JPH10169817A - 消火栓付き空気弁 - Google Patents

消火栓付き空気弁

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JPH10169817A
JPH10169817A JP32741396A JP32741396A JPH10169817A JP H10169817 A JPH10169817 A JP H10169817A JP 32741396 A JP32741396 A JP 32741396A JP 32741396 A JP32741396 A JP 32741396A JP H10169817 A JPH10169817 A JP H10169817A
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JP
Japan
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valve
communication port
air hole
fire hydrant
hydrant
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JP32741396A
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Kazumi Tajiri
和美 田尻
Masaaki Kitamura
雅明 北村
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス時に配管との連通口を確実に閉
鎖できる小型の消火栓付き空気弁を提供する。 【解決手段】 弁箱22の側部に接続して消火栓26を
設け、弁箱22の内部に、配管との連通口23より上方
に設けた弁棒32,33の軸心回りに回転する回転弁体
31を配設する。回転弁体31は、案内筒体27の周囲
において連通口23を開放する位置と閉塞する位置とに
わたり移動するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば上下水道に設
けられる消火栓付き空気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気弁の一例として、実開昭5
2−93296号公報に記載のものがある。これは、図
3に示すように、空気弁1の弁箱2にボール弁体3付き
消火栓4が接続され、弁箱2の下部に形成した連通口5
が補修弁6を介して上下水道などの管路(図示せず)に
連通されたものであって、前記空気弁1は、弁箱2に取
り付けた案内筒体7の内部に、弁箱2の上部に形成した
大空気孔8を開閉する遊動弁体9と、この遊動弁体9の
中央部に形成した小径空気孔10を開閉するフロート弁
体11とを昇降可能に設けている。なお、12は大空気
孔8を被うカバー、13は消火栓4のホース接続口4a
に被せたキャップである。
【0003】上記構成において、補修弁6を開放して上
下水道などの管路から連通口5を通って弁箱2内に圧力
水を流入させると、図2に仮想線で示すように、遊動弁
体9により大空気孔8が閉鎖されると共に、フロート弁
体11により小空気孔10が閉鎖される。この閉鎖状態
で、弁箱2内に空気が溜まって弁箱2内の水位が下が
り、フロート弁体11を押し上げる力よりもフロート弁
体11の重量の方が大きくなると、フロート弁体11が
下降して小空気孔弁座10aから離れ、これにより小空
気孔10を通じて弁箱2内が外気と連通して、弁箱2内
に溜まった空気が自動的に排出される。
【0004】消火栓4を使用する場合には、キャップ1
3を外し、ホース接続口4aに消火用ホースを接続した
後、ボール弁体3を90°回転させて開放する。空気弁
1をメンテナンスする場合には、補修弁6を閉鎖して、
弁箱2内に圧力水が流入しないようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、空気弁
1のメンテナンスのために補修弁6を付設する必要があ
り、大型化し、製作費が高くつく。
【0006】また、他の例として実開昭61−1847
70号公報に記載のものがある。これは、弁箱内に、弁
箱に形成した上下水道などの管路に連通する連通口を開
閉するための回転弁体を回転可能に設けたものであっ
て、空気弁をメンテナンスする場合には、前記回転弁体
により連通口を閉鎖するようになっているが、上下水道
などの管路では通常高い水圧がかかっているので、操作
途中において圧力水が噴き出す恐れがある。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、メン
テナンス時に連通口を確実に閉鎖できる小型の消火栓付
き空気弁を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の消火栓付き空気弁は、管路
に連通する連通口を底部に形成し、大空気孔を上部に形
成した弁箱の内部に、前記大空気孔と同心状に案内筒体
を配設し、案内筒体の内部に、大空気孔を開閉する弁体
を昇降自在に配置した空気弁において、前記弁箱の側部
に接続して消火栓を設け、弁箱の内部に前記連通口より
上方に設けた弁棒の軸心回りに回転する回転弁体を配設
し、この回転弁体は、案内筒体の周囲において連通口を
開放する位置と閉塞する位置とにわたり移動するように
構成したものである。
【0009】請求項2記載の消火栓付き空気弁は、回転
弁体を、弁箱と案内筒体との間隙を通過可能な半球殻状
に形成し、弁箱を貫通して案内筒体の外側に設けた1対
の弁棒に固定したものである。
【0010】上記した請求項1記載の構成において、通
常時は、消火栓を閉鎖し、回転弁体は連通口を開放した
状態として、管路から連通口を通じて弁箱内に圧力水を
流入させ、弁箱内水位に応じて昇降する弁体によって、
弁箱内の空気を自動的に排出させる。
【0011】消火栓を使用する場合は、連通口を開放し
た状態で、消火栓を開放することにより、連通口を通じ
て弁箱内に流入する圧力水を消火栓側の配管に流入さ
せ、消火栓より吐出させる。
【0012】空気弁をメンテナンスする場合は、消火栓
を閉鎖し、回転弁体を閉動させて連通口を閉鎖した状態
として、弁箱内に圧力水が流入しないようにする。この
ような、案内筒体の周囲において連通口を開放する位置
と閉塞する位置とにわたり移動する回転弁体を設けた構
成によれば、メンテナンス時の圧力水の噴き出しを確実
に阻止でき、また補修弁を含めた空気弁の小型化を図れ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1および図2において、空気弁2
1は、弁箱22の底部に上下水道などの管路(図示せ
ず)に連通する連通口23が形成され、上部に大空気孔
24が形成されており、側部に継ぎ足し管25を介して
消火栓26が設けられている。
【0014】弁箱22の内部には、大空気孔24と同心
状に案内筒体27が配設され、案内筒体27の内部に、
大空気孔24を開閉する遊動弁体28と、この遊動弁体
28の中央部に形成した小径空気孔29を開閉するフロ
ート弁体30とが昇降自在に配置されるとともに、連通
口23を開閉する回転弁体31が配設されている。24
aは大空気孔24を被うカバーである。
【0015】回転弁体31は、弁箱22と案内筒体27
との間隙内を通過可能な半球殻状に形成され、弁箱22
を貫通して案内筒体27の外側に設けた1対の弁棒3
2,33に固定されて、弁棒32,33の軸心回りに回
転可能に設けられている。この回転弁体31を開閉動す
る操作部34は、ギヤケース35を介して弁棒32に接
続している。
【0016】消火栓26は、弁箱36の内部にボール弁
体37を設け、上部にホース接続口38を形成して構成
されており、ホース接続口38にはキャップ39が設け
られている。
【0017】上記構成において、通常時は、ボール弁体
37によって消火栓26を閉鎖した状態で、操作部34
により弁棒32,33を介して回転弁体31を回転させ
て連通口23を開放し、上下水道などの管路から連通口
23を通じて弁箱22内に圧力水を流入させる。これに
より、遊動弁体28によって大空気孔24が閉鎖される
と共に、フロート弁体30によって小空気孔29が閉鎖
され、この閉鎖状態で弁箱22内に空気が溜まって弁箱
22内の水位が下がり、フロート弁体30を押し上げる
力よりもフロート弁体30の重量の方が大きくなると、
フロート弁体30が下降して小空気孔弁座29aから離
れ、小空気孔29を通じて弁箱22内が外気と連通し
て、弁箱22内に溜まった空気が自動的に排出される。
【0018】消火栓26を使用する場合は、連通口23
を開放した状態で、キャップ39を外し、ホース接続口
38に消火用ホース(図示せず)を接続した後に、ボー
ル弁体37を回転させて消火栓26を開放し、これによ
り、連通口23を通じて弁箱22内に流入する圧力水を
継ぎ足し管25、消火栓26へと流入させ、ホース接続
口38より吐出させる。
【0019】空気弁21をメンテナンスする場合は、ボ
ール弁体37によって消火栓26を閉鎖した状態で、操
作部34により弁棒32,33を介して回転弁体31を
回転させて連通口23を閉鎖し、弁箱22内に圧力水が
流入しないようにする。
【0020】このような、弁箱22に接続して消火栓2
6を設けるとともに、弁箱22と案内筒体27との間隙
に入り込んで連通口23を開閉する回転弁体31を設け
た構成によれば、装置の小型化が可能となり、また回転
弁体31によってメンテナンス時の圧力水の噴き出しを
確実に阻止できる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、空気弁に接続して消火
栓を設け、補修弁の機能を持たせた回転弁体を空気弁に
内設することにより、装置の小型化を図れるとともに、
回転弁体によって圧力水の噴き出しを確実に阻止するこ
とができ、点検などのメンテナンスを安全に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における消火栓付き空気弁
の縦断面図である。
【図2】図1の消火栓付き空気弁を別の方向から示した
縦断面図である。
【図3】従来の消火栓付き空気弁の縦断面図である。
【符号の説明】
21 空気弁 22 弁箱 23 連通口 24 大空気孔 26 消火栓 27 案内筒体 28 遊動弁体 30 フロート弁体 31 回転弁体 32,33 弁棒 34 操作部 37 ボール弁体 21 空気弁 22 弁箱 23 連通口 24 大空気孔 26 消火栓 27 案内筒体 28 遊動弁体 30 フロート弁体 31 回転弁体 32,33 弁棒 37 ボール弁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路に連通する連通口を底部に形成し、
    大空気孔を上部に形成した弁箱の内部に、前記大空気孔
    と同心状に案内筒体を配設し、案内筒体の内部に、大空
    気孔を開閉する弁体を昇降自在に配置した空気弁におい
    て、前記弁箱の側部に接続して消火栓を設け、弁箱の内
    部に前記連通口より上方に設けた弁棒の軸心回りに回転
    する回転弁体を配設し、この回転弁体は、案内筒体の周
    囲において連通口を開放する位置と閉塞する位置とにわ
    たり移動するように構成したことを特徴とする消火栓付
    き空気弁。
  2. 【請求項2】 回転弁体は、弁箱と案内筒体との間隙を
    通過可能な半球殻状に形成し、弁箱を貫通して案内筒体
    の外側に設けた1対の弁棒に固定したことを特徴とする
    請求項1記載の消火栓付き空気弁。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102808810A (zh) * 2011-06-04 2012-12-05 李更 箱式换向阀
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CN109357058A (zh) * 2018-12-12 2019-02-19 株洲南方阀门股份有限公司 监控型集成式空气阀
CN109404581A (zh) * 2018-11-13 2019-03-01 株洲南方阀门股份有限公司 集成式多功能空气阀

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