JP2001147617A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001147617A
JP2001147617A JP32811499A JP32811499A JP2001147617A JP 2001147617 A JP2001147617 A JP 2001147617A JP 32811499 A JP32811499 A JP 32811499A JP 32811499 A JP32811499 A JP 32811499A JP 2001147617 A JP2001147617 A JP 2001147617A
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JP
Japan
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support shaft
image forming
flange
forming apparatus
bearing hole
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Pending
Application number
JP32811499A
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English (en)
Inventor
Yoshishige Shinozaki
美調 篠崎
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Fuji Electric Imaging Device Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Imaging Device Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Imaging Device Co Ltd filed Critical Fuji Electric Imaging Device Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軸受穴への挿入作業を容易にして作業の所要時
間を短縮することができ、精度を必要とする領域のみに
適正な精度の仕上加工を施して部品加工コストを低減す
ることができる支持軸を具備した画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】導電性の円筒状基体1上に感光層2を設け
てなる感光体10の両端には軸受穴3aを有するフラン
ジ3が装着され、外径寸法Aを以て軸受穴3aと可回転
に内接しその周沿面には精密な仕上加工がなされた支持
部5aと、Aよりも小さい外径寸法Bを有する径間部5
bとを具備する導電性の支持軸5が、片側のフランジ3
の軸受穴3aから反対側のフランジ3の軸受穴3aへ貫
通し、その両端が搭載用の架台7に把持され、片側のフ
ランジ3には感光体10の内壁面に電気的接続された導
電性の接地板6が径間部5b表面に摺動接触するように
配設され、接触面の表面粗さの最大値が1μm以下に仕
上加工されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置や静
電記録装置に搭載される画像形成装置に関する。より詳
しくは、感光体にフランジ,支持軸及び接地板を備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真や静電記録に関する技術は従来
から複写機の分野で発展を遂げ、最近ではレーザービー
ムプリンターやファクシミリなどにも広く応用されて高
画質の画像を高速で得ることのできる電子写真装置や静
電記録装置が普及してきた。一般に、電子写真装置や静
電記録装置には、導電性の円筒状基体の表面に感光層を
設けてなる感光体と、感光体の両端に装着される軸受穴
を有するフランジと、フランジを可回転に支持できる支
持軸と、フランジに付設される回転力伝達用の歯車と、
感光体と導電性の支持軸との間に配設される接地板とを
備えた画像形成装置が搭載されている。
【0003】上記の画像形成装置では、別置の駆動機構
から伝達される回転力により感光体が支持軸を回転軸と
して回転するに伴って、電子写真や静電記録の所定プロ
セス(帯電,露光,現像,転写,定着,除電など一連の
プロセス)を順次経過するように構成されている。従来
の画像形成装置の代表的な構成について、図2及び図3
により説明する。
【0004】図2は、従来の画像形成装置の第1例を示
す断面図である。図2において、導電性の円筒状基体1
の表面に感光層2を設けてなる感光体10の両端には中
央に軸受穴3aを有するフランジ3が装着されている。
片側のフランジ3には回転力伝達用の歯車4が付設され
ている。軸受穴3aと可回転に内接する外径寸法Aを有
する導電性の支持軸51は、片側のフランジ3の軸受穴
3aから矢印P方向に挿入され、感光体10の中を貫通
して反対側のフランジ3の軸受穴3aを通過し、両端が
搭載用の架台7に把持されることにより両側支持構造を
なしている。
【0005】片側のフランジ3には、感光体10の内壁
面に電気的に接続されている導電性の接地板61が、接
地電位に保持されている支持軸51の表面に摺動接触す
るように配設されている。図3は、従来の画像形成装置
の第2例を示す断面図であって、1本の支持軸を用いた
第1例(図2)に替えて、支持軸52及び支持軸53が
各フランジ3の軸受穴3aからそれぞれ矢印P方向に挿
入され、各片端が搭載用の架台7に把持されることによ
り支持軸52及び支持軸53は片側支持構造をなしてい
ることのほかは第1例(図2)と同様に構成されてい
る。
【0006】図2及び図3に示した構成では、把持され
ている支持軸によりフランジの装着されている感光体を
支持することができ、回転力伝達用の歯車に回転力が伝
達されることにより支持軸を回転軸として感光体を回転
させることができ、接地板を支持軸に摺動接触させるこ
とにより感光体を接地することができる。従来の画像形
成装置に用いられた支持軸は、有効長の全域にわたって
フランジの軸受穴と可回転に内接する外径寸法を以て太
さが一定且つ表面粗さの最大値が0.6μm以下となる
ように精密な仕上加工がなされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置で
は、有効長の全域にわたって一定の太さを有する支持軸
が用いられ、その外径はフランジの軸受穴と可回転に内
接する寸法であったことから、組立工程では、感光体の
両端に装着されたフランジの軸受穴に支持軸を挿入して
貫通させる作業が容易ではなく、時間を要するために生
産効率が悪くなる恐れがあり、また、支持軸の周沿面が
軸受穴と円滑に接触するために、有効長の全域にわたっ
て精密な仕上加工の精度を一律に確保していたことか
ら、支持軸の製造工程では部品加工コストが割高になる
恐れがあるという問題点があった。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、軸受穴への挿入及
び貫通作業を容易にして作業の所要時間を短縮すること
ができるとともに、精度を必要とする領域のみに適正な
精度の仕上加工を施して部品加工コストを低減すること
ができる支持軸を具備した画像形成装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前述の目
的は、導電性の円筒状基体上に感光層を設けてなる感光
体の両端には軸受穴を有するフランジが装着され、導電
性の支持軸が軸受穴を貫通して架台に把持され、感光体
と支持軸との間には感光体を接地するための導電性の接
地板が配設されてなる画像形成装置において、支持軸
は、外径寸法Aを以て軸受穴と可回転に内接する支持部
と、Aよりも小さい外径寸法Bを有する径間部とを具備
することにより達成される。
【0010】なお、BはAに対して99%以下であるこ
とが好ましく、また、支持軸は径間部の少なくとも接地
板の当接する範囲では表面粗さの最大値が1μm以下と
なるような仕上加工がなされることがよい。上記の構成
によれば、支持軸の支持部の外径に対して径間部の外径
が小さいことから、径間部とフランジの軸受穴との間に
は隙間が得られるので、支持軸を軸受穴へ挿入して貫通
させる作業が容易になり、作業の所要時間が短縮できる
とともに、径間部の接地板が当接する範囲及び支持部に
はそれぞれ独立した精度の仕上加工を適用できるので、
精度を必要とする領域のみに適正な仕上加工を施して部
品加工コストを低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、画像形成装置におい
て、感光体を支持するための支持軸の形状について工夫
を加えて完成した。以下、本発明の実施の形態について
実施例及び図面により説明する。図1は、本発明による
画像形成装置の実施例を示す断面図である。
【0012】図1において、導電性の円筒状基体1の表
面に感光層2を設けてなる感光体10の両端には中央に
軸受穴3aを有するフランジ3が装着されている。片側
のフランジ3には回転力伝達用の歯車4が付設されてい
る。外径寸法Aを以て軸受穴3aと可回転に内接し且つ
その周沿面が軸受穴3aと円滑に接触するために精密な
仕上加工(例えば表面粗さの最大値が0.6μm以下)
がなされた支持部5aと、Aよりも小さい外径寸法B
(例えばBがAの0.99倍以下)を有する径間部5b
とを具備する導電性の支持軸5が、片側のフランジ3の
軸受穴3aから矢印P方向に挿入され、感光体10の中
を貫通して反対側のフランジ3の軸受穴3aを通過し、
その両端が搭載用の架台7に把持されている。
【0013】片側のフランジ3には、感光体10の内壁
面に電気的に接続されているリン青銅製の接地板6が、
接地電位に保持されている支持軸5の径間部5b表面に
摺動接触するように配設され、径間部5bの少なくとも
接地板6が当接する範囲では表面粗さの最大値が1μm
以下となるような仕上加工がなされている。上記の構成
によれば、支持軸5の径間部5bの外径寸法Bは支持部
5aの外径寸法Aに対して小さいことから、径間部5b
とフランジ3の軸受穴3aとの間には隙間が得られるの
で、軸受穴3aへの挿入及び貫通作業が容易になるとと
もに、径間部5bの接地板6が当接する範囲及び支持部
5aにはそれぞれ独立した精度の仕上加工を適用できる
ので、精度を必要とする領域のみに適正な仕上加工を施
すことにより部品加工コストを低減することができる。 (実施例1)外径30mm,長さ254mm,肉厚1.
5mmのアルミニウム製円筒状基体の表面に浸漬塗布法
により下引層,電荷発生層,電荷輸送層を積層して感光
層を形成した感光体を作製し、中央に直径5mmの軸受
穴を設けたアセタール樹脂製フランジを感光体の両端に
装着した。片側のフランジには回転力伝達用の歯車を付
設した。
【0014】外径5mm,長さ290mmの快削ステン
レス鋼製丸棒を用意し、両端30mmの範囲を外径4.
9±0.05mmに機械加工して支持部を設け、中間2
30mmの領域は外径4.8mmに機械加工して径間部
とし、径間部で接地板が当接する範囲及び支持部の表面
粗さの最大値をそれぞれ1μm及び0.6μmに仕上加
工した支持軸を作製し、この支持軸を片側のフランジの
軸受穴から挿入して感光体の中及び反対側のフランジの
軸受穴を貫通させ、両端を搭載用の架台7に把持させ
た。
【0015】片側のフランジには、感光体の内壁面と支
持軸の径間部とを電気的に接続するための接地板を取り
付けた。この接地板は、感光体の中を貫通した支持軸の
両端が搭載用の架台に把持された時に、接地電位に保持
されている支持軸の径間部表面に摺動接触するように配
設した。 (比較例1)用意した丸棒の全域にわたって外径4.9
±0.05mmに機械加工し、表面粗さの最大値を0.
6μmに仕上加工した支持軸を作製し、この支持軸を用
いて接地板が支持軸の表面に摺動接触するように配設し
たことのほかは実施例1と同様とした。
【0016】上記の実施例1並びに比較例1について、
各10セットの画像形成装置を組立てる過程で支持軸の
挿入作業における所要時間と表面加工における加工コス
トを調査した。調査結果より比較例1の平均値を100
(%)とした時の実施例1の平均値を挿入作業の所要時
間割合及び表面加工の加工コスト割合で表して表1に示
す。
【0017】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1では、比較例1に対
して所要時間が約3分の2に短縮されるとともに、加工
コストも約4分の3に低減されることから、実施例1の
方が比較例1よりも優れていることがわかる。
【0018】
【発明の効果】本発明による画像形成装置は上述のとお
りに構成されることから、支持軸の支持部の外径に対し
て径間部の外径が小さいので、支持軸を軸受穴へ挿入し
て貫通させる作業が容易になり、作業の所要時間が短縮
できるため、組立工程での生産性を向上させることがで
きるとともに、支持軸において、径間部及び支持部には
それぞれ独立した精度の仕上加工を適用できるので、径
間部では接地板が当接する範囲を限定して支持部よりも
粗い表面仕上加工を施すことができ、製造時間や仕上手
順の改善ができるため、部品加工コストを低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の実施例を示す断面
【図2】従来の画像形成装置の第1例を示す断面図
【図3】従来の画像形成装置の第2例を示す断面図
【符号の説明】
1・・・・・・円筒状基体 2・・・・・・感光層 3・・・・・・フランジ 3a・・・・軸受穴 4・・・・・・歯車 5・・・・・・支持軸 5a・・・・支持部 5b・・・・径間部 6・・・・・・接地板 7・・・・・・架台 10・・・・・・感光体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の円筒状基体上に感光層を設けてな
    る感光体の両端には軸受穴を有するフランジが装着さ
    れ、導電性の支持軸が前記軸受穴を貫通して架台に把持
    され、前記感光体と前記支持軸との間には感光体を接地
    するための導電性の接地板が配設されてなる画像形成装
    置において、前記支持軸は、外径寸法Aを以て前記軸受
    穴と可回転に内接する支持部と、Aよりも小さい外径寸
    法Bを有する径間部とを具備することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】BはAに対して99%以下であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】支持軸は、径間部の少なくとも接地板の当
    接する範囲では表面粗さの最大値が1μm以下となるよ
    うな仕上加工がなされることを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300733A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009210630A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Brother Ind Ltd タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置
JP2010026537A (ja) * 2005-10-28 2010-02-04 Kyocera Corp 画像形成装置
US8126358B2 (en) 2008-02-29 2012-02-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having member for moving developer carrier in and out of contact with photosensitive element included in drum unit

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