JP2000235330A - 感光ドラム基材と感光ドラム・ユニット - Google Patents

感光ドラム基材と感光ドラム・ユニット

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JP2000235330A
JP2000235330A JP8506099A JP8506099A JP2000235330A JP 2000235330 A JP2000235330 A JP 2000235330A JP 8506099 A JP8506099 A JP 8506099A JP 8506099 A JP8506099 A JP 8506099A JP 2000235330 A JP2000235330 A JP 2000235330A
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photosensitive drum
ironing
hard
photoreceptor drum
substrate according
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Hisao Iwamoto
久夫 岩本
Hidekazu Tomaru
秀和 戸丸
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子写真装置に、軽量で製造が簡単な感光ドラ
ム基材および感光ドラム・ユニットを用いて、安定して
欠陥のない画像が得られるようにする。 【解決手段】感光ドラム基材1,1’は、硬質の、現像
ロール13、帯電ロール201、転写ロール203、お
よび硬質のクリーニングブレード204等の硬質の部材
の少なくとも1つと係合して極く僅かに弾性的に撓む感
光ドラム7に用いられるものであって、絞り一しごき成
形体6又は押出しーしごき成形体121の両端をトリム
した後、開口端部2に肉厚部3および/または縮径部4
2aおよび/またはフランジ部23aを形成された薄肉の
金属円筒体よりなる。感光ドラム・ユニット11は、開
口端部2内に短円筒形部9aが緊挿された端部体9、開
口端部2に外挿されたリング体8、および端部体9を感
光ドラム7と同軸に貫通する回転軸10よりなってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光ドラム基材と
感光ドラム・ユニットに関し、さらに詳しくは電子写真
装置に用いられる感光ドラムの基材、および感光ドラム
・ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
電子写真装置は一般に、外周面に感光層を有する感光ド
ラム、感光層を帯電させる帯電装置、帯電装置により帯
電された感光層を選択的に露光して静電潜像を形成する
露光装置、静電潜像に、現像ロール表面に担持され、静
電荷を付与されたトナーを静電吸引させて潜像を顕像化
する現像装置、この現像装置により現像されたトナー像
を用紙等の転写媒体に転写する転写装置、トナー像を転
写した後に、残留トナーを除去するクリーニング装置お
よび感光層に残留した静電気を除去する除電装置を備え
ている(図1参照)。
【0003】高画質化および装置の小型化等のため、従
来非磁性トナー、導電性弾性現像ロールおよび剛性の感
光ドラムを用いる接触現像法が主に採用されていた。し
かし剛性の感光ドラムを用いる場合、感光ドラムと凹ん
だ弾性現像ロールの間の現像ニップにはぼ1層のトナー
が入り込んでトナーの静電吸引、すなわち現像が行なわ
れるのであるが、しばしばトナー飛散等による濃淡のむ
ら等の画像欠陥が生ずるという問題があった。
【0004】さらに剛性の感光ドラムを用いる場合、帯
電装置として軟質の帯電ロールを用いると帯電むらが、
転写装置として軟質の転写ロールを用いると転写むら
が、またクリーニング装置として軟質のクリーニングブ
レードを用いると、トナーのクリーニング漏れがそれぞ
れ生じ易く、そのため画像欠陥が生じ易いという問題が
あった。
【0005】これらの問題の解決法の1つとして、回転
軸、回転軸に支持され、フリー状態で円筒状をなす弾性
材料層および弾性材料層の周りに装着された弾性変形可
能な極く薄い金属層とを有する感光ドラムが提案されて
いる(特開昭59−192260号公報)。この感光ド
ラムは、回転軸と金属層が十分な同心性を保つようにし
て、それ等の間に弾性材料層を形成することが甚だ困難
であるという新たな問題を生ずる。そのため感光ドラム
が回転した時の振れが大きくなって、濃淡のむら等の画
像欠陥を無くすことが依然として困難であるというおそ
れがある。また弾性材料層を備えるため、比較的重いと
いう欠点を有する。特開平7−68326号公報には、
円筒形素管から感光ドラム基材等用の円筒体を作成する
方法として、素管の一方の開口端に、中心角が90度程
度の断面長さが短いカール部を形成して、パンチの先端
部をカール部に押し当てて、しごき加工を行う方法が提
案されている。この方法は、上記公報の実施例に記載の
ような素管の肉厚が3.0mmと厚く、しごき加工後の
円筒体の肉厚も1.1mm(圧下率:62.3%)と比
較的厚い場合には、満足な製品を得ることができる。し
かしながら弾性変形可能な極く薄い(例えば50〜20
0μm)、かつ比較的長い(例えば約30〜50cm)
薄肉円筒体の感光ドラム基材をしごき加工によって製造
するために、素管の肉厚を薄くしたり、1回のしごき率
を大きくしたりすると、しごき加工時にパンチ先端部に
よる負荷にカール部が耐えられず、カール部が変形して
パンチが抜けてしまい、工具の破損や生産停止を招いて
生産性が低下するという問題を生じ易い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安定して欠
陥のない電子写真画像が得られ、軽量で、製造が容易で
生産性が高い、電子写真装置用の感光ドラム基材および
感光ドラム・ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、電子写真装置に配設される、硬質のロール、および
硬質のブレード等の硬質の部材の少なくとも1つと係合
して、極く僅かに弾性的に撓む感光ドラムに用いられ
る、しごき加工法により形成されたしごき成形体の両端
をトリムすることによって形成された薄肉の金属円筒体
よりなる感光ドラム基材である。
【0008】硬質のロールとして、硬質の帯電ロール、
剛性の(すなわち硬質の)現像ロールおよび硬質の転写
ロール等が挙げられる。硬質のブレードとして、硬質の
クリーニングブレード等が挙げられる。本明細書におい
て、係合とは、直接の接触による係合の他に、トナー、
或いは用紙やベルト等の転写媒体を介する間接の接触に
よる係合をも含む。感光ドラム基材を構成する金属とし
ては、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、
銅、ステンレス鋼、錫めっき鋼板、ニッケルめっき鋼
板、ニッケル・錫めっき鋼板等が例示される。しごき加
工法により形成されたしごき成形体は、欠陥のない画像
を得るのに必要な真円度や表面平滑度を得るのが比較的
容易である。また偏肉が小さいので、弾性的撓みが均一
に行なわれ、さらに製造コストが小さいという利点を有
する。
【0009】感光ドラムは、硬質の部材と係合して極く
僅かに弾性的に撓む(半径方向撓み長さは、例えば約2
0〜500μm)ので、硬質の部材と安定した接触状態
(間接の接触を含む)を保つので、安定して欠陥のない
画像が得られる。例えば現像ロールの場合、剛性の金属
(例えばアルミニウム合金)によって真円度や表面の平
滑性が優れた硬質の現像ロールを用いることができる。
そのため規制ブレードによって現像ロールの表面にトナ
ー粒子の薄膜層(通常は1層の)を均一に形成するのが
容易であり、感光ドラムが剛性の現像ロールと係合する
場合、トナーを現像ロールから感光ドラムに安定して移
転させるに必要な周方向長さの現像ニップを形成するこ
とができる。しかも弾性現像ロールの場合のように、現
像ロールの回転に伴ってトナーが飛散することもない。
そのため感光ドラムは剛性の現像ロールと係合する場
合、安定して欠陥のない画像が得られる。また感光ドラ
ムは硬質の帯電ロールおよび/または硬質の転写ロール
および/または硬質のクリーニングブレードと係合して
極く僅かに弾性的に撓むので、帯電むらや転写むらおよ
びクリーニング漏れが生じ難く、欠陥のない画像が得ら
れ易い。
【0010】請求項2に係わる発明は、電子写真装置に
配設される、硬質のロール、および硬質のブレード等の
硬質の部材の少なくとも1つと係合して極く僅かに弾性
的に撓む感光ドラムに用いられる、絞りーしごき加工法
により形成されたしごき成形体の両端をトリムすること
によって形成された薄肉の金属円筒体よりなる感光ドラ
ム基材である。本明細書において、絞り−しごき加工法
とは、絞り加工、再絞り加工(再絞り加工は省かれる場
合がある)およびしごき加工を組み合わせて、カップ状
体の胴部の薄肉化と伸長を同時に行なう加工法をいう。
再絞り加工には、ダイの加工コーナの曲率半径が大きい
通常の再絞り加工法と、特開平1−258822号公報
に記載されるようなダイの加工コーナの曲率半径が小さ
い薄肉化再絞り加工法が含まれ、更に特開平7−275
961号公報に記載されるような、薄肉化再絞り加工と
しごき加工を同一工程で行なう薄肉化再絞り−しごき加
工法、および通常の再絞り加工としごき加工を同一工程
で行なう通常の再絞り一しごき加工法を含むものであ
る。
【0011】更に絞り−しごき加工法は、絞り加工、
再絞り加工およびしごき加工よりなる、通常DI法と呼ば
れる加工法、上記のの方法とはぼ同様であるが、最
終しごき工程で胴部上部のしごき加工を行なわず、胴部
上部に外側凸部を形成して胴部上部を厚肉部にする加工
法、絞り加工後、1回以上の再絞り加工を行ない、最
終の再絞り加工でフランジ部を残し、次のしごき加工で
フランジ部下部を残してしごき加工して、フランジ部下
部の胴部部分すなわち胴部上部に外側凸部を形成して胴
部上部を厚肉部にする加工法、および絞り加工後、1
回以上の再絞り加工を行なって得られた再絞り成形体の
底部に円形中心孔を開け、残った底部周辺部を内側に折
り返して、空間部を有する折り返し部を形成し、折り返
し部にしごきパンチの突起部を係合してしごき加工を行
う(パンチの抜き出しは、折り返し部の端面にストリッ
パー装置のフィンガーを係合させて行う)方法等を含
む。絞り加工は、素材として板材を用いるが、表面平滑
で、平坦な板材を入手するのは容易であるので、真円度
や表面平滑度に優れ、また偏肉が小さいしごき成形体を
得るのが容易である。また比較的薄い板材(例えば板厚
1.0mm以下の)が容易に得られるので、このように
薄い板材を用いることによって、全しごき率を小さくす
ることができる。
【0012】請求項3に係る発明は、電子写真装置に配
設される、硬質のロール、および硬質のブレード等の硬
質の部材の少なくとも1つと係合して極く僅かに弾性的
に撓む感光ドラムに用いられる、押出しーしごき加工法
により形成されたしごき成形体の両端をトリムすること
によって形成された薄肉の金属円筒体よりなる感光ドラ
ム基材である。押出しーしごき加工法は、円筒形の押
出し金属管を素管としてしごき加工する方法、円筒形
の押出しー引抜き金属管を素管としてしごき加工する方
法、および後方押出し(インパクト成形法)法によっ
て形成されたカップ体をしごき加工する方法等を含む。
、の円筒形の素管を用いる場合は、(イ)板材に比
較して圧延による異方性の影響がないので、真円度が比
較的優れている、(ロ)しごき成形体に底部が実質的に
無いので、トリム後の材料ロスが少なく、(ハ)素管の
繊維組織は、絞り成形体の夫れよりも少ないので、感光
ドラム基材にフランジ部を形成する際の、フランジ部の
割れが起こり難く、(ニ)折り返し部を形成する(段落
番号0035参照)ことによって、しごき成形体が長
く、抜き出し抵抗が大きい場合でも、しごきパンチの抜
き出しが容易である。(ニ)については、の場合につ
いてもいえる。
【0013】請求項4に係る発明は、硬質の部材の少な
くとも1つと係合する部分の厚さが0.05〜0.3m
mである請求項1、2,3記載の感光ドラム基材であ
る。硬質の部材の少なくとも1つと係合する部分の厚さ
とは、係合する硬質の部材の中、最も幅が大きい部材と
係合する部分の厚さをいう。厚さが0.05mmより小
さいと、僅かの力でも変形してしまって、保形性が無く
なり、また回転部材としての強度が不足するので好まし
くない。一方厚さが0.3mmより大きいと、感光ドラ
ムとなった場合に、例えば剛性の現像ロールとの接触に
よって弾性変形し難く、そのためトナーが安定して感光
ドラムに静電吸引されるに必要な長さの現像ニップが得
られず、画像むら等の欠陥を生ずるので好ましくない。
この感光ドラム基材は、全体として薄いので軽量であ
る。
【0014】請求項5に係る発明は、少なくとも片方の
開口端部の肉厚が、他の部分の肉厚より大きい請求項
1、2、3、4記載の感光ドラム基材である。少なくと
も片方の開口端部の肉厚が、硬質の部材と係合する部分
を含む他の部分より大きいので、保形性を高めることが
できる。また絞りーしごき成形体の場合、胴部の開口部
近傍は加工度が大きく繊維組織が発達していてフランジ
加工の時に割れ易いが、この開口部側の開口端部を肉厚
にした時は、加工度が減少するので上記の割れが起こり
難くなる。さらに開口端部が厚いと強度が大きくなるの
で、感光ドラム・ユニットを形成するため、端部体の短
円筒形部を開口端部内に緊挿する時に高い緊挿度を与え
ることができて、感光ドラムと端部体の滑りが起こり難
くなりこの滑りに基づく画像欠陥が起こり難くなる。
【0015】請求項6に係る発明は、両開口端部に縮径
部が形成された請求項1、2、3,4、5記載の感光ド
ラム基材である。縮径部のため断面係数が大きくなって
開口端部の強度が増すので、開口端部が変形し難くなっ
て保形性が向上する。縮径部形成の際に、開口端部の内
径および外径の寸法が精度良く決まるので、感光ドラム
・ユニットの、感光ドラムと端部体の滑りが起こり難く
なり、この滑りに基づく画像欠陥が生じ難くなる。
【0016】請求項7に係る発明は、両開口端部に外側
フランジ部が形成された請求項1、2、3、4、5、6
記載の感光ドラム基材である。フランジ部のため断面係
数が大きくなって開口端部の強度が増すので、開口端部
が変形し難くなって保形性が向上する。感光ドラム・ユ
ニット作製の際に、フランジ部のため、端部体の開口端
部への挿入が容易になる。感光ドラム・ユニットとなっ
た場合、端部体とフランジ部を接触させることにより、
感光ドラムと端部体の滑りが起こり難くなり、この滑り
に基づく画像欠陥が生し難くなる。
【0017】請求項8に係る発明は、トリムがワイヤ放
電加工法により行なわれる請求項1、2、3記載の感光
ドラム基材である。トリムをワイヤ放電加工法によって
行なう場合は、しごき成形体に機械的な力が加わらない
ので、しごき成形体の胴部が極く薄い場合でも、加工に
よる歪みを生ずることなく、円筒形の感光ドラム基材を
形成することができる。従って感光ドラムの真円度不完
全による、画像欠陥が生じ難くなる。
【0018】請求項9に係る発明は、請求項1、2、
3、4、5、6記載の感光ドラム基材より形成された感
光ドラムの両開口端部内に、短円筒形部を有する端部体
の短円筒形部が緊挿され、両開口端部にリング体が外挿
され、回転軸が両端部体を感光ドラムと同軸に貫通して
いる感光ドラム・ユニットである。感光ドラムの円筒形
の両開口端部内に、短円筒形部を有する端部体の短円筒
形部が緊挿され、両開口端部にリング体が外挿されてい
るので、感光ドラムは端部体にしっかりと固定され、端
部体従って回転軸に対して滑り難い。よって滑りに基づ
く画像欠陥が生じ難い。製造も簡単であり、軽量であ
る。回転軸が両端部体を貫通しているので、回転軸と端
部体を同心にすることにより、回転軸を感光ドラムと同
軸に着設することも容易であり、従って回転振れが起こ
り難く、画像むらが生じ難い。
【0019】請求項10に係る発明は、請求項7記載の
感光ドラム基材より形成された感光ドラムの両開口端部
内に、フランジ部と短円筒形部を有する端部体の短円筒
形部が、フランジ部が外側フランジ部に当接するまで緊
挿され、回転軸が両端部体を感光ドラムと同軸に貫通し
ている感光ドラム・ユニットである。感光ドラムの、外
側フランジ部が付いた円筒形の両開口端部内に、フラン
ジ部と短円筒形部を有する端部体の短円筒形部が、フラ
ンジ部が外側フランジ部に当接するまで緊挿されている
ので、感光ドラムは端部体にしっかりと固定され、端部
体従って回転軸に対して滑り難い。よって滑りに基づく
画像欠陥が生じ難い。端部体の開口端部への挿入が容易
であるので、組立による製造が簡単であり、かつ軽量で
ある。回転軸が両端部体を貫通しているので、回転軸と
端部体を同心にすることにより、回転軸を感光ドラムと
同軸に着設するこも容易であり、従って回転振れが起こ
り難く、画像むらが生じ難い。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、電子写真装置200の説
明用概略図であって、感光ドラム7は外周面に感光層7
aを形成されている。時計回り方向に回転する感光ドラ
ム7の外周に沿って、帯電ロール201,露光装置20
2、現像ロール13、転写ロール203、クリーニング
ブレード204および除電装置205が時計回り方向に
順次配設されている。206は、用紙または中間転写ベ
ルトである。
【0021】帯電ロール201は、感光層7aに接触し
て放電により感光層7aに静電気を帯電させるものであ
って、カーボン等の導電性粒子を含む硬質ゴム(または
樹脂)ロール、又は表面に高抵抗層を有する金属ロール
等が好ましく用いられる。露光装置202は、静電潜像
を形成するためのものであって、通常レーザ光源および
レンズを備えている。現像ロール13および転写ロール
203は、剛性(硬質)の金属ロールよりなっている。
クリーニングブレード204は、硬質ゴム、または硬質
樹脂よりなっている。
【0022】感光ドラム基材の第1の実施の形態を示す
図2において、感光ドラム基材1は、外面全体が円筒形
で、両開口端部2は、内面に短円筒形の凸部3が形成さ
れている。凸部3は傾斜部3aを介して、肉厚が長さ方
向に均一な主部4に接続していて、開口喘部2は主部4
より肉厚になっている。基材1は、極く薄いアルミニウ
ム合金または錫めっき鋼板等の金属板よりなっている。
主部4の好ましい肉厚tは、直径や金属の種類等によっ
て異なるが、約0.05〜0.3mm、より好ましくは
0.1〜0.2mmである。アルミニウム合金(JIS
3000系)よりなる場合、外径が60mmの時に約
0.10mm、外径が85mmの時に約0.15mmが
好ましい。錫めっき鋼板よりなる場合、外径が60mm
の時に約0.07mm、外径が85mmの時に約0.1
0mmが好ましい。上記下限値(例えば0.05mm)
より小さいと、僅かの力でも変形してしまって、保形性
が無くなり、回転部材としての強度が不足するからであ
る。一方上記上限値(例えば0.3mm)より大きい
と、感光ドラム7となった場合に、例えば現像ロール1
3との接触によって弾性変形し難く、そのためトナー1
5が安定して感光ドラム7に静電吸引されるに必要な周
方向長さの現像ニップ12が得られないからである(図
5参照)。
【0023】両開口端部2の厚さは実質的に等しく、か
つ主部4の肉厚tより約10〜80%大きいことが好ま
しい。両開口端部2が比較的厚く、そのため強度が比較
的大きいため、主部4が薄くても、製造後の取扱等の際
に開口端部2を把持することによって、基材1の捩れや
凹み等の変形が起こり難くすることができる。両開口端
部2の厚さが実質的に等しくないことは、段落番号00
26に記載の端部体9の互換性がなくなるので好ましく
ない。段落番号0025に記載の製造の際に、絞りーし
ごき成形体6は端面6aに近づく程加工度が大きく、繊
維組織が発達して割れ易くなる。そのため端面6a側に
対応する開口端部2の厚さが、主部4の肉厚tより約5
%以下、望ましくは約10%以下大であることは好まし
くない。一方主部4の肉厚tより約80%以上大である
ことは、段落番号0025に記載のパンチ5の抜出しが
困難になるので好ましくない。凸部3の長さは、約5〜
20mmであることが好ましい。
【0024】基材1の主部4の平均表面粗さ(Ra)は、
0.01〜0.10μmであることが好ましい。0.0
1μmより小さい平均表面粗さを得ることは困難であっ
て、高コストを招くのみであり、平均表面粗さが0.1
0μmより大きいと、感光面が荒れて精緻な画像が得ら
れ難くなるからである。主部4の真円度(外径)は、
0.1mm以下であるのが好ましい。0.1mmを越え
ると露光の精度が低下し、画像むら生じ易くなるからで
ある。主部4の偏肉(肉厚のばらつき)は、15μm以
下であるのが好ましい。15μmを越えると、弾性撓み
量が不安定になり、画像むら生じ易くなるからである。
上記の条件を満たす基材1は、段落番号0025に記載
の製造の際の再絞り−しごき工程で、例えば内面の真円
度が0.003mm以下であり、内面を、最大高さ(R
y)が0.4μm以下に研削後、ラップ仕上げにより鏡
面化した再絞りリング・ダイ及びしごきリング・ダイを
使用することによって得られる。
【0025】絞りーしごき加工法および後方押出しーし
ごき加工法の場合は、基材1は例えば次のようにして製
造される。図3に示すように、アルミニウム合金または
錫めっき鋼板等の金属板よりなるカップ体(図示されな
い)を、先端部が短円筒形の縮径部5aとなっており、
基部側5bが先端部と同径の縮径部5bとなっているパン
チ5を用いて、再絞り(後方押出しーしごき加工の場合
は、再絞りは一般に行なわない)−しごき加工によって
しごき成形体6を形成する。直ちに、しごき成形体6の
端面6aにストリッパー(図示されない)のフィンガー
(図示されない)を係合して、ボンチ5の内部に形成さ
れた軸方向に延びるエア導孔5cから加圧エアを噴出し
ながらボンチ5を矢印A方向に復帰させてしごき成形体
6から抜出す。次にしごき成形体6を、底部6b近傍の
胴部6cの部分6clおよぴ端面6a近傍の胴部6cの部分
6c2に沿って、軸方向に直角に、ワイヤ放電加工法によ
ってトリムする。残った胴部6cが基材1となる。基材
1そのままの状態で、または段落番号0026に記載の
リング体8および端部体9をセットしてユニットにした
後、基材1の少なくとも主部4の外面に感光層7a(図
5参照)を形成して感光ドラム7を作製する。後者の方
が安定した感光層7aを得るためには好ましい。
【0026】図4の11は、感光ドラム・ユニットを示
す。感光ドラム7の外径に実質的に等しい内径の内面主
部8aと、開口端部2の内径より僅かに大きい内径の内
面凸部8bを有し、比較的硬度が高い弾性体(エラスト
マー)よりなるリング体8が、主部8aと凸部8bの間の
段差部が開口端部の端面に当接するまで両開口端部2に
ぴったりと外挿されている。また外径が開口端部2の内
径に実質的に等しい短円筒形部9aとフランジ部9bを有
する端部体9の短円筒形部9aが、フランジ部9bがリン
グ体8に当接するまで両開口端部2内に緊挿され、回転
軸10が基材1と同軸に両端部体9を貫通している。端
部体9と回転軸10は、キーとキー溝(図示されない)
の組み合わせによって回り止めになっている。なおリン
グ体8とフランジ部9bの外径は等しい。これら部材の
組立法は、段落番号0034に記載の方法と同様であ
る。
【0027】電子写真装置200を作製の際は、回転軸
10を軸受(図示されない)に着設し、長さが感光ドラ
ム7より短い剛体現像ロール13の回転軸13a(図5
参照)を軸受(図示されない)に、感光ドラム7と現像
ロール13の軸線間の距離が、両者の半径の和より極く
僅かに小さくなって、好ましい現像ニップ12の長さが
得られるように着設する。これは、帯電ロール201,
転写ロール203および後述の感光ドラム26、47等
の場合についても同様である。クリーニングブレード2
04も、係合する感光ドラム7が極く僅かに撓む位置に
配設される。現像ロール13の両端部13bが、各リン
グ体8の軸方向内面8cより若干、好ましくは3cm程
度内側にくるように、感光ドラム7と現像ロール13の
長さ関係は定められる。これは、帯電ロール201,転
写ロール203、クリーニングブレード204、および
後述の感光ドラム47の場合についても同様である。
【0028】図5は、感光ドラム7と現像ロール13に
よって現像を行なっている状態を模式的に示す図面であ
って、15は非磁性トナー(粒径は通常約7〜10μ
m)、16は規制ブレード、17はスポンジゴムよりな
るトナー供給ロール、18はトナー・ボックスである。
感光ドラム基材1は接地され、現像ロール13の極性は
負になっている。現像ロール13は、剛体ロールである
ので、金属より形成することができるため、高い真円度
と表面平滑度を有することができる。従って規制ブレー
ド16によって全長に亘って安定して一層のトーナ層を
形成して感光ドラム7側に送ることができる。感光ドラ
ム7は、現像ロール13と対接する現像ニップ12にお
いて極く僅かに凹み弾性変形して、潜像部にトナー15
を静電吸引して現像が行なわれる。帯電ロール201,
転写ロール203およびクリーニングブレード204
も、感光ドラム7と係合して、感光ドラム7を極く僅か
に凹み弾性変形させて、帯電むら、転写むらおよびトナ
ーのクリーニング漏れを防止する。
【0029】図6の21は、感光ドラム基材の第2の実
施の形態を示すものであって、感光ドラム基材1との主
な違いは、両開口端部22に外側フランジ部22aが形
成されている点である。その他の点は、基材1と同様で
ある。感光ドラム基材21は、図7に示すように、感光
ドラム基材1の両開口端部2に、フランジ部形成用ダイ
25を同時に矢印方向に押し込んで形成するか、もしく
は一方の開口端部22にダイ25を押し込んで片方のフ
ランジ部22aを形成した後、他方の開口端部22にダ
イ25を押し込んで他方のフランジ部22aを形成して
もよい。または図示を省略したが、公知のスピニング法
によってフランジ部22aを形成してもよい。フランジ
部22aを形成した後、または段落番号0030に記載
の端部体29をセットしてユニットにした後、基材21
の少なくとも主部24の外面に感光層(図示されない)
を形成して感光ドラム26(図8)を作製する。
【0030】図8の30は、感光ドラム26を備える感
光ドラム・ユニットを示したものであって、端部体29
の、直径が開口端部22の内径に実質的に等しい短円筒
形部29aが、フランジ部29bが外側フランジ部22a
に当接するまで開口端部22内に緊挿されている。回転
軸28が感光ドラム26と同軸に両端部体29を貫通し
ている。端部体29と回転軸28は、キーとキー溝(図
示されない)の組み合わせによって回り止めになってい
る。現像ロール13の端面のフランジ部からの距離は約
3〜5cmであることが好ましい。端部体29の短円筒
形部29aが、比較的肉厚の開口端部22内に緊挿され
ており、かつフランジ部29bがフランジ部22aに当接
しているので、感光ドラム27と端部体29の間に滑り
が一層生じ難い。
【0031】しかし全長に亘って肉厚が均一で、外側フ
ランジ部のみが形成されている感光ドラム27または感
光ドラム基材21(図12)の場合は、次のようにする
ことにより、滑りを確実に防止できる。図9、図11に
示すように、短円筒形部29aの対向する部分に小凹部
29cを形成した端部体29を、開口端部23に挿入し
た後、図10、図11に示すように、小凹部29cより
直径が小さい先端部31aを有するボタン31の先端部
31aを小凹部29c内に押し込んで、開口端部23を小
凹部29c内に嵌め込み、感光ドラム27または感光ド
ラム基材21を端部体29に固定する。なお小凹部29
cの数は1個または3個以上であってもよい。または図
12に示すように、端部体29のフランジ部29bの軸
方向内側に僅かに突出するピン32を着設して、フラン
ジ部29bと外側フランジ部23aをピン32を介して当
接させ、フランジ部29b、23aの間に隙間ができるよ
うにして、この隙間に接着剤33、好ましくはエポキシ
系接着剤等の熱硬化型接着剤をピン32の高さを越える
まで厚く塗布してもよい。これら2つの方法は必要に応
じて、開口端部22が肉厚になっている感光ドラム26
にも適用できることはいうまでもない。
【0032】図13の41は、感光ドラム基材の第3の
実施の形態を示すものであって、感光ドラム基材1との
主な違いは、両開口端部42に短円筒形の縮径部42a
が形成されている点である。その他の点は、感光ドラム
基材1と同様である。感光ドラム基材41は、図14に
示すように、感光ドラム基材1の両開口端部2に、縮径
部形成用ダイ44を同時に矢印方向に押し込んで形成す
るか、もしくは一方の開口端部2にダイ44を押し込ん
で一方の縮径部42aを形成した後、他方の開口端部2
にダイ44を押し込んで他方の縮径部42aを形成して
もよい。縮径率は約0.4〜15%、より好ましくは約
2〜13%である。縮径部形成用ダイ44は、保持体4
4aに着設された外部ダイ45と中子46を備えてい
る。外部ダイ45の内面は、入口部側から、主部43の
外径に等しい内径の案内部45a、テーパ部45bおよび
縮径部42aの外径に等しい内径の絞り部45cを備えて
いる。中子46は、短円筒形で、その直径は縮径部42
aの内径より極く僅かに小さい。縮径部42aを形成した
後、または段落番号0033に記載のリング体51およ
び端部体52をセットしてユニットにした後、基材41
の少なくとも主部43の外面に感光層(図示されない)
を形成して感光ドラム47を作製する。
【0033】図15の50は、感光ドラム・ユニットを
示す。感光ドラム47の縮径部42aを形成された開口
端部外面と同形、同寸の内面主部51aと、縮径部42a
の内径より僅かに大きい内径の内面凸部51bを有し、
比較的硬度が高い弾性体(エラストマー)よりなるリン
グ体51が、主部51aと凸部51bの間の段差部が縮径
部42aの端面に当接するまで、両開口端部42にぴっ
たりと外挿されている。外径が縮径部42aの内径に実
質的に等しい短円筒形部52aとフランジ部52bを有す
る端部体52の短円筒形部52aが、フランジ部52bが
リング体51に当接するまで、両縮径部42a内に緊挿
され、回転軸53が感光ドラム47と同軸に両端部体5
2を貫通している。端部体52と回転軸53は、キーと
キー溝(図示されない)の組み合わせによって回り止め
になっている。なおリング体51とフランジ部52bの
外径は等しい。
【0034】各部材の組立による感光ドラム・ユニット
50の作製は、次のようにして行なわれる。図16に示
すように、回転軸53を感光ドラム47(または基材4
1)の内部に挿通させ、リング体51および回転軸53
と同心の端部体52を順次感光ドラム47(または基材
41)の軸方向外側に回転軸53を包囲して配設した後
(図示は省略したが、感光ドラム47(または基材4
1)の図の左側にも図の右側と同様にリング体51およ
び端部体52が配設されている)、両リング体51を感
光ドラム47(または基材41)に向って移動させて、
図17に示すようにリング体51を、段差部51cが端
面42bに当接するまで両開口端部42に押し込む。次
に図18に示すように、両端部体52を回転軸53に沿
って、キー溝とキー(何れも図示されない)を係合させ
ながらリング体51に向って移動させて、短円筒形部5
2aを縮径部42aに、リング体51とフランジ部52が
当接するまで嵌入する。
【0035】押出し法または押出しー引抜き法によって
形成された円筒形管を素管としてしごき加工を行う場合
は、素管の一方の開口端の内面側に、円環状の空間部を
有する折り返し部を形成し、空間部にしごきパンチの中
空円筒形状の突起部を挿入して、折り返し部に係合させ
てしごき加工を行ってしごき成形体を形成し、しごき成
形体からしごきパンチを抜き出した後、しごき成形体の
両端部をトリムすることによって感光ドラム基材を作製
するのが好ましい。この場合、折り返し部の端面にスト
リッパー装置のフィンガーを係合させて、しごき成形体
からしごきパンチを抜き出すのがより好ましい。折り返
し部とは、その先端部(端面)が、断面直線の側壁部の
下端を結ぶ平面上、またはこの平面よりも他方の開口端
又は開口部側に位置するまで、内部に空間部を有するよ
うに、皺を生じない範囲で折り返された部分をいう。折
り返し部は、環状溝部、又は環状溝部及び環状溝部に連
接する短円筒形状部又は台形部よりなるのが好ましい。
環状溝部とは、折り返し部の先端部(端面)が、断面直
線の側壁部(胴部)の下端を結ぶ平面上にある場合をい
い、比較的断面係数が大きい。環状溝部の断面形状は、
半円形、半楕円形等適宜の形状をとることができる。短
円筒形状とは、短円筒形又は短円筒形に近い形状をい
う。環状溝部に短円筒形状部又は台形部が連接している
場合は、断面係数が大きい。短円筒形状部が連接してい
る場合は、台形部が連接している場合よりも断面係数が
大きい。
【0036】上記の方法について、次に図面によって説
明する。図19は、長尺の押出しー引抜き金属パイプか
ら所定の長さに、軸方向直角に切断された金属素管10
1を示す。図20は、ダイ102と曲げ工具103によ
って、素管101の上部に内向きフランジ部104が形
成された状態を示す。ダイ102は、円筒形の台部10
2aと、台部102aに固着された成形部102bよりな
っている。成形部102bは、高さが素管101の高さ
の半分より僅かに大きい円筒形基部102b1と、基部
102b1に接続する先細のテーパ部102b2よりなっ
ている。円筒形基部102b1の外周面は、素管101
がほぼぴったりと外挿されるように、外径が素管101
の内径より極く僅かに小さく定められている。テーパ部
102b2のテーパ角は極く小さく、1〜5度程度であ
る。成形部102bの先端に、テーパ部102b2を外
周面とする環状突起部102cが形成されている。環状
突起部102cは、テーパ部102b2に連接する断面
半円形の曲率部102c1と、曲率部102c1の内側端
部に接続する短円筒形部102c2を備えている。
【0037】上下動可能の曲げ工具103は、凹部10
3aおよび凹部103aの上部に形成されたエア抜き用透
孔103bを備えている。凹部103aは、下方から素
管101の導入を容易にするためのテーパ角が大きいテ
ーパ部103a1、テーパ部103a1に接続するテーパ角
が極く小さい円筒形状部103a2、円筒形状部103a2
に接続する曲率部103a3および曲率部103a3に接続
する僅かに半径方向上方に傾斜して、透孔103bの周
面下端まで延びる環状上面部103a4よりなっている。
内向きフランジ部104の形成直前は、上方から曲げ工
具103、素管101,ダイ102の順に、図示されな
い装置によって同軸に配設されている(図示されな
い)。
【0038】図示されない装置によって、素管101を
降下させて固定ダイ102の成形部102bに外挿した
後、図示されない装置によって、曲げ工具103を降下
させて、凹部103aを素管101の上端部に外挿し、
上端部を、曲率部103a3および環状上面部103a4に
よって上端部が半径方向内方に向かう内向きフランジ部
104が形成されるまで、押圧具(図示されない)によ
って押圧することによって、素管101の上部に内向き
フランジ部104が形成される。
【0039】図21は、金属素管101の上方の端部に
折り返し部が形成された直後の状態を示す。102は、
図20に示すダイである。105は折り返し部形成工具
であって、折り返し部形成用凹部106を備えている。
折り返し部形成用凹部106は、折り返し部形成工具1
05の下面から上方に極く僅かなテーパ角度で延びる導
入用台形部106a、台形部106aの上方端部に接続す
る断面半円形の曲率部106b、曲率部106bの内側
端部に接続する短円筒部106cおよび短円筒部106
cに曲率部を介して接続する軸方向に垂直な平面部10
6dを備えている。平面部106dの中央を通って、エ
ア抜き孔106eが軸方向に延びている。台形部106a
上端の内径は、素管101の外径に実質的に等しく定め
られている。曲率部106bの曲率半径は、(ダイ10
2の曲率部102c1の曲率半径+素管101の肉厚)
に等しく定められている。短円筒部106cの長さは、
形成される折り返し部107bの皺が生じない範囲内の
短円筒部107b2の最大長さよりも若干長いことが望
ましい。
【0040】図示されない装置によって、内向きフラン
ジ部104を形成された素管101を降下させてダイ1
02の成形部102bに外挿した後、図示されない装置
によって、折り返し部形成工具105を降下させて、凹
部106を素管101の上端部に外挿した後、押圧具
(図示されない)によって押圧して、フランジ部104
を、ダイ102の環状突起部102cと折り返し部形成
工具105の短円筒部106cの協同によりフランジ部
104を垂下するまで折り曲げて、曲率部107b1と
短円筒部107b2よりなる折り返し部107b、およ
び側壁部107aを有するしごき素材107を形成す
る。側壁部107aの上方部と折り返し部107bとの
間に、環状空間部107cが形成される。
【0041】図22は、しごき素材107をしごき加工
する直前の状態を示す図面である。しごき素材107
は、図21の状態から引き出された後、倒立されてしご
き加工される。上方からしごきパンチ110、しごき素
材107、第1のしごきリング111,第2のしごきリ
ング112、第3のしごきリング113およびストリッ
パー装置114が同軸に配設されている。なおしごきリ
ングの数は、各しごきリングによるしぎき率及び全しご
き率、並びにプレスのストローク長さに応じて適宜に定
められる。しごきパンチ110の胴部110aの外径
は、胴部110aがしごき素材107の側壁部107aに
ほぼぴったりと嵌入できるように、しごき素材107の
側壁部107aの内径より極く僅かに小さく定められて
いる。しごきパンチ110の下端部は中空円筒形状の環
状突起部110bとなっている。パンチ110の上記嵌
入が容易に行われるように、突起部110bの外面11
0b1は、僅かに下細の逆台形となっている。突起部1
10bの下端部は、しごき素材107の空間部107c
にほぼぴったりと入るように、空間部107cと実質的
に同形,同寸になるように定められている。突起部11
0bの内面110b3の高さは、しごき素材107の折
り返し部107bの接地面からの高さより大きく定めら
れている。
【0042】図示できる図面のサイズの都合で、各しご
きリング111,112,113間の距離は、図22で
は小さくなっているが、実際は上記距離は図示の夫れよ
りも遙かに大きい。ストリッパー装置114は、複数
(n)個(本実施の形態ではn=8)のフィンガー11
5,フィンガー115によって包囲され、上下動可能の
漏斗状の中子116,フィンガー115を中子116に
対して半径方向内方に弾性的に押圧するリングばね11
7およびフィンガー115の主部115dを保持する円
筒函状の保持具118を備えている。保持具118の底
部中央には、中子挿通用の透孔118bが形成されてい
る。
【0043】図23および図24に明示されるように、
中子116は、上方の逆円錐台状部116aと、逆円錐
台状部116aの下端に接続するロッド部116bを備
えている。逆円錐台状部116aの周面にはn個の縦浅
溝116a1が周方向に等間隔に形成されている。ロッド
部116bは、支持体119の透孔119aを通って、
図示されないシリンダーのピストンロッド120によっ
て、適切なタイミングで上下動するようになっている。
従って逆円錐台状部116aも適切なタイミングで上下
動する。フィンガー115は、縦浅溝116a1にほぼぴ
ったりと係合して、摺動可能な部分を有する内方凸部1
15a、外周が円弧形で、下面が平坦な爪部115b1と
なる上部外方突出部115bを備えている。フィンガー
115が拡開した状態(図22の状態)で、爪部115
b1が折り返し部107bの端面107dに係合するよ
うに、フィンガー115の形状、寸法が定められてい
る。上部外方突出部115bの直下に、リングばね11
7挿入用の環状溝115cが設けられている。環状溝1
15cの下部は、外周面の断面が円弧形の主部115d
となっており、中子116が下降して、フィンガー11
5が拡開した時に主部115dの外周面と保持具118
の側壁部118aの内面が接触するように構成されてい
る。この接触、およびピストンロッド120による中子
116を押し下げる力のため、爪部115b1に押し上
げ力が加わっても、爪部115b1は上昇しない。
【0044】図22の状態より、しごき素材107から
の感光ドラム基材1’(図25)の形成は次のようにし
て行われる。なお図22においては、中子116は上昇
位置にあって、フィンガー115は収縮していて、爪部
115b1の先端部直径は、折り返し部の短円筒部10
7b2の内径より極く僅かに小さくなっている。先ずパ
ンチ110が降下して突起部110bがしごき素材10
7の空間部107cに挿入される。この状態のままパン
チ110の降下は続いて、しごき素材107の側壁部1
07aは、第1のしごきリング111、第2のしごきリ
ング112および第3のしごきリング113のそれぞれ
の、しごき部111a、112aおよび113aによって
しごかれて肉厚が次第に減少して、しごき成形体121
が形成され、折り返し部107bはストリッパー装置1
14に接近する。しかし(図23に示すように、)しご
き素材107の折り返し部107bの肉厚は元の厚さを
保って厚いままである。パンチ110が更に降下して下
死点に達すると、図23に示すように、折り返し部10
7bの接地部が支持体119の上面119aに接近す
る。同時に中子116が降下してフィンガー115が拡
開して、爪部115b1が折り返し部の端面107dの
上方に来る。直ちにパンチ110が上昇を開始すると、
爪部115b1と折り返し部の端面107dが係合して
(図示されない)、折り返し部107はこの位置に止ま
るので、パンチ110はしごき成形体121から容易に
抜き出される。折り返し部107は、肉厚が厚く、しか
も断面係数が大きいので、抜き出しの際に変形し難い。
その後、フィンガー115は収縮してしごき成形体12
1は引き上げられ、開口端部近傍と折り返し部107近
傍をトリムされて、図25に示されるような感光ドラム
基材1’となる。
【0045】ストリッパー装置114を用いることな
く、絞りーしごき体成形の際に用いられる公知のストリ
ッパー装置(図示されない:例えば特公昭60−133
号公報に記載のもののような)を用いて、そのフィンガ
ーをしごき成形体121の開口部端面121aに係合さ
せてパンチ110の抜き出しを行ってもよい。だだしこ
の場合は、しごき成形体121の側壁部121bが極く
薄く(例えば約0.1〜0.3mm)、かつ比較的長い
(例えば約30〜50cm)の場合は、抜き出し抵抗が
大きいため、開口端部121cに座屈変形が生じたり、
真円度が低下したりし易いので、開口端部121c近傍
のトリム長さが大きくなるため、歩留まりが低下し、同
時に感光ドラム基材としての規定の長さが得られなくな
るおそれがある。
【0046】図22に示す方法で、しごきパンチ110
のように環状突起部110bを有し、かつ図3に示すよ
うな、環状突起部の外径、および形成される感光ドラム
基材1の開口端部に対応する部分の外径を主部の外径よ
り若干小さくしたしごきパンチ(図示されない)を用い
ることによって、両開口端部が比較的肉厚で、変形抵抗
が改善された感光ドラム基材1を形成することもでき
る。
【0047】本発明は、以上の実施の形態によって制限
されるものでなく、各請求項の記載に含まれる全ての形
態を含むものである。例えば開口端部は、外面に短円筒
形の凸部が形成されて厚肉部になっていてもよい。また
縮径部に外側フランジ部が形成されていてもよい。さら
に全長に亘り均一な厚さで、開口端部に縮径部が形成さ
れた感光ドラム基材であってもよい。しごきパンチは、
水平方向に往復動してもよい。カラー電子写真装置の場
合は、現像ロールは、イエロートナー用、マゼンタトナ
ー用、シアントナー用およびブラックトナー用と4個が
配設される。各現像ロールに対応して帯電ロールおよび
/または露光装置を配設してもよい。帯電装置として、
帯電ロールの代わりに、コロナ帯電方式などの感光ドラ
ムに対して非接触式のタイプのものを用いても良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る発明の感光ドラム基材
は、製造が容易で生産性が高く、軽量であり、安定して
欠陥のない電子写真画像が得られるという効果を奏す
る。請求項2に係る発明の感光ドラム基材は、請求項1
に係る発明の効果に加えて、真円度や表面平滑度に優
れ、また偏肉が小さいしごき成形体を得るのが容易であ
り、かつ薄い板材を用いることにより全しごき率を少な
くできる、つまりしごき回数を少なくできるので、しご
き装置を比較的簡単にすることができるという利点を有
する。請求項3に係る発明の感光ドラム基材は、円筒形
の押出し素管又は押出しー引抜き素管を用いる場合は、
請求項1に係る発明の効果に加えて、しごき成形体に底
部が実質的に無いので、トリム後の材料ロスが少なく、
素管の繊維組織は、絞り成形体の夫れよりも少ないの
で、感光ドラム基材にフランジ部を形成する際のフラン
ジ部の割れが起こり難く、更に折り返し部を形成するこ
とによって、しごき成形体が長く、抜き出し抵抗が大き
い場合でも、しごきパンチの抜き出しが容易であり、か
つ異方性の影響がないので真円度が請求項2の場合より
も優れるという利点を有する。請求項4に係る発明の感
光ドラム基材は、請求項1、2、3に係る発明の効果に
加えて、より安定して欠陥のない電子写真画像が得られ
るという利点を奏する。請求項5に係る発明の感光ドラ
ム基材は、請求項1、2、3、4に係る発明の効果、利
点に加えて、保形性に優れているという利点を有する。
請求項6に係る発明の感光ドラム基材は、請求項1、
2、3、4、5に係る発明の効果、利点に加えて、より
保形性に優れており、かつより安定して欠陥のない電子
写真画像が得られるという利点を有する。請求項7に係
る発明の感光ドラム基材は、請求項1、2、3、4、
5、6に係る発明の効果、利点に加えて、感光ドラム・
ユニットを作製する際に、端部体の挿入が容易であるた
め、感光ドラム・ユニットの製造がより簡単であるとい
う利点を有する。請求項8に係る発明の感光ドラム基材
は、請求項1、2、3に係る発明の効果に加えて、より
安定して欠陥のない電子写真画像が得られるという利点
を奏する。請求項9に係る発明の感光ドラム・ユニット
は、製造が簡単で、軽量であり、安定して欠陥のない電
子写真画像が得られるという効果を奏する。請求項10
に係る発明の感光ドラム・ユニットは、請求項9に係る
発明の効果に加えてより製造が簡単であるという利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光ドラム・ユニットが配設される電
子写真装置の例の説明用正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態である感光ドラム基
材の縦断面図である。
【図3】本発明の感光ドラム基材を製造する第1の方法
を用いて、図1の感光ドラム基材を製造する工程の要部
を示す縦断面図である。
【図4】図2の感光ドラム基材を用いて作製された感光
ドラム・ユニットの例の縦断面である。
【図5】図4の感光ドラム・ユニットが使用される接触
現像法電子写真装置の例の要部説明用図面である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の第1の態様である
感光ドラム基材の縦断面図である。
【図7】図6の感光ドラム基材を製造する工程の要部を
示す縦断面図である。
【図8】図6の感光ドラム基材を用いて作製された感光
ドラム・ユニットの例の縦断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の第2の態様である
感光ドラム基材を用いて作製された第1の態様の感光ド
ラム・ユニットの端部体の、図10のVIIII-VIIII線か
らみた平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の第2の態様であ
る感光ドラム基材を用いて作製された第1の態様の感光
ドラム・ユニットの要部縦断面図である。
【図11】図10の、XI−XI線からみた縦断面図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施の形態の第2の態様であ
る感光ドラム基材を用いて作製された第2の態様の感光
ドラム・ユニットの縦断面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態である感光ドラム
基材の縦断面図である。
【図14】図13の感光ドラム基材を製造する工程の要
部を示す縦断面図である。
【図15】図13の感光ドラム基材を用いて作製された
感光ドラム・ユニットの例の縦断面図である。
【図16】図15の感光ドラム・ユニットを組み立てる
初期の状態を示す要部縦断面図である。
【図17】図15の感光ドラム・ユニットを組み立てる
途中の状態を示す要部縦断面図である。
【図18】図15の感光ドラム・ユニットの組み立てが
終了した状態を示す要部従断面図である。
【図19】本発明の感光ドラム基材を製造する第2の方
法に用いられる、円筒形素管の縦断面図である。
【図20】図19の円筒形素管の一方の開口端に内向き
フランジ部を形成した直後の状態を示す縦断面図であ
る。
【図21】図20の、一方の開口端に内向きフランジ部
を形成された円筒形素管に、折り返し部を形成した直後
の状態を示す縦断面図である。
【図22】折り返し部を形成された図21の円筒形素管
を、しごき加工する直前の状態を示す説明用縦断面図で
ある。
【図23】図22の状態から、しごきパンチが下死点に
達した時点における状態を示す説明用縦断面図である。
【図24】図23のXXIIII-XXIIII線に沿う横断面図で
ある。
【図25】図19の円筒形素管から製造された、本発明
の第4の形態の感光ドラム基材の縦断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム基材 1’ 感光ドラム基材 2 開口端部 6 しごき成形体 7 感光ドラム 8 リング体 9 端部体 9a 短円筒形部 10 回転軸 11 感光ドラム・ユニット 13 現像ロール(硬質の部材) 21 感光ドラム基材 22 開口端部 22a 外側フランジ部 23 開口端部 28a 外側フランジ部 26 感光ドラム 27 感光ドラム 28 回転軸 29 端部体 29a 短円筒形部 30 感光ドラム・ユニット 41 感光ドラム基材 42 開口端部 42a 縮径部 47 感光ドラム 50 感光ドラム・ユニット 51 リング体 52 端部体 52a 短円筒形部 53 回転軸 121 押出しーしごき成形体 200 電子写真装置 201 帯電ロール(硬質の部材) 203 転写ロール(硬質の部材) 204 クリーニングブレード(硬質の部材)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真装置に配設される、硬質のロー
    ル、および硬質のブレード等の硬質の部材の少なくとも
    1つと係合して、極く僅かに弾性的に撓む感光ドラムに
    用いられる、しごき加工法により形成されたしごき成形
    体の両端をトリムすることによって形成された薄肉の金
    属円筒体よりなる感光ドラム基材。
  2. 【請求項2】 電子写真装置に配設される、硬質のロー
    ル、および硬質のブレード等の硬質の部材の少なくとも
    1つと係合して、極く僅かに弾性的に撓む感光ドラムに
    用いられる、絞りーしごき加工法により形成されたしご
    き成形体の両端をトリムすることによって形成された薄
    肉の金属円筒体よりなる感光ドラム基材。
  3. 【請求項3】 電子写真装置に配設される、硬質のロー
    ル、および硬質のブレード等の硬質の部材の少なくとも
    1つと係合して、極く僅かに弾性的に撓む感光ドラムに
    用いられる、押出しーしごき加工法により形成されたし
    ごき成形体の両端をトリムすることによって形成された
    薄肉の金属円筒体よりなる感光ドラム基材。
  4. 【請求項4】 硬質の部材の少なくとも1つと係合する
    部分の厚さが0.05〜0.3mmである請求項1、
    2,3記載の感光ドラム基材。
  5. 【請求項5】 少なくとも片方の開口端部の肉厚が、他
    の部分の肉厚より大きい請求項1、2、3,4記載の感
    光ドラム基材。
  6. 【請求項6】 両開口端部に縮径部が形成された請求項
    1、2、3,4、5記載の感光ドラム基材。
  7. 【請求項7】 両開口端部に外側フランジ部が形成され
    た請求項1、2、3、4、5、6記載の感光ドラム基
    材。
  8. 【請求項8】 トリムがワイヤ放電加工法により行なわ
    れる請求項1、2、3記載の感光ドラム基材。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6記載の感
    光ドラム基材より形成された感光ドラムの両開口端部内
    に、短円筒形部を有する端部体の短円筒形部が緊挿さ
    れ、両開口端部にリング体が外挿され、回転軸が両端部
    体を感光ドラムと同軸に貫通している感光ドラム・ユニ
    ット。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の感光ドラム基材より形
    成された感光ドラムの両開口端部内に、フランジ部と短
    円筒形部を有する端部体の短円筒形部が、フランジ部が
    外側フランジ部に当接するまで緊挿され、回転軸が両端
    部体を感光ドラムと同軸に貫通している感光ドラム・ユ
    ニット。
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