JPH10175446A - 自動車のドア取付構造 - Google Patents

自動車のドア取付構造

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JPH10175446A
JPH10175446A JP34126596A JP34126596A JPH10175446A JP H10175446 A JPH10175446 A JP H10175446A JP 34126596 A JP34126596 A JP 34126596A JP 34126596 A JP34126596 A JP 34126596A JP H10175446 A JPH10175446 A JP H10175446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
door
hinge element
mounting structure
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP34126596A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiya Maeda
道也 前田
Atsushi Asakawa
厚志 淺川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの取付作業性を向上させることができる
自動車のドア取付構造を提供する。 【解決手段】 ドアヒンジ13の一方のヒンジ要素15
の中央部をヒンジ要素本体15aとし、該ヒンジ要素本
体を断面略U字形状に折曲し、該ヒンジ要素本体の上下
両端から上下方向にヒンジ固定部15b,15cをそれ
ぞれ延設し、ドアヒンジ13の他方のヒンジ要素16の
中央部の上下両端から水平方向にヒンジ要素本体16
a,16bを延設し、一方のヒンジ要素15のヒンジ要
素本体15aと他方のヒンジ要素16のヒンジ要素本体
16a,16bとをヒンジピン17によって互いに回動
自在に連結した構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア取付
構造に関し、詳しくは、ドアヒンジの一方のヒンジ要素
をドア側に固定するとともに、他方のヒンジ要素を、上
記ドアを閉めた状態で、車外から車体側に固定するよう
にした自動車のドア取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11は、従来の自動車のドア取
付構造を示すものである。この構造では、ドア1は上側
ドアヒンジ2と下側ドアヒンジ3を介して車体4に取り
付られる。ドア1を車体4に取り付けるには、まず、上
側ドアヒンジ2の一方のヒンジ要素2aをドア1側に固
定するとともに、他方のヒンジ要素2bを、ドア1を開
いた状態で、車体4側に固定していた(図10参照)。
下側ドアヒンジ3についても同様である(図11参
照)。なお、図11において、3aは下側ドアヒンジ3
の一方のヒンジ要素、3bは他方のヒンジ要素である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
車のドア取付構造では、ドア1を車体4に取付る場合、
ドア1を開いた状態で作業を行うようにしていたため、
ドア1の取付作業が容易でなく、しかも、ドア1と車体
4との隙間を一定になるようにする調整作業も難しくな
り、ドア取付作業性の低下を招いていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、ドアの取付作業性を向上させることができる自動車
のドア取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ドアヒンジの一方のヒンジ要素をドア
側に固定するとともに、他方のヒンジ要素を、上記ドア
を閉めた状態で、車外から車体側に固定するようにした
自動車のドア取付構造において、上記ドアヒンジの一方
のヒンジ要素の中央部をヒンジ要素本体とし、該ヒンジ
要素本体を断面略U字形状に折曲し、該ヒンジ要素本体
の上下両端から上下方向にヒンジ固定部をそれぞれ延設
し、上記ドアヒンジの他方のヒンジ要素の中央部の上下
両端から水平方向にヒンジ要素本体を延設し、上記ドア
ヒンジの一方のヒンジ要素のヒンジ要素本体と他方のヒ
ンジ要素のヒンジ要素本体とをヒンジピンによって互い
に回動自在に連結した構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車のドア
取付構造の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明
する。図1〜図8は、本発明に係る自動車のドア取付構
造を、横開きタイプのドアに適用した場合の一実施例を
示すものである。
【0007】本実施例の自動車10におけるドア取付構
造では、車体11側に車幅方向に伸びる横壁部11a,
11bを上下に設けるとともに、ドア12側に車体11
側の横壁部11a,11bに対して直角方向、すなわち
車体前後方向に伸びる縦壁部12a,12bを上下に設
けている。ドア12は、上側ドアヒンジ13と下側ドア
ヒンジ14を介して車体11に取付けられるようになっ
ている。
【0008】上側ドアヒンジ13は、ヒンジ要素15,
16とヒンジピン17とから構成されている。一方のヒ
ンジ要素15は、その中央部をヒンジ要素本体15aと
し、該ヒンジ要素本体を断面略U字形状に折曲し、該ヒ
ンジ要素本体の上下両端から上下方向にヒンジ固定部1
5b,15cをそれぞれ延設した形状となっている。他
方のヒンジ要素16は、その上下両端から水平方向にヒ
ンジ要素本体16a,16bを延設するとともに、上下
方向にヒンジ固定部16c,16dをそれぞれ延設した
形状となっている。一方のヒンジ要素15のヒンジ要素
本体15aと他方のヒンジ要素16のヒンジ要素本体1
6a,16bとは、ヒンジピン17によって互いに回動
自在に連結されている。
【0009】下側ドアヒンジ14は、ヒンジ要素18,
19とヒンジピン20とから構成されている。一方のヒ
ンジ要素18は、その中央部をヒンジ要素本体18aと
し、該ヒンジ要素本体を断面略U字形状に折曲し、該ヒ
ンジ要素本体の上下両端から上下方向にヒンジ固定部1
8b,18cをそれぞれ延設した形状となっている。他
方のヒンジ要素19は、その中央部をヒンジ固定部19
aとするとともに、該ヒンジ固定部の上下両端から水平
方向にヒンジ固定部19b,19cを延設した形状とな
っている。一方のヒンジ要素18のヒンジ要素本体18
aと他方のヒンジ要素19のヒンジ要素本体19b,1
9cとは、ヒンジピン20によって互いに回動自在に連
結されている。
【0010】また、本実施例では、ドア12の上側ドア
ヒンジ13を取付ける部所を切欠き、この切欠き部21
内に縦壁部12aを形成している。
【0011】本実施例では、次のようにして、ドア12
が車体11に取付けられる。すなわち、まず、ドアヒン
ジ13,14の一方のヒンジ要素15,18をドア12
側の縦壁部12a,12bに固定する。しかる後、それ
らの他方のヒンジ要素16,19を、ドア12を閉めた
状態で、車外から工具22を用いて車体11側の横壁部
11a,11bに固定する。
【0012】さらに、本実施例では、ドア12の上側ド
アヒンジ13を取り付けた部所である切欠き部21を、
ヒンジカバー23で覆っている。ヒンジカバー23は、
内側に爪23aが突設されており、該爪23aをドア1
2の端部に掛けることによって、該ヒンジカバーを取付
けるようにしている。また、ドア12の下側ドアヒンジ
14を取り付けた部所を、外装部品(例えば、リヤコン
ビランプやリヤバンパ等)24で覆っている。これによ
り、ドア12の車体11への取付けが完了する。
【0013】上記実施例では、車体11側に形成した横
壁部11a,11bとドア12側に形成した横壁部11
a,11bを直角になるように設定したので、該ドアの
組付位置の前後調整は該ドア側で行い、該ドアの上下左
右方向の位置決めは車体11側で行うことができるの
で、該ドアを車体11に取付る場合、該ドアを閉めた状
態で組付作業を行うことができる。したがって、ドア1
2の取付作業を容易に行うことができ、しかも、ドア1
2と車体11との隙間を一定になるようにする調整作業
も容易であり、ドア取付作業性の向上を図ることができ
る。
【0014】なお、上記実施例では、ドア12に切欠き
部21を設けるようにしたが、本発明ではこれに限ら
ず、切欠きに替えて穴でも良い。また、上記実施例で
は、横開きタイプのドアに適用した場合を説明したが、
本発明はこれに限らず、縦開きタイプのドアにももちろ
ん適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車のドア取付構造によれば、ドアヒンジの一方のヒンジ
要素をドア側に固定するとともに、他方のヒンジ要素
を、上記ドアを閉めた状態で、車外から車体側に固定す
るようにした自動車のドア取付構造において、上記ドア
ヒンジの一方のヒンジ要素の中央部をヒンジ要素本体と
し、該ヒンジ要素本体を断面略U字形状に折曲し、該ヒ
ンジ要素本体の上下両端から上下方向にヒンジ固定部を
それぞれ延設し、上記ドアヒンジの他方のヒンジ要素の
中央部の上下両端から水平方向にヒンジ要素本体を延設
し、上記ドアヒンジの一方のヒンジ要素のヒンジ要素本
体と他方のヒンジ要素のヒンジ要素本体とをヒンジピン
によって互いに回動自在に連結した構成としているの
で、次のような効果を得ることができる。
【0016】すなわち、本発明では、上記車体側に形成
した横壁部と上記ドア側に形成した縦壁部を直角になる
ように設定したので、ドアの組付位置の前後調整はドア
側で行い、ドアの上下左右方向の位置決めは車体側で行
うことができるので、ドアを車体に取付る場合、ドアを
閉めた状態で組付作業を行うことができる。したがっ
て、ドアの取付作業を容易に行うことができ、しかも、
ドアと車体との隙間を一定になるようにする調整作業も
容易であり、ドア取付作業性の向上を図ることができ
る。
【0017】また、本発明では、上記ドアの上側ドアヒ
ンジを取り付けた切欠き部をヒンジカバーで覆い、下側
ドアヒンジを取り付けた部所をリヤコンビランプ等の外
装部品で覆うようにすることにより、これらのヒンジが
ドアと車体との隙間から見えなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のドア取付構造の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図2において矢印Bで示す円で囲む部分を拡大
して示す断面図である。
【図4】図1におけるC−C線断面図である。
【図5】図1におけるD−D線断面図である。
【図6】本発明に係る自動車のドア取付構造の一実施例
の上側ドアヒンジの付近を示す正面図である。
【図7】本発明に係る自動車のドア取付構造の一実施例
の上側ドアヒンジを示す斜視図である。
【図8】本発明に係る自動車のドア取付構造の一実施例
の下側ドアヒンジを示す斜視図である。
【図9】従来の自動車のドア取付構造を示す斜視図であ
る。
【図10】図9におけるE−E線断面図である。
【図11】図9におけるF−F線断面図である。
【符号の説明】
10 自動車 11 車体 11a,11b 横壁部 12 ドア 12a,12b 縦壁部 13 上側ドアヒンジ 14 下側ドアヒンジ 15,16 ヒンジ要素 15a ヒンジ要素本体 15b,15c ヒンジ固定部 16a,16b ヒンジ要素本体 16c,16d ヒンジ固定部 17 ヒンジピン 18,19 ヒンジ要素 18a ヒンジ要素本体 18b,18c ヒンジ固定部 19a ヒンジ要素本体 19b,19c ヒンジ固定部 20 ヒンジピン 21 切欠部 22 工具 23 ヒンジカバー 23a 爪 24 外装部品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアヒンジの一方のヒンジ要素をドア側
    に固定するとともに、他方のヒンジ要素を、上記ドアを
    閉めた状態で、車外から車体側に固定するようにした自
    動車のドア取付構造において、 上記ドアヒンジの一方のヒンジ要素の中央部をヒンジ要
    素本体とし、該ヒンジ要素本体を断面略U字形状に折曲
    し、該ヒンジ要素本体の上下両端から上下方向にヒンジ
    固定部をそれぞれ延設し、 上記ドアヒンジの他方のヒンジ要素の中央部の上下両端
    から水平方向にヒンジ要素本体を延設し、 上記ドアヒンジの一方のヒンジ要素のヒンジ要素本体と
    他方のヒンジ要素のヒンジ要素本体とをヒンジピンによ
    って互いに回動自在に連結したことを特徴とする自動車
    のドア取付構造。
JP34126596A 1996-12-20 1996-12-20 自動車のドア取付構造 Pending JPH10175446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012144279A1 (ja) * 2011-04-19 2014-07-28 本田技研工業株式会社 車体後部構造
WO2018179568A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 日立化成株式会社 ヒンジ

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