられるために、回
転方向の耐トルク性が向上するとと共に,軸方向の引き
抜きに対する耐性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成用ローラの断面構
成を示す断面図
【図2】図1のスリーブの結合部と軸受け部材との拡大
【図3】スリーブの結合部内面の歯状の凹凸部の形状を
示す図
【図4】スリーブの歯状凹凸部の側面形状を示す断面図
【図5】軸受け部材とスリーブとをカシメた状態の断面
【図6】スリーブの歯状凹凸部を円形凹部で形成した場
合のスリーブ端面の図
【図7】スリーブの歯状凹凸部を楕円形凹部で形成した
場合のスリーブ端面の図
【図8】スリーブ内に周方向に伸びるビードを形成した
状態の断面図
【図9】スリーブ内に格子状のビードを形成した状態の
部分図
【図10】スリーブの端部の結合部を平らに形成して軸
受け部材をカシメ絞りした図
【図11】スリーブの中間部に軸受け部材を挿入してカ
シメ絞りした図
【図12】第2の実施の形態のスリーブの右側部分と軸
受け部材とをカシメた状態の断面図
【図13】スリーブの折り曲げ部を軸受け部材の凹部の
内側壁面に密着させた状態を軸受け部材の軸方向から見
た状態の断面図
【図14】第2の実施の形態のスリーブの右側部分と軸
受け部材とを転造用のローラでカシメる状態の断面図
【図15】4つの折り曲げ部を小さく、4つの突起部を
大きく形成して軸受け部材の凹部の内側壁面に密着させ
た状態の断面図
【図16】3つの折り曲げ部を大きく、3つの突起部を
小さく形成して軸受け部材の凹部の内側壁面に密着させ
た状態の断面図
【図17】3つの折り曲げ部を小さく、3つの突起部を
大きく形成して軸受け部材の凹部の内側壁面に密着させ
た状態の断面図
【符号の説明】
1 現像ローラ(画像形成用ローラ) 2 マグネットローラ 3 回転軸 5 軸受け部材 7 軸 8 軸受け部材 9 スリーブ 20 画像形成用ローラ 21 回転軸 22 マグネットローラ 23 ベアリング 24 スリーブ 25 軸受け部材 26 小径部 27 凹部 28 折り曲げ部 29 突起部 30 回転軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性体からなる円筒状のスリーブの内部
    に,前記スリーブの軸方向に延びて表面に複数の磁極を
    有するマグネットローラを内蔵し、このマグネットロー
    ラに同軸方向に延びる回転軸を設けて回転可能に内蔵
    し、前記スリーブの両端部の円筒内面に、前記マグネッ
    トローラの回転軸を回転自在に保持する軸受け部材を保
    持させた画像形成用ローラにおいて,前記スリーブの両
    端の円筒部内面に、前記軸受け部材に食い込む複数の凹
    凸部を形成し、前記円筒部の凹凸部内面に前記軸受け部
    材を挿入し、前記円筒部を前記軸受け部材の周面にカシ
    メたことを特徴とする画像形成用ローラ。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成用ローラにおいて,前
    記スリーブの円筒部の凹凸部は,半径が0.3mm以下
    の略円形断面からなる凹部を連ねて形成されていること
    を特徴とする画像形成用ローラ。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成用ローラにおいて,前
    記スリーブの円筒部の凹凸部の円筒中心側に突出する先
    端部の断面の角度θは60°以下であることを特徴とす
    る画像形成用ローラ。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成用ローラにおいて,前
    記スリーブの円筒部の凹凸部は,前記スリーブの軸方
    向,円周方向,軸方向と交差する方向の少なくともいず
    れかに向かって伸びていることを特徴とする画像形成用
    ローラ。
  5. 【請求項5】非磁性体からなる円筒状のスリーブの内部
    に、前記スリーブの軸方向に延びると共に表面に複数個
    の磁極を有するマグネットローラを内蔵し、前記スリー
    ブの両端部の円筒内面に、前記マグネットローラの軸方
    向に延びる回転軸を回転自在に保持する軸受け部材を保
    持した画像形成用ローラにおいて、 前記軸受け部材の外周面に凹部を形成し、前記スリーブ
    の両端部に前記軸受け部材の凹部に挿入する折り曲げ部
    を形成し、この折り曲げ部を前記凹部に挿入して前記ス
    リーブを固定したことを特徴とする画像形成用ローラ。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成用ローラにおいて、 前記凹部は前記軸受け部の軸周り方向に延びるように溝
    状に形成され、前記スリーブの折り曲げ部は複数箇所形
    成され、各折り曲げ部は前記凹部の壁面に圧着されて前
    記スリーブに前記軸受け部が固定されていることを特徴
    とする画像形成用ローラ。
  7. 【請求項7】請求項5の画像形成用ローラにおいて、 前記スリーブの両端部には、前記凹部のスリーブ中央側
    の内側壁面に沿って折り曲げられる前記折り曲げ部と、
    前記凹部のスリーブ外側の外側壁面に突き当てられる突
    起部とが形成され、前記折り曲げ部が前記内側壁面に圧
    着され、前記突起部が前記凹部の外側壁面に突き当てら
    れることにより、前記スリーブに前記軸受け部が固定さ
    れていることを特徴とする画像形成用ローラ。
  8. 【請求項8】請求項7の画像形成用ローラにおいて、 前記軸受け部材の前記凹部が前記スリーブの折り曲げ部
    の下方に覆われるように、前記スリーブを前記スリーブ
    内に挿入した後に、前記折り曲げ部の上方から押圧して
    前記折り曲げ部を前記凹部に圧着したことを特徴とする
    画像形成用ローラ。
JP8678297A 1996-10-15 1997-04-04 画像形成用ローラ Pending JPH10177296A (ja)

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JP8678297A JPH10177296A (ja) 1996-10-15 1997-04-04 画像形成用ローラ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090788A1 (fr) * 2001-05-07 2002-11-14 Yamauchi Corporation Gaine tubulaire pour cylindre de presse a sabot
JP2004190709A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ito Denki Kk ローラ装置、並びに、ローラ装置の製造方法

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WO2002090788A1 (fr) * 2001-05-07 2002-11-14 Yamauchi Corporation Gaine tubulaire pour cylindre de presse a sabot
JP2004190709A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ito Denki Kk ローラ装置、並びに、ローラ装置の製造方法

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