JPH10175461A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

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JPH10175461A
JPH10175461A JP8341309A JP34130996A JPH10175461A JP H10175461 A JPH10175461 A JP H10175461A JP 8341309 A JP8341309 A JP 8341309A JP 34130996 A JP34130996 A JP 34130996A JP H10175461 A JPH10175461 A JP H10175461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者に不安感を与えることなく適切な変速
操作を可能にする安全性に優れた自動変速機の制御装置
を提供する。 【解決手段】 固定変速比を有する複数の変速段を有
し、これら複数の変速段からエンジン許容回転数によっ
て規定される選択可能な変速段を変速操作の操作により
選択可能な車両用自動変速機の制御装置において、変速
操作装置の操作により選択可能な変速段を表示する選択
可能変速段表示部63、使用変速段を表示する変速段表
示部62及び変速操作装置の操作により選択される変速
段が選択不可能の変速段のとき作動する警報装置64を
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動有段変速機、
無段変速機等の車両用自動変速機の制御装置に関し、詳
しくは運転席に設けられたシフトレバーまたはシフトス
イッチ等の変速操作装置を操作することにより複数の固
定変速比を有する変速段が選択可能な車両用自動変速機
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機、例えば自動有段変速機(A
T)、無段変速機(CVT)等を備えた車両において運
転席に設けられたシフトレバー、シフトスイッチ等の変
速操作装置を操作することにより複数の固定変速比を有
する変速段を任意に設定可能にして手動変速機的な感覚
の走行を可能にする車両がある。
【0003】このような車両にあっては、走行状態に相
応して自動的に変速比を変化させるいわゆる自動変速走
行のための自動変速モードと手動変速走行のための手動
変速モードを備えており、自動変速モードでは、例えば
最良燃費制御を行うように、スロットル開度及び車速に
応じたエンジンの最良燃費回転速度になるように変速比
を自動的に制御している。
【0004】一方手動変速モードでは、運転者の操作に
より設定された任意の固定変速比に制御され、固定変速
比を運転者の操作により順次変更することにより手動変
速走行ができる。
【0005】しかし、手動変速モードにおいて小さな変
速比を選択しての高速走行中に変速操作装置によるシフ
トダウン操作によって大きな変速比を選択してエンジン
ブレーキを有効的に作用させる場合、その選択された変
速比が大きすぎると、エンジンが過大回転する。また、
シフトアップ操作により小さな変速比を選択する場合、
その選択された変速比が小さすぎると、エンジンが過小
回転する等不具合がある。
【0006】そこで高速走行中におけるダウンシフト時
のエンジン過大回転を未然に防止するための先行技術と
して特開平6−042627号公報がある。
【0007】この先行技術には、高速走行中に運転者が
設定トルク比選択装置、例えばシフトレバーを操作して
ダウンシフトした際、その選択したトルク比が大きすぎ
た場合、即ち変速比が大きすぎ、入力部材の回転数がエ
ンジンの最大許容回転数付近に設定された設定値を超え
た時には、シフト信号発生装置の出力信号にかかわりな
く現状のトルク比に、即ち現状の変速比を維持すること
が開示されている。
【0008】従って、この先行技術によると、運転者が
シフトダウン操作し、選択した変速比が大すぎて入力部
材の回転数が所定値を超える場合には、シフトダウン操
作にかかわらず、変速機の変速比が現状の変速比に維持
され、エンジンの過大回転が未然に防止され、エンジン
の保護が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術による
と、運転者がシフトダウン操作し、選択した変速比が大
きすぎる場合には、シフトダウンの操作にかかわらず現
状の変速比に保持され、エンジンの過大回転が防止され
てエンジンの保護が図られる。
【0010】しかし、その場合、単に現状の変速比に保
持されるのみであることから、シフトダウン操作したに
もかかわらず変速比が現状のままであり、運転者はシフ
トダウン操作に対する自動変速機の作動状態を確認する
ことができず、車速が低下した後に、再びエンジン許容
回転範囲内でシフトダウンすることにより初めて確認す
ることができる。
【0011】従って、運転者に不安感を与えると共に、
例えば降坂等でエンジンブレーキを目的としてシフトダ
ウン操作を行っても円滑なダウンシフトが妨げられるお
それがある。
【0012】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、運転者に不安感を与える
ことなく、適切な変速操作を可能にする安全性に優れた
自動変速機の制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明による自動変速機の制御装置は、互に異なる固定変速
比を有する複数の変速段を有し、該複数の変速段からエ
ンジン許容回転数によって規定される選択可能な変速段
を変速操作装置の操作により選択可能な車両用自動変速
機の制御装置において、上記変速操作装置の操作により
選択可能な変速段を表示する表示装置を有することを特
徴とするものである。
【0014】従って予め選択可能な変速段が表示装置に
表示されることから、運転者は予め選択可能な変速段を
確認することが可能になり、運転者の不安感が回避さ
れ、かつ円滑な変速操作装置の操作が可能になる。
【0015】また上記目的を達成する本発明による他の
自動変速機の制御装置は、互に異なる固定変速比を有す
る複数の変速段を有し、該複数の変速段からエンジン許
容回転数によって規定される選択可能な変速段を変速操
作装置の操作により選択可能な車両用自動変速機の制御
装置において、変速操作装置の操作により選択される変
速段が上記選択可能な変速段以外の変速段で作動する警
報装置を有することを特徴とするものである。
【0016】従って変速操作装置の操作により選択され
る変速段が選択可能な変速段以外の場合には警報装置の
作動により不適切な変速操作であることを運転者に知ら
せることが可能になり、運転者の不安感が回避される。
【0017】また上記目的を達成する本発明による更に
他の自動変速機の制御装置は、互に異なる固定変速比を
有する複数の変速段を有し、該複数の変速段からエンジ
ン許容回転数によって規定される選択可能な変速段を変
速操作装置の操作により選択可能な車両用自動変速機の
制御装置において、上記変速操作装置の操作により選択
可能な変速段を表示する表示装置と、変速操作装置の操
作により選択される変速段が上記選択可能な変速段以外
の変速段で作動する警報装置とを有することを特徴とす
るものである。
【0018】従って予め選択可能な変速段が表示装置に
表示されることにより、運転者は予め選択可能な変速段
を確認することが可能であると共に、変速操作装置の操
作により選択される変速段が選択可能な変速段以外の場
合に警報装置を作動せしめることにより運転者にその変
速操作が不適切であることを知らせることにより運転者
の不安感が回避され、確実な変速操作を可能にする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を自
動変速機が無段変速機である場合を例に図に基づいて説
明する。
【0020】図1において無段変速機を含む動力伝達系
の概略について説明すると、エンジン1がクラッチ2、
前後進切換装置3を介して無段変速機4のプライマリ軸
5に連結する。
【0021】無段変速機4はプライマリ軸5に対してセ
カンダリ軸6が平行配置され、プライマリ軸5にプライ
マリプーリ7が、セカンダリ軸6にセカンダリプーリ8
が各々設けられ、プライマリプーリ7及びセカンダリプ
ーリ8には各々可動側にプライマリシリンダ9及びセカ
ンダリシリンダ10が各々装備されると共に駆動ベルト
11が巻付けられている。
【0022】ここで、プライマリシリンダ9がセカンダ
リシリンダ10に対して受圧面積が大きく設定され、そ
のプライマリ圧により駆動ベルト11のプライマリプー
リ7、セカンダリプーリ8に対する巻付径の比率を連続
的に変えて無段変速するようになっている。
【0023】またセカンダリ軸6は1組のリダクション
ギヤ12を介して出力軸13に連結し、出力軸13はフ
ァイナルギヤ14、ディファレンシャルギヤ15を介し
て駆動輪16に伝動構成される。
【0024】次に無段変速機4の油圧制御系について説
明する。先ずエンジン1により駆動されるオイルポンプ
20を有し、オイルポンプ20の吐出側のライン圧油路
21が、セカンダリシリンダ10、ライン圧制御弁2
2、変速制御弁23に連通し、変速制御弁23から油路
24を介してプライマリシリンダ9に連通する。ライン
圧油路21は更にオリフィス32を介してセカンダリソ
レノイド弁27、プライマリソレノイド弁28及び変速
制御弁23の一方に連通し、ライン圧が各ソレノイド弁
27、28の元圧になっている。
【0025】各ソレノイド弁27、28は制御ユニット
40からのデューティ信号により例えばオンして排圧
し、オフしてライン圧と等しい油圧を出力するものであ
り、このようなパルス状の制御圧を生成する。そしてセ
カンダリソレノイド弁27からの制御圧は、油路25に
よりライン圧制御弁22に作用する。これに対しプライ
マリソレノイド弁28からのパルス状の制御圧は油路2
6により変速制御弁23の他方に作用する。
【0026】ライン圧制御弁22は、セカンダリソレノ
イド弁27からの制御圧により、変速比i、エンジント
ルクTに基づいてライン圧PLの制御を行う。
【0027】変速制御弁23は、元圧のライン圧とソレ
ノイド弁28からのパルス状の制御圧との関係により油
路21、24を接続する給油位置と、油路24をドレン
する排油位置とに繰返して切換動作する。
【0028】そしてデューティ比により2位置の動作状
態を変えてプライマリシリンダ9への給油または排油の
流量Qを制御し、変速制御するようになっている。
【0029】図2において制御ユニット40の電子制御
系について述べる。
【0030】先ずプライマリプーリ回転数Npを検出す
るプライマリプーリ回転数センサ41、セカンダリプー
リ回転数Nsを検出するセカンダリプーリ回転数センサ
42、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転数セ
ンサ43、スロットル開度θを検出するスロットル開度
センサ44を有する。
【0031】制御ユニット40における変速速度制御系
について説明する。プライマリプーリ回転数Npとセカ
ンダリプーリ回転数Nsが入力する実変速比算出手段4
5を有し、実変速比iをi=Np/Nsにより算出す
る。またセカンダリプーリ回転数Nsとスロットル開度
θは目標プライマリ回転数算出手段46に入力し、Ns
−θのテーブルにより目標プライマリプーリ回転数Np
dを定める。
【0032】ここで変速レンジについて述べると、自動
変速モードと手動変速モードとを有し、自動変速モード
において、通常走行時に全域で変速可能なDレンジが図
3(a)の変速パターンのように最大変速比iL、最小
変速比iHと、最高変速ラインLH、最低変速ラインL
Lとの間に設定される。エンジンブレーキ用のDsレン
ジは図3(b)のように上述のDレンジで最低変速ライ
ンL′Lをプライマリプーリ回転数Npの高い方に定め
てダウンシフトし、エンジンブレーキ作用可能に設定さ
れる。リバースは図3(c)のようにプライマリプーリ
回転数Npを最大にして最大変速比iLに固定するよう
に設定される。
【0033】一方手動変速モードにおいては図4に手動
変速用の1速、2速‥‥6速の各変速段走行状態におけ
るプライマリプーリ回転数Npとセカンダリプーリ回転
数Nsの関係を変速段線1st、2nd、3nd、4t
h、5th、6thで示すように1速ではプライマリプ
ーリ回転数Npを最大にする固定速度比i1 に固定され
るように設定される。そして2速、3速‥‥6速の各固
定変速比i2 、i3 ‥‥i6 は最大変速比iLと最小変
速比iHとの間で順に最小変速比iH側へ移行するよう
設定され、例えば固定変速比i1 、i2 、i3 、i4
5 、i6 は各々2.5、2.0、1.5、1.0、
0.7、0.5に設定される。
【0034】そこで各変速レンジの切換制御系について
述べる。
【0035】変速操作装置34のセレクトレバー35に
は、パーキングP、リバースR、ニュートラルN、Dレ
ンジD、DsレンジDsの各セレクト位置が設けられ、
セレクトレバー35の部分にインヒビタスイッチ36が
各レンジを検出するように設けられ、各レンジに相応し
たレンジ信号を発信する。
【0036】更にセレクトレバー35には手動変速モー
ドに設定されたことを検出するマニュアルスイッチ3
7、シフトアップ操作を検出するアップスイッチ38、
シフトダウン操作を検出するダウンスイッチ39が変速
操作装置34の内部に各々設けられ、マニュアルスイッ
チ37、アップスイッチ38、ダウンスイッチ39によ
って各々検出されるマニュアル信号m、アップ信号u、
ダウン信号dは目標プライマリ回転数算出手段46に入
力される。
【0037】更に目標プライマリプーリ回転数算出手段
46には各レンジ用の目標プライマリプーリ回転数を得
るための図3(a)、(b)、(c)の各自動変速モー
ド用の変速マップ及び図4に示す手動変速モード用の変
速マップが設定される。
【0038】自動変速モードにおいてはNs−θの関係
でDレンジ用目標プライマリプーリ回転数Npaを検索
する。また同様にDsレンジ用プライマリ回転数Npb
を検索し、リバースレンジでは変速比を最大に固定した
プライマリプーリ回転数を検索する。そしてこれら目標
プライマリプーリ回転数はインヒビタスイッチ36の位
置に応じて選択して各レンジに対応した目標プライマリ
プーリ回転数Npdを出力する。
【0039】手動変速モードにおいては車速Vsに対応
するセカンダリプーリ回転数Nsにより1速、2速‥‥
6速の各目標プライマリプーリ回転数Np1 、Np2
‥Np6 を検索する。これら目標プライマリプーリ回転
数はセレクトレバー35の操作によるマニュアルスイッ
チ37からのマニュアル信号mにより手動変速モードに
位置することを検知し、かつアップスイッチ38の操作
によるアップ信号uが入力される毎に例えば1速、2
速、3速‥‥のように順次小なる変速比側の目標プライ
マリプーリ回転数に移行する。一方、ダウンスイッチ3
9の操作によるダウン信号dが入力される毎に、例えば
6速、5速、4速‥‥のように順次大なる変速比側の目
標プライマリプーリ回転数に移行する。即ち、シフトア
ップまたはシフトダウンの操作はセレクトレバー35の
操作により実行される。
【0040】目標プライマリプーリ回転数算出手段46
の目標プライマリプーリ回転数Npdとセカンダリプー
リ回転数センサ42からのセカンダリプーリ回転数Ns
の各信号は目標変速比算出手段47に入力され、ここで
目標変速比isがis=Npd/Nsにより算出され
る。
【0041】セカンダリプーリ回転数センサ42のセカ
ンダリプーリ回転数Nsと目標変速比算出手段47から
の目標変速比isがエンジン許容回転数判定手段48に
入力する。エンジン許容回転数判定手段48には図4に
示すように手動変速モードにおける1速、2速‥‥6速
の各固定変速比i1 、i2 ‥‥i6 に対する車速Vsと
プライマリプーリ回転数Npとの関連を表すマップを有
し、このマップにはエンジンの回転数Neと対応するプ
ライマリプーリ回転数Npの許容回転数範囲を設定する
過大回転判定ラインHと過小回転判定ラインLとを有し
ている。
【0042】ここでNs・i≒Npであることからセカ
ンダリプーリ回転数センサ42のNsと目標変速比算出
手段47からの目標変速比isによりNs・is≒Np
によりプライマリ回転数Npが算出される。一方、車速
Vsに対応するセカンダリプーリ回転数Nsによりその
目標変速比isによるプライマリプーリ回転数Np′、
即ちエンジン回転数Ne′が求められ、その求められた
プライマリプーリ回転数Np′が図4のマップに示す過
大回転判定ラインHと過小回転判定ラインLの間の許容
回転数範囲内に位置するか、過大回転判定ラインHより
大なる過大回転領域或いは過小回転判定ラインLより小
なる過小回転領域であるかが判定される。
【0043】そしてエンジン許容回転数判定手段48に
よって過大回転数或いは過小回転数であると判断した場
合には目標変速比補正手段49において目標変速比算出
手段47からの目標変速比isをキャンセルする一方、
許容回転数範囲内の場合にはその目標変速比isが出力
される。
【0044】エンジン許容回転数判定手段48からの判
定に基づいて後述する表示装置61、変速禁止用の警報
装置64及び目標変速比補正手段49の判定に基づいて
実変速段表示部62を作動する。
【0045】なお、許容回転数の過大回転判定ラインH
および過小回転判定ラインLの設定は、エンジンの許容
最大および最小の回転数に基づいて判定されるが、この
とき過大回転判定ラインHをエンジンの許容最大回転数
より若干低く、また過小回転判定ラインLは許容最小回
転数より若干高く設定することで、過大又は過小領域付
近でのシフトフィーリングを向上させることができる。
【0046】実変速比算出手段45の変速比iと目標変
速比補正手段49からの目標変速比isはプライマリ圧
設定部53に入力され、図3及び図4に示す変速パター
ンのマップに応じて最大変速比iLと最小変速比iHと
の間で目標変速比isに対して実変速比iが追従するよ
うに制御して駆動部54を介してプライマリソレノイド
弁28を制御することによりプライマリシリンダ9への
給排油を制御する。
【0047】一方ライン圧制御系は、スロットル開度セ
ンサ44のスロットル開度θ、エンジン回転数センサ4
3のエンジン回転数Neに基づいてライン圧設定部56
においてθ−NeマップよりエンジントルクTを求め
る。そして実変速比iに基づき必要ライン圧PLuを求
め、この必要ライン圧PLuとエンジントルクTにより
PL=PLu・Tにより目標ライン圧PLを算出する。
【0048】そしてライン圧PLに相当する信号が駆動
部57を介してセカンダリソレノイド弁27を制御する
ことによりセカンダリシリンダ10への給排油を制御す
る。
【0049】次にこのように構成された無段変速機の制
御装置の作用について説明する。
【0050】先ず、エンジン1からの動力が、クラッチ
2、前後進切換装置3を介して無段変速機4のプライマ
リプーリ7に入力し、プライマリプーリ7、駆動ベルト
11、セカンダリプーリ8により変速した動力が出力
し、これが駆動輪16側に伝達することで走行する。
【0051】そして上記走行中において、低速段ではエ
ンジントルクTが大きいほど目標ライン圧PLが大きく
設定され、そして高速段に移行してエンジントルクTと
共に変速比iが小さくなるに従いライン圧PLは低下す
るように制御され、こうして常に駆動ベルト11での伝
達トルクに相当するプーリ押付力が作用する。
【0052】上記ライン圧PLは常にセカンダリシリン
ダ10に供給されており、変速制御弁23によりプライ
マリシリンダ9に給排することで変速制御されるもので
あり、これを以下に説明する。
【0053】先ず、プライマリプーリ回転数センサ4
1、セカンダリプーリ回転数センサ42及びスロットル
開度センサ44からのプライマリプーリ回転数Np、セ
カンダリプーリ回転数Ns、スロットル開度θが読込ま
れ、制御ユニット40の実変速比算出手段45で実変速
比iを求める。
【0054】ここで、セレクトレバー35が自動変速モ
ードのDレンジにセレクト操作されていると、目標プラ
イマリプーリ回転数算出手段46でNs−θによるDレ
ンジ用目標プライマリプーリ回転数Npaが選択され
る。このDレンジ用目標プライマリプーリ回転数Npa
による目標プライマリプーリ回転数Npdは目標変速比
算出手段47に出力し、目標プライマリプーリ回転数N
paに対応した目標変速比isが算出される。
【0055】目標変速比算出手段47からの目標変速比
isは図3(a)に示す変速パターンに従って制御され
ることからエンジン許容回転数判定手段48で常に許容
回転数範囲内であると判定されて目標変速比補正手段4
9を経由してプライマリ圧設定部53に入力される。
【0056】そこで図3(a)の変速パターンのように
最大変速比iLと最小変速比iHの変速全域において目
標変速比isに対し実変速比iが常に追従して収束する
ようにアップシフトまたはダウンシフトして無段階に変
速することになる。
【0057】長い下り坂等の走行条件でDsレンジに操
作すると、目標プライマリプーリ回転数算出手段46の
Dsレンジ用プーリ目標プライマリプーリ回転数Npb
が選択されて変速制御するようになり、アクセル開放の
場合はプライマリプーリ回転数Npの高い最低変速ライ
ンL′Lに沿いダウンシフトされ、変速全域でエンジン
ブレーキが適正に効くようになる。この場合も図3
(b)に示す変速パターンに従って制御されることから
エンジン許容回転数範囲内で常に制御される。
【0058】次にセレクトレバー35を手動変速モード
にセレクト操作すると、マニュアルスイッチ37からの
マニュアル信号mが目標プライマリ回転数算出手段46
に入力され、図4に示す手動変速用マップが設定され
る。
【0059】ここでセカンダリプーリ回転数センサ42
のセカンダリプーリ回転数Nsと目標変速比算出手段4
7のisがエンジン許容回転数判定手段48に入力さ
れ、車速Vsはセカンダリプーリ回転数Nsに相応して
Ns・i≒Npであることから、Ns・is≒Npによ
りプライマリプーリ回転数Npを算出し、Vs−Npに
より図4に示すマップ上の走行状態が決定される。
【0060】例えば車速Vs1 、プライマリプーリ回転
数Npaによりマニュアルスイッチ37がマニュアル信
号mを発したときのVs−Npの点aが決定され、マッ
プにより車速VS1 での走行時の1速、2速‥‥6速の
各変速段におけるプライマリプーリ回転数Np1 、Np
2 ‥‥Np6 が参照され、このときの1速、2速の各プ
ライマリプーリ回転数Np1 、Np2 が過大回転判定ラ
インHを越えた過大回転領域であり、6速におけるプラ
イマリプーリ回転数Np6 が過小回転領域に位置し、3
速、4速、5速の各プライマリプーリ回転数Np3 、N
4 、Np5 が許容回転数範囲内であり、3速、4速、
5速が選択可能な変速段と判断される。
【0061】そして、例えばセレクトレバー35のダウ
ンシフト操作によりダウンスイッチ39からのダウン信
号dが目標プライマリプーリ回転数算出手段46に入力
されて3速用目標プライマリプーリ回転数Np3 が選択
され、3速用目標プライマリプーリ回転数Np3 による
目標回転数Npdが目標変速比算出手段47に出力さ
れ、目標辺素比算出手段47によのNpd/Ns=is
によって3速用目標変速比が算出される。
【0062】ここで上記車速Vs1 の3速におけるプラ
イマリプーリ回転数Np3 がエンジン許容回転数判定手
段48による許容回転数範囲内であり、3速は選択可能
な変速段であると判断されることから目標変速比isに
従ってプライマリプーリ回転数NpがNp3 まで上昇し
て3速変速段線3nd上のa1 点に移行する。そしてプ
ライマリプーリ回転数Npの増減及び車速Vsに従って
3速変速段線3nd上を移行し3速の固定変速比i3
より走行する。
【0063】しかる後、例えば車速Vs2 で3速の変速
段線3nd上の点a2 で走行中にセレクトレバー35よ
りダウン操作すると、ダウンスイッチ39からのダウン
信号dが目標プライマリプーリ回転数算出手段46に入
力され、2速用目標プライマリプーリ回転数Np2 が選
択され、2速用プライマリプーリ回転数Np2 による目
標プライマリプーリ回転数Npdが目標変速比算出手段
47に出力され、目標変速比算出手段47から2速用目
標変速比isが算出される。
【0064】そして前記同様セカンダリプーリ回転数セ
ンサ42からのセカンダリプーリ回転数Nsと目標変速
比算出手段47からの目標変速比isがエンジン許容回
転数判定手段48に入力され、マップの参照により車速
Vs2 のときのプライマリプーリ回転数Npが過大回転
領域であり、2速は選択不可能な変速段であると判断
し、目標変速比補正手段49によって目標変速比算出手
段47からの2速用目標変速比isをキャンセルして3
速用固定変速比i3 による走行が継続される。
【0065】同様に、図4のマップに鎖線で示すような
プライマリプーリ回転数Npが過大回転領域或いは過小
回転領域に至るダウンシフト及びアップシフトは未然に
回避される一方、マップに実線で示す許容回転数領域内
でのダウンシフト及びアップシフトは選択可能変速段と
判断されて許容される。
【0066】次に図5に示すフローチャートを参照して
報知手段について説明する。
【0067】報知手段は、例えば図6に示すようインス
トルメントパネルのメータパネル60に配設される表示
装置61を有し、表示装置61は図7に要部拡大図を示
すように各変速段に相応する1速、2速‥‥6速用の表
示ランプ62a、62b‥‥62fを並設した実変速段
表示部62と、実変速段表示部62の各表示ランプ62
a、62b‥‥62fと対応し、かつ各変速段に相応す
る1速、2速‥‥6速用の表示ランプ63a、63b‥
‥63fを並設した選択可能変速段表示部63を具備す
る。更に報知手段はブザー等の警報手段64を有してい
る。
【0068】セレクトレバー35を手動変速モードにセ
レクト操作し、マニュアルスイッチ37からマニュアル
信号mが目標プライマリプーリ回転数算出手段46に入
力され、図4に示す手動変速用マップが設定される。こ
こでエンジン許容回転判定手段48において上記同様N
s・is≒Npによりプライマリプーリ回転数Npを算
出し、Vs−Npにより図4に示すマップ上の走行状態
が決定される。
【0069】そしてステップ101において変速可能範
囲が算出される。具体的に説明すると、例えば車速Vs
1 、プライマリプーリ回転数Npaによりマニュアル信
号m発生時のマップ上のVs,Npの点aが決定され、
車速Vs1 での走行時の1速、2速‥‥6速の各変速段
におけるプライマリプーリ回転数Np1 、Np2 ‥‥N
6 が参照される。
【0070】この時過大回転領域及び過小回転領域にプ
ライマリプーリ回転数Np1 、Np2 、Np6 が位置す
る選択不可能な変速段1速、2速、6速を除いた許容回
転数領域内にプライマリプーリ回転数Np3 、Np4
Np5 が位置する3速、4速、5速が選択可能変速段と
して選択される。
【0071】次のステップ102においてステップ10
1で選択可能変速段として抽出された3速、4速、5速
は、メータパネル60に配設される表示装置61の選択
可能変速段表示部63の対応する表示ランプ63c、6
3d、63eが点灯して運転者に選択可能変速段として
知らせる。
【0072】更にセレクトレバー35のアップ操作或い
はダウン操作によりアップスイッチ38或いはダウンス
イッチ39を作動せしめる。例えばステップ103によ
るアップスイッチ38の操作によりアップ信号uが目標
プライマリプーリ回転数算出手段46に入力され、前記
同様目標変速比算出手段47により4速用目標変速比i
sが算出され、ステップ104において図4に示すマッ
プを参照して車速Vs1 の4速におけるプライマリプー
リ回転数Np4 がエンジン許容回転数判定手段48によ
り許容回転数領域内、即ち変速可能範囲内であるか否か
を判断する。
【0073】この場合変速可能範囲内であることから、
目標変速比isに従ってプライマリプーリ回転数Npが
Np4 まで降下し、4速変速段線4th上の点a3 に移
行して4速固定変速比により走行すると共に、目標変速
比補正手段49を介して4速に対応する実変速段表示部
62の表示ランプ62dを点灯せしめて使用変速段を運
転者に知らせる。またこの4速走行中を含め、各変速段
において走行中の選択可能か否かの判断はエンジン許容
回転数判定手段48において常時行われ、車速Vsに応
じて選択可能変速段表示部63の対応する表示ランプ6
3a、63b、‥‥63fは選択点灯される。
【0074】一方、セレクトレバー35によりダウン操
作された場合には、ステップ105によりダウンスイッ
チ39からダウン信号dが目標プライマリプーリ回転数
算出手段46に入力され、前記同様目標変速比算出手段
47により3速用目標変速比isが算出され、ステップ
106において図4に示すマップを参照して車速Vs1
の3速におけるプライマリプーリ回転数Np3 がエンジ
ン許容回転数判定手段48により変速可能範囲内である
か否かを判断する。
【0075】この場合変速可能範囲内であることから目
標変速比isに従ってプライマリプーリ回転数NpがN
3 まで上昇し、点a1 に移動して3速変速段線3rd
上を移行して3速固定変速比i3 により走行すると共
に、目標変速比補正手段49を介して3速に対応する実
変速段表示部62の表示ランプ62cを点灯せしめる。
【0076】また、例えば4速の変速段線4th上の点
4 により車速Vs3 で走行中は、エンジン許容回転数
判定手段48によるマップの参照により2速、3速、4
速が変速可能範囲と判断され、選択可能変速段表示部6
3の表示ランプ63b、63c、63dが点灯し、かつ
実変速段表示部62の表示ランプ62dが点灯し、4速
で走行中であり、変速可能変速段が2速、3速であるこ
とを表示する。
【0077】ここで、セレクトレバー35により2速へ
のシフトダウンは可能であるが、5速が変速不可能範囲
であるにもかかわらず、アップ操作すると、ステップ1
03におけるアップスイッチ38からのアップ信号uに
従って目標変速比算出手段47により5速用目標変速比
isが算出され、ステップ104でマップが参照されて
Vs3 における5速のプライマリプーリ回転数Np6
エンジン許容回転数判定手段48によって変速可能範囲
内であるか否か判断される。
【0078】この場合、プライマリプーリ回転数Np6
は過小回転数領域内であることから変速可能範囲外と判
断され、ステップ107においてアップスイッチ38が
作動中、即ちアップ信号uが発せられる間に亘ってブザ
ー等の警報装置64が作動し、運転者にそのシフトアッ
プ操作が不適切であることを知らせる。
【0079】また、例えば2速の変速段線2nd上の点
5 により車速Vs4 で走行中は、エンジン許容回転数
判定手段48によるマップの参照により2速、3速が変
速可能範囲と判断され、選択可能変速段表示部63の表
示ランプ63b、63cが点灯し、かつ実変速段表示部
62の表示ランプ62bが点灯することにより、2速走
行中で変速可能変速段が3速であることを表示する。
【0080】ここでセレクトレバー35による3速への
シフトアップは可能であるが、1速が変速可能範囲であ
るにもかかわらず、ダウン操作すると、ステップ105
におけるダウンスイッチ39からのダウン信号dに従っ
て目標変速比算出手段47により1速用目標変速比is
が算出され、ステップ106でマップが参照されてVs
4 における1速のプライマリプーリ回転数Npがエンジ
ン許容回転数判定手段48によって変速可能範囲内であ
るか否かを判断する。
【0081】この場合、プライマリプーリ回転数Npは
過大回転数領域内であることから変速可能範囲外と判断
され、ステップ107においてダウンスイッチ39が作
動中、即ちダウン信号dが発せられる間に亘って警報装
置64が作動して運転者にそのシフトダウン操作が不適
切であることを知らせる。
【0082】同様に図4のマップを参照することにより
各変速段における走行中の車速Vsによって変化する変
速可能変速段及び使用される変速段は、常時表示装置6
1の選択可能変速段表示部63の表示ランプ63a、6
3b‥‥63f及び実変速段表示部62の表示ランプ6
2a、62b‥‥62fの選択的点灯によって表示さ
れ、かつ例えば図4のマップに鎖線で示すようなプライ
マリプーリ回転数Npが過大回転数領域或いは過小回転
数領域に至るであろうダウン操作或いはアップ操作を行
った場合はブザー等の警報装置64が作動する。
【0083】従って上記実施の形態によると、使用状態
にある変速段を実変速段表示部62の表示ランプ62
a、62b‥‥62fの点灯により表示し、選択可能な
変速段を選択可能変速段表示部63の表示ランプ63
a、63b‥‥63fの点灯により運転者に予め知らせ
ることから、目視により変速可能の可否が確認でき、変
速操作に伴う不安感が回避され、更に選択可能な変速段
への変速操作を警報装置64により知らせることから更
に運転者の不安感が回避されて適切な変速操作が可能に
なり安全性が確保できる。
【0084】以上説明では固定変速比を選択可能な無段
変速機を例に説明したが、複数の固定変速比を選択可能
な自動有段変速機に適用することも可能であり、上記実
施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能である。
【0085】
【発明の効果】以上説明した本発明の車両用自動変速機
の制御装置によると、固定変速比を有する複数の変速段
を有し、複数の変速段から選択可能な変速段を変速操作
装置の操作により選択可能な自動変速機の制御装置にお
いて、予め変速操作装置の操作により選択可能な変速段
を表示することから、運転者は変速可能な変速段を確認
でき、運転者の不安感が回避可能である。
【0086】また選択可能な変速段への変速操作を警報
手段により運転者に知らせることにより更に運転者への
不安感が回避されて適切な変速操作が達成できる等安全
性に貢献すること大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明する車両用自動変
速機の制御装置の油圧制御系を示す構成図である。
【図2】同じく車両用自動変速機の制御装置の電機制御
系を示すブロック図である。
【図3】自動変速ゾーンの各走行レンジの目標プライマ
リプーリ回転数のマップを示し、(a)はDレンジ、
(b)はDsレンジ、(c)はリバースのマップを各々
示す。
【図4】手動変速ゾーンのプライマリプーリ回転数のマ
ップである。
【図5】報知手段を説明するフローチャートである。
【図6】表示装置を説明するメータパネルの正面図であ
る。
【図7】図6の要部拡大図である。
【符号の説明】
4 無段変速機 40 制御ユニット 60 メータパネル 61 表示装置 62 実変速段表示部 63 選択可能変速段表示部 64 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 59/08 F16H 59/08 61/16 61/16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に異なる固定変速比を有する複数の変
    速段を有し、該複数の変速段からエンジン許容回転数に
    よって規定される選択可能な変速段を変速操作装置の操
    作により選択可能な車両用自動変速機の制御装置におい
    て、 上記変速操作装置の操作により選択可能な変速段を表示
    する表示装置を有することを特徴とする車両用自動変速
    機の制御装置。
  2. 【請求項2】 表示装置は、 変速操作装置の操作により選択可能な変速段を表示する
    選択可能変速段表示部と、 使用変速段を表示する実変速段表示部と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用自動
    変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 表示装置は、インストルメントパネルに
    配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    車両用自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】 互に異なる固定変速比を有する複数の変
    速段を有し、該複数の変速段からエンジン許容回転数に
    よって規定される選択可能な変速段を変速操作装置の操
    作により選択可能な車両用自動変速機の制御装置におい
    て、 変速操作装置の操作により選択される変速段が上記選択
    可能な変速段以外の変速段で作動する警報装置を有する
    ことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】 変速操作装置のシフトアップ乃至シフト
    ダウン操作により選択される変速段が上記選択可能な変
    速段以外の変速段で作動する警報装置を有することを特
    徴とする請求項4に記載の車両用自動変速機の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 警報装置がブザーであることを特徴とす
    る請求項4または5に記載の車両用自動変速機の制御装
    置。
  7. 【請求項7】 互に異なる固定変速比を有する複数の変
    速段を有し、該複数の変速段からエンジン許容回転数に
    よって規定される選択可能な変速段を変速操作装置の操
    作により選択可能な車両用自動変速機の制御装置におい
    て、 上記変速操作装置の操作により選択可能な変速段を表示
    する表示装置と、 変速操作装置の操作により選択される変速段が上記選択
    可能な変速段以外の変速段で作動する警報装置と、 を有することを特徴とする車両用自動変速機の制御装
    置。
  8. 【請求項8】 自動変速機が、複数の固定変速比を選択
    可能な無段変速機であることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の車両用自動変速機の制御装置。
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