JPH10170129A - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置

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Publication number
JPH10170129A
JPH10170129A JP32815896A JP32815896A JPH10170129A JP H10170129 A JPH10170129 A JP H10170129A JP 32815896 A JP32815896 A JP 32815896A JP 32815896 A JP32815896 A JP 32815896A JP H10170129 A JPH10170129 A JP H10170129A
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JP
Japan
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condenser
air
control box
casing body
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP32815896A
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English (en)
Inventor
Satoru Sakae
覚 阪江
Iwao Hashimoto
巌 橋本
Kan Ikemiya
完 池宮
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング本体と冷凍機とを備えて成るコン
テナ用冷凍装置に対し、ケーシング本体における冷凍機
の収納部分の構成を改良することにより、コントロール
ボックスの冷却性能を十分に確保する。 【解決手段】 冷凍コンテナ装置の壁面を構成すると共
に冷凍機が取付けられるケーシング本体(31)に対し、外
面側を凹陥させて冷凍機の収納空間(33)を形成する。収
納空間(33)に凝縮器(42)を収容する。凝縮器(42)の配設
位置に対応した収納空間(33)の壁面を凹陥し、この凹陥
部分(71b) と凝縮器(42)との間に外気のバイパス通路
(X) を形成する。バイパス通路(X) の下流側にコントロ
ールボックスを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海上輸送用等とし
て使用されるコンテナ用冷凍装置に係る。特に、ケーシ
ング本体の形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平6−94355
号公報に開示されているような冷凍装置を備えた海上輸
送用のコンテナ装置が知られている。この種のコンテナ
装置は、一壁面が開放された箱型のコンテナ本体に対
し、冷凍機が取付けられたケーシングがこの開放部分を
覆うように取付けられて成る。
【0003】一般に、この種のケーシングは、下側半分
がコンテナ内部に向かって凹陥している。この凹陥部分
に、冷凍機の熱源側機器としての圧縮機、凝縮器、減圧
機構等が凝縮器ファンと共に収容される。一方、上側半
分のコンテナ内部側には利用側機器としての蒸発器が蒸
発器ファンと共に支持されている。これら機器は冷媒配
管によって順に接続されている。
【0004】冷凍機の運転時には、各ファンが駆動する
ことにより、熱源側機器の収容空間(上記凹陥部分)に
は外気が流通し、利用側機器の収容空間とコンテナ内部
との間では庫内空気が循環する。このような空気の流通
状態において、圧縮機から吐出した冷媒は、凝縮器にお
いて外気と熱交換を行って凝縮し、減圧機構で減圧した
後、蒸発器において庫内空気と熱交換を行って蒸発す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記熱源側
機器の収容空間には、上記各機器の制御用部品としての
スイッチ類を収容したコントロールボックスが配置され
ている。このコントロールボックスの配設位置は、一般
には、凝縮器の2次側(外気流通方向の下流側)であ
る。また、このコントロールボックスには、マグネット
スイッチ等の発熱を伴う機器が収容されているので、こ
れらを外気によって冷却して制御の誤動作を防止する必
要がある。
【0006】しかしながら、このコントロールボックス
周辺を流れる空気は、凝縮器によって加温された空気で
ある。このため、その冷却性能を十分に得るためにコン
トロールボックスの表面積を大きくして放熱性を確保し
ているのが現状である。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、ケーシングにおける冷凍機の収納部分の構成を
改良することにより、コントロールボックスの冷却性能
を十分に確保すると共にその小型化を図ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ケーシング本体に、凝縮器をバイパス
してコントロールボックスに向って外気を案内する手段
を設けた。これにより、加温されていない空気をコント
ロールボックスの冷却に寄与させるようにした。
【0009】具体的に、請求項1記載の発明は、図2に
示すように、ケーシング本体(31)と、該ケーシング本体
(31)に支持された冷凍機(40)とを備えたコンテナ用冷凍
装置を前提としている。ケーシング本体(31)の外壁部に
収容空間(33)を形成し、この収容空間(33)に、該収容空
間(33)に空気を導入して一方向に流すための送風機(42-
F)と、収容空間(33)内を流れる空気と熱交換を行って冷
媒を凝縮する凝縮器(42)と、該凝縮器(42)よりも空気流
通方向下流側に配置されたコントロールボックス(50)と
を収容する。また、収容空間(33)に、該収容空間(33)に
導入した空気の一部を、凝縮器(42)をバイパスしてコン
トロールボックス(50)に向って案内する案内手段(71b,7
4a) を設けた構成としている。
【0010】この特定事項により、送風機(42-F)の駆動
に伴って収容空間(33)には空気(例えば外気)が導入さ
れ、この収容空間(33)内において一方向に流れる。この
空気の大部分は凝縮器(42)を通過し冷媒と熱交換を行
う。一方、収容空間(33)内を流れる空気の一部は案内手
段(71b,74a) によって凝縮器(42)をバイパスしてコント
ロールボックス(50)に向って案内され、該コントロール
ボックス(50)の冷却に寄与する。つまり、凝縮器(42)に
よって加温されていない空気によりコントロールボック
ス(50)を冷却できる。
【0011】請求項2記載の発明は、収容空間(33)を、
ケーシング本体(31)の外壁面を凹陥して形成する一方、
凝縮器(42)を、収容空間(33)の縦壁面に当接した状態で
配置する。また、案内手段(71b,74a) に、凝縮器(42)が
当接している上記縦壁面の一部が凹陥されて凝縮器(42)
との間に空気のバイパス通路(X) を形成する凹陥部(71
b) を備えさせた構成としている。
【0012】この特定事項により案内手段(71b,74a) の
構成が具体化できる。
【0013】請求項3記載の発明は、コントロールボッ
クス(50)を、凹陥部(71b) の空気流通下流側に配置する
一方、案内手段(71b,74a) に、コントロールボックス(5
0)と収容空間(33)の縦壁面との間に空気流通用の空間
(Y) を形成する凹部(74a) を備えさせる。また、コント
ロールボックス(50)内部における上記凹部(74a) に対向
する側に発熱部品(MS)を収容した構成としている。
【0014】この特定事項により、コントロールボック
ス(50)内部では、特に温度の低い空気が流れる側に発熱
部品(MS)を収容しているので、この冷却が良好に行え
る。つまり、コントロールボックス(50)の一方側(例え
ば前面側)には凝縮器(42)を通過した空気が流れ、他方
側(例えば背面側)には凝縮器(42)をバイパスした空気
が流れることになるが、特に発熱量の多い側に低温の空
気を流すことで、そのバイパス量を必要最小限に抑えな
がらコントロールボックス(50)内部全体としての温度上
昇を抑制することができる。
【0015】請求項4記載の発明は、ケーシング本体(3
1)を樹脂材料により形成している。
【0016】この特定事項により、上述した請求項2ま
たは3記載の発明のようなケーシング本体(31)の形状を
比較的容易に実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)次に本発明の第1実施形態を図面に基
づいて詳細に説明する。本形態に係るコンテナ装置(10)
は、食品等の各種の荷物が積み込まれ、該荷物を冷却状
態のままコンテナ船やコンテナ車によって運搬するため
のものである。
【0018】図1の如く、コンテナ装置(10)は、一面
(図1における左側面)が開口された直方体状のコンテ
ナ本体(20)と、この開口を覆うように取付けられたケー
シング(30)とで構成されたコンテナ本来の構成部分とし
ての箱体(11)を備えている。図2に示すように、ケーシ
ング(30)にはコンテナ用冷凍機(40)が取り付けられてお
り、これによりコンテナ用冷凍装置が構成されている。
尚、コンテナ本体(20)の図1における右側面には図示し
ない搬入口が形成されており、該搬入口には開閉自在な
扉が設けられている。
【0019】ケーシング(30)は、ケーシング本体(31)
と、該ケーシング本体(31)の内側に平行に配置された隔
壁(32)とにより構成されている。ケーシング本体(31)
は、周縁部がボルト止めによりコンテナ本体(20)の開口
縁に密着固定されている。また、下半部がコンテナ内部
に向かって凹んでおり、これにより冷凍機(40)の一部を
収納するための収納空間(33)が形成されている。
【0020】ケーシング本体(31)と隔壁(32)との間に
は、収納空間(33)の上方に位置して冷却空間(34)が形成
されると共に、収納空間(33)の内側に位置して空気通路
(35)が形成されている。これら冷却空間(34)と空気通路
(35)とは上下方向で連通している。冷却空間(34)の上端
及び空気通路(35)の下端はそれぞれコンテナ本体(20)の
内部である庫内に連通している。
【0021】冷凍機(40)は、圧縮機(41)と凝縮器(42)と
膨張機構としての膨張弁(45)と蒸発器(43)とが順に図示
しない冷媒配管により接続されて成る。圧縮機(41)、凝
縮器(42)及び膨張弁(45)は凝縮器ファン(42-F)と共に収
納空間(33)に設置されている。蒸発器(43)は蒸発器ファ
ン(43-F)と共に冷却空間(34)に設置されている。この冷
凍機(40)は、圧縮機(41)で圧縮した冷媒を凝縮器(42)で
凝縮させ、膨張弁(45)で減圧した後に蒸発器(43)で蒸発
させて圧縮機(41)に戻る循環を行わせる。収納空間(33)
では、凝縮器ファン(42-F)の駆動に伴って下側から上側
に向って空気が流れ、この空気の大部分が凝縮器(42)を
通過して冷媒との間で熱交換を行うようになっている。
一方、コンテナ本体(20)の庫内空気は、蒸発器ファン(4
3-F)の駆動に伴って冷却空間(34)と庫内空間との間を循
環する。このため、庫内空気は、冷却空間(34)において
蒸発器(43)で冷却された後、空気通路(35)を流れてコン
テナ本体(20)内部に吹き出し、庫内を冷却する。上記冷
却空間(34)には、蒸発器(43)を通過した空気の温度によ
って庫内の温度を検出する温度センサ(44)が設けられて
いる。
【0022】上記冷凍機(40)の制御部であるコントロー
ルボックス(50)は、直方体状の箱体で成り、収納空間(3
3)において凝縮器(42)の上方に設置されていると共に、
圧縮機(41)の容量等を制御して庫内温度が設定温度にな
るようにしている。
【0023】次に、本形態の特徴であるケーシング本体
(31)の構成について詳細に説明する。図3はケーシング
本体(31)の正面図であり、図4はケーシング本体(31)の
背面図である。
【0024】このケーシング本体(31)は、図6(図3に
おけるA−A線に沿った断面図)に示すように、エポキ
シ樹脂によって製作されている。詳しくは、樹脂製の外
壁部(31a) と内壁部(31b) とが、その外周縁部が連続す
ることで一体化されており、この両者(31a,31b) の間に
は、断熱材として機能する発泡樹脂(31c) が内装されて
いる。また、各壁部(31a,31b) の内部には、必要に応じ
てガラス繊維(31d) 及び炭素繊維(31e) が混入されてい
る(製作作業を示す図12参照)。この繊維材料(31d,3
1e) の混入によりケーシング本体(31)としての剛性の向
上が図られており、ケーシング本体(31)のラッキング強
度(コンテナ装置が積み重ねられた際に、下側のコンテ
ナ装置が上側のコンテナ装置の重量に絶え得る強度)及
び端壁強度(コンテナ輸送時における車両等の発進時や
停止時にコンテナ内で貯蔵物が移動してケーシングに衝
突することに対するケーシングの強度)が確保されてい
る。この各繊維(31d,31e) の混入箇所については後述す
る。
【0025】以下、ケーシング本体(31)の各部について
説明する。このケーシング本体(31)は、その上側半分の
中央部分を構成して背面側(図3における紙面奥側)に
上記冷却空間(34)を形成する上側部(60)と、下側半分の
中央部分を構成して前面側(図3における紙面手前側)
に収納空間(33)を形成する下側部(70)と、これら上側部
(60)と下側部(70)との周縁部分に位置しケーシング本体
(31)の外周縁部を構成する外周部(80)とを備えている。
つまり、これら上側部(60)、下側部(70)及び外周部(80)
が、上記繊維(31d,31e) が混入されたエポキシ樹脂(31
a,31b) 及び発泡樹脂(31c) により一体的に形成されて
いる。
【0026】尚、図7は図3におけるB−B線に沿った
断面図を、図8は図3におけるC−C線に沿った断面図
を、図9は図3におけるD−D線に沿った断面図を、図
10は図3におけるE−E線に沿った断面図を、図11
は図3におけるF−F線に沿った断面図を夫々示してい
る。これら各断面図では外壁部(31a) と内壁部(31b)と
の間に内装された発泡樹脂(31c) は省略している。
【0027】先ず、上側部(60)について説明する。この
上側部(60)にはケーシング本体(31)の板厚方向に貫通す
る左右一対の点検窓(61,61) が形成されている。この各
点検窓(61,61) は、略矩形状の開口であって、図示しな
い点検扉によって開閉可能となっている。この点検扉
は、蒸発器(43)、蒸発器ファン(43-F)及びモータの点検
時に開放される。
【0028】点検窓(61,61) の側方(図3における左
側)には上下一対の換気孔(62,62) が形成されている。
この換気孔(62,62) は箱体(11)内部の空気を外気(新鮮
空気)と入換えるためのものである。
【0029】上記各点検窓(61,61) の下側である上側部
(60)の下端縁部にはフォークポケット部(63)が形成され
ている。このフォークポケット部(63)は、ケーシング本
体(31)の移送時にフォークリフトのフォークを差し入れ
る部分である。図7及び図8に示すように、このフォー
クポケット部(63)は、上側部(60)の前面(図3の手前側
面)が凹陥されて成る。この凹陥部分の凹陥寸法を大き
く確保するために、上側部(60)の背面には箱体内部側に
向って膨出する膨出部(63a,63a) がフォークポケット部
(63)に対応した位置に設けられている(図4参照)。こ
の構成は、フォークポケット部(63)の凹陥寸法を大きく
確保することで、フォークの差し入れ可能な寸法を大き
くし、安定した移送を可能とするためのものである。
【0030】次に、下側部(70)について説明する。この
下側部(70)には、凝縮器取付け部(71)、凝縮器ファン取
付け部(72)、圧縮機取付け台(73)、コントロールボック
ス取付け部(74)が一体形成されている。また、この下側
部(70)における収納空間(33)の各隅角部は、収納空間(3
3)の上面及び底面を形成する水平面(33a,33b) と左右の
各鉛直面(33c,33d) との間が傾斜面(33e,33e, …) によ
って接続されている。これは、この隅角部での応力集中
を回避するための構成である。
【0031】凝縮器取付け部(71)は、下側部(70)の前面
の上下方向の中央部が僅かに凹陥されて成る。該凝縮器
取付け部(71)の形成位置は、下側部(70)の水平方向の全
体である。この凹陥部分のうち2箇所は、その他の部分
よりも凹陥寸法が大きく設定されている。そのうち一方
の凹陥部分は配線挿通部(71a) であり、他方の凹陥部分
は本形態の特徴とする部分である外気バイパス部(71b)
である。配線挿通部(71a) は、例えばコントロールボッ
クス(50)と圧縮機(40)とを接続する配線が挿通される部
分となる。この配線挿通部(71a) に対応したケーシング
本体(31)の背面には、この部分の板厚寸法を十分に確保
するために背面側に膨出する膨出部(71e) が形成されて
いる(図4参照)。
【0032】外気バイパス部(71b) は、図5及び図11
に示すように、凝縮器取付け部(71)に凝縮器(42)が取付
けられた際に、この凝縮器(42)の背面とケーシング本体
(31)の前面との間に隙間(X) を形成し、この隙間(X) に
凝縮器(42)をバイパスする空気を流すためものである。
つまり、凝縮器(42)は、その背面(図5において右側に
位置する面)が下側部(70)の壁面に当接された状態で支
持されており、外気バイパス部(71b) は、この背面との
間に僅かな空間(X) を形成している。この空間(X) が、
下側部(70)を流れる空気の一部を、凝縮器(42)をバイパ
スして後述するコントロールボックス取付け部(74)の凹
部(74a) に案内するようになっている。
【0033】また、上記凝縮器取付け部(71)の左右両側
における左右内側面(33c,33d) には、凝縮器支持突起(7
1c,71d) が水平方向内側に向って突設されている。これ
ら突起(71c,71d) は、図11に仮想線で示すように、凝
縮器(42)の左右両端の管板が載置され、該管板がボルト
止めされて、凝縮器(42)を支持するようになっている。
【0034】凝縮器ファン取付け部(72)は、モータ台(7
2a) とモータ支持凹部(72b) を備えている。モータ台(7
2a) は、下側部(70)の前面から突出して成り、水平方向
に延びる矩形板状の載置部(72c) と、該載置部(72c) の
左右両端から下方に延びる台形板状の補強部(72d,72d)
とで成る。つまり、このモータ台(72)は図3の如く正面
視がコ字状の突起である。
【0035】モータ支持凹部(72b) は、モータ台(72a)
の上側に位置する円形の凹陥部であり、その径は凝縮器
ファン(42-F)のモータ(M) (図8参照)の外径寸法に略
一致している。
【0036】このような構成により、凝縮器ファン(42-
F)が凝縮器ファン取付け部(72)に取付けられた状態で
は、モータ(M) は、その一部(後端部分)がモータ支持
凹部(72b) に嵌め込まれた状態で、ファン(42-F)全体は
モータ台(72a) に載置されて支持される(図2参照)。
【0037】このように、凝縮器ファン(42-F)はモータ
(M) の一部がモータ支持凹部(72b)に嵌め込まれるの
で、該凝縮器ファン(42-F)を収納空間(33)の開放端から
後退した位置に配置でき、これに伴って収容空間(33)の
奥行き寸法の短縮化を可能とする構成となっている。
【0038】圧縮機取付け台(73)は、収納空間(33)の底
面(33b) から上方に突出している。この圧縮機取付け台
(73)は、図3の如く正面視が台形状であって、図8及び
図11の如く側面の水平方向寸法は収容空間(33)の奥行
き寸法に略一致している。また、この各圧縮機取付け台
(73)の上面には圧縮機(41)の取付け脚をボルト止めする
ためのボルト孔(73a,73a) が形成されている。
【0039】コントロールボックス取付け部(74)は、上
記凝縮器取付け部(71)の上側に位置し、凹部(74a) と一
対の設置台(74b,74b) とを備えている。凹部(74a) は、
上記凝縮器取付け部(71)の外気バイパス部(71b) の形成
位置の上側に位置していると共に、水平方向の寸法がコ
ントロールボックス(50)の水平方向寸法よりも僅かに短
く設定された矩形状で成る。設置台(74b,74b) は、上記
凹部(74a) の下端部に配置された突起により構成されて
いる。従って、このコントロールボックス取付け部(74)
にコントロールボックス(50)が取付けられた状態では、
該コントロールボックス(50)が設置台(74b) の上側に載
置され、図5及び図10に示す如く、コントロールボッ
クス(50)の背面と凹部(74a) との間には、外気バイパス
部(71b)に連通する空間(Y) が形成される。つまり、こ
の外気バイパス部(71b) を通過した空気(凝縮器(42)を
バイパスすることにより加温されていない空気)がコン
トロールボックス(50)の背面と凹部(74a) との間の空間
(Y) に流れ込み、該コントロールボックス(50)の冷却に
寄与する構成となっている。
【0040】また、コントロールボックス(50)の内部に
は、その背面側(凹部(74a) に近接する側)にマグネッ
トスイッチ(MS)等の発熱を伴う部品が収容されている。
【0041】図4に示す如く、下側部(70)の背面には上
下方向に延びる複数本の補強リブ(75,75, …) が形成さ
れている。この補強リブ(75)は、左右方向に所定間隔を
存した7本が備えられており、その端面が上記隔壁(32)
に当接して複数の空気通路(35,35, …) を形成してい
る。この補強リブ(75,75, …) は、隔壁(32)をボルト止
めなどによって取付けるための複数の取付け部(75a,75
a, …) を備えている。この取付け部(75a) は、隔壁(3
2)の取付け強度を確保するためにその他の部分よりも厚
肉に形成する必要があるが、この補強リブ(75,75, …)
により形成される空気通路(35,35, …) での空気の流通
抵抗を小さくことを考慮して円柱状に形成されている。
【0042】次に、外周部(80)について説明する。この
外周部(80)には、その全体に亘って、複数のボルト孔(8
1,81, …) が形成されている。このボルト孔(81,81,
…) は、ケーシング本体(31)をコンテナ本体(20)の開口
縁部に締結するためのものであり、上端縁部及び下端縁
部には夫々7個づつ、左右の各側端縁部には夫々8個づ
つ形成されている。
【0043】以上がケーシング本体(31)の形状である。
【0044】−補強繊維の混入箇所− このケーシング本体(31)には、上述したようにガラス繊
維(31d) 及び炭素繊維(31e) が混入されて、全体として
繊維強化樹脂として構成されている。特に、高い剛性が
要求される部分には炭素繊維(31e) が混入されている。
【0045】以下、上述したケーシング本体(31)の各箇
所のうち炭素繊維(31e) が混入されている箇所について
説明する。この炭素繊維が混入されている箇所としては
以下の部分が挙げられる。
【0046】<上側部(60)における炭素繊維混入箇所> ・フォークポケット部(63)の開口周辺部 <下側部(70)における炭素繊維混入箇所> ・凝縮器支持突起(71c,71d) ・モータ台(72a) ・圧縮機取付け台(73) ・コントロールボックス取付け部(74)の設置部(74b,74
b) ・収納空間(33)の隅角部周辺(上記各傾斜面(33e,33e,
…) の周辺部分) <外周部(80)における炭素繊維混入箇所> ・ボルト孔(81)の周縁部
【0047】以上の各箇所に炭素繊維(31e) が混入さ
れ、その他の部分にはガラス繊維(31d) が混入されてい
る。つまり、このケーシング本体(31)は、全体が樹脂で
形成されていながらも、全体に亘って高い剛性が得られ
るようになっており、特に、各機器の支持部などのよう
に、より高い剛性が要求される部分では炭素繊維(31e)
によって剛性の向上が図られている。これら各繊維(31
d,31e) の混入量は、各部で要求される強度の応じて適
宜設定される。つまり、特に、冷凍機(40)の各機器を支
持する部分での炭素繊維(31e) の混入量はその他の部分
に比べて多く設定されることになる。
【0048】次に、上述したケーシング本体(31)の製作
作業について説明する。図12は、ケーシング本体(31)
の製作作業を説明するための成形型(85)に各材料(31c,3
1d,31e) が載置された状態を示す模式図である。
【0049】本ケーシング本体(31)の製作に際し、先
ず、発泡樹脂(31c) 及び各繊維(31d,31e) を所定形状に
形成しておく。つまり、発泡樹脂(31c) を、上記上側部
(60)、下側部(70)及び外周部(80)の形状に近似した薄板
状に形成しておく。また、各繊維(31d,31e) としては、
ケーシング本体(31)の前面側の形状に略合致した前面側
繊維材料(86)と、背面側の形状に略合致した背面側繊維
材料(87)とを個別に作製しておく。これら繊維材料(86,
87) は、上述した高い剛性が要求される部分が炭素繊維
(31e) により、それ以外の部分がガラス繊維(31d) によ
り夫々形成されている。つまり、図12には示していな
いが、炭素繊維(31e) を、冷凍機(40)の各機器を支持す
る部分である突出部分やその他高い剛性が要求される部
分の形状にに合致するように成形しておく。
【0050】このようにして発泡樹脂(31c) 、前面側繊
維材料(86)及び背面側繊維材料(87)が所定形状に形成さ
れた状態で、成形型(85)には、下側から順に前面側繊維
材料(86)、発泡樹脂(31c) 、背面側繊維材料(87)が積層
される。その後、型閉めした状態で、型内を真空引きし
ながら溶融したエポキシ樹脂を流し込み、冷却する。こ
れにより、前面側繊維材料(86)と背面側繊維材料(87)と
は樹脂を介して一体化される。つまり、前面側繊維材料
(86)とエポキシ樹脂とにより構成される前面側繊維強化
樹脂としての外壁部(31a) と、背面側繊維材料(87)とエ
ポキシ樹脂とにより構成される背面側繊維強化樹脂とし
ての内壁部(31b) とが一体化され、その内部に発泡樹脂
(31c) が内装された状態となる(図5参照)。その後、
型開きして、このケーシング本体(31)が得られる。
【0051】このようにして製作されたケーシング本体
(31)をコンテナ本体(20)に取付ける際には、先ず、ケー
シング本体(31)を立設状態にしてフォークリフトのフォ
ークをフォークポケット部(63)に挿通して持ち上げ、コ
ンテナ本体(20)の開口を覆う位置に移送する。外周部の
ボルト孔(81,81, …) とコンテナ本体(20)のボルト孔と
を位置合わせし、各部にボルトを締結することにより、
ケーシング本体(31)がコンテナ本体(20)に一体的に取付
けられ箱体(11)が完成する。また、コンテナ本体(20)に
対する冷凍機(40)の設置作業は、ケーシング本体(31)を
コンテナ本体(20)に取付ける前に行うか、若しくは、取
付けた後に行われることになる。
【0052】次に、このコンテナ装置(10)による貨物輸
送動作の一例について説明する。先ず、コンテナ装置(1
0)に荷物が積み込まれ、輸送が開始されて冷凍機(40)の
運転が開始される。この運転開始時には、圧縮機(41)が
フルロードで運転し、庫内の急速冷却が行われる(プル
ダウン運転)。これにより、庫内温度が制御温度範囲
(以下、インレンジという。)に急速に低下する。
【0053】そして、このプルダウン運転によって庫内
温度が一旦インレンジ内に低下すると、通常の冷却運転
を実行し、庫内温度がインレンジを維持するように冷凍
機(40)の冷媒循環状態を制御することになる。
【0054】一方、このような運転状態において、蒸発
器(43)がフロスト(着霜)するとデフロスト運転を実行
する。また、このデフロスト運転は、例えば、プルダウ
ン運転中は4時間ごとに実行し、庫内温度がインレンジ
内に維持された冷却運転時は、12時間又は24時間ご
とに実行する。更に、庫内温度がインレンジより高温に
なり、且つこのインレンジより高温の状態が30分継続
した際にもデフロスト運転を実行する。
【0055】以上のような運転時において、図5に示す
矢印の如く、下側部(70)を流れる空気の一部は、外気バ
イパス部(71b) により形成されたバイパス空間(X) を通
過することで凝縮器(42)をバイパスする。つまり、凝縮
器(42)によって加温されることなしにコントロールボッ
クス(50)の背面と凹部(74a) との間の空間(Y) に流れ込
む。この空気(具体的には凝縮器(42)を通過した空気よ
りも例えば20deg 低い空気)によりコントロールボッ
クス(50)は冷却され、その後、この空気は、凝縮器(42)
を通過した空気と合流して外部に放出される。尚、コン
トロールボックス(50)の前面側には凝縮器(42)を経た空
気が流れている。
【0056】また、上述したようにコントロールボック
ス(50)の内部には、その背面側にマグネットスイッチ(N
S)等の発熱を伴う部品が収容されている。このため、発
熱を伴う部品と冷却用の比較的低温の空気との間の熱交
換率が高く設定できて効率的に熱交換が行われ、コント
ロールボックス(50)全体としての冷却性能を高く得るこ
とができる。
【0057】以上説明したように、本形態のコンテナ装
置(10)にあっては、収納空間(33)の一部に、凝縮器(42)
をバイパスさせる通路を設け、この通路を流れた空気に
よりコントロールボックス(50)を冷却するようにした。
このため、比較的簡単な構成でもってコントロールボッ
クス(50)を確実に冷却することができ、その誤動作を回
避できる。
【0058】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本形態は、ケーシング本体(31)
を構成する材料の変形例であって、ケーシング本体(31)
自体の形状等は上述した第1実施形態のものと同様であ
る。従って、ここでは、主にケーシング本体(31)を構成
する材料について説明する。
【0059】本形態のケーシング本体(31)は、上述した
第1実施形態で述べた各種材料に加えて鉄製の枠体(10
0) が内装されている。以下、この枠体(100) について
説明する。
【0060】図13は、枠体(100) を背面側から見た図
である。このように、枠体(100) は、断面L型の4本の
板材(101〜104)が、ケーシング本体(31)の外周部(80)に
合致した形状になるように互いに接合されて成る外枠体
(105) を備えている。このL型板材(101〜104)には外周
部(80)のボルト孔(81,81, …) に対応して同様のボルト
孔(106,106, …) が形成されている。
【0061】外枠体(105) の上下方向の中央位置よりも
僅かに上側には、水平方向に延びる補強板(107) が設け
られている。この補強板(107) は、断面コ字状の板材で
成り、両端部が外枠体(105) の左右の縦板(102,104) に
接合されている。この補強板(107) の位置は、上記フォ
ークポケット部(63,63) の形成位置に対応しており、こ
のフォークポケット部(63,63) の凹陥部形状に略合致し
た一対の開口(107a,107a) が形成されている。
【0062】各板材(101〜107)同士の接合部分には、補
助板(108,108, …) が架設されており、この枠体(100)
全体としての剛性を確保している。
【0063】このような構成とされた枠体(100) は、ケ
ーシング本体(31)の製作時には、成形型(85)の内部にお
いて、例えば発泡樹脂(31c) と前面側繊維材料(86)との
間に配置される。この状態で、上述した第1実施形態の
場合と同様の動作によりケーシング本体(31)が製作され
ることになる。
【0064】図14は、本形態における図3相当図であ
り、樹脂内部に収容された枠体(100) を破線で示してい
る。
【0065】この構成によれば、枠体(100) によっても
ケーシング本体(31)の剛性が向上でき、繊維材料(31d,3
1e) による補強と相俟ってケーシング本体(31)のラッキ
ング強度及び端壁強度を大幅に向上することができる。
【0066】また、この枠体(100) を構成する各板材(1
01〜108)の複数箇所に例えば長孔形状の貫通孔を形成し
ておけば、ケーシング本体(31)の製作時に、この貫通孔
に樹脂材料が流れ込むことで、枠体(100) と樹脂材料と
の密着性を良好に得ることができる。
【0067】尚、上述した各実施形態では、ケーシング
本体(31)をエポキシ樹脂により構成したが、ABS等そ
の他の樹脂材料を使用してもよい。また、補強用の繊維
材料としてはガラス繊維(31d) と炭素繊維(31e) とを使
用したが、一方のみを使用したり、金属繊維等その他の
繊維材料を使用してもよい。
【0068】また、第2実施形態のように金属部材を混
入する場合には、上述したような枠体(100) に限らず、
単に金属板を必要箇所(高い剛性が要求される箇所)に
混入させるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載
の発明は、ケーシング本体(31)の収容空間(33)に、送風
機(42-F)、凝縮器(42)、凝縮器(42)を収容したコンテナ
用冷凍装置に対し、収容空間(33)に導入した空気の一部
を、凝縮器(42)をバイパスしてコントロールボックス(5
0)に向って案内する案内手段(71b,74a) を設けた。これ
により、凝縮器(42)によって加温されていない空気によ
りコントロールボックス(50)を冷却できる。このためコ
ントロールボックス(50)を冷却性向上のために大型にす
る必要がない。従って、該コントロールボックス(50)の
冷却効率の向上及び小型化を図ることができる。
【0070】請求項2記載の発明は、凝縮器(42)が当接
している収容空間(33)の縦壁面の一部を凹陥させて空気
のバイパス通路(X) を形成した。これにより、案内手段
(71b,74a) の構成が具体化でき、コントロールボックス
(50)の冷却効率の向上が図れる構成を容易に実現でき
る。
【0071】請求項3記載の発明は、収容空間(33)の縦
壁面に凹部(74a) を形成することによりコントロールボ
ックス(50)と収容空間(33)の縦壁面との間に空気流通用
の空間(Y) を形成する。また、コントロールボックス(5
0)内部における上記凹部(74a) に対向する側に発熱部品
(MS)を収容した。これにより、特に発熱量の多い側に低
温の空気を流すことで、この両者間の熱伝達率を高く設
定でき、空気のバイパス量を必要最小限に抑えながらコ
ントロールボックス(50)内部全体としての温度上昇を抑
制することができる。つまり、凝縮器(42)を通過する空
気の量をできるだけ多く確保することで冷凍機の能力を
十分に発揮しながらコントロールボックス(50)の冷却が
可能になる。
【0072】請求項4記載の発明は、ケーシング本体(3
1)を樹脂材料により形成した。これにより、ケーシング
本体(31)の形状の自由度が増大し、上述した請求項2ま
たは3記載の発明のようなケーシング本体(31)の形状を
比較的容易に実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍コンテナ装置の斜視図である。
【図2】冷凍機の収容部分を示す断面図である。
【図3】ケーシング本体の正面図である。
【図4】ケーシング本体の背面図である。
【図5】凝縮器周辺での空気流れを説明するための断面
図である。
【図6】図3におけるA−A線に沿った断面図である。
【図7】図3におけるB−B線に沿った断面図である。
【図8】図3におけるC−C線に沿った断面図である。
【図9】図3におけるD−D線に沿った断面図である。
【図10】図3におけるE−E線に沿った断面図であ
る。
【図11】図3におけるF−F線に沿った断面図であ
る。
【図12】ケーシング本体の製作動作を説明するための
図である。
【図13】第2実施形態における枠体の背面図である。
【図14】第2実施形態における図3相当図である。
【符号の説明】 (31) ケーシング本体 (33) 収納空間 (40) 冷凍機 (42) 凝縮器 (42-F) 凝縮器ファン(送風機) (50) コントロールボックス (71b) 外気バイパス部 (74a) 凹部 (MS) マグネットスイッチ(発熱部品) (X,Y) 空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング本体(31)と、該ケーシング本
    体(31)に支持された冷凍機(40)とを備えたコンテナ用冷
    凍装置において、 上記ケーシング本体(31)の外壁部には収容空間(33)が形
    成されており、この収容空間(33)には、該収容空間(33)
    に空気を導入して一方向に流すための送風機(42-F)と、
    収容空間(33)内を流れる空気と熱交換を行って冷媒を凝
    縮する凝縮器(42)と、該凝縮器(42)よりも空気流通方向
    下流側に配置されたコントロールボックス(50)とが収容
    されており、 上記収容空間(33)には、該収容空間(33)に導入した空気
    の一部を、凝縮器(42)をバイパスしてコントロールボッ
    クス(50)に向って案内する案内手段(71b,74a)が設けら
    れていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテナ用冷凍装置にお
    いて、 収容空間(33)は、ケーシング本体(31)の外壁面が凹陥さ
    れて形成されている一方、凝縮器(42)は、収容空間(33)
    の縦壁面に当接した状態で配置されており、 案内手段(71b,74a) は、凝縮器(42)が当接している上記
    縦壁面の一部が凹陥されて凝縮器(42)との間に空気のバ
    イパス通路(X) を形成する凹陥部(71b) を備えているこ
    とを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンテナ用冷凍装置にお
    いて、 コントロールボックス(50)は、凹陥部(71b) の空気流通
    下流側に配置されている一方、 案内手段(71b,74a) は、コントロールボックス(50)と収
    容空間(33)の縦壁面との間に空気流通用の空間(Y) を形
    成する凹部(74a) を備えており、 コントロールボックス(50)内部における上記凹部(74a)
    に対向する側には、発熱部品(MS)が収容されていること
    を特徴とするコンテナ用冷凍装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のコンテナ用冷凍
    装置において、 ケーシング本体(31)は、樹脂材料により形成されている
    ことを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007037125A1 (ja) * 2005-09-29 2007-04-05 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置のケーシング構造およびそのケーシングのシーリング方法
JP2007255762A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Daikin Ind Ltd コンテナ用冷凍装置

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