JP6342603B2 - 電子写真感光体、及び感光体ユニット - Google Patents
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Description
また、特許文献1では図3(b)が示され、基体の端部の内径が狭くなることによりフランジが装着できなくなったり、真円度が悪くなるなどの不具合がある旨を挙げ、このような形態は不具合があるものとして記載している(第0050段落)。
本発明では上記したように嵌合部11aの切り欠きが基体の軸方向端部から中央に向けて内径が拡大されるように形成されおり、ここにフランジが嵌合されていることで、電子写真感光体とフランジとの間に隙間ができる等の不具合が生じなくなった。そしてこれによって振れを減少させることができ、高い回転精度を有する電子写真感光体、感光体ユニットとすることができた。
特にその性質上、外径が大きく、軸方向に長い電子写真感光体になるほど回転精度を高めることが困難となるが、本発明によれば、このような電子写真感光体の回転精度も向上させることができ、顕著な効果を奏する。
現像ローラ2は、電子写真感光体11に現像剤を供給するローラである。そして、当該現像ローラ2により、電子写真感光体11に形成された静電潜像が現像される。なお現像ローラ2には、固定磁石が内蔵されている。
規制部材3は、上記した現像ローラ2の外周面に付着する現像剤の量を調整するとともに、現像剤自体に摩擦帯電電荷を付与する部材である。
転写手段4は、電子写真感光体11に形成された像を紙等の記録媒体に転写するためのローラである。
クリーニングブレード5は、電子写真感光体11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去するブレードである。
3種類の試験体に共通する仕様は次の通りである。
基体の材質:アルミニウム
フランジの材質:アルミニウム
実施例1における嵌合部の形状を図6に示した。実施例1では基体の端面から軸方向中央に向けて内径が拡大するような切り欠きを具備している。具体的には次の通りである。
・嵌合部の軸方向長さLa1:12mm
・最端部から10mm地点における最端部との内径差Db−Da:0.015mm
・テーパー角α:0.09°
・試験体数:174本
比較例1における嵌合部の図示は省略するが、次のような形態である。すなわち、比較例1では基体の端面から軸方向中央に向けて内径が一定である切り欠きを具備している。具体的には次の通りである。
・嵌合部の軸方向長さLa2:12mm
・最端部から5mm地点における最端部との内径差:0.00mm
・テーパー角:0.00°
・試験体数:308本
比較例2における嵌合部の図示は省略するが、次のような形態である。すなわち、比較例2では基体の端面から軸方向中央に向けて内径が縮小する切り欠きを具備している。具体的には次の通りである。
・嵌合部の軸方向長さLa2:12mm
・最端部から10mm地点における最端部との内径差:−0.015mm
・テーパー角:0.09°
・試験体数:692本
振れ試験は、上記実施例1、比較例2、比較例3にかかる試験体を軸を中心に回転させ、これをデジタル寸法測定器を用いて寸法測定することにより行った。
上記した実施例1、比較例1、比較例2の全数について振れ試験をおこなった。ここで振れが20μm以上となったものを不具合品、振れが20μmより小さいものを良品とした。表1に結果を示す。
11 電子写真感光体
11a 嵌合部
12 フランジ
12a フランジ側嵌合部
Claims (3)
- 円筒形の基体と、
前記基体の外周面に積層された感光層と、を備え、
前記基体には、該基体の円筒状の内面端部に設けられ、切り欠くように内径が拡大された部位である嵌合部を前記基体の両端に有し、
前記嵌合部は、嵌合部全体を通して前記基体の端面から円筒軸方向の中央に向けて内径が大きくなるような傾斜が設けられ、
前記基体の外径は一定である、
電子写真感光体。 - 前記基体の端面における内径は、前記基体の前記嵌合部でない部位の内径と同じである、請求項1に記載の電子写真感光体。
- 円筒形の基体と、
前記基体の外周面に積層された感光層と、
前記基体の端部に配置されるフランジと、を備え、
前記基体には、該基体の円筒状の内面端部に設けられ、切り欠くように内径が拡大された部位である嵌合部を前記基体の両端に有し、
前記嵌合部は、前記基体の端面から円筒軸方向の中央に向けて内径が大きくなるような傾斜が設けられた部位を含み、
前記基体の外径は一定であり、
前記フランジは前記嵌合部に前記傾斜が設けられた部位と重なるように挿入されて前記基体に配置される、
感光体ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012075917A JP6342603B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 電子写真感光体、及び感光体ユニット |
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JP2012075917A JP6342603B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 電子写真感光体、及び感光体ユニット |
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JP2013205692A JP2013205692A (ja) | 2013-10-07 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000235330A (ja) * | 1998-04-03 | 2000-08-29 | Ueno Hiroshi | 感光ドラム基材と感光ドラム・ユニット |
JP2004029833A (ja) * | 2003-07-30 | 2004-01-29 | Kyocera Corp | 感光体 |
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2012
- 2012-03-29 JP JP2012075917A patent/JP6342603B2/ja active Active
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JP2013205692A (ja) | 2013-10-07 |
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