JPH10176662A - 切替式トラップ装置 - Google Patents
切替式トラップ装置Info
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- JPH10176662A JPH10176662A JP8353174A JP35317496A JPH10176662A JP H10176662 A JPH10176662 A JP H10176662A JP 8353174 A JP8353174 A JP 8353174A JP 35317496 A JP35317496 A JP 35317496A JP H10176662 A JPH10176662 A JP H10176662A
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/44—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
- C23C16/4412—Details relating to the exhausts, e.g. pumps, filters, scrubbers, particle traps
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/002—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by condensation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract
中の成分のトラップと再生を自動化して連続的に行なう
ことで、真空ポンプの長寿命化、除害装置の保護、ロス
タイム削減による運転の信頼性の向上をはかり、さらに
設備や運転コストの低減を図ることができる切替式トラ
ップ装置を提供する。 【解決手段】 気密チャンバ10から真空ポンプ12に
より排気する排気経路14と、排気経路に隣接して配置
された再生経路16と、排気経路及び再生経路に切替可
能に配置された少なくとも2つのトラップ部18と、ト
ラップ部の切替のための移動を行なう駆動手段30とを
備え、排気経路におけるトラップ動作と再生経路におけ
る再生動作を並行して行なうようにした。
Description
装置等の真空チャンバを真空にするために用いる真空排
気システムにおいて用いられるトラップ装置に関する。
して説明する。ここにおいて、真空チャンバ101は、
例えばエッチング装置や化学気相成長装置(CVD)等
の半導体製造工程に用いるプロセスチャンバであり、こ
の真空チャンバ101は、配管102を通じて真空ポン
プ103に接続されている。真空ポンプ103は、真空
チャンバ101からのプロセスの排ガスを大気圧まで昇
圧するためのもので、従来は油回転式ポンプが、現在は
ドライポンプが主に使用されている。
ドライポンプ103の到達真空度よりも高い場合には、
ドライポンプの上流側にさらにターボ分子ポンプ等の超
高真空ポンプが配置される。真空ポンプ103の下流に
は排ガス処理装置104が配備されており、プロセスの
種類により毒性や爆発性があってそのまま大気に放出で
きないガス成分は、ここで吸着、分解、吸収等の処理が
行われて無害なガスのみが大気に放出される。なお、配
管102には必要に応じて適所にバルブが設けられてい
る。
空排気システムにおいては、反応副生成物の中に昇華温
度の高い物質がある場合、昇圧途中でガスが固形化し、
真空ポンプ内に析出して真空ポンプの故障の原因になる
欠点がある。
に、代表的なプロセスガスであるBCl3,Cl2 を使
用すると、プロセスチャンバからは、BCl3,Cl2
のプロセスガスの残ガスとAlCl3 の反応副生成物が
排気される。
気側では分圧が低いので析出しないが、加圧排気する途
中で分圧が上昇し、真空ポンプ内で析出してポンプ内壁
に付着し、真空ポンプの故障の原因となる。これは、S
iNの成膜を行うCVD装置から生じる(NH4)2Si
F6 やNH4Cl等の反応副生成物の場合も同様であ
る。
質が析出しないようにし、ガスの状態で真空ポンプを通
過させる。 (2)真空ポンプの上流(吸気側)に水冷クーラを設け
て、析出物をトラップする。 等の対策が施されてきた。
での析出に対しては効果があるが、その結果として、そ
の真空ポンプの下流に配置される排ガス処理装置で固形
化物が析出し、充填層の目詰まりを生じさせる問題があ
った。また、(2)の対策は、トラップ後の洗浄のため
にシステムを停止させなければならないので、大きなロ
スタイムができてしまう。
で、気密チャンバでの処理プロセスに伴う排ガス中の成
分のトラップと再生を自動化して連続的に行なうこと
で、真空ポンプの長寿命化、除害装置の保護、ロスタイ
ム削減等により運転の信頼性の向上をはかり、さらに設
備や運転コストの低減を図ることができる切替式トラッ
プ装置を提供することを目的としている。
は、気密チャンバと真空ポンプを繋ぐ排気経路と、該排
気経路に隣接して配置された再生経路と、前記排気経路
及び再生経路に切替可能に配置された少なくとも2つの
トラップ部と、該トラップ部の切替のための移動を行な
う駆動手段とを備え、前記排気経路におけるトラップ動
作と前記再生経路における再生動作を並行して行なうよ
うにしたことを特徴とする切替式トラップ装置である。
ップの再生処理のために装置を止めたり、交換のトラッ
プを用意する必要がなく、気密チャンバにおいて連続的
に安定した処理を行なうことができる。また、適当な切
替タイミング判定手段を用いて完全な自動化を図ること
も容易である。
スチャンバであり、必要に応じて、プロセスガスを除害
化する排ガス処理装置を設ける。真空ポンプとしては、
油による逆拡散によるチャンバの汚染を防ぐために排気
経路に潤滑油を用いないドライポンプを用いるのが好ま
しい。
て連動するようにしてもよく、別体として個別に動かす
ようにしてもよい。トラップ部は真空経路途中に設けた
トラップ容器に収容し、一方再生経路中にトラップ部を
収容する再生容器を設け、切替を気密性を保ったまま行
えるようにする。再生容器には少なくとも再生したガス
等を排出する経路(ポート)が設けられる。
2つのトラップ部は排気経路又は再生経路の流れ方向に
対して並列に配置されていることを特徴とする請求項1
に記載の切替式トラップ装置である。トラップ部の移動
は直線的な平行移動であっても、経路に平行な軸回りの
回転移動であってもよい。
2つのトラップ部は排気経路又は再生経路の流れ方向に
直列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
の切替式トラップ装置である。請求項4に記載の発明
は、前記トラップ部は温度トラップであり、排気経路中
において冷却され、再生経路中において加熱されること
を特徴とする請求項1に記載の切替式トラップ装置であ
る。請求項5に記載の発明は、前記トラップ部の切替移
動を自動的に行なうようにしたことを特徴とする請求項
1に記載の切替式トラップ装置である。
場合、外部から温度媒体をトラップ部に流通させる方法
があり、液化ガスの気化熱(例えば液体窒素)、あるい
は冷却水、冷媒などがある。また、熱電素子(ペルチェ
素子)や、パルスチューブ冷凍機などを用いて温度媒体
そのものを流さずにトラップ部で低温を発生させる方法
もある。
用いる場合と、ヒータ、熱電素子、自然昇温などを用い
る場合がある。再生においては、再生用の熱媒体(通常
ガス)に再生したガス等を同伴させる場合と別々に回収
する場合があり、後者の場合は再生媒体経路を別に設け
る。
部とをできるだけ接触させるために、面積を稼ぎかつ流
路を屈曲させるような邪魔板(バッフル板)を設けると
よい。
で行なうようにしてもよい。その場合は、ソレノイドバ
ルブ、スピードコントローラで構成されたエアー駆動制
御機器により制御するようにしてもよく、さらに、エア
ー駆動制御機器を、シーケンサあるいは、リレーによる
制御信号により、制御するようにしてもよい。
完全に自動的に行なうことができる方法としては、例え
ば、トラップ部の前後の差圧を検出するセンサを設けて
これの検出値が所定値になったときに切替を行なう方
法、あるいはより実用的な方法として予め適当な切替時
間を設定しておく方法がある。排気経路と再生経路が1
対1である場合には、トラップと再生の時間は同一とな
るので、再生終了時間の方が短くなるように再生能力を
トラップ能力よりも高めておくのが好ましい。
の形態について説明する。図1及び図2に示すのは、気
密チャンバ10を真空ポンプ12により排気する排気経
路14の左右に隣接して2つの再生経路16が配置さ
れ、この排気経路14及び再生経路16に交差する方向
(以下、交差方向という)に直進移動して切替可能に配
置された2つのトラップ部18が設けられているもので
ある。真空ポンプ12は、この例では一段であるが多段
としてもよい。真空ポンプ12の後段には排ガスを除害
するための排ガス処理装置20が設けられている。再生
経路16には、トラップした析出物を加熱して気化さ
せ、あるいは気化したガスを搬送するための再生用気体
が図示しない再生気体源から三方切替弁22を介して分
岐して流通させられ、下流側には排ガス処理装置24が
設けられている。本実施例では排ガス処理装置20,2
4は別々に設けたが、共用してもよい。
4と再生経路16に跨って配置された直方体状のケーシ
ング26と、このケーシング26を交差方向に貫通する
軸体28と、この軸体28を軸方向に往復移動させる駆
動手段であるエアシリンダ30を備えている。ケーシン
グ26は、仕切壁32によって交差方向に3つの部屋、
すなわち、中央のトラップ室34、両側の再生室36に
仕切られており、各部屋にはそれぞれ排気経路14又は
再生経路16に接続するためのフランジ38を有する管
部39が形成されている。
からなる仕切板40が等間隔に配置され、その間に複数
のバッフル板42が熱伝導を良くするために溶接等によ
り軸体28に一体に取り付けられている。ケーシング2
6の仕切壁32には中央に開口部33が形成されてお
り、これはバッフル板42は通過できるが仕切板40は
通過できないような大きさになっている。両側の2枚の
仕切板40とケーシング26の両端の壁の内面の間には
ベローズ44が設けられており、再生経路16と外部環
境との間の気密性を維持している。また、仕切壁32の
仕切板40に接する箇所にはOリング46(図7参照)
が配置されて、トラップ室34と再生室36の間の気密
性を維持している。仕切板40は断熱性の高い素材で形
成されて、トラップ室34と再生室36の間の熱移動を
阻止するようにしている。
属等の熱伝導性の良い材料により形成された円筒体とし
て形成され、その内部空間は中央の仕切板40により遮
断されている。そして、この軸体28には両端から内筒
46がその内端を図3(b)に示すように中央の仕切板
40に近接させて挿入され、これにより内筒46の内側
を通ってきた熱媒体が図の左端で反転して軸体28と内
筒46の間へと向かう熱媒体流路48が形成されてい
る。
な液体又は冷却された空気又は水等の冷却用熱媒体が、
軸体28の両端部に接続した冷却媒体供給ホース50及
び排出ホース52から供給され、排出される。軸体28
の両側の2つの熱媒体流路48のうち、トラップ室34
に位置しているバッフル42に通じるもののみに冷却用
熱媒体が流通させられ、再生室36に位置する側には冷
却用熱媒体を止めるかあるいは替わりに再生用の加熱用
熱媒体を流通させる。なお、この例では、これらのホー
ス50,52をエアシリンダ30を貫通した端部に接続
しているので、エアシリンダ30とケーシング26の間
に接続するよりもスペースが少なくてすむ利点がある。
は、図5に示すようになっている。すなわち、エアー源
からのエアーはレギュレータ52で減圧され、ソレノイ
ドバルブ54に送られ、これの電磁信号による開閉の切
替によって制御されてシリンダ30に送られ、ピストン
が前進又は後退をする。この時のシリンダ30の駆動速
度はスピードコントローラ56で制御される。ソレノイ
ドバルブ54は、例えば、シーケンサ、リレー等からの
制御信号により、この例では一定時間毎に切替動作が行
われるように制御される。なお、トラップ部18のバッ
フル42等の所定位置に温度センサ58が、また、排気
経路14のトラップ部18の前後に圧力センサ60が設
けられ、これにより温度や差圧を検知することができる
ようになっている。
態の切替式トラップ装置の作用を説明する。図1に示す
位置において、トラップ室34に位置するトラップ部1
8には供給ホース50から熱媒体流路48に液体窒素や
冷却空気又は水等の冷却用熱媒体が流され、これは軸体
28と、これを介してバッフル42を冷却する。従っ
て、これに接触した排ガス中の特定の成分はここで析出
してこれらに付着し、トラップされる。一方、再生室3
6においては、高温の再生ガスあるいは熱媒体流路48
を流れる高温熱媒体により、軸体28及びバッフル板4
2が昇温させられ、トラップされた析出物が再び気化さ
せられる。気化したガスは再生経路16中から排出さ
れ、排ガス処理装置24において除害処理を受けて放出
されるか、あるいは再利用のために循環又は貯蔵等され
る。
作し、トラップ室34に有ったトラップ部18が再生室
36に、他の再生室36に有ったトラップ部18がトラ
ップ室34に位置するように切り替えられ、そこでそれ
ぞれ再生とトラップが行われる。ここで、仕切板40が
断熱性を持っていてトラップ室34と再生室36が相互
に断熱されているので、熱エネルギーのロスがなく、そ
れぞれトラップと再生が効率的に行われる。また、再生
室36とエアシリンダ30の間は伸縮するベローズ44
により気密を維持されているので、外部との間の熱移動
によるエネルギーロスや処理の効率低下が抑えられ、安
定したトラップと再生処理が行われるとともに、外部か
らの汚染要素が排気経路14に侵入することも防止され
る。
もので、ここでは、トラップのための冷却手段として熱
電効果により冷却を行なう熱電素子(ペルチェ素子)を
用いた冷却器62が用いられ、加熱のために電気ヒータ
64が用いられている。また、この例では、軸体28が
角筒状に構成されている。冷却器62は、2枚の金属板
66,68の間に間隔を置いて熱電素子70が配置され
て構成されており、一方の板が冷却されて冷却板66と
なり、他方が加熱されて放熱板68となる。この例で
は、軸体28と内筒46の間にさらに放熱筒72を設
け、放熱板68を放熱筒72に、冷却板66をインジウ
ム等の熱伝導性の良い材質でできたスペーサ74を介し
て軸体28に取り付けている。内筒46と放熱筒72の
間に冷却用の気体を流す熱媒体流路48が形成されてい
る。
ラップ位置にあるときには熱電素子70を用いた冷却器
62を動作させ、かつ熱媒体流路48に窒素ガス等の冷
却ガスを流す。一方、再生位置においてはヒータ64を
作動させる。このように電気的エネルギーにより冷却と
加熱を行なうので装置構成や操作が簡単になる利点があ
る。なお、ペルチェ素子に供給する電気の±を逆にすれ
ば、素子の冷却と加熱が切り替わるので、電気ヒータ6
4の替わりに±変換スイッチを設けても良い。
壁32と仕切板40の間のシール構造の他の実施の形態
を示すもので、それぞれできるだけ気密性を高めること
を目的としている。すなわち、同図(a)は、仕切壁3
2の開口部33の縁部をテーパ面76に形成し、仕切板
40にはテーパ面76に嵌合する形状でかつ弾性力のあ
る材質からなるパッキン78を形成したものである。こ
れにより、パッキン78がテーパ面76に密着して気密
性を高めることができる。この時、シール材の耐久性を
重視する場合は、硬質の物、例えば、メタルタイプを使
用してもよい。同図(b)は、開口部33の縁部に段差
面80を形成し、そこにもOリング46を配置して気密
性を高めたものである。
に設けた温度センサ58や排気経路16に設けた圧力セ
ンサ60の検出値をモニターすることができ、これによ
りトラップの状態を把握して、異常値が出れば警報を発
して必要な処置を採ることができる。すなわち、トラッ
プ部18の温度が異常に上昇したら、析出物が付着して
熱負荷が増えたためと判断され、差圧が上昇した場合も
同様でありる。これらの異常上昇の際は、例えば、設定
時間前でもトラップを切り替えるように操作する。勿
論、これらのセンサの検出値を基準として、所定の値に
なったら切替を行なうようにしてもよい。
ケーシング26内を直線的に移動して切り替えられるよ
うになっているが、ケーシングを環状に形成し、トラッ
プ部をロータリー運動させることによって移動させても
よい。この場合には1つの排気経路に対してトラップ部
18を3以上設けて2以上の再生経路16で同時に再生
させることができる。通常、トラップの速度より再生の
速度が遅いので、この点は特に有利である。また、ロー
タリー式では2つのトラップ部の場合には再生経路が1
つで済むことになる。
に直列に配置した実施の形態を示す。ここでは、排気経
路14の下側に再生経路16が1つ設けられている。排
気経路方向に延びて形成されたケーシングには、エアシ
リンダにより往復移動する複数(図示例では2つ)の軸
体が設けられ、それぞれに1つのトラップ部18が取り
付けられている。各トラップ部18は独立にトラップ室
34又は再生室36に移動可能である。
いずれか一方のトラップ部18がトラップ室34に、他
方が再生室36に位置するように切り替えることで、先
の実施の形態と同じように動作するが、再生経路が1つ
で良いので装置がコンパクトになる。さらに、この実施
の形態では、状況に応じて稼働するトラップ部18の数
を変えることができる柔軟性がある。例えば、突然排気
量や析出量が増加した場合には、一時的に再生を中止し
て2つのトラップともトラップ位置に置くことにより対
処することができる。このような利点は、配置するトラ
ップ部の数を3つ以上にすることによりさらに増幅され
る。トラップ部をトラップ位置と再生位置へ配分する数
を状況に応じて適宜変えることができるからである。
浄液により洗浄を行なうようにしている点で先の実施の
形態と異なっている。すなわち、再生室36には、上側
に洗浄液供給配管16aが開口しており、下側に洗浄液
排出配管16bが設けられている。この例では、供給配
管16aはトラップ部18の配置に応じて複数が設けら
れている。この装置における再生の方法の例は以下のよ
うになる。切り替えて図8の状態になった後、供給配管
から析出物を溶解させる適当な洗浄液を流出させ、これ
を排出配管16bより排出する。必要に応じてこの過程
を繰り返したり、洗浄液を噴霧させたり、超音波洗浄し
たり、洗浄液で再生室を満たすようにしてもよい。ま
た、洗浄液を変えて前記工程を行ったり、すすぎ工程を
行うとよい。以上の工程の後で、乾燥気体を供給して乾
燥工程を行うと、トラップ前後の機器への洗浄液の浸入
が妨げられてよい。
再生室36を高温にする必要がないので、トラップ室3
4への熱影響阻止のための措置を軽減することができ
る。また、析出物を気化させて再生する場合に比べて再
生能力が高く、処理速度も速い。さらに、気体として再
生する場合よりも一般に後処理が容易であり、特に、再
生物を再利用する場合や貯蔵する場合に便利である。図
8の構成では、再生室36がトラップ室34の下側にの
みあるので、洗浄液が重力でトラップ室34に流れるお
それが無く、従って、この実施の形態の装置は洗浄液を
用いる再生に好適である。
ば、長時間の稼働においてもトラップの再生処理のため
に装置を止めたり、交換のトラップを用意する必要がな
く、気密チャンバにおいて連続的に安定した処理を行な
うことができる。また、適当な切替タイミング判定手段
を用いて完全な自動化を図ることも容易である。従っ
て、真空ポンプの長寿命化、除害装置の保護、ロスタイ
ム削減による運転の信頼性の向上、さらには設備や運転
コストの低減を図ることができる。
示す断面図である。
ある。
大して示す断面図である。
る。
である。
面図である。
す断面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 気密チャンバから真空ポンプにより排気
する排気経路と、該排気経路に隣接して配置された再生
経路と、前記排気経路及び再生経路に切替可能に配置さ
れた少なくとも2つのトラップ部と、該トラップ部の切
替のための移動を行なう駆動手段とを備え、 前記排気経路におけるトラップ動作と前記再生経路にお
ける再生動作を並行して行なうようにしたことを特徴と
する切替式トラップ装置。 - 【請求項2】 前記少なくとも2つのトラップ部は排気
経路又は再生経路の流れ方向に並列に配置されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の切替式トラップ装置。 - 【請求項3】 前記少なくとも2つのトラップ部は排気
経路又は再生経路の流れ方向に直列に配置されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の切替式トラップ装置。 - 【請求項4】 前記トラップ部は温度トラップであり、
排気経路中において冷却され、再生経路中において加熱
されることを特徴とする請求項1に記載の切替式トラッ
プ装置。 - 【請求項5】 前記トラップ部のトラップ量を直接又は
間接に判断して切替移動を自動的に行なうようにしたこ
とを特徴とする請求項1に記載の切替式トラップ装置。
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